JPH0514102Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514102Y2 JPH0514102Y2 JP1987080084U JP8008487U JPH0514102Y2 JP H0514102 Y2 JPH0514102 Y2 JP H0514102Y2 JP 1987080084 U JP1987080084 U JP 1987080084U JP 8008487 U JP8008487 U JP 8008487U JP H0514102 Y2 JPH0514102 Y2 JP H0514102Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- motor
- capacitor
- louver
- wiring box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 22
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、パイプに挿着して使用されるパイプ
用フアンに関するものである。
用フアンに関するものである。
従来の技術
近年、パイプ用フアンの消費電力の低減を目的
として羽根駆動用の電動機を隈取形からコンデン
サ誘導形に変えたものが普及してきた。
として羽根駆動用の電動機を隈取形からコンデン
サ誘導形に変えたものが普及してきた。
パイプ用フアンは壁に埋め込まれたパイプの内
側に挿着して使用されるが、従来のコンデンサ誘
導形の電動機を使用したパイプ用フアンでは進相
コンデンサを電動機の反羽根側端面に取付けてお
り、その構成を以下、第3図にもとづき説明す
る。
側に挿着して使用されるが、従来のコンデンサ誘
導形の電動機を使用したパイプ用フアンでは進相
コンデンサを電動機の反羽根側端面に取付けてお
り、その構成を以下、第3図にもとづき説明す
る。
図において21は内部にコンデンサ誘導形の電
動機22とこの電動機22により駆動される羽根
23とを有する筒部であり、その外周部には壁2
4に埋込まれたパイプ25の内周面を押圧する複
数個のバネ26を有している。電動機22の羽根
23と反対側の端面には電動機22の運転用の進
相コンデンサ27、および電源コード28と電動
機22のリード線29とを結ぶ接続子30がカバ
ー31に覆われて取付けられている。筒部21の
羽根23側開口32には前記パイプ25の外径よ
り大きく、室内33に開口したフランジ部34が
形成され、前記開口32にはこれを覆うオリフイ
ス35が、またフランジ部34の室内33側には
ルーバ36が取付けられている。
動機22とこの電動機22により駆動される羽根
23とを有する筒部であり、その外周部には壁2
4に埋込まれたパイプ25の内周面を押圧する複
数個のバネ26を有している。電動機22の羽根
23と反対側の端面には電動機22の運転用の進
相コンデンサ27、および電源コード28と電動
機22のリード線29とを結ぶ接続子30がカバ
ー31に覆われて取付けられている。筒部21の
羽根23側開口32には前記パイプ25の外径よ
り大きく、室内33に開口したフランジ部34が
形成され、前記開口32にはこれを覆うオリフイ
ス35が、またフランジ部34の室内33側には
ルーバ36が取付けられている。
筒部21はパイプ25に挿入されバネ26によ
りその内周面に固定される。そして室内33の空
気は電動機22により駆動された羽根23に吸引
され、ルーバ36およびオリフイス35を経て室
外37に排気される。
りその内周面に固定される。そして室内33の空
気は電動機22により駆動された羽根23に吸引
され、ルーバ36およびオリフイス35を経て室
外37に排気される。
考案が解決しようとする問題点
このような従来の構成では、電動機22の運転
用の進相コンデンサ27および接続子30を電動
機22の反羽根23側端面に取付けているため、
製品のパイプ25の長手方向の寸法が長くなり、
昨今の住宅にみられる壁厚の薄形化傾向に対応で
きにくいという問題点があり、また、進相コンデ
ンサ27等を覆うカバー31が必要となり、製品
の部品点数が増えるという問題点があつた。
用の進相コンデンサ27および接続子30を電動
機22の反羽根23側端面に取付けているため、
製品のパイプ25の長手方向の寸法が長くなり、
昨今の住宅にみられる壁厚の薄形化傾向に対応で
きにくいという問題点があり、また、進相コンデ
ンサ27等を覆うカバー31が必要となり、製品
の部品点数が増えるという問題点があつた。
本考案はこれらの問題点を解決するもので、パ
イプ25への埋込寸法が短かく、部品点数の少な
いパイプ用フアンを提供することを目的とするも
のである。
イプ25への埋込寸法が短かく、部品点数の少な
いパイプ用フアンを提供することを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するため本考案は、パイプに
挿着され、コンデンサ誘導形の電動機とこの電動
機により駆動される羽根を内部に有する筒部の外
周部に、前記パイプ内周面を押圧する複数個のバ
ネを設け、前記筒部の羽根側開口には前記パイプ
の外径より大きく、室内側に開口した凹部を有
し、この凹部に前記電動機の進相コンデンサおよ
び電源接続用端子とを納める配線ボツクス部を備
えたフランジ部を有し、前記配線ボツクス部と前
記羽根双方をおおうオリフイス板と、前記フラン
ジ部全体を室内側から覆うルーバとを備えたパイ
プ用フアンを構成したものである。
挿着され、コンデンサ誘導形の電動機とこの電動
機により駆動される羽根を内部に有する筒部の外
周部に、前記パイプ内周面を押圧する複数個のバ
ネを設け、前記筒部の羽根側開口には前記パイプ
の外径より大きく、室内側に開口した凹部を有
し、この凹部に前記電動機の進相コンデンサおよ
び電源接続用端子とを納める配線ボツクス部を備
えたフランジ部を有し、前記配線ボツクス部と前
記羽根双方をおおうオリフイス板と、前記フラン
ジ部全体を室内側から覆うルーバとを備えたパイ
プ用フアンを構成したものである。
作 用
この構成により、電動機の進相コンデンサおよ
び電源接続用端子は、筒部の室内側に開口したフ
ランジの凹部に納められ、オリフイス板によりふ
たをされるために、パイプ用フアンのパイプへの
埋込寸法は短かくなり、また進相コンデンサ等を
収納するために個別にカバーを設ける必要がなく
なる。
び電源接続用端子は、筒部の室内側に開口したフ
ランジの凹部に納められ、オリフイス板によりふ
たをされるために、パイプ用フアンのパイプへの
埋込寸法は短かくなり、また進相コンデンサ等を
収納するために個別にカバーを設ける必要がなく
なる。
実施例
以下、本考案の一実施例を第1図〜第2図にも
とづき説明する。図において、1は内部にコンデ
ンサ誘導形の電動機2とこの電動機2により駆動
される羽根3とを有する筒部であり、その外周に
は壁4に埋込まれたパイプ5の内周面を押圧する
複数個のバネ6を有している。筒部1の羽根3側
開口7には前記パイプ5の外径より大きく、室内
17側に開口した凹部8に前記電動機2の進相コ
ンデンサ9および電源コード10と前記電動機2
のリード線11とを結ぶ電源接続用端子12とを
納める配線ボツクス部13とを備えたフランジ部
14が形成され、前記羽根3側開口7と前記配線
ボツクス部13とをともに覆うオリフイス板15
と、前記フランジ部14全体を覆うルーバ16が
室内17側に備えてある。
とづき説明する。図において、1は内部にコンデ
ンサ誘導形の電動機2とこの電動機2により駆動
される羽根3とを有する筒部であり、その外周に
は壁4に埋込まれたパイプ5の内周面を押圧する
複数個のバネ6を有している。筒部1の羽根3側
開口7には前記パイプ5の外径より大きく、室内
17側に開口した凹部8に前記電動機2の進相コ
ンデンサ9および電源コード10と前記電動機2
のリード線11とを結ぶ電源接続用端子12とを
納める配線ボツクス部13とを備えたフランジ部
14が形成され、前記羽根3側開口7と前記配線
ボツクス部13とをともに覆うオリフイス板15
と、前記フランジ部14全体を覆うルーバ16が
室内17側に備えてある。
上記構成において、電源コード10と電動機2
のリード線11とを結ぶ電源接続用端子12と進
相用コンデンサ9は、前記フランジ部14の配線
ボツクス部13に納められたのち、前記オリフイ
ス板15によりふたをされ、隔離固定される。さ
らに前記フランジ部14全体をルーバ16が覆う
形で取付けられたのち、筒部1は壁4に埋込まれ
たパイプ5に挿入されバネ6によりパイプ5の内
周面に固定される。そして室内17側の空気は電
動機2により駆動された羽根3により吸引され、
ルーバ16およびオリフイス板15とを経て室外
18側にこのとき排気中の塵埃等がルーバ16に
付着し、ある期間運転してこのルーバ16の汚れ
がひどくなると、ルーバ16をはずして清掃する
必要がでてくるが、ルーバ16をはずしても、コ
ンデンサ9および電源接続用端子12は、オリフ
イス板によつてふたをされ露出していないので、
安全にルーバ16の清掃をすることができる。
のリード線11とを結ぶ電源接続用端子12と進
相用コンデンサ9は、前記フランジ部14の配線
ボツクス部13に納められたのち、前記オリフイ
ス板15によりふたをされ、隔離固定される。さ
らに前記フランジ部14全体をルーバ16が覆う
形で取付けられたのち、筒部1は壁4に埋込まれ
たパイプ5に挿入されバネ6によりパイプ5の内
周面に固定される。そして室内17側の空気は電
動機2により駆動された羽根3により吸引され、
ルーバ16およびオリフイス板15とを経て室外
18側にこのとき排気中の塵埃等がルーバ16に
付着し、ある期間運転してこのルーバ16の汚れ
がひどくなると、ルーバ16をはずして清掃する
必要がでてくるが、ルーバ16をはずしても、コ
ンデンサ9および電源接続用端子12は、オリフ
イス板によつてふたをされ露出していないので、
安全にルーバ16の清掃をすることができる。
以上のように本実施例によれば、進相コンデン
サ9および電源接続用端子12は筒部1のフラン
ジ部14の内部に納められるために、製品のパイ
プ5への埋込寸法は電動機2と羽根3により決ま
る最小寸法にすることができるとともに、進相コ
ンデンサ9および電源接続用端子12を筒部1の
フランジ部14に形成した凹部の一部に備えた配
線ボツクス部13に収納してオリフイス板15の
一部を伸ばしてふたとすることにより収納用の部
品を他の部品と別個に設ける必要がなくなる。
サ9および電源接続用端子12は筒部1のフラン
ジ部14の内部に納められるために、製品のパイ
プ5への埋込寸法は電動機2と羽根3により決ま
る最小寸法にすることができるとともに、進相コ
ンデンサ9および電源接続用端子12を筒部1の
フランジ部14に形成した凹部の一部に備えた配
線ボツクス部13に収納してオリフイス板15の
一部を伸ばしてふたとすることにより収納用の部
品を他の部品と別個に設ける必要がなくなる。
考案の効果
以上の実施例の説明で明らかなように、本考案
によれば、パイプ用フアンの消費電力低減の目的
でコンデンサ誘導形の電動機を使用する際に、進
相コンデンサおよび電源接続用端子を室内側のフ
ランジ部に設けた配線ボツクス部に収納し、オリ
フイス板の一部でふたをしているので、部品点数
を増やすことなく、製品のパイプへの埋込寸法を
最小限にできるとともに、ルーバの清掃のために
ルーバをはずすことも安全に行うことができると
いう効果が得られる。
によれば、パイプ用フアンの消費電力低減の目的
でコンデンサ誘導形の電動機を使用する際に、進
相コンデンサおよび電源接続用端子を室内側のフ
ランジ部に設けた配線ボツクス部に収納し、オリ
フイス板の一部でふたをしているので、部品点数
を増やすことなく、製品のパイプへの埋込寸法を
最小限にできるとともに、ルーバの清掃のために
ルーバをはずすことも安全に行うことができると
いう効果が得られる。
第1図は本考案の一実施例によるパイプ用フア
ンを示す断面図、第2図は同パイプフアンのルー
バをはずした状態での室内側正面図、第3図は従
来のパイプ用フアンを示す断面図である。 1……筒部、2……電動機、3……羽根、5…
…パイプ、6……バネ、7……羽根側開口、8…
…凹部、9……進相コンデンサ、12……電源接
続用端子、13……配線ボツクス部、14……フ
ランジ部、15……オリフイス板、16……ルー
バ。
ンを示す断面図、第2図は同パイプフアンのルー
バをはずした状態での室内側正面図、第3図は従
来のパイプ用フアンを示す断面図である。 1……筒部、2……電動機、3……羽根、5…
…パイプ、6……バネ、7……羽根側開口、8…
…凹部、9……進相コンデンサ、12……電源接
続用端子、13……配線ボツクス部、14……フ
ランジ部、15……オリフイス板、16……ルー
バ。
Claims (1)
- パイプに挿着され、コンデンサ誘導形の電動機
とこの電動機により駆動される羽根を内部に有す
る筒部の外周部に、前記パイプ内周面を押圧する
複数個のバネを設け、前記筒部の羽根側開口には
前記パイプの外径より大きく、室内側に開口した
凹部を有し、この凹部に前記電動機の進相コンデ
ンサ、および電源接続用端子とを納める配線ボツ
クス部を備えたフランジ部を有し、前記配線ボツ
クス部と前記羽根双方をおおうオリフイス板と、
前記フランジ部全体を室内側から覆うルーバとを
備えたパイプ用フアン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987080084U JPH0514102Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987080084U JPH0514102Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63190833U JPS63190833U (ja) | 1988-12-08 |
JPH0514102Y2 true JPH0514102Y2 (ja) | 1993-04-15 |
Family
ID=30930563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987080084U Expired - Lifetime JPH0514102Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514102Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61149031U (ja) * | 1985-03-05 | 1986-09-13 |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP1987080084U patent/JPH0514102Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63190833U (ja) | 1988-12-08 |
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