JPH027274Y2 - - Google Patents

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JPH027274Y2
JPH027274Y2 JP1983126072U JP12607283U JPH027274Y2 JP H027274 Y2 JPH027274 Y2 JP H027274Y2 JP 1983126072 U JP1983126072 U JP 1983126072U JP 12607283 U JP12607283 U JP 12607283U JP H027274 Y2 JPH027274 Y2 JP H027274Y2
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JP
Japan
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casing
vacuum pump
motor
cocoon
motor casing
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JP1983126072U
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JPS6034591U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、まゆ型真空ポンプに係り、特に空気
漏れ対策を施したキヤブタイヤ型コードのモータ
ケーシング外部からの接続によつて、冷却風のポ
ンプケーシング外面への吹きつけを妨害されるこ
とのないようにするため、前記コードの連結を、
まゆ型真空ポンプケーシングの吸込側に該当する
モータケーシング外側を選んで施したものであ
る。
二軸型のまゆ型真空ポンプは吸込口と吐出口と
において顕著な温度差をもつ。まゆ型真空ポンプ
の一機種について、運転時の各部の温度分布を測
定した結果は次ぎの通りであつて 〇 ケーシング吸込口及び吐出口口径 32mm 〇 使用動力 2.5KW 〇 回転数 毎分 3000回 〇 真空度 450mmHg 〇 大気温度 27℃ 〇 各部の温度 吸込口に連結した吸込管 40℃ 吸込口 60℃ ケーシング 110℃ 吐出口 110℃ 以上の測定の結果、吸込口に連結した吸込管
内、次いで吸込口の温度が低いことが明確になつ
た。
他方、内蔵モータのケーシングには、大型の函
形突出部を一体に形成して空気漏れ対策を施し、
かつ外周にゴム等のグリツプ焼付を施して連結部
分を大径にしたキヤブタイヤ型コードとか該コー
ドを前記函形突出部に対してねじ固定を施すグラ
ンド押え等が、モータケーシングを包囲するフア
ンカバーからポンプケーシングの外周に向つて吹
き出す冷却風を遮る位置になるため、ポンプケー
シングの一部の冷却が妨害される。
然るに従来はかかる妨害に意を介することな
く、ポンプケーシングの冷却風による冷却を最も
必要とする部分に対応するモータケーシングの頂
面にキヤブタイヤの連結を施していた。これは、
専らキヤブタイヤ型コードのモータ端子及びモー
タケーシングへの取付の便利性からではあるが、
しかし冷却効率の低下は免れず、特に運転音響が
外部に漏れるのを防ぐため、密嵌状の部屋に据付
ける場合に不利である。
本考案はポンプケーシングの吸込口側の運転時
の温度が、前記の測定のように低いため、冷却風
の吹付が妨害されても、さして支障を生じないこ
とに着目したものであつて、ポンプケーシングの
冷却を有利にしたキヤブタイヤ型コードの接続機
構をもつ陸上用のまゆ型真空ポンプを提供するこ
とを目的とするものである。
第1〜3図は本考案の実施例を示し、図中1は
まゆ型真空ポンプのポンプケーシングであり、そ
の両側に端板2,2をもつハウジング3,3を取
付ける。4は前記ケーシング1の一方の側腹に開
口する吸込口に取付けた吸込管である。前記ポン
プケーシング1は運転時において吸込側の温度が
最も低いことは、前記の温度分布の測定により数
値的に明確になつたものである。
ポンプケーシング1及び端板2,2により囲ま
れたポンプ室内には、上下方向に一対のまゆ型ロ
ータを装入し、一方のハウジング3の外側には二
本のロータ軸に夫々固着して噛合い連動するタイ
ミングギヤを内部に納めてギヤカバー6を施し、
他方のハウジング3には一方のロータ軸を駆動す
るモータのモータケーシング7を取付け、そのモ
ータケーシング7の外部後側にモータ軸8を突出
してこれに冷却フアン9を取付け、モータケーシ
ング7の外周に冷却フアン9をも覆うカツプ形の
フアンカバー10を取付け片13により取付け
て、そのカバー10内にモータケーシング7の内
側の冷却通路11を構成し、かつ吹出口12をポ
ンプケーシング1の方向に向けて設ける。
本考案は前記の公知構成において、吹出口12
の前側に、ポンプケーシング1の吸込口の側方に
該当させたモータケーシング7の一方の側腹でキ
ヤブタイヤ型コード23を内方に通す函形突出部
21を一体に設ける。その突出部にはグランド押
え取付ねじ29をねじ込む数個のねじ孔22を立
てる。キヤブタイヤ型コード23は、端末部分で
ゴムを剥ぎ、数本の撚線及び撚線被覆を締めつけ
る空気漏れ対策24を施し、さらに小径部26
と、函形突出部21に緊密に嵌入される大径部2
7とからなるゴム、合成樹脂等のグリツプ25の
焼付を施し、該グリツプ25の大径部27を函形
突出部21に極く緊密に嵌入した上で、大径部2
7の外側にリング形のグランド押え28を嵌め、
前記のねじ孔22にねじ込む取付ねじ29によつ
て締付けを施す。
本考案は前記の説明によつて明らかにしたよう
に、ポンプケーシング1において運転時の温度が
最も低い吸込口側の冷却風の吹きつけ妨害となる
位置に選んでキヤブ型タイヤコードを連結してい
るものであり、これによつて冷却フアン9によつ
て吹き付ける冷却風を、温度の高い部分に妨害な
く送ることができる効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は一
部切欠側面図、第2図は平面図、第3図はキヤブ
型タイヤコードの取付部分の詳細を示した切断平
面図である。 1→ポンプケーシング、2→端板、3→ハウジ
ング、4→吸込管、5→吐出管、7→モータケー
シング、8→モータ軸、9→冷却フアン、10→
フアンカバー、11→冷却風通路、12→吹出
口、21→函形突出部、22→ねじ孔、23→キ
ヤブ型タイヤコード、24→空気漏れ対策、25
→グリツプ、28→グランド押え、29→取付ね
じ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロータ軸駆動用モータのモータケーシングをポ
    ンプハウジングに連結し、前記モータケーシング
    の外部後側に冷却フアンを設け、さらにハウジン
    グ側を開放したカツプ形のフアンカバーを取付け
    てなる駆動モータ内蔵まゆ型真空ポンプにおい
    て、前記真空ポンプの吸込側に該当するモータケ
    ーシング外周に、空気漏れ対策を施したキヤブタ
    イヤ型コードを連結したことを特徴とするまゆ型
    真空ポンプ。
JP12607283U 1983-08-12 1983-08-12 まゆ型真空ポンプ Granted JPS6034591U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12607283U JPS6034591U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 まゆ型真空ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12607283U JPS6034591U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 まゆ型真空ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6034591U JPS6034591U (ja) 1985-03-09
JPH027274Y2 true JPH027274Y2 (ja) 1990-02-21

Family

ID=30286799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12607283U Granted JPS6034591U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 まゆ型真空ポンプ

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JP (1) JPS6034591U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5080809U (ja) * 1973-11-21 1975-07-11

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Publication number Publication date
JPS6034591U (ja) 1985-03-09

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