JPH0724791U - 磁気テープカセット用ケース - Google Patents

磁気テープカセット用ケース

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JPH0724791U
JPH0724791U JP060282U JP6028293U JPH0724791U JP H0724791 U JPH0724791 U JP H0724791U JP 060282 U JP060282 U JP 060282U JP 6028293 U JP6028293 U JP 6028293U JP H0724791 U JPH0724791 U JP H0724791U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセット挿入が正逆どちらも可能で、かつ、
テープカセットのハブをより正確に位置決め・固定する
ことができる収納ケースを提供する。 【構成】 ケーシング部62のケーシング側対向壁65
上における回転防止突起67の突設位置は、テープカセ
ット2が正方向の向きで蓋部61に装填された時のハブ
位置に対する正装填時領域と逆方向の向きで蓋部61に
装填された時のハブ位置に対する逆装填時領域との共通
領域に設定し、かつ、前記回転防止突起67には、ハブ
22の内周に突設されたハブ爪23が嵌合する係止溝7
1が設けられた構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気テープカセット用ケースに関し、特に、オーディオ用磁気テー プカセットを保管する際に用いられる磁気テープカセット用ケースの改良に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりオーディオ等に用いられる磁気テープカセット(以下、単に「テープ カセット」と呼ぶ)は、記録再生装置等に装填された際に磁気ヘッド等が挿入さ れる前方開口部を備え、かつ、前記前方開口部を横切るように磁気テープが装架 されているので、前記前方開口部から塵埃がテープカセット内に侵入するのを防 止すると共に、該前方開口部に露呈している磁気テープの保護およびテープカセ ット全体を保護する目的で、通常、プラスチックによる磁気テープカセット用ケ ース(以下、単に「収納ケース」と呼ぶ)に収納した状態で保管される。
【0003】 図8は、従来の収納ケースを示したもので、この収納ケース1は、蓋部11と 、該蓋部11に対して開閉可能に連結されたケーシング部12とから構成されて いる。ここに、前記蓋部11は、テープカセット2の一方の表面に沿う蓋側対向 壁13と、該蓋側対向壁13の一端側に配備されてテープカセット2の前方開口 部21が挿入されるポケット14とを有しており、図示のように、蓋側対向壁1 3に添わせてインデックスカード3と前記テープカセット2とが前記ポケット1 4に抜き挿し可能になっている。
【0004】 そして、前記ケーシング部12は、前記蓋部11に装着された前記テープカセ ット2の他方の表面を覆うためのケーシング側対向壁15と、該ケーシング側対 向壁15を前記蓋部11に対して回動自在に連結する枢着部16と、前記ケーシ ング側対向壁15上に突設された一対の回転防止突起17とを備えた構成とされ ている。
【0005】 ここに、前記枢着部16は、例えば、前記蓋部11のポケット14の両側壁に 形成された軸受穴に嵌合する軸状突起を前記ケーシング部12の対応する内側部 に突設することによって、前記蓋部11および前記ケーシング部12を互いに回 動自在に連結したものである。前記回転防止突起17は、前記枢着部16による 回動によって前記蓋部11に対してケーシング側対向壁15を閉じた状態にした 場合に、前記蓋部11に装着されている前記テープカセット2のハブ22に係合 して、保管時におけるテープのたるみを防止するものである。
【0006】 具体的には、前記回転防止突起17は、例えば両側部が前記ハブ22の内周に 突設された隣り合うハブ爪23の間に突出するように幅寸法が設定された係止片 18と、該係止片18に直交して設けられて両側部が対向するハブ爪23に対峙 する突片19とから構成されている。 前記係止片18および前記突片19は、前記ハブ22に嵌合し易いように、い ずれも上端側が斜めにカットされた形状とされている。 なお、図8において、矢印(イ)は前記蓋部11の開閉方向、矢印(ロ)は前 記インデックスカード3およびテープカセット2の蓋部11への挿入方向を示し ている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、図9に示すように、前記回転防止突起17における前記係止片18 の板厚寸法W1は前記ハブ22の隣接する前記ハブ爪23間の間隔W0と比較して 遥に小さく、この寸法差のために、前記回転防止突起17が前記ハブ22に係合 していても、該ハブ22は、W2=W0−W1の範囲で回動可能であり、この回動 によって前記前方開口部21に露呈するテープにたるみが生じたり、あるいは、 前記突片19の両側が正確にハブ爪23との対向位置からずれることによってハ ブのガタを規制できなくなり、携帯時等にガタ付きによって不都合な衝撃がハブ やテープに作用するという問題があった。
【0008】 また、前記テープカセット2のハブ22の位置はカセット前後方向において後 端側に片寄っている。すなわち、例えば図10に示すように、前記テープカセッ ト2を上下に重ね合わせたときに(片方のカセットを想像線にて示す)ハブ穴が 重なる共通領域4が存在するものの、その位置はカセット前後方向において大き くずれている。 そのため、前記テープカセット2を前記前方開口部21側から前記ポケット1 4に装填することを前提として前記回転防止突起17を設計している前記収納ケ ース1では、過って逆向きに該テープカセット2を挿入した場合にはケースを閉 じることができず、該テープカセット2の向きを正して入れ直さなければならな いという、取り扱い上の不便もあった。
【0009】 そこで、本考案の目的は上記課題を解消することにあり、テープカセットの挿 入が正逆どちらも可能なだけでなく、該テープカセットのハブをより正確に位置 決め・固定することができて、ハブの回動によるテープのたるみやハブのガタ付 きによる不測な衝撃によるトラブルを防止することのできる取り扱い性に優れた 収納ケースを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は、磁気テープカセットの一面に沿う蓋側対向壁と該蓋側対 向壁の一端側にて該磁気テープカセットの一端を収容可能なポケットとを有した 蓋部と、前記蓋側対向壁に対面するケーシング側対向壁に前記磁気テープカセッ トのハブに係合して該ハブを係止する回転防止突起を備えてなり前記蓋部に対し て開閉可能に枢着されたケーシング部とを具備した磁気テープカセット用ケース において、前記回転防止突起はその突設位置が、前記磁気テープカセットを正逆 両方の向きに装填したときにのハブの共通領域に設定されており、かつ、該回転 防止突起はその全体形状が先端側から基部側に向かって漸次拡径する形状である と共に、前記ハブの内周に突設されたハブ爪が嵌合する係止溝を備えたことを特 徴とする磁気テープカセット用ケースにより達成される。 また、前記回転防止突起は前記係止溝の上端側が前記ハブ爪を誘い込む傾斜面 を備えた構成、さらに前記ケーシング部および前記蓋部には前記磁気テープカセ ットの正逆両方向の装填を許容するべく該カセットの厚み増大部を受容する凹部 が形成された薄型構造を加えた構成によっても上記目的を達成することができる ものである。
【0011】
【実施態様】
以下、本考案を図を参照して説明する。図1は、本考案に係る収納ケースの一 実施態様を示したものである。 本実施態様の収納ケース6は、従来と同様に蓋部61と、該蓋部61に対して 開閉可能に連結されたケーシング部62とから構成されている。ここに、前記蓋 部61は、テープカセット2の一方の表面(図示例では、裏側面)に沿う蓋側対 向壁63と、該蓋側対向壁63の一端側に配備されて該テープカセット2の前方 開口部21が挿入可能なポケット64とを有しており、図示のように、蓋側対向 壁63に添わせてインデックスカード7と該テープカセット2とがポケット64 に抜き挿し可能になっている。
【0012】 そして、前記ケーシング部62は、前記蓋部61に装着された前記テープカセ ット2の他方の表面(図示例では、表側面)を覆うためのケーシング側対向壁6 5と、該ケーシング側対向壁65を前記蓋部61に対して回動自在に連結する枢 着部66と、前記ケーシング側対向壁65上に突設された一対の回転防止突起6 7とを備えた構成とされている。前記枢着部66は、例えば、図2に示すように 、前記ケーシング部62の両側壁68に軸状突起69を突設し、この軸状突起6 9を蓋部61のポケット64の両側壁に形成された軸受穴(図示略)に嵌合させ ることによって、前記蓋部61および前記ケーシング部62を互いに回動自在に 連結したものである。
【0013】 前記回転防止突起67は、前記枢着部66による回動によって前記蓋部61に 対して前記ケーシング側対向壁65を閉じた状態にした場合に、前記蓋部61に 装着されている前記テープカセット2のハブ22に係合して、保管時におけるテ ープのたるみを防止するものである。 本実施態様では、前記回転防止突起67の前記ケーシング側対向壁65上での 突設位置は、前記蓋部61に対して前記テープカセット2を正逆いずれも向きに 装填しても前記回転防止突起67が該蓋部61に装填されている前記テープカセ ット2のハブ22に係合するように、該テープカセット2が正方向の向き(例え ば、前方開口部21を蓋部61のポケット64に挿入する向き)で前記蓋部61 に装填された時のハブ位置に対応した正装填時領域と逆方向の向きで前記蓋部に 装填された時のハブ位置に対応した逆装填時領域との共通領域に設定されている 。この共通領域は、図10でハッチングを施した紡錘形(あるいは楕円形)の領 域4を意味している。
【0014】 前記ハブ22は、規定の範囲内で径方向に移動し得るように、前記テープカセ ット2内に保持されている(即ち、テープカセット2に保持されている状態では 、若干のガタを有している)。そのため、図10に示した共通領域4の長径方向 の寸法L1と、短径方向の寸法L2は、前記テープカセット2内での前記ハブ22 の位置ずれ量に応じて変る。
【0015】 図3は、前記テープカセット2内での前記ハブ22の位置ずれ量に応じて変化 する共通領域4を示している。すなわち、図3の(a)は前記ハブ22が前記テ ープカセット2の後端側に最大限に位置ずれした時の共通領域4を示し、図3の (b)は前記ハブ22が位置ずれしていないとき(略中央に位置したとき)の共 通領域4を示し、図3の(c)は前記ハブ22が前記テープカセット2の前端側 に最大限に位置ずれした時の共通領域4を示している。そして、図3における寸 法L3,L4,L5は、いずれも、装填向きを変えた場合に共通領域4内に突出す る前記ハブ爪23の間隔を示している。
【0016】 前記回転防止突起67は、図4に示すように、全体的には先端から基部に向か って漸次拡径する形状であり、横断面形状(突出方向に直交する断面形状)が前 記共通領域4の輪郭のほぼ相似形に設定された突起で、前記ハブ22の内周に突 設された前記ハブ爪23の一つが嵌合する係止溝71と、該係止溝71に嵌合し た該ハブ爪23と隣接するハブ爪23が突出する一対の逃げ溝72とを有した構 成である。また、前記係止溝71には前記ハブ爪23が嵌入するときに、その嵌 入が円滑になるように該ハブ爪23を誘い込む傾斜面73,74が設けられてい る。
【0017】 ここに、前記係止溝71は、図6に示すように、嵌合した前記ハブ爪23のガ タを防止するために、溝幅W3を該ハブ爪23の幅寸法(径寸法)D1よりも僅か に大きく設定したものである。 また、前記逃げ溝72は、前記係止溝71に嵌合している前記ハブ爪23と隣 接するハブ爪23が前記回転防止突起67に干渉することを回避するためのもの である。前記傾斜面73は、図6にも示すように、前記係止溝71の上端縁に設 けられた傾斜面である。また、前記傾斜面74は、図5にも示すように突起基部 に向かって広がる傾斜面に構成されており、前記収納ケース6を閉じるときに前 記ハブ22の内周に当接して、最終的には該ハブ22の内面と殆ど隙間なく接触 してガタ付きを防止するようにする役割を果たすこともできる。
【0018】 前述したように、前記回転防止突起67は横断面形状が図3や図10に示した 共通領域4の輪郭形状に相似した形状に形成されているが、テープカセット2の 正方向の装填と逆方向の装填との双方を許容することから、前記回転防止突起6 7の先端側の横断面形状は図3の(c)に示した最小の共通領域4よりも小さく るように寸法設定がなされ、また、前記回転防止突起67の基部側の横断面形状 は図3の(a)に示した最大の共通領域4に対応するかそれより大きくなるよう に寸法設定がなされている。このような寸法設定によって、前記回転防止突起6 7の外郭は前述したように先端側から基部側に向かって漸次拡径するテーパ状を 呈しており、前記ハブ22との係合時に該ハブ22の位置ずれを図3の(a)に 示した状態に修正して、該ハブ22のガタ付きや回動を極めて確実に防止するこ とができる。
【0019】 また、前記蓋側対向壁63および前記ポケット64並びに前記ケーシング側対 向壁65には、図1に示すように、前記蓋部61に対する前記テープカセット2 の装填向きが正逆いずれの場合も許容するように前記テープカセット2の厚み増 大部25を受容するための凹部81,82,83が設けられている。
【0020】 前記ポケット64に設けた前記凹部82は、図1に示すように、前記テープカ セット2の前方開口部21が該ポケット64に挿入される正方向装填時に厚み増 大部25を受容するものである。また、前記ケーシング側対向壁65に設けた前 記凹部83は、前記テープカセット2の後端側がポケット64に挿入される(即 ち、前方開口部21がケースの開口端側に位置する)逆方向装填時に厚み増大部 25を受容するものである。 ただし、前記蓋側対向壁63に設けられる前記凹部81は、正方向の装填時に 前記厚み増大部25を受容するための正装填時用凹部と逆方向の装填時に前記厚 み増大部を需要するための逆装填時用凹部とを統合した単一の矩形状凹部とされ ている。この凹部81,82は、幅寸法W4,W5が等しく形成されている。
【0021】 また、前記インデックスカード7は、例えばその幅寸法W6が凹部81の幅寸 法W4よりも僅かに小さく設定され、前記蓋側対向壁63に沿う長さ寸法L6も凹 部81の長さ寸法よりも僅かに小さく設定されている。 従って、矩形状凹部である前記凹部81は、前記インデックスカード7を収容 するととともに該インデックスカード7の端縁を凹部の縁の段差85によって係 止するカード収容部も兼ねている。 なお、図1において、矢印(ニ),(ホ)は、それぞれ前記インデックスカー ド7の蓋部61への挿入方向、前記テープカセット2の蓋部61への挿入方向を 示している。
【0022】 以上の実施態様の前記収納ケース6では、前記回転防止突起67の突設位置が 、前記テープカセット2が正方向の向きで前記蓋部61に装填された時のハブ位 置に対応した正装填時領域と逆方向の向きで前記蓋部に装填された時のハブ位置 に対応した逆装填時領域との共通領域4に設定されているため、前記蓋部61に 対して前記テープカセット2を正逆いずれも向きに装填しても前記回転防止突起 67が蓋部61に装填されている該テープカセット2のハブ22に係合する。従 って、前記テープカセット2の挿入が正逆どちらも可能でありハブ係止も確実で あって取り扱い性に優れる。
【0023】 また、前記回転防止突起67を前記ハブ22に係合させた場合、図7に示すよ うに、該ハブ22の内周に突設されたハブ爪23は前記回転防止突起67の係止 溝71に挟み込まれることによってほぼ固定され、また、前記回転防止突起67 の外郭である前記傾斜面74がハブ内周面に当接することによってハブ位置ずれ が一定の状態に修正され、これによって、前記テープカセット2のハブ22をよ り正確に位置決め・固定することができて、該ハブ22の回動によるテープのた るみや該ハブ22のガタ付きによるカセットケースとの衝突を防止することので きる。
【0024】 さらに、上記実施態様のものでは、前記テープカセット2の厚み増大部25が 、前記蓋部61や前記ケーシング部62に形成された前記凹部81,82,83 に受容されるため、収納ケース6全体をスリム化して、保管スペースの削減や携 帯性を向上させたものであって、かつ前記磁気テープカセット2の前方側或は後 方側を前記ポケット64に挿入する構成(収納ケースの枢着部の回転軸線がカセ ット左右方向に沿っている)のものについて説明したが、枢着部の回転軸線がカ セット前後方向に沿ったタイプ(ポケットにカセット左右の端部を挿入するタイ プ)の収納ケースにも適用できるものである。また、本考案においては、上記実 施態様のようにスリム化してない構造の収納ケースにも当然適用できるものであ る。
【0025】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の磁気テープカセット用ケースは、回転防止突起の 突設位置が、前記テープカセットが正方向の向きで前記蓋部に装填された時のハ ブ位置に対応した正装填時領域と逆方向の向きで前記蓋部に装填された時のハブ 位置に対応した逆装填時領域との共通領域に設定されているので、前記蓋部に対 して前記テープカセットを正逆いずれも向きに装填しても前記回転防止突起が蓋 部に装填されているテープカセットのハブに係合する。従って、テープカセット の挿入が正逆どちらも可能で取り扱い性に優れる。 また、前記回転防止突起をハブに係合させた場合、ハブの内周に突設されたハ ブ爪は該回転防止突起の係止溝に挟み込まれることによってほぼ固定され、また 、回転防止突起の外郭である傾斜面がハブの内周面に当接することによってハブ の位置ずれが一定の状態に修正できるように構成されているので、テープカセッ トのハブをより正確に位置決め・固定することができて、ハブの回動によるテー プのたるみやハブのガタ付きを正確にに防止でき、ハブガタ付きによる衝撃の作 用等を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施態様の斜視図である。
【図2】本考案の一実施態様のケーシング部の平面図で
ある。
【図3】テープカセットの装填向きの相違による位置ず
れの程度の説明図である。
【図4】本考案の一実施態様の要部の拡大斜視図であ
る。
【図5】図4におけるA矢視図である。
【図6】図4におけるB矢視図である。
【図7】本考案の一実施態様の作用説明図である。
【図8】従来の収納ケースの斜視図である。
【図9】従来の収納ケースにおける問題点の説明図であ
る。
【図10】テープカセットのハブ位置の説明図である。
【符号の説明】
2 テープカセット 4 共通領域 6 収納ケース 7 インデックスカード 21 前方開口部 22 ハブ 23 ハブ爪 25 厚み増大部 61 蓋部 62 ケーシング部 63 蓋側対向壁 64 ポケット 65 ケーシング側対向壁 66 枢着部 67 回転防止突起 71 係止溝 72 逃げ溝 73,74 傾斜面 81,82,83,111,121,122 凹部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープカセットの一面に沿う蓋側対
    向壁と該蓋側対向壁の一端側にて該磁気テープカセット
    の一端を収容可能なポケットとを有した蓋部と、前記蓋
    側対向壁に対面するケーシング側対向壁に前記磁気テー
    プカセットのハブに係合して該ハブを係止する回転防止
    突起を備えてなり前記蓋部に対して開閉可能に枢着され
    たケーシング部とを具備した磁気テープカセット用ケー
    スにおいて、 前記回転防止突起はその突設位置が、前記磁気テープカ
    セットを正逆両方の向きに装填したときにのハブの共通
    領域に設定されており、かつ、該回転防止突起はその全
    体形状が先端側から基部側に向かって漸次拡径する形状
    であると共に、前記ハブの内周に突設されたハブ爪が嵌
    合する係止溝を備えたことを特徴とする磁気テープカセ
    ット用ケース。
  2. 【請求項2】 前記回転防止突起は前記係止溝の上端側
    が前記ハブ爪を誘い込む傾斜面を備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の磁気テープカセット用ケース。
  3. 【請求項3】 前記ケーシング部および前記蓋部には前
    記磁気テープカセットの正逆両方向の装填を許容するべ
    く該カセットの厚み増大部を受容する凹部が形成された
    薄型構造であることを特徴とする請求項1また2に記載
    の磁気テープカセット用ケース。
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