JPH07247820A - オイルミストの分離回収装置及びその製造方法 - Google Patents

オイルミストの分離回収装置及びその製造方法

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JPH07247820A
JPH07247820A JP6065738A JP6573894A JPH07247820A JP H07247820 A JPH07247820 A JP H07247820A JP 6065738 A JP6065738 A JP 6065738A JP 6573894 A JP6573894 A JP 6573894A JP H07247820 A JPH07247820 A JP H07247820A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オイルミストの分離回収装置の回収効率を高
める。 【構成】 分離回収装置は、両端が風刺された筒状の容
器10を設けている。容器の底面にはガス流入管11が
貫通して設けられ、上面にはガス流出管12が設けられ
ている。容器の内部には、底面から上面の近傍にかけて
螺旋部材20が設けられている。螺旋部材は、中心の金
属製のパイプ21と、パイプに螺旋状に巻き付けられ溶
接された金網製の螺旋部22とを設けている。ガス流入
管から容器内に高速で流入したオイルミストは、その一
部が螺旋部の空隙を通過し、その際、微小な径の油分が
螺旋部に吸着し液化する。また、オイルミストは、螺旋
部により旋回流となってその遠心力により、容器の内壁
に衝突し、内壁に凝縮して液化する。液化した油分は、
螺旋部を伝って下方に落下して回収される。なお、螺旋
部材は、1ピッチの単位螺旋部を形成しこれを連結させ
ることにより容易に製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オイルミストの分離回
収装置に係り、車両用エンジンのブローバイガス中の油
の回収装置、ガスタービン等のギアボックスや減速機等
の内部で発生した油の混じった空気(以下、オイルミス
トと記す)を油と空気とに分離して、油分を回収するオ
イルミストの分離回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のオイルミストの分離回収
装置としては、例えば特開昭57ー28752号公報に
示すように(図7参照)、略円筒形の容器1と、その内
壁に密接して設けられ容器内部に螺旋状通路3を形成す
る螺旋部材2と、容器1の下端面に設けられたガス流入
管4と、容器1の上端面に設けられたガス流出管5とを
備えたものがあった。このオイルミストの分離回収装置
は、ガス流入管4から高速で流入したオイルミストの流
れを螺旋部材2により渦状の旋回流に変え、ガスを容器
1の内壁に衝突させて内壁面にオイルミスト中の微細な
油分を凝縮させ、凝縮により液化したオイルを螺旋部材
2により下方に導き、油抜き部6より外部に抜きだして
回収していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記オイルミ
ストの分離回収装置においては、例えば自動車のエンジ
ンからの高速のブローバイガスが流入したような場合、
特にオイルミスト中の微細な油分は、容器の内壁面に十
分に凝縮して液化することなく、その一部が螺旋部材を
通過してしまうという問題がある。本発明は、上記した
問題を解決しようとするもので、高速のオイルミストの
流れから油分を確実に分離回収するオイルミストの分離
回収装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、略円筒
形の容器と、容器の内壁に密接して設けられ容器内部に
螺旋状通路を形成する螺旋部材と、容器の端面に設けら
れたガス流入管及びガス流出管とを備えたオイルミスト
の分離回収装置において、螺旋部材にオイルミスト吸着
手段を設けたことにある。
【0005】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、略円筒形の容器と、容器の内壁に密接して設け
られ容器内部に螺旋状通路を形成する螺旋部材と、螺旋
部材の中心を貫通し、一端にて容器内に開口し、他端に
て容器の一端面を貫通して外部に開口するガス流入管
(又は流出管)と、一端面を貫通して容器内に開口する
ガス流出管(又はガス流入管)とを備えたオイルミスト
の分離回収装置であって、螺旋部材にオイルミスト吸着
手段を設けたことにある。
【0006】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1又は請求項2に記載のオイルミス
トの分離回収装置において、オイルミスト吸着手段を設
けた螺旋部材として、螺旋部材を網目状板により形成し
たことにある。
【0007】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1又は請求項2に記載のオイルミス
トの分離回収装置において、オイルミスト吸着手段を設
けた螺旋部材として、螺旋部材を多孔質板により形成し
たことにある。
【0008】また、上記請求項5に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1又は請求項2に記載のオイルミス
トの分離回収装置において、オイルミスト吸着手段とし
て、螺旋部材に複数の小孔又は凹部を設けたことにあ
る。
【0009】また、上記請求項6に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1ないし請求項5に記載のオイルミ
ストの分離回収装置において、螺旋部材を、1ピッチの
螺旋状体を連結させることにより形成することにある。
【0010】また、上記請求項7に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項6に記載のオイルミストの分離回収
装置の製造方法において、螺旋状体を、一体成形により
形成することにある。
【0011】
【発明の作用・効果】上記のように構成した請求項1に
係る発明においては、ガス流入管から流入した高速のオ
イルミスト中の油分は、その一部が螺旋部材に備えられ
たオイルミスト吸着手段により螺旋部材に吸着し、吸着
した油分が核となってさらにミスト中の油分の吸着が促
進される。この吸着により成長した油は、螺旋部材を伝
って下方に落下するか、旋回流によって内壁に吹き飛ば
され内壁面に溜り、さらに螺旋部材を伝って下方に落下
することにより回収される。また、オイルミストは、旋
回流として直接容器の内壁に衝突し、油分の一部は凝縮
し液化することにより下方に落下して回収される。すな
わち、螺旋部材によるオイルミストを容器内壁に衝突さ
せることによる油分の凝縮効果と、オイルミスト吸着手
段による螺旋部材への油分の吸着効果とを加味すること
により、高速のオイルミスト中の油分を効率よく回収す
ることが出来る。
【0012】また、上記のように構成した請求項2に係
る発明においては、上記請求項1に記載したと同様の作
用効果が得られると共に、オイルミストが容器の内側端
面に一度衝突することにより流れが変えられ、内側端面
近傍部分における油分吸着効果が高められる。また、ガ
ス流入管とガス流出管とを容器の片側端面に設けること
が出来るので、オイルミストの分離回収装置の取り扱い
が容易になると共に、装置の配置スペースを狭めること
ができる。
【0013】また、上記のように構成した請求項3に係
る発明においては、螺旋部材を網目状としてオイルミス
ト吸着手段としたことにより、高速のオイルミスト流に
含まれる微細な油分も効率よく螺旋部材に吸着させるこ
とができ、その結果油分を十分に回収することができ
る。
【0014】また、上記のように構成した請求項4に係
る発明においては、螺旋部材を発泡性樹脂や多孔質セラ
ミックス、発泡金属、金属メッシュ等の多孔質材料によ
り形成してオイルミスト吸着手段としたことにより、高
速のオイルミスト流に含まれる微細な油分も効率よく螺
旋部材に吸着させることができ、その結果、オイルミス
ト中の油分を十分に回収することができる。
【0015】また、上記のように構成した請求項5に係
る発明においては、螺旋部材に複数の小孔又は凹部を設
けてオイルミスト吸着手段としたことにより、高速のオ
イルミスト流に含まれる微細な油分も小孔又は凹部を介
して効率よく螺旋部材に吸着させることができ、その結
果、オイルミスト中の油分を十分に回収することができ
る。
【0016】また、上記のように構成した請求項6に係
る発明においては、1ピッチの螺旋状体を連結させて螺
旋部材を形成したことにより、複雑な螺旋形状を1ピッ
チずつ形成すればよいので、製造を容易に行うことがで
き、分離回収装置を安価に提供することができる。ま
た、各螺旋状体の網目形状、小孔の径等のオイルミスト
吸着手段の特性や、ピッチの寸法等を自由に変化させる
ことが出来る。その結果、網目形状を下から順に細かく
する等、被処理ガスの性質に合わせて適正な吸着が可能
なように分離回収装置を調整することが出来る。
【0017】また、上記のように構成した請求項7に係
る発明においては、1ピッチの螺旋状体を一体成形によ
り製造するようにしたことにより、量産化が容易にな
り、螺旋部材を非常に安価に提供することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は、第1実施例に係るオイルミストの分離
回収装置を、一部破断面図により概略的に示したもので
ある。オイルミストの分離回収装置は、両端が封止され
た筒状の容器10を設けている。容器10の底面10b
にはガス流入管11が底面10bを貫通しかつ上方に突
出して設けられている。また、容器10の上面10cの
中央部にはガス流出管12が貫通して設けられている。
さらに、容器10の底面10bには、溜められた油を外
部に排出するドレーン部13が設けられている。そし
て、容器10の内部には、螺旋部材20が、外縁が側面
10aの内側に密着した状態で、底面10bから上面1
0cの近傍にかけて設けられている。
【0019】螺旋部材20は、図2に示すように、中心
の金属製のパイプ21と、パイプ21に螺旋状に巻き付
けられかつ溶接された金網材質の螺旋部22とを設けて
いる。螺旋部22は、例えば1ピッチの単位螺旋体を溶
接により接続させることにより形成される。この螺旋部
材20は、パイプ21の下端を容器10の底面10bに
固定させ、螺旋部22の外縁を容器10の側面10aの
内側に密着させて容器内に収容され、内部に螺旋状の通
路23を形成する。
【0020】以上のように構成したオイルミストの分離
回収装置においては、オイルミストがガス流入管から高
速度で容器内に導入されると、その一部は螺旋部22の
空隙を通過し、その際に、微小な径の油分が螺旋部22
に吸着し液化する。この液化が促進されて大きな径の油
になると、螺旋部22から落下するか又はオイルミスト
流に運ばれて容器10の内壁に当たって落下する。一
方、容器10内に流入したオイルミストの一部は、螺旋
部材20に導かれて渦状の旋回流となって通路23を通
過し、その遠心力により容器10の内壁面に衝突し、内
壁面にて凝縮し液化して螺旋部22を伝って下方に流下
する。すなわち、本実施例によれば、オイルミストは、
螺旋部材20による流れの螺旋方向への変換の効果と、
網目状の螺旋部22の吸着効果により、その中に含まれ
る油分がガス成分から確実に分離され回収され、回収効
率を従来より大幅に高めることができた。回収された油
分は、底面10bに設けたドレーン部13を開放するこ
とにより、容器の外部に容易に排出される。
【0021】つぎに、第2実施例について図3〜図5に
より説明する。本実施例においては、図3に示すよう
に、1ピッチの長さのパイプ31に1ピッチ分の網目状
の螺旋部32を接着して単位螺旋部材30aを製造し、
この複数の単位螺旋部材30aを、図4に示すように、
パイプ部分と螺旋部分をそれぞれ接着して接続すること
により螺旋部材30を形成したものである。この単位螺
旋部材30aの製造方法としては、例えば図5に示すよ
うに、金網やパンチングメタル板のような網目状の板P
をドーナツ形に打ち抜き加工し、このドーナツ形板を単
位長さのパイプ61に溶接等により接着させることによ
り形成される。
【0022】第2実施例によれば、単位螺旋部材を製造
した後に、これを重ね合わせて接着すればよいので、一
体で螺旋部材を製造する場合に較べて、単位螺旋部32
の製造が容易であると共に、パイプ31への接着も容易
なので、製造コストを低減させることが出来ると共に、
高品質の螺旋部材を製造することができる。そして、こ
の第2実施例の変形例としては、単位螺旋部材30a
を、ウレタン、塩化ビニール等の樹脂を用いて金型によ
る一体成形により単位螺旋部材30aを製造することが
出来る。発泡性樹脂を用いた場合には、多孔質の螺旋部
材が得られ、通常の樹脂の場合には、金型に凸部を設け
ることにより螺旋部材に多数の凹部又は小孔を設けるこ
とができる。これにより、螺旋部材への油分の吸着が促
進される。さらに、一体成形法の採用により、単位螺旋
部材の製造コストを大幅に低減させることができ、オイ
ルミストの分離回収装置を非常に安価に提供することが
出来る。なお、多孔質体としては、樹脂に限らずセラミ
ック製の多孔質体であってもよい。
【0023】なお、上記第1実施例、第2実施例及び変
形例においては、螺旋部材は中心パイプを設けている
が、これに限らず、中心パイプを有しない螺旋部のみの
ものであってもよい。
【0024】次に、第3実施例について図6により説明
する。本実施例においては、螺旋部材40のパイプ41
の上端側41aを上記実施例に較べて長くしたものであ
る。そして、螺旋部材40を容器10内に配設する際
に、パイプ41の下端41bを容器10の底面10bか
ら一定間隔離すと共に、上端41aを容器10の上面1
0cを貫通して外部に開口させたものである。このパイ
プ41は、容器外部に突出した上端部41aが、オイル
ミスト供給用のガス流入管として用いられる。そして、
容器10の上面10cには、ガス排出管42が設けられ
る。容器10の底面10bには、ドレーン部13が設け
られる。
【0025】以上のように構成した第3実施例において
は、パイプ41の上端41aから流入したオイルミスト
は、パイプ下端41bから吹き出して底面10bに衝突
し、この部分で流れが乱される。このため、底面近傍部
分においては、オイルミスト中の油分の一部が周囲に付
着する。さらに、容器10内を上方に流れるオイルミス
トは、上記第1実施例に示したように、螺旋部材20に
よる流れの螺旋方向への変換の効果と、網目状の螺旋部
22の吸着効果により、その中に含まれる油分がガス成
分から分離され回収される。その結果、本実施例におけ
るオイルミストの分離回収装置は、オイルミストからの
油分の回収効率をさらに高めることが出来る。なお、上
記実施例において、ガス流入管をガス排出管とし、ガス
排出管をガス流入管として用いてもよい。
【0026】なお、上記各実施例及び変形例において
は、オイルミストの分離回収装置は、筒状体内部に1本
の螺旋部材を配設したものについて説明しているが、複
数の螺旋部材を配設したようなものであってもよい。そ
して、本発明に係るオイルミストの分離回収装置は、車
両用エンジンのブローバイガス中の油を回収する装置
や、ガスタービン等のギアボックスや減速機等の内部で
発生したオイルミストから油分を分離回収する装置等に
有効に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るオイルミストの分離
回収装置を概略的に示す一部破断面図である。
【図2】同オイルミストの分離回収装置の螺旋部材を詳
細に示す斜視図である。
【図3】第2実施例に係る単位螺旋部材を概略的に示す
斜視図である。
【図4】第2実施例に係る螺旋部材を概略的に示す斜視
図である。
【図5】第2実施例に係る単位螺旋部材の製造過程を概
略的に示す斜視図である。
【図6】第3実施例に係るオイルミストの分離回収装置
を概略的に示す一部破断面図である。
【図7】従来例に係るオイルミストの分離回収装置を概
略的に示す一部破断面図である。
【符号の説明】
10…容器、11…ガス流入管、12…ガス流出管、2
0…螺旋部材、21…パイプ、22…螺旋部、23…螺
旋状通路、30…螺旋部材、30a…単位螺旋部材、3
1…単位パイプ、32…単位螺旋部。
フロントページの続き (72)発明者 芹沢 稔 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地 東海ゴム工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒形の容器と、同容器の内壁に密接
    して設けられ容器内部に螺旋状通路を形成する螺旋部材
    と、前記容器の端面に設けられたガス流入管及びガス流
    出管とを備えたオイルミストの分離回収装置において、 前記螺旋部材にオイルミスト吸着手段を設けたことを特
    徴とするオイルミストの分離回収装置。
  2. 【請求項2】 略円筒形の容器と、同容器の内壁に密接
    して設けられ容器内部に螺旋状通路を形成する螺旋部材
    と、同螺旋部材の中心を貫通し、一端にて前記容器内に
    開口し、他端にて同容器の一端面を貫通して外部に開口
    するガス流入管(又は流出管)と、前記一端面を貫通し
    て同容器内に開口するガス流出管(又はガス流入管)と
    を備えたオイルミストの分離回収装置であって、前記螺
    旋部材にオイルミスト吸着手段を設けたことを特徴とす
    るオイルミストの分離回収装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は請求項2に記載のオイ
    ルミストの分離回収装置において、 前記オイルミスト吸着手段を設けた螺旋部材として、同
    螺旋部材を網目状板により形成したことを特徴とするオ
    イルミストの分離回収装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1又は請求項2に記載のオイ
    ルミストの分離回収装置において、 前記オイルミスト吸着手段を設けた螺旋部材として、同
    螺旋部材を多孔質板により形成したことを特徴とするオ
    イルミストの分離回収装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1又は請求項2に記載のオイ
    ルミストの分離回収装置において、 前記オイルミスト吸着手段として、前記螺旋部材に複数
    の小孔又は凹部を設けたことを特徴とするオイルミスト
    の分離回収装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1ないし請求項5に記載のオ
    イルミストの分離回収装置において、 前記螺旋部材を、1ピッチの螺旋状体を連結させること
    により形成することを特徴とするオイルミストの分離回
    収装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記請求項6に記載のオイルミストの分
    離回収装置の製造方法において、 前記螺旋状体を、一体成形により形成することを特徴と
    するオイルミストの分離回収装置の製造方法。
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