JP2018179373A - 油脂回収フィルター - Google Patents

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【課題】複数個のリング状フィルター部材を重ねた油脂回収フィルターでは、小型化が困難で、ファンへの負担が大きい。【解決手段】円筒状の排気ダクトD内に収容可能な1個又は複数個のフィルターユニット1を有し、該フィルターユニット1は、排気ダクトDの中心線に対し円周方向に間隔をあけて配置した複数枚の傾斜板2、2a…と、該傾斜板2、2a…の上辺内端部の固定板3と、傾斜板2、2a…の上下辺外端部を固定する上下方リング4、5とを有し、単に傾斜板2、2a…、固定板3及び上下方リング4、5を組み立てるだけの構造として小型化を可能にし、内部に進入した燃焼排ガスの進路は、傾斜板2、2a…による分流、進路の偏向はあっても、大きな蛇行、狭窄もなく、ファンへの負担を軽減可能にする。【選択図】図1(a)

Description

本発明は、厨房、焼肉店などの調理施設で、加熱調理器や無煙ロースターから発生する燃焼排ガスに含まれる油脂成分、煤等(以降、油脂成分等と称する)を分離回収する、排気ダクト内に着脱自在に収納可能にした油脂回収フィルターに関する。
従来、厨房、焼肉店などの調理施設で加熱調理時に発生する燃焼排ガスは、コンロ、七輪の様な加熱調理器の上方に設置した上引き吸煙ダクトや、無煙ロースターから垂下させた排気部に連通する床下に配管した排気ダクトに、排気ファン等の吸引装置を設置して、油脂成分等を含む燃焼排ガスを、排気経路内に設置したフィルター内を通過させて油脂成分等を回収し、浄化された燃焼排ガスを排気ダクトから外部排出する様にしている。
例えば、通気孔を有した外筒体及び内筒体を有した中空円筒状の収納体と、該収納体における外筒体と内筒体との間の収納空間内に収納した、多孔質無機材料から成る多数の吸着材と、収納体の中央開口部を閉塞するキャップとを有した油脂回収装置があり、燃焼排ガスが吸着体を通過する過程において、吸着材の間隙を複雑に屈曲して流通し、大部分の油脂成分等は通過時の乱流で吸着材に付着し、燃焼排ガスは浄化されて浄化空気として排気ダクトから外部放出され、吸着能力が低下した吸着材を新たな吸着材に交換して使用する(例えば、特許文献1参照)。
つまり、交換撤去された吸着材は産業廃棄物として処理せねばならず、而も吸着材の製造時の焼成工程でCO2 の大気放出を避けられず、製造時及び使用後に環境に対し少なからず悪影響を及ぼしてしまうことを否定出来ない。
そこで、再利用可能な金属製フィルターとして、所定の間隔で配される複数の蛇行流強制羽を立て状態でリング枠に保持させてなる内側リングと、同じく所定の間隔で配される複数の蛇行流強制羽を立て状態でリング枠に保持させてなる外側リングとを、互いの蛇行流強制羽が交互に入り込み合って蛇行流路を形成する様に組み合わせた油分回収フィルターを吸引流路に設置することで、燃焼排ガスを前記外側リングの外周側から前記内側リングの内周側へ通し、その際に前記蛇行流路で前記燃焼排ガスの流れに蛇行流を生じさせ、この蛇行流の発生により油脂成分等を回収する、即ち形成された蛇行流路で曲折の大きい蛇行を伴なう流れで燃焼排ガスが流れて、燃焼排ガス中の油脂成分等を極めて高い効率で分離する様にしたものが見受けられる(例えば、特許文献2参照)。
しかし、上記特許文献2に記載された従来技術にあっては、確かに再利用可能で製造時に焼成工程は無いが、燃焼排ガスの流入出部位が隣接する蛇行流強制羽間の隙間、即ち上下方向に長いスリット形状で、内外周両面の円周方向に所定間隔毎に形成されており、下方への吸引に伴い、その吸引力は蛇行流路の縦長の流出口の下方部位に強く作用して、燃焼排ガスは蛇行流路内を内方且つ下方へ斜行しつつ蛇行するため、全体的には大きな蛇行にはならず、而も蛇行流路内全体を燃焼排ガスが流れずに部分的に通過するため、除去効率を向上させるべくある程度の吸引力を作用させねばならず、更に洗浄時に内側リングと外側リングとに分割したとしても、夫々に複数の蛇行流強制羽が円周方向に所定間隔毎に配置されいるため、形状が複雑で洗浄作業が面倒であった。
そこで、本願出願人は、上下方向に相互間に間隔をあけて分離可能に重ねた複数個のリング状フィルター部材と、最上段のリング状フィルター部材上に分離可能に載置してその中央開口部を覆うカバーとを有し、上記リング状フィルター部材は相反方向に傾斜する内外周壁部と上記間隔を保持する手段とを有し、該間隔保持手段によりリング状フィルター部材間に、通過する燃焼排ガスを蛇行させる流路を形成して、該蛇行流路内に内外両側より燃焼排ガスを流入可能にした油脂回収フィルターを出願している(例えば、特許文献3参照)。
そして、この油脂回収フィルターは、下記(1)、(2)の様な作用効果を有している。
(1)複数の蛇行流路を上下方向に並べることで、それら全ての流出口に吸引力を作用させることが出来るため、各蛇行流路内全体に燃焼排ガスを流して、燃焼排ガスが蛇行流路内を通過する過程で急激に方向転換されることで、吸引された燃焼排ガス中の油脂成分等に慣性力が働いて、蛇行流路を形成する上方のリング状フィルター部材の外面及び下方のリング状フィルター部材の内面に衝突して当該面に付着するため、燃焼排ガスを浄化した後に外部排出することが出来、よって油脂成分等の除去効率の向上を図って省エネルギー化を実現出来る。
(2)各リング状フィルター部材とカバーに分割可能であることから、各々が高さを低く抑えた皿やボウルの様な形態にすることが出来るため、洗浄作業の容易化を図ることが出来、その結果一般的な食器洗浄器でも洗浄可能にすることが出来、更に全体的にコンパクト化出来るため、収容スペースに制限される排気経路に最適なフィルターを提供出来、尚且つリング状フィルター部材の個数変更することにより、設置対象による燃焼排ガスの処理量の違いに簡単に対応することが出来る。
特開平11−156127号公報 特開2000−184968号公報 特開2011−153722号号公報
しかし、上記特許文献3に記載された従来技術にあっては、確かに優れた除去効果及び洗浄容易性を有したものであるが、下記(1)、(2)の通り、解決せねばならない課題があった。
(1)排気設備において上引きダクト方式を採用する昨今の焼肉店舗にあっては、シンプル且つスタイリッシュなデザインとして排気ダクトを小径化する傾向にあるが、リング状フィルター部材はプレス絞り加工で製造せねばならないことから、小径な排気ダクト内に収容可能な大きさに加工することが難しく、よって排気ダクトより大径なフィルタケース内に収容することになり、排気ダクトがシンプルで単純なストレートな円筒形状に成り難い。
(2)隣接するリング状フィルター部材間の狭い隙間からの隘路を通過させて除去するため、ファンへの負担が大きくなる。
本発明は、上記従来技術に基づく、小型化が困難で、ファンへの負担が大きい課題に鑑み、円筒状の排気ダクト内に収容可能な1個又は複数個のフィルターユニットを有し、該フィルターユニットは、前記排気ダクトの中心線に対し円周方向に間隔をあけて配置した複数枚の傾斜板と、該傾斜板の上辺内端部の固定板と、前記傾斜板の上下辺外端部を固定する上下方リングとを有する油脂回収フィルターを排気ダクト内に収容すると、下方より内部に進入した燃焼排ガスが複数枚の傾斜板により分流されると共に傾斜板に衝突して方向が変更されることにより、傾斜板に油脂成分等を衝突、付着させて除去可能にすることによって、単に傾斜板、固定板及び上下方リングを組み立てるだけの構造であることから、小型化を可能にして、小径な排気ダクト内であっても収容可能にして、上記(1)の課題を解決し、内部に進入した燃焼排ガスは若干の偏向はあったとしても、大きな流路の偏向や狭窄もなく、ファンへの負担を軽減可能にして、上記(2)の課題を解決する。
要するに本発明は、円筒状の排気ダクト内に収容可能な1個又は複数個のフィルターユニットを有しているので、フィルターユニットの個数により油脂成分等の回収力を調整することが出来、又前記フィルターユニットは、前記排気ダクトの中心線に対し円周方向に間隔をあけて配置した複数枚の傾斜板と、該傾斜板の上辺内端部の固定板と、前記傾斜板の上下辺外端部を固定する上下方リングとを有しているので、排気ダクト内に収納されたフィルターユニット内に進入した燃焼排ガスは傾斜板に衝突して油脂成分等が付着するため、燃焼排ガス中の油脂成分等を除去することが出来、傾斜板の表裏面の一方又は両方が凹凸面であれば、油脂成分等が更に衝突し易くなって付着効率を向上させることが出来、而もフィルターユニットは基本的に傾斜板、固定板及び上下方リングだけで形成されているため、小径な排気ダクト内でも収納出来る程度に小型化することが出来、且つ小型化により食器洗浄器でも洗浄することが出来、又傾斜板は螺旋板でなく平板を採用しているため、加工が容易で安価に仕上げることが出来る。
而も、複数個のフィルターユニットを有する油脂回収フィルターであって、鏡面対称の2種類のフィルターユニットを交互に直列配置したので、隣接する一方のフィルターユニットの傾斜板の傾きが他方のフィルターユニットとは逆になることから、一方のフィルターユニットを通過した燃焼排ガスの進路が他方のフィルターユニット内で急に偏向させられて、他方のフィルターユニットの傾斜板に衝突するため、更に効率良く油脂成分等を回収することが出来る。
前記傾斜板は、多数の小孔を形成したので、該小孔に燃焼排ガスを通過させる際に、小孔の内周面に油脂成分等を衝突、付着させることが出来、前記小孔に燃焼排ガスを通過させることにより、気流を分流合流させることが出来るため、気流を複雑化して油脂成分等の回収能力を向上させることが出来る。
更に、洗浄時には、洗浄液が小孔を通過して移動可能なため、洗浄効果及び洗浄効率を向上させることが出来る。
前記下方リングは、前記傾斜板の下辺外端部を固定する円環板部と、該円環板部の内外周部より上方へ延設した内外側壁部とを有し、前記傾斜板の下辺部を内端側より外端側且つ下方へ傾斜させ、この下辺部に誘導受け部を設け、該誘導受け部の外端より内側に前記下方リングの内側壁部を位置させて、前記誘導受け部で誘導された油脂成分等を前記下方リング内に滴下貯留可能にしたので、傾斜板に付着した油脂成分等は、傾斜板の表裏面を流下して誘導受け部に到達し、該誘導受け部を流下させて下方リング内に滴下、貯留することが出来るため、 傾斜板に付着した油脂を確実に回収することが出来る。
前記上下方リングを連結筒で一体化したので、傾斜板及び固定板との一体性を向上させて、各部品間のぐらつきの無い一体化した剛性のあるフィルターユニットとすることが出来る。
而も、前記連結筒は、前記傾斜板間の部位に平行四辺形状の開口部を形成したので、手洗いの場合、傾斜板間には開口部からも指先、たわし等が入り、自動洗浄機の場合でも、上下・周囲から内部に洗浄水を流入出させることが出来るため、洗浄の容易化を図ることが出来る等その実用的効果甚だ大である。
本発明に係る油脂回収フィルターの斜視図である。 図1の油脂回収フィルターの平面図である。 図1の油脂回収フィルターの分解斜視図である。 傾斜板の正面図である。 傾斜板の側面図である。 2個のフィルターユニットで構成された油脂回収フィルターの斜視図である。 図4の油脂回収フィルターを設置した上引き排気装置の正面図である。
次に、本発明に係る油脂回収フィルターの一実施例を図面に基づき説明する。
本発明に係る油脂回収フィルターは、円筒状の排気ダクトD内に収容して、吸引された燃焼排ガス中の油脂やオイルミストや煤塵等(以降、油脂成分等と称する)を除去するもので、1個又は複数個のフィルターユニット1を有し、該フィルターユニット1は、円周方向に間隔をあけて配置した複数枚の傾斜板2、2a…と、該傾斜板2、2a…の上辺内端部の固定板3と、前記傾斜板2、2a…の上下辺外端部を固定する上下方リング4、5とを有している。
傾斜板2、2a…は、円筒空間内に収容可能な形状とし、具体的には幅を下辺側へ徐々に狭くして、外側辺部が平面視で上下方リング4、5の外周部より外側へ食み出さない形状とし、下辺部は内端側より外端側且つ下方へ傾斜させるのが好ましく、而も表裏面の一方又は両方が凹凸面であっても良い。
以下、具体的に説明する。
フィルターユニット1は、図1(a)、(b)、図2に示す様に、多数の小孔6、6a…を規則的に形成した金属板、即ちパンチングプレートからなる傾斜板2、2a…と、円形金属板である固定板3と、円環板部7及び該円環板部7の外周部より下方へ延設した外側壁部8からなる上方リング4と、円環板部9及び該円環板部9の内外周部より上方へ延設した内外側壁部10、11からなる下方リング5と、上下方リング4、5の連結筒12とを有している。
傾斜板2、2a…は、図3(a)、(b)に示す様に、燃焼排ガスが小孔6、6a…を通過可能とし、水平な上辺部と、上端より内方且つ下方へ傾斜した外側辺部と、上端より外方且つ下方へ傾斜した内側辺部と、内端側より外端側且つ下方へ傾斜した下辺部とを有し、上辺部の内外端部に固定片13、14を水平突設し、内端側より外端側且つ下方へ傾斜させた下辺部の外端部に脚片15を連続形成すると共に、該脚片15の下端部に固定片16を水平突設し、上辺部の固定片13を固定板3に、固定片14を上方リング4の円環板部7にリベット、溶接等により固定すると共に、下辺部の固定片16を下方リング5の円環板部9にリベット、溶接等により固定している。
各傾斜板2、2a…の下辺部に誘導受け部17を設けて、流下してきた油脂成分等を下方リング5へ誘導可能にし、この誘導受け部17は、断面V字状の受け板18の中央屈曲部位を各傾斜板2、2a…の下辺部に溶接等により固着することで、受け板18の両側部位18a 、18b と各傾斜板2、2a…とで各傾斜板2、2a…の両側に形成している。
上下方リング4、5は、プレス加工された金属板で、上方リング4の外側壁部8の内面及び下方リング5の外側壁部11の内面と円筒状の連結筒12の外面の上下端部8a、11a を溶接等により固着して、上下方リング4、5及び連結筒12を一体化している。
下方リング5は、内側壁部10が誘導受け部17の外端より内側に位置する様に形成して、誘導受け部17で誘導された油脂成分等を下方リング5内に滴下可能にしている。
連結筒12は、基本的には金属製の円筒体で、傾斜板2、2a…間の部位に平行四辺形状の開口部19、19a …を形成して、隣接する開口部19、19a …間の部位で傾斜板2、2a…の外側辺部を隠している。
又、図示しないが、1種類2個のフィルターユニット1を直列に配置したり、或いは図4に示す様に、2種類2個のフィルターユニット1、1aを直列に配置しても良く、後者の場合、フィルターユニット1とフィルターユニット1aとは鏡面対称としている。
つまり、本発明に係る油脂回収フィルターは、1種類のフィルターユニット1を複数個有するものであったり、2種類のフィルターユニット1及びフィルターユニット1aを有するものであっても良く、後者の場合、3個以上であれば、フィルターユニット1とフィルターユニット1aとを交互配置するのが好ましい。
そして、図5に示す様に、本発明に係る油脂回収フィルターを、排気ダクトDの一部となる円筒状のフィルターボックス20内に収容し、排気ダクトD内に吸引流入した燃焼排ガスが油脂回収フィルター内に下方より進入し、複数枚の傾斜板2、2a…間に分流されて該傾斜板2、2a…衝突し、燃焼排ガスの進路を偏向させ、その際に燃焼排ガスに含まれる油脂成分等は、燃焼排ガスの慣性力により傾斜板2、2a…に衝突して、その一部が傾斜板2、2a…の裏面に付着する。
而も、燃焼排ガスが小孔6、6a…を通過することによっても燃焼排ガスの進路が偏向され、燃焼排ガスの慣性力により小孔6、6a…の内周面に油脂成分等を衝突、付着させる。
付着した油脂成分等は、傾斜板2、2a…の表裏面を伝って流下し、誘導受け部17を介して下方リング5内に滴下貯留される。
収容された油脂回収フィルターが2種類のフィルターユニット1、1aで構成されていることから、下方のフィルターユニット1を通過した燃焼排ガスは、上方のフィルターユニット1a内の傾きが逆の傾斜板2、2a…で急に進路が偏向させられて分流し、上方のフィルターユニット1aの傾斜板2、2a…に衝突し、残留した油脂成分等を回収する。
1、1a フィルターユニット
2、2a… 傾斜板
3 固定板
4 上方リング
5 下方リング
6、6a… 小孔
9 円環板部
10 内側壁部
11 外側壁部
12 連結筒
17 誘導受け部
19、19a … 開口部
D 排気ダクト

Claims (6)

  1. 円筒状の排気ダクト内に収容可能な1個又は複数個のフィルターユニットを有し、該フィルターユニットは、前記排気ダクトの中心線に対し円周方向に間隔をあけて配置した複数枚の傾斜板と、該傾斜板の上辺内端部の固定板と、前記傾斜板の上下辺外端部を固定する上下方リングとを有することを特徴とする油脂回収フィルター。
  2. 複数個のフィルターユニットを有する油脂回収フィルターであって、鏡面対称の2種類のフィルターユニットを交互に直列配置したことを特徴とする請求項1記載の油脂回収フィルター。
  3. 前記傾斜板は、多数の小孔を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の油脂回収フィルター。
  4. 前記下方リングは、前記傾斜板の下辺外端部を固定する円環板部と、該円環板部の内外周部より上方へ延設した内外側壁部とを有し、前記傾斜板の下辺部を内端側より外端側且つ下方へ傾斜させ、この下辺部に誘導受け部を設け、該誘導受け部の外端より内側に前記下方リングの内側壁部を位置させて、前記誘導受け部で誘導された油脂成分等を前記下方リング内に滴下貯留可能にしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の油脂回収フィルター。
  5. 前記上下方リングを連結筒で一体化したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の油脂回収フィルター。
  6. 前記連結筒は、前記傾斜板間の部位に平行四辺形状の開口部を形成したことを特徴とする請求項5記載の油脂回収フィルター。
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