JPH07247472A - バンブーパウダーを含む組成物 - Google Patents

バンブーパウダーを含む組成物

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Publication number
JPH07247472A
JPH07247472A JP7917394A JP7917394A JPH07247472A JP H07247472 A JPH07247472 A JP H07247472A JP 7917394 A JP7917394 A JP 7917394A JP 7917394 A JP7917394 A JP 7917394A JP H07247472 A JPH07247472 A JP H07247472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bamboo powder
appropriate amount
construction
paper sheet
road surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP7917394A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadaishi Furukawa
定石 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CLEAN ATSUPU SYST KK
Original Assignee
CLEAN ATSUPU SYST KK
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Filing date
Publication date
Application filed by CLEAN ATSUPU SYST KK filed Critical CLEAN ATSUPU SYST KK
Priority to JP7917394A priority Critical patent/JPH07247472A/ja
Publication of JPH07247472A publication Critical patent/JPH07247472A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
  • Fertilizers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】バンブーパウダーの特性を応用して諸種の組成
物を得る。 【構成】主組成材料中に適量のバンブーパウダーを混和
させてことを特徴とするバンブーパウダーを含む組成
物。組成物が路面排水用素材、板状建築用材、紙シート
状物、ペレット状有機肥料などであることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[産業上の利用分野]本発明はバンブーパ
ウダーを含む組成物に関するものである。
【0002】[従来の技術]本出願の発明者は先に特公
平3−23681号の特許公報に記載する緩衝性保温保
水材を開発した。この発明は竹材を鋸挽きして得た直径
約0.3mmないし0.5mmの細粒状粉末(以下、バ
ンブパウダーと称する。)であって、このバンブーパウ
ダーは、多孔性で比重は水よりも重く(0.49)、雨
水によって流出しない。PH8.11のアルカリ性によ
り腐敗し難く消臭効果がある。毒性が全くない。繊維の
結合による粘着性が強く、クッション性が高い。飛散し
難く、ほこり防止等の特性があることから、主として競
走用馬の調教用馬場、本馬場、競技場等の路面や厩舎の
床面等に敷設する緩衝用材料、保温保水材料として利用
されたり、また、バンブーパウダー自体には保水性を高
める特性があり、そのため、バンブーパウダーと土壌を
混合する植生土に植物を植えると植物の育成に有効であ
ることが実証されている。
【0003】[発明が解決しょうとする課題]しかしな
がら、この当時のものは、その用途分野が充分に認識さ
れずに終っていたが、発明者のその後の研究により、バ
ンブーパウダーが従来の用途例より広汎な用途、例え
ば、路面の排水性を高めるための素材に適用できたり或
いは建築用内壁材、建築用合板、モルタル漆くい、食品
包装用や病院ベッド用等の紙シート状物、さらには有機
肥料等を製出する上での混合材料として応用できること
を新しく見い出した。
【0004】[課題を解決するための手段]本発明の目
的は、上記、特公平3−23261号特許公報に開示さ
れているバンブーパウダーの諸特性を利用して開発した
バンブーパウダーを含む組成物を提供するものであり、
本発明において組成物とは、路面排水用素材、板状建築
用材、紙シート状物、ペレット状有機肥料等を指す。具
体的には本発明は、 (1)例えば、運動場その他、地下排水を必要とする路
床を造成する際の基礎材料となるセメント、砂、砂利等
に適量のバンブーパウダーを混合させることで、路面の
排水効果を高めることができる。 (2)適量のセメントなどの固形用素材中に適量の水と
適量のバンブーパウダーを混合し固まらせることで、建
築用内壁材の製出を可能にする。 (3)適量のバンブーパウダーに接着剤その他のサイズ
剤等を調合し、こねまぜて固まらせることで、建築用合
板の製出を可能にする。 (4)適量の木材パルプ液中に適量のバンブーパウダー
を混合させることで、紙シート状物の製紙を可能にす
る。 (5)有機微生物群を主成分とする適量のペレット状有
機肥料に適量のバンブーパウダーを配合させることで、
ペレット状有機肥料の製成を可能にする。
【0005】[発明の作用]本発明の実施例1によれ
ば、バンブーパウダーの特性である排水性、防腐性によ
って、路面から地中への排水効果を高める上で有効であ
る。すなわち、セメント、砂、砂利等の路床基礎材料
に、さらに、バンブーパウダーを混合させて路面を造成
するため、降雨は、図1矢示方向の如く、バンブーパウ
ダーを含む路床よりスムーズに地中に浸透し、結果とし
て、洪水などの危虞を解消し、かつ、地下の水源確保に
著効をもたらすことになる。
【0006】本発明の実施例2により製出した建築用内
壁材を室内の間仕切として使用したところ、室内湿度は
低下し、室内が乾燥した状態にあっては、室内に適度の
湿気をもたらすことが実証された・このことは、バンブ
ーパウダーの特性である保水性、排水性、水吸収性が有
効に作用したものと推定される。また、実施例3の建築
用合板においても、実施例2の場合の作用と同様作用が
働くものと推定される。なお、実施例2、3で得られる
製品は、二酸化炭素の吸収性などの空気浄化作用を持つ
ことは勿論である。
【0007】本発明の実施例4で得られた紙シート状物
により魚介類、野菜、果実、生花などを包装し、これら
を相当期間放置したところ、腐敗臭発散は認められなか
った。また、生花等の萎れは少なかった。このことは、
紙シート状物中に混合されるバンブーパウダーの特性で
ある強脱臭力が魚介類等の包装品に有効に吸収作用した
ものと推定される。すなわち、パルプ中に含まれるバン
ブーパウダーが魚介類等より発散する炭酸ガス、アンモ
ニヤガス等を吸収し、消臭効果をもたらすことになるか
ら、これら包装品の鮮度を高める上で有効であり、さら
に、抗張力、強度の向上した紙シート状物を製紙でき
る。
【0008】また、本発明の紙シート状物は、バンブー
パウダーの脱臭、防腐性によって、脱臭効果が多く作用
することから、この紙シート状物を例えば、室内用カー
ペットの下に敷設すれば防虫シートともなり、また、家
畜小屋等の床面、壁面等にシートすれば、ダニ防止と防
臭効果にも適合する。さらに、適量の石膏、石灰、セメ
ント等に適量のバンブーパウダーを混合させると、モル
タル漆くいの製出等も可能になる。なお、この場合、バ
ンブーパウダーは、藁材の代替品として利用できる。
【0009】[実施例]本発明の用途例を、図1の路面
の造成例について説明する。また、本発明の組成物の製
法を、図2、図3、図4、図5に基き説明する。 (1)路面の造成例(実施例1) 例えば運動場その他、地下排水を必要とする路床を造成
する際は、セメント、砂、砂利等の路面基礎材料1に適
量のバンブーパウダー2を混合する(図1)。図1の符
号3は、バンブパウダー2を含む運動場等の路面を示し
ている。 (2)建築用内壁材の製法(実施例2) 所要の内壁材成型枠4に適量のセメント等の固形用素材
5、適量の水6を入れ、さらに適量のバンブーパウダー
2を入れて混合する(図2)。図2の符号7は、バンブ
ーパウダー2を含む建築用内壁材を示している。 (3)建築用合板の製法(実施例3) 適量のバンブーパウダー2に接着剤その他のサイズ剤8
等を調合し、こねまぜて固まらせる(図3)。図3の符
号9は、バンブーパウダー2を含む建築用合板を示して
いる。 (4)紙シート状物の製法(実施例4) 適量のパルプ液10中に適量のバンブーパウダー2を混
合する(図4)。図4の符号11は、バンブーパウダー
を含む紙シート状物を示している。 (5)有機肥料の製法(実施例5) 常法により、光合成細菌、乳酸菌、酵素等の働きの異な
る多種類の微生物を共存させて得られる有機微生物群を
主成分とする適量のペレット状有機肥料12に、適量の
バンブーパウダー2を配合する(図5)。図5の符号1
3は、バンブーパウダー2を含むペレット状有機肥料を
示している。
【0010】[発明の効果]以上、説明してきたよう
に、このバンブーパウダーを用いる本発明の組成物は、
多孔性、排水効果、吸放湿効果、脱臭効果などを持つ多
機能性を奏するもので、例えば、路面排水用素材、板状
建築用材、紙シート状物、ペレット状有機肥料等に実施
することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は路面の造成例説明図である。図2は建築用内壁材
の製法説明図である。図3は建築用合板の製法説明図で
ある。図4は紙シート状物の製法説明図である。図5は
ペレット状有機肥料の製成説明図である。
【符号の説明】
2 バンブーパウダー 3 路面 7 建築用内壁材 9 建築用合板 11 紙シート状物 13 ペレット状有機肥料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 17/50 P H // C09K 101:00 103:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主組成材料中に適量のバンブーパウダーを
    混和させたことを特徴とするバンブーパウダーを含む組
    成物。
  2. 【請求項2】組成物が路面排水用素材、板状建築用材、
    紙シート状物、ペレット状有機肥料などである請求項1
    記載のバンブーパウダーを含む組成物。
JP7917394A 1994-03-12 1994-03-12 バンブーパウダーを含む組成物 Pending JPH07247472A (ja)

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JP7917394A JPH07247472A (ja) 1994-03-12 1994-03-12 バンブーパウダーを含む組成物

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010047520A (ko) * 1999-11-22 2001-06-15 양경선 대나무를 주재로한 유기질 비료의 제조방법
CN107568024A (zh) * 2017-10-25 2018-01-12 陈荣立 凤尾竹轻基质的制备方法
JP2018012779A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 中国電力株式会社 土壌改良材及びその製造方法並びに土壌改良方法
JP2019085430A (ja) * 2017-11-01 2019-06-06 有限会社グロ−バルコミュニケ−ションズ 土壌の水捌け性改良材

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KR20010047520A (ko) * 1999-11-22 2001-06-15 양경선 대나무를 주재로한 유기질 비료의 제조방법
JP2018012779A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 中国電力株式会社 土壌改良材及びその製造方法並びに土壌改良方法
CN107568024A (zh) * 2017-10-25 2018-01-12 陈荣立 凤尾竹轻基质的制备方法
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