JPH07246719A - インパクト力調整機能付印字装置 - Google Patents

インパクト力調整機能付印字装置

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JPH07246719A
JPH07246719A JP3965794A JP3965794A JPH07246719A JP H07246719 A JPH07246719 A JP H07246719A JP 3965794 A JP3965794 A JP 3965794A JP 3965794 A JP3965794 A JP 3965794A JP H07246719 A JPH07246719 A JP H07246719A
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JP
Japan
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impact force
dot
platen
impact
print head
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Pending
Application number
JP3965794A
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English (en)
Inventor
Masashi Hattori
正志 服部
Yoji Kachi
洋二 可知
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Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Asahi Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3965794A priority Critical patent/JPH07246719A/ja
Publication of JPH07246719A publication Critical patent/JPH07246719A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドットワイヤ毎に生じるインパクト力のばら
つきを調整し、均一の印字を得ることができる印字装置
およびインパクト力のばらつきの調整方法を提供するこ
と。 【構成】 プラテン2の近傍に圧力センサ3を具備し、
プラテンカムシャフト4によってクランプされた状態
で、印字ヘッド1によりインパクトする。圧力センサ3
によって印字ヘッド1の各ドットワイヤ1a〜1x毎に
インパクト力を検出し、それによってドットワイヤ毎の
インパクトパルス幅を調整してインパクト力を均一にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置全般に使
用されるドットインパクト式の印字装置に係り、特に、
印字品質を均一化させることが可能なインパクト力調整
機能付印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドットインパクト式の印字装置は、複数
のドットワイヤを有する印字ヘッドをキャリッジ上を移
動させながら、印字する文字パターンに合わせて印字ヘ
ッド上のドットワイヤを駆動し、プラテン上にある帳票
などの記録媒体に印字するようにしたものであり、複数
枚の記録媒体を重ね合わせて同時に印字(同時複写)す
ることができること、画像や漢字の印字に好適であるな
どの特徴を有しているため、パソコンやワードプロセッ
サの印字装置として従来から広く普及している印字装置
である。この種の印字装置は、多数枚の記録媒体に一括
して印字する場合、同時に印字する記録媒体の枚数によ
って印字ヘッドとプラテンとの距離を変えるようにして
いるため、印字枚数によって印字の質(濃淡など)が異
なってしまい、均一な印字が得られないという問題があ
る。これを改良したものとして、印字ヘッドの先端面と
プラテンとの間の距離を検出し、その検出結果によって
ドットワイヤのマグネットコイルの励磁条件(駆動の強
さ)や印字パルスの発生周期を変えるようにして質の良
い印字を得るドットインパクト式印字装置が特開昭58
−22183号公報に開示されている。この公開公報の
ものは、プラテンの回転軸と中心とをずらしておき、一
括印字する記録媒体の枚数によって予め決められた角度
だけプラテンを回転させることによって印字ヘッドの先
端面とプラテンとの間の距離を変えるとともに、プラテ
ンの一部に設けた突起とその突起によってオン/オフさ
れるマイクロスイッチによってプラテンの回転角として
印字ヘッドの先端面とプラテンとの間の距離を求め、そ
の距離によってマグネットの駆動を制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公開公報に開示さ
れた従来技術は、上述したように、印字ヘッドとプラテ
ンとの間の距離を検出するためにプラテン自体を特別な
形状にする必要があり、また、検出した印字ヘッドとプ
ラテンとの間の距離によって印字ヘッド上の全てのドッ
トワイヤに対して同じ駆動制御を行っているため、ドッ
トワイヤ毎に生じるインパクト力のバラツキについては
調整できないという問題があった。本発明の目的は、上
記問題点を解消し、プラテン自体に突起などを設けたり
して形状に変えることなく、ドットワイヤ毎に生じるイ
ンパクト力のばらつきを調整し、均一の印字を得ること
ができる印字装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインパクト力調整機能付印字装置は、ドッ
トワイヤのインパクト力を個別に測定するインパクト力
測定手段(圧力センサ)3と、該インパクト力測定手段
3で測定したインパクト力によって前記ドットワイヤの
インパクト力を個別に調整する調整手段(図4の12〜
16)とを備えたことを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明のインパクト力調整機能付印字装置は、
インパクト力測定手段によって印字ヘッドの各ドットワ
イヤ毎にインパクト力を測定し、その測定結果と調整手
段によって印字ヘッドの各ドットワイヤのインパクト力
をドットワイヤ毎に調整することにより、インパクトパ
ルス幅を各ドットワイヤ毎に最適な値にすることがで
き、ドットワイヤ毎のインパクト力のバラツキをなくす
ことができるので、均一な印字を得ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を用い
て詳細に説明する。図1は、本実施例におけるプラテン
とプラテン近傍に設けられたドットワイヤのインパクト
力を測定するインパクト力測定手段(圧力センサ)を有
する印字装置の概略図である。同図において、1は印字
ヘッド、2はプラテン、3はプラテン2の裏側に設けら
れ、印字の際のドットワイヤの衝撃力を検出する圧力セ
ンサである。4はプラテンクランプカムシャフト、5は
CPUと各種データを記憶する記憶装置などを搭載して
いる制御基板(詳細は後述する)、6は搬送路、7は搬
送ローラ、8は記録媒体(帳票)を示している。記録媒
体8は搬送ローラ7によって搬送路6を給送されてい
き、印字ヘッド1とプラテン2の間で印字ヘッド1上に
設けられたドットワイヤによって印字される。図2に示
したように、印字ヘッド1上には1a〜1xで示された
ように多数のドットワイヤが配列されている。
【0007】図3は、本発明の主要部の正面図、側面図
を表している同図において、1〜5は図1と同一のもの
を表している。また、Aは印字ヘッド1の可動範囲を、
Bは圧力センサ3で測定可能なインパクト力測定範囲
を、Cは印字ヘッドのホームポジションをそれぞれ示し
ている。印字ヘッド1はプラテン2の直上を可動範囲A
内で左右方向に移動でき、印字ヘッド1のホ−ムポジシ
ョンCより所定の距離だけ離れた位置にインパクト力を
測定する圧力センサ3が設けられている。圧力センサ3
は、ドットワイヤが駆動されてプラテンを叩いたときの
インパクト力(衝撃力)を測定するものであり、そのよ
うな測定が可能なものであれば如何なるものであっても
よく、例えば、圧力センサ3を歪みゲージで構成しプラ
テン2上またはプラテンに接触させて設けておき、ドッ
トワイヤがプラテンを叩いたときの衝撃の強さを歪計測
値として求める。なお、圧力センサ3は、ドットワイヤ
のインパクト力をできるだけ正確に測定できるように、
例えば、プラテン、プラテン支持部材近傍、または印字
ヘッド内部に組み込まれる。
【0008】図4は、本発明で使用する制御基板5の一
例を示したものである。同図において、11は圧力セン
サからのインパクト力測定値(アナログ量)をディジタ
ルに変換するA/D変換回路、12は印字装置の各種制
御を行なうCPU、13は記憶装置、14は圧力センサ
3によるインパクト力測定結果を記憶するためのデータ
記憶エリア、15はプログラムを記憶しているプログラ
ムエリア、16はインパクト力調整用テーブルエリアで
あり、各ドットワイヤのインパクト力を変更するための
データ、例えば、(測定インパクト力/ドットワイヤの
駆動用インパクトパルス幅の値)の対照表が入ってお
り、圧力センサ3で検出したインパクト力が大きすぎた
り小さすぎたりした場合にインパクトパルス幅を最適な
値に変更するためのものである。17は印字データ入力
線、21〜2nは、それぞれ第1番目〜第n番目のドッ
トワイヤに対するドットデータ、31〜3nはそれぞれ
第1番目〜第n番目のドットワイヤに対するマグネット
駆動用のインパクトパルス幅タイマ、41〜4nはアン
ドゲート、50は印字ヘッドドライバである。
【0009】印字ヘッド上のドットワイヤは圧力センサ
のインパクト力測定範囲B内において上下方向X−X’
に動作可能なプラテン2をインパクトする。制御基板5
は印字ヘッド1のドットワイヤ1a〜1x毎のインパク
ト力を制御基板内に設けられたデータ記憶エリアに取込
み、取込まれたインパクト力と制御基板5に設けられた
インパクト力調整用のテ−ブルを参照してドットワイヤ
1a〜1x毎のインパクトパルス幅を変更する。
【0010】次に、本発明の動作を詳細に説明する。ま
ず、通常の印字処理業務が行われる前の装置立上げ時の
イニシャライズ動作において、印字ヘッド1を前記印字
ヘッド1のホ−ムポジションCより印字ヘッド1可動範
囲である圧力センサ3の直上に位置するインパクト力測
定範囲Bに移動する。プラテンカムシャフト4を回転
し、プラテン2を上方向Xにクランプした状態(印字す
る時の状態)でプラテンカムシャフト4の回転を停止す
る。 印字ヘッド1のドットを構成する各ドットワイヤ
1a〜1xを順次インパクトし、圧力センサ3により印
字ヘッド1の各ドットワイヤ1a〜1x毎のインパクト
力を検出し、それを制御基板5上のデータ記憶エリアに
取込む。インパクト力と制御基板5上のインパクト力調
整用テーブル16を参照して各ドットワイヤ毎のインパ
クトパルス幅を求め、インパクトパルス幅タイマ31〜
3nに設定する。これらの動作は記憶装置内のプログラ
ムエリア15に格納されたプログラムによって自動的に
行われる。以上のイニシャライズ動作によってドットワ
イヤ毎のインパクトパルス幅が最適値に設定される。そ
れ以後の通常の印字処理においては、印字データを印字
データ入力線17を介して受け取り、上記のようにして
設定された最適なインパクトパルス幅によって印字が行
われるので、ドットワイヤ毎のばらつきのない均一な印
字が得られる。なお、ヘッドギャップ調整機構付の印字
装置を用いた場合には、上記構成を用い、ドットワイヤ
毎のインパクト力の測定結果をデータ記憶エリア14に
一旦記憶し、それらのインパクト力の値からインパクト
パルス幅を自動調整するとともに、ヘッドギャップも自
動調整するようにしてもよい。また、ドットワイヤ折れ
等の異常(例えば、インパクト力の測定値がゼロの場
合)が検出された場合には上位装置にアラ−ムを出して
印字を停止するなどして、不良印字を防止することもで
きる。
【0011】本実施例によると、 (1)プラテン近傍に圧力センサを設け、ドットワイヤ
毎にインパクトパルス幅が最適になるように設定できる
ので、印字ヘッドの各ドットワイヤ間のインパクト力の
ばらつきや、印字ヘッドとプラテンとのギャップのばら
つき等により発生する印字の濃淡ムラを、実用上無視で
きるところまで減少させることができる。 (2)圧力センサと印字ヘッドインパクト力調整回路を
設けることで、小スペ−ス実装かつ簡単な構造でインパ
クト力の測定ができ、印字ヘッドの各ドットワイヤのイ
ンパクト力を各々について個別に調整できるので、均一
の印字が可能となる。 (3)装置立上げ時のイニシャライズ動作においてドッ
トワイヤ毎のインパクト力の調整を自動的に行えるの
で、オペレ−タの手間を省くこともできる。 (4)経年変化または摩耗により発生する印字ムラに対
しても本実施例は同様な効果が得られ、均一の印字が可
能である。 (5)ヘッドギャップ調整機構付の装置を用いた場合に
は、ヘッドギャップの調整も自動的に行なうことができ
る。 (6)印字ヘッドのドットワイヤ折れ等の異常があれば
上位装置にアラ−ムを出し、不良印字の防止をすること
もできる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ドットインパクト方式
の印字装置において、インパクト力測定手段とインパク
ト力を個別に調整する手段を持つだけの簡単な構成で、
ドットワイヤ毎のインパクト力にばらつきのない均一な
印字を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の帳票類取扱い装置の横断面
図である。
【図2】印字ヘッドのドットワイヤ1a〜1x配置を示
す図である。
【図3】本発明の主要部を示す装置正面および側面より
の概略図である。
【図4】本発明の実施例における制御基板の機能ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1:印字ヘッド、2:プラテン、3:圧力センサ、4:
プラテンクランプカムシャフト、5:制御基板、8は記
録媒体、12:CPU、13:記憶装置、14:データ
記憶エリア、15:プログラムエリア、16:インパク
ト力調整用テーブル、31〜3n:インパクトパルス幅
タイマ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドットインパクト方式の印字ヘッドとプ
    ラテンを有し、該プラテン上にある記録媒体に前記印字
    ヘッドが具備する複数のドットワイヤによってインパク
    ト印字を行う印字装置において、前記ドットワイヤのイ
    ンパクト力を個別に測定するインパクト力測定手段と、
    該インパクト力測定手段で測定したインパクト力によっ
    て前記ドットワイヤのインパクト力を個別に調整する調
    整手段とを備えたことを特徴とするインパクト力調整機
    能付印字装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインパクト力調整機能付
    印字装置において、前記インパクト力測定手段は、プラ
    テンまたはプラテン支持部材の近傍、あるいは印字ヘッ
    ド内部に設けられていることを特徴とするインパクト力
    調整機能付印字装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のインパクト力調
    整機能付印字装置において、前記調整手段は、測定イン
    パクト力とドットワイヤの駆動用インパクトパルス幅対
    照表を有しており、前記インパクト力測定手段によって
    得られた測定値によって該対照表を参照することによっ
    てドットワイヤの駆動用インパクトパルス幅を求めるよ
    うにしたことを特徴とするインパクト力調整機能付印字
    装置。
JP3965794A 1994-03-10 1994-03-10 インパクト力調整機能付印字装置 Pending JPH07246719A (ja)

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