JPH07246582A - 耐火物製造設備におけるハンドリングロボットの教示方法 - Google Patents

耐火物製造設備におけるハンドリングロボットの教示方法

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JPH07246582A
JPH07246582A JP4122794A JP4122794A JPH07246582A JP H07246582 A JPH07246582 A JP H07246582A JP 4122794 A JP4122794 A JP 4122794A JP 4122794 A JP4122794 A JP 4122794A JP H07246582 A JPH07246582 A JP H07246582A
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JP
Japan
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robot
refractory
computer
input
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP4122794A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsukuni Sato
藤 光 邦 佐
Yoshibumi Shigeta
田 義 文 重
Keizo Nishimura
村 啓 三 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinagawa Refractories Co Ltd
Original Assignee
Shinagawa Refractories Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinagawa Refractories Co Ltd filed Critical Shinagawa Refractories Co Ltd
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Publication of JPH07246582A publication Critical patent/JPH07246582A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドリングロボットの設置場所から離隔し
た制御室内等において遠隔的にロボットの教示の実行を
可能とする。 【構成】 製造対象となる耐火物の形状および寸法を予
めコンピュータ7へ入力する工程と、上記入力された形
状および寸法に基づいてその製品形状を三次元的にディ
スプレイ8に表示する工程と、ロボットハンド5の姿勢
および経路をシュミレートとしてコンピュータへ入力す
る工程と、コンピュータ7に入力されたロボットプログ
ラムをロボット3の制御部6へ転送する工程とを含み、
オフラインにおいてロボット3に教示することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐火物製造設備における
ハンドリングロボットの教示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば耐火煉瓦の製造においては、予め
原料とバインダとを配合して混練した練土を所定の煉瓦
形状にプレス成形したのちこの煉瓦素地をキルン台車に
積載し、トンネルキルン内を通して焼成することにより
耐火煉瓦を製造するようになされている。
【0003】この種の耐火物の製造工程における耐火物
の取扱いは、その耐火物自体の重量が大きいうえ熱を持
っており、さらに粉塵を伴なう作業環境での仕事となる
ので一層その取扱い作業は容易でないものとなる。
【0004】そこで最近では、上記のような耐火物の積
み下し等の運搬作業のロボットによる自動化が図られ、
悪環境下での重筋作業からの解放が進んでいる。
【0005】一方、上記耐火物はJIS規格だけでも数
種類の形状があるほか、特別な形状のものも含まれるの
で、取扱う耐火物の形状に対応してロボットが確実に耐
火物を把持し得るようロボットに教示することが必要と
なる。
【0006】従来では、ロボットへの教示は、ロボット
の動作を見ながら行なう必要があるためロボットが設置
されている製造現場において行なうようにしているが、
教示する間はロボットを稼働させることができず、その
結果製造設備が一時停止することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の教
示は、ロボットの設置場所で行なう関係上、その教示中
は製造ラインを停めなければできないうえ、その教示は
悪環境内での作業となり、しかも対象となる耐火物形状
の種類が多かったり、複雑な形状を有する場合、教示に
要する時間が長く掛り、特に不慣れな作業者では一層長
い時間を要し、その間生産ラインがストップすることに
なって製造設備の稼働効率を著しく低下させることに加
え、対象物が生産工程を流れてこないと教示することが
できないため教示作業の予定が立ちにくいなどの種々の
問題点があった。
【0008】本発明はこれに鑑み、ロボットの設置場所
から離隔した制御室内等で遠隔的(オフライン)に教示
することができ、製造現場での作業を全廃するとともに
製造ラインを中断することなく教示することができる耐
火物製造設備におけるハンドリングロボットの教示方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決する手段として本発明は、製造対象となる
耐火物の形状および寸法を予めコンピュータへ入力する
工程と、上記入力された形状および寸法に基づいてその
製品形状を三次元的にディスプレイに表示する工程と、
ロボットハンドの姿勢および経路をシュミレートしてコ
ンピュータへ入力する工程と、コンピュータに入力され
たロボットプログラムをロボットの制御部へ転送する工
程とを含み、オフラインにおいてロボットに教示するこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】コンピュータには、代表的な耐火煉瓦等耐火物
の形状パータンが予め入力されており、キー入力により
取扱う耐火物の形状を呼び出してディスプレイに三次元
的に表示し、ロボットハンドをシュミレータの画面上で
動作させて他の機器類との干渉の有無、および搬送系の
速度に対するタイミング等を確認し、決定してコンピュ
ータへ入力する。こうしてコンピュータへ入力されたロ
ボットプログラムをロボットの制御部へ転送し、ロボッ
トへの教示をオフラインにおいて完了する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。図1は本発明を適用する耐火物製造設備のロ
ボット設置部分を示し、製品としての耐火煉瓦1のキル
ン台車2,2に対する積み下しを行なう場合を示してい
る。
【0012】図1において3はハンドリングロボットで
あり、その両側位置にキルン台車2,2が位置され、こ
のキルン台車2,2上の製品の一例である耐火煉瓦1を
ベルトコンベア4上へ移載する(または逆にコンベア4
上の耐火煉瓦1をキルン台車2上に移載する)ようにロ
ボット3のハンド5が三次元的に動作し、キルン台車2
上の耐火煉瓦1の配列にしたがって移動しながら1個の
耐火煉瓦1を把持して持ち上げ、旋回してベルトコンベ
ア4上へ移載することを繰返す作業を行なうものであ
る。
【0013】上記ロボット3の制御部6(図2)には、
取扱う耐火煉瓦1の形状および寸法、動作経路等が記憶
され、そのロボットプログラムにしたがってハンド5が
動作されるもので、取扱う煉瓦の形状や寸法の変更に伴
ない上記ロボットプログラムが変更されて教示が行なわ
れる。
【0014】上記教示は、耐火物製造設備とは離隔した
場所、例えば制御室内において行なわれる。その教示工
程としては、上記制御室内におかれるコンピュータ7に
予め製造対象となる耐火煉瓦1の形状および寸法が入力
されるか、あるいはCADデータを流用しての入力、キ
ー入力が可能とされている。
【0015】耐火煉瓦1の形状としては、図3(A)〜
(D)に例示するようにJIS規格において並形(図3
(A))、標準縦ぜり形(図3(B))、標準横ぜり形
(図3(C))、標準ばち形(図3(D))等があり、
並形においてはA=230,B=114,C=65であ
り、標準縦ぜり形ではA=230,B=114,a=6
5,b=55,45,35の三種類がある。標準横ぜり
形ではA=230,B=114,a=65,b=59,
50,32の三種類があり、標準ばち形としてはA=2
30,a=114,b=105,85,65,c=65
の三種類がある。このほか比較的頻繁に出現する煉瓦形
状、寸法を入力しておき、またこれら寸法が異なる場合
にはキー入力により寸法を入力する。図4(A)〜
(C)は、耐火煉瓦1をキルン台車2上に積載した形態
の一例を示しており、耐火煉瓦1の形状によって様々な
向き(パターン)として移載される。
【0016】上記形状、寸法を選択すると、その選択さ
れた煉瓦形状がディスプレイ8に三次元的に表示され、
上記形状、寸法の耐火煉瓦を把持するためのロボットハ
ンド5の移動軌道および姿勢を画面上で設定し、ついで
ロボットシュミレーション9により他の装置や機器類と
の干渉を起こさないか否かを模擬的に運転して確認す
る。これと同時に搬送スピードの設定を行なう。上記模
擬運転により他の装置や機器と干渉を起こす場合は、そ
の重なり部分の領域が他の色彩で表示され、干渉箇所お
よび干渉度合いが示される。
【0017】こうしてコンピュータに入力されたロボッ
トプログラムは、ロボット3の制御部6へ転送され、教
示が完了する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ハ
ンドリングロボットが設置されて稼働する作業現場から
離隔した制御室内などにおいてロボットへの教示ができ
るので、作業環境の悪い現場での教示作業が不要とな
り、クリーンな環境において教示作業を行なうことがで
き、その作業性を著しく改善することができる。また耐
火物製造ラインを停止させずとも教示作業を実行するこ
とができるので、製造設備の稼働率を低下させることが
ない。
【0019】一方、製品の三次元データを予め作成して
コンピュータに入力しておくので、実際の製品が流れて
来なくてもディスプレイの画面表示により動きを確認し
ながらロボットに対し教示を行なうことができ、作業に
無駄が生じず、作業能率を大幅に向上することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する耐火物製造設備のハンドリン
グロボットの設置箇所の一例を示す斜視図。
【図2】本発明による工程を示すブロック図。
【図3】(A)〜(D)は耐火物(耐火煉瓦)の形状例
を示す説明図。
【図4】(A)〜(C)は耐火物(耐火煉瓦)のキルン
台車上への積載例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 耐火物としての耐火煉瓦 2 キルン台車 3 ハンドリングロボット 3 ベルトコンベア 5 ハンド 6 制御部 7 コンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製造対象となる耐火物の形状および寸法を
    予めコンピュータへ入力する工程と、上記入力された形
    状および寸法に基づいてその製品形状を三次元的にディ
    スプレイに表示する工程と、ロボットハンドの姿勢およ
    び経路をシュミレートしてコンピュータへ入力する工程
    と、コンピュータに入力されたロボットプログラムをロ
    ボットの制御部へ転送する工程とを含み、オフラインに
    おいてロボットに教示することを特徴とする耐火物製造
    設備におけるハンドリングロボットの教示方法。
JP4122794A 1994-03-11 1994-03-11 耐火物製造設備におけるハンドリングロボットの教示方法 Pending JPH07246582A (ja)

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