JPH07246577A - マーキング装置 - Google Patents

マーキング装置

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Publication number
JPH07246577A
JPH07246577A JP3996494A JP3996494A JPH07246577A JP H07246577 A JPH07246577 A JP H07246577A JP 3996494 A JP3996494 A JP 3996494A JP 3996494 A JP3996494 A JP 3996494A JP H07246577 A JPH07246577 A JP H07246577A
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JP
Japan
Prior art keywords
rod
rotary rod
casing
jacks
longitudinal axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP3996494A
Other languages
English (en)
Inventor
Teron Marcel
マルセル・テロン
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Technifor SA
Original Assignee
Technifor SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Technifor SA filed Critical Technifor SA
Priority to JP3996494A priority Critical patent/JPH07246577A/ja
Publication of JPH07246577A publication Critical patent/JPH07246577A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マーキング装置のマーキング工具の位置制御
を簡単な制御で正確に行う。 【構成】 マーキング工具を保持するロッドの方向を制
御するための二つの伸縮可能なジャッキが玉継手によっ
て固定式のケーシングの壁に連結されている。玉継手は
ロッドを支持する関節リンケージの中心を通ってロッド
と交差する面内に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は固定された物体の表面
に二次元の文字その他の識別マークを形成するためのマ
ーキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなマーキング装置としては本願
出願人であるテクニフォール(TECHNIFOR S.A.)が有する
特許EP-A-0519850号に開示されたものが挙げられる。こ
れらの装置においては、微小衝撃式のマーキング工具が
旋回ロッドの端部にその軸に沿って取り付けられてい
る。旋回ロッドの他方の端部は自在継手及び単純な玉継
手より成る関節リンケージを介して固定ケーシングの内
部に配置されている。マーキング工具を保持する旋回ロ
ッドの向きを制御するために、ケーシング内には二つの
伸縮可能なジャッキを備えた駆動機構が配置されてい
る。駆動機構のジャッキは相互に平行に配置されてお
り、ロッドに固定された二つのアームに作用する。二つ
のアームはロッドの半径方向に延びるとともに相互に直
交する。各ジャッキの一端は玉継手によってケーシング
に連結され、他端は玉継手によってそれに対応するアー
ムの端部に固定されている。上記の従来技術特許の実施
例に一つにおいては、二つのジャッキが二つの旋回ロッ
ドの対称軸に対して平行に配置され、関節リンケージを
支持する旋回ロッドに対向するケーシングの壁に連結さ
れている。もし、この旋回ロッドがその軸回りの回転を
伴うことなく全方向に傾斜できるように保持されるなら
ば、駆動機構によるマーキング工具の位置制御が正確に
行われると考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、旋回ロ
ッドをそのように配置することによる欠点もある。すな
わち、その幾何学的構造のために、一方のジャッキによ
って行われる制御動作には他方のジャッキによって行わ
れる修正動作が必然的に含まれる。これは、装置が直線
状のマークを形成している場合でも同じである。このよ
うに常時修正が行われる構造では、駆動装置を制御する
ための制御装置が複雑化する。この発明の目的は無視す
ることのできない上記従来技術の欠点を解消したマーキ
ング装置を開発することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】物体の表面に二次元の識
別マークを形成するためのマーキング装置は、固定式の
ケーシングと、旋回ロッドと、旋回ロッドに取り付けら
れた微小衝撃式のマーキング工具と、ケーシング内に配
置された関節リンケージと、旋回ロッドに対して平行に
配置された二つの伸縮自在のジャッキと、旋回ロッドの
半径方向に配向されるとともに旋回ロッドに固定された
二つのアームとを有する。旋回ロッドはその一部がケー
シング内に配置されるとともにその長手軸を全ての方向
に自在に旋回させることができるように関節リンケージ
によって支持され、旋回ロッドの長手軸の方向は二つの
ジャッキによって制御され、ジャッキはそれぞれその一
端が玉継手によってアームに連結されるとともにその他
端が玉継手によってケーシングに連結され、玉継手が関
節リンケージの中心を通って旋回ロッドと交差する面内
に配置されている。この発明の本質は伸縮自在のジャッ
キをケーシングに連結する二つの玉継手が関節リンケー
ジ(自在継手又は玉継手)の中心を通って旋回ロッドと
交差する面内に配置されている点にある。この発明の内
容は以下の図面に基づく実施例の説明から十分に明らか
になるであろう。
【0005】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例
を説明する。図1に示されるように、マーキング装置は
旋回ロッド1を有する。この旋回ロッド1にはその長手
軸に沿って微小衝撃式のマーキング工具2が取り付けら
れている。マーキング工具2には空気圧供給用のパイプ
2aが取り付けられている。パイプ2aを通じて供給さ
れる空気圧によってマーキング工具2の可動チップ2b
が作動され、マーキングの対称物3の表面にマークが形
成される。また、マーキング装置は固定式のケーシング
4を有する。ケーシング4には開口4aが形成されてお
り、この開口4aを通して旋回ロッド1の一部がケーシ
ング4内に導入されている。ケーシング4内には関節リ
ンケージ5が配置されており、この関節リンケージ5に
よって旋回ロッド1が支持されている。これによって、
旋回ロッド1の長手軸X−X’を全ての方向に自在に旋
回させることができる。関節リンケージ5は自在継手を
含む。この自在継手は旋回ロッド1に固定されたインナ
ーリング5aと、共通の軸線Z−Z’上に配置された二
本の連結ピン5bによってこのインナーリング5aに連
結されたアウターリング5cとを有する。アウターリン
グ5cは共通の軸線Y−Y’上に配置された二本の連結
ピン5dによってケーシング4に連結されている。ここ
に、連結ピン5dの軸線Y−Y’は連結ピン5bの軸線
Z−Z’に対して直交するように設定されている。この
実施例においては自在継手が使用されているが、これに
限られるものではない。すなわち、旋回ロッド1をその
長手軸X−X’回りの回転を伴うことなく全方向に傾斜
できるように保持させることができるものであれば、従
来技術において使用されているような玉継手でもよい。
【0006】このマーキング装置は旋回ロッド1の方向
を制御するための駆動装置を有する。なお、この制御機
構は従来技術のものと同じである。駆動装置は二つの伸
縮自在のジャッキ6より成る。各ジャッキ6は旋回ロッ
ド1の長手軸X−X’に対して平行に配向され、その一
端は玉継手7によってケーシング4に連結され、他端は
同じく玉継手8によってアーム9の自由端に連結されて
いる。ここに、アーム9は旋回ロッド1に固定されてお
り、旋回ロッド1の半径方向に配向されるとともに相互
に直交するように配置されている。ケーシング4の開口
4aとアーム9との距離は次のように設定されている。
すなわち、その距離は関節リンケージ5を支持している
ケーシング4の壁とアーム9との間にジャッキ6が自由
に動作できるような空間が形成されるように設定されて
いる。このような条件の下で、二つの玉継手7は結果的
に関節リンケージ5の中心5’を通って旋回ロッド1と
交差する面内に配置される。ここに、中心5’は軸線Y
−Y’と軸線Z−Z’との交点である。このような幾何
学的配置により、対象物3の面上に直線状のマークを形
成する場合には、一方のジャッキ6を作動させるだけで
よく、他方のジャッキ6を作動させる必要がない。した
がって、このような配置にすることによって、マーキン
グ装置の二つのジャッキ6を自動的に作動させるための
プログラムが著しく簡素化される。容易に理解できると
思うが、二つのアーム9は軸線Y−Y’及び軸線Z−
Z’に対していかなる方向に配向させてもよい。ただ
し、これらのアーム9は相互に直交していること、ま
た、二つの玉継手7の中心が関節リンケージ5の中心
5’を通って旋回ロッド1と交差する面内に配置されて
いることが条件である。
【0007】上述した実施例は発明の内容を説明するた
めの例に過ぎず、この発明の範囲を制限するものではな
い。したがって、上記実施例は、特許請求の範囲によっ
て限定される発明の範囲を逸脱しない限り、いかなる変
更も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のマーキング装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 旋回ロッド 2 マーキング工具 4 ケーシング 5 関節リンケージ 5’ 中心 6 ジャッキ 7,8 玉継手 9 アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の表面に二次元の識別マークを形成
    するためのマーキング装置であって、 固定式のケーシングと、 旋回ロッドと、 旋回ロッドに取り付けられた微小衝撃式のマーキング工
    具と、 前記ケーシング内に配置された関節リンケージと、 前記旋回ロッドに対して平行に配置された二つの伸縮自
    在のジャッキと、 前記旋回ロッドの半径方向に配向されるとともに前記旋
    回ロッドに固定された二つのアームと、 を有し、前記旋回ロッドはその一部が前記ケーシング内
    に配置されるとともにその長手軸を全ての方向に自在に
    旋回させることができるように前記関節リンケージによ
    って支持され、前記旋回ロッドの長手軸の方向は前記二
    つのジャッキによって制御され、前記ジャッキはそれぞ
    れその一端が玉継手によって前記アームに連結されると
    ともにその他端が玉継手によって前記ケーシングに連結
    され、前記玉継手が前記関節リンケージの中心を通って
    旋回ロッドと交差する面内に配置されているマーキング
    装置。
JP3996494A 1994-03-10 1994-03-10 マーキング装置 Pending JPH07246577A (ja)

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JP3996494A JPH07246577A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 マーキング装置

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JP3996494A JPH07246577A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 マーキング装置

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JPH07246577A true JPH07246577A (ja) 1995-09-26

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ID=12567652

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JP3996494A Pending JPH07246577A (ja) 1994-03-10 1994-03-10 マーキング装置

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