JPH06198527A - 保持角自在テーブル - Google Patents
保持角自在テーブルInfo
- Publication number
- JPH06198527A JPH06198527A JP33552092A JP33552092A JPH06198527A JP H06198527 A JPH06198527 A JP H06198527A JP 33552092 A JP33552092 A JP 33552092A JP 33552092 A JP33552092 A JP 33552092A JP H06198527 A JPH06198527 A JP H06198527A
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- JP
- Japan
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- linear
- table member
- actuator
- spherical
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で、かつ作業性を向上させることのでき
る保持角自在テーブルを提供する。 【構成】 ベース2に固定して取り付けられ、先端には
球体10を有する主軸3と、前記球体10を受けて傾動
自在に保持する球面軸受11を有したテーブル部材4
と、各々前記テーブル部材4に付設され、前記球体10
と前記球面軸受11とが結合された球関節継手17を通
って前記テーブル部材4の広がり方向に沿って延びるリ
ニアガイド13上を移動し得るとともに、相互に略直交
する2つの直線移動部材A5,B5と、ピストン6aが
直線移動可能なシリンダA6,B6と、前記直線移動部
材A5,B5と前記シリンダA6,B6との間に各々対
応して設けられ、前記ピストン6aの移動を前記直線移
動部材A5,B5を介して前記テーブル部材4にそれぞ
れ伝達させて、前記テーブル部材4の傾動を制御する2
つのリンク部材A7,B7とを設けた。
る保持角自在テーブルを提供する。 【構成】 ベース2に固定して取り付けられ、先端には
球体10を有する主軸3と、前記球体10を受けて傾動
自在に保持する球面軸受11を有したテーブル部材4
と、各々前記テーブル部材4に付設され、前記球体10
と前記球面軸受11とが結合された球関節継手17を通
って前記テーブル部材4の広がり方向に沿って延びるリ
ニアガイド13上を移動し得るとともに、相互に略直交
する2つの直線移動部材A5,B5と、ピストン6aが
直線移動可能なシリンダA6,B6と、前記直線移動部
材A5,B5と前記シリンダA6,B6との間に各々対
応して設けられ、前記ピストン6aの移動を前記直線移
動部材A5,B5を介して前記テーブル部材4にそれぞ
れ伝達させて、前記テーブル部材4の傾動を制御する2
つのリンク部材A7,B7とを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工作業や組立作業が
し易いようにテーブル部材を傾動せ、任意の位置で停止
させて保持することができるようにする保持角自在テー
ブルに関するものである。
し易いようにテーブル部材を傾動せ、任意の位置で停止
させて保持することができるようにする保持角自在テー
ブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、製造ライン等でワークを載せ
る作業テーブル部材を傾動調節して加工作業や組立作業
をし易くするようにした保持角自在テーブルは知られて
いる。
る作業テーブル部材を傾動調節して加工作業や組立作業
をし易くするようにした保持角自在テーブルは知られて
いる。
【0003】この保持角自在テーブルにおいて、作業テ
ーブル部材を駆動させる手段としては、ロータリーアク
チュエータを用いた駆動装置や、ゴニオステージを用い
た駆動装置の2つが知られている。このうち、ロータリ
ーアクチュエータを用いた駆動装置は、一方向のみの動
きで、しかも二点程度の停止位置、すなわち段階的な傾
動調整となり、リニアな傾動調整はできない。一方、ゴ
ニオステージを用いた駆動装置は、テーブル面積が比較
的小さく、かつ回転中心が作業用テーブル部材から離れ
た位置にあるので、回転角度が小さいものに適した構造
になっている。
ーブル部材を駆動させる手段としては、ロータリーアク
チュエータを用いた駆動装置や、ゴニオステージを用い
た駆動装置の2つが知られている。このうち、ロータリ
ーアクチュエータを用いた駆動装置は、一方向のみの動
きで、しかも二点程度の停止位置、すなわち段階的な傾
動調整となり、リニアな傾動調整はできない。一方、ゴ
ニオステージを用いた駆動装置は、テーブル面積が比較
的小さく、かつ回転中心が作業用テーブル部材から離れ
た位置にあるので、回転角度が小さいものに適した構造
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の保持角自在テーブルにおいて、作業テーブル部材を駆
動させる手段としては、ロータリーアクチュエータを用
いた駆動装置や、ゴニオステージを用いた駆動装置の2
つが知られているが、ロータリーアクチュエータを用い
た駆動装置は、一方向のみの動きで、しかも二点程度の
停止位置、すなわち段階的な傾動調整となり、リニアな
微動の傾動調整ができないと言う問題点があった。一
方、ゴニオステージを用いた駆動装置は、テーブル面積
が比較的小さく、かつ回転中心が作業用テーブル部材か
ら離れた位置にあるので、回転角度が小さいものしか作
れないと言う問題点があった。
の保持角自在テーブルにおいて、作業テーブル部材を駆
動させる手段としては、ロータリーアクチュエータを用
いた駆動装置や、ゴニオステージを用いた駆動装置の2
つが知られているが、ロータリーアクチュエータを用い
た駆動装置は、一方向のみの動きで、しかも二点程度の
停止位置、すなわち段階的な傾動調整となり、リニアな
微動の傾動調整ができないと言う問題点があった。一
方、ゴニオステージを用いた駆動装置は、テーブル面積
が比較的小さく、かつ回転中心が作業用テーブル部材か
ら離れた位置にあるので、回転角度が小さいものしか作
れないと言う問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、安価で、かつ作業性を向上させ
ることのできる保持角自在テーブルを提供することにあ
る。
のであり、その目的は、安価で、かつ作業性を向上させ
ることのできる保持角自在テーブルを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る保持角自在テーブルは、基準位置に固
定して取り付けられた主軸と、前記主軸の先端に傾斜自
在にして取り付けられたテーブル部材と、前記テーブル
部材に付設され、前記自在継手を通って前記テーブル部
材の広がり方向に沿って延びる直線上を移動し得る直線
移動部材と、直線移動可能なアクチュエータと、前記直
線移動部材と前記アクチュエータとの間に介装され、前
記アクチュエータの移動を前記直線移動部材を介して前
記テーブル部材に伝達させ、前記テーブル部材の傾動を
制御するリンク部材とを備えたものである。
め、本発明に係る保持角自在テーブルは、基準位置に固
定して取り付けられた主軸と、前記主軸の先端に傾斜自
在にして取り付けられたテーブル部材と、前記テーブル
部材に付設され、前記自在継手を通って前記テーブル部
材の広がり方向に沿って延びる直線上を移動し得る直線
移動部材と、直線移動可能なアクチュエータと、前記直
線移動部材と前記アクチュエータとの間に介装され、前
記アクチュエータの移動を前記直線移動部材を介して前
記テーブル部材に伝達させ、前記テーブル部材の傾動を
制御するリンク部材とを備えたものである。
【0007】
【作用】この構成によれば、アクチュエータが移動され
ると、この移動がリンク部材及び直線移動部材を介して
テーブル部材に伝えられ、主軸との自在連結部分を支点
にして前記テーブル部材を傾動調整せて、任意の位置で
停止することができる保持角自在テーブルが得られる。
ると、この移動がリンク部材及び直線移動部材を介して
テーブル部材に伝えられ、主軸との自在連結部分を支点
にして前記テーブル部材を傾動調整せて、任意の位置で
停止することができる保持角自在テーブルが得られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1乃至図4は本発明の保持角自在テ
ーブルの一実施例を示すもので、図1はその側面図、図
2はその側面図、図3はその上面図、図4はその底面図
である。
詳細に説明する。図1乃至図4は本発明の保持角自在テ
ーブルの一実施例を示すもので、図1はその側面図、図
2はその側面図、図3はその上面図、図4はその底面図
である。
【0009】図1乃至図4において、保持角自在テーブ
ル1は、ベース2を基準として、このベース2上に支軸
3、テーブル部材4、一対の直線移動部材A5,B5、
一対のシリンダA6,B6、直線移動部材A5とシリン
ダA6の間を連結してなるリンク部材A7、及び直線移
動部材B5とシリンダB6の間を連結してなるリンク部
材B7等で構成されている。
ル1は、ベース2を基準として、このベース2上に支軸
3、テーブル部材4、一対の直線移動部材A5,B5、
一対のシリンダA6,B6、直線移動部材A5とシリン
ダA6の間を連結してなるリンク部材A7、及び直線移
動部材B5とシリンダB6の間を連結してなるリンク部
材B7等で構成されている。
【0010】さらに詳述すると、支軸3は、ベース2の
上方に向かって略直角に突出した状態で、下端側がブラ
ケット8及びボルト9介してベース2の略中心に固定し
て取り付けられている。また、支軸3の上端側には球体
10が取り付けられている。
上方に向かって略直角に突出した状態で、下端側がブラ
ケット8及びボルト9介してベース2の略中心に固定し
て取り付けられている。また、支軸3の上端側には球体
10が取り付けられている。
【0011】テーブル部材4は、円板状に形成されてお
り、中心には球体10を受けて傾動自在に保持する球面
軸受11が取り付けられており、球体10と球面軸受1
1で球関節継手17を形成している。また、テーブル部
材4には、テーブル部材4の中心を通ってテーブル部材
4の広がり方向に延び、かつ互いに直交する直線上に、
上下に貫通している開口A12及びB12が形成されて
いる。さらに、図示はしないが、テーブル部材4には、
このテーブル部材4の上面にワークを保持するための固
定部材が付設される。
り、中心には球体10を受けて傾動自在に保持する球面
軸受11が取り付けられており、球体10と球面軸受1
1で球関節継手17を形成している。また、テーブル部
材4には、テーブル部材4の中心を通ってテーブル部材
4の広がり方向に延び、かつ互いに直交する直線上に、
上下に貫通している開口A12及びB12が形成されて
いる。さらに、図示はしないが、テーブル部材4には、
このテーブル部材4の上面にワークを保持するための固
定部材が付設される。
【0012】直線移動部材A5は開口A12に対応して
形成されているとともに、直線移動部材B5は開口B1
2に対応して形成されている。これら直線移動部材A5
及び直線移動部材B5は同じ構造を成し、各開口A2
1,B21内にそれぞれテーブル部材4の中心を通って
テーブル部材4の広がり方向に延ばされた状態で設けら
れているリニアガイド13と、このリニアガイド13を
把持しつつリニアガイド13上を摺動動作するリニアベ
アリング14とで構成されている。
形成されているとともに、直線移動部材B5は開口B1
2に対応して形成されている。これら直線移動部材A5
及び直線移動部材B5は同じ構造を成し、各開口A2
1,B21内にそれぞれテーブル部材4の中心を通って
テーブル部材4の広がり方向に延ばされた状態で設けら
れているリニアガイド13と、このリニアガイド13を
把持しつつリニアガイド13上を摺動動作するリニアベ
アリング14とで構成されている。
【0013】シリンダA6は開口A12の略真下に対応
して配設されているとともに、シリンダB6は開口B1
2の略真下に対応して配設されている。これらシリンダ
A6及びシリンダB6は空圧シリンダであって、ボルト
15でベース2上に固定して取り付けられている。そし
て、図示せぬエアコンプレッサからエアが供給・排出さ
れると、このエアの圧力に応じてピストン6aが開口A
12,B12に向かって進退出される構造に成ってい
る。
して配設されているとともに、シリンダB6は開口B1
2の略真下に対応して配設されている。これらシリンダ
A6及びシリンダB6は空圧シリンダであって、ボルト
15でベース2上に固定して取り付けられている。そし
て、図示せぬエアコンプレッサからエアが供給・排出さ
れると、このエアの圧力に応じてピストン6aが開口A
12,B12に向かって進退出される構造に成ってい
る。
【0014】リンク部材A7及びリンク部材B7は、そ
れぞれ連結ピン16で回動自在に連結された一対のリン
ク片7a,7bで形成されており、リンク片7aの一端
側をリニアベアリング14に取り付け、リンク片7bの
一端側をピストン6aに取り付けている。そして、各リ
ンク部材A7,B7は、その回動方向がリニアガイド1
3と沿う状態にして配設される。
れぞれ連結ピン16で回動自在に連結された一対のリン
ク片7a,7bで形成されており、リンク片7aの一端
側をリニアベアリング14に取り付け、リンク片7bの
一端側をピストン6aに取り付けている。そして、各リ
ンク部材A7,B7は、その回動方向がリニアガイド1
3と沿う状態にして配設される。
【0015】このように構成された保持角自在テーブル
1では、シリンダA6及びシリンダB6にエアが供給ま
たは排出されると、これに応じてピストン6aが進退出
される。すると、このピストン6aの進出量に応じてリ
ンク片7aが、リニアガイド13上のリニアベアリング
14の摺動を伴いながら連結ピン16を支点として回動
する。そして、この回動量に応じてテーブル部材4が球
関節継手17を支点として傾動する。そして、この傾動
量及び向きの調整は、シリンダA6,B6の駆動量、す
なわちピストン6aの突出量によって自由に得られるも
ので、また調整後の位置はシリンダA6,B6の駆動を
その位置でロックすることにより、保持することができ
る。
1では、シリンダA6及びシリンダB6にエアが供給ま
たは排出されると、これに応じてピストン6aが進退出
される。すると、このピストン6aの進出量に応じてリ
ンク片7aが、リニアガイド13上のリニアベアリング
14の摺動を伴いながら連結ピン16を支点として回動
する。そして、この回動量に応じてテーブル部材4が球
関節継手17を支点として傾動する。そして、この傾動
量及び向きの調整は、シリンダA6,B6の駆動量、す
なわちピストン6aの突出量によって自由に得られるも
ので、また調整後の位置はシリンダA6,B6の駆動を
その位置でロックすることにより、保持することができ
る。
【0016】なお、テーブル部材4の傾きの算出アルゴ
リズムは、図5及び図6を用いて説明すると、次のよう
にして求めることができる。
リズムは、図5及び図6を用いて説明すると、次のよう
にして求めることができる。
【0017】(A)1軸だけを考えた場合では、図5に
示すように、テーブル部材4の回転中心(球関節継手1
7)を点A,リニアガイド13上を移動するリニアベア
リング14の位置を点B,連結ピン16の位置を点C,
点Aよりベース2上に降ろした垂線(主軸3)と点Cよ
り水平に引いた線と交わる点を点Dとし、点Bと点Cと
の距離をa,点Cと点Dとの距離をbとすると、距離a
及び距離bは定数であり、テーブル部材4が角度θ傾
き、点Cが距離xだけ下に移動したとき、角度θと角度
xとの関係は、
示すように、テーブル部材4の回転中心(球関節継手1
7)を点A,リニアガイド13上を移動するリニアベア
リング14の位置を点B,連結ピン16の位置を点C,
点Aよりベース2上に降ろした垂線(主軸3)と点Cよ
り水平に引いた線と交わる点を点Dとし、点Bと点Cと
の距離をa,点Cと点Dとの距離をbとすると、距離a
及び距離bは定数であり、テーブル部材4が角度θ傾
き、点Cが距離xだけ下に移動したとき、角度θと角度
xとの関係は、
【数1】 で表わせる。
【0018】
【数1】
【0019】(B)また、2軸を考えた場合では、図6
に示すように、一対の直線移動部材A5,B5、一対の
シリンダA6,B6、直線移動部材A5とシリンダA6
の間を連結してなるリンク部材A7、及び直線移動部材
B5とシリンダB6の間を連結してなるリンク部材B7
を、それぞれ互いに45度ずらして配置し、各点B(B
1,B2)を変化させるとテーブル部材4は点Aを中心
として球面動作が行われ、傾動量及び向きが調整される
ことになる。
に示すように、一対の直線移動部材A5,B5、一対の
シリンダA6,B6、直線移動部材A5とシリンダA6
の間を連結してなるリンク部材A7、及び直線移動部材
B5とシリンダB6の間を連結してなるリンク部材B7
を、それぞれ互いに45度ずらして配置し、各点B(B
1,B2)を変化させるとテーブル部材4は点Aを中心
として球面動作が行われ、傾動量及び向きが調整される
ことになる。
【0020】したがって、上記実施例の構造では、シリ
ンダA6,B6が駆動されてピストン6aが移動される
と、この移動がリンク部材A7,B7、及び直線移動部
材A5,B5を介してテーブル部材4に伝えられ、主軸
3との自在連結部分(球関節継手17)を支点にして前
記テーブル部材4を傾動せ、任意の位置で停止すること
ができる保持角自在テーブルが得られることになる。
ンダA6,B6が駆動されてピストン6aが移動される
と、この移動がリンク部材A7,B7、及び直線移動部
材A5,B5を介してテーブル部材4に伝えられ、主軸
3との自在連結部分(球関節継手17)を支点にして前
記テーブル部材4を傾動せ、任意の位置で停止すること
ができる保持角自在テーブルが得られることになる。
【0021】なお、上記実施例では、アクチュエータと
して、リンク部材A7,B7を駆動する手段としてシリ
ンダA6,B6を設けた構造を開示したが、これ以外の
駆動手段を使用しても差し支えないものである。
して、リンク部材A7,B7を駆動する手段としてシリ
ンダA6,B6を設けた構造を開示したが、これ以外の
駆動手段を使用しても差し支えないものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る保持
角自在テーブルによれば、簡単な構造で、アクチュエー
タが移動されると、この移動がリンク部材及び直線移動
部材を介してテーブル部材に伝えられ、主軸との自在連
結部分を支点にして前記テーブル部材を傾動調整させ
て、任意の位置で停止することができる保持角自在テー
ブルが得られる。
角自在テーブルによれば、簡単な構造で、アクチュエー
タが移動されると、この移動がリンク部材及び直線移動
部材を介してテーブル部材に伝えられ、主軸との自在連
結部分を支点にして前記テーブル部材を傾動調整させ
て、任意の位置で停止することができる保持角自在テー
ブルが得られる。
【図1】本発明の一実施例に係る保持角自在テーブルの
一部を破断して示す側面図である。
一部を破断して示す側面図である。
【図2】本実施例の側面図である。
【図3】本実施例の上面図である。
【図4】本実施例の底面図である。
【図5】本発明におけるテーブルの傾き算出アルゴリズ
ムを1軸の場合について説明するための図である。
ムを1軸の場合について説明するための図である。
【図6】本発明におけるテーブルの傾き算出アルゴリズ
ムを2軸の場合について説明するための図である。
ムを2軸の場合について説明するための図である。
1 保持角自在テーブル 2 ベース(基準位置) 3 主軸 4 テーブル部材 5 直線移動部材 6 シリンダ(アクチュエータ) 7 リンク部材 10 球体 11 球面軸受 13 リニアガイド 14 リニアベアリング 17 球関節継手(自在継手)
Claims (4)
- 【請求項1】 基準位置に固定して取り付けられた主軸
と、 前記主軸の先端に傾斜自在にして取り付けられたテーブ
ル部材と、 前記テーブル部材に付設され、前記自在継手を通って前
記テーブル部材の広がり方向に沿って延びる直線上を移
動し得る直線移動部材と、 直線移動可能なアクチュエータと、 前記直線移動部材と前記アクチュエータとの間に介装さ
れ、前記アクチュエータの移動を前記直線移動部材を介
して前記テーブル部材に伝達させ、前記テーブル部材の
傾動を制御するリンク部材と、 を備えたことを特徴とする保持角自在テーブル。 - 【請求項2】 基準位置に固定して取り付けられ、先端
には球体を有する主軸と、 前記球体を受けて傾動自在に保持する球面軸受を有した
テーブル部材と、 各々前記テーブル部材に付設され、前記球体と前記球面
軸受とが結合された球関節継手を通って前記テーブル部
材の広がり方向に沿って延びる直線上を移動し得るとと
もに、相互に略直交する2つの直線移動部材と、 直線移動可能なアクチュエータと、 前記直線移動部材と前記アクチュエータとの間に各々対
応して設けられ、前記アクチュエータの移動を前記直線
移動部材を介して前記テーブル部材にそれぞれ伝達させ
て、前記テーブル部材の傾動を制御する2つのリンク部
材と、 を備えたことを特徴とする保持角自在テーブル。 - 【請求項3】 前記テーブル部材にワークの固定部材を
付設した請求項1または2に記載の保持角自在テーブ
ル。 - 【請求項4】 前記直線移動部材は、リニアガイドと、
このリニアガイドを把持しつつ摺動動作するリニアベア
リングとにより構成した請求項1または2に記載の保持
角自在テーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33552092A JPH06198527A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 保持角自在テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33552092A JPH06198527A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 保持角自在テーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06198527A true JPH06198527A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18289496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33552092A Pending JPH06198527A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 保持角自在テーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06198527A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009218389A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Psc Kk | 気体圧制御型微小傾斜装置 |
JP2012051054A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Hiihaisuto Seiko Kk | 位置決めテーブル |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP33552092A patent/JPH06198527A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009218389A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Psc Kk | 気体圧制御型微小傾斜装置 |
JP2012051054A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Hiihaisuto Seiko Kk | 位置決めテーブル |
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