JP2001038551A - 6自由度パラレルメカニズムを適用したワークテーブル機構 - Google Patents

6自由度パラレルメカニズムを適用したワークテーブル機構

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JP2001038551A
JP2001038551A JP11221792A JP22179299A JP2001038551A JP 2001038551 A JP2001038551 A JP 2001038551A JP 11221792 A JP11221792 A JP 11221792A JP 22179299 A JP22179299 A JP 22179299A JP 2001038551 A JP2001038551 A JP 2001038551A
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spherical
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input crank
input
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Hiroaki Funahashi
宏明 舟橋
Yukio Takeda
行生 武田
Kazuya Hirose
和也 廣瀬
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】スライダにおける隙間が少なく、摩擦力が小さ
く、可動範囲が大きく、長大なスライダを必要とせず、
速度範囲が広く、駆動系の潤滑、密封が容易な6自由度
パラレルメカニズムによるワークテーブル。 【解決手段】ベース2に、左右一対の入力クランク機構
3を円周上の対向位置に3組構成すると共に、ワークテ
ーブル1に、左右一対の受け部4を円周上の対向位置に
3組構成して、入力クランク機構のクランク腕7と受け
部間に連結リンク8を連結する構成とし、この際、連結
リンクは、ベースの隣接する他の組の、離れた入力クラ
ンク機構が、ワークテーブルの同じ組の受け部に対応す
るように連結する構成とし、クランク腕と連結リンク及
び受け部と連結リンク間は、球面転がり軸受9を介して
連結した6自由度パラレルメカニズムを適用したワーク
テーブル機構を提案する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、6自由度パラレル
メカニズムを適用したワークテーブル機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、高速切削加工を行うための加工
機の運動機構として、6自由度パラレルメカニズムが注
目されている。このような6自由度のパラレルメカニズ
ムは、ベースとワークテーブル間に少なくとも6本のリ
ンクを連結して構成されるものであり、従来のもので
は、スライダを入力として動作させる構成、即ちスライ
ダ入力式として構成している。この場合、スライダは、
リンクを伸縮させる構成と、リンクのベース側を移動さ
せる構成のものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スライダ入力式の従来
のパラレルメカニズムでは、以下に示すような課題があ
る。 a.スライダにおける隙間が大である。 b.摩擦力が大である。 c.可動範囲が狭く、必要な可動範囲をとるためには長
大なスライダが必要となる。 d.速度範囲が狭い。 e.駆動系の潤滑、密封が容易でない。 また、パラレルメカニズムを適用した従来の高速切削加
工機では、パラレルメカニズムの出力節に加工用のスピ
ンドルを取付けて天吊りとして、静止系の固定台に固定
されているワークを加工するものであり、パラレルメカ
ニズムの出力節にワークを固定し、静止系にスピンドル
を固定するものはない。本発明はこのような課題を解決
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明では、ベースに、左右一対の入力クランク
機構を円周上の対向位置に3組構成すると共に、ワーク
テーブルに、左右一対の受け部を円周上の対向位置に3
組構成して、入力クランク機構のクランク腕と受け部間
に連結リンクを連結する構成とし、この際、連結リンク
は、ベースの隣接する他の組の、離れた入力クランク機
構が、ワークテーブルの同じ組の受け部に対応するよう
に連結する構成とし、クランク腕と連結リンク及び受け
部と連結リンク間は、球面転がり軸受を介して連結した
6自由度パラレルメカニズムを適用したワークテーブル
機構を提案する。
【0005】そして本発明では、上記の構成において入
力クランク機構はベースの円周上の角度120°毎に3
組構成すると共に、受け部はワークテーブル1の円周上
の角度120°毎に3組構成し、上記各組の配置が所望
の角度だけ位相をずらした状態でベースとワークテーブ
ルを配置して連結リンクで連結することを提案する。
【0006】そして本発明では、上記の構成に適用する
球面転がり軸受は、棒の先端に球面体を設けた第1の部
材と、この球面体の外形よりも大きい球面凹部を設けた
第2の部材と、第1の部材の球面体を第2の部材の球面
凹部に嵌めた状態において形成される間隙に介装する多
数のボールを保持した第3の部材とから構成されるもの
とすることを提案する。
【0007】以上の本発明によれば、機構内にスライダ
を構成せず、クランクを入力とする6自由度のパラレル
メカニズムを実現することができ、隙間は予圧により実
質的になくすことができると共に、摩擦力を小さくする
ことができる。また、本発明では、スライダではなく、
クランクを用いたことで、速度範囲が拡大され、長大な
スライダを用いる必要がなくなり、駆動系の潤滑、密閉
が容易となる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図中、符号1はワークテーブルであ
り、また図中斜線により示す2はベースである。本発明
では、まずベース2に、左右一対の入力クランク機構3
al,3ar;3bl,3br;3cl,3crを円周
上の対向位置、この例の場合、円周上の角度120°毎
に3組構成している。またワークテーブル1には、左右
一対の受け部4al,4ar;4bl,4br;4c
l,4crを円周上の対向位置、この例の場合、円周上
の角度120°毎に3組構成している。尚、符号におけ
る添字a,b,c,dは夫々の組を区別するものであ
り、添字l,rは夫々左,右を区別するものである。従
って入力クランク機構及び受け部の個々を区別する必要
がない場合には、夫々符号3,4により総称すると共
に、必要に応じて一方の添字により区別を行う。この実
施の形態では、入力クランク機構3は、モータ5と減速
機6とクランク腕7とから構成しており、これらの回転
軸は一線上に配置している。この場合、減速機6として
は、例えば遊星歯車減速機を適用する。しかしながら減
速機6を適宜に選択することにより、モータ4の回転軸
とクランク腕6の回転軸が直交するように配置すること
もできる。即ち、減速機6としてウォーム減速機等を適
用することによりこのような構成を実現できる。
【0009】本発明では、以上の構成において、ベース
2の入力クランク機構3のクランク腕7とワークテーブ
ル1の受け部4間に連結リンク8を連結する構成であ
り、この際、連結リンク8は、ベース2の隣接する他の
組a,b;b,c;c,d;d,aの、離れた入力クラ
ンク機構3ar,3bl;3br,3cl;3cr,3
alが、ワークテーブル1の同じ組の受け部4al,4
ar;4bl,4br;4cl,4crに対応するよう
に連結する構成とする。このことから、ワークテーブル
1とベース2は、入力クランク機構3の組a,b,cと
受け部4の組a,b,cが、所望の角度だけ位相がずれ
た状態で配置される。
【0010】本発明では、以上の構成において、クラン
ク腕7と連結リンク8及び受け部4と連結リンク8間
は、球面転がり軸受9を介して連結することを特徴とす
るものである。図4、図5は球面転がり軸受9の部分を
拡大して構成と動作を示すもので、この球面転がり軸受
9は、棒10の先端に球面体11を設けた第1の部材1
2と、この球面体11の外形よりも大きい球面凹部13
を設けた第2の部材14と、第1の部材12の球面体1
1を第2の部材14の球面凹部13に嵌めた状態におい
て形成される間隙に介装する多数のボール15を保持し
た第3の部材16とから構成されるものである。かかる
構成においては、球面対偶により図4から図5に示され
る各方向への揺動運動と、棒10の軸の回りの回転運動
の3自由度の運動が行える。またこのような球面転がり
軸受9においては揺動角に制限があり、図中に記載した
φSは最大揺動角を示すもので、例えば45°程度であ
る。
【0011】図6は本発明に係るパラレルメカニズムの
構成要素の連結状態を概念的に表した平面図であり、ワ
ークテーブル1とベース2の図示は省略している。図6
においては、ワークテーブル1自体の図示に代えて、ワ
ークテーブル1に設けた各受け部4(又は球面転がり軸
受9)を白丸で表示し、そして各受け部4(又は球面転
がり軸受9)が120°毎に設置されている配置を表し
た円17を、その半径rと共に示している。従って、こ
の円17は、楕円に変化した場合にワークテーブル1が
平面に対して傾いたことを示すものである。同様に図6
においては、ベース2自体の図示に代えて、ベース2に
設けた入力クランク機構3のクランク腕7の回転軸側端
部18を黒点で示すと共に、それらが120°毎に設置
されている配置を表した円19を、その半径Rと共に示
しており、また回転軸20を一点鎖線で示している。更
に、図中には、本発明にかかるパラレルメカニズムの機
構定数を表すパラメータとして角度β1,β2,β3を表
している。この角度パラメータβ1は、図に示すように
1組の左右の入力クランク機構3の左右のクランク腕7
の回転軸側端部18の拡がり角度の半分を示すものであ
る。また角度パラメータβ2は、図に示すように左右の
クランク腕7の回転軸側端部18を結ぶ直線21に対し
ての夫々の回転軸18の方向の角度を示すものである。
更に角度パラメータβ3は、図に示すように1組の左右
の受け部4の拡がり角度の半分を示すものである。
【0012】尚、図1中、符号22はワークテーブル1
に支持したワークであり、23はワーク加工用のスピン
ドルである。
【0013】以上の構成において、図2中の右側の入力
クランク機構3を動作させてクランク腕7を反時計回り
に回転させて図3の2点鎖線から実線の状態へと運動さ
せると、クランク腕7の先端は、連結リンク8の球面転
がり軸受9を介してワークテーブル1の受け部4を押し
動かす。そこで、図中左側の入力クランク機構(図示は
省略している。)を動作させ、その球面転がり軸受9を
介して右側と同様に受け部4を押し動かすと、ワークテ
ーブル1の、これらの左右の受け部4の個所は、図中で
傾斜せずに上昇する。そして以上と逆の動作ではワーク
テーブル1の、これらの左右の受け部4の個所は、図中
で傾斜せずに下降する。そしてこれらの動作を、他の組
の受け部4についても同様に行わせることにより、ワー
クテーブル1は水平を保持したまま昇降することにな
る。
【0014】また上述したように、図2中の右側の入力
クランク機構3を動作させて、クランク腕7の先端によ
り、連結リンク8の球面転がり軸受9を介してワークテ
ーブル1の受け部4を押し動かす際、左側の入力クラン
ク機構3は逆に動作させて、図2中左側に移動させるよ
うにすると、ワークテーブル1の、これらの左右の受け
部4の個所は、昇降しないで図中左側に移動する。従っ
てこれらの動作を、他の組の受け部4についても同様に
行わせることにより、ワークテーブル1は水平状態と高
さを維持したまま横方向に移動することになる。以上の
ようにして全ての入力クランク機構3を合目的的に動作
させることにより、図6の状態から図7の状態に示すよ
うに、ワークテーブル1を水平状態と高さを維持したま
ま縦横方向に移動させることができる。
【0015】一方、図6において、各組の全ての入力ク
ランク機構3を合目的的に運動させ、例えば夫々の組の
右側の入力クランク機構3rについては、連結リンク8
の球面転がり軸受9を介してワークテーブル1の受け部
4を押し動かす方向の運動を行わせると共に、左側の入
力クランク機構3lについては、連結リンク8の球面転
がり軸受9を介してワークテーブル1の受け部4を逆方
向に運動を行わせるようにすれば、図8に示すようにワ
ークテーブル1を図中反時計回りに旋回させることがで
きる。そして以上と逆の動作によりワークテーブル1を
図中時計回りに旋回させることができる。
【0016】さらに図6において、全ての入力クランク
機構3を合目的的に動作させることにより、図9に示す
ようにワークテーブル1を傾斜させることができる。
【0017】以上の動作説明に示すように、本発明によ
れば、機構内にスライダを構成せず、入力クランク機構
の動作だけで6自由度のパラレルメカニズムを実現する
ことができ、機構の対偶部分における隙間は予圧により
実質的になくすことができると共に、摩擦力を小さくす
ることができる。
【0018】こうして本発明では、図1に示すように、
パラレルメカニズムの出力節にワークを固定し、静止系
に加工用にスピンドルを固定する加工機械を実現するこ
とができる。
【0019】次に、本発明にかかるパラレルメカニズム
における機構定数を表すパラメータの範囲の例を示すと
次のとおりである。尚、距離又は半径の単位はmmであ
る。 クランク腕の回転軸側端部の配置を示す円の半径 R:[100,700] 受け部の配置を示す円の半径 r:[100,700] クランク腕の長さl1と連結リンクの 球面転がり軸受間距離l2の和 l1+l2:[200,2200] 比 l1/l2:[0.01,0.99] ワークテーブル上の全球面転がり軸受回転中心を通る平面とワークの取り付け 部の距離 lP: 100.0 左右一対の入力クランク機構上の球面転がり軸受中心間の最小距離 dc: 100.0 角度パラメータβ1 :[0,60°] 角度パラメータβ2 :[-30,30°] 角度パラメータβ3 :[0,60°] クランク腕の、水平面に対する下限角度 θ1,L:−30° クランク腕と連結リンクの成す下限角度 θ2,L: 45° 連結リンクとワークテーブルのなす下限角度 θ3,L: 90° 球面転がり軸受の最大揺動角 φS: 45°
【0020】また本発明を適用したパラレルメカニズム
の性能例を示すと次のとおりである。但し、VE,RE
及びφEは、夫々下記の内容を表すものである。 VE:ワークテーブルの実用作業領域の体積の機構全体
占有体積に対する比(実用作業領域の大きさを表す無次
元量) RE:ワークテーブルの実用作業領域の鉛直方向最大変
位の水平方向最大変位に対する比(実用作業領域の形状
を表す無次元量) φE:ワークテーブルの全方向最大揺動角 例1.回転軸を一線上に配置した入力クランク機構 VE:0.122 RE:0.520 φE:64.9° 例2.回転軸を一線上に配置した入力クランク機構 VE:0.098 RE:0.617 φE:44.9° 例3.回転軸が直交配置された入力クランク機構 VE:0.102 RE:0.650 φE:45.9° 例4.回転軸が直交配置された入力クランク機構 VE:0.095 RE:0.508 φE:58.0° 例5.回転軸が直交配置された入力クランク機構 VE:0.086 RE:0.397 φE:61.8°
【0021】次に、本発明を適用したパラレルメカニズ
ムの最適例の諸元及びその性能例を示すと次のとおりで
ある。 [諸元] R[mm]:324.0 r[mm]:244.3 β1[°]:25.0 β2[°]:17.3 β3[°]:46.2 l1[mm]:291.9 l2[mm]:565.6 lP[mm]:-100 [性能] 制御分解能 最良:0.338μm 最悪:0.440μm 発生力 最良:3500N 最悪:1900N 発生モーメント 最良:830N・m 最悪:430N・m 発生速度 最良:0.78 m/s 最悪:0.46 m/s 発生角速度 最良:3.5 rad/s 最悪:2.0 rad/s 作業領域の最大変位 並進 X軸:702 mm Y軸:687 mm Z軸:364 mm 回転 X軸:70.4° Y軸:64.9° Z軸:95.1°
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、次の
ような効果がある。 a.機構内にスライダを構成せず、クランクを入力とす
る6自由度のパラレルメカニズムを実現することがで
き、隙間は予圧により実質的になくすことができると共
に、摩擦力を小さくすることができる。 b.速度範囲が拡大され、長大なスライダを用いる必要
がなくなり、駆動系の潤滑、密閉が容易となる。 c.パラレルメカニズムの出力節にワークを固定し、静
止系に加工用にスピンドルを固定する加工機械を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のパラレルメカニズムを適用した加工
機械の例を示す斜視図である。
【図2】 図1の要部の一部断面説明図である。
【図3】 入力クランク機構の動作を示す一部断面説明
図である。
【図4】 球面転がり軸受の構成を示す断面図である。
【図5】 球面転がり軸受の構成を図4とは異なる動作
状態において示す断面図である。
【図6】 本発明に係るパラレルメカニズムを概念的に
示す平面図である。
【図7】 本発明に係るパラレルメカニズムを図6とは
異なる動作状態において概念的に示す平面図である。
【図8】 本発明に係るパラレルメカニズムを図6、図
7とは異なる動作状態において概念的に示す平面図であ
る。
【図9】 本発明に係るパラレルメカニズムを図6〜図
8とは異なる動作状態において概念的に示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ワークテーブル 2 ベース 3(3al,3ar;3bl,3br;3cl,3c
r;3dl,3dr)入力クランク機構 4(4al,4ar;4bl,4br;4cl,4c
r;4dl,4dr)受け部 5 モータ 6 減速機 7 クランク腕 8 連結リンク 9 球面転がり軸受 10 棒 11 球面体 12 第1の部材 13 球面凹部 14 第2の部材 15 ボール 16 第3の部材 17 受け部の配置を示す円 18 クランク腕の回転軸側端部 19 クランク腕の回転軸側端部の配置を示す
円 20 回転軸 21 直線 22 ワーク 23 スピンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599109951 武田 行生 東京都大田区南千束3−17−12 ブエナス エルテ201 (72)発明者 舟橋 宏明 神奈川県横浜市都筑区大棚町244 (72)発明者 武田 行生 東京都大田区南千束3−17−12 ブエナス エルテ201 (72)発明者 廣瀬 和也 東京都新宿区弁天町82番2号 Fターム(参考) 3C048 AA01 BB20 BC01 DD00 3J101 AA02 AA32 AA54 AA65 AA81 BA02 BA73 CA11 FA13 FA32 FA41 FA55 GA31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに、左右一対の入力クランク機構
    を円周上の対向位置に3組構成すると共に、ワークテー
    ブルに、左右一対の受け部を円周上の対向位置に3組構
    成して、入力クランク機構のクランク腕と受け部間に連
    結リンクを連結する構成とし、この際、連結リンクは、
    ベースの隣接する他の組の、離れた入力クランク機構
    が、ワークテーブルの同じ組の受け部に対応するように
    連結する構成とし、クランク腕と連結リンク及び受け部
    と連結リンク間は、球面転がり軸受を介して連結したこ
    とを特徴とする6自由度パラレルメカニズムを適用した
    ワークテーブル機構。
  2. 【請求項2】 入力クランク機構はベースの円周上の角
    度120°毎に3組構成すると共に、受け部はワークテ
    ーブル1の円周上の角度120°毎に3組構成し、上記
    各組の配置が所望の角度だけ位相をずらした状態でベー
    スとワークテーブルを配置して連結リンクで連結したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の6自由度パラレルメカ
    ニズムを適用したワークテーブル機構
  3. 【請求項3】 球面転がり軸受は、棒の先端に球面体を
    設けた第1の部材と、この球面体の外形よりも大きい球
    面凹部を設けた第2の部材と、第1の部材の球面体を第
    2の部材の球面凹部に嵌めた状態において形成される間
    隙に介装する多数のボールを保持した第3の部材とから
    構成されるものであることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の6自由度パラレルメカニズムを適用したワーク
    テーブル機構。
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