JPH07245896A - 回転電機 - Google Patents
回転電機Info
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- JPH07245896A JPH07245896A JP6206594A JP6206594A JPH07245896A JP H07245896 A JPH07245896 A JP H07245896A JP 6206594 A JP6206594 A JP 6206594A JP 6206594 A JP6206594 A JP 6206594A JP H07245896 A JPH07245896 A JP H07245896A
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- slot
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
回転子や固定子からの巻線のはみ出しを防止し、低コス
トで高品質な回転電機を提供する。 【構成】 複数のティース24により形成される軸方向
にわたる複数のスロット26を外周に有する回転子コア
12と、回転子コア12の各スロット26内に設けら
れ、スロット26内面を覆うインシュレータ14と、イ
ンシュレータ14上からティース24に巻線30を巻装
して形成されるコイル16と、からなる回転子を備える
回転電機において、インシュレータ14は、ティース2
4先端付近の対向面の少なくとも一方に、巻線30巻装
時にスロット26内への巻線30の挿入を許し、回転子
の回転時に巻線30のスロット27からのはみ出しを防
止するサポータ38,40を突出させて一体に備える。
Description
小型モータ等のようにコアの径が小さく全体的に細長い
ようなコアに巻装されたコイルのはみ出しを防止する回
転電機に関する。
機が小型化すると、例えば回転子コアの外径が小さくな
り、回転子コアが全体的に細長い形状になる傾向にあ
る。
を巻装してコイルを形成する場合、回転子コアのティー
スにより形成されるスロットの深さが浅くなり、そのた
め回転子の回転時に巻線がラジアル方向に膨らんで、回
転子コアのスロット開口部より外側にはみ出してしまう
おそれがある。
開口部より外側にはみ出すと固定子と接触して回転の障
害になったり、電気的に悪影響を受けたりするという問
題があった。
ティース間に形成されるスロットの深さが浅くなると、
そのスロット内に巻装される巻線が振動等により、位置
ずれを起こして、固定子コアのスロット開口部より外側
にはみ出して回転子コアと接触し、回転の障害となった
り、電気的に悪影響を与えたりするおそれがあるという
問題があった。特に、自動車などのように常時振動が生
じるものに用いられる小型モータ等において、この問題
が大きかった。
アに巻装された巻線がスロットの開口よりはみ出すのを
防止するため、含浸硬化法,ウエッジ挿入法,自己融着
線法あるいは実開昭56−7450号公報に示すような
巻線のはみ出し防止手段が採用されている。
に樹脂粉体やワニスを含浸付着させた後、硬化炉などで
加熱し、硬化させることにより、巻線のスロット開口か
らのはみ出しを防止するようにしている。
にウエッジを挿入してはみ出しを防止するようにしてい
る。挿入するウエッジの材質としては、紙,合成樹脂な
どが用いられている。
い、巻線工程後に、熱風等で加熱し、巻線同士を融着さ
せてはみ出しを防ぐようにしている。
鉄心をなす一部のコアシートティースを、スロット内に
突出するよう変形して巻線がスロットよりはみだすのを
防止するようにしている。
にあっては、樹脂粉体やワニスの含浸付着量にばらつき
が生じやすく、回転子のバランスを崩し、騒音や振動の
原因となるという問題があった。また、硬化炉などで熱
を加えるため、巻線の被膜等に悪影響を与えるおそれが
あるという問題があった。さらに、樹脂粉体等を巻線上
に被せるため、放熱性が悪くなるという問題があった。
そしてさらに、硬化炉などの設備が必要となり、設備費
が増大したり、生産のサイクルタイムを短縮しづらく、
設備償却費が高くなるという問題があった。
ロット内に挿入する際に、巻線に傷を付けてしまうおそ
れがあるという問題があった。また、スロットの数だけ
ウエッジを必要とするので部品点数が増加し、しかもス
ロットに蓋をする状態となるので放熱性が悪くなるとい
う問題があった。さらに、ウエッジの挿入に時間を要
し、生産のサイクルタイムを速くしづらく、設備償却費
が高くなるという問題があった。
く、コスト高になるという問題があった。また、巻線
後、高周波や炉で加熱したり、薬品に浸したりという後
処理が必要となり、熱や薬品による影響がでやすく、品
質が低下しやすいという問題があった。
線のはみ出し防止手段にあっては、巻線後にコアシート
のティースを変形させることとなるため、磁気バランス
に悪影響を与えるおそれがあるという問題があった。
れたもので、その目的は、巻線を加熱したり、傷付けた
りすることなく回転子や固定子からの巻線のはみ出しを
防止し、低コストで高品質な回転電機を提供することに
ある。
め、第1の発明は、複数のティースにより形成される軸
方向にわたる複数のスロットを外周に有する回転子コア
と、前記回転子コアの各スロット内に設けられ、スロッ
ト内面を覆うインシュレータと、前記インシュレータ上
から前記ティースに巻線を巻装して形成されるコイル
と、からなる回転子を備える回転電機において、前記イ
ンシュレータは、ティース先端付近の対向面の少なくと
も一方に、巻線巻装時にスロット内への巻線の挿入を許
し、回転子の回転時に巻線のスロットからのはみ出しを
防止するサポータを突出させて一体に備えることを特徴
としている。
される軸方向にわたる複数のスロットを外周に有する固
定子コアと、前記固定子コアの各スロット内に設けら
れ、スロット内面を覆うインシュレータと、前記インシ
ュレータ上から前記ティースに巻線を巻装して形成され
るコイルと、からなる固定子を備える回転電機におい
て、前記インシュレータは、ティース先端付近の対向面
の少なくとも一方に、巻線巻装時にスロット内への巻線
の挿入を許し、かつ、巻線の挿入後に巻線のスロットか
らのはみ出しを防止するサポータを突出させて一体に備
えることを特徴としている。
ット開口部の前記軸方向における両端部に形成されるこ
とを特徴としている。
ット開口部の前記軸方向における全域または中央部に形
成されることを特徴としている。
ット開口部のティース間ほぼ中央位置まで突出して形成
され、巻線挿入時のガイド兼用とされていることを特徴
としている。
る複数のインシュレータを一体化してインシュレータユ
ニットを形成したことを特徴としている。
トを回転子コアまたは固定子コアの軸方向長さにおける
半分の長さとし、同一形状のインシュレータユニットを
回転子コアまたは固定子コアの両端から挿入して取り付
けることを特徴としている。
のスロット内に設けられるインシュレータのティース先
端付近対向面の少なくとも一方に、サポータを一体に突
出させることにより、巻線時には、巻装時の巻線の押圧
力によってサポータがスロット内方に撓むこととなり、
サポータの存在にかかわらずスロット内への巻線の挿入
を許し、回転子の回転時には、その回転力によって巻線
が放射方向に膨らんでスロット開口部からはみ出そうと
した場合に、サポータによって巻線が押えられることと
なって、巻線のスロットからのはみ出しを防止すること
ができ、その結果、部品点数を増やさず、熱,傷付きに
よる影響や放熱性を低下させることなく、コストの低い
高品質な回転電機を提供することが可能となる。
ット内に設けられるインシュレータのティース先端付近
対向面の少なくとも一方に、サポータに一体に突出させ
ることにより、巻線時には、巻装時の巻線の押圧力によ
ってサポータがスロット内方に撓むこととなり、サポー
タの存在にかかわらず、スロット内への巻線の挿入を許
し、しかも振動等によって巻線がずれてスロット開口部
からはみ出そうとした場合には、サポータによって巻線
が押えられることとなり、固定子からの巻線のはみ出し
を防止することができ、その結果、固定子において部品
点数を増やさず、熱や傷付きによる影響や放熱性を低下
させることなく、コストの低い高品質の回転電機を提供
することが可能となる。
ト開口部の両端部に形成することにより、巻線のスロッ
ト開口部からのはみ出し防止とともに、巻線巻装時の巻
線のスロット内への挿入ガイドとすることが可能とな
る。
ト開口部の全域または中央部に形成することにより、確
実なスロット開口部からの巻線のはみ出しを防止するこ
とが可能となる。
ト開口部のティース間ほぼ中央位置まで突出させ、巻線
挿入時のガイドを兼用とすることにより、巻線巻装時に
サポータによってスロット開口部の中央位置からスロッ
ト内中央に巻線を案内してスロット内における巻線の収
まり状態を良好にするとともに、巻線完了後にはサポー
タにより回転時のはみ出しを防止することが可能とな
る。
される多数のインシュレータを一体化してインシュレー
タユニットを形成することにより、インシュレータの装
着を容易に行うことが可能となる。
ニットを回転子コアまたは固定子コアの軸方向の長さに
おける半分の長さとし、同一形状のインシュレータユニ
ットを回転子コアまたは固定子コアの両端から挿入して
取り付けることにより、各インシュレータユニットに形
成されたサポータの位置は、スロット開口部の周方向に
おいて左右対称に位置することとなり、この左右対称に
位置するサポータにより、巻線が回転時にスロット開口
部の周方向いずれの端部からはみ出そうとした場合で
も、いずれかのインシュレータユニットのサポータによ
って確実にはみ出しを防止することが可能となる。
を参照して詳細に説明する。
例に係る小型モータの回転子を示す図である。
と、インシュレータ14とコイル16とから構成されて
いる。
8を軸方向に積層して形成されるもので、中央部軸方向
に貫通孔20が形成され、この貫通孔20に回転軸22
が挿通一体化されるようになっている。また、この回転
子コア12には、径方向中心部分から放射方向にのびる
複数のティース24が形成され、この複数ティース24
によってティース24間に軸方向にわたる複数のスロッ
ト26が形成され、このスロット26の開口部28が回
転子コア12の外周で軸方向にわたって形成された状態
となっている。
型化のため、外径が小さく形成され、全体的に細長い状
態とされており、前記スロット26は、外径が小さい分
だけ深さが浅く形成されるようになっている。
コイル16との絶縁を行うもので、回転子コア12の各
スロット26内に挿入して設けられ、スロット26の内
面を覆うようになっている。
コア12の各スロット26対応位置において、開口した
状態で形成され、コイル16を構成する巻線30のスロ
ット26内への挿入を可能にしている。
26に挿入される多数のインシュレータ14は回転軸カ
バー部32および側面カバー部34と一体に形成される
ことで、インシュレータユニット36として形成され、
このインシュレータユニット36を回転子コア12に装
着することにより、複数のインシュレータ14を回転子
コア12の各スロット26内に同時に装着可能とし、装
着を容易にしている。
要する時間を短縮化でき、生産サイクルを短縮化でき、
しかもインシュレータユニット36は、射出成形等によ
り容易に成形することが可能となっている。
転子コア12の半分の長さに設定され、同一形状のイン
シュレータユニット36を回転子コア12の両端から挿
入して取り付けることにより、同一形状のインシュレー
タユニット36を用いることができ、部品の種類が増え
るのを抑えるようにしている。
の各スロット26の開口部28から各スロット26内に
挿入され、各スロット26内のインシュレータ14上か
ら各ティース24に巻装して形成されるようになってい
る。
体的に細長い形状とされ、かつ、回転子コア12の各ス
ロット26が浅い状態で巻線30がティース24に巻装
されていくと、巻線30がスロット26の開口部28付
近まで達し、この状態で回転子10を回転させると、高
速回転になった場合に、巻線30がラジアル方向に膨ら
んで、スロット26の開口部28より外方にはみ出し、
回転子10の回転に支障が生じたり、電気的に悪影響を
与えたりするおそれがある。
レータ14のティース24先端付近における対向面の双
方から、サポータ38および40を一体に突出させ、か
つ、これらサポータ38および40の先端部同士が重合
する状態にするとともに、一方のサポータ38をティー
ス24の外周面に沿わせて形成し、他方のサポータ40
をサポータ38よりスロット26内方側に傾斜させて形
成することにより、巻線30の巻装時にサポータ40の
傾斜によってスロット26内への巻線30の挿入を許
し、回転子10の回転時には、サポータ38および40
が重合してスロット26の開口部28を閉じることによ
り、巻線30のスロット26の開口部28からのはみ出
しを防止するようにしている。
インシュレータユニット36を構成する各インシュレー
タ14の側面カバー部34と反対側の位置に形成され、
一対のインシュレータユニット36を回転子コア12の
両端から挿入して取り付けた状態において、一対のイン
シュレータユニット36の各インシュレータ14に形成
されたサポータ38および40がスロット26の開口部
28の中央部に位置する状態となり、しかも隣接するイ
ンシュレータ14同士のサポータ38および40が入れ
違いに位置する状態となり、この入れ違いになったサポ
ータ38および40がスロット26の開口部28の周方
向におけるいずれか片方に偏った状態で開口部28より
はみ出そうとした場合であっても、入れ違いの隣り合う
サポータ38および40によって確実にはみ出しを防止
することが可能となる。
に係るインシュレータユニットを示す。
2を構成する各インシュレータ44のティース24先端
付近の開口対向面の一方に、スロット26内方に傾斜す
るサポータ46を一体に突出させ、このサポータ46に
より巻線30の巻装時にスロット26内への巻線30の
挿入を許し、回転子10の回転時に巻線30のスロット
26からのはみ出しを防止するようにしている。
示すように、スロット26の開口部28の全域にわたっ
て形成され、かつ、中央位置で一対の同一形状のインシ
ュレータユニット42の挿入により、サポータ46の突
出方向が反転し、サポータ46の突出方向が2方向にな
ることによって、いずれかの側に巻線30が偏ってはみ
出そうとした場合にもはみ出しを防止することが可能と
なる。
と同様につき説明を省略する。
実施例のように2分割形状とするものに限定されず、回
転子コア12の長さに相応した一体のものとして構成す
ることも可能で、またサポータの形状も前記各実施例に
制限されるものではなく種々の形状が採用できるもので
ある。
成したインシュレータの開口対向面からそれぞれ両端位
置より中央に向けて徐所に突出する三角形状のサポータ
48を形成することにより、巻線30のスロット26内
への挿入を容易にすることも可能である。
レータの開口対向面からそれぞれ交互に四角形状のサポ
ータ50を突出させ、巻線30のはみ出しを均一に抑え
るようにすることも可能である。
ュレータ開口対向面一方中央から円弧状のサポータ52
を突出させ、かつ、他方からサポータ52を挟むように
波型状のサポータ54を突出させることにより、巻線3
0のスロット26内への挿入を容易にするとともに、巻
線30のスロット26からのはみ出しをも確実に防止し
得るようにすることも可能である。
係る回転子を示す図である。
58間に形成されるスロット60内に取り付けられたイ
ンシュレータ62の開口対向面にスロット60の開口部
64のティース58間ほぼ中央位置まで突出するサポー
タ66が形成されるようになっている。このサポータ6
6は、インシュレータ62の他の部位より若干厚肉に形
成され、フライヤー装置により巻線68の巻装を行う場
合に、倣い用のフォーマ70から送られる巻線68の軌
跡をスロット60の開口部64中央位置まで導き、巻線
68をスロット60内の中央に導いて巻装させることに
より、巻線68の収まり状態を良好にし、この巻線68
の巻装状態により巻線の開口部64からのはみ出しを極
力抑えるとともに、サポータ66により巻線68のはみ
出しを防止するようにしている。
示すように、スロット60の開口部64の良端部にそれ
ぞれ異なる対向面からサポータ66を突出させ、かつ、
それぞれのサポータ66は開口部64の端部側がより大
きく突出した状態とされ、巻線68のスロット60内へ
の案内を充分に行えるようにしている。
は、前記実施例に限定されるものではなく、例えば図1
1(2)に示すように、開口部64の両端部からそれぞ
れ対向させてサポータ72を突出させ、より一層ガイド
機能を向上させ、かつ、巻線68のはみ出し防止を図る
ようにすることも可能である。
(1)のサポータの突出状態において、サポータ74の
形状を開口部64の両端部側から徐々に中央に向けて突
出量を大きくすることにより、巻線68のガイド機能を
より一層良好にすることも可能である。
部64の一方の対向面両端位置よりサポータ76を突出
させるようにすることも可能である。
に、開口部64の両対向面中央部よりサポータ78を突
出させ巻線68のはみ出し防止機能を高めるようにする
ことも可能である。
はなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施
例が可能である。
インシュレータにサポータを形成した場合について説明
したが、この例に限らず、回転電機を構成する固定子の
固定子コアに取り付けられるインシュレータにサポータ
を形成することにより、自動車などに用いられる小型モ
ータなどのように、常時振動を受けることにより巻線が
固定子コアのスロット開口部よりはみだすのを防止し、
この巻線のはみ出しにより回転子の回転に支障が生じた
り、電気的悪影響を和えたりするのを防止するようにす
ることも可能である。
子コアのスロット内に設けられるインシュレータのティ
ース先端付近対向面の少なくとも一方に、サポータを一
体に突出させることにより、スロット内への巻線の挿入
を許し、回転子の回転時には、巻線のスロットからのは
み出しを防止することができ、その結果、部品点数を増
やさず、熱,傷付きによる影響や放熱性を低下させるこ
となく、コストの低い高品質な回転電機を提供すること
ができるという効果がある。
ット内に設けられるインシュレータのティース先端付近
対向面の少なくとも一方に、サポータに一体に突出させ
ることにより、固定子からの巻線のはみ出しを防止する
ことができ、その結果、固定子において部品点数を増や
さず、熱や傷付きによる影響や放熱性を低下させること
なく、コストの低い高品質の回転電機を提供することが
できるという効果がある。
ト開口部の両端部に形成することにより、巻線のスロッ
ト開口部からのはみ出し防止とともに、巻線巻装時の巻
線のスロット内へのスロット内への挿入ガイドとするこ
とができるという効果がある。
ト開口部の全域または中央部に形成することにより、確
実なスロット開口部からの巻線のはみ出しを防止するこ
とができるという効果がある。
ト開口部のティース間ほぼ中央位置まで突出させ、巻線
挿入時のガイドを兼用とすることにより、巻線巻装時に
サポータによってスロット開口部の中央位置からスロッ
ト内中央に巻線を案内してスロット内における巻線の収
まり状態を良好にするとともに、巻線完了後にはサポー
タにより回転時のはみ出しを防止することができるとい
う効果がある。
される多数のインシュレータを一体化してインシュレー
タユニットを形成することにより、インシュレータの装
着を容易に行うことができるという効果がある。
ニットを回転子コアまたは固定子コアの半分の長さと
し、同一形状のインシュレータユニットを回転子コアま
たは固定子コアの両端から挿入して取り付けることによ
り、各インシュレータユニットに形成されたサポータの
位置は、スロット開口部の周方向において左右対称に位
置することとなり、この左右対称に位置するサポータに
より、巻線が回転時にスロット開口部の周方向いずれの
端部からはみ出そうとした場合でも、いずれかのインシ
ュレータユニットのサポータによって確実にはみ出しを
防止することができるという効果がある。
おける回転子コアとインシュレータユニットの状態を示
す分解斜視図である。
ある。
る。
る。
ットの断面図である。
を示す図である。
回転子を示す正面図である。
ある。
図である。
態を示す図である。
6,72,74,76,78 サポータ
Claims (7)
- 【請求項1】 複数のティースにより形成される軸方向
にわたる複数のスロットを外周に有する回転子コアと、 前記回転子コアの各スロット内に設けられ、スロット内
面を覆うインシュレータと、 前記インシュレータ上から前記ティースに巻線を巻装し
て形成されるコイルと、 からなる回転子を備える回転電機において、 前記インシュレータは、ティース先端付近の対向面の少
なくとも一方に、巻線巻装時にスロット内への巻線の挿
入を許し、回転子の回転時に巻線のスロットからのはみ
出しを防止するサポータを突出させて一体に備えること
を特徴とする回転電機。 - 【請求項2】 複数のティースにより形成される軸方向
にわたる複数のスロットを外周に有する固定子コアと、 前記固定子コアの各スロット内に設けられ、スロット内
面を覆うインシュレータと、 前記インシュレータ上から前記ティースに巻線を巻装し
て形成されるコイルと、 からなる固定子を備える回転電機において、 前記インシュレータは、ティース先端付近の対向面の少
なくとも一方に、巻線巻装時にスロット内への巻線の挿
入を許し、かつ、巻線の挿入後に巻線のスロットからの
はみ出しを防止するサポータを突出させて一体に備える
ことを特徴とする回転電機。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記サポータは、前記スロット開口部の前記軸方向にお
ける両端部に形成されることを特徴とする回転電機。 - 【請求項4】 請求項1または2において、 前記サポータは、前記スロット開口部の前記軸方向にお
ける全域または中央部に形成されることを特徴とする回
転電機。 - 【請求項5】 請求項1または2において、 前記サポータは、前記スロット開口部のティース間ほぼ
中央位置まで突出して形成され、巻線挿入時のガイド兼
用とされていることを特徴とする回転電機。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 前記各スロットに挿入される複数のインシュレータを一
体化してインシュレータユニットを形成したことを特徴
とする回転電機。 - 【請求項7】 請求項6において、 前記インシュレータユニットを回転子コアまたは固定子
コアの軸方向長さにおける半分の長さとし、同一形状の
インシュレータユニットを回転子コアまたは固定子コア
の両端から挿入して取り付けることを特徴とする回転電
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6062065A JP2831264B2 (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6062065A JP2831264B2 (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07245896A true JPH07245896A (ja) | 1995-09-19 |
JP2831264B2 JP2831264B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=13189341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6062065A Expired - Fee Related JP2831264B2 (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2831264B2 (ja) |
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- 1994-03-07 JP JP6062065A patent/JP2831264B2/ja not_active Expired - Fee Related
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