JPH07245415A - 半導体加速度センサの製造方法 - Google Patents

半導体加速度センサの製造方法

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JPH07245415A
JPH07245415A JP3614194A JP3614194A JPH07245415A JP H07245415 A JPH07245415 A JP H07245415A JP 3614194 A JP3614194 A JP 3614194A JP 3614194 A JP3614194 A JP 3614194A JP H07245415 A JPH07245415 A JP H07245415A
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博文 上野山
Kenichi Ao
青  建一
Shiyouwa Karesue
将和 彼末
Yasutoshi Suzuki
康利 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイシングの際の可動部の破損を防止するこ
とができる半導体加速度センサの製造方法を提供するこ
とにある。 【構成】 シリコン基板1上にシリコン酸化膜よりなる
犠牲層17を形成し、その犠牲層17の上にポリシリコ
ン膜よりなる可動部2を形成する。可動部2上にポリイ
ミド膜20を常温にて塗布し、約350℃を加熱して硬
化する。このポリイミド膜20にて可動部2が支持され
る。そして、ポリイミド膜20にエッチング液侵入孔2
1を形成する。さらに、フッ酸系エッチング液にシリコ
ン基板1を浸すことにより可動部2とシリコン基板1と
の間に配置した犠牲層17を除去する。その後、純水に
シリコン基板1を浸してエッチング液と純水とを置換し
た後、シリコン基板1を乾燥する。そして、シリコン基
板1をダイシングし、その後、ポリイミド膜20をO2
アッシングにて除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体加速度センサの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体加速度センサの小型化、低
価格化の要望が高まっている。このために、特表平4−
504003号公報にてポリシリコンを電極として用い
た差動容量式半導体加速度センサが示されている。この
種のセンサを図13,14を用いて説明する。図13に
センサの平面を示すとともに、図14に図13のC−C
断面を示す。
【0003】シリコン基板29の上方には所定間隔を隔
てて梁構造の可動部30が配置されている。ポリシリコ
ンよりなる可動部30は、アンカー部31,32,3
3,34と梁部35,36と質量部37と可動電極部3
8とからなる。可動部30のアンカー部31,32,3
3,34から梁部35,36が延設され、この梁部3
5,36に質量部37が支持されている。この質量部3
7の一部に可動電極部38が形成されている。一方、シ
リコン基板29上には、1つの可動電極部38に対し固
定電極39が2つ対向するように配置されている。そし
て、シリコン基板29の表面に平行な方向(図13にG
で示す)に加速度が加わった場合、可動電極部38と固
定電極39との間の静電容量において片側の静電容量は
増え、もう一方は減る構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の半
導体加速度センサエレメントは感度を高めるために梁の
バネ定数を下げ、質量部を大きくとっているために外力
に非常に弱く、特にダイシングでの切削水の水流や水圧
により可動部30(梁構造体)を破損させてしまうおそ
れがあった。
【0005】そこで、この発明の目的は、ダイシングの
際の可動部の破損を防止することができる半導体加速度
センサの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、半導体基板と、前記半導体基板の上方に所定間隔を
隔てて配置された梁構造の可動部とを備え、加速度の作
用に伴う前記可動部の変位から加速度を検出するように
した半導体加速度センサの製造方法であって、前記可動
部上に可動部支持膜を配置し、当該可動部支持膜にて可
動部を支持した状態で半導体基板をダイシングし、その
後、前記可動部支持膜を除去するようにした半導体加速
度センサの製造方法をその要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、半導体基板と、
前記半導体基板の上方に所定間隔を隔てて配置された梁
構造の可動部とを備え、加速度の作用に伴う前記可動部
の変位から加速度を検出するようにした半導体加速度セ
ンサの製造方法であって、前記可動部上に可動部支持膜
を配置して当該可動部支持膜にて可動部を支持し、可動
部と半導体基板との間に配置した犠牲層をエッチング液
を用いて除去し、半導体基板をダイシングし、その後、
前記可動部支持膜を乾式法にて除去するようにした半導
体加速度センサの製造方法をその要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明における前記可動部支持膜が熱硬
化性樹脂よりなり、硬化温度未満で可動部上に配置し、
硬化温度で硬化させて可動部を支持するようにした半導
体加速度センサの製造方法をその要旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明における前記可動部支持膜には格子状にエッチン
グ液侵入孔が形成されており、当該エッチング液侵入孔
からエッチング液を侵入させて犠牲層をエッチング除去
するようにした半導体加速度センサの製造方法をその要
旨とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明は、可動部上に可動部支
持膜が配置され、この可動部支持膜にて可動部を支持し
た状態で半導体基板がダイシングされる。このダイシン
グの際に、可動部支持膜にて可動部が支持されているの
で切削水の水流や水圧による可動部の破損が防止され
る。そして、ダイシング後に、可動部支持膜が除去され
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、可動部上に可動
部支持膜が配置され、この可動部支持膜にて可動部が支
持される。そして、可動部と半導体基板との間に配置し
た犠牲層がエッチング液を用いて除去される。この際、
エッチング液と洗浄液(例えば、純水)との置換が行わ
れ、洗浄液の乾燥の時に可動部と半導体基板との間に残
った洗浄液の表面張力により可動部が半導体基板に引き
寄せられるが、可動部支持膜にて可動部が支持されてい
るので可動部の変形が抑制され可動部の破損が回避され
る。
【0012】その後、半導体基板がダイシングされる。
このダイシングの際に、可動部支持膜にて可動部が支持
されているので切削水の水流や水圧による可動部の破損
が防止される。
【0013】ダイシング後に、可動部支持膜が乾式法に
て除去される。よって、この可動部支持膜の除去を湿式
法にて行った場合には、エッチング液と洗浄液との置換
が行われ、洗浄液の乾燥の時に可動部と半導体基板との
間に残った洗浄液の表面張力により可動部が半導体基板
に引き寄せられ可動部が変形して可動部の破損を招くお
それがある。しかし、可動部支持膜が乾式法にて除去さ
れるので、可動部の破損が未然に防止される。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明の作用に加え、熱硬化性樹脂より
なる可動部支持膜が硬化温度未満で可動部上に配置さ
れ、硬化温度で硬化されて可動部が確実に支持される。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明の作用に加え、可動部支持膜に形成されたエッチ
ング液侵入孔からエッチング液が侵入して犠牲層がエッ
チング除去される。
【0016】
【実施例】
(第1実施例)以下、この発明を具体化した第1実施例
を図面に従って説明する。
【0017】図1は、本実施例の半導体加速度センサの
平面図を示す。又、図2には図1のA−A断面を示し、
図3には図1のB−B断面を示す。本実施例は、MIS
トランジスタ式の半導体加速度センサとなっている。
【0018】半導体基板としてのP型シリコン基板1の
上面には、ポリシリコンよりなる可動部2が設けられて
いる。この可動部2は、アンカー部3,4,5,6と梁
部7,8と質量部9と可動電極部10,11とからな
る。
【0019】より具体的には、シリコン基板1には4つ
のアンカー部3,4,5,6が突設されている。そし
て、アンカー部3とアンカー部4とを結ぶようにシリコ
ン基板1の上方に所定間隔を隔てて帯状の梁部7が延設
されている。又、アンカー部5とアンカー部6とを結ぶ
ようにシリコン基板1の上方に所定間隔を隔てて帯状の
梁部8が延設されている。両梁部7,8の長さ方向にお
ける中央部分には、シリコン基板1の上方に所定間隔を
隔てて方形の質量部9が形成されている。
【0020】又、梁部7の長さ方向における中央部分に
は可動電極部10が突設されている。同様に、梁部8の
長さ方向における中央部分には可動電極部11が突設さ
れている。図3に示すように、シリコン基板1の表面に
おける可動電極部11の両側には不純物拡散層よりなる
固定電極12,13が形成され、この固定電極12,1
3はシリコン基板1にイオン注入等によりN型不純物を
導入することにより形成されたものである。同様に、図
1に示すようにシリコン基板1の表面における可動電極
部10の両側には不純物拡散層よりなる固定電極14,
15が形成されている。
【0021】又、図3に示すように、シリコン基板1に
おける固定電極12,13間には反転層16が形成さ
れ、同反転層16はシリコン基板1と可動電極部11と
の間に電圧を印加することにより生じたものである。同
様に、シリコン基板1における固定電極14,15間に
も反転層(図示略)が形成され、同反転層はシリコン基
板1と可動電極部10との間に電圧を印加することによ
り生じる。
【0022】次に、加速度センサの動作を説明する。可
動部2(可動電極部10,11)とシリコン基板1との
間に電圧を印加するとともに、固定電極12,13間、
及び固定電極14,15間に電圧を印加すると、反転層
16が形成され、固定電極12,13間、及び固定電極
14,15間に電流が流れる。本加速度センサが加速度
を受けて、図1に示すX方向(基板1の表面に平行な方
向)に可動部2が変位した場合には、固定電極12,1
3間、及び固定電極14,15間の反転層領域の面積
(トランジスタでいうゲート幅)が変わる。その結果、
固定電極12,13に流れる電流は減少し、固定電極1
4,15に流れる電流は逆に増大する。この固定電極間
の電流を測定することにより、加速度が検出される。
【0023】次に、このように構成した半導体加速度セ
ンサの製造工程を図4〜図8を用いて説明する。図4に
示すように、P型シリコン基板1を用意し、シリコン基
板1の上にシリコン酸化膜よりなる犠牲層17をCVD
法やスパッタ法にて形成するとともに犠牲層17におけ
るアンカー部となる箇所に開口部18を形成する。その
後、犠牲層17の上に可動部2となるポリシリコン膜を
堆積し、図1に示した可動部2の形状にパターニングす
る。さらに、可動部2(ポリシリコン膜)上に可動部支
持膜としてのポリイミド膜20(ポリイミド;硬化温度
350℃)を常温にて塗布し、約350℃に加熱して硬
化する。その結果、ポリイミド膜20にて可動部2が支
持される。
【0024】そして、ポリイミド膜20における犠牲層
17をエッチングしたい箇所のみを開口する。つまり、
図5に示すように、ポリイミド膜20に対し格子状にエ
ッチング液侵入孔21を形成する。エッチング液侵入孔
21は正方形をなし、そのエッチング液侵入孔21の中
に可動部2(ポリシリコン膜)の端面が位置している。
【0025】引き続き、図6に示すように、フッ酸系の
エッチング液にて可動部2とシリコン基板1との間の犠
牲層17をエッチング除去する。このエッチングの際
に、ポリイミド膜20のエッチング液侵入孔21からエ
ッチング液が侵入して可動部2とシリコン基板1との間
の犠牲層17がエッチングされていく。
【0026】このエッチング工程を詳しく説明すると、
図9に示すように、シリコン基板1をフッ酸系のエッチ
ング液22中に浸し、犠牲層17のエッチングを行う。
エッチングが終了すると、図10に示すように、シリコ
ン基板1を洗浄液としての純水23中に浸し、シリコン
基板1の表面に付いているエッチング液と純水とを置換
する。さらに、シリコン基板1を純水中から取り出し、
乾燥する。このとき、図11に示すように、シリコン基
板1と可動部2との間に純水23が残り、この純水23
の表面張力により図12に示すように可動部2がシリコ
ン基板1の表面に引っ張られる。その結果、可動部2が
破損してしまう。本実施例では、可動部2の上面にポリ
イミド膜20が配置され、このポリイミド膜20が可動
部2を支持しているので、エッチング工程での純水の乾
燥の時に可動部2の変形が阻止され、可動部2の破損が
回避される。
【0027】このようにして、犠牲層17をエッチング
した後に、図7に示すように、シリコン基板1のダイシ
ングを行う。このダイシングの際に切削水の水流や水圧
が可動部2に加わるが、ポリイミド膜20が可動部2を
支持しているので、可動部2の破損が防止される。
【0028】ダイシング後に、図8に示すように、ポリ
イミド膜20をO2 アッシングにより除去する。即ち、
エッチング液を用いることなく乾式にてポリイミド膜2
0を除去する。その結果、湿式法を用いると、前述した
ようにエッチング液と純水とを置換した後の乾燥時にお
いて純水の表面張力により図12に示すように可動部2
がシリコン基板1の表面に引っ張られ可動部2が破損す
るおそれがある。しかし、乾式にてポリイミド膜20を
除去するので、可動部2の破損が回避される。
【0029】このように本実施例では、可動部2上にポ
リイミド膜20(可動部支持膜)を配置し、ポリイミド
膜20にて可動部2を支持した状態でシリコン基板1
(半導体基板)をダイシングし、その後、ポリイミド膜
20を除去するようにした。よって、ダイシングの際
に、ポリイミド膜20にて可動部2が支持されているの
で切削水の水流や水圧による可動部2の破損が防止され
る。
【0030】又、可動部2上にポリイミド膜20を配置
してポリイミド膜20にて可動部2を支持し、可動部2
とシリコン基板1との間に配置した犠牲層17をフッ酸
系エッチング液22を用いて除去した。よって、犠牲層
17のエッチング液22による除去工程において、エッ
チング液22と純水23(洗浄液)との置換が行われ、
純水23の乾燥の時に可動部2とシリコン基板1との間
に残った純水23の表面張力により可動部2がシリコン
基板1に引き寄せられようとするが、ポリイミド膜20
にて可動部2が支持されているので可動部2の変形が抑
制され可動部2の破損が回避される。
【0031】さらに、シリコン基板1のダイシング後
に、ポリイミド膜20を乾式法にて除去するようにし
た。よって、このポリイミド膜20の除去を湿式法にて
行った場合には、エッチング液と洗浄液との置換が行わ
れ、洗浄液の乾燥の時に可動部2とシリコン基板1との
間に残った洗浄液の表面張力により可動部2がシリコン
基板1に引き寄せられ可動部2が変形して可動部2の破
損を招くおそれがある。しかし、ポリイミド膜20が乾
式法にて除去されるので、可動部2の破損が未然に防止
される。
【0032】又、熱硬化性樹脂であるポリイミド膜20
を可動部支持膜として用い、ポリイミド膜20を硬化温
度(350℃)未満の常温で可動部2上に配置し、硬化
温度で硬化させて可動部2を支持するようにした。よっ
て、可動部2の支持は確実なものとなる。
【0033】さらに、ポリイミド膜20(可動部支持
膜)には格子状にエッチング液侵入孔21を形成し、エ
ッチング液侵入孔21からエッチング液を侵入させて犠
牲層17をエッチング除去するようにしたので、犠牲層
17のエッチングを確実に行うことができる。 (第2実施例)次に、第2実施例を第1実施例との相違
点を中心に説明する。
【0034】第1実施例では、犠牲層17をエッチング
する前にポリイミド膜20を形成したが、本実施例で
は、犠牲層17をエッチングした後に可動部2の上にポ
リイミド膜20を形成する。そして、シリコン基板1の
ダイシングを行う。この時、可動部2はポリイミド膜2
0にて支持されており、切削水の水流や水圧による可動
部2の破損が防止される。
【0035】シリコン基板1のダイシングの後に、ポリ
イミド膜20をO2 アッシングにより除去する。このよ
うに本実施例では、犠牲層17をエッチングした後に可
動部2の上にポリイミド膜20を形成することにより、
ポリイミド膜20にエッチング液侵入孔21を形成する
必要がなく、工程数を低減することができる。
【0036】尚、この発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、例えば、犠牲層の材料としては、シリコ
ン酸化膜の他にも、PSGやBSGやBPSGであって
もよい。又、可動部の材料としては、ポリシリコンの他
にも、アモルファスシリコンや非晶質シリコンや単結晶
シリコンであってもよい。さらに、エッチング液として
は、フッ酸系エッチング液の他にもその他の酸性エッチ
ング液であってもよい。
【0037】さらに、可動部支持膜としてのポリイミド
膜20は、その他にもレジスト等の熱硬化性樹脂でもよ
い。さらには、上記実施例ではMISトランジスタ式の
半導体加速度センサに具体化したが、図13で示した差
動容量式半導体加速度センサに具体化してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、ダイシングの際の可動部の破損を防止する
ことができる優れた効果を発揮する。又、請求項2に記
載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加
え、可動部と半導体基板との間に残った洗浄液の表面張
力に起因する可動部の破損を防止することができる。さ
らに、請求項3に記載の発明によれば、請求項1または
請求項2に記載の発明の効果に加え、可動部を確実に支
持することができる。請求項4に記載の発明によれば、
請求項2に記載の発明の効果に加え、犠牲層を確実にエ
ッチング除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体加速度センサの平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】半導体加速度センサの製造工程を説明するため
の断面図である。
【図5】半導体加速度センサの製造工程を説明するため
の説明図である。
【図6】半導体加速度センサの製造工程を説明するため
の断面図である。
【図7】半導体加速度センサの製造工程を説明するため
の断面図である。
【図8】半導体加速度センサの製造工程を説明するため
の断面図である。
【図9】半導体加速度センサの製造工程を説明するため
の断面図である。
【図10】半導体加速度センサの製造工程を説明するた
めの断面図である。
【図11】半導体加速度センサの製造工程を説明するた
めの断面図である。
【図12】半導体加速度センサの製造工程を説明するた
めの断面図である。
【図13】従来技術を説明するための半導体加速度セン
サの平面図である。
【図14】図13のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板としてのシリコン基板 2 可動部 17 犠牲層 20 可動部支持膜としてのポリイミド膜 21 エッチング液侵入孔 22 フッ酸系エッチング液 23 洗浄液としての純水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 康利 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の上方に所定間隔を隔てて配置された梁
    構造の可動部とを備え、加速度の作用に伴う前記可動部
    の変位から加速度を検出するようにした半導体加速度セ
    ンサの製造方法であって、 前記可動部上に可動部支持膜を配置し、当該可動部支持
    膜にて可動部を支持した状態で半導体基板をダイシング
    し、その後、前記可動部支持膜を除去するようにしたこ
    とを特徴とする半導体加速度センサの製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板と、 前記半導体基板の上方に所定間隔を隔てて配置された梁
    構造の可動部とを備え、加速度の作用に伴う前記可動部
    の変位から加速度を検出するようにした半導体加速度セ
    ンサの製造方法であって、 前記可動部上に可動部支持膜を配置して当該可動部支持
    膜にて可動部を支持し、可動部と半導体基板との間に配
    置した犠牲層をエッチング液を用いて除去し、半導体基
    板をダイシングし、その後、前記可動部支持膜を乾式法
    にて除去するようにしたことを特徴とする半導体加速度
    センサの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記可動部支持膜は熱硬化性樹脂よりな
    り、硬化温度未満で可動部上に配置し、硬化温度で硬化
    させて可動部を支持するようにした請求項1または請求
    項2に記載の半導体加速度センサの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記可動部支持膜には格子状にエッチン
    グ液侵入孔が形成されており、当該エッチング液侵入孔
    からエッチング液を侵入させて犠牲層をエッチング除去
    するようにした請求項2に記載の半導体加速度センサの
    製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112786513A (zh) * 2019-11-11 2021-05-11 上海新微技术研发中心有限公司 一种薄膜器件的加工方法及薄膜器件
CN112786515A (zh) * 2019-11-11 2021-05-11 上海新微技术研发中心有限公司 一种薄膜器件的加工方法

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