JPH0724515U - 揺動型走間剪断機角度調整機構 - Google Patents
揺動型走間剪断機角度調整機構Info
- Publication number
- JPH0724515U JPH0724515U JP5323293U JP5323293U JPH0724515U JP H0724515 U JPH0724515 U JP H0724515U JP 5323293 U JP5323293 U JP 5323293U JP 5323293 U JP5323293 U JP 5323293U JP H0724515 U JPH0724515 U JP H0724515U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shearing machine
- angle
- drive unit
- angle adjustment
- inching motor
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 揺動型走間剪断機の剪断終了後の傾き角度調
整を自動化し、ライン出側作業を省力化する。 【構成】 揺動型走間剪断機において、該剪断機の傾き
角度を調整するインチング用モーターを駆動部に設け、
角度調整を全自動で行うための駆動部とインチングモー
ターのON.OFFを遠隔で切り替え可能とするクラッ
チ機構と、前記剪断機の回転角度を検出する回転計とか
らなることを特徴とする揺動型走間剪断機角度調整機
構。
整を自動化し、ライン出側作業を省力化する。 【構成】 揺動型走間剪断機において、該剪断機の傾き
角度を調整するインチング用モーターを駆動部に設け、
角度調整を全自動で行うための駆動部とインチングモー
ターのON.OFFを遠隔で切り替え可能とするクラッ
チ機構と、前記剪断機の回転角度を検出する回転計とか
らなることを特徴とする揺動型走間剪断機角度調整機
構。
Description
【0001】
本考案は揺動型走間剪断機の傾き角度を自動に補正するための角度調整機構に 関するものである。
【0002】
従来の揺動型走間剪断機における角度調整機構としては、図3に示す機構があ る。この機構は揺動型走間剪断機駆動部に設置されたインチングモーター9と、 インチングモーター9を駆動部11に接続する手動クラッチ12からなる。 手動クラッチ12でインチングモーター9を駆動部11と接続後、インチング モーター9を回転させ、揺動型走間剪断機1の刃物をラップさせて刃物のクリア ランス調整のみをするものである。
【0003】
ところで上記の従来機構では下記のごとき問題点があった。 (1)作業者が目視にて剪断機の傾き角度を確認後、手動クラッチをいれ、イン チングモーターを回転させる必要があり、作業者は運転室から一旦出て上記作業 を行っておりラインの出側の自動運転及び省力化の障害になっている。 (2)剪断機の剪断終了後の傾き角度は剪断回数を重ねるうちに蓄積され増加す る。 (3)追従するエアーブレーキの制動トルクが変動する。 そのため剪断機の剪断停止傾き角が一定でなく、また、剪断機を傾いたまま使用 すると、通常通板時に刃物とストリップが干渉する可能性があり、ライン停止の 恐れがあった。
【0004】 本考案は上記の問題点を解消するためになされたもので、剪断機の傾き角度を 回転計で検出し、自動的に適切な位置に調整する機構を提供する事を目的とする 。
【0005】
傾き角度を調整するインチング用モーターを駆動部に設けた揺動型走間剪断機 において、角度調整を全自動で行うため駆動部とインチングモーターのON.O FFを遠隔で切り替え可能とするクラッチ機構を設けるとともに、前記剪断機の 回転角度を検出する回転計を設け、この検出された回転角度でインチングモータ ーの回転を制御する制御機構を有することを特徴とする。
【0006】
本考案の揺動型走間剪断機は、剪断終了後の剪断機の傾き角度が剪断軸に設置 した回転計により検出され、その角度が許容値以上の場合のみ、クラッチを接続 し、剪断機の傾き角度をインチングモーターにより定位置から微小角度内に入る ように自動的に再調整が可能となる。従って、剪断機の傾き角度を手動で調整す ることなく円滑に運転できるとともに通常通板時に刃物とストリップが干渉する というトラブル発生もなくなる。
【0007】
以下に本考案の一実施例を図面により詳細に説明する。 図1は揺動型走間剪断機の全体図であり、図2は図1の駆動部の部分拡大図で ある。剪断機の傾き角度を剪断軸3にとりつけられた回転計2で検出し、補正量 分を算出する。回転計2はパルスジェネレーター(PLG)、エンコーダーのよ うなものであればいずれでも良い。 なお、剪断機の傾き角度、回転角度を検出するのは揺動軸4でも良い。
【0008】 次に、回転計2で検出した傾き角度が許容値以上の場合のみ、剪断機を停止し 、メインモーターブレーキ8をONし、遠隔での切り替え可能な電磁クラッチ6 をつなぎ補正量分だけインチングモーター9を回転させる。図2駆動部11にお いて、インチングモーター9は電磁クラッチ6により駆動部と接続され、プーリ ー10を介して設置されている。電磁クラッチとインチングモーターを同軸上に 配置する事でプーリー10は構成上省いても良い。 なお、電磁クラッチ6はエアークラッチ、シリンダー使用によるクラッチ機構 のような遠隔で切り替え可能なクラッチ機構であればいずれでも良い。
【0009】 傾き角度調整終了後、電磁クラッチをOFFし、メインモーターブレーキ8を OFFにすることにより、最適な剪断可能状態とする事ができる。 また、回転計2と同軸上に回転角度検出バックアップ機構5を取り付けること でインチングモーターのオーバーランを防いでいる。
【0010】
以上説明したように本考案によれば、高価なサーボモーター機構等を使用せず に、揺動型走間剪断機の傾き角の位置決めが全自動化され、ライン出側作業の省 力化が図れる。また、揺動型走間剪断機の傾きすぎによるライン停止の可能性が 無くなるため生産性の向上が図れるという優れた効果を奏する。
【図1】本考案による角度調整機構付き揺動型走間剪断
機の一実施例を示す図。
機の一実施例を示す図。
【図2】図1の駆動部部分拡大図。
【図3】従来の薄鋼板コイル先端巻きぐせ矯正装置の一
実施例を示す図。
実施例を示す図。
1 揺動型走間剪断機 2 回転計 3 剪断軸 4 揺動軸 5 回転角度検出バックアップ機構 6 電磁クラッチ 7 メインモーター 8 メインモーターブレーキ 9 インチングモーター 10 プーリー 11 駆動部 12 手動クラッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 傾き角度を調整するインチング用モータ
ーを駆動部に設けた揺動型走間剪断機において、角度調
整を全自動で行うため駆動部とインチングモーターのO
N.OFFを遠隔で切り替え可能とするクラッチ機構を
設けるとともに、前記剪断機の回転角度を検出する回転
計を設け、この検出された回転角度でインチングモータ
ーの回転を制御する制御機構を有することを特徴とする
揺動型走間剪断機角度調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5323293U JPH0724515U (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 揺動型走間剪断機角度調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5323293U JPH0724515U (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 揺動型走間剪断機角度調整機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0724515U true JPH0724515U (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=12937072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5323293U Pending JPH0724515U (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 揺動型走間剪断機角度調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724515U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652121A (en) * | 1979-09-29 | 1981-05-11 | Nippon Steel Corp | Oscillation type flying shearing machine having stop shearing function |
JPS578018A (en) * | 1980-06-12 | 1982-01-16 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Rotary flying shear type cutting device |
JPS6228333U (ja) * | 1985-08-03 | 1987-02-20 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP5323293U patent/JPH0724515U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5652121A (en) * | 1979-09-29 | 1981-05-11 | Nippon Steel Corp | Oscillation type flying shearing machine having stop shearing function |
JPS578018A (en) * | 1980-06-12 | 1982-01-16 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Rotary flying shear type cutting device |
JPS6228333U (ja) * | 1985-08-03 | 1987-02-20 |
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