JPH0724485Y2 - 間仕切りパネル装置 - Google Patents

間仕切りパネル装置

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JPH0724485Y2
JPH0724485Y2 JP1637992U JP1637992U JPH0724485Y2 JP H0724485 Y2 JPH0724485 Y2 JP H0724485Y2 JP 1637992 U JP1637992 U JP 1637992U JP 1637992 U JP1637992 U JP 1637992U JP H0724485 Y2 JPH0724485 Y2 JP H0724485Y2
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JP
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洋一 音光寺
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Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、隣室との遮音性及び遮
光性に優れ、かつ牽牢に組立てることができる間仕切り
パネル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、間仕切りパネル装置としては、例
えば、実開平3−23524号公報に記載のものが知ら
れている。これは、図5に示されるように、角形中空支
柱(101)の前後両面板(102)(103)に、それぞれブラケッ
ト(104)等の係止爪(105)が嵌る係止溝孔(106)を多数穿
設する一方、前記支柱(101)の中空部内には、前記係止
溝孔(106)に対する上下長手方向に弾性屈曲可能な遮蔽
体(107)を挿入して、隣室との遮音、遮光を行い、前記
支柱(101)の前後両面板(102)(103)に穿設した係合孔(10
8)と、壁面パネル(109)に穿設した長孔(110)に相互に嵌
込まれるフックを備える係止金具(111)により、壁面パ
ネル(109)を取付けるようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術にあっては、支柱(101)が角形中空をなし、こ
の支柱(101)の前後両面板(102)(103)にブラケット(104)
等の係止爪(105)が嵌る係止溝孔(106)と、壁面パネル(1
09)を取付ける係止孔(108)をそれぞれ穿設しているた
め、支柱(101)が強度的に弱くなり、また、この支柱(10
1)に挿入しただけの遮蔽体(107)も、弾性屈曲可能な部
材により形成されているため、支柱(101)を補強するこ
とができないとういう問題があった。
【0004】さらに、支柱(101)の係止孔(108)にフック
を嵌め込んだだけの係止金具(111)も左右に振れ易く、
また、容易に脱落し易く、この係止金具(111)により取
付けた壁面パネル(109)もがたつきを生じ易いという問
題があった。
【0005】本考案は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、支柱の耐久性の向上を図り、しかも、
壁面パネルを堅固に取付けることができる間仕切りパネ
ル装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案の間仕切りパネル装置では、中央基片の2本の突
状間に補助支柱の凸部を嵌合し、係止金具を補助支柱内
に嵌挿し、その前後面下部を補助支柱の前後内面に当接
する手段とした。
【0007】即ち、上下方向に延びる2本の突条を両側
面にそれぞれ備える中央基片と、上下方向に延び、かつ
棚受けブラケット用爪孔を備える平行片とをそれぞれ一
体に形成した支柱と、中央基片の2本の突条間に嵌合す
るように、上下方向に延びる凸部を側面に一体に設けた
補助支柱と、この補助支柱の前後面に穿設した窓孔より
補助支柱内に嵌挿されて、前後面下部を補助支柱の前後
内面に当接するとともに、窓孔より前方に突出する上向
きフックを一体に形成した係止金具と上向きフックによ
り縁辺部に穿設した係合孔を吊り掛けるようにした壁パ
ネルとを備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】本考案によれば、支柱は上下方向に延びる2本
の突状を両側面にそれぞれ備える中央基片と、上下方向
に延び、かつ棚受けブラケット用の爪孔を備える平行片
とで一体に形成されているため、支柱の強度は強くな
り、その耐久性が向上し、また中央基片の2本の突状間
に補助支柱の凸部が嵌合されるため、2本の凸状が補助
支柱の振れ動きを防止するとともに、爪孔を閉塞して隣
室との遮音性及び遮光性を向上させることができる。
【0009】さらに、係止金具は補助支柱内に嵌挿さ
れ、その前後面下部を補助支柱の前後内面に当接してい
るため、係止金具は左右に振れることなく、しかも窓孔
より前方に突出する上向きフックにより壁パネルの縁辺
部に穿設した係合孔を吊り掛けるようにしたため、壁パ
ネルはがたつきなく取付けられ、間仕切りパネルを堅牢
に組立てることができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案実施例の間仕切りパネル装置の斜視
図である。実施例の間仕切りパネル装置は、図1に示す
ように、支柱(1)、補助支柱(2)、係止金具(3)、壁パ
ネル(4)で構成されている。
【0011】支柱(1)は、上下方向に延びる2本の突状
(5)を両側面にそれぞれ備える平板状の中央基片(6)
と、上下方向に延び、かつ棚受けブラケット用の爪孔
(7)を上下方向に一定間隔で複数個穿設された内向きフ
ランジ(8)を有する平行片(9)とで一体形成されてい
る。そして、支柱(1)は、天井面に固定した天レール
(図示せず)と床面に固定された地レール(図示せず)との
間に立設されている。
【0012】補助支柱(2)は、上下方向に延びる凸部(1
0)を側面に一体に有しており、この凸部(10)は中央基片
(6)の2本の突状(5)間に嵌合するように構成されてい
る。そして、凸部(10)が中央基片(6)の2本突状(5)間
に嵌合した際、補助支柱の凸部以外の側面(11)は平行片
(9)の内向きフランジ(8)に当接するように構成されて
いる。また、補助支柱(2)の前後面(12)(13)には上下方
向同位置に係止金具(3)を挿入するための窓孔(14)が穿
設されている。
【0013】係止金具(3)は窓孔(14)を介して補助支柱
(2)内に嵌挿され、その前後下部を補助支柱(2)の前後
内面に当接し、その際、係止金具(3)の両端には、図3
に示すように、窓孔(14)より前方に突出する上部引っ掛
け部(16)を有する上向きフック(15)が一体に形成されて
いる。
【0014】壁パネル(4)には、その縁辺部に係合孔(1
8)が穿設されており、この係合孔(18)を上向きフック(1
5)に吊り掛けることで、壁パネル(4)は支柱(1)と補助
支柱(2)に取付けられる。
【0015】次に、作用について説明する。まず、補助
支柱(2)の側面に一体に設けられた上下方向に延びる凸
部(10)を、支柱(1)の中央基片(6)に形成された2本の
突状(5)間に嵌合する。その際、補助支柱(2)の凸部(1
0)以外の側面(11)は平行片(9)のフランジ(8)に当接し
ている。
【0016】次に、上向きフック(15)を備えた係止金具
(3)を補助支柱(2)の前後面(12)(13)に穿設された一方
の窓孔(14)から他方の窓孔(14)に向けて嵌挿し、係止金
具(3)の前後下部を補助支柱(2)の前後内面に当接させ
る。その際、上向きフック(15)は窓孔(14)から前方に突
出した状態にある。
【0017】そして、固定された係止金具(3)の上向き
フック(15)の上部引っ掛け部(16)に壁パネル(4)の縁辺
部に穿設した係合孔(18)を吊り掛けて壁パネル(4)を固
定する。また、支柱(1)の平行片(9)に設けられた爪孔
(7)には適宜棚受けブラケットが取付けられる。
【0018】このように本実施例の間仕切りパネル装置
によれば、支柱(1)は、上下方向に延びる2本の突状
(5)を両側面にそれぞれ備える中央基片(6)と、上下方
向に延び、かつ棚受けブラケット用の爪孔(7)を備える
平行片(9)とで一体に形成されているため、支柱には壁
パネルを取付けるための係合孔がなく、支柱の強度は強
くなり、その耐久性が向上する。
【0019】また中央基片(6)の2本の突状(5)間に補
助支柱(2)の凸部(10)が嵌合されるため、2本の突状
(5)が補助支柱(2)の振れ動きを防止するとともに、爪
孔(7)を閉塞して隣室との遮音性及び遮光性を向上させ
ることができる。
【0020】さらに、係止金具(3)は補助支柱(2)の前
後面に穿設された窓孔(14)を介して補助支柱(2)内に嵌
挿され、その前後下部を補助支柱(2)の前後内面に当接
しているため、係止金具(3)は左右に振れることはな
い。
【0021】しかも窓孔(14)より前方に突出する上向き
フック(15)により壁パネル(4)の縁辺部に穿設した係合
孔(18)を吊り掛けるようにしたため、壁パネル(4)をが
たつきなく取付けられ、間仕切りパネルを堅牢に組立て
ることができる。
【0022】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
考案の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本考案に含まれる。
【0023】例えば、実施例では、上向きフック(15)に
上部引っ掛け部(16)のみを有するものを示したが、図4
に示すように、上下引っ掛け部(16)(17)を有するもので
あっても良い。
【0024】
【考案の効果】以上説明してきたように本考案にあって
は、次に記載する効果が得られる。 (a) 支柱は上下方向に延びる2本の突状を両側面にそ
れぞれ備える中央基片と、上下方向に延びかつ棚受けブ
ラケット用の爪孔を備える平行片とで一体に形成されて
いるため、支柱の強度は強くなり、その耐久性が向上
し、また中央基片の2本の突状間に補助支柱の凸部が嵌
合されるため、2本の突状が補助支柱の振れ動きを防止
するとともに、爪孔を閉塞して隣室との遮音性及び遮光
性を向上させることができる。
【0025】(b) 係止金具は補助支柱内に嵌挿され、
その前後下部を補助支柱の前後内面に当接しているた
め、係止金具は左右に振れることなく、しかも窓孔より
前方に突出する上向きフックにより壁パネルの縁辺部に
穿設した係合孔を吊り掛けるようにしたため、壁パネル
はがたつきなく取付けられ、間仕切りパネルを堅牢に組
立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置を構成する各部材の斜視図である。
【図2】実施例装置の要部断面図である。
【図3】実施例装置の上向きフックを示す図である。
【図4】実施例装置の上向きフックの別の例を示す図で
ある。
【図5】従来装置の斜視図である。
【符号の説明】
(1)支柱 (2)補助支柱 (3)係止金具 (4)壁パネル (5)突状 (6)中央基片 (7)爪孔 (8)フランジ (9)平行片 (10)凸部 (11)側面 (12)補助支柱(2)の
前面 (13)補助支柱(2)の後面 (14)窓孔 (15)上向きフック (16)上部引っ掛け部 (17)下部引っ掛け部 (18)係合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に延びる2本の突条を両側面に
    それぞれ備える中央基片と、上下方向に延び、かつ棚受
    けブラケット用爪孔を備える平行片とをそれぞれ一体に
    形成した支柱と、 中央基片の2本の突条間に嵌合するように、上下方向に
    延びる凸部を側面に一体に設けた補助支柱と、 この補助支柱の前後面に穿設した窓孔より補助支柱内に
    嵌挿されて、前後面下部を補助支柱の前後内面に当接す
    るとともに、窓孔より前方に突出する上向きフックを一
    体に形成した係止金具と、 上向きフックにより縁辺部に穿設した係合孔を吊り掛け
    るようにした壁パネルとを備えることを特徴とする間仕
    切りパネル装置。
JP1637992U 1992-02-19 1992-02-19 間仕切りパネル装置 Expired - Fee Related JPH0724485Y2 (ja)

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