JPH07244635A - バス使用権調停回路及び方法 - Google Patents

バス使用権調停回路及び方法

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JPH07244635A
JPH07244635A JP6296827A JP29682794A JPH07244635A JP H07244635 A JPH07244635 A JP H07244635A JP 6296827 A JP6296827 A JP 6296827A JP 29682794 A JP29682794 A JP 29682794A JP H07244635 A JPH07244635 A JP H07244635A
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JP
Japan
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bus
priority
signal
usage right
use right
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6296827A
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English (en)
Inventor
Masami Sato
正美 佐藤
Yuichi Goto
裕一 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
PFU Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
PFU Ltd
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Publication date
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Priority to US08/354,169 priority patent/US5583999A/en
Priority to GB9424868A priority patent/GB2285726B/en
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/36Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system
    • G06F13/362Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control
    • G06F13/364Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system with centralised access control using independent requests or grants, e.g. using separated request and grant lines

Abstract

(57)【要約】 【目的】バスマスタ数や物理的な位置制限を受けること
なくシステムが変更された場合にも対応できるバス使用
権調停回路及び方法を提供する。 【構成】複数の優先順位判定手段11は各バスマスタ2
からのバス使用権要求信号に基づき各バスマスタのバス
使用権の優先順位を判定してバス使用権信号を生成す
る。バス使用権要求信号分配手段13は各バスマスタか
らのバス使用権要求信号を複数の優先順位判定手段の内
のいずれか1つ以上の優先順位判定手段に分配すべきか
を指示する分配信号に基づき各バス使用権要求信号を1
つ以上の優先順位判定手段に分配する。制御手段15は
分配信号をバス使用権要求信号分配手段に供給し分配信
号に基づく1つ以上の優先順位判定手段を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のバスマスタの各
々のバス使用権を調停するバス使用権調停回路及びバス
使用権調停方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信システム及び入出力装置の処
理が高速化するにつれて、コンピュータシステムのバス
に接続されるバスマスタの処理も高速化してきた。従っ
て、高速に処理を行う通信システム及び入出力装置と低
速に処理を行う通信システム及び入出力装置とが混在し
て前記バスに接続されている。
【0003】一方では、前記コンピュータシステムが多
様化されて、通信システムや入出力装置が様々な組み合
せによって1つのバスに接続されている。各バスマスタ
は前記1つのバスを使用するため、各バスマスタにはバ
ス使用権が割り当てられる。前記各バスマスタのバス使
用権の割り当ては、複数のバスマスタの各々からのバス
使用権要求信号に対してバス使用権の調停を行うバス使
用権調停回路によって行われる。
【0004】複数のバスマスタの各々は互いに異なるデ
ータ転送速度をもつ。各バスマスタはデータを定められ
た時間内に転送しなければならない。このため、前記バ
ス使用権調停回路は、各バスマスタのバス使用権の割り
当てを柔軟に変更する必要がある。
【0005】ここで、前記バス使用権の割り当てが詳細
に説明される。前記バス使用権調停回路10aは、図1
7に示すように優先順位判定回路11aと使用権保持回
路12aとから構成される。前記優先順位判定回路11
aは、論理演算によって前記各バスマスタのバス使用権
の割り当てを決定する。
【0006】前記優先順位判定回路11aはリニア方
式、ラウンドロビン方式のいずれかを用いる。前記リニ
ア方式は、各バスマスタのバス使用権に優先順位をつけ
る方式である。前記ラウンドロビン方式はバスサイクル
毎に各バスマスタのバス使用権を均等に割り当てる方式
である。
【0007】そして、図18に示すように各バスマスタ
がバス使用権要求信号を前記バス使用権調停回路10a
に与えると、バス使用権調停回路10aは、前記複数の
バスマスタのいずれか1つのバスマスタのみがバス使用
権を獲得するための、バス使用権信号を出力する。
【0008】バス使用権を獲得したバスマスタのバスサ
イクルが開始される。そして、バススレーブからのバス
使用権を獲得したバスマスタを認識したことを示すアッ
ク応答ACKによって前記バスサイクルが終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バス使用権調停回路10aにおいては、前記優先順位判
定回路11aは設計されたときに各バスマスタのバス使
用権の割り当てを決定している。このため、次のような
問題があった。
【0010】前記リニア方式が採用された場合には、デ
ータの転送速度が速いバスマスタは優先順位の高い場所
に接続される。すなわち、バスマスタは物理的な位置に
よる制約を受ける。
【0011】また、ラウンドロビン方式が採用された場
合には、バス使用権は各バスマスタに均等にわたる。こ
のため、バスマスタはどの位置に接続されてもよい。し
かし、バス転送能力が各バスマスタに均等に割り当てら
れる。このため、最下位になったバスマスタは、バス使
用権を獲得するためにバスマスタ数から1を引いた数に
対応するバスサイクル数分だけ待たなければならない。
【0012】しかし、各バスマスタは一定時間にデータ
転送しなければならないという制約がある。このため、
最大転送能力が前記定められた時間に限られる。このこ
とから、バスマスタの数が制限される。
【0013】このように、従来のバス使用権調停回路で
は、バスの使用権の割り当てに応じてバスマスタ数や物
理的な接続位置が制限された。また、他のコンピュータ
システムのバスにバス使用権調停回路を流用することが
できなかった。
【0014】本発明の目的は、バスマスタ数や物理的な
位置に制限されず、しかもコンピュータシステムが変更
された場合にも対応できるバス使用権調停回路及び方法
を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために下記の構成とした。図1は本発明の原理図
である。
【0016】本発明のバス使用権調停回路は、複数のバ
スマスタ2の各々から供給されるバス使用権要求信号に
基づき複数のバスマスタ内でバス使用権を調停しバス使
用権を獲得したバスマスタ2にバス使用権信号を出力す
るものであって、前記複数のバスマスタ2の各々からの
バス使用権要求信号に基づき各バスマスタのバス使用権
の優先順位を判定することにより前記バス使用権信号を
生成する複数の優先順位判定手段11と、前記複数のバ
スマスタ2の各々からのバス使用権要求信号を前記複数
の優先順位判定手段11の内のいずれか1つ以上の優先
順位判定手段に分配すべきかを指示する分配信号に基づ
き前記各バス使用権要求信号を前記1つ以上の優先順位
判定手段に分配するバス使用権要求信号分配手段13
と、前記分配信号を前記バス使用権要求信号分配手段1
3に供給し前記分配信号に基づく前記1つ以上の優先順
位判定手段11を動作させる制御手段15とを備えてい
ることである(請求項1に対応)。
【0017】以下、各構成要件について説明する。 (優先順位判定手段)複数の優先順位判定手段11は前
記複数のバスマスタ2の各々からのバス使用権要求信号
に基づき各バスマスタのバス使用権の優先順位を判定す
ることにより前記バス使用権信号を生成するもので、例
えば論理回路から構成される。 (バス使用権要求信号分配手段)バス使用権要求信号分
配手段13は前記複数のバスマスタ2の各々からのバス
使用権要求信号を前記複数の優先順位判定手段の内のい
ずれか1つ以上の優先順位判定手段に分配すべきかを指
示する分配信号に基づき前記各バス使用権要求信号を前
記1つ以上の優先順位判定手段に分配するもので、例え
ば論理回路から構成される。 (制御手段)制御手段15は前記分配信号を前記バス使
用権要求信号分配手段13に供給し前記分配信号に基づ
く前記1つ以上の優先順位判定手段11を動作させるも
ので、例えば、制御レジスタなどを含む。
【0018】<本発明における付加的構成>本発明のバ
ス使用権調停回路は、前記必須の構成要素からなるが、
その構成要素が具体的に以下のような場合であっても成
立する。
【0019】その付加的構成要素とは、前記制御手段1
5により動作された1つ以上の優先順位判定手段11か
ら供給されるバス使用権信号を保持し保持されたバス使
用権信号をバス使用権を獲得したバスマスタに出力する
バス使用権信号保持手段12を備えていることである
(請求項2に対応)。
【0020】他の付加的構成要素とは、前記制御手段1
5が、前記バス使用権要求信号分配手段13から分配さ
れるバス使用権要求信号に基づき前記1つ以上の優先順
位判定手段11の動作を指示するためのイネーブル信号
を発生する優先順位判定イネーブル手段14を備えてい
ることである(請求項3に対応)。
【0021】他の付加的構成要素とは、前記制御手段1
5が、前記分配信号として前記複数のバス使用権要求信
号の情報量に対応した複数ビット情報を記憶するととも
に各ビットの値によって各バス使用権要求信号を分配す
べき優先順位判定手段11を指定する制御記憶手段を備
えていることである(請求項4に対応)。
【0022】他の付加的構成要素とは、前記複数の優先
順位判定手段11の各々が、前記複数のバスマスタ2に
対してバス使用権の優先順位を均等に割り当てるための
順位情報を格納するプライオリティ記憶手段、前記プラ
イオリティ記憶手段に記憶された順位情報に基づきバス
サイクル毎にバス使用権信号を各バスマスタに均等に割
り当てるラウンドロビン手段とを備えていることである
(請求項5に対応)。
【0023】他の付加的構成要素とは、前記プライオリ
ティ記憶手段が、前記順位情報として以前のバスサイク
ルで前記バスを使用したバスマスタのためのバス使用権
信号を格納することである(請求項6に対応)。
【0024】他の付加的構成要素とは、前記ラウンドロ
ビン手段が、前記複数のバスマスタと同数のプライオリ
ティエンコーダからなる。各プライオリティエンコーダ
が、自己に対応するバスマスタのバス使用権の優先順位
が最上位となる優先レベルをもち、前記プライオリティ
記憶手段に記憶された以前のバスサイクルでのバス使用
権信号に基づき順番に選択されることである(請求項7
に対応)。
【0025】他の付加的構成要素とは、前記以前のバス
サイクルの次のバスサイクルにおいて、前記以前にバス
を使用したバスマスタの優先順位が最下位になるプライ
オリティ記憶手段が選択されることである(請求項8に
対応)。
【0026】他の付加的構成要素とは、前記制御記憶手
段が、さらに、前記各優先順位判定手段11に設けられ
た前記複数のプライオリティエンコーダの各々を順番に
選択するラウンドロビン動作といずれか1つのプライオ
リティエンコーダを固定的に選択するリニア動作との切
り換えを行う切換信号を記憶し、前記プライオリティ記
憶手段は前記切換信号に対応する動作を行うことである
(請求項9に対応)。
【0027】他の付加的構成要素とは、前記複数の優先
順位判定手段11の内の2つの優先順位判定手段につい
て、一方の優先順位判定手段が、前記分配信号により入
力された各バス使用権要求信号に対応するバスマスタに
対して前記切換信号によるラウンドロビン動作によりバ
ス使用権の優先順位を均等に割り当てる。
【0028】他方の優先順位判定手段が、前記分配信号
により入力された各バス使用権要求信号に対応するバス
マスタに対して前記切換信号によるリニア動作によりバ
ス使用権の優先レベルをもたせることである(請求項1
0に対応)。
【0029】また、本発明のバス使用権調停方法は、図
2に示すように複数のバスマスタの各々から供給される
バス使用権要求信号に基づき複数のバスマスタ内でバス
使用権を調停しバス使用権を獲得したバスマスタにバス
使用権信号を出力する。
【0030】バス使用権調停方法は、判定ステップ、分
配ステップ、制御ステップとを備える(請求項11に対
応)。前記判定ステップは、前記複数のバスマスタの各
々からのバス使用権要求信号に基づき複数の優先順位判
定部によって各バスマスタのバス使用権の優先順位を判
定することにより前記バス使用権信号を生成する。
【0031】前記分配ステップは、前記複数のバスマス
タの各々からのバス使用権要求信号を前記複数の優先順
位判定部の内のいずれか1つ以上の優先順位判定部に分
配すべきかを指示する分配信号に基づき前記各バス使用
権要求信号を前記1つ以上の優先順位判定部に分配す
る。
【0032】前記制御ステップは、前記分配信号を生成
し前記分配信号に基づく前記1つ以上の優先順位判定部
を動作させる。 <本発明における付加的構成>本発明のバス使用権調停
方法は、前記必須の工程からなるが、その工程が具体的
に以下のような場合であっても成立する。
【0033】その付加的工程とは、前記動作された1つ
以上の優先順位判定部から供給されるバス使用権信号を
保持し保持されたバス使用権信号をバス使用権を獲得し
たバスマスタに出力する保持ステップを備えることであ
る(請求項12に対応)。
【0034】他の付加的工程とは、前記制御ステップ
が、前記分配されるバス使用権要求信号に基づき前記1
つ以上の優先順位判定部の動作を指示するためのイネー
ブル信号を発生するイネーブルステップを備えることで
ある(請求項13に対応)。
【0035】他の付加的工程とは、前記制御ステップ
が、前記分配信号として前記複数のバス使用権要求信号
の情報量に対応した複数ビット情報を記憶するとともに
各ビットの値によって各バス使用権要求信号を分配すべ
き優先順位判定部を指定することである(請求項14に
対応)。
【0036】他の付加的工程とは、前記複数の優先順位
判定部の各々の判定ステップが、前記複数のバスマスタ
に対してバス使用権の優先順位を均等に割り当てるため
の順位情報をプライオリティ記憶部に格納する格納ステ
ップと、前記プライオリティ記憶部に記憶された順位情
報に基づきラウンドロビン部によってバスサイクル毎に
バス使用権信号を各バスマスタに均等に割り当てるラウ
ンドロビンステップとを備えることである(請求項15
に対応)。
【0037】他の付加的工程とは、前記格納ステップ
が、前記順位情報として以前のバスサイクルで前記バス
を使用したバスマスタのためのバス使用権信号を格納す
ることである(請求項16に対応)。
【0038】他の付加的工程とは、前記ラウンドロビン
部が、前記複数のバスマスタと同数のプライオリティエ
ンコーダからなる。各プライオリティエンコーダが、自
己に対応するバスマスタのバス使用権の優先順位が最上
位となる優先レベルをもち、前記記憶された以前のバス
サイクルでのバス使用権信号に基づき順番に選択される
ことである(請求項17に対応)。
【0039】他の付加的工程とは、前記以前のバスサイ
クルの次のバスサイクルにおいて、前記以前にバスを使
用したバスマスタの優先順位が最下位になるプライオリ
ティ記憶部が選択されることである(請求項18に対
応)。
【0040】他の付加的工程とは、前記制御ステップ
が、さらに、前記各優先順位判定部に設けられた前記複
数のプライオリティエンコーダの各々を順番に選択する
ラウンドロビン動作といずれか1つのプライオリティエ
ンコーダを固定的に選択するリニア動作との切り換えを
行う切換信号を記憶し、前記プライオリティ記憶部が、
前記切換信号に対応する動作を行うことである(請求項
19に対応)。
【0041】他の付加的工程とは、前記複数の優先順位
判定部の内の2つの優先順位判定部について、一方の優
先順位判定部が、前記分配信号により入力された各バス
使用権要求信号に対応するバスマスタに対して前記切換
信号によるラウンドロビン動作によりバス使用権の優先
順位を均等に割り当てる。
【0042】他方の優先順位判定部が、前記分配信号に
より入力された各バス使用権要求信号に対応するバスマ
スタに対して前記切換信号によるリニア動作によりバス
使用権の優先レベルをもたせることである(請求項20
に対応)。
【0043】
【作用】本発明によれば、まず、バス使用権要求信号は
複数のバスマスタからバス使用権要求信号分配手段に供
給される。制御手段はバス使用権要求信号分配手段に分
配信号を供給すると、バス使用権要求信号分配手段は分
配信号に基づき複数のバス使用権要求信号をいずれかの
1つ以上の優先順位判定手段に分配する。
【0044】そして、前記制御手段はバス使用権要求信
号が分配された1つ以上の優先順位判定手段を動作させ
る。このように、分配信号によってバスの使用権は柔軟
に分配され、複数のバスマスタのバス使用権の優先順位
はプログラマブルに設定される。このため、最下位のバ
スマスタでも長い時間にわたって待つ必要がなくなる。
【0045】これにより、バスマスタ数やバスマスタの
物理的な接続位置が制限されなくなる。また、バス使用
権調停回路はコンピュータシステムの変更に対応でき、
さらに、別のコンピュータシステムに対しても流用する
ことができる。
【0046】例えばバス使用権要求信号分配手段は第1
の優先順位判定手段に第1のバス使用権要求信号を分配
し、第2の優先順位判定手段に第2のバス使用権要求信
号を分配し、第3の優先順位判定手段に第3のバス使用
権要求信号を分配する。
【0047】これらの優先順位判定手段はバスの使用権
の優先順位を判定することによりバス使用権信号を生成
する。これにより、バスの使用権の優先順位は第1のバ
スマスタ、第2のバスマスタ、第3のバスマスタとリニ
ア方式と同じになる。
【0048】また、バス使用権要求信号分配手段は第1
の優先順位判定手段に第3のバス使用権要求信号を分配
し、第2の優先順位判定手段に第2のバス使用権要求信
号を分配し、第3の優先順位判定手段に第1のバス使用
権要求信号を分配する。
【0049】これにより、バスの使用権の優先順位は第
3のバスマスタ、第2のバスマスタ、第1のバスマスタ
となる。さらに、バス使用権要求信号分配手段は第1の
優先順位判定手段に第1のバス使用権要求信号を分配
し、第2の優先順位判定手段に第2及び第3のバス使用
権要求信号を分配する。このとき、これらの優先順位判
定手段がラウンドロビン方式によりバス使用権の優先順
位を判定している場合には、バスの使用権の優先順位に
ついて、第1のバスマスタが優先レベルをもち、第2の
バスマスタと第3のバスマスタとが均等に割り当てられ
る。
【0050】また、バス使用権信号保持手段12は動作
された1つ以上の優先順位判定手段11からのバス使用
権信号を保持し保持されたバス使用権信号をバス使用権
を獲得したバスマスタに出力するので、そのバスマスタ
はバスを使用できる。
【0051】また、優先順位判定イネーブル手段14は
バス使用権要求信号分配手段13から分配されるバス使
用権要求信号に基づきイネーブル信号を発生するので、
1つ以上の優先順位判定手段11を動作できる。
【0052】さらに、制御記憶手段は分配信号として複
数ビット情報を記憶し各ビットの値によって各バス使用
権要求信号を分配すべき優先順位判定手段11を指定す
るので、分配信号によってバスの使用権は柔軟に分配さ
れ、複数のバスマスタのバス使用権の優先順位はプログ
ラマブルに設定される。
【0053】また、ラウンドロビン手段はプライオリテ
ィ記憶手段に記憶された順位情報に基づきバスサイクル
毎にバス使用権信号を各バスマスタに均等に割り当てる
ので、ラウンドロビン動作を行うことができる。
【0054】前記プライオリティ記憶手段は前記順位情
報として以前のバスサイクルで前記バスを使用したバス
マスタのためのバス使用権信号を格納することができ
る。各プライオリティエンコーダが、自己に対応するバ
スマスタのバス使用権の優先順位が最上位となる優先レ
ベルをもち、前記プライオリティ記憶手段に記憶された
以前のバスサイクルでのバス使用権信号に基づき順番に
選択されることでラウンドロビン動作が行える。
【0055】前記以前のバスサイクルの次のバスサイク
ルにおいて、前記以前にバスを使用したバスマスタの優
先順位が最下位になるプライオリティ記憶手段が選択さ
れることでラウンドロビン動作が行える。
【0056】前記プライオリティ記憶手段が前記制御記
憶手段に記憶された切換信号に対応する動作を行う。す
なわち、各優先順位判定手段11に設けられた複数のプ
ライオリティエンコーダの各々を順番に選択するラウン
ドロビン動作といずれか1つのプライオリティエンコー
ダを固定的に選択するリニア動作とを選択動作させるこ
とができる。
【0057】前記複数の優先順位判定手段11の内の2
つの優先順位判定手段について、一方の優先順位判定手
段がラウンドロビン動作を行い、また、同時に他方の優
先順位判定手段がリニア動作を行うことができる。
【0058】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を説明する。 <実施例1>本発明の実施例1に従ったバス使用権調停
回路及びバス制御装置が説明される。図3は前記バス使
用権調停回路及びバス制御装置を含むバス制御システム
を示す構成図である。
【0059】図3において、バス1には複数のバスマス
タ2−1〜2−n、バススレーブ3、バス制御装置4と
が接続されている。前記バス制御装置4はバス1を制御
するものであり、バス使用権調停回路10を有してい
る。
【0060】前記複数のバスマスタ2−1〜2−nの各
々は、前記バス使用権調停回路10にバス使用権要求信
号を発行する。前記バス使用権調停回路10は複数のバ
スマスタ2−1〜2−nからのバス使用権要求信号に基
づき複数のバスマスタ2−1〜2−nの内でバス1の使
用権を調停し調停されたバスマスタにバス使用権信号を
出力する。
【0061】前記バススレーブ3は前記バス使用権信号
に従ってバス1を介してバス使用権を獲得したバスマス
タによりアクセスされる。図4は本発明の実施例1に従
った前記バス使用権調停回路を示す構成ブロック図であ
る。前記バス使用権調停回路10は、例えば8個のバス
マスタ2−1〜2−8のバス1の使用権を調停する。
【0062】前記バス使用権調停回路10は、各バスマ
スタのバス使用権を調停するために、ラウンドロビン方
式、あるいはリニア方式を用いる。図5は前記ラウンド
ロビン方式のフォーマットを示す図である。図5に示し
た例では、例えば3つのバスマスタがラウンドロビン方
式によりバス使用権を獲得する。この場合、前記バス使
用権調停回路10は、バス使用権をバスマスタ2−1,
2−2,2−3の順番に均等に割り当てる。
【0063】従って、最初のバスサイクルでは、前記バ
ス使用権調停回路10は、3つのバスマスタのバス使用
権を調停しバスマスタ2−1にバス使用権信号を出力す
る。バスマスタ2−1はバス使用権を獲得する。
【0064】次のバスサイクルでは、バスマスタ2−2
が最上位となり、バスマスタ2−1が最下位になる。こ
のため、バスマスタ2−2はバス使用権を獲得する。前
記バス使用権調停回路10は、ラウンドロビン方式によ
りバスサイクル毎にバス使用権をサイクリックにバスマ
スタ2−1からバスマスタ2−3まで切り換える。
【0065】図6はリニア方式のフォーマットを示す図
である。リニア方式は複数のバスマスタの各々に対して
バス使用権に優先レベルを持つ。前記バス使用権調停回
路10は、リニア方式により最初の3バスサイクルにわ
たって例えば3つのバスマスタのバス使用権を調停しバ
スマスタ2−1にバス使用権信号を出力する。バスマス
タ2−1は最初の3バスサイクルにわたってバス使用権
を獲得する。
【0066】前記バス使用権調停回路10は、次の3つ
のバスサイクルにわたって3つのバスマスタのバス使用
権を調停する。バスマスタ2−2は次の3つのバスサイ
クルにわたってバス使用権を獲得する。
【0067】前記バス使用権調停回路10は、図4に示
したように優先順位判定回路11−1,11−2、バス
使用権信号保持回路12、バス使用権要求信号分配回路
13、優先順位判定イネーブル回路14、制御レジスタ
15、バスプロトコル制御回路18とから構成される。
【0068】前記バス使用権要求信号分配回路13は例
えば8つのバスマスタ2−1〜2−8から供給されるバ
ス使用権要求信号を、前記制御レジスタ15から出力さ
れる分配信号に基づき優先順位判定回路11−1,11
−2に分配する。
【0069】図7は前記バス使用権要求信号分配回路1
3を示す構成図である。図7において、バス使用権要求
信号分配回路13は、各々のバス使用権要求信号REi
に対応して2つのANDゲート131−ijと、1つの
インバータ132−iとを有する。
【0070】ここで、iは1から8までのいずれかの値
である。jは1又は2である。なお、前記バス使用権要
求信号はバスリクエストとも呼ばれる。ANDゲート1
31−i1はバス使用権要求信号REiと前記分配信号
との論理積を求める。ANDゲート131−i1は前記
論理積出力としてバス使用権要求信号REi−1を優先
順位判定回路11−1に出力する。
【0071】ANDゲート131−i2には前記分配信
号を反転するインバータ132−iが接続される。AN
Dゲート131−i2はバス使用権要求信号REiとイ
ンバータ132−iにより反転された分配信号との論理
積を求める。
【0072】ANDゲート131−i2は前記論理積出
力としてバス使用権要求信号REi−2を優先順位判定
回路11−2に出力する。なお、前記分配信号は前記8
つのバス使用権要求信号RE1〜RE8の数に等しい8
ビットをもつ信号である。
【0073】図8は前記優先順位判定イネーブル回路1
4を示す構成図である。図8において、優先順位判定イ
ネーブル回路14はORゲート141,142と論理回
路143とから構成される。前記ORゲート141は前
記バス使用権要求信号分配回路13から供給される8つ
のバス使用権要求信号REi−1(i=1〜8)の論理
和を求める。前記ORゲート141は前記論理和出力と
して優先順位判定イネーブル信号EN1を優先順位判定
回路11−1に出力する。
【0074】前記ORゲート142は前記バス使用権要
求信号分配回路13から供給される8つのバス使用権要
求信号REi−2(i=1〜8)の論理和を求める。前
記論理回路143はORゲート142の出力とORゲー
ト141の出力を反転した反転出力との論理積を求め
る。前記論理回路143は前記論理積出力として優先順
位判定イネーブル信号EN2を前記優先順位判定回路1
1−2に出力する。
【0075】前記制御レジスタ15は、8つのバス使用
権要求信号を優先順位判定回路11−1,11−2のい
ずれかに分配するかを指示するための8ビットの前記分
配信号を記憶する。
【0076】また、制御レジスタ15は前記優先順位判
定回路11−1,11−2に有するプライオリティレジ
スタ17−1,17−2を動作又は停止するための切換
信号を記憶する。前記切換信号は2ビットからなる。前
記制御レジスタ15にはバス1からデータパスが書き込
まれる。
【0077】図9は前記優先順位判定回路を示す構成図
である。前記優先順位判定回路11−1,11−2は、
前記ラウンドロビン方式によって各バスマスタのバス使
用権の優先順位を判定する。
【0078】前記優先順位判定回路11−1は、図9に
示すようにプライオリティレジスタ17−1、ラウンド
ロビン部19とからなる。ラウンドロビン部19は8つ
の第1から第8のプライオリティエンコーダ19−1〜
19−8からなる。
【0079】なお、前記優先順位判定回路11−2も、
プライオリティレジスタ17−2、ラウンドロビン部1
9からなる。図10は前記第1のプライオリティエンコ
ーダを示す図である。図10では、優先順位判定回路1
1−1に設けられる第1のプライオリティエンコーダ1
9−1が示される。なお、図示してないが、図10に示
される第1のプライオリティエンコーダ19−1は優先
順位判定回路11−2にも設けられる。
【0080】前記第1のプライオリティエンコーダ19
−1はインバータ111−iとANDゲート112−i
を有している。iは1から8までの値である。jは1か
ら7までの値である。
【0081】前記第1のプライオリティエンコーダ19
−1はバス使用権要求信号RE1−1に対して優先レベ
ルをもたせている。すなわち、バス使用権要求信号RE
1−1はそのままバス使用権信号BG1−1として出力
される。最下位にバス使用権要求信号RE8−1が設定
される。
【0082】前記インバータ111−iはバス使用権要
求信号REi−1を反転する。ANDゲート112−1
はインバータ111−1によるバス使用権要求信号RE
1−1の反転出力とバス使用権要求信号RE2−1との
論理積を求める。ANDゲート112−1は論理積出力
としてバス使用権信号BG2−1をバス使用権信号保持
回路12に出力する。
【0083】ANDゲート112−2は、インバータ1
11−1によるバス使用権要求信号RE1−1の反転出
力とインバータ111−2によるバス使用権要求信号R
E2−1の反転出力とバス使用権要求信号RE3−1と
の論理積を求める。ANDゲート112−2は論理積出
力としてバス使用権信号BG3−1をバス使用権信号保
持回路12に出力する。
【0084】前記ANDゲート112−7はインバータ
111−iによるバス使用権要求信号REi−1(i=
1〜7)の反転出力(図10中ではREi−1の上にバ
ーを付加した。)とバス使用権要求信号RE8−1との
論理積を求める。ANDゲート112−7は論理積出力
としてバス使用権信号BG8−1をバス使用権信号保持
回路12に出力する。
【0085】図11は前記第2のプライオリティエンコ
ーダを示す図である。前記第2のプライオリティエンコ
ーダ19−2はバス使用権要求信号RE2−1に対して
優先レベルをもたせている。
【0086】すなわち、バス使用権要求信号RE2−1
はそのままバス使用権信号BG2−1として出力され
る。最下位にバス使用権要求信号RE1−1が設定され
る。前記第2のプライオリティエンコーダ19−2もイ
ンバータ111−iとANDゲート112−jを有して
構成される。
【0087】同様に、図示しないが、第nのプライオリ
ティエンコーダ19−nはバス使用権要求信号REn−
1に対して優先レベルをもたせている。最下位にバス使
用権要求信号RE(n−1)−1が設定される。ここ
で、nは3から8までの値である。
【0088】前記8つのプライオリティエンコーダ19
−1〜19−8のいずれか1つは前記プライオリティレ
ジスタ17−1,17−2に格納された値によって選択
される。前記選択されたプライオリティエンコーダは、
入力される各バス使用権要求信号に対して優先順位を比
較する。
【0089】前記プライオリティレジスタ17−1,1
7−2にセットされる値は、前記バスプロトコル制御回
路18から供給されるセット信号と前記優先順位判定イ
ネーブル回路14からの優先順位判定イネーブル信号と
の論理積によって決定される。
【0090】前記バスプロトコル制御回路18は、前記
プライオリティレジスタ17−1,17−2に前記セッ
ト信号として前記バス1を1つ前のバスサイクルで使用
したバスマスタ2のバス使用権信号をバスサイクル毎に
出力する。前記バス使用権信号はバスグラントとも呼ば
れる。
【0091】次のバスサイクルにおいては、前記プライ
オリティレジスタ17−1,17−2に格納されたバス
使用権信号に基づき、バス1を1つ前のバスサイクルで
使用したバスマスタ2の優先順位が最下位になるプライ
オリティエンコーダが選択される。
【0092】さらに、プライオリティレジスタ17−
1,17−2に以前のバスサイクルで使用したバスマス
タ2のバス使用権信号を記憶するために内部のバス使用
権信号と初期値として入力される固定値とがマルチプレ
クスされて入力される。
【0093】8つの第1から第8のプライオリティエン
コーダ19−1〜19−8の各々は、前記プライオリテ
ィレジスタにセットされた値によって順番に選択される
ので、前記ラウンドロビン方式が実現される。
【0094】また、プライオリティレジスタ17−1,
17−2の動作が停止した場合には、プライオリティレ
ジスタ17−1,17−2はリニア方式を実現するため
に1つのプライオリティエンコーダのみを選択する。
【0095】また、前記バスプロトコル制御回路18
は、バス制御信号を監視することによりバスサイクルを
認識する。前記バスプロトコル制御回路18は、バス使
用権信号保持回路12にバス使用権信号を保持させると
ともにバス使用権信号を読み出すための読出信号を与え
る。前記バスプロトコル制御回路18は、前記制御レジ
スタ15にバスアクセスによって出力される制御レジス
タ書き込み信号を出力する。
【0096】図12は前記バス使用権信号保持回路12
を示す構成図である。バス使用権信号保持回路12は優
先順位判定回路11−1,11−2から供給されるバス
使用権信号を保持する。図10において、バス使用権信
号保持回路12は、8つのORゲート121−i(i=
1〜8)とフリップフロップ(FF)122−iとから
構成される。
【0097】ORゲート121−iは優先順位判定回路
11−1,11−2の各々から供給されるバス使用権信
号BGi−jの論理和を求める。iは1から8までの値
である。jは1から2までの値である。
【0098】FF122−iはORゲート121−iの
出力とバスクロックの入力とによってバス使用権信号B
Giを得る。 <実施例1の動作>次に、このように構成された本発明
の実施例1の動作が説明される。図13は本発明の実施
例1の動作を示すフローチャートである。このフローチ
ャートによってバス使用権調停回路の動作及びバス使用
権調停方法が説明される。
【0099】まず、バス使用権要求信号分配回路13は
8つのバスマスタ2−1〜2−8の各々から各バス使用
権要求信号を入力する(ステップ101)。前記各バス
使用権要求信号をいずれの優先順位判定回路11−1,
11−2に分配すべきかを指示する分配信号が前記制御
レジスタ15から前記バス使用権要求信号分配回路13
に入力される(ステップ102)。
【0100】ここで、制御レジスタ15から供給される
8ビットの分配信号は、例えば、”11111111”である。
バス使用権要求信号REi(i=1〜8)は同時にバス
使用権信号要求分配回路13に供給されるので、AND
ゲート131−i1の出力は、”1”となる。
【0101】従って、8つのバス使用権要求信号REi
−1はANDゲート131−i1から優先順位判定回路
11−1に出力される(ステップ103)。一方、8ビ
ットの分配信号が例えば、”00000000”である場合に
は、分配信号はインバータ132−iにより”1”とな
る。そして、バス使用権要求信号REiとインバータ1
32−iの出力とによりANDゲート131−i2の出
力は”1”となる。
【0102】従って、ANDゲート131−i2からバ
ス使用権要求信号REi−2は優先順位判定回路11−
2に出力される。次に、優先順位判定イネーブル回路1
4において、ORゲート141はバス使用権要求信号分
配回路13から供給されるバス使用権要求信号RE1−
1〜RE8−1の論理和を求める。論理和出力は優先順
位判定イネーブル信号EN1として前記優先順位判定回
路11−1に出力される(ステップ104)。
【0103】分配信号が例えば”11111111”である場合
には、バス使用権要求信号RE1−1〜RE8−1は全
て1である。ORゲート141の出力、すなわち、前記
優先順位判定イネーブル信号EN1は”1”となる。こ
のため、優先順位判定回路11−1が動作する(ステッ
プ105)。
【0104】この場合、論理回路143により優先順位
判定イネーブル信号EN2は”0”となる。このため、
優先順位判定回路11−2は非動作する。また、分配信
号が例えば”00000000”である場合には、バス使用権要
求信号RE1−2〜RE8−2は全て1である。ORゲ
ート142の出力、すなわち、前記優先順位判定イネー
ブル信号EN2は”1”となる。このため、優先順位判
定回路11−2が動作する。この場合、優先順位判定回
路11−1は非動作する。
【0105】そして、動作した優先順位判定回路のみが
各バスマスタのバス使用権の優先順位を判定する。例え
ば、分配信号が”11111111”である場合には、優先順位
判定回路11−1が動作する。この場合、前記優先順位
判定回路11−1に8ビットのバス使用権要求信号は分
配される。
【0106】次に、優先順位判定回路11−1は、制御
レジスタ15からの切換信号によって前記プライオリテ
ィレジスタ17−1の動作が停止したかどうかを判定す
る(ステップ106)。
【0107】ここで、プライオリティレジスタ17−1
の動作が停止した場合には、優先順位判定回路11−
1,11−2は、バスマスタ2−1〜2−8のバス使用
権の優先順位を以下のようにリニア方式にする(ステッ
プ107)。 1>2>3>4>5>6>7>8 ここで、不等号(>)は各バスマスタのバス使用権が優
先レベルをもつことを示す。
【0108】すなわち、前記制御レジスタ15に格納さ
れる切換信号によってプライオリティレジスタ17−
1,17−2の動作が停止した場合には、プライオリテ
ィレジスタ17−1,17−2の値は1つの固定値にな
る。
【0109】この場合、プライオリティレジスタ17−
1,17−2は1つのプライオリティエンコーダのみを
選択する。このため、8つのバスマスタ2−1〜2−8
のバス使用権の優先順位が回転しないので、リニア方式
になる。
【0110】例えば、図10に示される第1のプライオ
リティエンコーダ19−1のみが選択される。前記第1
のプライオリティエンコーダ19−1の動作が以下に説
明される。
【0111】まず、バス使用権要求信号RE1−1に基
づきバス使用権信号BG1−1は他のバス使用権信号に
対して優先する。次に、数バスサイクル経過後では、バ
ス使用権要求信号RE1−1は”0”となる。このた
め、インバータ111−1の出力は”1”となる。
【0112】ANDゲート112−1はバス使用権要求
信号RE2−1とインバータ111−1の出力”1”と
の論理積を求める。この論理積出力は”1”となる。こ
れにより、バス使用権信号BG2−1は他のバス使用権
信号に対して優先する。
【0113】さらに、次の数バスサイクル経過後では、
バス使用権要求信号RE1−1,RE2−1は”0”と
なる。インバータ111−1,111−2の出力は、共
に”1”となる。
【0114】ANDゲート112−2は、バス使用権要
求信号RE3−1とインバータ111−1,111−2
の出力”1”との論理積を求める。その論理積出力
は、”1”となる。
【0115】これにより、バス使用権信号BG3−1は
他のバス使用権信号に対して優先する。すなわち、図1
0に示すようにバス使用権の優先順位はバス使用権信号
BG1−1,BG2−1,BG3−1,BG4−1,B
G5−1,BG6−1,BG7−1,BG8−1の順に
なる。このようにして図6に示されるリニア方式が実現
される。
【0116】さらに、バス使用権信号保持回路12にお
いて、バス使用権信号BGi−1はORゲート121−
iを通り、FF122−iに出力される。FF122−
iはバスクロックに基づき前記バス使用権信号BGi−
1を記憶する(ステップ108)。
【0117】そして、バス使用権信号BGiは選択され
たバスマスタ2−iに出力されると(ステップ10
9)、そのバスマスタ2−iはバススレーブ3をアクセ
スする(ステップ110)。さらに、バススレーブから
のアック応答ACKによってバスサイクルが終了する。
【0118】一方、プライオリティレジスタ17−1が
動作した場合には、優先順位判定回路11−1は、バス
使用権の優先順位を以下のようにラウンドロビン方式に
する(ステップ111)。 1=2=3=4=5=6=7=8 ここで、等号(=)は各バスマスタのバス使用権が均等
に順番に割り当てられることを示す。
【0119】すなわち、前記制御レジスタ15に格納さ
れる切換信号によってプライオリティレジスタ17−
1,17−2が動作した場合には、前記バスプロトコル
制御回路18は、前記プライオリティレジスタ17−
1,17−2に前記セット信号として前記バス1を1つ
前のバスサイクルで使用したバスマスタ2のバス使用権
信号をバスサイクル毎に出力する。
【0120】前記8つのプライオリティエンコーダ19
−1〜19−8のいずれか1つは前記プライオリティレ
ジスタ17−1,17−2に格納された値によって選択
される。
【0121】まず、プライオリティレジスタ17−1,
17−2の初期値によって第1バスサイクルで第1のプ
ライオリティエンコーダ19−1が選択される。第1の
プライオリティエンコーダ19−1はバス使用権要求信
号RE1−1に対して優先レベルをもつので、バス使用
権信号BG1−1が出力される。
【0122】次に、第2のバスサイクルにおいては、前
記プライオリティレジスタ17−1,17−2に格納さ
れたバス使用権信号BG1−1に基づき、バス1を1つ
前のバスサイクルで使用したバスマスタ2−1の優先順
位が最下位になる第2のプライオリティエンコーダ19
−2が選択される。
【0123】第2のプライオリティエンコーダ19−2
はバス使用権要求信号RE2−1に対して優先レベルを
もつので、バス使用権信号BG2−1が出力される。さ
らに、第3のバスサイクルにおいては、前記プライオリ
ティレジスタ17−1,17−2に格納されたバス使用
権信号BG2−1に基づき、バス1を1つ前のバスサイ
クルで使用したバスマスタ2−2の優先順位が最下位に
なる第3のプライオリティエンコーダ19−3が選択さ
れる。
【0124】第3のプライオリティエンコーダ19−3
はバス使用権要求信号RE3−1に対して優先レベルを
もつので、バス使用権信号BG3−1が出力される。こ
のようにして、8つの第1から第8のプライオリティエ
ンコーダ19−1〜19−8の各々は、前記プライオリ
ティレジスタにセットされた値によってバスサイクル毎
に順番に選択される。
【0125】このことで、8つのバスマスタ2−1〜2
−8のバス使用権の優先順位が回転するので、図5に示
されるラウンドロビン方式が実現される。このように各
バスマスタのバス使用権はバスサイクル毎に均等に割り
当てられる。すなわち、リニア方式はラウンドロビン方
式に切り換えられる。
【0126】これにより、プライオリティレジスタ17
−1の動作と停止との切換によって、通常のリニア方式
とラウンドロビン方式との両方の方式が適宜選択するこ
とができる。
【0127】従って、バス使用権の優先順位はプログラ
マブルに設定できる。このため、バスマスタ数やバスマ
スタの物理的な接続位置が制限されなくなる。また、コ
ンピュータシステムが変更してもそのコンピュータシス
テムに対応することができる。さらに、別のコンピュー
タシステムに対しても流用することができる。
【0128】なお、前記実施例1では、分配信号”1111
1111”により優先順位判定回路11−1が動作した場合
に、ステップ106〜111までの処理が説明された。
例えば、ステップ105において、例えば、分配信号”
00000000”により優先順位判定回路11−2が動作され
てもよい。この場合、前記優先順位判定回路11−2に
8ビットのバス使用権要求信号が分配され、ステップ1
06〜111までの処理が行なわれる。 <実施例2>次に、本発明の実施例2に従ったバス使用
権調停回路が説明される。実施例2は、特定の1つのバ
スマスタのバス使用権の優先レベルを上げるとともに他
のバスマスタのバス使用権を均等に割り当てる。
【0129】図14は本発明の実施例2に従ったバス使
用権調停回路を示す構成ブロック図である。バス使用権
調停回路は、バス使用権要求信号分配回路13、優先順
位判定イネーブル回路14、制御レジスタ15a、優先
順位判定回路11−1a、11−2aを有する。バス使
用権調停回路は、さらに、バス使用権信号保持回路1
2、バスプロトコル制御回路18とを有する。
【0130】前記制御レジスタ15aは分配信号”0010
0000”を格納する。ここで、3列目の”1”はバスマス
タ2−3を選択するためにある。前記バス使用権要求信
号分配回路13は、前記制御レジスタ15aからの分配
信号により優先順位判定回路11−1にバス使用権要求
信号RE3−1を分配する。前記バス使用権要求信号分
配回路13は、バス使用権要求信号RE1−2,RE2
−2,RE4−2,RE5−2,RE6−2,RE7−
2,RE8−2を優先順位判定回路11−2に分配す
る。
【0131】前記バス優先順位判定回路11−1aは、
バスマスタ2−3のバス使用権の優先レベルを他の全て
のバスマスタ2−1,2−2,2−4〜2−8よりも上
げる。
【0132】前記バス優先順位判定回路11−2aは、
他のバスマスタ2−1,2−2,2−4〜2−8のバス
使用権を均等に割り当てる。前記プライオリティレジス
タ17−1は制御レジスタ15aからの切換信号‘0’
によって非動作する。前記プライオリティレジスタ17
−2は制御レジスタ15aからの切換信号‘1’によっ
て動作する。
【0133】その他の構成は実施例1の構成と同一であ
る。実施例1の部分と同一部分は同一符号を付し、その
詳細な説明は省略する。図15は本発明の実施例2に従
ったバス使用権調停回路の動作を示すフローチャートで
ある。図15を参照することにより実施例2の動作が説
明される。このフローチャートによってバス使用権調停
回路の動作及びバス使用権調停方法が説明される。
【0134】まず、バス使用権要求信号分配回路13
は、8つのバスマスタ2−1〜2−8の各々から各バス
使用権要求信号を入力する(ステップ201)。そし
て、バス使用権要求信号分配回路13は、制御レジスタ
15aから前記分配信号”00100000”を入力する(ステ
ップ202)。
【0135】すると、前記分配信号”00100000”によっ
て、ANDゲート131−12,131−22,131
−42,131−52,131−62,131−72,
131−82の出力は”1”となる。ANDゲート13
1−31の出力は”1”となる。
【0136】これにより、バス使用権要求信号RE3−
1は優先順位判定回路11−1に分配される。バス使用
権要求信号RE1−2,RE2−2,RE4−2,RE
5−2,RE6−2,RE7−2,RE8−2は優先順
位判定回路11−2に分配される(ステップ203)。
【0137】次に、優先順位判定イネーブル回路14に
おいて、ORゲート141はバス使用権要求信号分配回
路13から供給されるバス使用権要求信号RE3−1を
優先順位判定イネーブル信号EN1として前記優先順位
判定回路11−1に出力する。
【0138】一方、ORゲート142はバス使用権要求
信号分配回路13から供給されるバス使用権要求信号R
E1−2,RE2−2,RE4−2,RE5−2,RE
6−2,RE7−2,RE8−2の論理和を求める。
【0139】論理回路143は前記バス使用権要求信号
RE3−1が入力されないときのみ優先順位判定イネー
ブル信号EN2を前記優先順位判定回路11−2に出力
する(ステップ204)。
【0140】次に、優先順位判定回路11−1aは前記
優先順位判定イネーブル信号EN1によりバスマスタ2
−3のために動作する。また、前記バス使用権要求信号
RE3−1が入力されたときには、前記優先順位判定回
路11−2aは非動作する。
【0141】前記優先順位判定回路11−2aは前記バ
ス使用権要求信号RE3−1が入力されないときバスマ
スタ2−3以外の全てのバスマスタのために動作する
(ステップ205)。
【0142】次に、前記優先順位判定回路11−1a
は、バスマスタ2−3のバス使用権の優先レベルを他の
全てのバスマスタ2−1,2−2,2−4〜2−8より
も上げる。
【0143】ここでは、前記プライオリティレジスタ1
7−1は制御レジスタ15aからの切換信号‘0’によ
って非動作する(ステップ206)。そして、前記実施
例1で説明された第3のプライオリティエンコーダ19
−3のみが用いられる。
【0144】一方、前記プライオリティレジスタ17−
2は制御レジスタ15aからの切換信号‘1’によって
動作する(ステップ207)。すると、前記プライオリ
ティレジスタ17−2に格納された値によって、プライ
オリティエンコーダ19−1、19−2、19−4〜1
9−8がバスサイクル毎に順番に選択される。
【0145】すなわち、前記優先順位判定回路11−2
aは、バスマスタ2−1,2−2,2−4〜2−8のバ
ス使用権を均等に割り当てる。これにより、バス使用権
の優先順位は 3>1=2=4=5=6=7=8 となる。
【0146】すなわち、バス使用権の優先順位はプログ
ラマブルに設定される。また、バスの使用権は柔軟に分
配される。実施例2は、2つのリニア方式とラウンドロ
ビン方式とを併用する。
【0147】優先順位判定回路11−1aは特に時間的
にデータ転送の制約を受けるバスマスタのバス使用権の
優先順位を高く設定する。優先順位判定回路11−2a
はその他のバスマスタのバス使用権を均等に割り当て
る。
【0148】これにより、特に時間的な制約を受けるバ
スマスタはあまり待たされることがなくなる。また、バ
ス使用権調停回路は、バスマスタ数や物理的な位置の制
限を受けることなく、しかもコンピュータシステムが変
更された場合にも対応することができる。
【0149】さらに、バス使用権信号保持回路12にお
いて、ORゲート121−iはバス使用権信号BGi−
1とバス使用権信号BGi−2との論理和を求める。F
F122−iはバスクロックに基づき論理和出力として
バス使用権信号BGiを記憶する(ステップ209)。
【0150】そして、バス使用権信号BGiは選択され
たバスマスタ2−iに出力されると(ステップ21
0)、そのバスマスタ2−iはバススレーブ3をアクセ
スする(ステップ211)。さらに、バススレーブから
のアック応答ACKによってバスサイクルが終了する。
【0151】なお、本発明は前記実施例1〜2に限定さ
れるものではない。バスマスタの数は実施例の数に限定
されるものではなく、また、分配信号のセットも実施例
に限定されるものではない。 <実施例3>次に、本発明の実施例3が説明される。実
施例3はバス制御装置を含むバス制御システムに関す
る。図16は、本発明の実施例3に従ったバス制御装置
を含むバス制御システムを示す構成図である。
【0152】図16において、バス制御システムには2
つのバス1a,1bが設けられている。バス1aにはバ
スマスタ2−1a〜2−na、バススレーブ3aが接続
される。バス1bにはバスマスタ2−1b〜2−nb、
バススレーブ3bが接続される。
【0153】2つのバス1a,1bにはバス制御装置4
aが接続されている。前記バス制御装置4aは2つのバ
ス使用権調停回路10a−1、10b−1を有する。前
記バス使用権調停回路10a−1は、バス1aに接続さ
れる。前記バス使用権調停回路10a−1はバスマスタ
2−1a〜2−naのバス1aの使用権を調停する。
【0154】前記バス使用権調停回路10b−1は、バ
ス1bに接続される。前記バス使用権調停回路10b−
1はバスマスタ2−1b〜2−nbのバス1bの使用権
を調停する。
【0155】前記バス使用権調停回路10a−1、10
b−1の構成は実施例1で説明したバス使用権調停回路
10と同一構成である。このように複数のバス使用権調
停回路がバス制御装置4aに設けられていても、本発明
は各々のバス使用権調停回路に適用できる。
【0156】
【発明の効果】本発明によれば、バス使用権要求信号は
複数のバスマスタからバス使用権要求信号分配手段に供
給される。制御手段はバス使用権要求信号分配手段に分
配信号を供給すると、バス使用権要求信号分配手段は分
配信号に基づき複数のバス使用権要求信号をいずれかの
1つ以上の優先順位判定手段に分配する。制御手段はバ
ス使用権要求信号が分配された1つ以上の優先順位判定
手段を動作させる。
【0157】このように、分配信号によってバス使用権
は柔軟に分配され、複数のバスマスタのバス使用権の優
先順位はプログラマブルに設定される。このため、最下
位のバスマスタでも長い時間にわたって待つ必要がなく
なる。
【0158】これにより、バスマスタ数やバスマスタの
物理的な接続位置が制限されなくなる。また、バス使用
権調停回路はコンピュータシステムの変更に対応でき、
さらに、別のコンピュータシステムに対しても流用する
ことができる。
【0159】また、バス使用権信号保持手段は動作され
た1つ以上の優先順位判定手段からのバス使用権信号を
保持し保持されたバス使用権信号をバス使用権を獲得し
たバスマスタに出力するので、そのバスマスタはバスを
使用できる。
【0160】また、優先順位判定イネーブル手段はバス
使用権要求信号分配手段から分配されるバス使用権要求
信号に基づきイネーブル信号を発生するので、1つ以上
の優先順位判定手段を動作できる。
【0161】さらに、制御記憶手段は分配信号として複
数ビット情報を記憶し各ビットの値によって各バス使用
権要求信号を分配すべき優先順位判定手段を指定するの
で、分配信号によってバスの使用権は柔軟に分配され、
複数のバスマスタのバス使用権の優先順位はプログラマ
ブルに設定される。
【0162】また、ラウンドロビン手段はプライオリテ
ィ記憶手段に記憶された順位情報に基づきバスサイクル
毎にバス使用権信号を各バスマスタに均等に割り当てる
ので、ラウンドロビン動作を行うことができる。
【0163】前記プライオリティ記憶手段は前記順位情
報として以前のバスサイクルで前記バスを使用したバス
マスタのためのバス使用権信号を格納することができ
る。各プライオリティエンコーダが、自己に対応するバ
スマスタのバス使用権の優先順位が最上位となる優先レ
ベルをもち、前記プライオリティ記憶手段に記憶された
以前のバスサイクルでのバス使用権信号に基づき順番に
選択されることでラウンドロビン動作が行える。
【0164】前記以前のバスサイクルの次のバスサイク
ルにおいて、前記以前にバスを使用したバスマスタの優
先順位が最下位になるプライオリティ記憶手段が選択さ
れることでラウンドロビン動作が行える。
【0165】前記プライオリティ記憶手段が前記制御記
憶手段に記憶された切換信号に対応する動作を行う。す
なわち、各優先順位判定手段に設けられた複数のプライ
オリティエンコーダの各々を順番に選択するラウンドロ
ビン動作といずれか1つのプライオリティエンコーダを
固定的に選択するリニア動作とを選択動作させることが
できる。
【0166】前記複数の優先順位判定手段の内の2つの
優先順位判定手段について、一方の優先順位判定手段が
ラウンドロビン動作を行い、また、同時に他方の優先順
位判定手段がリニア動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のバス使用権調停回路の原理図であ
る。
【図2】 本発明のバス使用権調停方法を示すフローチ
ャートである。
【図3】 本発明の実施例1に従ったバス使用権調停回
路及びバス制御装置を含むバス制御システムを示す構成
図である。
【図4】 本発明の実施例1に従ったバス使用権調停回
路を示す構成ブロック図である。
【図5】 実施例1のラウンドロビン方式のフォーマッ
トを示す図である。
【図6】 実施例1のリニア方式のフォーマットを示す
図である。
【図7】 実施例1のバス使用権要求信号分配回路を示
す構成図である。
【図8】 実施例1の優先順位判定イネーブル回路を示
す構成図である。
【図9】 実施例1の優先順位判定回路を示す構成図で
ある。
【図10】 第1のプライオリティエンコーダを示す図
である。
【図11】 第2のプライオリティエンコーダを示す図
である。
【図12】 実施例1のバス使用権信号保持回路を示す
構成図である。
【図13】 本発明の実施例1に従ったバス使用権調停
回路の動作を示すフローチャートである。
【図14】 本発明の実施例2に従ったバス使用権調停
回路を示す構成ブロック図である。
【図15】 本発明の実施例2に従ったバス使用権調停
回路の動作を示すフローチャートである。
【図16】 本発明の実施例3に従ったバス制御装置を
含むバス制御システムを示す構成図である。
【図17】 従来のバス使用権調停回路の一例を示す図
である。
【図18】 バスサイクルを示す図である。
【符号の説明】
1・・バス 2・・複数のバスマスタ 3・・バススレーブ 4・・バス制御装置 10・・バス使用権調停回路 11,11−1,11−2・・優先順位判定回路 12・・バス使用権信号保持回路 13・・バス使用権要求信号分配回路 14・・優先順位判定イネーブル回路 15,15a・・制御レジスタ 17−1,17−2・・プライオリティエンコーダ 18・・バスプロトコル制御回路 19・・ラウンドロビン部 19−1・・第1のプライオリティエンコーダ 122−1〜122−8・・FF

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバスマスタの各々から供給される
    バス使用権要求信号に基づき複数のバスマスタ内でバス
    使用権を調停しバス使用権を獲得したバスマスタにバス
    使用権信号を出力するバス使用権調停回路であって、 前記複数のバスマスタの各々からのバス使用権要求信号
    に基づき各バスマスタのバス使用権の優先順位を判定す
    ることにより前記バス使用権信号を生成する複数の優先
    順位判定手段と、 前記複数のバスマスタの各々からのバス使用権要求信号
    を前記複数の優先順位判定手段の内のいずれか1つ以上
    の優先順位判定手段に分配すべきかを指示する分配信号
    に基づき前記各バス使用権要求信号を前記1つ以上の優
    先順位判定手段に分配するバス使用権要求信号分配手段
    と、 前記分配信号を前記バス使用権要求信号分配手段に供給
    し前記分配信号に基づく前記1つ以上の優先順位判定手
    段を動作させる制御手段と、 を備えるバス使用権調停回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記制御手段により
    動作された1つ以上の優先順位判定手段から供給される
    バス使用権信号を保持し保持されたバス使用権信号をバ
    ス使用権を獲得したバスマスタに出力するバス使用権信
    号保持手段を備えるバス使用権調停回路。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記制御手段は、前
    記バス使用権要求信号分配手段から分配されるバス使用
    権要求信号に基づき前記1つ以上の優先順位判定手段の
    動作を指示するためのイネーブル信号を発生する優先順
    位判定イネーブル手段を備えるバス使用権調停回路。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記制御手段は、前
    記分配信号として前記複数のバス使用権要求信号の情報
    量に対応した複数ビット情報を記憶するとともに各ビッ
    トの値によって各バス使用権要求信号を分配すべき優先
    順位判定手段を指定する制御記憶手段を備えるバス使用
    権調停回路。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記複数の優先順位
    判定手段の各々は、前記複数のバスマスタに対してバス
    使用権の優先順位を均等に割り当てるための順位情報を
    格納するプライオリティ記憶手段と、 前記プライオリティ記憶手段に記憶された順位情報に基
    づきバスサイクル毎にバス使用権信号を各バスマスタに
    均等に割り当てるラウンドロビン手段とを備えるバス使
    用権調停回路。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記プライオリティ
    記憶手段は、前記順位情報として以前のバスサイクルで
    前記バスを使用したバスマスタのためのバス使用権信号
    を格納するバス使用権調停回路。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記ラウンドロビン
    手段は、前記複数のバスマスタと同数のプライオリティ
    エンコーダからなり、 各プライオリティエンコーダは、自己に対応するバスマ
    スタのバス使用権の優先順位が最上位となる優先レベル
    をもち、前記プライオリティ記憶手段に記憶された以前
    のバスサイクルでのバス使用権信号に基づき順番に選択
    されるバス使用権調停回路。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記以前のバスサイ
    クルの次のバスサイクルにおいて、前記以前にバスを使
    用したバスマスタの優先順位が最下位になるプライオリ
    ティ記憶手段が選択されるバス使用権調停回路。
  9. 【請求項9】 請求項7において、前記制御記憶手段
    は、さらに、前記各優先順位判定手段に設けられた前記
    複数のプライオリティエンコーダの各々を順番に選択す
    るラウンドロビン動作といずれか1つのプライオリティ
    エンコーダを固定的に選択するリニア動作との切り換え
    を行う切換信号を記憶し、 前記プライオリティ記憶手段は、前記切換信号に対応す
    る動作を行うバス使用権調停回路。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記複数の優先順
    位判定手段の内の2つの優先順位判定手段について、 一方の優先順位判定手段は、前記分配信号により入力さ
    れた各バス使用権要求信号に対応するバスマスタに対し
    て前記切換信号によるラウンドロビン動作によりバス使
    用権の優先順位を均等に割り当て、 他方の優先順位判定手段は、前記分配信号により入力さ
    れた各バス使用権要求信号に対応するバスマスタに対し
    て前記切換信号によるリニア動作によりバス使用権の優
    先レベルをもたせるバス使用権調停回路。
  11. 【請求項11】 複数のバスマスタの各々から供給され
    るバス使用権要求信号に基づき複数のバスマスタ内でバ
    ス使用権を調停しバス使用権を獲得したバスマスタにバ
    ス使用権信号を出力するバス使用権調停方法であって、 前記複数のバスマスタの各々からのバス使用権要求信号
    に基づき複数の優先順位判定部によって各バスマスタの
    バス使用権の優先順位を判定することにより前記バス使
    用権信号を生成する判定ステップと、 前記複数のバスマスタの各々からのバス使用権要求信号
    を前記複数の優先順位判定部の内のいずれか1つ以上の
    優先順位判定部に分配すべきかを指示する分配信号に基
    づき前記各バス使用権要求信号を前記1つ以上の優先順
    位判定部に分配する分配ステップと、 前記分配信号を生成し前記分配信号に基づく前記1つ以
    上の優先順位判定部を動作させる制御ステップと、を備
    えるバス使用権調停方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記動作された
    1つ以上の優先順位判定部から供給されるバス使用権信
    号を保持し保持されたバス使用権信号をバス使用権を獲
    得したバスマスタに出力する保持ステップを備えるバス
    使用権調停方法。
  13. 【請求項13】 請求項11において、前記制御ステッ
    プは、前記分配されるバス使用権要求信号に基づき前記
    1つ以上の優先順位判定部の動作を指示するためのイネ
    ーブル信号を発生するイネーブルステップを備えるバス
    使用権調停方法。
  14. 【請求項14】 請求項11において、前記制御ステッ
    プは、前記分配信号として前記複数のバス使用権要求信
    号の情報量に対応した複数ビット情報を記憶するととも
    に各ビットの値によって各バス使用権要求信号を分配す
    べき優先順位判定部を指定するバス使用権調停方法。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記複数の優先
    順位判定部の各々の判定ステップは、前記複数のバスマ
    スタに対してバス使用権の優先順位を均等に割り当てる
    ための順位情報をプライオリティ記憶部に格納する格納
    ステップと、 前記プライオリティ記憶部に記憶された順位情報に基づ
    きラウンドロビン部によってバスサイクル毎にバス使用
    権信号を各バスマスタに均等に割り当てるラウンドロビ
    ンステップとを備えるバス使用権調停方法。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記格納ステッ
    プは、前記順位情報として以前のバスサイクルで前記バ
    スを使用したバスマスタのためのバス使用権信号を格納
    するバス使用権調停方法。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記ラウンドロ
    ビン部は、前記複数のバスマスタと同数のプライオリテ
    ィエンコーダからなり、 各プライオリティエンコーダは、自己に対応するバスマ
    スタのバス使用権の優先順位が最上位となる優先レベル
    をもち、前記記憶された以前のバスサイクルでのバス使
    用権信号に基づき順番に選択されるバス使用権調停方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記以前のバス
    サイクルの次のバスサイクルにおいて、前記以前にバス
    を使用したバスマスタの優先順位が最下位になるプライ
    オリティ記憶部が選択されるバス使用権調停方法。
  19. 【請求項19】 請求項17において、前記制御ステッ
    プは、さらに、前記各優先順位判定部に設けられた前記
    複数のプライオリティエンコーダの各々を順番に選択す
    るラウンドロビン動作といずれか1つのプライオリティ
    エンコーダを固定的に選択するリニア動作との切り換え
    を行う切換信号を記憶し、 前記プライオリティ記憶部は、前記切換信号に対応する
    動作を行うバス使用権調停方法。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記複数の優先
    順位判定部の内の2つの優先順位判定部について、 一方の優先順位判定部は、前記分配信号により入力され
    た各バス使用権要求信号に対応するバスマスタに対して
    前記切換信号によるラウンドロビン動作によりバス使用
    権の優先順位を均等に割り当て、 他方の優先順位判定部は、前記分配信号により入力され
    た各バス使用権要求信号に対応するバスマスタに対して
    前記切換信号によるリニア動作によりバス使用権の優先
    レベルをもたせるバス使用権調停方法。
JP6296827A 1994-01-14 1994-11-30 バス使用権調停回路及び方法 Withdrawn JPH07244635A (ja)

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