JPH07244426A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH07244426A
JPH07244426A JP6032618A JP3261894A JPH07244426A JP H07244426 A JPH07244426 A JP H07244426A JP 6032618 A JP6032618 A JP 6032618A JP 3261894 A JP3261894 A JP 3261894A JP H07244426 A JPH07244426 A JP H07244426A
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Shoichi Fujita
庄一 藤田
Hideyuki Nishimura
英幸 西村
Itaru Kawabata
格 川端
Yuuichi Kazaki
祐一 蚊崎
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 トナーおよびキャリアからなる現像剤が現像
剤供給ユニット43から現像槽40に逐次補給される一
方、現像槽40に形成された排出部から排出され、上記
現像剤供給ユニット43には、トナーおよびキャリアか
らなる現像剤を収納する容器状の現像剤ホッパー44
と、この現像剤ホッパー44に収納された現像剤を上記
現像槽40に搬送する搬送スクリュー45と、上記現像
剤ホッパー44内の現像剤を攪拌しながら上記搬送スク
リュー45に供給する汲み取り部材46とが設けられて
いる。 【効果】 現像槽40内のキャリアの置換比率を一定に
保持することができ、この結果、キャリアの帯電性能の
低下を抑えて画質を良好にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の電子写真装
置における感光体表面の静電潜像を可視化するため、ト
ナーおよびキャリアから成る二成分現像剤を収納してト
ナーを上記感光体表面に供給する現像装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば乾式複写機等においては、トナー
とキャリアとからなる二成分現像剤で感光体表面の静電
潜像の可視化(現像)を行う現像装置が多用されてい
る。このような現像装置において、トナーは現像動作に
よって消費されていく一方、キャリアは消費されずに現
像装置内に残る。したがって、現像装置内でトナーと共
に攪拌されるキャリアは攪拌頻度が多くなるにつれて、
表面の樹脂コート層の剥がれや、表面へのトナーの粘着
といった事態が生じて劣化し、このために、現像剤の帯
電性能が徐々に低下する。
【0003】そこで、トナーおよびキャリアの補給装置
が一体となり、現像動作によって消費されるトナーの補
給のみならず、キャリアも少量ずつ現像装置に補給し
て、現像装置内の現像剤の帯電性能の低下を抑制できる
ようにした現像装置が、例えば特公平2−21591号
公報に開示されている。この装置においては、補給装置
からトナーおよびキャリアの混合物を、トナー補給のタ
イミングで現像装置内に補給している。
【0004】また、キャリアの補給によって過剰となっ
た現像槽内の現像剤は、現像槽壁面に設けられている現
像剤溢出口からオーバーフローして排出され、現像剤回
収容器に回収される。このような補給・排出が逐次繰返
されることによって、現像槽内の劣化現像剤は、新たに
供給されるトナーおよびキャリアに置換されていき、こ
れによって、帯電性能を維持し、複写画質の低下を抑え
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記装置で
は、トナーとキャリアの混合物は、予め所定のトナー濃
度にされて補給装置に収納され、現像装置にそのまま補
給されている。また、補給装置内では、トナーよりも比
重の大きいキャリアが自重により補給装置の底部に自然
に堆積する。このため、このような状態の現像剤を現像
装置に補給すれば、現像装置に補給される現像剤のトナ
ー濃度が変化するので、劣化した現像剤との置換が意図
通りにされず、置換比率を維持することができない。こ
の結果、現像装置内の現像剤の帯電性能が変動して、複
写画質の低下が生じるという問題を有している。
【0006】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みな
されたものであって、その目的は、トナーとキャリアと
の混合物を補給装置内で均一にし、トナー濃度を一定に
保持しながら現像装置に補給し、これによって、現像装
置内の現像剤の置換比率を維持し、現像剤の帯電性能の
低下を抑えて画質を良好に維持し得る現像装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の現像装置
は、トナーおよびキャリアから成る現像剤を収納する現
像槽に、現像剤を攪拌する攪拌手段および現像剤を感光
体に供給する現像ローラが各々回転自在に設けられ、ト
ナーおよびキャリアからなる現像剤が現像剤補給部から
現像槽に逐次補給される一方、現像槽に形成された排出
部から現像槽内の現像剤が排出される現像装置におい
て、上記現像剤補給部には、トナーおよびキャリアから
なる現像剤を収納する容器状の現像剤収納部と、この現
像剤収納部に収納された現像剤を上記現像槽に搬送する
現像剤搬送手段と、上記現像剤収納部内の現像剤を攪拌
しながら上記現像剤搬送手段に供給する現像剤供給手段
とが設けられていることを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の現像装置は、請求項
1記載の現像装置において、現像剤搬送手段は、現像剤
収納部の長手方向に設けられ、上記現像剤供給手段によ
り供給される現像剤を受ける現像剤受け部と、この現像
剤受け部に供給された現像剤を搬送する現像剤搬送部と
からなり、また、上記現像剤供給手段は、現像剤搬送方
向に沿って延設された一枚の板状部材を有し、上記現像
剤受け部を中心に回転して上記板上部材により現像剤を
回収する現像剤回収部からなることを特徴としている。
【0009】また、請求項3記載の現像装置は、請求項
2記載の現像装置において、現像剤収納部の底部が、上
記現像剤の搬送方向と直交する向きに円弧状に形成され
ると共に、上記現像剤回収部が、この現像剤収納部の円
弧状の底部に沿って回転することを特徴としている。
【0010】さらに、請求項4記載の現像装置は、請求
項2記載の現像装置において、現像剤回収部は、現像剤
収納部の底部長手方向に2分割され、このうち現像剤搬
送方向とは逆方向の現像剤回収部には、現像剤搬送方向
の現像剤回収部よりも多い板状部材が設けられているこ
とを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1の構成によれば、現像剤収納部内を攪
拌しながら現像剤を上記現像剤搬送手段に供給する現像
剤供給手段が設けられていることで、トナーとキャリア
とがほぼ均一に混合された状態で現像剤を現像槽内に補
給することができる。これにより、現像槽内のキャリア
の置換比率を一定に保持することができ、この結果、キ
ャリアの帯電性能の低下を抑えて画質を良好にすること
ができる。
【0012】また、請求項2の構成によれば、現像剤搬
送手段は、現像剤搬送部の周りを回転しながら現像剤収
納部の底部から現像剤を回収して上記現像剤受け部に供
給する現像剤回収部を有することで、キャリアの、現像
剤収納部の底部での蓄積を防止することができる。これ
によって、さらに、トナーとキャリアとを十分に攪拌す
ることができる。
【0013】また、請求項3の構成によれば、現像剤収
納部の底部が、上記現像剤の搬送方向と直交する向きに
円弧状に形成されると共に、上記現像剤回収部が、この
現像剤収納部の円弧状の底部に沿って回転することで、
現像剤収納部内の現像剤の回収効率を向上させることが
でき、この結果、上記現像剤回収部による現像剤搬送手
段への現像剤の供給効率を向上させることができる。
【0014】さらに、請求項4の構成によれば、現像剤
回収部は、現像剤収納部の底部長手方向に2分割され、
このうち現像剤搬送方向とは逆方向の現像剤回収部に
は、現像剤搬送方向の現像剤回収部よりも多い板状部材
が設けられていることで、現像剤の補給開口部から遠い
部位での現像剤をより多く現像剤搬送手段に供給するこ
とができる。これにより、現像剤の搬送から排出までの
時間を短縮させることができ、また、現像剤搬送手段で
の現像剤を、補給開口部まで途切れることなく搬送する
ことができるので、現像剤の搬送効率を向上させること
ができる。
【0015】したがって、現像剤収納部から現像槽への
現像剤の補給を安定して行うことができるので、現像槽
内のキャリアの置換比率を一定に保持することができ、
この結果、キャリアの帯電性能の低下を抑えて画質を良
好にすることができる。
【0016】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図1
0に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0017】本発明を適用して構成された複写機には、
図4に示すように、上面部に原稿載置台1が設けられ、
この原稿載置台1の下に露光光学系2が配設されてい
る。この露光光学系2は、原稿載置台1上に載置された
原稿(図示せず)に光を照射しながら走査する光源ラン
プ3、原稿からの反射光を感光体ドラム4(感光体)に
導く複数の反射鏡5…、および反射光の光路中に配され
たレンズユニット6から成っている。尚、上記レンズユ
ニット6は、矢印X・Y方向に移動することで、用紙に
転写するトナー像の倍率を調整するようになっている。
【0018】上記感光体ドラム4の外周には、その表面
を所定電位に帯電させるメインチャージャ7、感光体ド
ラム4表面の残留電位を除電するブランクランプ8、像
間イレーサ(図示せず)、感光体ドラム4の表面に形成
された静電潜像を現像する現像装置9、感光体ドラム4
の表面のトナー像を用紙に転写させる転写チャージャ1
0、感光体ドラム4から用紙を剥がす剥離チャージャ1
1、感光体ドラム4表面の残留トナーを回収するクリー
ナーユニット12等が設けられている。
【0019】また、感光体ドラム4に対する入紙側に
は、用紙を所定のタイミングで供給するレジストローラ
16が設けられ、このレジストローラ16の入紙側に
は、給紙手段としての手差し給紙部13、上段カセット
給紙部14、下段カセット給紙部15が配されている。
【0020】上記手差し給紙部13には、手差しで用紙
を挿入する開口部(図示せず)が設けられ、用紙搬送の
上流側から手差し呼び込みローラ17、手差し分離ロー
ラ18、手差し給紙ローラ19が配設されている。即
ち、上記開口部から挿入された用紙は、手差し呼び込み
ローラ17の回転によって、手差し分離ローラ18と手
差し給紙ローラ19とに搬送され、さらにレジストロー
ラ16へと搬送される。
【0021】また、上記上段カセット給紙部14には、
上段給紙カセット20が設けられ、用紙搬送の上流側か
ら上段給紙呼び込みローラ21、上段給紙逆転ローラ2
2、上段給紙ローラ23、上段給紙カセット20からの
用紙を上記レジストローラ16に搬送する上搬送ローラ
24が配設されている。即ち、上記上段給紙カセット2
0から供給された用紙は、上段給紙呼び込みローラ21
の回転によって、上段給紙逆転ローラ22と上段給紙ロ
ーラ23とに搬送され、さらに上搬送ローラ24によっ
てレジストローラ16へと搬送される。
【0022】また、上記下段カセット給紙部15には、
下段給紙カセット25が設けられ、用紙搬送の上流側か
ら下段給紙呼び込みローラ26、下段給紙逆転ローラ2
7、下段給紙ローラ28、下段給紙カセット25からの
用紙を上記レジストローラ16に搬送する下搬送ローラ
29が配設されている。即ち、上記下段給紙カセット2
5から供給された用紙は、下段給紙呼び込みローラ26
の回転によって、下段給紙逆転ローラ27と下段給紙ロ
ーラ28とに搬送され、さらに下搬送ローラ29、上搬
送ローラ24を経てレジストローラ16へと搬送され
る。
【0023】尚、上記の手差し給紙部13、上段カセッ
ト給紙部14および下段カセット給紙部15から供給さ
れる用紙は、レジストローラ16にて原稿の読取り開
始、即ち現像開始と同期搬送されるように待機してい
る。
【0024】一方、感光体ドラム4の出紙側には、トナ
ー像が転写された用紙を搬送するサクションユニット3
0が設けられている。このサクションユニット30は、
サクションベルト31の回転により用紙を定着ユニット
32に搬送するようになっている。
【0025】上記の定着ユニット32は、互いに圧接し
た状態で配設され、内部にヒータランプ33aが設けら
れた上ヒートローラ33と下ヒートローラ34とを有
し、この上ヒートローラ33と下ヒートローラ34との
用紙排出側には、上記各ヒートローラ33・34から用
紙を剥離する上剥離爪35・下剥離爪36が設けられて
いる。
【0026】上記上ヒートローラ33の上部には、ヒー
タランプ33aの温度管理を行う定着サーミスタ37
と、上ヒートローラ33表面に残留したトナーを除去す
る上クリーニングローラ38が設けられている。
【0027】上記定着ユニット32の出紙側には、熱定
着された用紙を図示しないトレイ毎に分離して排出させ
る排紙分離ゲート39が設けられている。
【0028】ここで、上記構成の複写機に備えられてい
る現像装置9について図1ないし図3を参照しながら、
以下に説明する。
【0029】上記現像装置9は、図1に示すように、容
器状の現像槽40を有し、この現像槽40の内部には、
マグネットローラより成る現像ローラ41と、攪拌ロー
ラ(攪拌手段)42とが回転自在に配設されている。こ
の現像槽40内に収容されている現像剤はキャリアとト
ナーとからなり、磁性体からなるキャリアは、表面にト
ナーの粘着を抑制する樹脂コート層を有している。この
キャリアとトナーとが攪拌ローラ42によって攪拌され
ると、トナーは摩擦帯電する。現像ローラ41は、キャ
リアを磁力によって吸着し、磁気ブラシを形成させて搬
送することにより、キャリアにクーロン力によって付着
したトナーが感光体ドラム4に供給され、感光体ドラム
4の静電潜像に吸着されて、現像が行われる。
【0030】また、上記攪拌ローラ42は、上記現像ロ
ーラ41と隣接した大径攪拌ローラ42a、後述の現像
剤供給ユニット43からの現像剤供給部位近傍に設けら
れた2つの小径攪拌ローラ42b・42bからなってお
り、上記小径攪拌ローラ42b・42bは、補給された
現像剤を攪拌しながら大径攪拌ローラ42a側に搬送す
るようになっている。これにより、現像槽40内の現像
剤の帯電が十分に行われ、現像剤の帯電性能を維持させ
るようになっている。
【0031】また、上記現像槽40の上壁部40aには
現像剤の補給用開口が形成され、この補給用開口に、ト
ナーおよびキャリアからなる現像剤(以下、単に現像剤
と称する)を現像槽40に供給するための現像剤供給ユ
ニット(現像剤補給部)43が上方から嵌着されてい
る。一方、現像槽40の底壁部40bには、図示しない
排出機構(排出部)が設けられており、現像槽40内の
劣化キャリアを強制排出するようになっている。また、
現像槽40の底壁部40bの内部側には、現像槽40内
の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサ50
が設けられている。
【0032】上記現像剤供給ユニット43には、現像剤
を収納する容器状の現像剤ホッパー(現像剤収納部)4
4が設けられており、この現像剤ホッパー44に現像槽
40内に収納されている現像剤のトナー濃度よりも高濃
度の現像剤が収納されている。これは、現像槽40では
現像剤中のキャリアが置換される量よりもトナーの消費
量の方が多いからである。
【0033】また、上記現像剤ホッパー44には、現像
剤を搬送する搬送スクリュー(現像剤搬送部)45と、
現像剤ホッパー44の底部から現像剤を汲み取る汲み取
り部材46(現像剤回収部)とが回転自在に配設されて
いる。
【0034】上記搬送スクリュー45は、現像剤ホッパ
ー44のほぼ中央部の長手方向に延設された略U字状の
トナー受け(現像剤受け部)49(図2)のほぼ中央に
配設され、上記汲み取り部材46によってトナー受け4
9に汲み取られた現像剤を搬送するようになっている。
そして、上記トナー受け49に汲み取られた現像剤は、
搬送スクリュー45により現像剤ホッパー44の端部に
設けられた排出口44aから排出される。この排出口4
4aは、上記した現像槽40の補給用開口と連通してい
る。
【0035】また、上記汲み取り部材46は、上記トナ
ー受け49とほぼ同じ長さの板状の汲み取り回収部(板
上部材)46aと、この汲み取り回収部46aの両端部
に設けられ、この汲み取り回収部46aを支持する支持
軸46bとによって構成されている。上記支持軸46b
は、図2に示すように、上記トナー受け49を中心とし
て回動自在に設けられている。
【0036】また、上記現像剤ホッパー44の底部の形
状を、図2に示すように、上記汲み取り部材46の回転
動作に沿った円弧状の形状にすることで、現像剤ホッパ
ー44内の現像剤の回収効率を向上させることができ
る。
【0037】つまり、このときの現像剤ホッパー44の
全体の形状は、底部の円弧範囲が、図中基準点Tから少
なくとも左右に90°以上となるように形成され、一
方、この円弧から延長される現像剤ホッパー44の上部
形状は、上記円弧より小さい幅(円弧幅≧A)に形成さ
れている。これによって、現像剤ホッパー44の底部の
形状が極端な段差を有しない限り、自重により現像剤ホ
ッパー44の底部に落下して溜まっている現像剤中のキ
ャリアは、上記汲み取り部材46の回転動作によりトナ
ーと共に攪拌され、均一なトナー濃度の混合物として回
収されると共に、上記トナー受け49に汲み取られ、搬
送スクリュー45により現像槽40に搬送される。この
結果、現像剤ホッパー44内の現像剤を最後まで現像槽
40に搬送することが可能となる。
【0038】また、上記搬送スクリュー45は搬送スク
リュー用駆動モータ47によって駆動され、上記汲み取
り部材46は汲み取り部材用駆動モータ48によって駆
動される。尚、上記各駆動モータ47・48は、後述の
制御装置54(図5)によって駆動制御される。
【0039】また、現像剤ホッパー44には、図1に示
すように、底部に補給剤残量検知センサ51が設けられ
る一方、側壁部の搬送スクリュー45よりも上方位置に
補給剤検知センサ52が設けられている。上記補給剤残
量検知センサ51は、現像剤ホッパー44内の現像剤残
量を検知するものであり、この検知信号により後述の制
御装置54は、現像剤が所定量以下と判断されれば、図
示しない操作パネル上に設けられた警告ランプ57(図
5)を点灯し、現像剤の補給を使用者に知らしめると共
に、汲み取り部材46の回転を停止するように制御す
る。また、上記補給剤検知センサ52は、現像剤ホッパ
ー44内の現像剤が搬送スクリュー45の配設位置上端
より下方位置となったことを検知するものであり、この
検知信号により後述の制御装置54は、現像剤が規定量
以下であると判断されれば、汲み取り部材46の回動を
開始するように制御する。
【0040】さらに、上記現像剤ホッパー44には、図
3に示すように、その上部に現像剤を補給する開口及
び、この開口を開閉する補給用扉44bが設けられてい
る。さらに、上記開口部近傍には、上記補給用扉44b
の開閉を検知する扉開閉検知センサ53が設けられてい
る。この扉開閉検知センサ53の検知信号により後述の
制御装置54は、補給用扉44bが開放されたと検知す
れば、汲み取り部材46の回動を開始するように制御す
る。
【0041】ここで、上記構成の複写機におけるコピー
動作について図4を参照しながら説明する。
【0042】電源スイッチ(図示せず)がONされる
と、まずウォーミングアップ処理が行われる。これが完
了した後に後述するコピースタートスイッチ55(図
5)がONされると、露光光学系2の光源ランプ3によ
って原稿載置台1上に載置された原稿が走査される。こ
のときの原稿からの反射光が反射鏡5…およびレンズユ
ニット6を介して感光体ドラム4に照射され、メインチ
ャージャ7にて所定電位に帯電されている感光体ドラム
4の表面に静電潜像が形成される。
【0043】次いで、この静電潜像は現像装置9から供
給されるトナーによって現像される。感光体ドラム4表
面に付着したトナーは、手差し給紙部13、上段カセッ
ト給紙部14、下段カセット給紙部15の何れかから供
給され、レジストローラ16により搬送された用紙に重
ね合わされ、転写チャージャ10により転写される。そ
して、転写済の用紙は、剥離チャージャ11により感光
体ドラム4から剥離される。
【0044】静電転写後の感光体ドラム4は、表面にト
ナーの粉末が残留しているために、クリーナーユニット
12によってトナーが除去されると共に、連続複写の階
調に悪影響を及ぼす残留電位がブランクランプ8により
除電される。
【0045】また、トナー像の転写された用紙は、感光
体ドラム4からの剥離後、サクションユニット30上の
サクションベルト31の駆動により定着ユニット32へ
と搬送され、上ヒートローラ33と下ヒートローラ34
とに挟まれてトナー像が溶融定着される。これにより、
用紙上に原稿画像に対応した複写画像が形成される。
【0046】このような一連の複写動作を制御するため
に、図5に示すように、マイクロコンピュータから成る
制御装置54が本複写機に設けられており、この制御装
置54に、上記コピースタートスイッチ55のON操作
信号が入力されるようになっている。また、複写動作の
累積回数をカウントする複写カウンタ56がさらに設け
られ、このカウント値(以下、コピーカウント値とい
う)nも上記制御装置54に入力されるようになってい
る。
【0047】上記のような複写動作が繰返されると、現
像装置9の現像槽40内に収納されている現像剤中のト
ナーは徐々に消費され、キャリアに対するトナーの比
率、すなわちトナー濃度が低下していく。このトナー濃
度の変化は、トナー濃度センサ50により検知され、搬
送スクリュー45の駆動制御が、上記制御装置54によ
って行われる。すなわち、制御装置54は、トナー濃度
センサ50での検知信号が、現像に必要な適正範囲の下
限値まで下がったことが検知されると、このトナー濃度
センサ50の検知信号に応じて搬送スクリュー45の駆
動を開始させる。これにより、現像剤ホッパー44内の
現像剤が現像槽40内に補給され、現像槽40内のトナ
ー濃度が上昇する。そして、このトナー濃度が上記の適
正範囲の上限値に達したことが検知されると、上記のト
ナー濃度センサ50による検知信号に応じて搬送スクリ
ュー45の駆動を停止する。このような制御によって、
現像槽40内のトナー濃度は、上記適正範囲内で維持さ
れる。尚、制御装置54は、上記のトナー濃度センサ5
0による検知信号値(以下、トナコン信号値と称する)
に対して予め基準値が設定されており、このトナコン信
号値と基準値との差、即ちトナコン信号値の変化量によ
って搬送スクリュー45の回転数を制御するようになっ
ている。
【0048】上記のように補給されるトナーは、現像槽
40内の現像剤と攪拌され、一定の帯電量に制御されて
感光体ドラム4へと供給され、現像に使用される。一
方、現像剤中のキャリアは減少することはなく、繰返し
使用されるために、現像ローラ41や攪拌ローラ42で
の攪拌、および感光体ドラム4との接触で徐々に劣化し
ていく。このようにキャリアが劣化していくと、トナー
に所定の帯電量を付与し得なくなり、画質の低下を生じ
ることとなる。そこで、現像槽40内にキャリアをも新
たに補給し、現像槽40内の劣化したキャリアと置換し
ていくことで、上記のような帯電性能の低下が抑えられ
る。このために、制御装置54は、前記した現像槽40
の底壁部40bに形成された図示しない排出機構を制御
して劣化キャリアを強制排出するようになっている。し
たがって、制御装置54は現像剤の補給・排出制御手段
としての機能も有している。
【0049】以下、制御装置54が、補給・排出制御手
段として機能するときの制御手順について、図6のフロ
ーチャートを参照して説明する。尚、上記のトナコン信
号値の基準値は、予め設定されているものとする。
【0050】まず、現像槽40内のトナー濃度センサ5
0によってトナー濃度が検知される(S1)。そして、
制御装置54は、基準値に基づいてトナコン信号値の変
化量(ΔTC)を検知する(S2)。
【0051】次に、S2で検知されたΔTCが0.2V
よりも大きいか否かが判定され(S3)、ΔTCが0.
2Vよりも大きいと判定されれば、次に、0.4V>Δ
TC>0.2Vであるか否かが判定される(S4)。こ
こで、0.4V>ΔTC>0.2Vであると判定されれ
ば、搬送スクリュー45を基準回転数からリニアに3倍
の回転数まで変化させて駆動する(S5)。そして、こ
の搬送スクリュー45の駆動により現像槽40内に現像
剤を補給する(S6)。そして、再びS1に移行し、現
像槽40内のトナー濃度を検知する。
【0052】一方、S3でΔTCが0.2Vよりも小さ
いと判定されれば、S7に移行し、搬送スクリュー45
を基準回転数からリニアに2倍の回転数まで変化させて
駆動し(S7)、S6にて現像槽40内に現像剤を補給
し、さらにS1に移行して現像槽40内のトナー濃度を
検知する。
【0053】また、S4で0.4V>ΔTC>0.2V
でないと判定されれば、即ちΔTC>0.4Vであると
判定されれば、S8に移行し、搬送スクリュー45を基
準回転数の3倍の回転数で駆動させ、2分後0.4V>
ΔTCであるか否かが判定される(S9)。ここで、
0.4V>ΔTCであると判定されれば、S6にて現像
槽40内に現像剤を補給し、さらにS1に移行する。ま
た、S9で0.4V>ΔTCでないと判定されれば、搬
送スクリュー45を停止させて(S10)、現像槽40
内に現像剤の補給を行わずにS1に移行する。
【0054】次に、上記の現像剤供給ユニット43の汲
み取り部材46の回転制御について、図7ないし図9に
示すフローチャートを参照しながら、以下に説明する。
【0055】まず、図7に示すように、現像剤ホッパー
44の底部に設けられた現像剤残量検知センサ51がO
Nされれば(S11)、現像剤ホッパー44内の現像剤
が規定量以下となったと判断され、警告ランプ57(図
5)を点灯させて使用者に現像剤の補給を知らしめると
共に、汲み取り部材46の回転を停止させる(S1
2)。
【0056】即ち、現像剤ホッパー44内の現像剤が規
定量以下となれば、汲み取り部材46の無駄な回転を無
くすことができ、装置の省エネルギー化を図ることがで
きる。しかも、このとき使用者に現像剤の補給を警告す
ることができるので、現像剤の補給忘れを防止すること
ができる。
【0057】したがって、上記のように汲み取り部材4
6の回転を制御すれば、現像槽40内のトナー濃度を変
化させることなく、汲み取り部材46の回転停止および
使用者への現像剤補給を知らせることが可能となる。こ
のため、アンダートナーからの急速なトナー補給による
トナー飛散およびトナーカブリ等を無くすことができ、
この結果、画質を良好に維持することができる。
【0058】また、図8に示すように、現像剤ホッパー
44の側壁部に設けられた補給剤検知センサ52がON
されれば(S21)、現像剤ホッパー44内の現像剤が
搬送スクリュー45の配設位置よりも下方位置となった
ことが検知される。したがって、汲み取り部材46を、
上記検知信号により現像剤が上記した補給剤残量検知セ
ンサ51によって規定量以下と検知されるまで回転させ
る(S22)。
【0059】したがって、上記の補給剤検知センサ52
がONされれば、常に汲み取り部材46は回転状態にあ
るので、現像剤ホッパー44内の現像剤は常に攪拌され
た状態となり、トナーとキャリアとが充分に混ざり合っ
た状態で現像剤を現像槽40に補給することができる。
また、トナー受け49上に連続して現像剤を供給するこ
とができるので、適正な量の現像剤を現像槽40に補給
させることができる。
【0060】また、図9に示すように、現像剤ホッパー
44の上部に設けられた補給用扉44bの開閉を検知す
る扉開閉検知センサ53がONされれば(S31)、汲
み取り部材46の回転が開始される(S32)。
【0061】以上のように、現像槽40内のトナーは、
トナー濃度センサ50の検知信号の基準値に対する変化
量に基づいて搬送スクリュー45の回転数、あるいは汲
み取り部材46の回転数を制御することにより、現像剤
供給ユニット43から迅速に、しかも適正に補給され
る。
【0062】一般に、上記の現像剤ホッパー44の現像
剤補給用開口は、現像剤補給時にトナーが飛散する等の
理由からできるだけ小さく形成されている。また、現像
剤は、一般に流動性が小さいので、現像剤ホッパー44
に補給される現像剤は、補給部位近傍で山状となって堆
積する。このため、現像剤が現像剤ホッパー44内の補
給用開口付近ですぐに一杯となり、補給効率を低下させ
ていた。
【0063】ところが、上記の制御によれば、補給用扉
44bが開放されると汲み取り部材46が回転を開始す
るので、現像剤を均一に現像剤ホッパー44内に補給す
ることができ、現像剤ホッパー44への現像剤の補給効
率を向上させている。したがって、上記の補給用開口
は、必要最小限の大きさで済むので、現像剤補給時の現
像剤中のトナーの飛散防止を図ることができる。
【0064】尚、本実施例では、図1に示すように、現
像剤供給ユニット43の汲み取り部材46の汲み取り回
収部46aは、現像剤ホッパー44の底部の形状が段差
なく搬送スクリュー45とほぼ平行となるように形成さ
れているが、例えば、図10に示すように、現像剤ホッ
パー44の底部の形状が段差のある形状である場合、こ
の現像剤ホッパー44の底部の形状に合わせて汲み取り
回収部46aを形成すれば、本実施例で述べた効果と同
様の効果を得ることができる。
【0065】〔実施例2〕本実施例の他の実施例につい
て図11および図12に基づいて説明すれば、以下の通
りである。尚、前記実施例1の部材と同一機能を有する
部材には、同一の符号を付記し、その説明は省略する。
以下の各実施例においても同様とする。
【0066】本実施例に係る現像装置の補給装置には、
前記実施例1の図1に示す現像剤ホッパー44内に配設
された汲み取り部材46に代えて、図11に示す汲み取
り部材61が配設されている。
【0067】上記汲み取り部材61は、図11に示すよ
うに、第1汲み取り回収部61aの現像剤ホッパー44
の長手方向のほぼ中央で分割したD範囲の部分に、第2
汲み取り回収部61bが増設されている。この第2汲み
取り回収部61bは、図12に示すように、上記第1汲
み取り回収部61aが現像剤ホッパー44の底部にある
とき、第1汲み取り回収部61aの真上に来るように配
設されている。
【0068】つまり、現像剤ホッパー44のD範囲、即
ち現像剤の排出口44aから離れた位置での現像剤の汲
み上げ量を倍増させることができ、これによって、トナ
ー受け49への現像剤の供給量アップが図れる。
【0069】即ち、現像剤ホッパー44のE範囲での汲
み取り部材61による搬送スクリュー45への現像剤の
供給量に対するD範囲での汲み取り部材61による搬送
スクリュー45への現像剤の供給量は2倍にすることが
き、トナー受け49への現像剤の供給量アップが図れ
る。
【0070】以上のことから、現像剤ホッパー44内の
現像剤の搬送から現像槽40への供給までの時間を短縮
させることができるので、現像剤の搬送効率を向上させ
ることがきる。したがって、現像剤収納部から現像槽へ
の現像剤の補給を安定して行うことができるので、現像
槽内のキャリアの置換比率を一定に保持することがで
き、この結果、キャリアの帯電性能の低下を抑えて画質
を良好にすることができる。
【0071】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図13に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0072】本実施例に係る現像装置の補給装置には、
前記実施例1の図1に示す現像剤ホッパー44に配設さ
れている汲み取り部材46に代えて、図13に示す汲み
取り部材71が配設されている。
【0073】上記汲み取り部材71は、図13に示すよ
うに、搬送スクリュー45を基準として回動自在に設け
られた支持軸71bの先端に支持ピン72により角度4
0°の範囲で回動自在に軸支された汲み取り回収部71
aを有している。尚、上記汲み取り回収部71aには、
先端部に重り73が配設されている。
【0074】この重り73によって、汲み取り部材71
が回転し、ほぼ水平位置からさらに上昇するとき、汲み
取り回収部71aが下方に回転しながら汲み取り面をほ
ぼ水平位置に保つようになっている。つまり、汲み取り
部材71の汲み取り回収部71aがトナー受け49の真
上付近にくるまで現像剤の落下を防止し得るものとなっ
ている。そして、汲み取り部材71の汲み取り回収部7
1aがトナー受け49のほぼ真上にきたときに、上記重
り73によって汲み取り回収部71aが矢印方向に回転
し、トナー受け49に現像剤を的確に落下させるように
なっている。
【0075】尚、上記の汲み取り部材71の汲み取り回
収部71aは、現像剤ホッパー44の底部の形状に沿っ
て形成されているものであり、現像剤ホッパー44内の
現像剤を効率良く回収するようになっている。
【0076】したがって、上記した構成の現像装置の補
給装置では、汲み取り部材71の汲み取り回収部71a
を回動自在にしてその先端に重り73を配設するという
簡素な構成で、現像剤ホッパー44内の現像剤のトナー
受け49への汲み上げを的確に行うことができ、この結
果、現像剤の現像槽40への搬送効率を向上させること
ができる。
【0077】〔実施例4〕本実施例のさらに他の実施例
について図14に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0078】本実施例に係る現像装置の補給装置には、
前記実施例1の図1に示す現像剤ホッパー44に配設さ
れている汲み取り部材46に代えて、図14に示す汲み
取り部材81が配設されている。
【0079】上記汲み取り部材81は、図14に示すよ
うに、搬送スクリュー45(図1)を基準として回動自
在に設けられた支持軸81b・81bの先端に支持ピン
82により軸支された汲み取り回収部81aを有してい
る。
【0080】上記汲み取り回収部81aには、正面側か
ら背面側に連通する長方形状の開口84…が形成されて
おり、さらに、この汲み取り回収部81aの背面には、
上記の各開口84…を覆うシールド部材83(開閉部
材)が設けられている。このシールド部材83は、弾性
を有し、厚み1mm〜3mmのマイラー等の疲労耐性の
良好な弾性体で形成されており、その上端部83aのみ
が汲み取り回収部81aに接着されている。
【0081】これによって、汲み取り部材81の回転に
より現像剤を汲み上げるとき、汲み取り回収部81aに
加わる圧力が一定以上になれば、上記汲み取り回収部8
1aの背面に設けられたシールド部材83が、シールド
部材83’のようにめくれ上がる。そして、このめくれ
上がったシールド部材83’により、汲み取り回収部8
1aの開口84…が開放状態となり、現像剤が汲み取り
回収部81aの正面から背面に排出される。
【0082】したがって、上記のシールド部材83は、
一定の圧力以下ではめくれないようになっているので、
現像剤を所定量だけ汲み上げるようになっており、しか
も、一定の圧力以上でめくれるようになっているので、
現像剤ホッパー44(図1)内に現像剤が満杯に蓄えら
れたときの汲み取り部材81の汲み取り部材用駆動モー
タ48(図1)の回転トルクを低減させることができ
る。
【0083】この結果、汲み取り部材用駆動モータ48
に連動されるギヤ等の回転トルク増大によるストレスを
解消することができ、これによって、各駆動用ギヤ等の
延命化を図ることができ、ひいては、現像装置の補給装
置全体の延命化を図ることができる。
【0084】また、汲み取り部材81は、現像剤ホッパ
ー44内の現像剤の残量に応じて、回転ストレスなくス
ムーズに回転することができるので、常に安定して現像
剤をトナー受け49に供給することができる。この結
果、現像剤供給ユニット43から現像槽40への現像剤
を安定して供給することができ、現像槽40内の現像剤
の帯電性能を維持し、画質を良好にすることができる。
【0085】〔実施例5〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図15に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0086】本実施例に係る現像装置の補給装置は、前
記実施例4の図14に示すように、汲み取り回収部81
aの開口84…を開閉自在に覆う部材として上記のマイ
ラー等からなるシールド部材83に代えて、例えば図1
5に示す汲み取り回収部81aの開口84…を開閉する
開閉機構部85を有している。
【0087】上記開閉機構部85は、図15に示すよう
に、汲み取り回収部81aの開口84…のそれぞれに対
応して開閉する扉部材86a…を有するシャッタ部材8
6を備え、このシャッタ部材86には、支持軸81bに
設けられたモータ87のギヤ87aと歯合するギヤ86
bが設けられており、上記のモータ87の回転によりシ
ャッタ部材86が駆動して汲み取り回収部81aの開口
84…を開閉するようになっている。
【0088】尚、上記のモータ87は、図1に示す補給
剤残量検知センサ51がONされれば、この検知信号に
より、シャッタ部材86を閉じる方向に駆動させるよう
に回転制御されている。
【0089】したがって、上記のように現像剤ホッパー
44内の現像剤、即ち現像剤の残量が所定量以下となっ
た場合、シャッタ部材86が閉じ、また、補給剤残量検
知センサ51がOFF状態、即ち現像剤ホッパー44内
に現像剤が所定量以上満たされていれば、シャッタ部材
86が開放された状態を保持し、これによって、現像剤
による汲み取り部材81の回転抵抗を低減させることが
できる。
【0090】この結果、汲み取り部材用駆動モータ48
に連動されるギヤ等の回転トルク増大によるストレスを
解消することができ、これによって、各駆動用ギヤ等の
延命化を図ることができ、ひいては、現像装置の補給装
置全体の延命化を図ることができる。
【0091】また、汲み取り部材85は、現像剤ホッパ
ー44内の現像剤の残量に応じて、回転ストレスなくス
ムーズに回転することができるので、常に安定して現像
剤をトナー受け49に供給することができる。この結
果、現像剤供給ユニット43から現像槽40への現像剤
を安定して供給することができ、現像槽40内の現像剤
の帯電性能を維持し、画質を良好にすることができる。
【0092】〔実施例6〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図16に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0093】本実施例に係る現像装置の補給装置には、
前記実施例1の図1に示す現像剤ホッパー44に代え
て、図16に示す断面略楕円状の現像剤ホッパー94
が、また、現像剤ホッパー44に配設されている汲み取
り部材46に代えて、汲み取り部材91が配設されてい
る。
【0094】上記汲み取り部材91は、図16に示すよ
うに、現像剤ホッパー94のほぼ中央より若干下側に配
設された搬送スクリュー45およびトナー受け49を基
準に回動自在に設けられた支持軸91bを有し、その先
端には汲み取り回収部91aがバネ92を介して接続さ
れている。このバネ92は、汲み取り回収部91aを現
像剤ホッパー94の内壁面側に付勢するようになってお
り、汲み取り部材91の回転に伴って、汲み取り部材9
1全体が現像剤ホッパー94の内で伸縮するようになっ
ている。これにより、現像剤の現像剤ホッパー94内で
の回収効率を向上させることができる。
【0095】また、上記の汲み取り回収部91aの、現
像剤ホッパー94の内壁面との接触部位には、コロ93
が設けられている。これにより、上記したように汲み取
り部材91が回転するときに、現像剤ホッパー94内壁
面との接触抵抗を小さくすることができる。したがっ
て、汲み取り部材91の回転をスムーズに行うことがで
き、この結果、汲み取り部材用駆動モータ48の回転負
担を低減させることができ、汲み取り部材用駆動モータ
48の回転トルクを低減させることができる。
【0096】〔実施例7〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図17に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0097】本実施例に係る現像装置の補給装置には、
前記実施例1の図1に示す現像剤ホッパー44に配設さ
れている汲み取り部材46に代えて、図17に示す汲み
取り部材101が配設されている。
【0098】上記汲み取り部材101は、図17に示す
ように、搬送スクリュー45およびトナー受け49を基
準に回動自在に設けられており、その先端には、汲み取
り回収部101aが設けられている。
【0099】この汲み取り部材101aは、前記実施例
1の図1に示す汲み取り回収部46aと同様に現像剤ホ
ッパー44の長手方向に延設されており、現像剤ホッパ
ー44との接触部位には、疲労耐性の良好な、弾性体と
してのマイラー等からなる接触部材102が設けられて
いる。
【0100】上記接触部材102は、厚さα=0.5m
m〜3.0mm、汲み取り回収部101aからの突出部
分β=5mm〜10mm、さらに、回転方向に鋭角γと
なるように形成されている。尚、上記の厚さαおよび突
出部分βのそれぞれの数値と回収性の比較について、以
下の表に記載する。
【0101】
【表1】
【0102】
【表2】
【0103】上記の表1から分かるように、接触部材1
02の厚みが0.5mm以下であれば、接触部材102
自身が薄いので、汲み取り部材101の回転によりめく
れて反転する虞があり、このため、接触部材102の汲
み取り回収部101aからの剥がれ等が生じ易くなり、
現像剤ホッパー44内の現像剤の回収性が低下する虞が
ある。
【0104】また、接触部材102の厚みが3.0mm
以上であれば、汲み取り部材101の回転時の接触抵抗
が大きくなり、回転抵抗の増大を招く。このため、汲み
取り部材101の回転が停止したり、現像剤ホッパー4
4内壁面へのキズ等が生じ易くなるという問題が生じて
いる。
【0105】したがって、接触部材102の厚みαは、
0.5mm〜3.0mmの範囲が好ましくこの範囲内に
あるときには、適度なしなりを得ることができ、現像剤
ホッパー44内壁面との接触抵抗が少なく、しかも現像
剤の回収性を向上させることが分かる。
【0106】一方、表2から分かるように、接触部材1
02の突出部分の寸法が5mm以下であれば、現像剤ホ
ッパー44内壁面との接触面積が小さくなり、回収性能
の低下を招き、また、突出部分の寸法が10mm以上で
あれば、現像剤ホッパー44内壁面との接触抵抗が増大
し、回転抵抗の増大を招き、これによっても現像剤の回
収性能の低下を招く。
【0107】したがって、接触部材102の突出部分の
寸法は、5mm〜10mmの範囲が好ましく、この範囲
内にあるときには、現像剤ホッパー44内壁面との接触
抵抗が少なく、しかも現像剤の回収性を向上させること
が分かる。
【0108】〔実施例8〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図18ないし図20に基づいて説明すれば、以下
の通りである。
【0109】本実施例に係る現像装置の補給装置は、現
像剤の排出をスムーズに行うため、前記実施例1の図1
に示した現像剤ホッパー44に代えて、図18に示す現
像剤ホッパー111を備えている。
【0110】上記現像剤ホッパー111には、前記実施
例1の図1に示す搬送スクリュー45およびトナー受け
49に代えて、図18に示すように、現像剤ホッパー1
11の長手方向に対して傾斜角δで現像剤の排出側が下
方位置にくるように傾斜した搬送スクリュー112およ
びトナー受け113が配設されている。
【0111】また、現像剤ホッパー111には、上記の
搬送スクリュー112およびトナー受け113を基準に
して回動する汲み取り部材114が設けられている。こ
の汲み取り部材114は、上記の現像剤ホッパー111
の底部の形状に沿って形成されている。
【0112】このように、搬送スクリュー112および
トナー受け113を現像剤の排出方向が下方となるよう
に傾斜させることで、搬送スクリュー112の搬送力に
加えて、重力により現像剤を効率良く搬送することがで
きる。したがって、現像剤をトナー受け113上に連続
して供給することができるので、現像剤の現像槽40ま
での搬送速度を向上させると共に、現像剤を現像槽40
へ安定して供給することができる。
【0113】また、上記のように現像剤の搬送速度を向
上させるには、図18に示す搬送スクリュー112に代
えて、例えば図19に示すように、現像剤の排出側から
遠ざかるにつれてスクリューのピッチ間隔が拡がるよう
に形成された搬送スクリュー121を使用しても良い。
【0114】この場合、搬送スクリュー121の、現像
剤の排出側から遠ざかる位置では、スクリューのピッチ
間隔がaであるのに対して、現像剤の排出側の位置で
は、スクリューのピッチ間隔がa’となっている。この
とき、a>a’である。これにより、現像剤ホッパー1
11の排出側から遠ざかる部分にある現像剤を速く現像
剤排出側に搬送することができ、排出口近傍では、現像
剤の搬送速度が小さくなる。したがって、現像剤を効率
良く、現像剤ホッパー111の現像剤の排出側まで搬送
して、さらに現像剤の排出口からは現像剤を適正量排出
できるようになっている。
【0115】したがって、現像剤の現像槽40までの搬
送速度を向上させると共に、現像剤を現像槽40へ安定
して供給することができる。また、トナー受け122
は、現像剤ホッパー111(図18)の底部に対して平
行に設けられる必要はなく、上記のトナー受け113の
ように、現像剤の排出側が下方となるように傾斜して設
けても良い。但し、この場合、搬送スクリュー121も
トナー受け122と同様に傾斜させる必要がある。
【0116】さらに、現像剤の搬送速度を向上させるに
は、図18に示す搬送スクリュー112に代えて、例え
ば図20に示すように、現像剤の排出側から遠ざかるに
つれてスクリューの径が大きくなるように形成された搬
送スクリュー131を使用しても良い。
【0117】この場合、搬送スクリュー131は、現像
剤の排出側から遠ざかる位置でのスクリューの径が、現
像剤の排出側の位置でのスクリューの径よりも大きくな
るように形成されているので、現像剤ホッパー111の
現像剤の排出側から遠ざかる部分にある現像剤を速く現
像剤の排出側に搬送することができ、排出口近傍では現
像剤の搬送速度が小さくなる。したがって、現像剤を効
率良く現像剤の排出側まで搬送して、さらに現像剤の排
出口からは現像剤を適正量排出できるようになってい
る。
【0118】〔実施例9〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図21および図22に基づいて説明すれば、以下
の通りである。
【0119】本実施例に係る現像装置の補給装置には、
前記実施例1の図1に示す現像剤ホッパー44に配設さ
れた汲み取り部材46に代えて、図21に示すように、
搬送スクリュー45およびトナー受け49を覆い、且つ
現像剤ホッパー44の内壁面に当接する螺旋状の回収部
141aを有する汲み取り部材141が配設されてい
る。
【0120】このように現像剤ホッパー44に配設され
ている汲み取り部材141が螺旋状の回収部141aを
有しているので、現像剤中のトナーとキャリアの攪拌性
を向上させると共に、現像剤の補給前移動を効率良く行
うことができる。
【0121】また、現像剤ホッパー44が長手方向に延
設された場合、図22に示すように、現像剤ホッパー4
4には、現像剤の排出口から遠ざかる部位での螺旋幅B
が、現像剤の排出口近傍での螺旋幅B’よりも大きく形
成されている螺旋状の回収部151aを有する汲み取り
部材151が配設されている。
【0122】これによって、現像剤ホッパー44の現像
剤の排出口から遠ざかる位置での現像剤を効率良くトナ
ー受け49に汲み取って搬送すると共に、現像剤中のト
ナーとキャリアとの攪拌性を向上させることができ、現
像剤の補給前移動を効率良く行うことができる。この結
果、現像剤ホッパー44内での現像剤の搬送速度を向上
させることができ、現像剤40への現像剤の補給を安定
して行うことができる。
【0123】〔実施例10〕本発明のさらに他の実施例
について図23に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0124】本実施例は、図23に示すように、前記実
施例1の図1に示す現像装置9に代えた現像装置161
に適用されるものであり、このため、上記現像装置9に
備えられた搬送スクリュー45および汲み取り部材46
の駆動源としての搬送スクリュー用駆動モータ47およ
び汲み取り部材用駆動モータ48に代えて、駆動手段と
しての駆動機構162を備えている。
【0125】尚、本実施例の現像装置161は、上記の
搬送スクリュー用駆動モータ47および汲み取り部材用
駆動モータ48以外は全て同一の部材を使用するものと
する。
【0126】上記の駆動機構162は、図23に示すよ
うに、駆動用モータ163を備えている。この駆動用モ
ータ163の駆動ギヤ163aは、搬送スクリュー45
の端部に設けられた第1ギヤ164と歯合する一方、汲
み取り部材46の支持軸46bに連接された第2ギヤ1
65と歯合している中間ギヤ166に歯合している。こ
れにより、上記駆動用モータ163を回転駆動させるだ
けで搬送スクリュー45および汲み取り部材46を回転
駆動させることができる。即ち、同一駆動手段である駆
動用モータ163によって搬送スクリュー45および汲
み取り部材46は回転駆動される。
【0127】尚、上記駆動用モータ163は、図示しな
い制御装置により現像槽40内のトナー濃度センサ50
の検知信号に基づいて駆動制御されている。即ち、駆動
用モータ163は、トナー濃度センサ50により現像槽
40内のトナー濃度が規定値以下と検知されたとき、回
転駆動して搬送スクリュー45および汲み取り部材46
を回転駆動させ、現像剤ホッパー44内の現像剤を現像
槽40に供給し、その後、トナー濃度センサ50により
現像槽40内のトナー濃度が規定値以上と検知されたと
き、駆動用モータ163の駆動を停止し、現像槽40へ
の現像剤の供給を停止する。
【0128】また、上記の各ギヤ比は、搬送スクリュー
45と汲み取り部材46との回転数比率を考慮して設定
されるものである。つまり、搬送スクリュー45からの
現像剤の排出と汲み取り部材46から搬送スクリュー4
5への現像剤の供給のバランスを保つようにして上記ギ
ヤ比を設定する必要がある。
【0129】例えば本実施例の場合、上記各ギヤ比は、
搬送スクリュー45の1回転に対して汲み取り部材46
が1/3〜1/5回転となるように設定されている。こ
れによって、搬送スクリュー45からの現像剤の排出と
汲み取り部材46から搬送スクリュー45への現像剤の
供給のバランスを保つことができ、現像剤の現像槽40
への供給を的確にすることができる。
【0130】上記構成において、現像剤ホッパー44内
の搬送スクリュー45および汲み取り部材46の駆動源
は同一の駆動用モータ163によって回転駆動されるの
で、現像装置の補給装置における構成部品を低減するこ
とができ、装置の製造に係る費用を低減させることがで
きる。
【0131】また、上記駆動機構162に使用されるギ
ヤ比を変えるだけで、現像槽40への現像剤の供給速度
および供給量を変化させることができるので、各部材毎
のモータの回転数を調節する必要がなくなり、装置の調
整作業を簡素化することができる。
【0132】〔実施例11〕本発明のさらに他の実施例
について図24に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0133】本実施例は、図24に示すように、前記実
施例1の図1に示す現像装置9に代えた現像装置171
に適用されるものであり、このため、上記現像装置9に
備えられた搬送スクリュー45および汲み取り部材46
の駆動源としての搬送スクリュー用駆動モータ47およ
び汲み取り部材用駆動モータ48に代えて、駆動手段と
しての駆動機構172を備えている。
【0134】尚、本実施例の現像装置171は、上記の
搬送スクリュー用駆動モータ47および汲み取り部材用
駆動モータ48以外は全て同一の部材を使用するものと
する。
【0135】上記現像装置171には、図24に示すよ
うに、搬送スクリュー45の排出口44a側端部に延設
された小型搬送スクリュー173が設けられており、さ
らに、この小型搬送スクリュー173の端部には、現像
槽40の側壁部40cに連通する駆動軸179が設けら
れている。
【0136】また、上記駆動機構172は、駆動用モー
タ174を備え、この駆動用モータ174の駆動ギヤ1
74aは、上記した駆動軸179に設けられたギヤ17
5に歯合するようになっている。これによって、上記駆
動用モータ174の駆動力が搬送スクリュー45に伝達
される。
【0137】さらに、この駆動機構172には、上記駆
動用モータ174の駆動力を攪拌ローラ42に伝達する
ために、第1ヘリカルギヤ176、第2ヘリカルギヤ1
77、第3ヘリカルギヤ178が設けられている。上記
第1ヘリカルギヤ176は、駆動軸179上に設けられ
ており、上記第2ヘリカルギヤ177の第1ギヤ部17
7aと歯合し、この第2ヘリカルギヤ177は側壁部4
0cに設けられた支持部材180によって回動自在に支
持され、その第2ギヤ部177bは、上記第3ヘリカル
ギヤ178の第1ギヤ部178aと歯合している。ま
た、この第3ヘリカルギヤ178の第1ギヤ部178a
は側壁部40cの外部に配設される一方、第2ギヤ部1
78bは現像槽40内の小径攪拌ローラ42bのギヤ部
42cと歯合するように配設されている。
【0138】また、現像剤ホッパー44の駆動機構17
2配設側と反対側に、ギヤボックス181が設けられて
る。
【0139】上記のギヤボックス181は、搬送スクリ
ュー45上に設けられた第1ギヤ182と汲み取り部材
46の支持軸46bに連動駆動する第2ギヤ183とを
有しており、上記第1ギヤ182は第1中間ギヤ184
と歯合し、この第1中間ギヤ184は第2中間ギヤ18
5と歯合し、この第2中間ギヤ185は上記第2ギヤ1
83と歯合している。即ち、駆動用モータ174の駆動
力は、搬送スクリュー45から上記各ギヤを介して汲み
取り部材46の支持軸46bに伝達される。
【0140】したがって、上記ギヤボックス181を設
けることで、同一の駆動手段である駆動用モータ174
によって回転駆動することができる。
【0141】尚、上記のギヤボックス181での各ギヤ
比は、搬送スクリュー45と汲み取り部材46との回転
数比率を考慮して設定されるものであり、つまり、搬送
スクリュー45からの現像剤の排出と汲み取り部材46
から搬送スクリュー45への現像剤の供給のバランスを
保つようにして上記ギヤ比を設定する必要がある。
【0142】例えば本実施例の場合、上記各ギヤ比は、
搬送スクリュー45の1回転に対して汲み取り部材46
が1/3〜1/5回転となるように設定されている。こ
れによって、搬送スクリュー45からの現像剤の排出と
汲み取り部材46から搬送スクリュー45への現像剤の
供給のバランスを保つことができ、現像剤の現像槽40
への供給を的確にすることができる。
【0143】尚、上記の駆動用モータ174は、図示し
ない制御装置により現像槽40に設けられているトナー
濃度センサ50の検知信号に基づいて駆動制御される。
即ち、駆動用モータ174は、トナー濃度センサ50に
より現像槽40内のトナー濃度が規定値以下と検知され
れたとき回転駆動し、搬送スクリュー45および汲み取
り部材46を回転駆動させ、現像剤ホッパー44内の現
像剤を現像槽40に供給し、その後、トナー濃度センサ
50により現像槽40内のトナー濃度が規定値以上と検
知されたとき、駆動用モータ174の駆動を停止し、現
像槽40への現像剤の供給を停止する。
【0144】上記の構成によれば、同一の駆動手段であ
る駆動用モータ174によって、搬送スクリュー45、
汲み取り部材46、および現像槽40の小径攪拌ローラ
42bを回転駆動させることができる。これにより、従
来より別々に設けられている搬送スクリュー用駆動モー
タ、汲み取り部材用駆動モータ、攪拌ローラ用駆動モー
タを必要としないので、装置の小型化および低価格化を
図ることができる。
【0145】〔実施例12〕本発明のさらに他の実施例
について図25ないし図27に基づいて説明すれば、以
下の通りである。
【0146】本実施例は、図25に示すように、前記実
施例1の図1に示す現像装置9に代えた現像装置191
に適用されるものであり、このため、現像剤ホッパー4
4には、図1に示す汲み取り部材46に代えて、汲み取
り部材192が配設されている。
【0147】上記汲み取り部材192は、図25に示す
ように、汲み取り回収部が、現像剤の排出口44aから
遠ざかる位置から第1回収部192a、第2回収部19
2b、第3回収部192cに分割されている。
【0148】上記第1回収部192aは、第1支持軸1
92dに接続されており、この第1支持軸192dは、
汲み取り部材用駆動モータ48の駆動力を伝達する伝達
軸198に第1電磁石193を介して接続されている。
つまり、第1支持軸192dは、上記第1電磁石193
により伝達軸198に固定されるか、摺動自在に設けら
れている。即ち、第1支持軸192dは、上記第1電磁
石193がON状態のとき伝達軸198に固定され、伝
達軸198と共に回転し、第1電磁石193がOFFさ
れると回転しないようになっている。
【0149】また、上記第2回収部192bは、第2支
持軸192eに接続されており、この第2支持軸192
eは、汲み取り部材用駆動モータ48の駆動力を伝達す
る伝達軸198に第2電磁石194を介して接続されて
いる。つまり、第2支持軸192eは、上記第2電磁石
194により伝達軸198に固定されるか、摺動自在に
設けられている。即ち、第1支持軸192dは、上記第
2電磁石194のON状態のとき伝達軸198に固定さ
れ、伝達軸198と共に回転し、第2電磁石194がO
FFされると回転しないようになっている。
【0150】さらに、上記第3回収部192cは、第3
支持軸192fに接続されており、この第3支持軸19
2fは、汲み取り部材用駆動モータ48の駆動力を伝達
する伝達軸198に接続されている。即ち、上記第3回
収部192cは、汲み取り部材用駆動モータ48によっ
て直接駆動される。
【0151】また、上記の各電磁石193・194およ
び汲み取り部材用駆動モータ48は、現像剤ホッパー4
4の汲み取り部材192の各回収部192a・192b
・192cに対応する底部に配設された第1残量検知セ
ンサ195、第2残量検知センサ196、第3残量検知
センサ197の検知信号に基づいて駆動される。
【0152】但し、現像剤ホッパー44の各残量検知セ
ンサ195・196・197は、現像剤ホッパー44内
の現像剤の残量を検知するものである。
【0153】上記の各電磁石193・194および汲み
取り部材用駆動モータ48の駆動制御は、図26に示す
マイクロコンピュータからなる制御装置199によって
行われる。以下に、上記駆動制御について図27に示す
フローチャートを参照しながら説明する。
【0154】尚、予め現像槽40のトナー濃度センサ5
0(図25)の検知信号により現像槽40内のトナー濃
度が規定値以下となり、現像剤の補給が必要となり、現
像剤を現像剤供給ユニット43から現像槽40に補給す
ることを前提としている。また、一般に、現像剤ホッパ
ー44内の現像剤は、現像剤の排出口44aから遠ざか
る部分から順に無くなっていく。このため、第1残量検
知センサ195、第2残量検知センサ196、第3残量
検知センサ197の順にONされる。
【0155】まず、トナー濃度の検知信号に基づいて、
現像剤供給ユニット43からの現像剤の補給が開始され
るべく、搬送スクリュー用駆動モータ47および汲み取
り部材用駆動モータ48が回転駆動される。そして、第
1残量検知センサ195がONされれば(S41)、第
1電磁石193をOFFし(S42)、第1支持軸19
2dと伝達軸198との接続状態を解除し、第1回収部
192aの回転を停止させる。これにより、現像剤がな
い状態で、第1回収部192aの無駄な回転を防止し得
るものとなっている。
【0156】次に、上記の状態で、第2残量検知センサ
196がONされれば(S43)、第2電磁石194を
OFFし(S44)、第2支持軸192eと伝達軸19
8との接続状態を解除し、第2回収部192bの回転を
停止させる。尚、この状態では、上記の第1電磁石19
3もOFF状態となっているので、現像剤がない状態
で、第1回収部192aおよび第2回収部192bの無
駄な回転を防止し得るものとなっている。
【0157】さらに、上記の状態で、第3残量検知セン
サ197がONされれば(S45)、汲み取り部材用駆
動モータ48の駆動を停止させる(S46)。尚、この
状態では、上記の第1電磁石193および第2電磁石1
94もOFF状態となっているので、現像剤がない状態
で、第1回収部192a、第2回収部192bおよび第
3回収部192cの無駄な回転を防止し得るものとなっ
ている。また、このとき、搬送スクリュー45のみが駆
動された状態となっており、図示しない警告ランプ等に
より現像剤ホッパー44内の現像剤がないことを使用者
に知らしめるようになっている。
【0158】以上のことから、現像剤ホッパー44内の
現像剤の残量に応じて汲み取り部材192を部分的に駆
動させているので、現像剤ホッパー44を大型化した場
合の汲み取り部材用駆動モータ48の回転抵抗の低減を
図ることができ、この結果、装置の消費エネルギーの低
減を図ることができる。
【0159】
【発明の効果】請求項1の発明の現像装置は、以上のよ
うに、トナーおよびキャリアから成る現像剤を収納する
現像槽に、現像剤を攪拌する攪拌手段および現像剤を感
光体に供給する現像ローラが各々回転自在に設けられ、
トナーおよびキャリアからなる現像剤が現像剤補給部か
ら現像槽に逐次補給される一方、現像槽に形成された排
出部から現像槽内の現像剤が排出される現像装置におい
て、上記現像剤補給部には、トナーおよびキャリアから
なる現像剤を収納する容器状の現像剤収納部と、この現
像剤収納部に収納された現像剤を上記現像槽に搬送する
現像剤搬送手段と、上記現像剤収納部内の現像剤を攪拌
しながら上記現像剤搬送手段に供給する現像剤供給手段
とが設けられている構成である。
【0160】これにより、現像槽内のキャリアの置換比
率を一定に保持することができ、この結果、キャリアの
帯電性能の低下を抑えて画質を良好にすることができる
という効果を奏する。
【0161】また、請求項2の発明の現像装置は、以上
のように、現像剤搬送手段は、現像剤収納部の長手方向
に設けられ、上記現像剤供給手段により供給される現像
剤を受ける現像剤受け部と、この現像剤受け部に供給さ
れた現像剤を搬送する現像剤搬送部とからなり、また、
上記現像剤供給手段は、現像剤搬送方向に沿って延設さ
れた一枚の板状部材を有し、上記現像剤受け部を中心に
回転して上記板上部材により現像剤を回収する現像剤回
収部からなる構成である。
【0162】これにより、さらに、トナーとキャリアと
を十分に攪拌することができるという効果を奏する。
【0163】また、請求項3の発明の現像装置は、以上
のように、現像剤収納部の底部が、上記現像剤の搬送方
向と直交する向きに円弧状に形成されると共に、上記現
像剤回収部が、この現像剤収納部の円弧状の底部に沿っ
て回転する構成である。
【0164】これにより、現像剤収納部内の現像剤の回
収効率を向上させることができ、この結果、上記現像剤
回収部による現像剤搬送手段への現像剤の供給効率を向
上させることができるという効果を奏する。
【0165】また、請求項4の発明の現像装置は、以上
のように、現像剤回収部は、現像剤収納部の底部長手方
向に2分割され、このうち現像剤搬送方向とは逆方向の
現像剤回収部には、現像剤搬送方向の現像剤回収部より
も多い板状部材が設けられている構成である。
【0166】これにより、現像剤の搬送から排出までの
時間を短縮させることができ、また、現像剤搬送手段で
の現像剤を、補給開口部まで途切れることなく搬送する
ことができるので、現像剤の搬送効率を向上させること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の現像装置の概略構成図であ
る。
【図2】図1に示す現像装置に備えられている現像剤ホ
ッパーの側面図である。
【図3】図1に示す現像装置に備えられている現像剤ホ
ッパーの補給用扉を開放して現像剤を補給している状態
を示す説明図である。
【図4】図1に示す現像装置を備えた複写機の概略構成
図である。
【図5】図4に示す複写機に備えられている制御装置の
ブロック図である。
【図6】図5に示す制御装置による現像剤供給ユニット
からの現像剤の供給制御を示すフローチャートである。
【図7】図5に示す制御装置による汲み取り部材の回転
制御を示すフローチャートである。
【図8】図5に示す制御装置による汲み取り部材の回転
制御を示すフローチャートである。
【図9】図5に示す制御装置による汲み取り部材の回転
制御を示すフローチャートである。
【図10】図1に示す現像装置の現像剤ホッパーの底部
の変形例に対応した現像剤供給ユニットを示す概略構成
図である。
【図11】本発明の他の実施例の現像装置の概略構成図
である。
【図12】図11に示す現像装置に備えられている現像
剤供給ユニットの側面図である。
【図13】本発明のさらに他の実施例の現像装置に備え
られている現像剤供給ユニットの概略構成図である。
【図14】本発明のさらに他の実施例の現像装置に配設
されている汲み取り部材の斜視図である。
【図15】本発明のさらに他の実施例の現像装置に配設
されている汲み取り部材の斜視図である。
【図16】本発明のさらに他の実施例の現像装置に備え
られている現像剤ホッパーの概略構成図である。
【図17】本発明のさらに他の実施例の現像装置に備え
られている現像剤ホッパーの概略構成図である。
【図18】本発明のさらに他の実施例の現像装置に配設
されている搬送スクリューを示す概略構成図である。
【図19】本発明のさらに他の実施例の現像装置に配設
されている搬送スクリューを示す概略構成図である。
【図20】本発明のさらに他の実施例の現像装置に配設
されている搬送スクリューを示す概略構成図である。
【図21】本発明のさらに他の実施例の現像装置に備え
られている現像剤ホッパーの概略構成図である。
【図22】本発明のさらに他の実施例の現像装置に備え
られている現像剤ホッパーの概略構成図である。
【図23】本発明のさらに他の実施例の現像装置の概略
構成図である。
【図24】本発明のさらに他の実施例の現像装置の概略
構成図である。
【図25】本発明のさらに他の実施例の現像装置の概略
構成図である。
【図26】図25に示す現像装置を駆動制御する制御装
置のブロック図である。
【図27】図26に示す制御装置による汲み取り部材の
駆動制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 感光体ドラム(感光体) 40 現像槽 41 現像ローラ 42 攪拌ローラ(攪拌手段) 43 現像剤供給ユニット(現像剤補給部) 44 現像剤ホッパー(現像剤収納部) 45 搬送スクリュー(現像剤搬送部) 46 汲み取り部材(現像剤回収部) 46a 汲み取り回収部(板状部材) 49 トナー受け(現像剤受け部) 61 汲み取り部材(現像剤回収部) 61a 第1汲み取り回収部(板上部材) 61b 第2汲み取り回収部(板上部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蚊崎 祐一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーおよびキャリアから成る現像剤を収
    納する現像槽に、現像剤を攪拌する攪拌手段および現像
    剤を感光体に供給する現像ローラが各々回転自在に設け
    られ、トナーおよびキャリアからなる現像剤が現像剤補
    給部から現像槽に逐次補給される一方、現像槽に形成さ
    れた排出部から現像槽内の現像剤が排出される現像装置
    において、 上記現像剤補給部には、トナーおよびキャリアからなる
    現像剤を収納する容器状の現像剤収納部と、この現像剤
    収納部に収納された現像剤を上記現像槽に搬送する現像
    剤搬送手段と、上記現像剤収納部内の現像剤を攪拌しな
    がら上記現像剤搬送手段に供給する現像剤供給手段とが
    設けられていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】上記現像剤搬送手段は、現像剤収納部の長
    手方向に設けられ、上記現像剤供給手段により供給され
    る現像剤を受ける現像剤受け部と、この現像剤受け部に
    供給された現像剤を搬送する現像剤搬送部とからなり、
    また、上記現像剤供給手段は、現像剤搬送方向に沿って
    延設された一枚の板状部材を有し、上記現像剤受け部を
    中心に回転して上記板上部材により現像剤を回収する現
    像剤回収部からなることを特徴とする請求項1記載の現
    像装置。
  3. 【請求項3】上記現像剤収納部の底部が、上記現像剤の
    搬送方向と直交する向きに円弧状に形成されると共に、
    上記現像剤回収部が、この現像剤収納部の円弧状の底部
    に沿って回転することを特徴とする請求項2記載の現像
    装置。
  4. 【請求項4】上記現像剤回収部は、現像剤収納部の底部
    長手方向に2分割され、このうち現像剤搬送方向とは逆
    方向の現像剤回収部には、現像剤搬送方向の現像剤回収
    部よりも多い板状部材が設けられていることを特徴とす
    る請求項2記載の現像装置。
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