JP3091595B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3091595B2
JP3091595B2 JP05036466A JP3646693A JP3091595B2 JP 3091595 B2 JP3091595 B2 JP 3091595B2 JP 05036466 A JP05036466 A JP 05036466A JP 3646693 A JP3646693 A JP 3646693A JP 3091595 B2 JP3091595 B2 JP 3091595B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の電子写真装
置における感光体表面の静電潜像を可視化するため、ト
ナーおよびキャリアから成る二成分現像剤を収納してト
ナーを上記感光体表面に供給する現像装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば乾式複写機等においては、キャリ
アとトナーとからなる二成分現像剤で感光体表面の静電
潜像の可視化(現像)を行う現像装置が多用されてい
る。このような現像装置において、トナーは現像動作に
よって消費されていく一方、キャリアは消費されずに現
像装置内に残る。したがって、現像装置内でトナーと共
に攪拌されるキャリアは攪拌頻度が多くなるにつれて、
表面の樹脂コート層の剥がれや、表面へのトナーの粘着
といった事態が生じて劣化し、このために、現像剤の帯
電性能が徐々に低下する。
【0003】そこで、現像動作によって消費されるトナ
ーの補給とは別に、現像装置内にキャリアも少量ずつ補
給して、帯電性能の低下を抑制できるようにした装置
が、例えば特公平2−21591号公報に開示されてい
る。その装置においては、キャリアの補給によって過剰
となった現像槽内の現像剤は、現像槽壁面に設けられて
いる現像剤溢出口からオーバーフローして排出され、現
像剤回収容器に回収される。このような補給・排出が逐
次繰返されることによって、現像槽内の劣化現像剤は、
新たに供給されるトナーおよびキャリアに置換されてい
き、これによって、帯電性能を維持し、複写画質の低下
を抑えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にキャリアを徐々に補給しかつ排出する現像装置におい
ては、現像槽内の現像剤量が変動し易く、このためにト
ナー濃度の検出が不正確となり良好な画質を維持するこ
とができない虞がある。
【0005】即ち、現像装置において、トナーの補給は
例えば透磁率センサからなるトナー濃度センサによる現
像槽内のトナー濃度の検出に基づいて行われている。ま
た、キャリアの補給および排出が行われない現像装置に
おいて、現像槽内における現像剤量の変動は、トナー量
の変化のみであるから、小さいものである。従って、ト
ナー濃度センサを現像剤と単に接する位置に設けておけ
ば、トナー濃度を適正に制御し得るものであった。
【0006】これに対し、キャリアを徐々に補給し排出
する現像装置において、現像槽内現像剤量の変動は、上
記の補給・排出を行わない現像装置と比較して、キャリ
アの補給直後と現像剤の排出直後とで大きいものとな
る。特に、この現像装置を備えた複写機が容易に移動可
能な小型のパーソナル機等である場合、移動時における
衝撃、および傾きによって現像剤溢出口から一度に多量
の現像剤が排出されることがあるため、現像剤量の変動
は顕著なものとなる。そして、このような現像装置にお
いては、トナー濃度センサにより正確にトナー濃度を検
出し得る構成について研究されていない。従って、従来
と同様に、単に現像剤と接するようにトナー濃度センサ
が設けられた場合、現像剤量の変動によってトナー濃度
センサの周りの現像剤の密度が高い状態と低い状態とが
生じ易く、現像剤の密度が高い状態ではトナーが補給さ
れずにトナー不足が生じる一方、現像剤の密度が低い状
態ではトナーが過剰に補給されて過度にトナー濃度が高
くなるといった事態を生じる虞がある。このような場合
には、適正な濃度でのコピーが行われず、画質の低下を
招来することになる。尚、トナー濃度センサを現像槽の
底壁部に設けることも考えられるが、単に現像槽の底壁
部に設けた場合にもトナー濃度を正確に検出することが
できない可能性がある。例えば、トナー濃度センサを現
像ローラの下方の底壁部に設けた場合、この部位には現
像の際に感光体にトナーを供給したキャリアが移動して
くるのでトナー濃度が低い状態となり易く、現像槽内の
平均的なトナー濃度を検出し難いものとなる。また、現
像槽の構造によっては、単に底壁部にトナー濃度センサ
を設けた場合、トナー濃度センサに現像剤が常時安定し
た状態で接しない可能性もある。従って、これによって
も上記の問題を確実に解決することができないものとな
っている。
【0007】従って、本発明は、トナー濃度センサによ
り正確にトナー濃度を検出することができ、これによっ
て良好な画質を維持することができる現像装置の提供を
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明の現像装置は、トナーおよび
キャリアから成る現像剤を収納する現像槽に、現像剤を
撹拌し且つ上記の現像槽の側壁部方向へ搬送する撹拌ロ
ーラおよび現像剤を感光体に供給する現像ローラが各々
回転自在に設けられ、キャリアを含有するキャリア現像
剤がキャリア補給部から現像槽に逐次補給され、現像槽
に形成された排出部から現像槽内の現像剤が排出される
一方、トナー濃度センサにより検出される現像槽内のト
ナー濃度に基づいてトナー補給部から現像槽内にトナー
が補給される現像装置において、上記の現像槽の側壁部
における攪拌ローラの軸方向側の部位に、該現像槽の本
体部分から突出し且つ現像剤が流動可能な現像剤流路が
形成され、この現像剤流路の上側端部は、上記の軸方向
の一端部側付近と連通する一方、下側端部は、現像剤が
常時存在しかつ移動している上記の現像槽下部と連通
し、上記のトナー濃度センサがこの現像剤流路に設けら
れていることを特徴としている。
【0009】
【0010】
【作用】発明の構成によれば、現像剤流路内において
常に一定量以上の現像剤が存在し、トナー濃度センサに
は常に安定した状態で現像剤が接することになり、この
部位での現像剤の嵩密度の変化が生じ難く、トナー濃度
センサにより正確にトナー濃度が検出される。また、本
現像装置を備えた例えば複写機の移動時の衝撃あるいは
傾きによって現像槽から多量の現像剤が排出されること
があっても、安定な状態は維持され易い。これにより、
現像槽内を常に適正なトナー濃度に設定することが可能
となって、良好な画質を維持することができる。
【0011】
【0012】
【実施例】〔参考例〕 本発明の参考例を図1ないし図4に基づいて説明すれば
以下の通りである。図2に示すように複写機には、上面
部に原稿載置台1が設けられ、この原稿載置台1の下に
露光光学系2が配設されている。この露光光学系2は、
原稿載置台1上に載置された原稿(図示せず)に光を照
射しながら走査する光源ランプ3、原稿からの反射光を
感光体4に導く複数の反射鏡5…、および反射光の光路
中に配されたレンズユニット6から成っている。
【0013】感光体4の外周には、その表面を所定電位
に帯電させる帯電チャージャ7、像間イレーサ(図示せ
ず)、感光体4の表面に形成された静電潜像を現像する
現像装置8、感光体4の表面のトナー像を用紙に転写さ
せる転写チャージャ9、感光体4表面の残留トナーを回
収するクリーニング装置10および除電装置(図示せ
ず)等が設けられている。また、感光体4に対する入紙
側には、用紙を所定のタイミングで供給するタイミング
ローラ11、搬送ローラ12、給紙カセット13および
給紙ローラ14が設けられる一方、感光体4に対する出
紙側には、用紙上に転写されたトナー像を用紙に定着さ
せる定着装置15が設けられている。
【0014】図1に示すように、上記現像装置8は容器
状の現像槽16を有し、この現像槽16の内部には、マ
グネットローラより成る現像ローラ17と、攪拌ローラ
18とが回転自在に配設されている。この現像槽16内
に収容されている現像剤はキャリアとトナーとからな
り、磁性体からなるキャリアは、表面にトナーの粘着を
抑制する樹脂コート層を有している。このキャリアとト
ナーとが攪拌ローラ18によって攪拌されると、トナー
は摩擦帯電する。現像ローラ17は、キャリアを磁力に
よって吸着し、磁気ブラシを形成させて搬送することに
より、キャリアにクーロン力によって付着したトナーが
感光体4に供給され、感光体4の静電潜像に吸着され
て、現像が行われる。なお、上記の磁気ブラシの穂立ち
の高さはドクタ19にて規制されるようになっている。
【0015】現像槽16の上壁部16aには現像剤の補
給用開口が形成され、この補給用開口に、現像剤供給ユ
ニット20が上方から嵌着されている。この現像剤供給
ユニット20は、内部がトナー補給部としてのトナー収
納室20aとキャリア補給部としてのキャリア現像剤収
納室20bとの二室に仕切られている。一方のトナー収
納室20aにはトナーが収納されており、他方のキャリ
ア現像剤収納室20bには、キャリアのみからなる現像
剤、若しくはキャリアにトナーが所定比率で混合された
現像剤(以下、キャリア現像剤という)が収納されてい
る。
【0016】各収納室20a・20bの底部には、トナ
ー補給ローラ21とキャリア現像剤補給ローラ22とが
それぞれ設けられており、トナー補給ローラ21が回転
駆動されることによって、トナー収納室20a内のトナ
ーが、また、キャリア現像剤補給ローラ22が回転駆動
されることによって、キャリア現像剤収納室20b内の
キャリア現像剤が、各ローラ21・22の駆動時間に応
じた量だけ、それぞれ流下して現像槽16内へと供給さ
れる。
【0017】一方、現像槽16の側壁部16bには、側
面が開口した容器状の回収容器23が、着脱自在に取付
けられている。そして、上記側壁部16bに、現像槽1
6内を回収容器23内に左右に連通させる排出開口24
が形成されると共に、この排出開口24を開閉する開閉
機構部25が、側壁部16bの外面に沿って設けられて
いる。
【0018】上記開閉機構部25は、図3(a)(b)に
示すように、側壁部16bの外面に沿ってスライド自在
に配設された平板状の開閉蓋26と、この開閉蓋26の
スライド動作を案内するように開閉蓋26の両側の位置
に設けられたガイドプレート27・27と、プランジャ
28aの先端が上記開閉蓋26に連結された排出用ソレ
ノイド28とから成っている。排出用ソレノイド28が
非通電の状態(OFF)ではプランジャ28aが前進し
た位置で保持され、これにより、開閉蓋26は、排出開
口24を覆う閉状態で保持される。一方、排出用ソレノ
イド28に通電(ON)するとプランジャ28aが後退
し、これによって、開閉蓋26は排出開口24を覆う位
置から退避して、排出開口24が開状態に切換わる。こ
の開状態では、現像槽16内の現像剤が、排出開口24
を通して回収容器23内へと流下し、現像槽16内から
排出される。
【0019】次に、上記構成の複写機におけるコピー動
作について説明する。電源スイッチ(図示せず)がON
されると、まずウォーミングアップ処理が行われる。こ
れが完了した後に後述するコピースタートスイッチ31
がONされると、露光光学系2の光源ランプ3によって
原稿載置台1上に載置された原稿が走査される。このと
きの原稿からの反射光が反射鏡5…およびレンズユニッ
ト6を介して感光体4に照射され、帯電チャージャ7に
て所定電位に帯電されている感光体4の表面に静電潜像
が形成される。次いで、この静電潜像は現像装置8から
供給されるトナーによって現像される。感光体4表面の
トナー像は、転写チャージャ9により給紙カセット13
から供給される用紙に転写され、定着装置15にて用紙
上に熱定着される。これにより、用紙上に原稿画像に対
応したコピー画像が形成される。
【0020】このような一連の複写動作を制御するため
に、図4に示すように、マイクロコンピュータから成る
制御装置32が本複写機に設けられており、この制御装
置32に、上記コピースタートスイッチ31のON操作
信号が入力されるようになっている。また、複写動作の
累積回数をカウントする複写カウンタ33がさらに設け
られ、このカウント値(以下、コピーカウント値とい
う)nも上記制御装置32に入力されるようになってい
る。
【0021】上記のような複写動作が繰返されると、現
像装置8の現像槽16内に収納されている現像剤中のト
ナーは徐々に消費され、キャリアに対するトナーの比
率、すなわちトナー濃度が低下していく。このトナー濃
度の変化を検出するトナー濃度センサ34が現像槽16
内に配設されており、このトナー濃度センサ34に基づ
くトナー補給ローラ21の駆動制御が、上記制御装置3
2によって行われる。すなわち、トナー濃度センサ34
での検出信号が、現像に必要な適正範囲の下限値まで下
がったことが検知されると、トナー補給ローラ21の駆
動を開始する。これにより、トナー収納室20a内のト
ナーが現像槽16内に補給され、現像槽16内のトナー
濃度が上昇する。そして、このトナー濃度が上記の適正
範囲の上限値に達したことが検知されると、トナー補給
ローラ21の駆動を停止する。このような制御によっ
て、現像槽16内のトナー濃度は、上記適正範囲内で維
持される。本参考例において、上記のトナー濃度センサ
34は、排出開口24の近傍の下方となる現像槽16の
底壁部16cに設けられている。
【0022】上記のように補給されるトナーは、現像槽
16内の現像剤と攪拌され、一定の帯電量に制御され
て、感光体4へと供給され、現像に使用される。一方、
現像剤中のキャリアは減少することはなく、繰返し使用
されるために、現像ローラ17や攪拌ローラ18での攪
拌、および感光体4との接触で徐々に劣化していく。こ
のようにキャリアが劣化していくと、トナーに所定の帯
電量を付与し得なくなり、画質の低下を生じることとな
る。そこで、現像槽16内にキャリアをも新たに補給
し、現像槽16内の劣化したキャリアと置換していくこ
とで、上記のような帯電性能の低下が抑えられる。この
ために、前記のキャリア現像剤収納室20bからキャリ
ア現像剤を補給し、かつ、現像槽16内の現像剤を排出
する補給・排出制御も、上記制御装置32で行うように
なっている。この補給・排出制御は、例えば、一定ある
いは適当に変化させたコピーカウント値n毎に、補給と
排出とがほぼ同じタイミングあるいは異なるタイミング
で行われる。
【0023】上記のように、本参考例の現像装置8にお
いては、トナー濃度センサ34が、排出開口24の近傍
における下方の現像槽下部の壁部、即ち側壁部16bに
形成されている排出開口24の近傍における底壁部16
cに設けられているので、トナー濃度センサ34により
正確にトナー濃度を検出することができる。
【0024】即ち、現像剤が排出される部位である排出
開口24近傍の下方には現像剤が確実に存在するように
なっており、また、現像槽16内においては排出開口2
4から現像剤が排出される毎に排出開口24方向への現
像剤の流れが生じている。従って、現像剤排出の前後に
おいても排出開口24近傍の下方には確実にほぼ一定量
の現像剤が存在している。このようなことから、上記の
トナー濃度センサ24には常に安定した状態で現像剤が
接することになり、この部位での現像剤の嵩密度の変化
が生じ難い。従って、トナー濃度センサ34により、常
に一定の条件での検出が行われ、正確にトナー濃度が検
出される。また、本現像装置8を備えた複写機の移動時
の衝撃あるいは傾きによって現像槽16から多量の現像
剤が排出されることがあっても、上記のトナー濃度セン
サ24の配設部位には現像剤が存在し易くなっている。
これにより、現像槽16内を常に適正なトナー濃度に設
定することが可能となって、良好な画質を維持すること
ができる。
【0025】〔実施例〕 本発明の実施例を、図5に基づいて以下に説明する。な
お、説明の便宜上、前記の参考例で説明した部材と同一
の機能を有する部材には、同一の符号を付記してその説
明を省略する。
【0026】本実施例においては、現像槽16の側壁部
16cにおける撹拌ローラ18の軸方向側の部位に現像
剤流路16dが形成され、この現像剤流路16dの壁部
にトナー濃度センサ34が設けられたものとなってい
る。現像剤流路16dの上側端部は、現像槽16内にお
ける、現像剤をB方向に搬送する撹拌ローラ18の軸方
向の一端部側付近と連通し、下側端部は、現像槽16内
における、現像剤が常時存在しかつ移動している部分と
連通している。これにより、現像剤流路16dにおいて
は現像剤が矢印A方向に流動するようになっている。そ
の他の構成は前記参考例と同一である。
【0027】上記のような構成により、現像剤流路16
d内においては常に一定量以上の現像剤が存在し、トナ
ー濃度センサ34には常に安定した状態で現像剤が接す
ることになり、この部位での現像剤の嵩密度の変化が生
じ難い。従って、トナー濃度センサ34により、常に一
定の条件での検出が行われ、正確にトナー濃度が検出さ
れる。また、本現像装置8を備えた複写機の移動時の衝
撃あるいは傾きによって現像槽16から多量の現像剤が
排出されることがあっても、安定な状態は維持され易
い。これにより、本実施例の構成においても現像槽16
内を常に適正なトナー濃度に設定することが可能となっ
て、良好な画質を維持することができる。
【0028】尚、上記の実施例において、現像剤流路1
6dは、現像槽16の本体部分から突出させて形成して
いるが、上記のように現像剤を安定してトナー濃度セン
サ34に接するようにできれば、現像槽16の内方に形
成されていてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明の現
像装置は、現像槽の側壁部における攪拌ローラの軸方向
側の部位に、現像槽の本体部分から突出し且つ現像剤が
流動可能な現像剤流路が形成され、この現像剤流路の上
側端部は、その軸方向の一端部側付近と連通する一方、
下側端部は、現像剤が常時存在しかつ移動している現像
槽下部と連通し、トナー濃度センサがこの現像剤流路に
設けられている構成である。
【0030】これにより、現像剤流路内において、トナ
ー濃度センサには常に安定した状態で現像剤が接するこ
とになり、トナー濃度センサ付近での現像剤の嵩密度の
変化が生じ難く、トナー濃度センサにより正確にトナー
濃度が検出される。従って、現像槽内を常に適正なトナ
ー濃度に設定することが可能となって、良好な画質を維
持することができるという効果を奏する。
【0031】
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の参考例を示すものであって、複写機内
における現像装置を拡大して示す断面図である。
【図2】上記現像装置が内蔵された複写機の全体構成を
示す模式図である。
【図3】上記の現像装置の要部を示すものであって、同
図(a)は図1におけるH−H線矢視断面図、同図
(b)は同図(a)におけるI−I線矢視図である。
【図4】上記複写機の制御ブロック図である。
【図5】本発明の実施例を示す現像装置の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
4 感光体 8 現像装置 16 現像槽 16b 側壁部 16c 底壁部 16d 現像剤流路 17 現像ローラ 18 撹拌ローラ 20a トナー収納室(トナー補給部) 20b キャリア現像剤収納室(キャリア補給部) 24 排出開口 32 制御装置 34 トナー濃度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山佐 英雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−39061(JP,A) 特開 昭51−50743(JP,A) 特開 平4−253076(JP,A) 特開 平4−66984(JP,A) 実開 平1−177763(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーおよびキャリアから成る現像剤を収
    納する現像槽に、現像剤を撹拌し且つ上記の現像槽の側
    壁部方向へ搬送する撹拌ローラおよび現像剤を感光体に
    供給する現像ローラが各々回転自在に設けられ、キャリ
    アを含有するキャリア現像剤がキャリア補給部から現像
    槽に逐次補給され、現像槽に形成された排出部から現像
    槽内の現像剤が排出される一方、トナー濃度センサによ
    り検出される現像槽内のトナー濃度に基づいてトナー補
    給部から現像槽内にトナーが補給される現像装置におい
    て、 上記の現像槽の側壁部における攪拌ローラの軸方向側の
    部位に、該現像槽の本体部分から突出し且つ現像剤が流
    動可能な現像剤流路が形成され、この現像剤流路の上側
    端部は、上記の軸方向の一端部側付近と連通する一方、
    下側端部は、現像剤が常時存在しかつ移動している上記
    の現像槽下部と連通し、上記のトナー濃度センサがこの
    現像剤流路に設けられていることを特徴とする現像装
    置。
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