JPH07244027A - 円筒状物の表層部探傷装置 - Google Patents

円筒状物の表層部探傷装置

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JPH07244027A
JPH07244027A JP6034894A JP3489494A JPH07244027A JP H07244027 A JPH07244027 A JP H07244027A JP 6034894 A JP6034894 A JP 6034894A JP 3489494 A JP3489494 A JP 3489494A JP H07244027 A JPH07244027 A JP H07244027A
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JP
Japan
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flaw
roll
circumferential
axial
probe
Prior art date
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Pending
Application number
JP6034894A
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English (en)
Inventor
Yoshioki Komiya
善興 小宮
Akihiro Oba
章裕 大庭
Giichi Sano
義一 佐野
Junichi Murai
純一 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KURAUTO KUREEMAA FUERUSUTAA KK
JFE Engineering Corp
KJTD Co Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
NIPPON KURAUTO KUREEMAA FUERUSUTAA KK
Hitachi Metals Ltd
KJTD Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07244027A publication Critical patent/JPH07244027A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/025Change of phase or condition
    • G01N2291/0258Structural degradation, e.g. fatigue of composites, ageing of oils
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】円筒状物の表層部の、あらゆる方向の欠陥及び
疲労層の検出が1回の探傷で可能とすること。 【構成】表面波法による超音波探触子を円筒状物の軸方
向疵用16と周方向疵用17と設けると共に、渦流探傷
センサ23aを設けてなる円筒状物の表層部探傷装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延ロール、ローラ等
の円筒状或るいは円柱状物(以下、円筒状物という)の
表面部及び表面直下部(以下、表層部という)に存在す
るクラック、ピンホール等の疵を非破壊検査にて探傷す
る超音波探傷、渦流探傷法による探傷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール研削盤と組合わせて使用さ
れるロール表層部の探傷装置として図5に示すものがあ
る。1は被検査ロール、2は砥石である。旋回モータ3
により旋回されるアーム4が架台上に設けられている。
このアーム4の先端部に探触子保持機構6が、昇降モー
タ5により昇降可能に設けられている。探触子8は探触
子ホルダ7に設けられ、ロール1への倣いは車輪により
なされるようになっている。
【0003】そして、余剰な接触媒質を除去するスクレ
ーパ9が設けられている。この場合、探触子の数は、周
方向に超音波を発生させる目的で1個である。これは、
手探傷から自動探傷への開発で、従来技術の踏襲また、
従来の炭素鋼系材料製ロールでは発生する欠陥が、軸方
向が大部分であったことによるものと考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年開発さ
れた高炭素高速度鋼製ロールの探傷を行う上で、次の検
出能機能が要求される。 1)発生する疵の形状が周方向クラックのように、従来
の軸方向のみの探傷では検出し難い疵も存在する。
【0005】2)発生する疵はピット、クラック状の表
面開孔のみでなく、疲労層の発生も重大な欠陥である。
この欠陥は、超音波探傷では検出困難である。 3)一方、ロール研削途中での確認用として,超音波探
傷が可能でなければならない。
【0006】これらの要求に対して、従来技術では、セ
ンサーが1個であり、また研削ロール幅との寸法関係が
考慮されていないために満足することはできない。この
発明は、上記のような問題点を解決するためになされた
もので、探傷方法の異なる複数のセンサーを保持し、ま
た砥石の幅内で倣う機能を有する円筒状物の表層部探傷
装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の円筒状物の表層
部探傷装置は、表面波法による超音波探触子を円筒状物
の軸方向疵用と周方向疵用と設けると共に、渦流探傷セ
ンサを設けてなるものである。
【0008】そして、探触子保持装置の本体に、周方向
に離間して2組の車輪が設けられ、これら車輪の間に車
輪を有する探触子ホルダが下方にばね付勢して設けられ
ている。
【0009】また、ロール研削盤と組合わせて使用され
る場合に備え、軸方向疵用探触子のホルダの幅を研削砥
石の幅以内にすると共に、周方向疵用探触子が取外し可
能になっている。
【0010】
【作用】
1)円筒状物の軸方向疵用と周方向疵用の超音波探触子
と、渦流探傷センサとが設けられているので、あらゆる
方向の欠陥及び疲労層の検出が1回の探傷で可能とな
り、探傷時間の短縮も図れる。
【0011】2)また、下方にばね付勢された探触子ホ
ルダが、周方向に離間してが設けられた2組の車輪の間
に設けられているので、径の異なる円筒状物に対しても
調整なしで対応できる。 3)軸方向疵用探触子のホルダの幅が研削砥石の幅以内
になっているので、研削後のチェックを簡単に行うこと
ができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す全体構成図で
ある。円筒状物の表層部探傷装置これは、円筒状の被検
査体である圧延ロール11の表層部を保持装置12に保
持された探触子により探傷するものである。
【0013】本装置はロール研削盤の研削砥石移動装置
の架台13に取付けられている。そして、圧延ロールの
直径、及び研削量によりロールセンタ位置決め機14で
センタを定め、高さ設定決め機15で高さを定めて使用
されるようになっている。
【0014】保持装置12の構成が図2に示されてい
る。保持装置本体28に、ロールの周方向に離間して2
組の外車輪21が設けられている。これら車輪21の間
に内車輪22を有する探触子ホルダ24がばね25によ
り下方に付勢して設けられている。
【0015】こうして、保持装置本体28は外車輪21
によりロール11上を倣い、内車輪22及びばね25に
より探触子ホルダ24に保持された軸方向疵用探触子1
6及び周方向疵用探触子17と被検査材であるロール1
1の表面とのギャップを一定に保つことができるように
なっている。
【0016】この場合、周方向疵用探触子17はホルダ
24に、例えば差し込み等により、ワンタッチで簡単に
着脱可能になっている。そして、軸方向疵用探触子16
のホルダ24の軸方向の幅は研削砥石の幅より狭くなっ
ている。例えば、砥石幅100mmに対して、ホルダ24
の軸方向の幅は75mmになっている。
【0017】この方式は、固定外車輪2個と、昇降する
内車輪1個との3点からなるために、ロールの外径が異
なっても、調整する必要が無く、自動的に倣いが可能に
なっている。この範囲は例えば650〜850mmであ
る。
【0018】そして、保持装置本体28に、周方向疵用
スクレーパ26と軸方向疵用スクレーパ27とが、それ
ぞれピン26a及び27aを介して回動可能に設けら
れ、不使用時には図1に示すように水平に保持されるよ
うになっている。
【0019】また、保持装置本体28に、保持金物18
がピン18aを介して回動可能に設けられ、この保持金
物18に渦流探傷センサ23aのホルダ23が設けられ
ている。そして、保持金物18はばね19によりロール
11方向に押圧されている。
【0020】こうして、ホルダ23に設けられた内車輪
22と、周方向に離間して設けられた2組の外車輪21
とによりロール径の変化に対応できるようになってい
る。そして、不使用時には図1に示すように水平に保持
されるようになっている。
【0021】しかして、渦流探傷並びに軸方向疵及び周
方向疵の超音波探傷を行う場合には、各探触子及びセン
サを、図2に示す状態にセットしてロール表層部に存在
するクラック、ピンホール等の多種類の疵を探傷する。
【0022】そして、超音波探傷のみを行う場合には、
渦流探傷センサの保持金物18を図1に示すように水平
に保持する。また、有害な疵が検出され、その疵を除去
するためにロール研削をした場合には、周方向疵用の探
触子を外し、研削代内で探傷を行う。そして、軸方向疵
探触子により疵が除去されたことを確認してから、研削
段差をなくすように研削する。その後、再び、渦流探傷
並びに軸方向疵及び周方向疵の超音波探傷を行う。
【0023】次に、本発明装置による具体的な実施効果
について説明する。ロール材質、高炭素高速度鋼(V,
W,Mo添加)、ロール直径755mmの熱延用を用い、
本発明装置を用いた探傷法を適用した。
【0024】図4は、本発明装置を用いた探傷結果を示
す。亀甲状疵の軸方向(L)探傷、周方向(T)探傷結
果で、上段が軸方向(L)で、下段が周方向(T)であ
り、それぞれ方向性の特徴を有して検出されている。
【0025】a疵はL,Tとも判定値以下で小さな疵;
b疵はTで未検出、Lで検出;c疵はTが検出、Lは未
検出;d疵はL、Tとも検出となる。チャート上のベー
スノイズレベルeの指示値も低く、倣い機構が十分作用
していることを示している。
【0026】渦流探傷と超音波探傷が同時に行えるため
に、超音波探傷で検出する割れ状欠陥と渦流探傷で検出
する疲労層とを同時に検出でき、疵判定への情報が多く
なり、最適な研削が可能となった。
【0027】また、砥石幅100mm以内の範囲で、追従
が可能となり、研削部内での疵の深さの測定が可能とな
った。探傷工程は、従来、渦流探傷、超音波L方向、T
方向と3回必要であったが、1回あるいは2回で可能と
なった。本ロールの例では、送り速度450mm/min 、
ロール長さ2400mmで、従来25分程度が約5分と短
縮された。
【0028】
【発明の効果】本発明の円筒状物の表層部探傷装置は、
超音波軸方向疵探傷、超音波周方向疵探傷及び渦流探傷
が同時に可能とし、かつ砥石幅の探傷を可能としたの
で、被検材表層部を高精度で、多種類疵の探傷ができ、
研削中の疵深さ測定ができ、処理能力の向上も得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す説明図。
【図2】探触子保持装置の側面図。
【図3】同正面図。
【図4】本発明装置による探傷結果の説明図。
【図5】従来の円筒状物の探傷装置の説明図。
【符号の説明】
11…円筒状物(ロール),16…軸方向疵探触子,1
7…周方向疵探触子、21…外側車輪、22…内側車
輪、23a…渦流探傷センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大庭 章裕 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 佐野 義一 福岡県北九州市若松区北浜一丁目9番1号 日立金属株式会社若松工場内 (72)発明者 村井 純一 大阪府東大阪市角田一丁目9番29号 日本 クラウトクレーマー株式会社大阪事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面波法による超音波探触子を円筒状物
    の軸方向疵用と周方向疵用と設けると共に、渦流探傷セ
    ンサを設けてなる円筒状物の表層部探傷装置。
  2. 【請求項2】 探触子保持装置の本体に、周方向に離間
    して2組の車輪が設けられ、これら車輪の間に車輪を有
    する探触子ホルダが下方にばね付勢して設けられている
    円筒状物の表層部探傷装置。
  3. 【請求項3】 ロール研削盤と組合わせて使用される請
    求項1に記載の円筒状物の表層部探傷装置において、軸
    方向疵用探触子のホルダの幅を研削砥石の幅以内にする
    と共に、周方向疵用探触子が取外し可能になっている円
    筒状物の表層部探傷装置。
JP6034894A 1994-03-04 1994-03-04 円筒状物の表層部探傷装置 Pending JPH07244027A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003294712A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Non-Destructive Inspection Co Ltd 橋梁用伸縮継手の検査装置及び検査方法
KR100820570B1 (ko) * 2006-12-29 2008-04-07 두산중공업 주식회사 다 탐촉자 홀더를 구비한 다 탐상장치
US7948233B2 (en) 2008-10-07 2011-05-24 General Electric Company Omnidirectional eddy current array probes and methods of use
JP2013015514A (ja) * 2011-06-10 2013-01-24 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 渦電流探傷プローブ
RU220406U1 (ru) * 2023-07-17 2023-09-12 Общество с ограниченной ответственностью "Технический центр контроля и диагностики-Атомкомплект" Устройство для контроля шпилек

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US7948233B2 (en) 2008-10-07 2011-05-24 General Electric Company Omnidirectional eddy current array probes and methods of use
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