JPH07243766A - ダストを主体とする廃棄物の溶融処理炉における運転再開方法 - Google Patents

ダストを主体とする廃棄物の溶融処理炉における運転再開方法

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JPH07243766A
JPH07243766A JP6054872A JP5487294A JPH07243766A JP H07243766 A JPH07243766 A JP H07243766A JP 6054872 A JP6054872 A JP 6054872A JP 5487294 A JP5487294 A JP 5487294A JP H07243766 A JPH07243766 A JP H07243766A
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chamber
furnace
main
melting
electrode
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JP6054872A
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Kiyoshi Ogawa
清 小川
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】簡単な操作で溶融処理を再開でき、バーナ関連
の複雑な付帯設備が不要で、大量の粉塵を発生させな
い、ダストを主体とする廃棄物の溶融処理炉における運
転再開方法。 【構成】廃棄物投入口61a、排気口81a,81b、
溶融塩排出口91a及び溶融スラグ排出口101aを備
え、炉11内に主電極111a,111bが上方から挿
入されていて、該炉11内に主電極111a,111b
間で上層の溶融塩層を仕切る実質的に非電気伝導性の隔
壁31が装備されたダストを主体とする廃棄物の溶融処
理炉における運転再開方法であって、その運転再開に際
し、隔壁31で仕切られた炉11内単位毎に、炉内に溶
融開始剤141a,141bを投入し、その中に主電極
111a,111bと、補助電極121a,121b又
は2本以上の主電極111a,111bを埋設させた状
態で、補助電源151a,151b又は主電源131へ
と切り替え接続して通電する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ゴミを焼却する際
に発生するダスト(飛灰)、都市ゴミ焼却灰を溶融処理
する際に発生するダスト(飛灰)、該ダストに一部都市
ゴミ焼却灰を加えたもの等、ダストを主体とする廃棄物
の溶融処理炉における運転再開方法に関する。ダスト中
には高濃度の塩や重金属等が含まれているので、これを
そのままでは廃棄できない。そこでダストを主体とする
廃棄物は、溶融処理炉を用いて溶融固化し、その一部を
有効利用しつつ、減容化及び安定化した後に廃棄するこ
とが行なわれている。本発明はかかる溶融処理炉におけ
る運転再開方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダストを主体とする廃棄物の溶融
処理炉として、廃棄物投入口、排気口、溶融塩排出口、
溶融スラグ排出口及び電極を備え、電極が炉本体の側壁
から炉内へ水平方向に挿入されていて、該電極の炉内部
分全体が炉内下層に形成される溶融スラグ層中に浸漬さ
れるようにして成るものが使用されている(特開昭58
−30382、特開昭60−54780、特開昭60−
103213、特開昭60−263007)。かかる従
来の溶融処理炉では一般に、何らかの原因でダストを主
体とする廃棄物の溶融処理を中止し、再開する場合、炉
内にバーナを挿入し、その燃焼炎で固化したスラグを溶
融した後、溶融スラグ層中に主電極を挿入して、主電極
間に通電することが行なわれている。
【0003】ところが、上記のような従来の溶融処理炉
における運転再開方法には、もともと溶融処理炉それ自
体に、電極が溶融スラグ層を水平方向に臨む位置で炉本
体の側壁から炉内へ挿入されているため、電極と炉本体
の側壁との間のシール構造が著しく複雑であり、またと
りわけ電極位置の移動、電極の交換や継ぎ足しが誠に厄
介という欠点があることに加え、バーナ、バーナへの燃
料ガス供給設備、バーナへの燃焼用空気供給設備及び発
生する排気ガス処理設備が必要であり、また固化したス
ラグの上部に未溶融のダストを主体とする廃棄物が残存
する場合にはバーナの燃焼に伴い大量の粉塵が発生し
て、作業環境を著しく悪化するという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のダストを主体とする廃棄物の溶融処
理炉における運転再開方法では、もともと溶融処理炉そ
れ自体、電極と炉本体の側壁との間のシール構造が著し
く複雑であり、またとりわけ電極位置の移動、電極の交
換や継ぎ足しが誠に厄介であることに加え、バーナ関連
の複雑な付帯設備が必要であり、また多くの場合に大量
の粉塵が発生して作業環境を著しく悪化する点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、廃棄
物投入口、排気口、溶融塩排出口及び溶融スラグ排出口
を備え、炉内に主電極が上方から挿入されていて、該炉
内に主電極間で上層の溶融塩層を仕切る実質的に非電気
伝導性の隔壁が装備されたダストを主体とする廃棄物の
溶融処理炉における運転再開方法であって、その運転再
開に際し、隔壁で仕切られた炉内単位毎に、炉内に溶融
開始剤を投入し、該溶融開始剤中に主電極と補助電極と
を又は2本以上の主電極を埋没させた状態で、補助電源
又は主電源へと切り替え接続した主電極と補助電極との
間に又は2本以上の主電極の間に通電することを特徴と
するダストを主体とする廃棄物の溶融処理炉における運
転再開方法に係る。
【0006】本発明で用いる溶融処理炉には廃棄物投入
口、排気口、溶融塩排出口及び溶融スラグ排出口がそれ
ぞれ開設されており、排気口の下流側は集塵装置、例え
ばバグフィルタへと接続されていて、炉内にはその上方
から主電極が挿入されている。主電極は直流電源に接続
されていても又は交流電源に接続されていてもよく、ま
た交流電源は単相であっても又は3相であってもよい。
同一の電源端子に接続されている主電極は1本であって
も又は2本以上であってもよいが、同一の電源端子に接
続されている主電極は隔壁で形成される同一の室に挿入
する。これらの主電極は通常炉蓋を貫通して炉の上方か
ら鉛直方向で炉内に挿入されるが、炉蓋又は炉本体の側
壁上部を貫通して炉の上方から斜め下向きで、好ましく
は炉の中心部に向かって炉内に挿入されていてもよい。
【0007】ダストを主体とする廃棄物を溶融処理炉を
用いて抵抗加熱により溶融処理すると、比重の相違によ
り炉内下層に溶融スラグ層が、また炉内上層に溶融塩層
がそれぞれ形成される。主電極を炉の上方から炉内へ挿
入すると、すなわち主電極を上層の溶融塩層を貫通して
その先端部が下層の溶融スラグ層中に浸漬されるように
挿入すると、電気伝導度は下層の溶融スラグ層よりも上
層の溶融塩層の方がはるかに高いため、電流が上層の溶
融塩層を介して主電極間を短絡し、したがって下層の溶
融スラグ層を所定温度に加熱することが難しく、溶融ス
ラグの円滑な排出、ひいては廃棄物の円滑な溶融処理が
できない。
【0008】上記の場合、主電極間に大電流を流して、
下層の溶融スラグ層を所定温度に加熱することも考えら
れるが、このようにすると、上層の溶融塩層が異常高温
になり、塩の蒸発や分解が起こって、溶融塩を分別回収
して有効利用することができず、集塵装置に過大な負荷
が加わり、そもそも著しく非経済的である。
【0009】本発明で用いる溶融処理炉の炉内には主電
極間で上層の溶融塩層を仕切る実質的に非電気伝導性の
隔壁が装備されている。隔壁は上層の溶融塩層を仕切る
ものであり、すなわち上層の溶融塩層を貫通してその先
端部(下端部)が下層の溶融スラグ層中に浸漬されるも
のであって、したがって隔壁の基端部(上端部)は溶融
塩排出口から排出される炉内上層の溶融塩層の液面より
も上部に位置しており、また隔壁の先端部(下端部)は
溶融塩排出口よりも下方における溶融スラグ排出口から
排出される炉内下層の溶融スラグ層の液面よりも下部に
位置している。隔壁は上層の溶融塩層を仕切り、また下
層の溶融スラグ層の上位部を仕切るが、溶融スラグ層の
中位部及び下位部は仕切らず、これらの中位部及び下位
部は連通状態にある。隔壁により主電極間において上層
の溶融塩層を仕切り、電流が上層の溶融塩層を介して主
電極間を短絡するのを防止して、主電極間に大電流を流
すことなく下層の溶融スラグ層を所定温度に加熱するの
である。
【0010】隔壁は実質的に非電気伝導性の通常は耐火
材、好ましくは冷却用のジャケットを内装する耐火材で
構成される。隔壁は炉蓋に装着されていても又は炉本体
の側壁に装着されていてもよい。
【0011】ところで、主電極間が隔壁で仕切られた上
記のような溶融処理炉を用いてダストを主体とする廃棄
物を溶融処理する場合、何らかの原因で溶融処理を中止
し、再開する際、固化したスラグが隔壁よりも下位であ
る場合には、かかるスラグの上部に溶融開始剤を投入
し、該溶融開始剤中に主電極を埋没させた状態で、主電
極間に通電して、固化したスラグをその上部から順次溶
融しつつ、これに伴って溶融スラグ層中に主電極を順次
挿入して、溶融処理を再開することができる。このよう
な運転再開方法は、前述した従来の溶融処理炉、すなわ
ち炉内に隔壁が装備されておらず、該炉内に電極が水平
方向から挿入された溶融処理炉においても行なわれてい
る(特開昭60−263007)。しかし、固化したス
ラグが隔壁よりも上位である場合には、固化した絶縁性
のスラグと隔壁とによって主電極間が絶縁されるため、
上記のようにしても、主電極間に通電して固化したスラ
グを溶融することができず、したがって溶融処理を再開
できない。
【0012】本発明では、主電極間が隔壁で仕切られた
上記のような溶融処理炉の運転再開に際し、隔壁で仕切
られた炉内単位毎に、炉内に溶融開始剤を投入する。炉
内が隔壁で第1室及び第2室に仕切られている場合に
は、第1室及び第2室にそれぞれ溶融開始剤を投入し、
また炉内が隔壁で第1室、第2室及び第3室に仕切られ
ている場合には、第1室、第2室及び第3室にそれぞれ
溶融開始剤を投入する。溶融開始剤の投入は、専用の溶
融開始剤投入口から炉内へ投入してもよいし、又は廃棄
物投入口を兼用して炉内へ投入してもよい。溶融開始剤
としては、導電剤、該導電剤に溶融スラグを例えば水砕
したスラグ化剤を所定割合で併用したもの等、公知のも
のが使用できるが(特開昭60−263007)、導電
剤とスラグ化剤とから成る1〜200Ωcmの比抵抗値を
有するものが好ましい。
【0013】上記のように溶融開始剤を投入した後、隔
壁で仕切られた炉内単位毎に、該溶融開始剤中に主電極
と補助電極とを又は2本以上の主電極を埋没させる。炉
内が隔壁で第1室及び第2室に仕切られており、第1室
及び第2室にそれぞれ1本の主電極が装備されている場
合には、第1室及び第2室にそれぞれ補助電極を装備
し、第1室及び第2室のそれぞれにおいて、主電極及び
補助電極の先端部を溶融開始剤中に埋没させる。また炉
内が隔壁で第1室及び第2室に仕切られており、第1室
及び第2室にそれぞれ2本以上の主電極が装備されてい
る場合には、第1室及び第2室のそれぞれにおいて、2
本以上の主電極の先端部を溶融開始剤中に埋没させる
が、第1室及び第2室にそれぞれ補助電極を装備し、第
1室及び第2室のそれぞれにおいて、主電極及び補助電
極の先端部を溶融開始剤中に埋没させることもできる。
炉内が隔壁で第1室、第2室及び第3室に仕切られてい
る場合も、以上説明した場合と同様に、第1室、第2室
及び第3室のそれぞれにおいて、主電極及び補助電極の
先端部を又は2本以上の主電極の先端部を溶融開始剤中
に埋没させる。
【0014】かくして溶融開始剤中に主電極と補助電極
とを又は2本以上の主電極を埋没させた状態とした後、
隔壁で仕切られた炉内単位毎に、各電極を補助電源又は
主電源へと切り替え接続し、各電極間に通電して、固化
したスラグの上部から順次再溶融する。炉内が隔壁で第
1室及び第2室に仕切られており、第1室及び第2室に
それぞれ1本の主電極及び補助電極が装備されている場
合、通常の溶融処理中はこれらの合計2本の主電極が接
続されている主電源の他に補助電源を装備しておき、第
1室及び第2室のそれぞれにおいて、スイッチ操作で主
電極及び補助電極を補助電源へと切り替え接続し、主電
極と補助電極との間に通電する。この場合、補助電源を
省略して、第1室及び第2室のそれぞれにおいて、スイ
ッチ操作で主電極と補助電極とを主電源へと切り替え接
続し、主電極と補助電極との間に通電することもでき
る。炉内が隔壁で第1室及び第2室に仕切られており、
第1室及び第2室にそれぞれ2本以上の主電極が装備さ
れている場合には、第1室及び第2室のそれぞれにおい
て、スイッチ操作で2本以上の主電極を主電源へと切り
替え接続し、2本以上の主電極の間に通電することもで
きるが、別に補助電極及び/又は補助電源を装備してお
き、第1室及び第2室のそれぞれにおいて、スイッチ操
作で2本以上の主電極又は主電極と補助電極とを主電源
又は補助電源へと切り替え接続し、2本以上の主電極の
間に又は主電極と補助電極との間に通電することもでき
る。炉内が隔壁で第1室、第2室及び第3室に仕切られ
ている場合も、以上説明した各場合と同様である。
【0015】本発明においてダストを主体とする廃棄物
を溶融処理するに際しては、塩や重金属の蒸発をより低
減するため、炉内溶融塩層の更に上層としてダストを主
体とする廃棄物のカバリング層を形成するのが好まし
い。また金属分の多いダストを主体とする廃棄物を溶融
処理すると、炉内溶融スラグ層の更に下層に溶融メタル
層が形成されるので、これを分別回収して有効利用する
ため、溶融スラグ排出口よりも下方において、炉本体の
側壁又は底壁に溶融メタル排出口を開設するのが好まし
い。
【0016】
【作用】本発明で用いる溶融処理炉は、電極が炉の上方
から炉内へ挿入されているため、電極が炉内下層の溶融
スラグ層を臨んで水平方向から炉内へ挿入された従来の
溶融処理炉に比べて、電極と炉蓋又は炉本体との間のシ
ール構造を格別に配慮する必要がなく、とりわけ電極位
置の移動、電極の交換や継ぎ足しが容易である。また隔
壁により電極間で上層の溶融塩層を仕切っているため、
電流が上層の溶融塩層を介して電極間を短絡するのを防
止でき、したがって電極間に大電流を流すことなく下層
の溶融スラグ層を所定温度に加熱できる。
【0017】通常の溶融処理中は、炉内下層に溶融スラ
グ層が形成されており、炉内上層に溶融塩層が形成され
ていて、主電極の先端部は溶融スラグ層中に浸漬されて
いる。何らかの原因で溶融処理を中止する場合、主電極
を引き上げておく。そして溶融処理を再開する際、隔壁
で仕切られた炉内単位毎に、溶融開始剤を投入し、該溶
融開始剤中に主電極と補助電極とを又は2本以上の主電
極を埋没させた状態で、スイッチ操作により各電極を補
助電源又は主電源へと切り替え接続し、各電極間に通電
する。通電により、固化したスラグが上部から順次再溶
融するので、これに伴って各電極を順次下降させ、かく
して固化したスラグを少なくとも隔壁よりも下位まで再
溶融した後、スイッチ操作により主電極を主電源へと再
び切り替え接続して、溶融処理を再開する。本発明によ
ると、固化したスラグが隔壁よりも下位である場合はい
うまでもなく、上位である場合も上記のような簡単な操
作で溶融処理を再開できる。溶融処理の再開に際して、
バーナ関連の複雑な付帯設備は必要でなく、また大量の
粉塵が発生するということもないので、作業環境を悪化
させることもない。
【0018】
【実施例】図1は本発明の第1の実施状態を示す縦断面
図である。炉本体11の左側壁11a、右側壁11b及
び図示しない前後側壁の上端部に亘って炉蓋21が被着
されており、炉蓋21には隔壁31が装着されていて、
隔壁31は炉本体11の図示しない前後側壁に接合され
ている。炉内上方には、隔壁31で仕切られた第1室4
1a及び第2室41bが形成されており、炉内下方は、
隔壁31で仕切られておらず、連通している。通常の溶
融処理中において、第1室41a及び第2室41bに
は、最上層にカバリング層が、また上層に溶融塩層が、
更に下層に溶融スラグ層がそれぞれ形成されており、溶
融スラグ層は第1室41a及び第2室41bに亘り連通
していて、隔壁31の先端部(下端部)は溶融スラグ層
の上位部に浸漬されている。図1では、隔壁31は炉蓋
21に装着されているが、該隔壁は炉本体11の図示し
ない前後側壁の上部に装着することもできる。
【0019】第1室41aを形成する炉蓋21には廃棄
物投入口61a、溶融開始剤投入口71a及び排気口8
1aが、また第2室41bを形成する炉蓋21には溶融
開始剤投入口71b及び排気口81bがそれぞれ開設さ
れている。第1室41aを形成する炉本体11の左側壁
11aの上部には溶融塩排出口91aが、また溶融塩排
出口91aよりも下方において、炉本体11の右側壁1
1bの上部には溶融スラグ排出口101aが開設されて
いる。通常の溶融処理中において、上層の溶融塩層は溶
融塩排出口91aからオーバーフローで排出され、また
下層の溶融スラグ層は溶融スラグ排出口101aから排
出される。
【0020】溶融開始剤投入口71aと排気口81aと
の間で第1室41aを形成する炉蓋21を貫通して主電
極111aが、また溶融開始剤投入口71bと排気口8
1bとの間で第2室41bを形成する炉蓋21を貫通し
て主電極111bがそれぞれ各室に挿入されていて、更
に廃棄物投入口61aと溶融開始剤投入口71aとの間
で第1室41aを形成する炉蓋21を貫通して補助電極
121aが、また溶融開始剤投入口71bの右側で第2
室41bを形成する炉蓋21を貫通して補助電極121
bがそれぞれ各室に挿入されている。通常の溶融処理中
において、主電極111a,111bの基端部は交流単
相電源である主電源131へと接続されており、主電極
111a,111bの先端部(下端部)は溶融スラグ層
に浸漬されているが、補助電極121a,121bは引
き上げられている。
【0021】何らかの原因で溶融処理を中止する場合、
主電極111a,111bを引き上げておく。そして溶
融処理を再開する際、隔壁31で仕切られた第1室41
a及び第2室41bのそれぞれにおいて、溶融開始剤投
入口71a,71bから溶融開始剤141a,141b
を投入し、溶融開始剤141a,141bに主電極11
1a,111b及び補助電極121a,121bの各先
端部を埋没させる。この状態で、スイッチ操作により、
主電極111aと補助電極121aとを交流単相電源で
ある補助電源151aへと切り替え接続し、また主電極
111bと補助電極121bとを交流単相電源である補
助電源151bへと切り替え接続して、第1室41a及
び第2室41bのそれぞれにおいて、各電極間に通電す
る。
【0022】各電極間への通電により、固化した塩16
1aと共に固化したスラグ171が上部から順次再溶融
するので、これに伴って各電極を順次下降させ、かくし
て固化したスラグを少なくとも隔壁31よりも下位まで
再溶融した後、補助電極121a,121bを引き上
げ、スイッチ操作により主電極111a,111bを主
電源131へと再び切り替え接続して、溶融処理を再開
する。
【0023】図2は本発明の第2の実施状態を示す縦断
面図、図3は図2と同じ第2の実施状態を略示する横断
面図である。炉本体12の左側壁12a、右側壁12b
及び図示しない前後側壁の上端部に亘って炉蓋22が被
着されており、炉蓋22には隔壁32が連結材32aで
吊下げられていて、隔壁32は炉本体12の図示しない
前後側壁に接合されている。炉内上方には、隔壁32で
仕切られた第1室42a及び第2室42bが形成されて
おり、第1室42a及び第2室42bはこれらの上方で
連通していて、炉内下方は、隔壁32で仕切られておら
ず、連通している。通常の溶融処理中において、第1室
42a及び第2室42bには、最上層にカバリング層
が、また上層に溶融塩層が、更に下層に溶融スラグ層が
それぞれ形成されており、溶融スラグ層は第1室42a
及び第2室42bに亘り連通していて、隔壁32の先端
部(下端部)は溶融スラグ層の上位部に浸漬されてい
る。図2では、隔壁32は炉蓋22に吊下げられている
が、該隔壁は炉本体12の図示しない前後側壁の上部に
装着することもできる。
【0024】第1室42aを形成する炉蓋22には廃棄
物投入口62a及び排気口82aが、また第2室42b
を形成する炉蓋22には廃棄物投入口62b及び排気口
82bがそれぞれ開設されており、廃棄物投入口62
a,62bには溶融開始剤投入口72a,72bが接続
されている。第1室42aを形成する炉本体12の左側
壁12aの上部には溶融塩排出口92aが、また第2室
42bを形成する炉本体12の後側壁の上部にも図示し
ない溶融塩排出口がそれぞれ開設されており、同位部に
開設されたこれらの溶融塩排出口よりも下方において、
炉本体12の右側壁12bの上部に溶融スラグ排出口1
02aが開設されている。通常の溶融処理中において、
上層の溶融塩層はこれらの溶融塩排出口からそれぞれオ
ーバーフローで排出され、また下層の溶融スラグ層は溶
融スラグ排出口102aから排出される。図2では、第
1室42a及び第2室42bに排気口82a,82bが
それぞれ開設されているが、第1室42a及び第2室4
2bの上方は連通しているので、これらの排気口はその
一つを省略することもできる。
【0025】廃棄物投入口62aと排気口82aとの間
で第1室42aを形成する炉蓋22を貫通して2本の主
電極112a,112bが、また廃棄物投入口62bと
排気口82bとの間で第2室42bを形成する炉蓋22
を貫通して主電極112c,112dがそれぞれ各室に
挿入されている。通常の溶融処理中において、主電極1
12a〜112dの基端部は交流単相電源である主電源
132へと接続されており、主電極112a〜112d
の先端部(下端部)は溶融スラグ層に浸漬されている。
【0026】何らかの原因で溶融処理を中止する場合、
主電極112a〜112dを引き上げておく。そして溶
融処理を再開する際、隔壁32で仕切られた第1室42
a及び第2室42bのそれぞれにおいて、溶融開始剤投
入口72a,72bから廃棄物投入口62a,62bを
介して溶融開始剤142a,142bを投入し、溶融開
始剤142a,142bに主電極112a〜112dの
各先端部を埋没させる。この状態で、スイッチ操作によ
り、主電極112aを主電源132の一方の電源端子1
32bへと切り替え接続し、また主電極112cを主電
源132の他方の電源端子132aへと切り替え接続し
て、第1室42a及び第2室42bのそれぞれにおい
て、主電極112aと主電極112bとの間に、また主
電極112cと主電極112dとの間に通電する。
【0027】各主電極間への通電により、固化した塩1
62a,162bと共に固化したスラグ172が上部か
ら順次再溶融するので、これに伴って各電極を順次下降
させ、かくして固化したスラグを少なくとも隔壁32よ
りも下位まで再溶融した後、スイッチ操作により主電極
112aを主電源132の他方の電源端子132aへと
再び切り替え接続し、また主電極112cを主電源13
2の一方の電源端子132bへと再び切り替え接続し
て、溶融処理を再開する。
【0028】図示及び説明を省略するが、第2の実施例
においても、第1の実施例の場合と同様、第1室42a
及び第2室42bにそれぞれ補助電極を装備し、また主
電源の他に補助電源を装備して、第1室42a及び第2
室42bのそれぞれで、スイッチ操作により主電極と補
助電極とを補助電源へと切り替え接続し、双方の電極の
間に通電して、固化したスラグを再溶融することができ
る。
【0029】図4は本発明の第3の実施状態を示す縦断
面図である。炉本体13の左側壁13a、右側壁13b
及び図示しない前後側壁の上端部に亘って炉蓋23が被
着されており、炉蓋23には隔壁33a,33bが装着
されている。炉内上方には、隔壁33aで仕切られた第
1室43a、隔壁33aと隔壁33bとで仕切られた第
2室43b及び隔壁33bで仕切られた第3室43cが
形成されており、炉内下方は、隔壁33a,33bで仕
切られておらず、連通している。通常の溶融処理中にお
いて第1室43a及び第3室43cには、最上層にカバ
リング層が、また上層に溶融塩層が、更に下層に溶融ス
ラグ層がそれぞれ形成されており、溶融スラグ層は第1
室43a、第2室43b及び第3室43cに亘り連通し
ていて、隔壁33a,33bの先端部(下端部)は溶融
スラグ層の上位部に浸漬されている。
【0030】第1室43aを形成する炉蓋23には廃棄
物投入口63a及び排気口83aが、また第2室43b
を形成する炉蓋23には排気口83bが、更に第3室4
3cを形成する炉蓋23には廃棄物投入口63c及び排
気口83cがそれぞれ開設されており、廃棄物投入口6
3a,63cには溶融開始剤投入口73a,73cが接
続されていて、第2室を形成する炉蓋23には溶融開始
剤投入口73bが開設されている。第1室43aを形成
する炉本体13の左側壁13aの上部には溶融塩排出口
93aが、また第3室43cを形成する炉本体13の後
側壁の上部にも図示しない溶融塩排出口がそれぞれ開設
されており、同位部に開設されたこれらの溶融塩排出口
よりも下方において、炉本体13の右側壁13bの上部
に溶融スラグ排出口103aが開設されている。通常の
溶融処理中において、上層の溶融塩層はこれらの溶融塩
排出口からそれぞれオーバーフローで排出され、また下
層の溶融スラグ層は溶融スラグ排出口103aから排出
される。
【0031】廃棄物投入口63aと排気口83aとの間
で第1室43aを形成する炉蓋23を貫通して主電極1
13aが、また溶融開始剤投入口73bと排気口83b
との間で第2室43bを形成する炉蓋23を貫通して主
電極113bが、更に廃棄物投入口63cと排気口83
cとの間で第3室43cを形成する炉蓋23を貫通して
電極113cがそれぞれ各室に挿入されていて、更に廃
棄物投入口63aの左側で第1室43aを形成する炉蓋
23を貫通して補助電極123aが、また溶融開始剤投
入口73bの左側で第2室43bを形成する炉蓋23を
貫通して補助電極123bが、更に廃棄物投入口63c
の左側で第3室43cを形成する炉蓋23を貫通して補
助電極123cがそれぞれ各室に挿入されている。通常
の溶融処理中において、主電極113a,113b,1
13cの基端部は交流3相電源である主電源133へと
接続されていて、主電極113a,113b,113c
の先端部(下端部)は溶融スラグ層に浸漬されている
が、補助電極123a,123b,123cは引き上げ
られている。
【0032】何らかの原因で溶融処理を中止する場合、
主電極113a〜113cを引き上げておく。そして溶
融処理を再開する際、隔壁33a,33bで仕切られた
第1室43a、第2室43b及び第3室43cのそれぞ
れにおいて、溶融開始剤投入口73a,73cから廃棄
物投入口63a,63cを介して、また溶融開始剤投入
口73bから溶融開始剤143a〜143cを投入し、
溶融開始剤143a〜143cに主電極113a〜11
3c及び補助電極123a〜123cの各先端部を埋没
させる。この状態で、スイッチ操作により、主電極11
3a〜113cを交流単相電源である補助電源153a
〜153cへと切り替え接続して、第1室43a、第2
室43b及び第3室43cのそれぞれにおいて、各電極
間に通電する。
【0033】各電極間への通電により、固化した塩16
3a,163cと共に固化したスラグ173が上部から
順次再溶融するので、これに伴って各電極を順次下降さ
せ、かくして固化したスラグを少なくとも隔壁33a,
33bよりも下位まで再溶融した後、補助電極123a
〜123cを引き上げ、スイッチ操作により主電極11
3a〜113cを主電源133へと再び切り替え接続し
て、溶融処理を再開する。
【0034】図示及び説明を省略するが、第3の実施例
において、隔壁で仕切られた各室に2本以上の主電極が
装備されており、これらの主電極がそれぞれ単相交流の
主電源へと接続されている場合には、第2の実施例の場
合と同様、各室のそれぞれで、2本以上の主電極を主電
源へと切り替え接続し、2本以上の主電極の間に通電し
て、固化したスラグを再溶融することができる。
【0035】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、溶融処理炉それ自体に、電極と炉蓋又は炉本体
との間のシール構造を格別に配慮する必要がなく、とり
わけ電極位置の移動、電極の交換や継ぎ足しを容易にす
ることができ、同時に電極間に大電流を流すことなく溶
融スラグ層を所定温度に加熱することができるという効
果があることに加え、溶融処理の再開に際してバーナ関
連の複雑な付帯設備は必要でなく、また大量の粉塵が発
生することもないので作業環境を悪化させることもな
く、簡単な操作で溶融処理を再開できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施状態を示す縦断面図。
【図2】本発明の第2の実施状態を示す縦断面図。
【図3】図2と同じ第2の実施状態を略示する横断面
図。
【図4】本発明の第3の実施状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
11〜13・・・炉本体、21〜23・・・炉蓋、31
〜33b・・・隔壁、61a〜63c・・・廃棄物投入
口、71a〜73c・・・溶融開始剤投入口、81a〜
83c・・・排気口、91a〜93b・・・溶融塩排出
口、101a〜103a・・・溶融スラグ排出口、11
1a〜113c・・・主電極、121a〜123c・・
・補助電極、131〜133・・・主電源、141a〜
143c・・・溶融開始剤、151a〜153c・・・
補助電源、171〜173・・・固化したスラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23G 5/00 ZAB 115 B 5/02 ZAB D 5/50 ZAB F F27B 3/04 3/18 3/19 3/20 F27D 11/04 7727−4K

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物投入口、排気口、溶融塩排出口及
    び溶融スラグ排出口を備え、炉内に主電極が上方から挿
    入されていて、該炉内に主電極間で上層の溶融塩層を仕
    切る実質的に非電気伝導性の隔壁が装備されたダストを
    主体とする廃棄物の溶融処理炉における運転再開方法で
    あって、その運転再開に際し、隔壁で仕切られた炉内単
    位毎に、炉内に溶融開始剤を投入し、該溶融開始剤中に
    主電極と補助電極とを又は2本以上の主電極を埋没させ
    た状態で、補助電源又は主電源へと切り替え接続した主
    電極と補助電極との間に又は2本以上の主電極の間に通
    電することを特徴とするダストを主体とする廃棄物の溶
    融処理炉における運転再開方法。
  2. 【請求項2】 炉内に隔壁で第1室及び第2室が形成さ
    れており、第1室及び第2室にそれぞれ主電極及び補助
    電極が装備されていて、運転再開に際し、第1室及び第
    2室毎に、炉内に溶融開始剤を投入し、該溶融開始剤中
    に主電極と補助電極とを埋没させた状態で、補助電源又
    は主電源へと切り替え接続した主電極と補助電極との間
    に通電する請求項1記載のダストを主体とする廃棄物の
    溶融処理炉における運転再開方法。
  3. 【請求項3】 炉内に隔壁で第1室及び第2室が形成さ
    れており、第1室及び第2室にそれぞれ2本以上の主電
    極が装備されていて、運転再開に際し、第1室及び第2
    室毎に、炉内に溶融開始剤を投入し、該溶融開始剤中に
    2本以上の主電極を埋没させた状態で、補助電源又は主
    電源へと切り替え接続した2本以上の主電極の間に通電
    する請求項1記載のダストを主体とする廃棄物の溶融処
    理炉における運転再開方法。
  4. 【請求項4】 炉内に隔壁で第1室、第2室及び第3室
    が形成されており、第1室、第2室及び第3室にそれぞ
    れ主電極及び補助電極が装備されていて、運転再開に際
    し、第1室、第2室及び第3室毎に、炉内に溶融開始剤
    を投入し、該溶融開始剤中に主電極と補助電極とを埋没
    させた状態で、補助電源又は主電源へと切り替え接続し
    た主電極と補助電極との間に通電する請求項1記載のダ
    ストを主体とする廃棄物の溶融処理炉における運転再開
    方法。
  5. 【請求項5】 炉内に隔壁で第1室、第2室及び第3室
    が形成されており、第1室、第2室及び第3室にそれぞ
    れ2本以上の主電極が装備されていて、運転再開に際
    し、第1室、第2室及び第3室毎に、炉内に溶融開始剤
    を投入し、該溶融開始剤中に2本以上の主電極を埋没さ
    せた状態で、補助電源又は主電源へと切り替え接続した
    2本以上の主電極の間に通電する請求項1記載のダスト
    を主体とする廃棄物の溶融処理炉における運転再開方
    法。
  6. 【請求項6】 溶融処理炉が更に溶融メタル排出口が装
    備されたものである請求項1、2、3、4又は5記載の
    ダストを主体とする廃棄物の溶融処理炉における運転再
    開方法。
  7. 【請求項7】 溶融開始剤が導電剤とスラグ化剤とから
    成る1〜200Ωcmの比抵抗値を有するものである請求
    項1、2、3、4、5又は6記載のダストを主体とする
    廃棄物の溶融処理炉における運転再開方法。
JP6054872A 1994-02-28 1994-02-28 ダストを主体とする廃棄物の溶融処理炉における運転再開方法 Pending JPH07243766A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0861643A (ja) * 1994-08-29 1996-03-08 Tanabe Kogyo Kk 繊維質系の廃棄物の溶融処理方法
JPH0861626A (ja) * 1994-08-29 1996-03-08 Tanabe Kogyo Kk 焼却残渣溶融炉の始動方法
JP2004340414A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Ebara Corp 溶融炉、プラズマアークの再着火方法及び再着火棒挿入機構

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