JPH0724362B2 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
- Publication number
- JPH0724362B2 JPH0724362B2 JP62187315A JP18731587A JPH0724362B2 JP H0724362 B2 JPH0724362 B2 JP H0724362B2 JP 62187315 A JP62187315 A JP 62187315A JP 18731587 A JP18731587 A JP 18731587A JP H0724362 B2 JPH0724362 B2 JP H0724362B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflecting mirror
- sub
- main
- primary radiator
- antenna device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は，地上マイクロ波通信に用いるアンテナに関
するものである。
するものである。
第２図は例えば，文献（浦崎，他，“交差偏波消去条件
を満足する三枚反射鏡アンテナ",信学論（Ｂ）,67−B,1
0,PP1119〜1125,（昭59−10））に示された従来のアン
テナ装置を示す概略図であり，図において，（１）は主
反射鏡，（２），（３）はそれぞれ副反射鏡A,副反射鏡
Ｂであり，（４）は一次放射器である。ここで主反射鏡
（１），副反射鏡（２），（３），及び一次放射器
（４）は，上記主反射鏡（１）の放射ビーム方向から入
射した平面波が上記副反射鏡（２），（３）により順次
反射され，上記一次放射器（４）の位相中心Ｆに集束す
るように構成されていた。
を満足する三枚反射鏡アンテナ",信学論（Ｂ）,67−B,1
0,PP1119〜1125,（昭59−10））に示された従来のアン
テナ装置を示す概略図であり，図において，（１）は主
反射鏡，（２），（３）はそれぞれ副反射鏡A,副反射鏡
Ｂであり，（４）は一次放射器である。ここで主反射鏡
（１），副反射鏡（２），（３），及び一次放射器
（４）は，上記主反射鏡（１）の放射ビーム方向から入
射した平面波が上記副反射鏡（２），（３）により順次
反射され，上記一次放射器（４）の位相中心Ｆに集束す
るように構成されていた。
次に動作について説明する。送信を例にとつて説明す
る。一次放射器（４）より放射された電波は２つの副反
射鏡（３），（２）により順次反射され，さらに主反射
鏡（１）により反射されて，所望の方向にビームを放射
する。
る。一次放射器（４）より放射された電波は２つの副反
射鏡（３），（２）により順次反射され，さらに主反射
鏡（１）により反射されて，所望の方向にビームを放射
する。
従来のアンテナ装置は以上のように構成されているの
で、一次放射器（４）より放射される電波のうち，副反
射鏡（３）の周辺の外側に放射される電波は副反射鏡
（３）により反射されず，この一部は主反射鏡（１）に
より反射される。この主反射鏡（１）により反射される
電波は不要な方向に放射されるため，地上マイクロ波通
信用アンテナとして用いる場合には隣接する通信回線間
の干渉の原因になる問題点があつた。
で、一次放射器（４）より放射される電波のうち，副反
射鏡（３）の周辺の外側に放射される電波は副反射鏡
（３）により反射されず，この一部は主反射鏡（１）に
より反射される。この主反射鏡（１）により反射される
電波は不要な方向に放射されるため，地上マイクロ波通
信用アンテナとして用いる場合には隣接する通信回線間
の干渉の原因になる問題点があつた。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で，簡単な構成で不要な方向に放射する電波を除去でき
るアンテナ装置を得ることを目的とする。
で，簡単な構成で不要な方向に放射する電波を除去でき
るアンテナ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るアンテナ装置は、主反射鏡、副反射鏡
Ａ、Ｂ及び一次放射器は、この一次放射器の位相中心Ｆ
より放射された球面波が上記副反射鏡Ｂ及び副反射鏡Ａ
により順次反射された後、上記主反射鏡により反射さ
れ、放射ビーム方向に平面波が放射するように構成され
ており、かつ上記副反射鏡Ａから主反射鏡に向かう電波
を遮蔽しない範囲で、上記副反射鏡Ｂの周辺部を通過す
る上記一次放射器からの電波の内、上記主反射鏡に当た
る電波を吸収する電波吸収体を上記副反射鏡Ｂの周縁部
に上記電波の放射方向と垂直の方向に延在して設けたも
のである。
Ａ、Ｂ及び一次放射器は、この一次放射器の位相中心Ｆ
より放射された球面波が上記副反射鏡Ｂ及び副反射鏡Ａ
により順次反射された後、上記主反射鏡により反射さ
れ、放射ビーム方向に平面波が放射するように構成され
ており、かつ上記副反射鏡Ａから主反射鏡に向かう電波
を遮蔽しない範囲で、上記副反射鏡Ｂの周辺部を通過す
る上記一次放射器からの電波の内、上記主反射鏡に当た
る電波を吸収する電波吸収体を上記副反射鏡Ｂの周縁部
に上記電波の放射方向と垂直の方向に延在して設けたも
のである。
この発明におけるアンテナ装置は，一次放射器の前面に
配置される副反射鏡の周辺部に設けた電波吸収体によ
り，一次放射器より放射される電波のうち，上記副反射
鏡の外側を通過して主反射鏡に照射される電波を減衰す
る。
配置される副反射鏡の周辺部に設けた電波吸収体によ
り，一次放射器より放射される電波のうち，上記副反射
鏡の外側を通過して主反射鏡に照射される電波を減衰す
る。
以下，この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において，（１）は主反射鏡，（２），（３）は副反
射鏡ＡおよびB,（４）は一次放射器，（５）は電波吸収
体である。以下，送信を例にとつて説明する。上記一次
放射器（４）の位相中心Ｆより放射される電波のうち，
上記副反射鏡Ｂ（３）に照射される電波は，図中，実線
の矢印で示すように上記副反射鏡Ａ（２）及び上記主反
射鏡（１）により順次反射され，上記主反射鏡（１）の
鏡軸方向にビームが放射される。一方，上記副反射鏡Ｂ
（３）の外側に照射される電波は，図中，破線の矢印で
示すように，上記主反射鏡（１）により反射され，上記
主反射鏡（１）の鏡軸方向と異なる方向，即ち不要な方
向に放射される。そこで，上記副反射鏡Ｂ（３）の周辺
部に電波吸収体（５）を設けることにより，上記副反射
鏡Ｂ（３）の外側を通過して上記主反射鏡（１）に達す
る電波を減衰させる。
図において，（１）は主反射鏡，（２），（３）は副反
射鏡ＡおよびB,（４）は一次放射器，（５）は電波吸収
体である。以下，送信を例にとつて説明する。上記一次
放射器（４）の位相中心Ｆより放射される電波のうち，
上記副反射鏡Ｂ（３）に照射される電波は，図中，実線
の矢印で示すように上記副反射鏡Ａ（２）及び上記主反
射鏡（１）により順次反射され，上記主反射鏡（１）の
鏡軸方向にビームが放射される。一方，上記副反射鏡Ｂ
（３）の外側に照射される電波は，図中，破線の矢印で
示すように，上記主反射鏡（１）により反射され，上記
主反射鏡（１）の鏡軸方向と異なる方向，即ち不要な方
向に放射される。そこで，上記副反射鏡Ｂ（３）の周辺
部に電波吸収体（５）を設けることにより，上記副反射
鏡Ｂ（３）の外側を通過して上記主反射鏡（１）に達す
る電波を減衰させる。
以上のように，この発明によれば，一次放射器の前面に
配置される副反射鏡の周辺部に電波吸収体を設けること
により，一次放射器から放射される電波が直接主反射鏡
により反射して不要な方向に放射される電波を減衰する
ように構成したので，簡単な構成で隣接する回線間の干
渉を低減できる地上マイクロ波通信用アンテナが得られ
る効果がある。
配置される副反射鏡の周辺部に電波吸収体を設けること
により，一次放射器から放射される電波が直接主反射鏡
により反射して不要な方向に放射される電波を減衰する
ように構成したので，簡単な構成で隣接する回線間の干
渉を低減できる地上マイクロ波通信用アンテナが得られ
る効果がある。
第１図はこの発明の一実施例によるアンテナ装置を示す
概略構成図，第２図は従来のアンテナ装置を示す概略構
成図である。 図中（１）は主反射鏡，（２），（３）はそれぞれ副反
射鏡Ａ及び副反射鏡B,（４）は一次放射器，（５）は電
波吸収体である。 なお，図中，同一符号は同一，又は相当部分を示す。
概略構成図，第２図は従来のアンテナ装置を示す概略構
成図である。 図中（１）は主反射鏡，（２），（３）はそれぞれ副反
射鏡Ａ及び副反射鏡B,（４）は一次放射器，（５）は電
波吸収体である。 なお，図中，同一符号は同一，又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦崎 修治 神奈川県鎌倉市大船５丁目１番１号 三菱 電機株式会社情報電子研究所内 (72)発明者 牧野 滋 神奈川県鎌倉市大船５丁目１番１号 三菱 電機株式会社情報電子研究所内 (72)発明者 宮原 典夫 神奈川県鎌倉市大船５丁目１番１号 三菱 電機株式会社情報電子研究所内 (56)参考文献 特開 昭54−134540（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−157302（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】主反射鏡と２枚の副反射鏡Ａ、Ｂ及び一次
放射器よりなる複反射鏡アンテナ装置において、上記主
反射鏡、副反射鏡Ａ、Ｂ及び一次放射器は、この一次放
射器の位相中心Ｆより放射された球面波が上記副反射鏡
Ｂ及び副反射鏡Ａにより順次反射された後、上記主反射
鏡により反射され、放射ビーム方向に平面波が放射する
ように構成されており、かつ上記副反射鏡Ａから主反射
鏡に向かう電波を遮蔽しない範囲で、上記副反射鏡Ｂの
周辺部を通過する上記一次放射器からの電波の内、上記
主反射鏡に当たる電波を吸収する電波吸収体を上記副反
射鏡Ｂの周縁部に上記電波の放射方向と垂直の方向に延
在して設けたことを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62187315A JPH0724362B2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62187315A JPH0724362B2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 | アンテナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6430307A JPS6430307A (en) | 1989-02-01 |
| JPH0724362B2 true JPH0724362B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=16203852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62187315A Expired - Lifetime JPH0724362B2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724362B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54134540A (en) * | 1978-04-11 | 1979-10-19 | Mitsubishi Electric Corp | Electromagnetic wave shielding plate |
| JPS60157302A (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-17 | Mitsubishi Electric Corp | 複反射鏡アンテナ |
| JPS6297407A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
-
1987
- 1987-07-27 JP JP62187315A patent/JPH0724362B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6430307A (en) | 1989-02-01 |
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