JPH03101506A - 開口面アンテナ - Google Patents

開口面アンテナ

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JPH03101506A
JPH03101506A JP23865889A JP23865889A JPH03101506A JP H03101506 A JPH03101506 A JP H03101506A JP 23865889 A JP23865889 A JP 23865889A JP 23865889 A JP23865889 A JP 23865889A JP H03101506 A JPH03101506 A JP H03101506A
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antenna
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Masao Momose
百瀬 正雄
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は反射鏡を有する開口面アンテナに関し、特にそ
の指向性を改善した開口面アンテナに関する。
〔従来の技術〕
一般に、反射鏡を有する開口面アンテナでは、利得を向
上させるために反射鏡の開口照射をできるだけ一様にし
ている。ところが、このような−様照射に近い開口分布
においては、開口端の照射レベルが高くなって反射鏡ス
ピルオーバが大となり、この方向におけるアンテナ指向
性を劣化させ、他の通信システムと互いに干渉し易くな
る。
例えば、第3図は従来のプライムフォーカス型のアンテ
ナを示し、図において、1は主反射鏡、2は一次放射器
である。このアンテナにおいて、−次放射器2から発射
された電波の内、外側の一部Elは主反射鏡1から外れ
、主反射鏡スピルオーバとなる。
また、第4図は従来の複反射鏡アンテナ、ここではカセ
グレンアンテナを示し、図において、1は主反射鏡、2
は一次放射器、3は副反射鏡である。この場合には、−
次放射器2より発射され副反射鏡3により反射されて主
反射鏡スピルオーバとなる電波Elと、−次放射器2よ
り発射されて副反射鏡スピルオーバとなる電波E3が存
在する。
このため、従来のこの種の反射鏡アンテナにおいては、
第5図に示すように、主反射鏡1の開口端にバッフル板
4等を装着し、あるいは図示は省略するが主、副各反射
鏡の鏡面修正を行って、開口分布をコントロールする対
策を行っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、第5図に示したようにバッフル板等を設けた
アンテナにおいては、バッフル板自体が電波を反射し、
この反射方向のサイドローブレベルを増大させることが
ある。このため、バッフル板の反射面に吸収対を取付け
ているが、この吸収体は高価になること、重量が増大す
ること、更に耐候性についても問題がある。
また、複反射鏡アンテナにおいては、特に小口径アンテ
ナにおいて開口分布のコントロールが十分行えないこと
、副反射鏡スピルオーバを免れないこと等の問題がある
本発明の目的は上述した反射鏡スピルオーバによるアン
テナ指向性の悪影響を防止した開口面アンテナを提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の開口面アンテナは、反射鏡の周囲に電波を反射
する2枚の阻止板を配設し、これら阻止板は反射方向が
同一方向に向けられるとともに、各阻止板で反射される
電波の位相が172波長の奇数倍だけずれるように構成
している。
これら阻止板は、それぞれ主反射鏡の周囲及び/又は副
反射鏡の周囲に配設している。
〔作用〕
この構成では、反射鏡スピルオーバとなる電波は各阻止
板で反射され、このとき各阻止板の反射電波は互いに逆
位相となって相殺され、反射鏡の指向性への影響を解消
する。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明をプライムフォーカスパラボラアンテナ
に応用した第1実施例の断面図である。
同図において、lは主反射鏡、2は一次放射器である。
ここで、主反射鏡1の周囲には、円環状をした2枚の阻
止板5.6を同心配置している。これら阻止板5.6は
電波を同一方向に向けて反射、する反射鏡として構成さ
れ、かつ各阻止板5.6が一次放射器2に対する距離は
、アンテナで使用する電波の周波数の1/4波長の奇数
倍だけずらしており、これにより各阻止板5.6で反射
された電波が172波長の奇数倍だけ位相がずれるよう
に構成している。
この構成によれば、−次放射器2より発射される電波の
うち主反射鏡lを外れて主反射鏡スピルオーバとなる電
波El、E2は阻止板5.6により反射される。そして
、各阻止板5,6で反射された電波El’、E2’は互
いに同一の方向に向かい、かつ各反射電波はそれぞれ位
相が1/2波長分ずれているため、各電波は互いに逆位
相となり、また振幅も略等しいので、その殆どが相殺さ
れることになる。
これにより、主反射鏡スピルオーバによるアンテナの指
向性に悪影響を受けることはなく、しかもバッフル板等
を不要とし、軽量化、低価格化が実現できる。′ 第2図は本発明を複反射鏡例アンテナ、ここではカセグ
レンアンテナに適用した第2実施例の断面図である。同
図において、1は主反射鏡、2は一次放射器、3は副反
射鏡である。そして、主反射鏡lの周囲に第1実施例と
同様の阻止板5,6を配設するとともに、更に副反射鏡
3の周囲にも2枚の阻止板7,8を配設している。これ
ら阻止板7,8も阻止板5,6と同等の機能を有するも
のである。
この構成によれば、−次放射器2から発射される電波の
うち、副反射鏡3のスピルオーバとなる電波E3.E4
はそれぞれ阻止板7,8により反射される。そして、各
反射電波E3’、E4’は互いに同一の方向に向かい、
かつ各反射電波はそれぞれ位相が172波長ずれるため
に互いに逆相となり、また振幅も略等しいので、大部分
が相殺されることになる。
また、使用周波数の減衰に対して副反射鏡2が有限であ
ること等に起因する主反射鏡スピルオーバが存在するが
、これは第1実施例と同様に主反射鏡1に設けた阻止板
5.6によって防止できる。
この実施例においては、副反射鏡スビルオーバと主反射
鏡スピルオーバの双方による指向性の悪影響を防止する
ことができる。
なお、以上の説明は送信アンテナについて行い、他の通
信システムに与える干渉を大幅に軽減でることを示した
が、アンテナの可逆の理により受信アンテナについても
同様の効果があり、自アンテナの他通信システムに起因
する干渉を大幅に軽減できる効果を有する。また、本発
明の阻止板を一次放射器の周辺に装着すれば、より小型
な構造で同様の効果を発揮することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、反射鏡スピルオーバとな
る電波を各阻止板で反射し、各反射電波を逆位相として
相殺しているので、アンテナの指向性への悪影響を防止
し、アンテナ広角指向性の改善を図ることができる効果
がある。また、バッフル板等を不要とし、小型化、低価
格化が達成できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の断面図、第2図は本発明
の第2実施例の断面図、第3図及び第4図はそれぞれ従
来のアンテナにおける不具合を説明するための断面図、
第5図は従来における改良されたアンテナを示す断面図
である。 1・・・主反射鏡、2・・・−次放射器、3・・・副反
射鏡、4・・・バッフル板、5,6,7.8・・・阻止
板。 第1図 第3図 第2図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、反射鏡の周囲に電波を反射する2枚の阻止板を配設
    し、これら阻止板は反射方向が同一方向に向けられると
    ともに、各阻止板で反射される電波の位相が1/2波長
    の奇数倍だけずれるように構成したことを特徴とする開
    口面アンテナ。 2、主反射鏡の周囲及び副反射鏡の周囲にそれぞれ2枚
    の阻止板を配設してなる特許請求の範囲第1項記載の開
    口面アンテナ。
JP1238658A 1989-09-14 1989-09-14 開口面アンテナ Expired - Fee Related JP2982185B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009004933A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Japan Radio Co Ltd 複反射鏡アンテナ
JP2014174001A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Dainippon Printing Co Ltd 受信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009004933A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Japan Radio Co Ltd 複反射鏡アンテナ
JP2014174001A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Dainippon Printing Co Ltd 受信装置

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