JPH0248804A - カセグレンアンテナ - Google Patents

カセグレンアンテナ

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JPH0248804A
JPH0248804A JP19920188A JP19920188A JPH0248804A JP H0248804 A JPH0248804 A JP H0248804A JP 19920188 A JP19920188 A JP 19920188A JP 19920188 A JP19920188 A JP 19920188A JP H0248804 A JPH0248804 A JP H0248804A
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JP
Japan
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plate
reflecting
reflected
radiator
wave
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Pending
Application number
JP19920188A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shiraishi
彰 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0248804A publication Critical patent/JPH0248804A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロ波帯又は準ミリ波帯で使用されるカセ
グレンアンテナに関し、特に副反射鏡の頂点に設けられ
る頂点整合板の改善に関する。
〔従来の技術〕
一般にカセグレンアンテナに設けられる頂点整合板は、
カセグレンアンテナのVSWR特性を良好にする目的で
広く利用されている。即ち、第2図に一般的なカセグレ
ンアンテナの一例を示しており、1は主反射鏡、2は副
反射鏡、3は一次放射器、4は頂点整合板である。
ここで、放物鏡面で構成される主反射鏡1の1つの焦点
を共有して双曲鏡面で構成される副反射鏡2が配置され
、副反射鏡2の他方の焦点を共有して一次放射器3が配
置されてカセグレンアンテナを構成している。また、頂
点整合板4はここでは金属製円板で構成し、副反射鏡2
の頂点に取着している。
ところで、この頂点整合板4は、副反射鏡2から一次放
射器3に向かう反射波の量を軽減してカセグレンアンテ
ナのVSWR特性を良好にする手段として一般的に使用
される。
即ち、一次放射器3から放射される電磁波は一次放射器
3の前方に置かれた副反射鏡2で反射され、更に主反射
鏡1で反射されてアンテナ前方へ鋭いエネルギーの束と
なり放射される。ところが、一部分の電磁波は電磁波が
波動の性質を有しているために一次放射器3の方向に向
かうことになり、アンテナのVSWR特性を劣化させる
この副反射鏡2から一次放射器3に向かう一部分の反射
波は総和的なベクトル量として表され振幅と位相を有し
ている。そこで、頂点整合板4で電磁波の一部を反射さ
せて一次放射器4に向けさせることにより、この反射波
も総和的なベクトル量として表され振幅と位相を有する
ことになる。
したがって、この2つの反射波ベクトルを逆ベクトルで
加え合わせてやれば反射波の削去あるいは軽減となり、
アンテナのVSWR特性が良好となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のカセグレンアンテナでは、アンテナのV
SWR特性を良くするためには、頂点整合板4の大きさ
と、その取り付は位置を実験的に決めることが多い。す
なわち、上述した2つの反射波の振幅を等しく位相を1
80°ずらずために、頂点整合板4の大きさ及び振幅を
決定し、その取り付は位置を選定して逆位相の条件を生
じさせる。
このように決定される頂点整合板の大きさと取り付は位
置の条件は使用周波数の帯域に依存し、概ね比帯域10
%程度の使用帯域であればアンテナのVSWR特性を良
好にできる。
しかしながら、更に広い使用帯域、特に2つ以上の周波
数帯域を共用する場合では、頂点整合板の大きさと取り
付は位置の条件は実現し難く、アンテナのVSWR特性
の劣化は避けられないのが現状である。
本発明は広い使用帯域におけるVSWR特性の劣化を抑
制するカセグレンアンテナを提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のカセグレンアンテナは、主反射鏡、副反射鏡及
び一次放射器より構成され、かつ周波数選択板と金属反
射板からなる少なくとも2層以上の反射面を有する頂点
整合板を副反射鏡の頂点に設けた構成としている。
〔作用〕
上述した構成では、金属反射板と周波数選択板の大きさ
と取り付は位置を独立に設定することで、任意の周波数
に対するVSWR特性の改善を可能とする。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す図で、同図(a)は全
体構成図、同図(b)は副反射鏡部の拡大構成図である
。図において、1は主反射鏡、2は副反射鏡、3は一次
放射器、5は頂点整合板、6は周波数選択板、7は金属
反射板である。
ここで、頂点整合板5は周波数選択板6と金属反射板7
の2層からなる円板として構成され、副反射鏡2の頂点
に配設している0周波数選択板6は2周波数帯域の内の
高い周波数帯域を通過させる1方、低い周波数帯域を反
射させ、周波数に応じた選択性を有している。金属反射
板7は高い周波数帯域を反射させるもので、従来の頂点
整合板と同一の機能を有している。これら周波数選択板
6と金属反射板7は使用周波数帯域に応じて特定の間隔
で固定され、その値は実験的に決定されている。
この構成によれば、一次放射器3から放射された高い周
波数帯域の電磁波は、副反射鏡2で反射して主反射鏡1
へ向かう波に加えて、副反射鏡2で反射して一次放射器
3に戻される反射波と、頂点整合板5の金属反射板7で
反射して一次放射器3に戻される反射波とが存在する。
したがって、互いの反射波が互いに打ち消すような金属
反射板7の大きさと取り付は位置を決めることによって
良好なVSWRが実現できる。
一方、同時に一次放射器3より放射される低い周波数帯
域の電磁波は、主反射鏡1へ向かう反射波に加えて、副
反射鏡2で反射して一次放射器3に戻される反射波と、
頂点整合板5の周波数選択板6で反射して一次放射器3
に戻される反射波とが存在する。互いの反射波が互いに
打ち消すような周波数選択板6の大きさと取り付は位置
を決めることによって良好なVSWRが実現できる。
このように本実施例では高い周波数帯域と低い周波数帯
域の各々の帯域に応じて、副反射鏡2からの反射電力と
、頂点整合板5の周波数選択板6及び金属反射板7から
の反射電力とが互いに打ち消す条件を与えるように、金
属反射板7と周波数選択板6の大きさと取り付は位置を
独立的に選定テキルので、周波数を共用するカセグレン
アンテナにおいて低VSWR特性実現に著しい効果が発
揮される。
なお、以上の説明では2周波数帯を共用するカセグレン
アンテナに関し、その頂点整合板が1つの周波数選択板
と1つの金属反射板の2層の場合について説明したが、
これに限定されるものではなく、例えば3周波数共用の
場合には、例えば3層の頂点整合板を用いても同様の効
果が期待できる。また、形状も円形に限定されるもので
はなく、任意の形状でも同様の効果が期待できる。
更に、使用する電磁波の偏波については何ら言及してい
ないが、直線偏波及び円偏波のいずれの偏波についても
使用する偏波に応じた周波数選択板を用いれば、同様な
効果が得られるのは言うまでもない。また、鏡面修整カ
セグレンアンテナにおいても同様な効果が得られること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、金属反射板と周波数選択
板からなる2つ以上の反射面を有する頂点整合板を副反
射鏡の頂点に設けているので、これら金属反射板と周波
数選択板の大きさや取り付は位置を選定することにより
広い周波数帯域に応じて低VSWR特性を実現できると
いう効果がある。特に、2つの周波数帯域が2倍以上隔
れた周波数共用アンテナにおいても低VSWR特性を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカセグレンアンテナの一実施例の構成
を示し、同図(a)は全体構成図、同図(b)は副反射
鏡部を拡大して示す構成図、第2図は従来のカセグレン
アンテナの構成を示す図である。 1・・・主反射鏡、2・・・副反射鏡、3・・・一次放
射器、4・・・頂点整合板、5・・・頂点整合板、6・
・・周波数選択板、7・・・金属反射板。 第1図(a) 第1図(b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、主反射鏡、副反射鏡及び一次放射器より構成される
    カセグレンアンテナにおいて、周波数選択板と金属反射
    板からなる少なくとも2層以上の反射面を有する頂点整
    合板を副反射鏡の頂点に設けたことを特徴とするカセグ
    レンアンテナ。
JP19920188A 1988-08-10 1988-08-10 カセグレンアンテナ Pending JPH0248804A (ja)

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JP19920188A JPH0248804A (ja) 1988-08-10 1988-08-10 カセグレンアンテナ

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JP19920188A JPH0248804A (ja) 1988-08-10 1988-08-10 カセグレンアンテナ

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JPH0248804A true JPH0248804A (ja) 1990-02-19

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ID=16403822

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013150996A1 (ja) * 2012-04-02 2013-10-10 古野電気株式会社 アンテナ
CN108281795A (zh) * 2017-12-05 2018-07-13 安徽四创电子股份有限公司 一种频率选择表面型曲面介质及卡塞格伦天线系统

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