JP2001339236A - 多周波数帯共用アンテナ - Google Patents

多周波数帯共用アンテナ

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JP2001339236A
JP2001339236A JP2000159786A JP2000159786A JP2001339236A JP 2001339236 A JP2001339236 A JP 2001339236A JP 2000159786 A JP2000159786 A JP 2000159786A JP 2000159786 A JP2000159786 A JP 2000159786A JP 2001339236 A JP2001339236 A JP 2001339236A
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JP2000159786A
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Hiroyuki Sato
裕之 佐藤
Yoshihiko Konishi
善彦 小西
Tomohiro Mizuno
友宏 水野
Izuru Naito
出 内藤
Shigeru Makino
滋 牧野
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の周波数帯域によって通信を行う多周波
数帯共用アンテナにおいて、主反射鏡の焦点距離を小さ
くして構造をコンパクトにするとともに、一次放射器の
放射角度の小さい多周波数帯共用アンテナを得る。 【解決手段】 一次放射器2が放射する第1の周波数帯
の電波は周波数選択鏡面7を透過し、副反射鏡6で反射
され、さらに副反射鏡6に対向する主反射鏡5によって
反射されて放射される。一方、一次放射器3が放射する
第2の周波数帯の電波は周波数選択鏡面7の反射面によ
って反射され、さらに副反射鏡6、主反射鏡5で反射さ
れて放射される。一次放射器2及び一次放射器3は、い
ずれも主反射鏡5の焦点位置には配置しておらず、副反
射鏡6の焦点位置及び周波数選択鏡面7の焦点位置に配
置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信等に用いら
れるアンテナであって、複数の周波数帯域によって通信
を行う多周波数帯共用アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多周波数帯共用アンテナの一例を
図6に示す。図6は本間他、“曲面形状の周波数選択鏡
面を用いた複反射鏡アンテナ”信学技報、AP95−7
4、pp67−72、Oct.1995に示された従来
の多周波数帯共用アンテナの構成を示す構成図である。
図6において、1は反射面を放物面形状に形成した主反
射鏡、2は第1の周波数帯の電波を放射する一次放射
器、3は第2の周波数帯の電波を放射する一次放射器,
4は一次放射器2と一次放射器3との間に設け、反射面
を双曲面形状に形成した周波数選択鏡面である。一次放
射器2は周波数選択鏡面4の主反射鏡1側の焦点位置
に、一次放射器3は周波数選択鏡面4の主反射鏡1とは
反対側の焦点位置に配置してなる。
【0003】周波数選択鏡面4は、2つの周波数帯の電
波が入射した場合、第1の周波数の電波は反射し、第2
の周波数の電波を透過する。即ち、一次放射器2が放射
する第1の周波数帯の電波は周波数選択鏡面4によっ
て、主反射鏡1へ反射される。一方、一次放射器3が放
射する第2の周波数帯の電波は周波数選択鏡面4を透過
して主反射鏡1へ放射される。このように、図6に示す
従来の多周波数帯共用アンテナは、第1の周波数帯にお
いては、周波数選択鏡面4を副反射鏡とするカセグレン
形式の複反射鏡アンテナとして動作し、第2の周波数帯
においては、主反射鏡1によるパラボラ形式の単一反射
鏡アンテナとして動作する。
【0004】また、各一次放射器には、軸対称な放射パ
ターンを有するコルゲートホーンや複モードホーン等が
よく用いられ、それぞれコルゲートモードあるいは高次
モードを利用するために、それらの一次放射器の開口径
は、放射する電波の波長に比べてある程度大きいことが
要求される。そして、それぞれの周波数帯において、主
反射鏡1の開口面振幅分布のばらつきによる損失と、反
射鏡の漏れ電力(スピルオーバ)による損失の和が最小
となるように開口径が決定される。一般的には、一次放
射器から反射鏡の端部を見込む角度が大きくなるほど、
一次放射器の開口径を小さくする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】主反射鏡1が非常に大
きくなる衛星通信地球局用アンテナなどでは、各反射鏡
を支持する構造物による機構的な制約から主反射鏡1の
焦点距離を小さくしてコンパクトな構造にしなければな
らない場合がある。このような場合、主反射鏡の焦点位
置から反射鏡の端部を見込む角度が大きくなり、この焦
点位置に配置する一次放射器は、損失を小さくするとい
う観点からその開口径を小さく設定する必要が生じる。
ここで、この一次放射器の開口径がその周波数帯の波長
に比べて十分に大きくできない場合には、上記のような
コルゲートホーンや複モードホーンをこの種のアンテナ
の放射器に適用できなくなるという問題点があった。
【0006】また、上記のような従来の多周波数帯共用
アンテナにおいては、高能率化や低サイドローブ化等の
アンテナ特性の改善のために、主反射鏡と周波数選択鏡
面を例えば第1の周波数帯において鏡面修整する場合が
ある。この場合、第2の周波数帯においては、例えば主
反射鏡の開口面位相分布が一様とならずにアンテナ特性
を劣化させてしまうという問題点もあった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、主反射鏡の焦点距離を小さ
くして構造をコンパクトにするとともに、一次放射器の
放射角度の小さい多周波数帯共用アンテナを得ることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る多
周波数帯共用アンテナは、多周波数帯の電波を反射する
凹面形状の反射面を有する主反射鏡と、この主反射鏡に
対向して設け、放射器の電波放射を主反射鏡に反射する
凹面形状の反射面を有する副反射鏡と、第1の周波数帯
の電波を放射する第1の一次放射器と、この第1の一次
放射器に対向して設け、第2の周波数帯の電波を放射す
る第2の一次放射器と、上記第1の一次放射器と上記第
2の一次放射器との間に設け、上記第1の一次放射器の
電波放射を透過し、上記第2の一次放射器の電波放射を
反射して上記副反射鏡に放射する周波数選択鏡面とを備
えたものである。
【0009】請求項2の発明に係る多周波数帯共用アン
テナは、請求項1の発明に係る多周波数帯共用アンテナ
において、上記主反射鏡は、その反射面を放物面状に形
成し、上記副反射鏡は、その反射面を楕円面状に形成
し、上記周波数選択鏡面は、その反射面を双曲面状に形
成したものである。
【0010】請求項3の発明に係る多周波数帯共用アン
テナは、請求項1の発明に係る多周波数帯共用アンテナ
において、上記周波数選択鏡面は、上記第1の一次放射
器の開口面に配置したものである。
【0011】請求項4の発明に係る多周波数帯共用アン
テナは、請求項1の発明に係る多周波数帯共用アンテナ
において、上記周波数選択鏡面は、概ね平面に形成した
ものである。
【0012】請求項5の発明に係る多周波数帯共用アン
テナは、請求項1の発明に係る多周波数帯共用アンテナ
において、上記第1の一次放射器及び上記第2の一次放
射器は、上記第1の一次放射器の放射パターンと上記第
2の一次放射器が放射する電波の上記周波数選択鏡面に
よる反射波の放射パターンとが一致するように、それぞ
れの放射器の寸法を設定したものである。
【0013】請求項6の発明に係る多周波数帯共用アン
テナは、請求項1の発明に係る多周波数帯共用アンテナ
において、上記主反射鏡及び上記副反射鏡のいずれか一
方、又は上記主反射鏡及び上記副反射鏡の両方を鏡面修
整したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係る多周波数帯共用アンテナを図1によって説
明する。図1は実施の形態1に係る多周波数帯共用アン
テナの構成を示す構成図である。図1において、5は反
射面を凹面形状に形成した主反射鏡であり、6は主反射
鏡5に対向して設け、反射面を凹面形状に形成した副反
射鏡である。2は第1の周波数帯の電波を放射する第1
の一次放射器、3は一次放射器2に対向して設け、第2
の周波数帯の電波を放射する第2の一次放射器であり、
7は一次放射器2と一次放射器3との間に設けた周波数
選択鏡面である。図において、周波数選択鏡面7は反射
面を凸面形状に形成している。なお通常の各反射鏡形状
は、主反射鏡5は放物面形状に、副反射鏡6は楕円面形
状、周波数選択鏡面7は双曲面形状に概ね近似される曲
面形状に形成される。
【0015】この実施の形態1の多周波数帯共用アンテ
ナの電波放射について説明する。一次放射器2が放射す
る第1の周波数帯の電波は周波数選択鏡面7を透過し、
副反射鏡6で反射され、さらに副反射鏡6に対向する主
反射鏡5によって反射されて放射される。一方、一次放
射器3が放射する第2の周波数帯の電波は周波数選択鏡
面7の反射面によって反射され、さらに副反射鏡6、主
反射鏡5で反射されて放射される。一次放射器2及び一
次放射器3は、いずれも主反射鏡5の焦点位置には配置
しておらず、副反射鏡6の焦点位置及び周波数選択鏡面
7の焦点位置に配置している。したがって、各一次放射
器から反射鏡面を見込む角度が主反射鏡5の開口径と焦
点距離とに直接依存しない構成となる。各一次放射器
は、主反射鏡5よりも開口径の小さい副反射鏡6の焦点
位置及び周波数選択鏡面7の焦点位置に配置しているの
で、各一次放射器から反射鏡面を見込む放射角度が小さ
く、従ってコルゲートホーンや複モードホーンを一次放
射器として適用することができる。なお、この多周波数
帯共用アンテナは、一次放射器2の周波数帯においては
グレゴリアン形式の複反射鏡アンテナとして動作し、一
次放射器3の周波数帯においてはグレゴリアン形式に周
波数選択鏡面7を追加した三枚反射鏡アンテナとして動
作する。
【0016】また、従来の多周波数帯共用アンテナの周
波数選択鏡面4に比較して、本発明の実施の形態1に係
る多周波数帯共用アンテナの周波数選択鏡面7は開口径
を小さくできるので、周波数選択鏡面部分の小型化、軽
量化を図ることができ、製造容易性が向上する。
【0017】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2に係る多周波数帯共用アンテナの構成を示す構成
図である。図において、8は一次放射器2の開口面に配
置した周波数選択鏡面である。この周波数選択鏡面8は
概双曲面の凸形形状の反射面を有しており、その焦点位
置には一次放射器2及び一次放射器3を配置する。その
他、図2において図1と同一符号を付した構成部品は図
1のそれと同一又は相当部分である。
【0018】一般に各一次放射器の開口面には、防水や
気密などのために誘電体等からなる開口面保護材が設け
られる。そこで、本実施の形態2においては、副反射鏡
の焦点位置に配置する一次放射器2の開口面位置に周波
数選択鏡面8を配置し、これを上記開口面保護材と併用
する。したがって、本実施の形態2に係る周波数選択鏡
面8は上記開口面保護材としての機能と、第2の周波数
帯用の一次放射器3の電波放射を反射し、第1の周波数
帯用の一次放射器2の電波放射を透過する周波数選択鏡
面としての機能とを併せ持つ。
【0019】本発明の実施の形態2に係る多周波数帯用
アンテナは上記のように構成されるため、実施の形態1
に係る多周波数帯共用アンテナが有する効果に加えて、
アンテナ内の電波の伝播経路中に配置する周波数選択鏡
面8を支持するための構造部材が不要となり利得低下や
広角での放射特性の劣化を避けることが出来る。
【0020】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3に係る多周波数帯共用アンテナの構成を示す構成
図である。図において、9は一次放射器2と一次放射器
3との間の概中央に配置した周波数選択鏡面であり、こ
の周波数選択鏡面9の形状は概ね平面としている。その
他、図3において図1と同一符号を付した構成部品は図
1のそれと同一又は相当部分である。
【0021】上記の周波数選択鏡面9は、一次放射器2
と一次放射器3との間の概中央に配置するので、周波数
選択鏡面9の形状を概ね平面とすることができるので、
製造が容易となる。
【0022】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
係る多周波数帯共用アンテナについて図4及び図5によ
り説明する。図4は一次放射器の放射界の模式図、図5
は一次放射器の反射鏡による鏡像を示す模式図である。
なお、この実施の形態4に係る多周波数帯共用アンテナ
の構成は、実施の形態1乃至実施の形態3において説明
した構成に、以下に説明する構成を具備する。
【0023】本実施の形態4に係る多周波数帯共用アン
テナにおいては、第1の周波数帯用の一次放射器2の放
射特性に関するパラメータt及びuと、第2の周波数帯
用の一次放射器3の周波数選択鏡面7によるイメージホ
ーンの放射特性に関するパラメータt及びuとが一致す
るように一次放射器2及び一次放射器3の寸法を与え
る。
【0024】以下に、パラメータt及びu、一次放射器
として用いるホーンアンテナの放射界について説明す
る。図4に示す座標系において、任意の点Pにおけるホ
ーンアンテナによる一次放射器3の放射界Eは、以下の
とおり、ホーンアンテナの開口径D、長さL、開口面中
心から任意点Pまでの距離r、任意点Pの方向θ、及び
使用波長λから決まるパラメータt、uの関数として表
すことができる。
【数1】
【数2】
【数3】 ただし、Eaはホーンアンテナ開口面上の励振モードに
応じた電界分布である。したがって、異なる諸元を有す
るホーンアンテナでも上記放射特性に関するパラメータ
t、uが等しければ、それぞれの放射パターンの形状を
一致させることができる。
【0025】次にイメージホーンについて図5により説
明する。ホーンアンテナの反射鏡による鏡像をイメージ
ホーンと称する。このイメージホーンの導出にあたり、
まず図5(a)に示す実際の鏡面系の周波数選択鏡面7
を図5(b)に示すように等価レンズ10に置き換えた
系について考える。この等価レンズ10は、直径が周波
数選択鏡面7と等しく、第2の周波数帯用の一次放射器
3の開口面と等価レンズ10の中心までの距離が元の系
における一次放射器3の開口面と周波数選択鏡面7の頂
点までの距離と等しくなるように与える。
【0026】等価レンズ10の焦点距離fは周波数選択
鏡面7に入射する波面の曲率半径をR1、反射する波面
の曲率半径をR2として次のように定義する。
【数4】 ただし、鏡面上の頂点をM0とするとき、各曲率半径
1、R2は、M0に入射あるいはM0から反射した光線の
進行方向に焦点F1、F2がある場合は−、逆の場合は+
の符号を持つ。
【0027】このようにして、周波数選択鏡面7を等価
レンズ10に置き換えた場合、第2の周波数帯用の一次
放射器3の開口面から等価レンズ10の中心までの距離
をa、開口径をD、長さをLとし、イメージホーン11
の開口面から等価レンズ10の中心までの距離a’、開
口径をD’、長さをL’とすると、第2の周波数帯用の
一次放射器3とイメージホーン11には以下の関係があ
る。
【数5】
【数6】
【数7】 以上の数式により、第2の周波数帯用の一次放射器3に
よる周波数選択鏡面7の放射特性を与えるイメージホー
ン11の寸法が求められる。このようにして与えられた
イメージホーン11の放射パターンは、第2の周波数帯
用の一次放射器3から放射された電波による周波数選択
鏡面7の反射波の放射パターンと一致する。
【0028】したがって、第1の周波数帯用の一次放射
器2の放射特性に関するパラメータt、uと、第2の周
波数帯用の一次放射器3の周波数選択鏡面7によるイメ
ージホーン11の放射特性に関するパラメータt、uと
が一致するようにイメージホーン11の寸法を設定し、
上記の数式の関係に基づいて第2の周波数帯用の一次放
射器3の寸法を設定すれば、一次放射器2の放射パター
ンの形状と一次放射器3から放射された電波による周波
数選択鏡面7の反射波の放射パターンの形状とを一致さ
せることができる。
【0029】本発明の実施の形態4に係る多周波数帯共
用アンテナは、上記のように構成されるので、実施の形
態1乃至実施の形態3に係る多周波数帯共用アンテナが
有する効果に加えて、いずれの周波数帯においても放射
パターンの形状を一致させることができる。
【0030】実施の形態5.この発明の実施の形態5に
おいては、実施の形態1乃至実施の形態4において説明
した多周波数帯共用アンテナの主反射鏡と副反射鏡を鏡
面修整することにより、アンテナの放射特性を改善す
る。
【0031】鏡面修整された主反射鏡5と鏡面修整され
た副反射鏡6は、高能率化や低サイドローブ化等を実現
する主反射鏡5の開口面分布と第1の周波数帯用の一次
放射器2の一次放射パターンとに基づいて鏡面修整した
形状とする。この結果、第1及び第2の両周波数帯にお
いて、アンテナの放射特性における高能率化や低サイド
ローブ化が図れる。ここで、鏡面修整された主反射鏡5
と鏡面修整された副反射鏡6は、所望の主反射鏡5の開
口面分布と第1の周波数帯用の一次放射器2の一次放射
パターンとに基づいて鏡面修整した形状としたが、所望
の主反射鏡の開口面分布と第2の周波数帯用の一次放射
器3から放射された電波による周波数選択鏡面7の反射
波の放射パターンとに基づいて鏡面修整した形状として
も、同様にアンテナの放射特性における高能率化や低サ
イドローブ化が図れる。
【0032】
【発明の効果】この発明の請求項1乃至請求項6に係る
発明は、第1の一次放射器と第2の一次放射器との間に
周波数選択鏡面を設け、この周波数選択鏡面により第1
の一次放射器の電波放射を透過し、第2の一次放射器の
電波放射を反射して副反射鏡へ放射するので、一次放射
器の放射角度を副反射鏡の開口径とその焦点位置により
決まる見込み角に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る多周波数帯共
用アンテナの構成を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係る多周波数帯共
用アンテナの構成を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3に係る多周波数帯共
用アンテナの構成を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4に係る一次放射器の
放射界の模式図である。
【図5】 この発明の実施の形態4に係る一次放射器の
反射鏡による鏡像を示す模式図である。
【図6】 従来の多周波数帯共用アンテナの構成を示す
構成図である。
【符号の説明】
2 第1の一次放射器 3 第2の一次放射器 5 主反射鏡 6 副反射鏡 7、8、9 周波数選択鏡面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 友宏 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 内藤 出 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 牧野 滋 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J020 AA03 AA06 BA09 BA18 BC03 BC06 DA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多周波数帯の電波を反射する凹面形状の
    反射面を有する主反射鏡と、この主反射鏡に対向して設
    け、放射器の電波放射を主反射鏡に反射する凹面形状の
    反射面を有する副反射鏡と、第1の周波数帯の電波を放
    射する第1の一次放射器と、この第1の一次放射器に対
    向して設け、第2の周波数帯の電波を放射する第2の一
    次放射器と、上記第1の一次放射器と上記第2の一次放
    射器との間に設け、上記第1の一次放射器の電波放射を
    透過し、上記第2の一次放射器の電波放射を反射して上
    記副反射鏡に放射する周波数選択鏡面とを備えたことを
    特徴とする多周波数帯共用アンテナ。
  2. 【請求項2】 上記主反射鏡は、その反射面を放物面状
    に形成し、上記副反射鏡は、その反射面を楕円面状に形
    成し、上記周波数選択鏡面は、その反射面を双曲面状に
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の多周波数帯
    共用アンテナ。
  3. 【請求項3】 上記周波数選択鏡面は、上記第1の一次
    放射器の開口面に配置したことを特徴とする請求項1に
    記載の多周波数帯共用アンテナ。
  4. 【請求項4】 上記周波数選択鏡面は、概ね平面に形成
    したことを特徴とする請求項1に記載の多周波数帯共用
    アンテナ。
  5. 【請求項5】 上記第1の一次放射器及び上記第2の一
    次放射器は、上記第1の一次放射器の放射パターンと上
    記第2の一次放射器が放射する電波の上記周波数選択鏡
    面による反射波の放射パターンとが一致するように、そ
    れぞれの放射器の寸法を設定したことを特徴とする請求
    項1に記載の多周波数帯用アンテナ。
  6. 【請求項6】 上記主反射鏡及び上記副反射鏡のいずれ
    か一方、又は上記主反射鏡及び上記副反射鏡の両方を鏡
    面修整したことを特徴とする請求項1に記載の多周波数
    帯共用アンテナ。
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