JPH10215118A - 開口面アンテナ - Google Patents

開口面アンテナ

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JPH10215118A
JPH10215118A JP1839897A JP1839897A JPH10215118A JP H10215118 A JPH10215118 A JP H10215118A JP 1839897 A JP1839897 A JP 1839897A JP 1839897 A JP1839897 A JP 1839897A JP H10215118 A JPH10215118 A JP H10215118A
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aperture
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antenna
antennas
array
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JP1839897A
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Hiroyuki Deguchi
博之 出口
Norio Miyahara
典夫 宮原
Tadashi Takano
忠 高野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 量子化ローブの発生によるサイドローブレベ
ルの上昇を抑圧した超大型の開口面アンテナを得るこ
と。 【解決手段】 複数個のサブ開口面アンテナ2の配列に
より構成され、上記複数個のサブ開口面アンテナ全体で
電波を放射するとともに空間からの電波を受波する開口
面アンテナ1において、上記サブ開口面アンテナを円形
開口とし、量子化ローブの発生に最も寄与する配列周期
をこのサブ開口面アンテナの開口径より小さくして配列
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、太陽発電衛星の
マイクロ波送電、電波天文等の観測、衛星通信等に用い
る超大型の開口面アンテナに関するものであり、特に、
効率よく開口面上のエネルギーを使用し、量子化ローブ
(グレーティングローブとも言う)の発生を抑圧する開
口面アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアンテナ装置として、例
えば、三浦公亮,市川満,浦崎修治,佐藤滋,松本治,
“大型アンテナの設計”,三菱電機技報,vol.5
9,no.9,pp.625(1985)に示されたも
のがある。
【0003】図12は、上記文献に示された従来の開口
面アンテナの概略構成図である。図において、101は
地上における重力や風による指向精度ならびに鏡面精度
の劣化を抑えるために十分な強度を備えた回転放物面か
らなる開口径64mの主反射鏡、102は回転2次曲面
からなる副反射鏡、103は複数個の反射鏡とホーンア
ンテナとからなるビーム給電系である。ビーム給電系1
03は、第1集束反射鏡103a、第2集束反射鏡10
3b、第3集束反射鏡103c、第4集束反射鏡103
d、およびコルゲートホーンアンテナ103fから構成
される。
【0004】この図に示された従来の開口面アンテナ
は、送信の場合、ビーム給電系103により伝送された
電波は、副反射鏡102により反射された後、主反射鏡
101の焦点を曲率中心とする球面波に変換され、主反
射鏡101に向けて伝搬し、主反射鏡101により反射
されて平面波に変換され、空間に向けて放射される。こ
の図に示されたこの従来の開口面アンテナは、地上に設
置された深宇宙探査用大型アンテナ装置である。
【0005】また、従来、この種の他のアンテナ装置と
して、岡本照喜,乙津祐一,“宇宙用大型展開アンテ
ナ”,電子情報通信学会誌,vol.78,no.8,
pp.792(1995)に示されたものがある。図1
3は、上記文献に示された従来の開口面アンテナの概略
構成図である。この図に示された従来のアンテナは、宇
宙空間で用いられるものである。
【0006】図において、104は鏡軸、110は一次
放射器である円錐ホーンアンテナ、111は副反射鏡、
112はロケット打ち上げ時には折りたたんでコンパク
トに収納され、宇宙空間におけるアンテナ使用時に展開
して反射鏡として機能する金属メッシュ主反射鏡であ
る。
【0007】この図に示された従来の宇宙用大型展開ア
ンテナは、送信の場合、円錐ホーンアンテナ110より
放射された電波は、副反射鏡111により反射された
後、金属メッシュ主反射鏡112の焦点を曲率中心とす
る球面波に変換され、さらに金属メッシュ主反射鏡11
2により反射されて平面波に変換され、鏡軸104の方
向に向けて放射される。また、ロケット打ち上げ時に
は、金属メッシュ主反射鏡112は折りたたんでコンパ
クトに収納されているから、その収納スペースは小さく
て済む。そして、宇宙空間では、ロケットの収納スペー
スに比べて大きな開口径が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、太陽
発電衛星のマイクロ波送電あるいは電波天文等の観測等
に用いるために宇宙空間で超大型の開口面アンテナを構
成することが検討されている。宇宙空間で数百mを越え
る開口径を実現しようとすると、資材の運搬等の関係か
ら、図12に示された従来の地上に設置された深宇宙探
査用大型アンテナの主反射鏡101のように1つの板状
に構成することは困難である。また、アンテナの展開が
大規模となることや、大規模となった場合の宇宙空間で
の展開の成功率を考えると、図13に示された従来の宇
宙用大型展開アンテナの金属メッシュ主反射鏡112の
ように単一の主反射鏡で実現するのは極めてリスクが大
きくなる。そこで、複数個のサブ開口面アンテナを配列
して超大型の開口面アンテナを構成し、複数個のサブ開
口面アンテナ単体としては、アレーアンテナで配列され
る素子アンテナに比べて極めて大きなものを用いること
が考えられる。
【0009】しかし、このような構成では、開口面を複
数配列することによって量子化ローブ(あるいはグレー
ティングローブともいう)が発生する。全体として超大
型開口とするために、これら複数個のサブ開口面アンテ
ナの開口も波長に比べて十分大きなものが必要となり、
そのため、量子化ローブが近軸方向に生じるという課題
があった。言い換えれば、仮想的な超大型の単一開口面
アンテナのサイドローブに量子化ローブが重畳され、サ
イドローブレベルが上昇するという課題があった。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、量子化ローブの発生によるサイド
ローブレベルの上昇を抑圧した超大型の開口面アンテナ
を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる開口面アンテナは、複数個のサ
ブ開口面アンテナの配列により構成され、上記複数個の
サブ開口面アンテナ全体で電波を放射するとともに空間
からの電波を受波する開口面アンテナにおいて、上記サ
ブ開口面アンテナを円形開口とし、量子化ローブの発生
に最も寄与する配列周期をこのサブ開口面アンテナの開
口径より小さくして配列したことを特徴とする。
【0012】また、請求項2に係わる開口面アンテナ
は、複数個のサブ開口面アンテナの配列により構成さ
れ、上記複数個のサブ開口面アンテナ全体で電波を放射
するとともに空間からの電波を受波する開口面アンテナ
において、上記サブ開口面アンテナを円形開口とし、三
角配列としてその隣接するサブ開口面アンテナの間隔を
このサブ開口面アンテナの開口径の1/10以下とする
ことを特徴とする。
【0013】また、請求項3に係わる開口面アンテナ
は、複数個のサブ開口面アンテナの配列により構成さ
れ、上記複数個のサブ開口面アンテナ全体で電波を放射
するとともに空間からの電波を受波する開口面アンテナ
において、上記サブ開口面アンテナを非円形開口とし、
量子化ローブの発生に最も寄与する配列周期を等価な円
形開口の直径より小さくして配列したことを特徴とす
る。
【0014】また、請求項4に係わる開口面アンテナ
は、複数個のサブ開口面アンテナの配列により構成さ
れ、上記複数個のサブ開口面アンテナ全体で電波を放射
するとともに空間からの電波を受波する開口面アンテナ
において、上記サブ開口面アンテナを六角形開口とし、
三角配列としてその隣接するサブ開口面アンテナの間隔
をこの六角形開口の内接円の直径の1/5以下とするこ
とを特徴とする。
【0015】また、請求項5に係わる開口面アンテナ
は、素子アンテナを多数配列して一体化されたサブアレ
ーアンテナの複数個の配列により構成され、上記複数個
のサブアレーアンテナ全体で電波を放射するとともに空
間からの電波を受波する開口面アンテナにおいて、上記
サブアレーアンテナを非円形開口とし、量子化ローブの
発生に最も寄与する配列周期を等価な円形開口の直径よ
り小さくして配列したことを特徴とする。
【0016】また、請求項6に係わる開口面アンテナ
は、請求項2記載の開口面アンテナの複数個のサブ開口
面アンテナを、複数個の表面がソリッドの反射鏡アンテ
ナとすることを特徴とする。
【0017】また、請求項7に係わる開口面アンテナ
は、請求項4記載の開口面アンテナの複数個のサブ開口
面アンテナを、複数個の表面が金属メッシュの展開アン
テナとすることを特徴とする。
【0018】また、請求項8に係わる開口面アンテナ
は、請求項2記載の開口面アンテナの複数個のサブ開口
面アンテナを、複数個のオフセット反射鏡アンテナと
し、そのオフセット主反射鏡以外の鏡面系および一次放
射器を開口面に投影した部分が上記複数個のアンテナ開
口面間の隙間に収まるように、主反射鏡以外の鏡面系お
よび一次放射器をオフセットして設けたことを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の開口面アンテナの実施
の形態1を示す概略構成図、図2は図1の開口面アンテ
ナの極座標系を説明する図である。図1,2において、
1は多数個のサブ開口面アンテナ2を配列して構成する
超大型の開口面アンテナで、xyzは開口面と平行にx
y面をとり原点を開口面の中心とした直角座標系、Δd
は配列されたサブ開口面アンテナの隣接するサブ開口面
アンテナの間隙である。Dは上記開口面アンテナ1の開
口径、2は上記円形開口のサブ開口面アンテナ、DS は
サブ開口面アンテナ2の開口径、ベクトルPは放射パタ
ーンの観測点、(θ,φ)は上記観測点ベクトルPの方
向を示す極座標系の角度成分である。複数の開口面を配
列することにより発生する量子化ローブをサイドローブ
レベルより低くなるよう、多数個のサブ開口面アンテナ
2から開口面アンテナ1は構成されている。
【0020】そこで、次に、複数個のサブ開口面アンテ
ナを配列することにより発生する量子化ローブをサイド
ローブレベルに対して抑圧する原理を図3を参照して説
明する。図3において、3は放射角度方向を示す横軸、
4は相対的な放射電力を示す縦軸である。実線で示す放
射パターン5は開口面アンテナ1の直径と等しい仮想的
な開口径の単一開口面アンテナの放射パターンであり、
第3のサイドローブ以降は図示を省略している。LS は
上記の放射パターン5の第1サイドローブレベル、θ1
は上記放射パターン5の第1サイドローブのピーク方
向、破線で示す放射パターン6はサブ開口面アンテナ2
の単体での放射パターンであり放射パターン5とボアサ
イト方向のレベルを合わせて示し、θL は上記の放射パ
ターン6が上記のLS レベルに等しくなる方向である。
【0021】開口面アンテナ1の放射パターンは、それ
を構成するサブ開口面アンテナの隣接する間隙による損
失が小さい場合は、近似的に上記開口面アンテナ1の直
径と等しい仮想的な開口径の単一開口面アンテナの放射
パターン5に量子化ローブを重畳したパターンとなる。
【0022】先ず、上記量子化ローブが発生する方向に
ついて説明する。上記量子化ローブは、サブ開口面アン
テナ2の配列によって、ボアサイト方向だけでなく、そ
れ以外の特定の方向で位相が同相となるために生じる。
図1に示すようにサブ開口面アンテナ2の開口が波長に
比べて大きい場合、配列周期dx,dyが大きくなるた
め、近軸方向から周期的に広角度方向に量子化ローブが
発生する。量子化ローブが発生する方向は、式(1)で
表せる。 θSi=sin-1(iλ/d), (i=1,2,…) (1) 但し、λは自由空間波長、dはz軸を含むカット面にサ
ブ開口面アンテナ2を投影したときの配列周期を示し、
いま、図1に示すようにサブ開口面アンテナ2を三角配
列した場合の配列周期は、zx面ではd=dx、zy面
ではd=dyとなる。このdを量子化ローブの発生に最
も寄与する配列周期と呼ぶ。量子化ローブが発生する方
向については、以上のような原理となり、開口径が波長
に比べて十分大きいサブ開口面アンテナ2を配列する場
合には量子化ローブの発生を避けることができない。こ
れは、素子アンテナの大きさが小さく、素子アンテナの
配列周期を小さくとれるアレーアンテナでは発生しない
問題である。
【0023】次に、上記量子化ローブのレベルについて
説明する。量子化ローブのピークレベルは、このピーク
方向においてサブ開口面アンテナ2の位相が全て同相と
考えると、サブ開口面アンテナ2の単体での放射パター
ン6の値で近似できる。サブ開口面アンテナ2による放
射パターン6の主ビーム方向のθL (放射パターン6が
LS レベルに等しくなる方向)よりもθS1(量子化ロー
ブが発生する1番目の方向)を大きくとれば(図3の斜
線領域7)、量子化ローブのピークレベルを、第1サイ
ドローブレベルよりも小さくすることができる。i(i
=2,3…)番目の量子化ローブの方向θSiは、i=1
のθS1よりも広角度方向であるから、θSi方向の各々の
レベルは1番目のピークレベルより小さくなることは明
らかである。
【0024】サブ開口面アンテナ2の開口径を固定して
考えた場合、量子化ローブのピークレベルを、第1サイ
ドローブレベルよりも小さくするには、量子化ローブの
発生に最も寄与する配列周期dを上記サブ開口面アンテ
ナ2の開口径より小さくすればよい。
【0025】具体的に、簡単のため照度分布が一様な場
合を考える。照度分布が一様な円形開口による放射パタ
ーンの第1サイドローブレベルは、開口面分布法より、
−17.6dBになることは知られている。円形開口の
サブ開口面アンテナ2の放射パターンの主ビームにおい
て、−17.6dBとなる方向θL は、開口面分布法よ
って式(2)により求められる。 (πDS /λ)sinθL =3.3 (2) よって、この角度方向よりも広角度方向であれば、量子
化ローブを第1サイドローブレベルより抑圧することが
できる。即ち、 (πDS /λ)sinθS1>3.3 (3) sinθS1=λ/d (4) より、量子化ローブを第1サイドローブレベルより抑え
る条件式は式(5)のようになる。 DS >1.05d (5)
【0026】以上の結果より、量子化ローブの発生に最
も寄与する配列周期dはサブ円形開口面アンテナ2の開
口径DS よりも小さくしなければならない。例えば、図
1に示すように3角配列することによって量子化ローブ
を第1サイドローブレベルより抑える条件式(5)を満
足させることができるが、4角配列した場合には、上記
の条件式(5)を満足させることができないことがわか
る。従って、複数個の円形開口のサブ開口面アンテナの
量子化ローブの発生に最も寄与する配列周期dを、上記
サブ開口面アンテナの円形開口の直径より小さくするこ
とによって、波長に比べて十分大きな開口の複数個の上
記サブ開口面アンテナを用いて、量子化ローブをサイド
ローブレベルに比べて抑圧した超大型の開口面アンテナ
を構成することができる。
【0027】実施の形態2.図4はこの発明の開口面ア
ンテナの実施の形態2を示す概略構成図である。図にお
いて、2は円形開口のサブ開口面アンテナ、DS は上記
サブ開口面アンテナ2の開口径である。d′x,d′y
は、上記円形開口のサブ開口面アンテナ2を、三角配列
したときの夫々x方向、y方向の量子化ローブの発生に
最も寄与する配列周期である。Δd′は配列されたサブ
開口面アンテナの隣接するサブ開口面アンテナの間隙で
ある。円形開口のサブ開口面アンテナ2を図4に示すよ
うに三角配列した場合には、量子化ローブを第1サイド
ローブレベルより抑える条件式は式(6)のようにな
る。 Δd′<0.1DS (6) 従って、円形開口のサブ開口面アンテナを3角配列し、
その隣接するサブ開口面アンテナの間隙をこの円形開口
の直径の1/10以下とすることによって、波長に比べ
て十分大きな開口の複数個の上記サブ開口面アンテナを
用いて、量子化ローブをサイドローブレベルに比べて抑
圧した超大型の開口面アンテナを構成することができ
る。
【0028】実施の形態3.図5はこの発明の開口面ア
ンテナの実施の形態3を示す概略構成図である。図にお
いて、9は非円形開口のサブ開口面アンテナである。D
x,Dyは、非円形開口のサブ開口面アンテナ9の夫々
x方向、y方向の開口径である。dx,dyは上記非円
形開口のサブ開口面アンテナ9を、三角配列したときの
夫々x方向、y方向の量子化ローブの発生に最も寄与す
る配列周期である。カット面の放射パターンは、同一面
内の開口径によってほぼ決まるため、この開口径に等し
い円形開口のサブ開口面アンテナに置き換え、その面内
のパターンを近似すると、量子化ローブを第1サイドロ
ーブレベルより抑える条件式は式(7)のようになる。 Dx>1.05dx Dy>1.05dy (7) 以上の結果より、量子化ローブの発生に最も寄与する配
列周期dx,dyは、非円形開口のサブ開口面アンテナ
9の対応する面内の開口径Dx,Dyよりも小さくしな
ければならない。従って、複数個の非円形開口のサブ開
口面アンテナの量子化ローブの発生に最も寄与する夫々
x方向、y方向の配列周期を、対応する面内の開口径よ
り小さくすることによって、波長に比べて十分大きな開
口の複数個の上記サブ開口面アンテナを用いて、量子化
ローブをサイドローブレベルに比べて抑圧した超大型の
開口面アンテナを構成することができる。
【0029】実施の形態4.図6はこの発明の開口面ア
ンテナの実施の形態4を示す概略構成図である。図にお
いて、10は六角形開口のサブ開口面アンテナ、D″S
は上記サブ開口面アンテナ10の六角形開口に内接円の
直径である。d′x,d′yは、六角形開口のサブ開口
面アンテナ10を三角配列したときの夫々x方向、y方
向の量子化ローブの発生に最も寄与する配列周期であ
る。Δd″は配列されたサブ開口面アンテナの隣接する
サブ開口面アンテナの間隙である。図6に示すように、
六角形開口のサブ開口面アンテナ10を三角配列した場
合には、量子化ローブを第1サイドローブレベルより抑
える条件式は式(8)のようになる。 Δd″<0.2D″S (8) 従って、六角形開口のサブ開口面アンテナを3角配列
し、その隣接するサブ開口面アンテナの間隙をこの上記
六角形開口の内接円の直径の1/5以下とすることによ
って、波長に比べて十分大きな開口の複数個の上記サブ
開口面アンテナを用いて、量子化ローブをサイドローブ
レベルに比べて抑圧した超大型の開口面アンテナを構成
することができる。
【0030】実施の形態5.図7はこの発明の開口面ア
ンテナの実施の形態5を示す概略構成図である。図にお
いて、12は多数の素子アンテナ12aを多数配列して
一体化したサブアレーアンテナである。上記複数個のサ
ブアレーアンテナ12を三角配列としたときの量子化ロ
ーブの発生に最も寄与する配列周期を、このサブアレー
アンテナ12の開口径より小さくすることによって、波
長に比べて十分大きな開口の複数個の上記サブアレーア
ンテナを用いて、量子化ローブをサイドローブレベルに
比べて抑圧した超大型の開口面アンテナを構成すること
ができる。
【0031】実施の形態6.図8はこの発明の開口面ア
ンテナの実施の形態6を示す概略構成図である。実施の
形態6は、実施の形態2を示した図4の円形開口のサブ
開口面アンテナ8として、表面がソリッドの反射鏡アン
テナを用いたもので、軸対称反射鏡アンテナ11を三角
配列した開口面アンテナの例について説明する。図8に
おいて、11は軸対称反射鏡アンテナ、11aは主ソリ
ッド反射鏡、11bは副ソリッド反射鏡、11cは1次
放射器である。送信の場合、1次放射器11cから放射
される電波は副ソリッド反射鏡11bにより球面波に変
換されて、主ソリッド反射鏡11aを介して平面波を放
射するものである。実施の形態2で説明したことと同様
に、この例においても複数個の軸対称反射鏡アンテナ1
1を三角配列し、隣接する上記軸対称反射鏡アンテナの
主ソリッド反射鏡の間隙を、主ソリッド反射鏡11aの
円形開口の直径の1/10以下とすることによって、波
長に比べて十分大きな開口の複数個の上記軸対称反射鏡
アンテナを用いて、量子化ローブをサイドローブレベル
に比べて抑圧した超大型の開口面アンテナを構成するこ
とができる。
【0032】実施の形態7.図9はこの発明の開口面ア
ンテナの実施の形態7を示す概略構成図である。実施の
形態7は、実施の形態4を示した図6の六角形開口のサ
ブ開口面アンテナ10として、表面が金属メッシュの展
開アンテナを用いたもので、六角形開口の表面が金属メ
ッシュの展開アンテナを三角配列した開口面アンテナの
例について説明する。図9において、13は展開アンテ
ナ、13aは表面が折りたたみ可能な金属メッシュの六
角形開口主反射鏡、13bは上記六角形開口主反射鏡1
3aに電波を放射し、あるいは上記六角形開口主反射鏡
13aからの集束された電波を受波する展開アンテナ用
の1次放射器である。実施の形態4で説明したことと同
様に、この例においても複数個の六角形開口の表面が金
属メッシュの展開アンテナ13を三角配列し、その隣接
する上記六角形開口主反射鏡13aの間隙を、この六角
形開口の内接円の直径の1/5以下とすることによっ
て、波長に比べて十分大きな開口の複数個の上記展開ア
ンテナを用いて、量子化ローブをサイドローブレベルに
比べて抑圧した超大型の開口面アンテナを構成すること
ができる。
【0033】実施の形態8.図10はこの発明の開口面
アンテナの実施の形態8を示す概略構成図である。実施
の形態8は、実施の形態2を示した図4の円形開口のサ
ブ開口面アンテナ2として、オフセット反射鏡アンテナ
14を用いたもので、グレゴリアン形式と、カセグレン
形式のオフセット反射鏡アンテナ14を三角配列した開
口面アンテナの例について説明する。図10において、
14はオフセット反射鏡アンテナ、14aはオフセット
主反射鏡、14bはオフセット副反射鏡、14cは一次
放射器である。送信の場合は、一次放射器14cから放
射された電波はオフセット副反射鏡14b、オフセット
主反射鏡14aを介して、平面波を放射する。
【0034】このオフセット反射鏡アンテナは、オフセ
ット主反射鏡14a以外の鏡面系および一次放射器14
cを開口面に投影した部分を上記複数個のオフセット主
反射鏡の開口面間の隙間に収まるように、主反射鏡以外
の鏡面系および一次放射器をオフセットして配置されて
いる。図11(a)は、図10のオフセット反射鏡アン
テナ14の例として、オフセットグレゴリアン形式の構
成図であり、また、図11(b)は、図10のオフセッ
ト反射鏡アンテナ14の他の例として、オフセットカセ
グレン形式の構成図である。15はオフセット主反射鏡
14aの開口面、16はオフセット副反射鏡14bの開
口面である。
【0035】実施の形態2で説明したことと同様に、こ
の例においても複数個のオフセット反射鏡アンテナ14
を3角配列し、隣接するオフセット主反射鏡の間隙を、
このオフセット主反射鏡の円形開口15の直径の1/1
0以下とすることによって、波長に比べて十分大きな開
口の複数個の上記オフセット反射鏡アンテナを用いて、
量子化ローブをサイドローブレベルに比べて抑圧した超
大型の開口面アンテナを構成することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係わる発明の
開口面アンテナによれば、複数個のサブ開口面アンテナ
の配列により構成され、上記複数個のサブ開口面アンテ
ナ全体で電波を放射するとともに空間からの電波を受波
する開口面アンテナにおいて、上記サブ開口面アンテナ
を円形開口とし、量子化ローブの発生に最も寄与する配
列周期をこのサブ開口面アンテナの開口径より小に配列
して、波長に比べて十分大きな開口の複数個の上記サブ
開口面アンテナを用い、量子化ローブの発生によるサイ
ドローブレベルの上昇を抑圧した超大型の開口面アンテ
ナを得ることができる。
【0037】また、請求項2に係わる発明の開口面アン
テナによれば、複数個のサブ開口面アンテナの配列によ
り構成され、上記複数個のサブ開口面アンテナ全体で電
波を放射するとともに空間からの電波を受波する開口面
アンテナにおいて、上記サブ開口面アンテナを円形開口
とし、三角配列としてその隣接するサブ開口面アンテナ
の間隔をこのサブ開口面アンテナの開口径の1/10以
下として、波長に比べて十分大きな開口の複数個の上記
サブ開口面アンテナを用い、量子化ローブの発生による
サイドローブレベルの上昇を抑圧した超大型の開口面ア
ンテナを得ることができる。
【0038】また、請求項3に係わる発明の開口面アン
テナによれば、複数個のサブ開口面アンテナの配列によ
り構成され、上記複数個のサブ開口面アンテナ全体で電
波を放射するとともに空間からの電波を受波する開口面
アンテナにおいて、上記サブ開口面アンテナを非円形開
口とし、量子化ローブの発生に最も寄与する配列周期を
等価な円形開口の直径より小に配列して、波長に比べて
十分大きな開口の複数個の上記サブ開口面アンテナを用
い、量子化ローブの発生によるサイドローブレベルの上
昇を抑圧した超大型の開口面アンテナを得ることができ
る。
【0039】また、請求項4に係わる発明の開口面アン
テナによれば、複数個のサブ開口面アンテナの配列によ
り構成され、上記複数個のサブ開口面アンテナ全体で電
波を放射するとともに空間からの電波を受波する開口面
アンテナにおいて、上記サブ開口面アンテナを六角形開
口とし、三角配列としてその隣接するサブ開口面アンテ
ナの間隔をこの六角形開口の内接円の直径の1/5以下
として、波長に比べて十分大きな開口の複数個の上記サ
ブ開口面アンテナを用い、量子化ローブの発生によるサ
イドローブレベルの上昇を抑圧した超大型の開口面アン
テナを得ることができる。
【0040】また、請求項5に係わる発明の開口面アン
テナによれば、素子アンテナを多数配列して一体化され
たサブアレーアンテナの複数個の配列により構成され、
上記複数個のサブアレーアンテナ全体で電波を放射する
とともに空間からの電波を受波する開口面アンテナにお
いて、上記サブアレーアンテナを非円形開口とし、量子
化ローブの発生に最も寄与する配列周期を等価な円形開
口の直径より小に配列して、波長に比べて十分大きな開
口の複数個の上記サブアレーアンテナを用い、量子化ロ
ーブの発生によるサイドローブレベルの上昇を抑圧した
超大型の開口面アンテナを得ることができる。
【0041】また、請求項6に係わる発明の開口面アン
テナによれば、請求項2に係わる発明の開口面アンテナ
を構成する複数個のサブ開口面アンテナを、複数個の表
面がソリッドの反射鏡アンテナとして、請求項2に係わ
る発明の効果と同様の効果を得ることができる。
【0042】また、請求項7に係わる発明の開口面アン
テナによれば、請求項4に係わる発明の開口面アンテナ
を構成する複数個のサブ開口面アンテナを、複数個の表
面が金属メッシュの展開アンテナとして、請求項4に係
わる発明の効果と同様の効果を得ることができる。
【0043】また、請求項8に係わる発明の開口面アン
テナによれば、請求項2に係わる発明の開口面アンテナ
を構成する複数個のサブ開口面アンテナを、複数個のオ
フセット反射鏡アンテナとし、それぞれの主反射鏡以外
の鏡面系および一次放射器を開口面に投影した部分が上
記複数個のサブアンテナ開口面間の間隙に収まるよう
に、主反射鏡以外の鏡面系および一次放射器をオフセッ
トして設けて、請求項2に係わる発明の効果と同様の効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の開口面アンテナの実施の形態1を
示す概略構成図である。
【図2】 図1の開口面アンテナの極座標系を説明する
図である。
【図3】 図1の開口面アンテナの量子化ローブをサイ
ドローブレベルに対して抑圧する原理を説明する図であ
る。
【図4】 この発明の開口面アンテナの実施の形態2を
示す概略構成図である。
【図5】 この発明の開口面アンテナの実施の形態3を
示す概略構成図である。
【図6】 この発明の開口面アンテナの実施の形態4を
示す概略構成図である。
【図7】 この発明の開口面アンテナの実施の形態5を
示す概略構成図である。
【図8】 この発明の開口面アンテナの実施の形態6を
示す概略構成図である。
【図9】 この発明の開口面アンテナの実施の形態7を
示す概略構成図である。
【図10】 この発明の開口面アンテナの実施の形態8
を示す概略構成図である。
【図11】 図10の実施例を示す概略構成図である。
【図12】 従来の開口面アンテナを示す概略構成図で
ある。
【図13】 従来の他の開口面アンテナを示す概略構成
図である。
【符号の説明】
1 開口面アンテナ 2 サブ円形開口面アンテナ 3 放射角度方向を示す横軸 4 相対的な放射電力を示す縦軸 5 開口面アンテナ1の直径と等しい開口径の単一開口
面アンテナの放射パターン 6 サブ円形開口面アンテナ2の単体での放射パターン 7 放射パターン6のレベルが放射パターン5の第1サ
イドローブレベルとなる放射角度方向よりも大きな角度
方向 9 サブ非円形開口面アンテナ 10 サブ六角形開口面アンテナ 11 軸対称反射鏡アンテナ 11a 主ソリッド反射鏡 11b 副ソリッド反射鏡 11c 一次放射器 12 サブアレーアンテナ 12a 素子アンテナ 13 展開アンテナ 13a 金属メッシュ六角形開口主反射鏡 13b 展開アンテナ用一次放射器 14 オフセット反射鏡アンテナ 14a オフセット主反射鏡 14b オフセット副反射鏡 14c 一次放射器 15 オフセット主反射鏡14aの開口面 16 オフセット副反射鏡14bの開口面 100 幾何光学的光線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 忠 東京都渋谷区初台1−21−8

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のサブ開口面アンテナの配列によ
    り構成され、上記複数個のサブ開口面アンテナ全体で電
    波を放射するとともに空間からの電波を受波する開口面
    アンテナにおいて、 上記サブ開口面アンテナを円形開口とし、量子化ローブ
    の発生に最も寄与する配列周期をこのサブ開口面アンテ
    ナの開口径より小さくして配列したことを特徴とする開
    口面アンテナ。
  2. 【請求項2】 複数個のサブ開口面アンテナの配列によ
    り構成され、上記複数個のサブ開口面アンテナ全体で電
    波を放射するとともに空間からの電波を受波する開口面
    アンテナにおいて、 上記サブ開口面アンテナを円形開口とし、三角配列とし
    てその隣接するサブ開口面アンテナの間隔をこのサブ開
    口面アンテナの開口径の1/10以下とすることを特徴
    とする開口面アンテナ。
  3. 【請求項3】 複数個のサブ開口面アンテナの配列によ
    り構成され、上記複数個のサブ開口面アンテナ全体で電
    波を放射するとともに空間からの電波を受波する開口面
    アンテナにおいて、 上記サブ開口面アンテナを非円形開口とし、量子化ロー
    ブの発生に最も寄与する配列周期を等価な円形開口の直
    径より小さくして配列したことを特徴とする開口面アン
    テナ。
  4. 【請求項4】 複数個のサブ開口面アンテナの配列によ
    り構成され、上記複数個のサブ開口面アンテナ全体で電
    波を放射するとともに空間からの電波を受波する開口面
    アンテナにおいて、 上記サブ開口面アンテナを六角形開口とし、三角配列と
    してその隣接するサブ開口面アンテナの間隔をこの六角
    形開口の内接円の直径の1/5以下とすることを特徴と
    する開口面アンテナ。
  5. 【請求項5】 素子アンテナを多数配列して一体化され
    たサブアレーアンテナの複数個の配列により構成され、
    上記複数個のサブアレーアンテナ全体で電波を放射する
    とともに空間からの電波を受波する開口面アンテナにお
    いて、 上記サブアレーアンテナを非円形開口とし、量子化ロー
    ブの発生に最も寄与する配列周期を等価な円形開口の直
    径より小さくして配列したことを特徴とする開口面アン
    テナ。
  6. 【請求項6】 複数個のサブ開口面アンテナを、複数個
    の表面がソリッドの反射鏡アンテナとすることを特徴と
    する請求項2記載の開口面アンテナ。
  7. 【請求項7】 複数個のサブ開口面アンテナを、複数個
    の表面が金属メッシュの展開アンテナとすることを特徴
    とする請求項4記載の開口面アンテナ。
  8. 【請求項8】 複数個のサブ開口面アンテナを、複数個
    のオフセット反射鏡アンテナとし、そのオフセット主反
    射鏡以外の鏡面系および一次放射器を開口面に投影した
    部分が上記複数個のアンテナ開口面間の隙間に収まるよ
    うに、主反射鏡以外の鏡面系および一次放射器をオフセ
    ットして設けたことを特徴とする請求項2記載の開口面
    アンテナ。
JP1839897A 1997-01-31 1997-01-31 開口面アンテナ Pending JPH10215118A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012147158A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 New Japan Radio Co Ltd マイクロ波用アンテナ
JP6250255B1 (ja) * 2016-02-26 2017-12-20 三菱電機株式会社 アンテナ装置

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JP2012147158A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 New Japan Radio Co Ltd マイクロ波用アンテナ
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