JPH07243556A - ライニング管への新管接続方法 - Google Patents

ライニング管への新管接続方法

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Publication number
JPH07243556A
JPH07243556A JP6036792A JP3679294A JPH07243556A JP H07243556 A JPH07243556 A JP H07243556A JP 6036792 A JP6036792 A JP 6036792A JP 3679294 A JP3679294 A JP 3679294A JP H07243556 A JPH07243556 A JP H07243556A
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JP
Japan
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pipe
gas
bag
insertion hole
lining
Prior art date
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Pending
Application number
JP6036792A
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English (en)
Inventor
Tomoyoshi Nakao
朋由 中尾
Yoji Mori
洋司 森
Katsutoshi Kato
勝利 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07243556A publication Critical patent/JPH07243556A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスバッグの挿入孔を用済み後に確実にシー
ルしつつ閉栓し、且つ、ライニング管の切断端面のシー
ルも確実に行い得る手段を提供する。 【構成】 バッグ挿入孔2から挿入したガスバッグ3に
よるガス遮断箇所より下流側のライニング管を切断する
と共に、その切断端面をシールする。そして、前記切断
で生じた開口4に管内挿入式のガス遮断具5の蓋体5a
を装着した上で、ガスバッグ3をガス遮断解除にして管
外へ取り出し、仮止め栓6を施した後、前記ガス遮断具
5の遮断部5dを前記ガス遮断箇所より上流側へ挿入し
てガス遮断を行う。そして、前記蓋体5aを外して開放
させた開口4から、仮止め栓6に替わる雄ネジ栓7を導
入し、それをバッグ挿入孔2に嵌め込んでバッグ挿入孔
2の本栓を施した後、新管P2を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ライニング管への新管
接続方法に関し、更に詳しくは、流体導管に樹脂管を内
挿した活管状態のライニング管の一部を除去し、その除
去部分に代替する新規の流体導管や分岐管等の新管を接
続するライニング管への新管接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスや水等の流体を導くために長期間使
用されている流体導管を更生させる一手段として、その
管内周面に樹脂管をライニングすることが実施されてい
る。そのライニングは、例えば、前記流体導管の内部に
樹脂管を挿入した後、その樹脂管の内部を加圧し加熱膨
張させて、その樹脂管を前記流体導管の内周面に沿わせ
るという工法によって行われている。ところで、上述し
た工法等によって前記ライニングが実施されたライニン
グ管においても、その一部を切断除去し、その除去部分
に代替する新規の流体導管や分岐管等の新管を接続する
ことがある。このような場合には、前記切断に先立っ
て、前記ライニング管の切断箇所より上流側適宜部位に
バッグ挿入孔を穿設し、そのバッグ挿入孔経由で管内へ
挿入したガスバッグを膨張させてガス遮断を行ってい
た。そして、前記ガス遮断の後、その遮断位置の下流側
部分で前記ライニング管の一部を切断除去し、その除去
部分に替わる新管の接続を行うと共に、前記ガス遮断状
態を解除したガスバッグを前記バッグ挿入孔経由で管外
へ取り出しつつそのバッグ挿入孔に管外から栓体を施す
という工法が施工されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記流体導管の内周面
に前記樹脂管をライニングした状態では、前記流体導管
に前記樹脂管が内側から単に沿わされているだけであ
り、その両者間は非接着状態となっている。従って、前
記ライニング管の切断面、及び、前記ライニング管にお
けるバッグ挿入孔の穿設箇所では、前記両者間の非接着
部分が露出することとなるため、前記ライニング管の切
断面のシール処理を確実に行わず、しかも、前記新管接
続の後にガス遮断状態解除としたガスバッグを通過させ
たバッグ挿入孔に管外から栓体を単に施しただけでは、
前記非接着部分の露出部分経由でガスが管外へ漏れる可
能性がある、というシール性の問題があった。本発明
は、このような実情に着目してなされたものであり、前
記ライニング管の切断面及び前記バッグ挿入孔の部分を
確実にシールして、上述した従来のシール性の問題を解
消し得る手段を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るライニング
管への新管接続方法(以下、本発明方法という)は、流
体導管に樹脂管を内挿した活管状態のライニング管の一
部を除去し、その除去部分に代替する新管を接続するラ
イニング管への新管接続方法であって、前記ライニング
管にバッグ挿入孔を穿設し、そのバッグ挿入孔経由で管
内へ挿入したガスバッグを膨張させてガス遮断を行った
上で、その遮断位置の下流側部分にて前記ライニング管
を切断してその切断箇所の管下流側部分を除去すると共
に、前記切断によって生じた前記流体導管の端部と前記
樹脂管の端部との間のシールを行った後、前記切断によ
って生じた開口に、その開口に装着自在な蓋体を挿通す
る長尺体の先端に拡縮チューブよりなる遮断部を備えた
管内挿入式のガス遮断具における蓋体を装着した後、前
記ガス遮断の状態を解除したガスバッグを前記バッグ挿
入孔経由で管外へ取り出すと共に、そのバッグ挿入孔に
仮止め栓を施した後、前記ガス遮断具の遮断部を前記ガ
スバッグによる遮断位置よりも上流側部分に達するよう
に挿入した上で前記遮断部の拡径による前記ライニング
管のガス遮断を行った後、前記蓋体を取り外して開放さ
せた前記開口から、前記仮止め栓に代替する管内側受部
付きの雄ネジ栓を管内へ導入して、その管内から前記バ
ッグ挿入孔に嵌め込んでその管外露出部分にナットを螺
着することにより、前記バッグ挿入孔の本栓を施した
後、前記切断によって生じた除去部分に代替する新管を
接続した上で、前記ガス遮断具のガス遮断状態を解除し
てそのガス遮断具を引き抜くことを第1の特徴として備
えている。
【0005】また、前記ライニング管にバッグ挿入孔を
穿設し、そのバッグ挿入孔経由で管内へ挿入したガスバ
ッグを膨張させてガス遮断を行った上で、その遮断位置
の下流側部分で前記ライニング管を切断してその切断箇
所の管下流側部分を除去した後、前記切断によって生じ
た開口に、その開口に装着自在な蓋体を挿通する長尺体
の先端に拡縮チューブよりなる遮断部を備えた管内挿入
式のガス遮断具における蓋体を装着した後、前記ガス遮
断の状態を解除したガスバッグを前記バッグ挿入孔経由
で管外へ取り出すと共に、そのバッグ挿入孔に仮止め栓
を施した後、前記ガス遮断具の遮断部を前記ガスバッグ
による遮断位置よりも上流側部分に達するように挿入し
た上で前記遮断部の拡径による前記ライニング管のガス
遮断を行った後、前記蓋体を取り外して開放させた前記
開口から、前記仮止め栓に代替する管内側受部付きの雄
ネジ栓を管内へ導入して、その管内から前記バッグ挿入
孔に嵌め込んでその管外露出部分にナットを螺着するこ
とにより、前記バッグ挿入孔の本栓を施すと共に、前記
切断によって生じた前記流体導管の端部と前記樹脂管の
端部との間のシールを行った後、前記切断によって生じ
た除去部分に代替する新管を接続した上で、前記ガス遮
断具のガス遮断状態を解除してそのガス遮断具を引き抜
くことを第2の特徴として備えている。
【0006】また、前記ライニング管にバッグ挿入孔を
穿設し、そのバッグ挿入孔経由でその上流側の管内へ挿
入した第1ガスバッグ及び下流側の管内へ挿入した第2
ガスバッグを各膨張させてガス遮断を行った上で、それ
らの遮断位置の下流側部分で前記ライニング管を切断し
てその切断箇所の管下流側部分を除去すると共に、前記
切断によって生じた前記流体導管の端部と前記樹脂管の
端部との間のシールを行った後、前記第1、第2ガスバ
ッグのうちの下流側の第2ガスバッグをガス遮断状態解
除にして前記バッグ挿入孔経由で管外へ取り出すと共
に、そのバッグ挿入孔経由で、管内側受部付きの雄ネジ
栓を紐状体で吊下げ状態に管内へ導入した後、前記切断
にて生じた除去部分に代替する新管を接続した上で、前
記第1、第2ガスバッグのうちの上流側の第1ガスバッ
グを、ガス遮断状態解除にして前記バッグ挿入孔経由で
管外へ取り出すと共に、前記紐状体を引き上げることに
より、前記雄ネジ栓の雄ネジ部を前記バッグ挿入孔から
管外露出させた上で、その露出部分にナットを螺着して
前記バッグ挿入孔の本栓を施すことを第3の特徴として
備えている。
【0007】また、前記ライニング管にバッグ挿入孔を
穿設し、そのバッグ挿入孔経由でその上流側の管内へ挿
入した第1ガスバッグ及び下流側の管内へ挿入した第2
ガスバッグを各膨張させてガス遮断を行った上で、それ
らの遮断位置の下流側部分で前記ライニング管を切断し
てその切断箇所の管下流側部分を除去した後、前記第
1、第2ガスバッグのうちの下流側の第2ガスバッグを
ガス遮断状態解除にして前記バッグ挿入孔経由で管外へ
取り出した上で、そのバッグ挿入孔経由で、管内側受部
付きの雄ネジ栓を紐状体で吊下げ状態に管内へ導入する
と共に、前記切断によって生じた前記流体導管の端部と
前記樹脂管の端部との間のシールを行った後、前記切断
にて生じた除去部分に代替する新管を接続した上で、前
記第1、第2ガスバッグのうちの上流側の第1ガスバッ
グを、ガス遮断状態解除にして前記バッグ挿入孔経由で
管外へ取り出すと共に、前記紐状体を引き上げることに
より、前記雄ネジ栓の雄ネジ部を前記バッグ挿入孔から
管外に露出させた上で、その露出部分にナットを螺着し
て前記バッグ挿入孔の本栓を施すことを第4の特徴とし
て備えている。
【0008】
【作用】第1の特徴を備えた本発明方法によれば、前記
ガスバッグによるガス遮断位置の下流側部分にて、前記
ライニング管の切断が行われると共に、その切断によっ
て生じる切断面のシール(更に詳しくは、前記切断面に
おける流体導管と樹脂管との間のシール、以下同じ)が
確実に実現されるようになる。しかも、前記ガスバッグ
を挿入させるバッグ挿入孔のシール(更に詳しくは、前
記切断面における流体導管と樹脂管との間のシール、以
下、同じ)も、ガス遮断具の遮断部を拡径させてガス遮
断した位置の下流側部分にて、前記バッグ挿入孔に嵌め
込まれる雄ネジ栓の管外露出部分にナットを螺着してそ
れを本栓とすることにより、確実に実現されるようにな
る。
【0009】また、第2の特徴を備えた本発明方法によ
る場合は、前記ライニング管の切断にて生じる切断面の
シールを、その切断作業に続行させて確実に実施するの
ではなく、前記バッグ挿入孔への本栓を装着した後に確
実に実施するという点で、第1の特徴を備えた本発明方
法による場合と相異するだけであり、他の作用は同様で
ある。
【0010】また、第3の特徴を備えた本発明方法によ
れば、前記管内へ挿入された第1、第2ガスバッグによ
るガス遮断位置の下流側部分にて、前記ライニング管の
切断が行われ、その切断によって生じる切断面のシール
が確実に実現されるようになる。しかも、前記第1、第
2ガスバッグを挿入させるバッグ挿入孔のシールも、前
記下流側の第2ガスバッグをガス遮断状態解除にして管
外へ取り出した後に導入される前記管内側受部付きの雄
ネジ栓を、前記第1ガスバッグを管外へ取り出した後に
引き上げることにより、その雄ネジ部を前記バッグ挿入
孔から管外に露出させ、その露出部分にナットを螺着し
てそれを本栓とすることにより、確実に実現されるよう
になる。
【0011】また、第4の特徴を備えた本発明方法によ
る場合は、前記ライニング管の切断にて生じる切断面の
シールを、その切断作業に続行させて確実に実施するの
ではなく、前記本栓として使用される管内側受部付きの
雄ネジ栓を管内へ導入する過程で確実に実施するという
点で、第3の特徴を備えた本発明方法による場合と相異
するだけであり、他の作用は同様である。
【0012】
【発明の効果】従って、第1の特徴を備えた本発明方法
によっても、第2の特徴を備えた本発明方法によって
も、第3の特徴を備えた本発明方法によっても、第4の
特徴を備えた本発明方法によっても、前記ライニング管
の切断面及び前記バッグ挿入孔の部分が確実にシールさ
れるようになり、いずれの場合も、従来のシール性の問
題が解消されるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】〔第1実施例〕(請求項1に対応) 図1には、本発明方法の一実施例の手順が示されてお
り、図2及び図3には、その方法の実施に使用される器
具が示されている。各図中、P1は、ガスを導く流体導
管(ガス管)であり、その流体導管1の内周面には、長
期間使用の後の管更生のため、樹脂管1がライニングさ
れている。そのライニングは、具体的には、前記流体導
管P1の内部に樹脂管1を挿入した後、その樹脂管1の
内部を加圧し加熱膨張させて、その樹脂管1の外周面を
前記流体導管P1の内周面に沿わせることによって行わ
れている。
【0015】前記流体導管P1の内周面に上述したよう
なライニングが行われてなるライニング管は、活管状態
において、その管の一部が除去され、その除去部分に代
替する新規の流体導管や分岐管等の新管が接続される必
要が生じることがある。このような場合には、以下に詳
述する本発明方法が有効に適用される。
【0016】先ず、図1(イ)に示すように、前記ライ
ニング管にバッグ挿入孔2を穿設する。そして、図1
(ロ)に示すように、前記バッグ挿入孔2経由でガスバ
ッグ3を管内へ挿入し(図示の実施例では、安全のた
め、複数のガスバッグを挿入したが、1個のガスバッグ
で済む場合もある)、そのガスバッグ3を膨張させてガ
ス遮断を行った後、その遮断位置の下流側部分で前記ラ
イニング管を切断してその切断箇所の管下流側部分を除
去すると共に、前記切断によって生じた前記ライニング
管の端部、更に詳しくは、前記流体導管P1の端部と前
記樹脂管1の端部との間のシールを行う。前記シールを
行う器具としては、図2に示すように、前記樹脂管1が
剥がされて内面露出した流体導管P1及び前記樹脂管1
の各内面に断面階段状に内接自在なゴム製リング10a
と、それを外嵌させた状態での拡径塑性変形が自在なス
テンレス鋼製リング10bとの組合せからなるシールリ
ング10が使用される。その後、図1(ハ)に示すよう
に、前記切断によって生じた開口4に装着自在な蓋体5
aを挿通し、且つ、その挿通状態でのスライド移動が自
在な長尺体5bの先端に対し、前記流体導管P1の内面
に密着自在に拡径する拡縮チューブよりなる遮断部5d
を取り付けた管内挿入式のガス遮断具5を準備する。そ
して、前記ガス遮断具5の蓋体5aを前記開口4に装着
する。そして、前記ガス遮断状態を解除したガスバッグ
3を前記バッグ挿入孔2経由で管外へ取り出した後、前
記バッグ挿入孔2に仮止め栓6を施す。その後、図1
(ニ)に示すように、前記ガス遮断具5の遮断部5d
を、前記ガスバッグ3による遮断位置よりも上流側部分
に達するように挿入した上で、前記遮断部5dの拡径に
よる前記ライニング管のガス遮断を行った後、前記仮止
め栓6を取り外す。その後、図1(ホ)に示すように、
前記蓋体5aを取り外して開放させた前記開口4から、
前記仮止め栓6に代替する管内側受部7a付きの雄ネジ
栓7を管内へ導入して、その管内から前記バッグ挿入孔
2に嵌め込んでその管外露出部分にナット8を螺着する
ことにより、前記バッグ挿入孔2の本栓を施す。尚、図
3に示すように、前記雄ネジ栓7の管内側受部7aと前
記ライニング管との間、及び、前記ナット8と前記ライ
ニング管との間には夫々Oリング11A,11Bが介装
され、且つ、前記雄ネジ栓7の管外露出部分にナット8
を螺着した上にはパテ12が施されるようになってお
り、これらの複合的な作用で前記本栓の確実なシールが
実現されるようになっている。その後、図1(ヘ)に示
すように、前記切断によって生じた除去部分に代替する
新管P2(その新管P2は、元の流体導管P1に後続す
る流体導管であってもよく、また、流体導管P1の一部
に設けられる分岐管であってもよい)を接続した上で、
前記ガス遮断具5のガス遮断状態を解除してそのガス遮
断具5を引き抜く。尚、前記ガス遮断具5の引き抜きに
際しては、その一部を構成する長尺体5bの複数個を、
その手前端が前記新管P2の手前に至るまで継ぎ足し
て、その手前端にて作業者が操作できるようにする。
【0017】〔第2実施例〕(請求項2に対応) 尚、以下の各実施例を示す図面において、第1実施例と
同一の符号で表示した部分は同一又は相当の部分を示し
ている。先ず、図4(イ)に示すように、前記ライニン
グ管にバッグ挿入孔2を穿設する。そして、図4(ロ)
に示すように、前記バッグ挿入孔2経由でガスバッグ3
を管内へ挿入し、そのガスバッグ3を膨張させてガス遮
断を行った後、その遮断位置の下流側部分で前記ライニ
ング管を切断してその切断箇所の管下流側部分を除去す
る。その後、図4(ハ)に示すように、前記管内挿入式
のガス遮断具5における蓋体5aを前記開口4に装着す
る。そして、前記ガス遮断状態を解除したガスバッグ3
を前記バッグ挿入孔2経由で管外へ取り出した後、前記
バッグ挿入孔2に仮止め栓6を施す。その後、図4
(ニ)に示すように、前記ガス遮断具5の遮断部5d
を、前記遮断位置よりも上流側部分に達するように挿入
した上で、前記遮断部5dの拡径による前記ライニング
管のガス遮断を行った後、前記仮止め栓6を取り外す。
その後、図4(ホ)に示すように、前記蓋体5aを取り
外して開放させた前記開口4から、前記仮止め栓6に代
替する管内側受部7a付きの雄ネジ栓7(図3参照)を
管内へ導入して、その管内から前記バッグ挿入孔2に嵌
め込んだ後、その管外露出部分にナット8を螺着するこ
とにより、前記バッグ挿入孔2の本栓を施す。その後、
図4(ヘ)に示すように、前記切断によって生じた前記
流体導管P1の端部と前記樹脂管1の端部との間のシー
ルを前記シールリング10(図2参照)を用いて行うと
共に、前記切断によって生じた除去部分に代替する新管
P2を接続した上で、前記ガス遮断具5のガス遮断状態
を解除してそのガス遮断具5を引き抜く。
【0018】〔第3実施例〕(請求項3に対応) 先ず、図5(イ)に示すように、前記ライニング管にバ
ッグ挿入孔2を穿設する。そして、図5(ロ)に示すよ
うに、前記バッグ挿入孔2経由でその上流側の管内へ挿
入した第1ガスバッグ3A及び下流側の管内へ挿入した
第2ガスバッグ3Bを各膨張させてガス遮断を行った上
で、それらの遮断位置の下流側部分で前記ライニング管
を切断してその切断箇所の管下流側部分を除去すると共
に、前記切断によって生じた前記流体導管P1の端部と
前記樹脂管1の端部との間のシールを、前記シールリン
グ10(図2参照)を用いて行う。その後、図5(ハ)
に示すように、前記第1、第2ガスバッグ3A,3Bの
うちの下流側の第2ガスバッグ3Bをガス遮断状態解除
にして前記バッグ挿入孔2経由で管外へ取り出すと共
に、そのバッグ挿入孔2経由の紐状体9を利用して、管
内側受部7a付きの雄ネジ栓7(図3参照)を吊下げ状
態となしつつ、その雄ネジ栓7を管内へ配置する。その
後、図5(ニ)に示すように、前記切断によって生じた
除去部分に代替する新管P2を接続した上で、前記第
1、第2ガスバッグ3A,3Bのうちの上流側の第1ガ
スバッグ3Aを、ガス遮断状態解除にして前記バッグ挿
入孔2経由で管外へ取り出すと共に、前記紐状体9を引
き上げることにより、前記雄ネジ栓7の雄ネジ部を前記
バッグ挿入孔2から管外へ露出させた上で、その露出部
分にナット8を螺着して前記バッグ挿入孔2の本栓を施
す。
【0019】〔第4実施例〕(請求項4に対応) 先ず、図6(イ)に示すように、前記ライニング管にバ
ッグ挿入孔2を穿設する。そして、図6(ロ)に示すよ
うに、前記バッグ挿入孔2経由でその上流側の管内へ挿
入した第1ガスバッグ3A及び下流側の管内へ挿入した
第2ガスバッグ3Bを各膨張させてガス遮断を行った上
で、それらの遮断位置の下流側部分で前記ライニング管
を切断してその切断箇所の管下流側部分を除去する。そ
の後、図6(ハ)に示すように、前記第1、第2ガスバ
ッグ3A,3Bのうちの下流側の第2ガスバッグ3Bを
ガス遮断状態解除にして前記バッグ挿入孔2経由で管外
へ取り出した上で、そのバッグ挿入孔2経由の紐状体9
を利用して、管内側受部7a付きの雄ネジ栓7(図3参
照)を吊下げ状態となしつつ、その雄ネジ栓7を管内へ
導入すると共に、前記切断によって生じた前記流体導管
P1の端部と前記樹脂管1の端部との間のシールをシー
ルリング10(図2参照)を用いて行う。その後、図6
(ニ)に示すように、前記切断によって生じた除去部分
に代替する新管P2を接続した上で、前記第1、第2ガ
スバッグ3A,3Bのうちの上流側の第1ガスバッグ3
Aを、ガス遮断状態解除にして前記バッグ挿入孔2経由
で管外へ取り出すと共に、前記紐状体9を引き上げるこ
とにより、前記雄ネジ栓7の雄ネジ部を前記バッグ挿入
孔2から管外へ露出させた上で、その露出部分にナット
8を螺着して前記バッグ挿入孔2の本栓を施す。
【0020】次に、別実施例について説明する。上述の
実施例は、ガス管を導く流体導管を更生したライニング
管を対象とした場合に本発明方法を適用したものであっ
たが、本発明方法は、他の流体導管を更生したライニン
グ管、例えば、水道水を導く流体導管を更生したライニ
ング管を対象とした場合においても適用することができ
る。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を第1実施例を示す説明図
【図2】本発明方法の実施に使用するシールリングの説
明図
【図3】本発明方法の実施に使用する雄ネジ栓の説明図
【図4】本発明方法を第2実施例を示す説明図
【図5】本発明方法を第3実施例を示す説明図
【図6】本発明方法を第4実施例を示す説明図
【符号の説明】
1 樹脂管 2 バッグ挿入孔 3 ガスバッグ 3A 第1ガスバッグ 3B 第2ガスバッグ 4 開口 5 ガス遮断具 5a 蓋体 5b 長尺体 5d 遮断部 6 仮止め栓 7 雄ネジ栓 7a 管内側受部 8 ナット 9 紐状体 P1 流体導管 P2 新管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体導管(P1)に樹脂管(1)を内挿
    した活管状態のライニング管の一部を除去し、その除去
    部分に代替する新管(P2)を接続するライニング管へ
    の新管接続方法であって、 前記ライニング管にバッグ挿入孔(2)を穿設し、その
    バッグ挿入孔(2)経由で管内へ挿入したガスバッグ
    (3)を膨張させてガス遮断を行った上で、その遮断位
    置の下流側部分で前記ライニング管を切断してその切断
    箇所の管下流側部分を除去すると共に、前記切断によっ
    て生じた前記流体導管(P1)の端部と前記樹脂管
    (1)の端部との間のシールを行った後、 前記切断によって生じた開口(4)に、その開口(4)
    に装着自在な蓋体(5a)を挿通する長尺体(5b)の
    先端に拡縮チューブよりなる遮断部(5d)を備えた管
    内挿入式のガス遮断具(5)における蓋体(5a)を装
    着した後、 前記ガス遮断の状態を解除したガスバッグ(3)を前記
    バッグ挿入孔(2)経由で管外へ取り出すと共に、その
    バッグ挿入孔(2)に仮止め栓(6)を施した後、 前記ガス遮断具(5)の遮断部(5d)を前記ガスバッ
    グ(3)による遮断位置よりも上流側部分に達するよう
    に挿入した上で前記遮断部(5d)の拡径による前記ラ
    イニング管のガス遮断を行った後、 前記蓋体(5a)を取り外して開放させた前記開口
    (4)から、前記仮止め栓(6)に代替する管内側受部
    (7a)付きの雄ネジ栓(7)を管内へ導入して、その
    管内から前記バッグ挿入孔(2)に嵌め込んでその管外
    露出部分にナット(8)を螺着することにより、前記バ
    ッグ挿入孔(2)の本栓を施した後、 前記切断によって生じた除去部分に代替する新管(P
    2)を接続した上で、前記ガス遮断具(5)のガス遮断
    状態を解除してそのガス遮断具(5)を引き抜くライニ
    ング管への新管接続方法。
  2. 【請求項2】 流体導管(P1)に樹脂管(1)を内挿
    した活管状態のライニング管の一部を除去し、その除去
    部分に代替する新管(P2)を接続するライニング管へ
    の新管接続方法であって、 前記ライニング管にバッグ挿入孔(2)を穿設し、その
    バッグ挿入孔(2)経由で管内へ挿入したガスバッグ
    (3)を膨張させてガス遮断を行った上で、その遮断位
    置の下流側部分で前記ライニング管を切断してその切断
    箇所の管下流側部分を除去した後、 前記切断によって生じた開口(4)に、その開口(4)
    に装着自在な蓋体(5a)を挿通する長尺体(5b)の
    先端に拡縮チューブよりなる遮断部(5d)を備えた管
    内挿入式のガス遮断具(5)における蓋体(5a)を装
    着した後、 前記ガス遮断の状態を解除したガスバッグ(3)を前記
    バッグ挿入孔(2)経由で管外へ取り出すと共に、その
    バッグ挿入孔(2)に仮止め栓(6)を施した後、 前記ガス遮断具(5)の遮断部(5d)を前記ガスバッ
    グ(3)による遮断位置よりも上流側部分に達するよう
    に挿入した上で前記遮断部(5d)の拡径による前記ラ
    イニング管のガス遮断を行った後、 前記蓋体(5a)を取り外して開放させた前記開口
    (4)から、前記仮止め栓(6)に代替する管内側受部
    (7a)付きの雄ネジ栓(7)を管内へ導入して、その
    管内から前記バッグ挿入孔(2)に嵌め込んでその管外
    露出部分にナット(8)を螺着することにより、前記バ
    ッグ挿入孔(2)の本栓を施すと共に、前記切断によっ
    て生じた前記流体導管(P1)の端部と前記樹脂管
    (1)の端部との間のシールを行った後、 前記切断によって生じた除去部分に代替する新管(P
    2)を接続した上で、前記ガス遮断具(5)のガス遮断
    状態を解除してそのガス遮断具(5)を引き抜くライニ
    ング管への新管接続方法。
  3. 【請求項3】 流体導管(P1)に樹脂管(1)を内挿
    した活管状態のライニング管の一部を除去し、その除去
    部分に代替する新管(P2)を接続するライニング管へ
    の新管接続方法であって、 前記ライニング管にバッグ挿入孔(2)を穿設し、その
    バッグ挿入孔(2)経由でその上流側の管内へ挿入した
    第1ガスバッグ(3A)及び下流側の管内へ挿入した第
    2ガスバッグ(3B)を各膨張させてガス遮断を行った
    上で、それらの遮断位置の下流側部分で前記ライニング
    管を切断してその切断箇所の管下流側部分を除去すると
    共に、前記切断によって生じた前記流体導管(P1)の
    端部と前記樹脂管(1)の端部との間のシールを行った
    後、 前記第1、第2ガスバッグ(3A),(3B)のうちの下
    流側の第2ガスバッグ(3B)をガス遮断状態解除にし
    て前記バッグ挿入孔(2)経由で管外へ取り出すと共
    に、そのバッグ挿入孔(2)経由で、管内側受部(7
    a)付きの雄ネジ栓(7)を紐状体(9)で吊下げ状態
    に管内へ導入した後、 前記切断によって生じた除去部分に代替する新管(P
    2)を接続した上で、前記第1、第2ガスバッグ(3
    A),(3B)のうちの上流側の第1ガスバッグ(3A)
    を、ガス遮断状態解除にして前記バッグ挿入孔(2)経
    由で管外へ取り出すと共に、前記紐状体(9)を引き上
    げることにより、前記雄ネジ栓(7)の雄ネジ部を前記
    バッグ挿入孔(2)から管外へ露出させた上で、その露
    出部分にナット(8)を螺着して前記バッグ挿入孔
    (2)の本栓を施すライニング管への新管接続方法。
  4. 【請求項4】 流体導管(P1)に樹脂管(1)を内挿
    した活管状態のライニング管の一部を除去し、その除去
    部分に代替する新管(P2)を接続するライニング管へ
    の新管接続方法であって、 前記ライニング管にバッグ挿入孔(2)を穿設し、その
    バッグ挿入孔(2)経由でその上流側の管内へ挿入した
    第1ガスバッグ(3A)及び下流側の管内へ挿入した第
    2ガスバッグ(3B)を各膨張させてガス遮断を行った
    上で、それらの遮断位置の下流側部分で前記ライニング
    管を切断してその切断箇所の管下流側部分を除去した
    後、 前記第1、第2ガスバッグ(3A),(3B)のうちの下
    流側の第2ガスバッグ(3B)をガス遮断状態解除にし
    て前記バッグ挿入孔(2)経由で管外へ取り出した上
    で、そのバッグ挿入孔(2)経由で、管内側受部(7
    a)付きの雄ネジ栓(7)を紐状体(9)で吊下げ状態
    に管内へ導入すると共に、前記切断によって生じた前記
    流体導管(P1)の端部と前記樹脂管(1)の端部との
    間のシールを行った後、 前記切断によって生じた除去部分に代替する新管(P
    2)を接続した上で、前記第1、第2ガスバッグ(3
    A),(3B)のうちの上流側の第1ガスバッグ(3A)
    を、ガス遮断状態解除にして前記バッグ挿入孔(2)経
    由で管外へ取り出すと共に、前記紐状体(9)を引き上
    げることにより、前記雄ネジ栓(7)の雄ネジ部を前記
    バッグ挿入孔(2)から管外へ露出させた上で、その露
    出部分にナット(8)を螺着して前記バッグ挿入孔
    (2)の本栓を施すライニング管への新管接続方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127783A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Cosmo Koki Co Ltd 管接続部材の脱着方法
JP2013064485A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Tokyo Gas Co Ltd 埋設管の新旧管入れ取り替え用連結管及び埋設管の新旧管入れ取り替え工法

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