JPH0724347Y2 - 紙送り装置 - Google Patents

紙送り装置

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JPH0724347Y2
JPH0724347Y2 JP592790U JP592790U JPH0724347Y2 JP H0724347 Y2 JPH0724347 Y2 JP H0724347Y2 JP 592790 U JP592790 U JP 592790U JP 592790 U JP592790 U JP 592790U JP H0724347 Y2 JPH0724347 Y2 JP H0724347Y2
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JP
Japan
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driven
rollers
drive
roller
shaft
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JP592790U
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JPH0397436U (ja
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武司 日吉
千宙 小坂
英明 西田
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Tec Corp
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Tec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、印字機等に用いられる紙送り装置に関する。
[従来の技術] 例えば、従来の印字機には、第5図に示す如く、印字部
(印字ヘッド2,プラテン3)に用紙を送るために紙送り
装置1が設けられているのが一般的である。
かかる紙送り装置1は、第3図に示す如く、駆動モータ
13によって回転駆動される駆動軸11と、この駆動軸11に
離隔配設された複数の駆動ローラ12と、駆動軸11に対し
て接近・離隔自在となるように両端部をアーム5,5によ
って支持された従動軸21と、この従動軸21に各駆動ロー
ラ12と対向するように配設された複数の従動ローラ22と
を含み構成されている。
ここで、従動軸21は、各従動ローラ22を対向する各駆動
ローラ12に圧接させるために、両アーム5,5を介してバ
ネ6,6によって駆動軸11に向けて付勢されている。
上記紙送り装置を用いて用紙送りするには、駆動モータ
13を駆動して駆動軸11を回転させる。すると、各駆動ロ
ーラ12は、それぞれ対応する従動ローラ22と圧接した状
態で駆動軸11と同期的に回転される。次に、その状態で
用紙を各駆動ローラ12と従動ローラ22との間に差し込む
と、当該用紙は各一対のローラ12,22の協働により送り
付勢されて所定方向に送られる。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記構成の紙送り装置においては、第4図に
示す如く、従動軸21がその両端部に作用するバネ6,6の
弾性力により撓み、各従動ローラ22が対応する駆動ロー
ラ12を押圧する力が一定とならずバラツクことがある。
また、極端な場合には従動軸21の中央部分の従動ローラ
22が対応する駆動ローラ12から浮き上がってしまうこと
がある。
かかる事態が生じると、各駆動ローラ12と各従動ローラ
22との協働によって用紙送りをする際に、用紙が斜行し
たり、ジャムが発生することがある。また、幅の小さい
用紙を送る際には、当該用紙を各従動ローラ22によって
各駆動ローラ12に十分に押しつけることができずに送り
付勢が不足するため、高精度で送ることができないこと
がある。
そこで、従来、かかる不都合が生じるのを防止するため
に、第6図に示す如く、撓み量が大きい従動軸21の中央
部分を、軸8に支持された付勢部材7によって駆動軸11
に向けて付勢して各従動ローラ22をそれぞれ対応する駆
動ローラ12に圧接させる方策がとられることがある。
しかし、かかる方策をとった場合、従動軸21が更に複雑
な曲線形状に撓むことになり、各従動ローラ22を各駆動
ローラ12に一定の押圧力をもって圧接するのは困難で斜
行等の問題を一掃することができない。
本考案の目的は、複数の従動ローラを軸線方向に位置ず
れさせることなく対応する駆動ローラに確実に圧接可能
で、用紙を斜行,ジャム等を発生させることなく高精度
で送ることができる組立容易な紙送り装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、従動軸を駆動軸に向けて付勢することにより
複数の従動ローラをそれぞれ対応する駆動ローラに圧接
させたのでは、従動軸の撓みにより各従動ローラを各駆
動ローラに一定の押圧力をもって押し付けることが困難
であることに着目し、各従動ローラを直接各駆動ローラ
に押圧することにより圧接力が一定となるように形成し
たものである。
すなわち、本考案は、駆動軸に離隔配設された複数の駆
動ローラと、この駆動軸に対して接離自在に設けられた
従動軸と、この従動軸に前記各駆動ローラと対向するよ
うに配設された複数の従動ローラと、各従動ローラの溝
と摺動自在に当接して当該各従動ローラを対向する各駆
動ローラに押圧する押圧手段と、前記各従動ローラと対
応する複数の係合突起部を有する支持板とを設け、前記
押圧手段を、巻回部を有し該巻回部を対応する係合突起
部と嵌合することにより支持板に着脱自在に装着されか
つ一端部が対応する前記各従動ローラの溝に摺動自在に
当接して当該各従動ローラを対応する前記各駆動ローラ
に押圧する複数のねじりコイルスプリングから形成した
ことを特徴とする。
[作用] 上記構成による本考案では、複数の従動ローラは、押圧
手段を構成する複数のねじりコイルスプリングによって
直接対応する各駆動ローラに押し付けられる。このた
め、従動軸が撓むことはなく、各従動ローラを各駆動ロ
ーラに一定の押圧力をもって圧接することができる。こ
れにより、用紙を斜行,ジャム等を発生させることなく
高精度で送ることができる。
また、押圧手段を構成する複数のねじりコイルスプリン
グを、それぞれの巻回部を対応する係合突起部と嵌合さ
せることにより支持板に着脱自在に装着することがで
き、組立作業を迅速かつ容易に行うことができる。
[実施例] 本考案の実施例を図面に基づき説明する。
本実施例に係る紙送り装置は、第2図に示す如く、印字
ヘッド2およびプラテン3等を有する印字機に適用され
ており、複数(本実施例では5個)の従動ローラ22を押
圧手段によってそれぞれ対応する駆動ローラ12に直接押
し付けることにより当該各従動ローラ22を一定の押圧力
をもって各駆動ローラ12に圧接することができるように
構成されている。
すなわち、本紙送り装置は、第1図に示す如く、駆動軸
11に離隔配設された複数(本実施例では5個)の駆動ロ
ーラ12と、この駆動軸11に対して接離自在に設けられた
従動軸21と、この従動軸21に各駆動ローラ11と対向する
ように配設された複数(5個)の従動ローラ22と、各従
動ローラ22の溝23と摺動自在に当接して当該各従動ロー
ラ22をそれぞれ対向する駆動ローラ12に押圧する押圧手
段と、を具備した構成とされている。なお、第1図中、
32は支持板で、各従動ローラ22と対向する複数(5個)
の係合突起部32aを有している。
ここにおいて、従動軸21は長溝24,24に摺動自在に支持
されている。
また、押圧手段は、組立作業の迅速化および容易化を図
るために、複数(本実施例では5個)のねじりコイルス
プリング31により形成されている。各ねじりコイルスプ
リング31は、それぞれ巻回部31rを有し,該巻回部31rを
対応する係合突起部32aと嵌合することにより支持板32
に着脱自在に装着され,かつ一端部31aが対応する従動
ローラ22の外周に形成された溝23と摺動自在に当接して
当該従動ローラ22を対応する駆動ローラ12に押圧する構
成とされている。
次に、この実施例の作用について説明する。
各従動ローラ22は、押圧手段(各ねじりコイルスプリン
グ31)によって直接一定の押圧力をもって各駆動ローラ
12に押し付けられる。これにより、用紙を各駆動ローラ
12と対応する従動ローラ22との間に差込んで送る際、当
該用紙は各従動ローラ22によって一定の押圧力をもって
各駆動ローラ12に押し付けられる。したがって、これら
各一対のローラ12,22によって用紙に作用する送り付勢
力は一定となり、用紙の幅が種々異なる場合でも当該用
紙を斜行,ジャム等を発生させることなく高精度で送る
ことができる。
しかして、この実施例によれば、駆動軸11に離隔配設さ
れた複数の駆動ローラ12と、この駆動軸12に対して接離
自在に設けられた従動軸21と、この従動軸21に各駆動ロ
ーラ12と対向するように配設された複数の従動ローラ22
と、各従動ローラ22と係合して当該各従動ローラ22を対
向する各駆動ローラ12に押圧する各ねじりコイルスプリ
ング31と、を具備した構成であるので、複数の従動ロー
ラ22を軸線方向に位置ずれさせることなく対応する駆動
ローラ12に確実に圧接可能で、用紙を斜行,ジャムを発
生させることなく高精度で送ることができる。
また、各ねじりコイルスプリング31と各従動ローラ22の
溝23との協働により、各従動ローラ22が軸線方向に移動
するのが規制され、当該各従動ローラ22を各駆動ローラ
12に良好な状態で圧接させておくことができる。これに
より、用紙を各一対のローラ12,22によって一段と円滑
かつ確実に送ることができる。
また、各ねじりコイルスプリング31を、それぞれ対応す
る係合突起32aと嵌合させるだけで支持板32に装着する
ことができ、組立作業を迅速かつ容易に行うことができ
る。
なお、上記した実施例では、紙送り装置を印字機に適用
したが、電子写真装置等に用紙搬送手段として適用する
ことも可能である。
[考案の効果] 本考案によれば、駆動軸に離隔配設された複数の駆動ロ
ーラと、この駆動軸に対して接離自在に設けられた従動
軸と、この従動軸に各駆動ローラと対向するように配設
された複数の従動ローラと、各従動ローラと係合して当
該各従動ローラを対向する各駆動ローラに押圧する押圧
手段と、各従動ローラと対応する複数の係合突起部を有
する支持板とを設け、押圧手段を、巻回部を有し該巻回
部を対応する係合突起部と嵌合することにより支持板に
着脱自在に装着されかつ一端部が対応する各従動ローラ
の溝に摺動自在に当接して当該各従動ローラを対応する
各駆動ローラに押圧する複数のねじりコイルスプリング
から形成したので、複数の従動ローラを軸線方向に位置
ずれさせることなく対応する駆動ローラに確実に圧接可
能で、用紙を斜行,ジャム等を発生させることなく高精
度で送ることができる。また、複数のねじりコイルスプ
リングをそれぞれの巻回部を対応する係合突起部と嵌合
させるだけで支持板に着脱自在に装着することができ、
組立作業を迅速かつ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は本
考案の一実施例が適用された印字機の概略構成を示す図
である。第3図ないし第5図は従来の紙送り装置を示す
図で、第3図は斜視図、第4図は駆動ローラと従動ロー
ラとの圧接状態を示す図、第5図は従来の紙送り装置が
適用される印字機の概略構成を示す図である。第6図は
従来の紙送り装置の別の例を示す斜視図である。 11……駆動軸、12……駆動ローラ、21……従動軸、22…
…従動ローラ、31……ねじりコイルスプリング(押圧手
段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−47747(JP,U) 実開 昭61−139062(JP,U) 実開 平1−109031(JP,U) 実開 昭62−183651(JP,U) 実開 昭54−178383(JP,U) 実開 昭59−142247(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動軸に離隔配設された複数の駆動ローラ
    と、この駆動軸に対して接離自在に設けられた従動軸
    と、この従動軸に前記各駆動ローラと対向するように配
    設された複数の従動ローラと、各従動ローラの溝と摺動
    自在に当接して当該各従動ローラを対向する各駆動ロー
    ラに押圧する押圧手段と、前記各従動ローラと対応する
    複数の係合突起部を有する支持板とを設け、 前記押圧手段を、巻回部を有し該巻回部を対応する係合
    突起部と嵌合することにより支持板に着脱自在に装着さ
    れかつ一端部が対応する前記各従動ローラの溝に摺動自
    在に当接して当該各従動ローラを対応する前記各駆動ロ
    ーラに押圧する複数のねじりコイルスプリングから形成
    したことを特徴とする紙送り装置。
JP592790U 1990-01-25 1990-01-25 紙送り装置 Expired - Lifetime JPH0724347Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP592790U JPH0724347Y2 (ja) 1990-01-25 1990-01-25 紙送り装置

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JPH0397436U JPH0397436U (ja) 1991-10-07
JPH0724347Y2 true JPH0724347Y2 (ja) 1995-06-05

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