JPH0724337A - 慣性円錐破砕機の運転制御方法 - Google Patents

慣性円錐破砕機の運転制御方法

Info

Publication number
JPH0724337A
JPH0724337A JP17325493A JP17325493A JPH0724337A JP H0724337 A JPH0724337 A JP H0724337A JP 17325493 A JP17325493 A JP 17325493A JP 17325493 A JP17325493 A JP 17325493A JP H0724337 A JPH0724337 A JP H0724337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crusher
inertial
level sensor
conical
hopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17325493A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiji Kobayashi
明司 小林
Michio Hattori
道生 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rasa Industries Ltd
Original Assignee
Rasa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rasa Industries Ltd filed Critical Rasa Industries Ltd
Priority to JP17325493A priority Critical patent/JPH0724337A/ja
Publication of JPH0724337A publication Critical patent/JPH0724337A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は慣性円錐破砕機の運転制御方法に関
し、供給材料の途切れ、産物による産物通路のつまり等
を検知してトラブルの発生を事前に防止可能とした慣性
円錐破砕機の運転制御方法を実現することを目的とす
る。 【構成】 クラッシャシェル3内の球面支持体6で円錐
ヘッド7を支承し、その円錐ヘッド7に取付けたマント
ル8が該クラッシャシェル3に取り付けたコーンケーブ
4の内面を転動して供給原石を破砕する慣性円錐破砕機
の運転制御方法であって、破砕運転中にクラッシャシェ
ル3内の破砕室に破砕材料が途切れないように該クラッ
シャシェル上部のホッパー21に上限レベルセンサー2
9及び下限レベルセンサー30を設置し、該両レベルセ
ンサー29,30で原料供給用フィーダの運転を制御す
るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は慣性円錐破砕機の運転制
御方法に関する。詳しくは、破砕運転中に故障すること
なく安全に運転することができる運転制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の慣性円錐破砕機は図3及び図4に
示すように、ベース1上に防振ダンパ2を介してクラッ
シャシェル3が取付けられ、該クラッシャシェル3の上
部にはコーンケーブ4を装着したボウル5が取付けら
れ、クラッシャシェル3の内側には球面支持体6が設け
られ、該球面支持体6の上には上部にマントル8を取付
けた円錐ヘッド7が載置され、該球面支持体6に形成さ
れた環状取付部6aには環状シール18が固定されてい
る。他方円錐ヘッド7側には上記環状シール18のリッ
プ部が当接する環状当接面7aが形成されている。
【0003】また、該円錐ヘッド7の下側には主軸9が
取り付けられ、該主軸9には不釣合錘11が軸受スリー
ブ10を介して遊嵌されており、該軸受スリーブ10に
は回転駆動機構により回転力が伝達される。回転駆動機
構は、モータ17と該モータ17からVベルト16を介
して回転されるVプーリ15と該Vプーリ15に弾性カ
ップリング14で連結された中間軸12と、該中間軸1
2に一端を連結したボールスピンドル13とよりなり、
該ボールスピンドル13の他端が軸受スリーブ10に結
合されている。
【0004】そして、回転駆動機構により軸受スリーブ
10を回転させると、不釣合錘11による遠心力が発生
して主軸9を振り回すため、球面支持体6上の円錐ヘッ
ド7は揺れ動きながら回転する。これによって該円錐ヘ
ッド7に取付けられたマントル8がコーンケーブ4の内
面を転がるように転動してクラッシャシェル3の上方か
ら供給される原石を破砕することになる。このとき環状
シール18はその弾性によって揺れながら回転する円錐
ヘッド7の環状当接面7aに追従してクラッシャシェル
3の内部にダストが侵入するのを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の慣性円錐破
砕機の運転方法は、例えば図5に示すように、クラッシ
ャ直上のホッパ21aに供給コンベア24から材料が供
給され、ある量以上の原石はホッパ21aからオーバー
フローし、コンベア33により元に戻されるか、次工程
で他の製品を得るようになっていた。このように材料が
ホッパ21a内に充満しているときは円滑に運転するこ
とができる。ところが、材料が途切れたり、まばらに入
ると、マントル8がコーンケーブ4の内面を転動する構
造のため、円錐ヘッド7の動きが安定せず、球面支持体
6を破壊するに至ることがある。
【0006】また、砕石場等で操業する時は木片や金属
片、ぼろ等がアンダーシュート前後で産物を閉塞させる
ことがあり、本体の産物通路19を埋めつくし、環状シ
ール18を乗り超えて回転駆動機構内部まで入り込みト
ラブルを起こすという問題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、供給
材料の途切れ、産物による産物通路のつまり等を検知し
てトラブルの発生を事前に防止可能とした慣性円錐破砕
機の運転制御方法を実現しようとする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の慣性円錐破砕機
の運転制御方法に於いては、クラッシャシェル3内の球
面支持体6で円錐ヘッド7を支承し、その円錐ヘッド7
に取り付けたマントル8が該クラッシャシェル3に取り
付けたコーンケーブ4の内面を転動して供給原石を破砕
する慣性円錐破砕機の運転の制御方法であって、破砕運
転中にクラッシャシェル3内の破砕室に破砕材料が途切
れないように該クラッシャシェル上部のホッパー21に
上限レベルセンサー29及び下限レベルセンサー30を
設置し、該両レベルセンサー29,30で原料供給用フ
ィーダの運転を制御することを特徴とする。
【0009】また、それに加えて、上記破砕室内の破砕
材料が減少し、下限レベルセンサー30が作動した後、
所定の設定時間以内に材料が投入されない時は、慣性円
錐破砕機の運転を停止することを特徴とする。
【0010】また、慣性円錐破砕機の破砕物通路部又は
排出シュート上にレベルセンサー31又は32を設け、
該レベルセンサー31,32が産物の閉塞を感知した時
は、該慣性円錐破砕機の運転を停止することを特徴とす
る。
【0011】この構成を採ることにより、供給材料の途
切れ、産物による産物通路のつまり等を検知してトラブ
ルの発生を事前に防止可能とした慣性円錐破砕機の運転
制御方法が得られる。
【0012】
【作用】本発明では、図2に示すように慣性円錐破砕機
20の直上ホッパー21に、ホッパー上限レベルセンサ
ー29及びホッパー下限レベルセンサー30を、本体の
産物通路19に本体内レベルセンサー31を、排出シュ
ート26に排出シュートレベルセンサー32をそれぞれ
設けたことにより、ホッパー上限レベルセンサー29は
該ホッパー21に過剰な材料が投入されたときは切出フ
ィーダを所定時間停止して、常にホッパー内に適正な量
となるように制御する。
【0013】また、ホッパー下限レベルセンサー30
は、ホッパー内の材料が何らかのトラブルで途切れたと
きは、それを感知して装置の運転を停止させ、装置の故
障発生を未然に防止することができる。
【0014】また、本体の産物通路19に設けられた本
体内レベルセンサー31と、排出シュート26に設けら
れた排出シュートレベルセンサー32とは、該産物通路
19又は排出シュート26が木片や金属片、ぼろ等でつ
まったとき、それを感知して装置の運転を停止して、産
物が環状シールを乗りこえてクラッシャシェル内に入り
トラブルを起こすのを防止することができる。
【0015】
【実施例】図1及び図2は本発明の慣性円錐破砕機の運
転制御方法を実施できる装置を示す図で、図1は全体
図、図2は図1の要部断面図である。両面において、2
0は慣性円錐破砕機であり、その構造、作用は、産物通
路19にレベルセンサー31が設けられている以外は図
3で説明した従来例と同様であり、従って説明は省略す
る。
【0016】また、21は慣性円錐破砕機20の直上に
設けられた直上ホッパーであり、22は原石を収容する
原石ビン、23は切出フィーダ、24は投入コンベア
で、該投入コンベア24は原石ビン22から切出フィー
ダ23で切り出された原石を直上ホッパー21に運び、
投入できるように配置されている。
【0017】また、慣性円錐破砕機20の下方には排出
シュート26と排出コンベア27が配置され、慣性円錐
破砕機20からの産物をシュート26を通してコンベア
27で運び出すことができるようになっている。
【0018】そして、直上ホッパー21には上限レベル
センサー29と下限レベルセンサー30が上下に適当な
間隔で取り付けられ、慣性円錐破砕機本体20には産物
通路19にレベルセンサー31が取り付けられ、排出シ
ュート26にはレベルセンサー32が取り付けられてい
る。この各レベルセンサー29,30,31,32は接
触式又は非接触式の何れでも良く、材料の有無を電気信
号として取り出せるものであれば良い。また、これらレ
ベルセンサーは、切出フィーダ、投入コンベア、装置本
体等を駆動する図示なき制御部に接続されている。
【0019】なお、投入コンベア24の長さにより、切
出しフィーダ23が停止後、そのコンベア上に残る原石
の量が違う為、その原石をホッパー21内に収容できる
様に連続運転する前に上限レベルスイッチ29の位置の
調整、またはホッパー21の外壁を高くする等して調整
しておく。
【0020】このように構成された装置を用いた本発明
の慣性円錐破砕機の運転制御方法を図1及び図2を用い
て説明する。先ず、原石ビン22に貯められている原石
が切出フィーダ23により切り出され、投入コンベア2
4により運ばれて直上ホッパー21に投入され、同時に
慣性円錐破砕機20の運転が開始される。そして、直上
ホッパー21に設けられたホッパー上限レベルセンサー
29のレベル以上に材料が投入されると、該ホッパー上
限レベルセンサー29はこれを感知し、図示なき制御部
に信号を送る。制御部は信号を受けると直ちに切出フィ
ーダ23の運転を止め、予め設定された時間後に運転を
再開する。この間に直上ホッパー21内の材料は消費さ
れホッパー上限レベルセンサー29のレベル以下とな
り、上記の作用を繰返す。これにより慣性円錐破砕機2
0の運転は続行され、且つ材料がホッパーよりオーバー
フローするたとはなくなる。
【0021】また、直上ホッパー21内の材料が消費さ
れ、ホッパー下限レベルセンサー30が材料がないこと
を感知した場合は、図示なき制御部に信号を送る。制御
部は予め定められた時間後も下限レベルセンサー30が
材料がないと感知したときは、直ちに慣性円錐破砕機の
運転を停止させる。これは、切出フィーダ、投入コンベ
ア等の故障で材料の供給が止まったものとの判断による
ものであり、慣性円錐破砕機の空運転による球面支持体
の破壊等のトラブルを未然に防止することができる。
【0022】また、本体内レベルセンサー31又は排出
シュートレベルセンサー32が産物通路19又は排出シ
ュート26に産物がつまったことを感知したときは図示
なき制御部に信号を送る。制御部はこれにより直ちに慣
性円錐破砕機20の運転を停止させる。同時に切出フィ
ーダ、投入コンベヤ等も停止させる。これにより環状シ
ールから破砕物がクラッシャシェル内に侵入して回転駆
動機構等にトラブルを起こさせるのを未然に防止するこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】本発明に依れば、接触式又は非接触式の
レベルセンサーで、直上ホッパー内の原石のレベルを感
知し、又は慣性円錐破砕機本体内及び排出シュート上の
破砕物をレベルセンサーで感知して慣性円錐破砕機の運
転・停止を制御するようにしたことにより、安全に連続
運転でき、万一木片や金属片、ぼろ等により破砕物が閉
塞しても、本体が故障する前に停止することができる。
また、連続運転制御が電気信号で得られる為、プラント
の無人運転制御に発展利用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の慣性円錐破砕機の運転制御方法を実施
することができる装置を示す図である。
【図2】図1の要部断面詳細図である。
【図3】従来の慣性円錐破砕機を示す図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】従来の慣性円錐破砕機の運転方法を説明するた
めの図である。
【符号の説明】 4…コーンケーブ 8…マントル 19…産物通路 20…慣性円錐破砕機 21…直上ホッパー 22…原石ビン 23…切出フィーダ 24…投入コンベア 26…排出シュート 27…排出コンベア 29…ホッパ上限レベルセンサー 30…ホッパ下限レベルセンサー 31…本体内レベルセンサー 32…排出シュートレベルセンサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラッシャシェル(3)内の球面支持体
    (6)で円錐ヘッド(7)を支承し、その円錐ヘッド
    (7)に取り付けたマントル(8)が該クラッシャシェ
    ル(3)に取り付けたコーンケーブ(4)の内面を転動
    して供給原石を破砕する慣性円錐破砕機の運転制御方法
    であって、破砕運転中にクラッシャシェル(3)内の破
    砕室に破砕材料が途切れないように該クラッシャシェル
    上部のホッパー(21)に上限レベルセンサー(29)
    及び下限レベルセンサー(30)を設置し、該両レベル
    センサー(29,30)で原料供給用フィーダの運転を
    制御することを特徴とする慣性円錐破砕機の運転制御方
    法。
  2. 【請求項2】 上記破砕室内の破砕材料が減少し、下限
    レベルセンサー(30)が作動した後、所定の設定時間
    以内に材料が投入されない時は、慣性円錐破砕機(2
    0)の運転を停止することを特徴とする請求項1の慣性
    円錐破砕機の運転制御方法。
  3. 【請求項3】 慣性円錐破砕機(20)の産物通路部
    (19)又は排出シュート(26)上にレベルセンサー
    (31又は32)を設け、該レベルセンサー(31又は
    32)が産物の閉塞を感知した時は該慣性円錐破砕機
    (20)の運転を停止することを特徴とする慣性円錐破
    砕機の運転制御方法。
JP17325493A 1993-07-13 1993-07-13 慣性円錐破砕機の運転制御方法 Pending JPH0724337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17325493A JPH0724337A (ja) 1993-07-13 1993-07-13 慣性円錐破砕機の運転制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17325493A JPH0724337A (ja) 1993-07-13 1993-07-13 慣性円錐破砕機の運転制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0724337A true JPH0724337A (ja) 1995-01-27

Family

ID=15957037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17325493A Pending JPH0724337A (ja) 1993-07-13 1993-07-13 慣性円錐破砕機の運転制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0724337A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006158997A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Maruzen:Kk 石臼装置
KR101504567B1 (ko) * 2014-07-16 2015-03-30 민원 균등량 공급 장치를 설치한 콘크러셔를 이용한 순환골재 생산장치 및 그 생산 방법
JP2019103977A (ja) * 2017-12-13 2019-06-27 古河産機システムズ株式会社 破砕機、制御装置、制御方法、及び、プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006158997A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Maruzen:Kk 石臼装置
KR101504567B1 (ko) * 2014-07-16 2015-03-30 민원 균등량 공급 장치를 설치한 콘크러셔를 이용한 순환골재 생산장치 및 그 생산 방법
JP2019103977A (ja) * 2017-12-13 2019-06-27 古河産機システムズ株式会社 破砕機、制御装置、制御方法、及び、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7325759B2 (en) Method for minimizing damage to a waste fragmentation machine
US5226604A (en) Method of and apparatus for adjusting comminuting machines
CN207325043U (zh) 一种惯性圆锥破碎机料位控制系统
JP5277967B2 (ja) 竪型粉砕機の制御方法
US5564329A (en) Apparatus for supplying specified quantity of cooking material
JPH0724337A (ja) 慣性円錐破砕機の運転制御方法
KR100734470B1 (ko) 스크랩 파쇄 장치
JP4530455B2 (ja) 慣性円錐破砕機の上部球面軸受装置
JP6754100B2 (ja) 籾摺機の脱ぷロール異常判定装置
JP2005058876A (ja) 篩装置
JPS6333854Y2 (ja)
JPH10337487A (ja) ミルローラの加圧力制御方法及び装置
JP3831139B2 (ja) 給じん装置とその運転方法
KR102534459B1 (ko) 콘 파쇄기 헤드를 위한 스핀 방지 장치 및 방법
JP3247071B2 (ja) 気流式分級機の摩耗検知装置
JP4474195B2 (ja) 自動給餌システム
JPH08150345A (ja) 竪型破砕装置の破袋器
JP2007229625A (ja) 破砕機過負荷防止装置
JP3764947B2 (ja) 旋動式破砕機用原料供給装置
US12083763B2 (en) Oscillating-shaft machines for grinding or pressing organic waste
KR200204222Y1 (ko) 파쇄기
JP3060044B2 (ja) 精米機
JPH0546804Y2 (ja)
JPH0857840A (ja) コンクリート骨材輸送装置における砂利・砂判別装置
JPS63286116A (ja) コ−ヒ−豆等の粉砕機