JPH0724325A - 金属含有シリケートの製造方法 - Google Patents

金属含有シリケートの製造方法

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JPH0724325A
JPH0724325A JP16899793A JP16899793A JPH0724325A JP H0724325 A JPH0724325 A JP H0724325A JP 16899793 A JP16899793 A JP 16899793A JP 16899793 A JP16899793 A JP 16899793A JP H0724325 A JPH0724325 A JP H0724325A
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智士 市川
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啓司 山田
Toshitsugu Kamioka
敏嗣 上岡
Masahiko Shigetsu
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Abstract

(57)【要約】 【目的】金属が結晶の骨格を構成しミクロの細孔を有す
る結晶質多孔体である金属含有シリケートを水熱合成す
るにあたり、その結晶粒径を小さくすることができるよ
うにする。 【構成】金属源の溶液とシリカ源の溶液とをアルカリ源
の溶液に該アルカリ源の溶液を撹拌しながら滴下するこ
とによって水和ゲルを調製し、次に該水和ゲルを水熱反
応によって結晶化させて金属含有シリケートを合成す
る。上記水和ゲルの調製工程において、上記金属源の溶
液における当該金属原子の濃度を5×10-2mol/l 以下
に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属含有シリケートの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属含有シリケートは、金属が結晶の骨
格を構成しミクロの細孔を有する結晶質多孔体であり、
上記金属としてAlが用いられたアルミノシリケート
(ゼオライト)が代表的なものとして知られている。こ
のアルミノシリケートの場合、これにCu等の触媒活性
種を担持させると自動車エンジンの排気ガス中のNOx
(窒素酸化物)を理論空燃比よりも酸素過剰の雰囲気で
も分解除去できることが一般に知られている。
【0003】上記アルミノシリケートの製造にあたって
は、シリカ源としてのシリカゾルあるいは水ガラスと、
金属源としてのAl化合物と、アルカリ源とを混合して
所定pHの反応性に富む水和ゲルを調製し、これにオー
トクレーブ等によって水熱処理を施すという水熱合成法
が一般に採用されている(特開平3−118836号公
報参照)。
【0004】また、金属含有シリケートの製造にあたっ
て臭化テトラプロピルアンモニウム(以下、これをTP
ABと略す)のような有機塩基をテンプレート剤として
用いることや、水和ゲルの調製にあたってNaClを混
合することは知られている。例えば、特開昭64−15
142号公報には、水、硫酸、TPAB及び金属塩(金
属源)の混合溶液Aと、水及び水ガラスの混合溶液Bと
を、水及びNaClの混合溶液Cに、該Cを撹拌しなが
ら同時に滴下混合することによって水和ゲルを調製する
ことが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記A,B,
Cの溶液を用いる方法おいては、高シリカの金属含有シ
リケートを合成しようとする場合、10μm以上の粗大
粒子が生じ易いという問題がある。この場合、金属含有
シリケートの結晶粒径が小さい方が上記NOx浄化率が
高くなるから、当該結晶粒径が大きくなり易い従来の方
法では、それだけNOxの浄化に不利になる。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用】本発明者
は、上記課題について検討した結果、金属含有シリケー
トを水熱合成する際の前段階としての水和ゲルの調製が
上記結晶粒径に影響を与えることを見出だしたものであ
る。すなわち、本発明は、水和ゲルの調製段階で金属源
の溶液における該金属原子の濃度を低くした場合、並び
にアルカリ金属塩の濃度を高くした場合に、得られる金
属含有シリケートの結晶粒径が小さくなるという知見を
得て完成されたものである。以下、本発明を具体的に説
明する。
【0007】上記課題を解決する第1の手段(請求項1
に記載の発明)は、金属が結晶の骨格を構成しミクロの
細孔を有する結晶質多孔体である金属含有シリケートの
製造方法であって、上記金属含有シリケートの骨格を構
成する金属源の溶液と、シリカ源の溶液とを、アルカリ
源の溶液に該アルカリ源の溶液を撹拌しながら滴下する
ことによって水和ゲルを調製する工程と、上記水和ゲル
を水熱反応によって結晶化させて金属含有シリケートを
合成する結晶化工程とを有し、上記金属源の溶液におけ
る当該金属原子の量が水1リットル当たり5×10-2mo
l 以下に設定されていることを特徴とする。
【0008】当該手段のポイントは上記金属原子の濃度
を従来(6×10-2mol/l 前後が普通)よりも低い5×
10-2mol/l にした点にあり、これにより、得られる金
属含有シリケートの結晶粒径が数μm程度の小さなもの
になる。この結晶粒径には金属含有シリケートの結晶化
機構が関係すると考えられるが、この結晶化機構自体が
まだ十分に解明されておらず、当該手段によって上記結
晶粒の微細化が図れる理由は必ずしも明確ではない。
【0009】しかし、金属含有シリケートが水和ゲルか
ら生成する限り、その結晶化には固相ゲルと水溶液とが
関与することは明らかであり、該固相ゲルの縮合過程が
関与すると認められるが、当該手段の場合は、上記金属
源の溶液とシリカ源の溶液とのアルカリ源の溶液への滴
下によって水和ゲルが生成する際に、当該金属原子の濃
度が低いことによって、該金属原子が均一に分散されて
多数の結晶核が発生するために、上記結晶粒径の微細化
が図れたものと考えられる。
【0010】ここに、上記金属源の溶液としては、結晶
質アルミノシリケートを合成する場合にはAl2 (SO
4 3 とH2 Oとの混合溶液を用いることができ、必要
に応じてH2 SO4 を添加すればよい。他の金属含有シ
リートを合成する場合、例えば、結晶の骨格を構成する
金属がB、Ga、Mn、Fe、Ni、Co、V、W、S
n、Pb、Zn、Pt、Pd、Rh、Ir、Ce、Tb
等である場合や、これらの金属とAlとの組み合わせで
ある場合には、かかる金属の塩(例えば硝酸塩等)を使
用すればよい。
【0011】上記シリカ源の溶液としては上述の水ガラ
スと水との混合溶液が好適であり、上記アルカリ源の溶
液としては、NaOHやKOHのような無機塩基の水溶
液を用いることができ、これに必要に応じてNaClや
テンプレート剤としての有機塩基、さらにはH2 SO4
等を添加すればよい。
【0012】また、上記結晶化工程においては、上記水
和ゲルのpHを調製して、これにオートクレーブ等によ
って水熱処理を施すことになる。
【0013】上記課題を解決する第2の手段(請求項2
に記載の発明)は、金属が結晶の骨格を構成しミクロの
細孔を有する結晶質多孔体である金属含有シリケートの
製造方法であって、上記金属含有シリケートの骨格を構
成する金属源の溶液と、シリカ源の溶液とを、アルカリ
源の溶液に該アルカリ源の溶液を撹拌しながら滴下する
ことによって水和ゲルを調製する工程と、上記水和ゲル
を水熱反応によって結晶化させて金属含有シリケートを
合成する結晶化工程とを有し、上記アルカリ源の溶液に
は、NaClと他のアルカリ金属塩とが添加されている
ことを特徴とする。
【0014】当手段の場合、アルカリ源の溶液にNaC
lと他のアルカリ金属塩とが添加されている点にポイン
トがあり、これにより、得られる金属含有シリケートの
結晶粒径が数μm程度の小さなものになる。その理由は
必ずしも明確ではないが、上記NaClと他のアルカリ
金属塩との添加によって固相ゲルの分散性が高くなった
ためと考えられる。すなわち、上記NaClは上記ゲル
の分散性の向上に有効と考えられるが、その添加量には
飽和濃度の関係で限界がある。これに対して、NaCl
と他のアルカリ金属塩とを併用した場合には、全体とし
て上記ゲルの分散に有効なアルカリ金属塩を多量に添加
することができ、上記結晶粒径の微細化に有利になるも
のである。
【0015】上記他のアルカリ金属塩としては、Na2
SO4 ,Na2 SO3 ,K2 SO4,KCl,NaNO
3 ,KNO3 等を用いることができる。このようなアル
カリ金属塩の好適な添加量(水208ml当たりの添加
量)を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】上記課題を解決する第3の手段(請求項3
に記載の発明)は、上記第1の手段と第2の手段とのコ
ンビネーションであり、具体的には、金属が結晶の骨格
を構成しミクロの細孔を有する結晶質多孔体である金属
含有シリケートの製造方法であって、上記金属含有シリ
ケートの骨格を構成する金属源の溶液と、シリカ源の溶
液とを、アルカリ源の溶液に該アルカリ源の溶液を撹拌
しながら滴下することによって水和ゲルを調製する工程
と、上記水和ゲルを水熱反応によって結晶化させて金属
含有シリケートを合成する結晶化工程とを有し、上記金
属源の溶液における当該金属原子の濃度が5×10-2mo
l/l 以下に設定され、上記アルカリ源の溶液には、Na
Clと他のアルカリ金属塩とが添加されていることを特
徴とする。
【0018】当該手段の場合、上記金属原子の濃度の低
減による結晶粒微細化効果と、上記NaClと他のアル
カリ金属塩との併用による微細化効果とが相俟って、得
られる金属含有シリケートの結晶粒径をより小さくする
ことができる。
【0019】
【発明の効果】従って、上記第1乃至第3の各手段によ
れば、金属源の溶液における金属源しの濃度を低くした
ため、あるいはNaClと他のアルカリ金属塩とを併用
したため、金属含有シリケートの結晶粒の微細化を図る
ことができ、NOx浄化率を高める上で有利になる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0021】図1には金属含有シリケートの製造に使用
するオートクレーブ1が示されている。該オートクレー
ブ1において、2は水和ゲル3が仕込まれた反応容器、
4は反応容器2が装入され水5が貯溜された圧力釜であ
り、6は蓋、7は電気ヒータである。上記反応容器2に
は撹拌機8が装入され、また、上記蓋6には排気管9が
接続されていて、該排気管9に圧力調節弁10が設けら
れている。
【0022】(実施例1〜5,比較例) −水和ゲルの調製− 次のG−1液(金属源溶液)、G−2液(シリカ源溶
液)及びG−3液(アルカリ源溶液)を調製した。
【0023】G−1液 Al2 (SO4 3 ,H2 SO4 ,H2 Oの混合溶液 G−2液 Na2 O・2SiO2 ・nH2 O,H2 O(45ml)の
混合溶液 G−3液 NaCl,TPAB,NaOH,H2 SO4 ,H2
(208ml)の混合溶液
【0024】上記G−1液におけるAl原子の濃度につ
いては、実施例1〜実施例5に関しては1.8×10-2
mol/l 〜4.8×10-2mol/l の範囲でそれぞれ設定
し、比較例に関しては6.3×10-2mol/l とした。す
なわち、比較例におけるG−1液のH2 O量は60mlで
あり、実施例1〜5に関しては、Al2 (SO4 3
添加量を比較例と同量とし、H2 O量を変えることによ
って各々の濃度を設定した。他の条件はいずれの例につ
いても全て同じにした。なお、G−3液におけるNaC
l量はいずれの例も26.3gである。このNaCl量
に関しては後述する他の実施例でも同じである。
【0025】そして、氷冷し且つ激しく撹拌させた上記
G−3液にG−1液及びG−2液を同時に6分間かけて
滴下した。その際、混合液のpHが8〜11の範囲に保
たれるようNaOH水溶液、H2 SO4 水溶液を適宜加
えた。上記滴下終了後も2分間程撹拌を続けた。
【0026】−水熱合成− 以上の如くして得られた水和ゲルを上記オートクレーブ
1の反応容器2に仕込んだ後、窒素置換を行なって窒素
分圧を4.5気圧とした。そして、当該水和ゲル3を撹
拌しながら炉内温度を160℃まで160分で上昇さ
せ、引き続き200℃まで600分で上昇させた。
【0027】−後処理− 上記水熱合成後、生成物を室温まで冷却して反応容器2
から取出、純水にて洗浄した。洗浄終了後、600℃×
3時間の焼成を行なった。得られた各例のアルミノシリ
ケート粒子はケイバン比150〜200程度であり、ま
た、それらの平均粒径は表2に示す通りであった。
【0028】
【表2】
【0029】−活性種担持− 以上のようにして得られた各例のアルミノシリケート粒
子にPt,Ir,Rhを蒸発乾固法によって担持させて
触媒とした。そして、該触媒にバインダとして水和アル
ミナを加え、適量の水を加えてスラリーとし、コージェ
ライト製ハニカム担体(400セル/inch2 )にウオッ
シュコートした。担持量は3g/25ml(ハニカム)で
ある。
【0030】−触媒活性の評価− 各例のハニカム触媒に、表3に示す条件でモデルガス
(A/F=22に相当)を流し、最高NOx浄化率を測
定した。結果は表2に示されている。
【0031】
【表3】
【0032】−考察− 表2に示される結果によれば、実施例1〜5はアルミノ
シリケートの平均粒径が10μm以下であって、比較例
のものより粒径が細かく、且つ該粒径に対応してNOx
浄化率も実施例のものは高くなっている。このことか
ら、Al濃度を5×10-2mol/l 以下に設定することに
よって顕著な結晶粒微細化効果が得られること、そし
て、NOx浄化率の向上が図れることがわかる。
【0033】また、実施例4,5から、Al濃度を2×
10-2mol/l 以下に設定すれば、平均粒径が5μm以下
の小粒径アルミノシリケートが得られることがわかる。
【0034】(実施例6,7)先に説明したG−1液
(金属源溶液)におけるAl濃度を6.3×10-2mol/
l とする一方、G−3液(アルカリ源溶液)について
は、NaCl,TPAB,NaOH,H2 SO4 ,Na
2 SO4 及びH2 Oの混合溶液とし、H2 O208ml当
たりのNa2 SO4 の添加量を実施例6では8.6g、
実施例7では17.2gとした。G−2液(シリカ源溶
液)及び他の条件については先の実施例と同じである。
そうして、先の実施例の場合と同じ条件で水和ゲルの調
製、水熱合成、後処理及び活性種担持を行ない、触媒活
性を評価した。結果は先の比較例と共に表4に示されて
いる。
【0035】
【表4】
【0036】表4によれば、Na2 SO4 の添加量が多
くなるにつれてアルミノシリケートの粒径が小さくな
り、また、NOx浄化率高くなっている。このことか
ら、アルカリ金属塩としてNaClと共に他のアルカリ
金属塩を添加することが上記粒径の微細化に効を奏する
ことがわかる。
【0037】(実施例8〜12)実施例8〜12につい
ては、各々のG−1液のAl濃度を実施例1〜5と同様
に設定するとともに、各々のG−3液に実施例7と同様
にNa2 SO4 を17.2g添加した。G−2液(シリ
カ源溶液)及び他の条件については先の実施例と同じで
ある。そうして、先の実施例の場合と同じ条件で水和ゲ
ルの調製、水熱合成、後処理及び活性種担持を行ない触
媒活性を評価した。結果は実施例7と共に表5に示され
ている。
【0038】
【表5】
【0039】表5によれば、実施例8〜12は対応する
実施例1〜5よりもアルミノシリケートの粒径が小さく
なり、且つNOx浄化率が高くなっている。このことか
ら、G−液のAl濃度の低減と、G−3液への他のアル
カリ金属塩の添加とを併用することができ、そのことに
よってさらに良い結果が得られることがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オートクレーブの断面図
【符号の説明】
1 オートクレーブ 2 反応容器 3 水和ゲル 4 圧力釜 6 蓋 7 電気ヒータ 8 撹拌機 9 排気管 10 圧力調節弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重津 雅彦 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属が結晶の骨格を構成しミクロの細孔
    を有する結晶質多孔体である金属含有シリケートの製造
    方法であって、 上記金属含有シリケートの骨格を構成する金属源の溶液
    と、シリカ源の溶液とを、アルカリ源の溶液に該アルカ
    リ源の溶液を撹拌しながら滴下することによって水和ゲ
    ルを調製する工程と、 上記水和ゲルを水熱反応によって結晶化させて金属含有
    シリケートを合成する結晶化工程とを有し、 上記金属源の溶液における当該金属原子の量が水1リッ
    トル当たり5×10-2mol 以下に設定されていることを
    特徴とする金属含有シリケートの製造方法。
  2. 【請求項2】 金属が結晶の骨格を構成しミクロの細孔
    を有する結晶質多孔体である金属含有シリケートの製造
    方法であって、 上記金属含有シリケートの骨格を構成する金属源の溶液
    と、シリカ源の溶液とを、アルカリ源の溶液に該アルカ
    リ源の溶液を撹拌しながら滴下することによって水和ゲ
    ルを調製する工程と、 上記水和ゲルを水熱反応によって結晶化させて金属含有
    シリケートを合成する結晶化工程とを有し、 上記アルカリ源の溶液には、NaClと他のアルカリ金
    属塩とが添加されていることを特徴とする金属含有シリ
    ケートの製造方法。
  3. 【請求項3】 金属が結晶の骨格を構成しミクロの細孔
    を有する結晶質多孔体である金属含有シリケートの製造
    方法であって、 上記金属含有シリケートの骨格を構成する金属源の溶液
    と、シリカ源の溶液とを、アルカリ源の溶液に該アルカ
    リ源の溶液を撹拌しながら滴下することによって水和ゲ
    ルを調製する工程と、 上記水和ゲルを水熱反応によって結晶化させて金属含有
    シリケートを合成する結晶化工程とを有し、 上記金属源の溶液における当該金属原子の量が水1リッ
    トル当たり5×10-2mol 以下に設定され、 上記アルカリ源の溶液には、NaClと他のアルカリ金
    属塩とが添加されていることを特徴とする金属含有シリ
    ケートの製造方法。
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