JPH07243226A - 点当たり嵌合形状ツース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アダプターとツースの嵌合をより安定させる
ことが出来る。 【構成】 ツースの嵌合面に点当たりを付けることによ
ってアダプターの寸法ムラがあっても安定性を増すこと
が出来るのが特徴となっている。（この場合は８ケ所）

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、アダプターに装着さ
れるツースの嵌合部に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、嵌合部は面によって安定性をもた
していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ） アダプター自身に寸法ムラや凹凸があったので
嵌合部が面当たりにならなかった。 （ロ） ツースが前後・左右に振れて、安定しなかっ
た。 （ハ） 嵌合部が１点当たりが１線当たりになって安定
しないために、アダプターとツースを止めるピンが入り
にくかったり、又入ってもスキ間があり、脱落したりし
た。

【０００４】

【課題を解決するための手段】ツースの嵌合部を点当た
り形状にする。

【０００５】

【作用】ツースの嵌合部の面当たりに点当たりを付け
る。

【０００６】

【実用例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ） アダプターとツースの嵌合部が先に点で当たる
ようにする。 （ロ） この点は面で当たる時よりほんの少し出してお
く。 （ハ） これによって嵌合部を出したり入れたりした場
合に、当たり点部が減っても次に面当たり部が当たって
来てアダプターに対してより安定する。

【０００７】

【発明の効果】アダプターに凹凸があったりしても点当
たりのために安定性が良く、ツースを装着時にピン穴に
しっかりと位置が決まる。又、当たり点部分が減って来
れば来るほどより面当たりになってゆく為にアダプター
との嵌合が良くなり、安定性がますます増してくる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の縦断面・横断面図面である。

【図２】本発明の装着された図である。

【図３】本発明のアダプターに装着された部分の点当た
り断面を示す図面である。

【符号の説明】

１ アダプター ２ ツース ３ ピン ４ クッションゴム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ショベルカーのバケット先端部に着いて
   いるアダプターに装着されるツースの嵌合部の形状