JPH07242644A - イミノチアゾリン誘導体の製造法およびその製造中間体 - Google Patents

イミノチアゾリン誘導体の製造法およびその製造中間体

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JPH07242644A
JPH07242644A JP12240294A JP12240294A JPH07242644A JP H07242644 A JPH07242644 A JP H07242644A JP 12240294 A JP12240294 A JP 12240294A JP 12240294 A JP12240294 A JP 12240294A JP H07242644 A JPH07242644 A JP H07242644A
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JP
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aminonitrile
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iminothiazoline
phenyl
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Application number
JP12240294A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kawamura
伸一 河村
Toshio Nagatomi
利雄 永富
Minoru Sanemitsu
穣 実光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式 化1 【化1】 〔式中、R1 はハロゲン原子等を表わし、R2 は水素原
子等を表わし、R3 は水素原子等を表わす。〕で示され
るアレン誘導体をチオ化剤で処理することを特徴とす
る、一般式 化2 【化2】 〔式中、R1 、R2 およびR3 は前記と同じ意味を表わ
す。〕で示されるイミノチアゾリン誘導体の製造法、お
よびその製造中間体である一般式 化1で示されるアレ
ン誘導体。 【効果】 除草剤の製造中間体である一般式 化2で示
されるイミノチアゾリン誘導体を容易に製造することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イミノチアゾリン誘導
体の製造法およびその製造中間体に関する。
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、後記の一般式 化5で示されるイミノチアゾリン誘
導体が除草剤の中間体として有用であることが、米国特
許第 5244863号明細書や特開平5−186444号公報
等に記載されており、該イミノチアゾリン誘導体の工業
的に有利な製造法が望まれていた。
【0002】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、該イミノ
チアゾリン誘導体の製造法について種々検討した結果、
後記一般式 化4で示されるアレン誘導体がその製造中
間体として有用であり、該アレン誘導体をチオ化剤で処
理することにより、該イミノチアゾリン誘導体が容易に
得られることを見い出し、本発明に至った。即ち、本発
明は、一般式 化4
【化4】 〔式中、R1 はハロゲン原子(塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、フッ素原子等)、ハロ(C1〜C6)アルキ
ル基(例えば、トリフルオロメチル基等)、ハロ(C1
〜C6)アルコキシ基(例えば、トリフルオロメトキシ
基、ジフルオロメトキシ基、1,1,2,2−テトラフ
ルオロエトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ
基等)またはハロ(C1〜C6)アルキルチオ基(例え
ば、トリフルオロメチルチオ基等)を表わし、R2 は水
素原子またはハロゲン原子(例えば、フッ素原子、塩素
原子、臭素原子等)を表わし、R3 は水素原子またはC
1〜C6アルキル基(例えば、メチル基等)を表わ
す。〕で示されるアレン誘導体をチオ化剤で処理するこ
とを特徴とする、一般式 化5
【化5】 〔式中、R1 、R2 およびR3 は前記と同じ意味を表わ
す。〕で示されるイミノチアゾリン誘導体の製造法、お
よびその製造中間体である前記一般式 化4で示される
アレン誘導体を提供するものである。
【0003】この反応は、通常、溶媒中で行い、反応温
度の範囲は、通常、0〜100℃、反応時間の範囲は、
通常、0.5〜10時間であり、反応に供される試剤の量
は、一般式 化4で示されるアレン誘導体1モルに対し
てチオ化剤は、通常、1〜10モルの割合である。用い
られる溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプ
ロパノール、t−ブタノール、オクタノール、シクロヘ
キサノール、メチルセロソルブ、ジエチレングリコー
ル、グリセリン等のアルコール類、ヘキサン、ヘプタ
ン、リグロイン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、
ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、
クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロロベ
ンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、ジエチレングリコールジメチ
ルエーテル等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘ
キサノン等のケトン類、蟻酸、酢酸、オレイン酸等の脂
肪酸、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエ
チル等のエステル類、ニトロエタン、ニトロベンゼン等
のニトロ化物、アセトニトリル、イソブチロニトリル等
のニトリル類、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルム
アミド、アセトアミド等の酸アミド、ジメチルスルホキ
シド、スルホラン等の硫黄化合物、水、ピリジン等のア
ミン類など、あるいは、それらの混合物があげられる。
【0004】用いられるチオ化剤とは、一般的ニトリル
基をチオアミド基に、またはシアナミド基をチオウレア
基に変換するのに用いられる反応試剤を示す。具体的に
は、Angew. Chem. Int Ed. Engl., , 447(1966) やSu
lfer Reports, 12, 298(1992) 等にまとめられている試
剤等である。より具体的には、H2 S/アミン触媒(ア
ミンとしては、Et3 N,Et2 NH,EtNH2 ,ピ
ペリジン、モルフォリン等。J. Chem. Eng. Data. 13,
130(1968) 等に記載あり。)、H2 S/Na2S/相間
移動触媒(相間移動触媒としては、塩化トリカプリリル
メチルアンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム、
ジアゾ−18−クラウン−6等。Synthesis, 1978, 91
7 に記載。)、アンモニウムスルフィド、チオアミド類
(チオホルムアミド、チオアセトアミド等。J. Am. Che
m. Soc.,82, 2656(1960)等に記載あり。)、ジチオリン
酸誘導体((EtO)2 PS2 H,Ph2 PS2 H等。
Phosphorous and Sulfur, 25, 297(1985), Tetrahedron
Lett., 22,1851(1981)等に記載。)、五硫化リンより
導かれる系内で生成させる試剤((P4 10O) 2-Na
2 2+,(P4 112-Na2+等。Synth. Commun., 20
3085(1990), Synth.Commun., 22, 1397(1992)等に記
載。) ジチオカルバミン酸誘導体(n−C37 NHC
2 H,PhCH2 CH2 NHCS2 H,PhNHCS
2 - NH4 +,NH2 CS2 - NH4 + ,NH2 CS2
- + 等。Org. Prep. Proced. Int.24, 346(1992) 等
に記載されている。)等である。本反応では、一般式
化5(式中、R1 、R2 およびR3 は前記と同じ意味を
表わす。)で示されるイミノチアゾリジン誘導体等
【化6】 が副生することがあり、その場合は、一般式 化6で示
されるイミノチアゾリジン誘導体は、反応後にプロトン
酸で処理することにより、一般式 化5で示されるイミ
ノチアゾリン誘導体へ異性化することができる。上記の
チオ化剤のうち、反応収率等の点から好ましいチオ化剤
としては、一般式 化7
【化7】 (式中、R4 は水素原子、置換されてもよいアルキル
基、置換されていてもよいシクロアルキル基、置換され
ていてもよいアリール基を表す。)で示されるジチオカ
ルバミン酸および一般式 化8
【化8】 (式中、R4 は前記と同じ意味を表し、Z+ はアルカリ
金属カチオン(例えば、Na+ ,K+ など)、第1・第
2・第3・第4アンモニウムカチオン(例えば、EtN
3 + ,n−PrNH3 + ,n−BuNH3 + ,Et2
NH2 + ,Et3NH+ ,n−Bu3 NH+ ,n−Bu
4 + ,PhCH2 NEt3 + など)およびNH4 +
表す。)で示されるジチオカルバミン酸塩等があげられ
る。中でも、合成の容易さ、後処理および生成物の単離
の容易さなどから、ジチオカルバミン酸アンモニウム
(NH2 CS2 - NH4 + )が望ましい。一般式 化7
で示されるジチオカルバミン酸および一般式 化8で示
されるジチオカルバミン酸塩は、Methoden Der Organis
chen Chemie IX, 824 〜827 やOrg. Prep. Proced. In
t.,24, 346(1992) 等に記載の方法を用いて合成でき
る。また、系中で調製しながら、チオ化反応を行うこと
も可能である。
【0005】反応終了後の反応液は、洗浄、有機溶媒抽
出および濃縮等の通常の後処理を行い、必要ならば一部
含まれる一般式 化6で示されるイミノチアゾリジン誘
導体をプロトン酸で処理して、一般式 化5で示される
イミノチアゾリン誘導体に異性化させる処理を加えても
良い。その後、更に必要ならば、クロマトグラフィー等
の操作によって精製することにより目的の一般式4で示
されるイミノチアゾリン誘導体を単離することができ
る。また、塩酸塩または硫酸塩として、再結晶等の操作
により精製することにより、目的の一般式 化5で示さ
れるイミノチアゾリン誘導体の塩酸塩または硫酸塩を得
ることができる。
【0006】このようにして製造される一般式 化5で
示されるイミノチアゾリン誘導体としては、例えば、 3−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−メ
チル−2−イミノチアゾリン 3−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−5−エ
チル−2−イミノチアゾリン 3−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル)−5−メチル−2−イミノチアゾリン 3−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル)−5−エチル−2−イミノチアゾリン 3−(3−クロロフェニル)−5−メチル−2−イミノ
チアゾリン 3−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−5−
メチル−2−イミノチアゾリン 等があげられる。原料化合物として用いられる一般式
化4で示されるアレン誘導体としては、例えば、 N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(プロパジエニル)アミノニトリル N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(ブタン−1,2−ジエチル)アミノニトリル N−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル)−N−(プロパジエニル)アミノニトリル N−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル)−N−(ブタン−1,2−ジエニル)アミノニト
リル N−(3−クロロフェニル)−N−(プロパジエニル)
アミノニトリル N−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−N−
(プロパジエニル)アミノニトリル 等があげられる。
【0007】一般式 化4で示されるアレン誘導体は、
一般式 化9
【化9】 〔式中、R1 、R2 及びR3 は前記と同じ意味を表わ
し、Xは塩素原子または臭素原子を表す。〕で示される
アミノニトリル誘導体を塩基で処理することによって製
造することができる。この反応は、通常、溶媒中で行
い、反応温度の範囲は、通常、0〜100℃、反応時間
の範囲は、通常、0.5〜10時間であり、反応に供され
る試剤の量は、一般式 化9で示されるアミノニトリル
誘導体1モルに対して塩基は、通常、1〜10モルの割
合である。用いられる溶媒としては、N,N−ジメチル
ホルムアミド(DMF)、アセトアミド等の酸アミド、
ジメチルスルホキシド(DMSO)、スルホラン等の硫
黄化合物、液体アンモニア、水、ヘキサン、ヘプタン、
リグロイン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、
テトラヒドロフラン、ジエチレングリコールジメチルエ
ーテル等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキ
サノン等のケトン類、メタノール、エタノール、イソプ
ロパノール、t−ブタノール、オクタノール、シクロヘ
キサノール、メチルセロソルブ、ジエチレングリコー
ル、グリセリン等のアルコール類、蟻酸エチル、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステル類、ニト
ロエタン、ニトロベンゼン等のニトロ化物、アセトニト
リル、イソブチロニトリル等のニトリル類、ピリジン、
トリエチルアミン、N,N−ジエチルアニリン、トリブ
チルアミン、N−メチルモルホリン等の第三級アミンな
ど、あるいは、それらの混合物があげられる。用いられ
る塩基としては、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリ
ウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸カリウム、炭酸
ナトリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、水素化ナトリウ
ム、水素化カルシウム等のアルカリ金属水素化物、ナト
リウムメトキシド、カリウムtert−ブトキシド等の
アルカリ金属アルコキシド、リチウムジイソプロピルア
ミド等のアルカリ金属アミド、tert−ブチルリチウ
ム、n−ブチルリチウム等のアルキル(例えばC1〜C
4)リチウム等があげられる。又、本反応においては、
必要に応じて相間移動触媒等を添加しても良い。用いら
れる相間移動触媒としては、例えば臭化テトラn−ブチ
ルアンモニウム、塩化ベンジルトリメチルアンモニウ
ム、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム、塩化セチル
トリメチルアンモニウム、ジベンゾ−18−クラウン−
6等があげられる。反応終了後の反応液は、有機溶媒抽
出および濃縮等の通常の後処理を行い、必要ならば、ク
ロマトグラフィー等の操作によってさらに精製するか、
あるいは、抽出操作等をおこなうことなくそのままクロ
マトグラフィーに付すことにより、目的の一般式 化4
で示されるアレン誘導体を得ることができる。原料化合
物として用いられる一般式 化6で示されるアミノニト
リル誘導体としては、例えば、 N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(2−クロロ−2−プロペニル)アミノニトリル N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(2−ブロモ−2−プロペニル)アミノニトリル N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(2−クロロ−2−ブテニル)アミノニトリル N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(2−ブロモ−2−ブテニル)アミノニトリル N−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル)−N−(2−クロロ−2−プロペニル)アミノニ
トリル N−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル)−N−(2−クロロ−2−ブテニル)アミノニト
リル N−(3−クロロフェニル)−N−(2−クロロ−2−
プロペニル)アミノニトリル N−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−N−
(2−クロロ−2−プロペニル)アミノニトリル 等があげられる。
【0008】また、一般式 化4で示されるアレン誘導
体のうち、R3 =Hであるものは、一般式 化10
【化10】 〔式中、R1 及びR2 は前記と同じ意味を表わす。〕で
示されるプロパルギル誘導体を、塩基で処理することに
よっても製造することができる。用いられる塩基として
は、例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアル
カリ金属の水酸化物、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等
のアルカリ金属の炭酸塩、水素化ナトリウム、水素化カ
ルシウム等のアルカリ金属水素化物、ナトリウムメトキ
シド、カリウムtert−ブトキシド等のアルカリ金属
アルコキシド、リチウムジイソプロピルアミド等のアル
カリ金属アミド、tert−ブチルリチウム、n−ブチ
ルリチウム等のアルキル(例えばC1〜C4)リチウム
等があげられる。一般式 化10で示されるプロパルギ
ル誘導体しては、例えば、 N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(2−プロピニル)アミノニトリル N−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル)−N−(2−プロピニル)アミノニトリル N−(3−クロロフェニル)−N−(2−プロピニル)
アミノニトリル N−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−N−
(2−プロピニル)アミノニトリル 等があげられる。
【0009】一般式 化9で示されるアミノニトリル誘
導体は、例えば、一般式 化11
【化11】 〔式中、R1 およびR2 は前記と同じ意味を表す。〕で
示されるアミノニトリル化合物と、一般式 化12
【化12】 〔式中、R3 およびXは前記と同じ意味を表す。〕で示
されるハライド誘導体とを、アルカリ金属の炭酸塩の存
在下に、溶媒中にて反応させることにより得ることがで
きる。アルカリ金属の炭酸塩の具体的な例としては、炭
酸ナトリウムや炭酸カリウムなどが挙げられる。アルカ
リ金属の炭酸塩は通常粉末状のものを用いるが、一定重
量当りの表面積の大きい微粉末状のもの(例えば粒径が
300メッシュ以下のもの)を用いると反応がさらに早
くなる。本反応においては、必要に応じて、ヨウ化物塩
を添加してもよいが、用いられるヨウ化物塩としては、
ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウムなどのアルカリ金属
のヨウ化物塩、ヨウ化カルシウム、ヨウ化バリウムなど
のアルカリ土類金属のヨウ化物塩などが挙げられるが、
通常、ヨウ化ナトリウムまたはヨウ化カリウムを用い
る。用いられる溶媒としては、例えば、N,N−ジメチ
ルホルムアミド(DMF)、アセトアミド、N−メチル
ピロリドン等の酸アミド、N,N’−ジメチルプロピレ
ンウレア、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジン等の
ウレア、ジメチルスルホキシド(DMSO)、スルホラ
ン等の硫黄化合物、ヘキサメチルホスホリックトリアミ
ド等のリン化合物、ニトロメタン、ニトロベンゼン等の
ニトロ化合物、アセトニトリル、イソブチロニトリル等
のニトリル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン等の
ケトン類、メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、t−ブタノール、オクタノール、シクロヘキサノー
ル、メチルセロソルブ、ジエチレングリコール、グリセ
リン等のアルコール類など、あるいはそれらの混合物が
挙げられる。また、反応助剤として、テトラ−n−ブチ
ルアンモニウムブロマイド(n−Bu4 NBr)や、ベ
ンジルトリエチルアンモニウムクロライド(PhCH2
NEt3 Cl)等の相間移動触媒を加えても良い。一般
式 化12のハライド誘導体として、Xが臭素原子のも
のを用いた方が反応生が高く反応時間も短くなるが、X
が塩素原子のものを用いた方が入手性が高く価格も安い
為により実用的である。該反応は、通常0.5〜24時間
かけて、通常0〜150℃の範囲内の温度で行われ、望
ましくは20〜80℃の範囲の温度で行われる。用いら
れる試剤の量比は、一般式 化11で示されるアミノニ
トリル化合物1モルに対して、アルカリ金属の炭酸塩が
通常0.5〜3モルの割合、ヨウ化物塩が通常0.01〜1.0
モルの割合である。該反応の後処理法としては、反応終
了後の反応液を必要に応じて濃縮し、水を加え、必要な
らば希塩酸等の酸を加えて中和した後に、有機溶媒で抽
出、濃縮等の通常の処理を行い、必要であれば、クロマ
トグラフィー等の操作によりさらに精製することによ
り、一般式 化9で示されるアミノニトリル誘導体を得
ることができる。また、本反応終了後、後処理を行うこ
となしに、反応混合物のまま次の反応に供試し、一般式
化4で示されるアレン誘導体を製造する事も可能であ
る。
【0010】一般式 化11で示されるアミノニトリル
化合物は、対応するアニリン化合物から常法により得る
ことができる。一般式 化12で示されるハライド誘導
体は、市販されているものを用いるか、または常法によ
り得ることができる。一般式 化5で示されるイミノチ
アゾリン誘導体は、例えば、米国特許第5244863
号明細書、特願平5−187966号出願明細書、特願
平6−89667号出願明細書および特願平6−896
68号出願明細書等に記載された方法により、該米国特
許明細書や特開平5−186444号公報等に記載され
た除草剤等に導くことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例等により、さらに詳し
く説明するが、本発明はこれらの例に限定されるもので
はない。まず、一般式 化5で示されるイミノチアゾリ
ン誘導体の製造例を示す。 実施例1 N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(プロパジエニル)アミノニトリル1.0gをエチルアル
コール5mlに溶解し、室温でジチオカルバミン酸アンモ
ニウム(Methoden Der Organischen Chemie,band I X,p
824 の記載にしたがって調製した。)0.5gを加え、同
温度で2時間攪拌した。減圧下に溶媒を留去したのち残
渣に水10mlを加え、酢酸エチル100mlで抽出した。
減圧下に溶媒を留去することにより、3−(3−(トリ
フルオロメチル)フェニル)−5−メチル−2−イミノ
チアゾリン1.1g(収率95%)を得た。1 H−NMR(CDCl3 ,TMS)δ(ppm):87.7
(4H,m)、6.5(1H,br)、2.2(3H,s) 実施例2 N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(プロパジエニル)アミノニトリル0.41gをメチルイソ
ブチルケトン2.67gに溶解し、室温でジチオカルバミン
酸アンモニウム0.24gを加え、同温度で4時間攪拌し
た。反応混合物に水を加え、メチルイソブチルケトンで
抽出した。減圧下に溶媒を留去し、残渣をカラムクロマ
トグラフィーに付し、3−(3−トリフルオロメチル)
フェニル)−5−メチル−2−イミノチアゾリン0.44g
(収率93%)を得た。
【0012】実施例3 N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(プロパジエニル)アミノニトリル0.43gを、メチルイ
ソブチルケトン2.70gに溶解し、室温で二硫化炭素0.29
gを加え、氷水冷下、アンモニアガス雰囲気下に、4時
間攪拌した後、室温で更に4時間攪拌した。反応混合物
に水を加え、メチルイソブチルケトンで抽出した。減圧
下に溶媒を留去し、残渣をカラムクロマトグラフィーに
付し、3−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−
5−メチル−2−イミノチアゾリン0.35g(収率69
%)を得た。 実施例4 テトラヒドロフラン5.98g中に、五硫化二りん(P4
10)0.67gと、硫化ナトリウム9水和物0.78gを室温で
加え、同温度で0.7時間攪拌した後、N−(3−トリフ
ルオロメチル)フェニル)−N−(プロパジエニル)ア
ミノニトリルのメチルイソブチルケトン溶液(25%)
1.80gを加えて、室温で5時間攪拌した。反応混合物に
水を加え、5%水酸化ナトリウム水溶液を加えて、pH
10程度に調整して、メチルイソブチルケトンで抽出し
た。減圧下に溶媒を留去し、残渣をカラムクロマトグラ
フィーに付し、3−(3−トリフルオロメチル)フェニ
ル)−5−メチル−2−イミノチアゾリン0.32g(収率
61%)を得た。
【0013】実施例5 N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(2−クロロ−2−プロペニル)−アミノニトリル 10.
43g及び塩化ベンジルトリエチルアンモニウム0.27gを
メチルイソブチルケトン 26.06gに溶解し、室温で44
%の水酸化ナトリウム水溶液 25.45gを加えた。室温で
3.5時間激しく攪拌した後、反応液を氷冷下、35%塩
酸24.3gを加えて、中和した。メチルイソブチルケトン
で抽出した。有機層を、減圧下に濃縮して得られた粗N
−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−(プ
ロパジエニル)アミノニトリルのメチルイソブチルケト
ン溶液 44.84gに、室温でジチオカルバミン酸アンモニ
ウム5.29gを加えて、同温度で4.3時間攪拌した。氷水
と少量の水酸化ナトリウム水溶液を加え、エチルエーテ
ルで抽出した。有機層を併せて、これに10%塩酸を加
えて抽出(2回)した。水層を併せて、これに水酸化ナ
トリウム溶液を加えて、弱アルカリ性にした。これよ
り、エチルエーテルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した。減圧下に溶媒を留去し、3−(3−(トリフ
ルオロメチル)フェニル)−5−メチル−2−イミノチ
アゾリン7.71gを得た。(N−(3−(トリフルオロメ
チル)フェニル)−N−(2−クロロ−2−プロペニ
ル)アミノニトリルからの収率75%)
【0014】以下の実施例では、一般式 化5で示され
るイミノチアゾリン誘導体の単離操作を行っていない。
目的物の収率は、反応系に内標準物質(2,5−ジメト
キシ−1−ニトロベンゼン)を加えておき、反応後、反
応混合物をサンプリングして、液体クロマトグラフィー
分析を行い、内標準物質との面積比により、目的物の比
率を求めた。(以下、LC−IS法と略する。)液体ク
ロマトグラフィー分析はSumipax ODS A-212 (粒径5μ
m,内径6mm, 長さ15cm;住化分析センター製)のカラ
ムを用い、カラム温度は室温で、移動相として10mM
リン酸塩溶液(pH7.2)。メタノール・テトラヒドロ
フラン混液(40:55:5)を用い、紫外吸光光度計
(検出波長250nm)を用いて行った。 実施例6 N−(3−トリフルオロメチル)フェニル)−N−(プ
ロパジエニル)アミノニトリル 0.464gと2,5−ジメ
トキシ−1−ニトロベンゼン 0.050gのメチルイソブチ
ルケトン溶液5mlに、トリエチルアミン 0.104gを加
え、硫化水素雰囲気下に室温で3時間攪拌した。LC−
IS法により求めた、3−(3−トリフルオロメチル)
フェニル)−5−メチル−2−イミノチアゾリンの収率
は、14%であった。 実施例7 N−(3−トリフルオロメチル)フェニル)−N−(プ
ロパジエニル)アミノニトリル 0.464gと2,5−ジメ
トキシ−1−ニトロベンゼン 0.050gのメチルイソブチ
ルケトン溶液5mlに、水硫化ソーダ(含量70%)0.25
gとチオシアン酸アンモニウム 0.127gを加え、室温で
3時間攪拌した。LC−IS法により求めた、3−(3
−トリフルオロメチル)フェニル)−5−メチル−2−
イミノチアゾリンの収率は、31%であった。 実施例8 N−(3−トリフルオロメチル)フェニル)−N−(プ
ロパジエニル)アミノニトリル 0.464gと2,5−ジメ
トキシ−1−ニトロベンゼン 0.050gのメチルイソブチ
ルケトン溶液5mlに、五硫化二リン(P2 5 ) 0.183
gと、水0.5mlを加え、室温で7時間攪拌した。LC−
IS法により求めた、3−(3−トリフルオロメチル)
フェニル)−5−メチル−2−イミノチアゾリンの収率
は、21%であった。 実施例9 N−(3−トリフルオロメチル)フェニル)−N−(プ
ロパジエニル)アミノニトリル 0.464gと2,5−ジメ
トキシ−1−ニトロベンゼン 0.050gのメチルイソブチ
ルケトン溶液5mlに、ジチオカルバミン酸アンモニウム
0.402gを加え、室温で7時間攪拌した。LC−IS法
により求めた、3−(3−トリフルオロメチル)フェニ
ル)−5−メチル−2−イミノチアゾリンの収率は、9
3%であった。 実施例10 N−(3−トリフルオロメチル)フェニル)−N−(プ
ロパジエニル)アミノニトリル 0.464gと2,5−ジメ
トキシ−1−ニトロベンゼン 0.050gのメチルイソブチ
ルケトン溶液5mlに、水2.5mlとジチオカルバミン酸ア
ンモニウム0.402 gと、テトラブチルアンモニウムブロ
マイド 0.104gを加え、室温で3時間攪拌した。LC−
IS法により求めた、3−(3−トリフルオロメチル)
フェニル)−5−メチル−2−イミノチアゾリンの収率
は、75%であった。
【0015】次に一般式 化4で示されるアレン誘導体
の製造例を示す。 製造例1 N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(2−クロロ−2−プロペニル)アミノニトリル11.5g
をDMSO23mlに溶解し、4℃で粉末状の水酸化ナト
リウム2.65gを加えた。室温で2時間攪拌した後、その
ままシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、N−
(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−(プロ
パジエニル)アミノニトリル8.8g(収率89%)を得
た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS,90MHz)δ(p
pm):5.48−5.75(2H,d,J=8Hz)、6.24−6.5
5(1H,t,J=8Hz)、7.20−7.65(4H,m) 製造例2 N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−
(2−クロロ−2−プロペニル)アミノニトリル1.56g
をDMF6mlに溶解し、室温で水酸化カリウム水溶液
(水1ml及び水酸化カリウム1.2gから調製)を加え、
同温度で2時間攪拌した。反応液を酢酸エチル50mlで
希釈し、100mlの水で3度洗浄した。減圧下溶媒留去
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、N−
(3−(トリフルオロメチル)フェニル)−N−(プロ
パジエニル)アミノニトリル1.1g(収率82%)を得
た。
【0016】製造例3 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−N−(2−
クロロ−2−プロペニル)アミノニトリル 13.03g及び
塩化ベンジルトリエチルアンモニウム0.23gをメチルイ
ソブチルケトン30gに溶解し、激しく攪拌しながらフ
レーク状の水酸化カリウム6.8gを加えた。20℃で3
時間攪拌した後、反応液に水50mlを加え、メチルイソ
ブチルケトン50mlで抽出した。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、残渣をカラ
ムクロマトグラフィーに付し、N−(3−トリフルオロ
メチルフェニル)−N−(プロパジエニル)アミノニト
リル8.6g(収率77%)を得た。 製造例4 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−N−(2−
クロロ−2−プロペニル)アミノニトリル 13.03g及び
塩化ベンジルトリエチルアンモニウム0.23gをメチルイ
ソブチルケトン30gに溶解した。激しく攪拌しなが
ら、44%水酸化ナトリウムを20℃で加え、さらに3
時間攪拌した。反応液に水50mlを加えメチルイソブチ
ルケトン50mlで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下に溶媒を留去後、残渣をカラムクロマトグ
ラフィーに付し、N−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)−N−(プロパジエニル)アミノニトリル9.1g
(収率82%)を得た。
【0017】製造例5 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)シアナミド9.
31g、炭酸カリウム8.29gおよびジクロルプロペン6.10
gをメチルイソブチルケトン30gを混合し、80℃で
3時間攪拌した。20℃まで冷却、44%水酸化ナトリ
ウム水溶液32.4g及び塩化ベンジルトリエチルアンモニ
ウム0.57gを加え、20℃で2時間攪拌した。反応液に
水50mlを加えメチルイソブチルケトン50mlで抽出
し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下
に溶媒を留去後、残渣をカラムクロマトグラフィーに付
し、N−(3−トリフルオロメチルフェニル)−N−
(プロパジエニル)アミノニトリル8.82g(N−(3−
(トリフルオロメチル)フェニル)シアナミドからの収
率79%)を得た。
【0018】次に一般式 化9で示されるアミノニトリ
ル誘導体の製造例を示す。 参考例1 N−(3−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノニ
トリル18.6gをDMF93.0gに溶解し、これに微粉末状
の炭酸カリウム20.7gとヨウ化カリウム1.7gを室温攪
拌下に加えた。更に2,3−ジクロロ−1−プロペン1
3.3gを室温攪拌下に滴下した後、50℃に上昇し同温
度で1時間攪拌した。室温に冷却後、水を加え、酢酸エ
チルで抽出し、有機層を水洗した。溶媒を減圧下に留去
し、オイル状のN−(3−(トリフルオロメチル)フェ
ニル)−N−(2−クロロ−2−プロペニル)アミノニ
トリル25.8gを得た。1 H−NMR(CDCl3 /TMS)δ(ppm):7.8〜
7.3(4H,m)、5.6(2H,s),4.4(2H,
s) 参考例2 N−(3−トリフルオロメチルフェニル)アミノニトリ
ル37.3g、炭酸カリウム30.6gおよびメチルイソブチル
ケトン 112.0gの混合物に、室温下、2,3−ジクロロ
プロペン23.4gを滴下した。これを80〜90℃の油浴
上で加熱攪拌した。4時間後、室温付近まで冷却し、水
93.0gを加え、メチルイソブチルケトン50ml×2で抽
出した。メチルイソブチルケトン層を併せ、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去して、粗N−
(3−トリフルオロメチルフェニル)−N−(2−クロ
ロ−2−プロペニル)アミノニトリル48.7gを得た。こ
のうち10.0gをカラムクラマトグラフィーに付し、N−
(3−トリフルオロメチルフェニル)−N−(2−クロ
ロ−2−プロペニル)アミノニトリル8.8gを得た。
【発明の効果】本発明により、前記一般式 化5で示さ
れるイミノチアゾリン誘導体を容易に製造することがで
きる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 化1 【化1】 〔式中、R1 はハロゲン原子、ハロ(C1〜C6)アル
    キル基、ハロ(C1〜C6)アルコキシ基またはハロ
    (C1〜C6)アルキルチオ基を表わし、R2 は水素原
    子またはハロゲン原子を表わし、R3 は水素原子または
    C1〜C6アルキル基を表わす。〕で示されるアレン誘
    導体をチオ化剤で処理することを特徴とする、一般式
    化2 【化2】 〔式中、R1 、R2 およびR3 は前記と同じ意味を表わ
    す。〕で示されるイミノチアゾリン誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の一般式 化1で示されるア
    レン誘導体を 【化3】 〔式中、R1 、R2 およびR3 は請求項1に記載のもの
    と同じ意味を表わし、Xは塩素原子または臭素原子を表
    わす。〕で示されるアミノニトリル誘導体を塩基で処理
    して得る、請求項1記載の製造法。
  3. 【請求項3】チオ化剤が下記群から選ばれる1種である
    請求項1記載のイミノチアゾリン誘導体の製造法。 H2 S/アミン触媒 H2 S/Na2 S/相間移動触媒 アンモニウムスルフィド チオアミド類 ジチオリン酸誘導体 五硫化リンより導かれる系内で生成させる試剤 ジチオカルバミン酸誘導体
  4. 【請求項4】チオ化剤がジチオカルバミン酸塩である請
    求項1記載のイミノチアゾリン誘導体の製造法。
  5. 【請求項5】チオ化剤がジチオカルバミン酸アンモニウ
    ムである請求項1記載のイミノチアゾリン誘導体の製造
    法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の一般式 化1で示されるア
    レン誘導体。
  7. 【請求項7】N−(3−トリフルオロメチルフェニル)
    −N−(プロパジエニル)アミノニトリル。
  8. 【請求項8】請求項2記載の一般式 化3で示されるア
    ミノニトリル誘導体を塩基で処理することを特徴とす
    る、請求項1記載の一般式 化1で示されるアレン誘導
    体の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100387583B1 (ko) * 2000-07-28 2003-06-18 한국과학기술연구원 2-페닐이미노티아졸린 유도체와 이들의 염 및 이들의 제조방법

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