JPH07242160A - ワイパーブレード - Google Patents

ワイパーブレード

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JPH07242160A
JPH07242160A JP6034918A JP3491894A JPH07242160A JP H07242160 A JPH07242160 A JP H07242160A JP 6034918 A JP6034918 A JP 6034918A JP 3491894 A JP3491894 A JP 3491894A JP H07242160 A JPH07242160 A JP H07242160A
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JP
Japan
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lever
wiper blade
blade
connecting portion
wiper
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JP6034918A
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Hiroshi Uchiki
博 内木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイパーブレードにおいて、剛性の低下を防
止するとともに高さを低くする。 【構成】 第1レバー26のワイパアームとの連結部2
7の中心線27Aと、第1レバー26の第2レバー32
との連結部33の中心線33Aとは、第1レバー26の
幅方向へずれている。また、第1レバー26には、中心
線33Aに沿って長尺矩形状の切欠34が、中間部を挟
んで一対形成されている。これらの切欠34の幅は第2
レバー32の幅より広く設定されており、第2レバー3
2が進入可能とされている。また、これらの切欠34に
沿って一対の縦壁部35、36が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車、航空機、列車等
のウインドシールドガラス等を払拭するワイパーブレー
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のウインドシールドガラス等を払
拭するワイパーブレードは、ウインドシールドガラスが
曲面ガラスであっても払拭性能が低下することなく確実
に払拭できるように、所謂トーナメント式のワイパが一
般的に用いられている。
【0003】この種のトーナメント式ワイパでは、複数
のレバー及びブレードラバーによってワイパブレードが
構成されている。複数のレバーのうち、ワイパアームの
アームピースに回動可能に保持された第1レバーによっ
て複数の第2レバーが保持され、さらに、各第2レバー
によってヨークレバーが保持され、これらのヨークレバ
ーによってブレードラバーが保持される構成となってい
る。すなわち、各レバーは、ウインドシールドガラスに
対する法線方向(ブレードラバーの高さ方向)に順次連
結された構造となっており、各レバーの連結部は、それ
ぞれ回動可能とされている。
【0004】したがって、単一のワイパブレードであり
ながら複数の連結部が設けられた構造であるため、ウイ
ンドシールドガラスが曲面ガラスであっても、各レバー
の結合がウインドシールドガラスの湾曲に応じて屈曲す
ることにより、ワイパブレード(ブレードラバー)をウ
インドシールドガラス面に密着させることができ、払拭
性能が低下することなく確実に払拭できる。
【0005】しかしながら、従来のこのようなトーナメ
ント式ワイパでは、前述の如く各レバーがブレードラバ
ーの高さ方向に単に連結された構成であるため、各レバ
ーの連結部を適宜増加することによって高曲率のウイン
ドシールドガラスであっても対応できるものの、反面、
ワイパブレードが高くなり、車両進行方向に対する前面
投影面積が増加する。このため、車両速度が速くなるに
つれて空気抵抗(抗力)、及び揚力が増加することにな
る。
【0006】この抗力の増加は、ワイパーブレードとし
ては当然ながら好ましくなく、ワイパの必要強度を大き
くしたりワイパモータを大型化する必要を生じる。一
方、揚力の増加はワイパブレード(ブレードラバー)の
所謂浮き上がりを生じることになる。したがって、この
場合には、ブレードラバーがウインドシールドガラス面
に密着せず、払拭性能が低下する。
【0007】この場合、高速走行時のワイパブレードの
浮き上がりを防止するための対策として、図7に示され
る如く、第1レバーとしてのステー72を、その中間部
分の軸線74が、第2レバーとしての分岐ステー76の
連結部72Aが設けられた両端部72Aを結ぶ軸線78
の側方にずれた位置になるように折り曲げ、これによっ
て、高さを低くしたワイパーブレード70が実公昭57
−42750号公報に示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このワ
イパーブレード70においては、ステー72を折り曲げ
ているため、ステー72の剛性が低下する。また、図8
に示される如く、分岐ステー76の連結部72Aにおい
ては、連結軸80とリボンホルダー82との干渉を防止
するため、上下方向に間隔Mを設ける必要があり、ワイ
パーブレード70が高くなるという不具合がある。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、剛性の低下を
防止するとともに高さを低くすることができるワイパー
ブレードを得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載
は、ブレードラバーを直接又はヨークレバーを介して支
持する複数の第2レバーと、両端部に前記第2レバーが
回動可能に連結されかつ中間部がワイパアームに回動可
能に保持された第1レバーと、を備え、前記第1レバー
のワイパアームとの連結部の中心線と前記第2レバーと
の連結部の中心線を幅方向へずらしたワイパーブレード
において、前記第1レバーに前記第2レバーの連結部の
中心線に沿って穿設され前記第2レバーが進入可能とさ
れた切欠と、この切欠に沿って形成された一対の縦壁部
と、を有することを特徴としている。
【0011】本発明の請求項2記載のワイパーブレード
は、ブレードラバーを直接又はヨークレバーを介して支
持する複数の第2レバーと、両端部に前記第2レバーが
回動可能に連結されかつ中間部がワイパアームに回動可
能に保持された第1レバーと、を備え、前記各レバーの
連結部分で各連結軸を同軸上で分離して設けるととも
に、その軸間距離をそれに取り付く各レバー又はブレー
ドラバーの幅より大きく形成し、各軸間に各レバー又は
ブレードラバーを挿入可能としたことを特徴としてい
る。
【0012】本発明の請求項3記載のワイパーブレード
では、請求項1記載又は請求項2記載のワイパーブレー
ドにおいて、前記第1レバー、前記第2レバー及び前記
ヨークレバーをゴムカバーで覆うとともに、前記第1レ
バーの車両後方側上部にスポイラーを設けたことを特徴
としている。
【0013】
【作用】本発明の請求項1記載のワイパーブレードで
は、第1レバーにおいて、ワイパアームの連結部の中心
線と第2レバーの連結部の中心線を幅方向にずらし、第
1レバーに第2レバーが進入可能な切欠を形成したた
め、ワイパーブレードの高さが低くできる。このため、
高速走行時の揚力が小さくなり、ワイパブレードの浮き
上がりを防止することができる。また、第1レバーに切
欠に沿って一対の縦壁部を形成したため、これらの一対
の縦壁部によって、ワイパーブレードの剛性の低下を防
止することができる。
【0014】本発明の請求項2記載のワイパーブレード
では、各レバーの連結部分で、各連結軸の軸間に各レバ
ー又はブレードラバーが挿入可能であるため、各連結軸
と各レバー又はブレードラバーとの干渉を防止するため
の間隔を上下方向に設ける必要がない。このため、各連
結軸が連結部分を貫通するものに比べて、ワイパーブレ
ードの高さを低くできる。
【0015】本発明の請求項3記載のワイパーブレード
では、第1レバー、第2レバー及びヨークレバーをゴム
カバーで覆って所謂、ウインターブレードとすること
で、各レバーの連結部の凍結を防止できるとともに、こ
のウインターブレードの上部にスポイラーを設けたの
で、ワイパーブレードの高さを低くすると、スポイラー
の高さも低くすることができるという相乗効果により、
全体の高さを低く押さえることができ、これによって、
前方視界が良好で、且つ高速性能の良いウインターブレ
ードとすることができる。
【0016】
【実施例】本発明のワイパーブレードの第1実施例につ
いて図1〜図3に従って説明する。
【0017】図1に示される如く、ワイパブレード10
は、ワイパアームの先端部に設けられたアームピース1
2に支持されるようになっている。一方、ワイパブレー
ド10は、ウインドシールドガラス22面に接触して払
拭するブレードラバー24と、このブレードラバー24
を保持する複数の保持レバーとによって構成されてい
る。
【0018】このワイパブレード10では、金属製の複
数の保持レバーのうち第1レバー26の長手方向中央部
に形成された連結部27の上面に、ワイパアーム締結用
クリップ28が2本のビス29によって固定されてお
り、このワイパアーム締結用クリップ28の受部28A
に、U字状とされたアームピース12の先端部12Aが
係合している。
【0019】第1レバー26のワイパアームとの連結部
27の中心線27Aと、第1レバー26の長手方向両端
部に形成された第2レバー32との連結部33の中心線
33Aとは、第1レバー26の幅方向(図1の矢印W方
向)へずれている。また、第1レバー26には、中心線
33Aに沿って長尺矩形状の切欠34が、中間部を挟ん
で一対形成されている。
【0020】これらの切欠34の幅は、第2レバー32
の幅より広く設定されており、第2レバー32が進入可
能とされている。また、これらの切欠34に沿って一対
の縦壁部35、36が形成されている。
【0021】図2に示される如く、連結部27のずらし
側(図2の左側)の縦壁部35は、ウインドシールドガ
ラス22面側へのフランジ切り起こしによって形成され
ている。一方、縦壁部36は、第1レバー26の連結部
27と反対側(図2の右側)縁部をウインドシールドガ
ラス22面側へ向けて折曲することによって形成されて
いる。また、第1レバー26のずらし側縁部は下方へ向
けて折曲され、縦壁部38とされている。
【0022】従って、第1レバー26の切欠34が形成
された部位では、3枚の縦壁部35、36、38が第1
レバー26の軸線方向に沿って形成されており、中心線
27Aと中心線33Aとをずらせたことによる第1レバ
ー26の剛性の低下を防止している。
【0023】図1に示される如く、第1レバー26の第
2レバー32との連結部33の断面形状は、開口部をウ
インドシールドガラス22側へ向けたコ字状とされてお
り、前側壁と後側壁とを貫通する連結軸38によって第
2レバー32がその中央部において揺動可能に軸支され
ている。
【0024】第2レバー32の長手方向両端部は、ヨー
クレバー42との連結部44となっており、これらの連
結部44の上方に切欠34が形成されている。この連結
部44の断面形状は、開口部をウインドシールドガラス
22側へ向けたコ字状とされており、前側壁と後側壁と
を貫通する連結軸46によってヨークレバー42がその
中央部において揺動可能に軸支されている。
【0025】これらのヨークレバー42の両端部には、
開口部をウインドシールドガラス22側へ向けた保持部
42Aがそれぞれ形成されており、ブレードラバー48
の上端部に嵌合されたバッキング49を保持している。
すなわち、ワイパブレード10は、第1レバー26、第
2レバー32及びヨークレバー42によって所謂トーナ
メント式のブレードラバー保持構造となっている。
【0026】また、ワイパブレード10は、第1レバー
26、第2レバー32及びヨークレバー42が、チュー
ブ状のゴムカバー43で覆われており、所謂ウインタブ
レードとなっている。ゴムカバー43の両端部は、ワイ
パブレード10の両端部にクリップ45によって液密に
固定されている。
【0027】さらに、第1レバー26の連結部27には
スポイラ40が固定されている。スポイラ40は、第1
レバー26に沿って延設されており、略中央部が連結部
27とワイパアーム締結用クリップ28との間に挿入さ
れビス29によって共締めされている。
【0028】図2に示される如く、スポイラ40は第1
レバー26の上部に当接する基部40Aと、この基部4
0Aから連続して車両後方上側(図2の左上側)へ伸び
る傾斜部40Bとを備えている。
【0029】次に本実施例の作用を説明する。本第1実
施例のワイパーブレード10では、第1レバー26にお
いて、ワイパアームとの連結部27の中心線27Aと、
第2レバー32との連結部33の中心線33Aを幅方向
にずらし、第1レバー26に第2レバー32の連結部4
4が進入可能な切欠34を形成した。
【0030】なお、連結部44の切欠34からの最大突
出量は、ウインドシールドガラス22の曲率が最も小さ
い車種に合わせて決定される。しかも曲率の最も小さい
部分はウインドシールドガラス22の極限られた部位と
なる。従って、殆どの場合、第2レバー32の連結部4
4は、切欠34から突出せず第1レバー26内部に位置
することになる。このため、例えば、切欠34が形成さ
れた第1レバー26の上面の高さを大部分の車種におい
て、切欠34から連結部44が突出しないぎりぎりの位
置に設定すれば良いことになる。
【0031】ただし、切欠34から連結部44が突出し
た場合には、連結部44がゴムカバー43を押し上げる
ことになるが、ゴムカバー43による反力は小さく払拭
性に影響は無い。なお、この場合、ワイパーブレード1
0の高さはゴムカバー43の突出量で決定することにな
る。
【0032】従って、ワイパーブレード10の高さを低
くできるため、高速走行時の揚力が小さくなり、ワイパ
ブレード10の浮き上がりを防止することができる。
【0033】また、第1レバー26に切欠34に沿って
一対の縦壁部35、36を形成したため、これらの一対
の縦壁部35、36によって、ワイパーブレード10の
剛性の低下を防止することができる。なお、一対の縦壁
部35、36は、スクラップとして破棄される部位を残
すことで形成されているため、コストアップが少ない。
【0034】また、本第1実施例のワイパーブレード1
0では、第1レバー26、第2レバー32及びヨークレ
バー42をゴムカバー43で覆って所謂、ウインターブ
レードとすることで、各レバーの連結部の凍結を防止で
きる。
【0035】また、第1レバー26の上部にスポイラー
40を設けたので、図3に示される如く、ワイパーブレ
ード10の前面で上方に向けられた気流(図3の矢印W
1)は、再度、スポイラー40の前面で上方に向けられ
る際、スポイラー40の上面の圧力を高めワイパーブレ
ード10をウインドシールドガラス22へ押さえ付ける
力が発生し、浮き上がりを確実に防止することができ
る。
【0036】この時、スポイラー40の前面下部と後面
には、剥離による渦(図3の矢印W2、W3)が発生
し、スポイラー40の前面上部に対して圧力は低下して
いる。ここで、ワイパーブレード10の高さH1、即
ち、ウインドシールドガラス22から、第1レバー26
の連結部27までの高さが小さくなると、ワイパーブレ
ード10の前面で上方へ向けられる気流W1が小さくな
りワイパーブレード10を乗り越える流れがスムーズに
なる。従って、スポイラー40の前面下部に発生する渦
W2も小さくなり、スポイラー40の上面の圧力が大き
くなる。よって、所定の押さえ付け力を得るためのスポ
イラー40の高さH2、即ち、第1レバー26の連結部
27からスポイラー40の上端までの高さもその分低く
することができる。
【0037】つまり、ワイパーブレード10の高さH1
を低くすると、スポイラー40の高さH2も低くするこ
とができるという相乗効果により、全体の高さH1+H
2を低く押さえることができ、これによって、前方視界
が良好で、且つ高速性能の良いウインターブレードとす
ることができる。
【0038】次に、本発明のワイパーブレードの第2実
施例について図4〜図6に従って説明する。
【0039】なお、第1実施例と同一部材については、
同一符号を付してその説明を省略する。
【0040】図4に示される如く、本第2実施例の第1
レバー60には、第1実施例の切欠34は形成されてい
ない。
【0041】図5に示される如く、第1レバー60の第
2レバー32との連結部33の断面形状は、開口部をウ
インドシールドガラス22側へ向けたコ字状とされてお
り、第2レバー32の断面形状も、開口部をウインドシ
ールドガラス22側へ向けたコ字状とされている。第1
レバー60と第2レバー32とを連結する連結軸62は
同軸62A上で2つに分離して設けられており、軸間距
離L1が、バッキング49の幅L2より大きく形成され
ている。従って、分離して設けられた連結軸62間にバ
ッキング49が挿入可能となっている。
【0042】図6に示される如く、第2レバー32とヨ
ークレバー42とを連結する連結軸64は同軸64A上
で2つに分離して設けられており、軸間距離L3が、バ
ッキング49の幅L2より大きく形成されている。従っ
て、分離して設けられた連結軸64間にバッキング49
が挿入可能となっている。
【0043】次に、本第2実施例の作用を説明する。本
第2実施例のワイパーブレード10では、第1レバー6
0の第2レバー32との連結部33で、分離して設けら
れた連結軸62間にバッキング49が挿入可能であるた
め、連結軸62とバッキング49との干渉を防止するた
めの間隔を上下方向に設ける必要がない。また、第2レ
バー32とヨークレバー42との連結部で、分離して設
けられた連結軸64間にバッキング49が挿入可能であ
るため、連結軸64とバッキング49との干渉を防止す
るための間隔を上下方向に設ける必要がない。このた
め、連結軸が連結部分を貫通するものに比べて、ワイパ
ーブレード10の高さを低くできる。
【0044】また、上記第1実施例及び第2実施例で
は、ワイパブレード10の連結部27の位置と、第1レ
バー26の長手方向両端部に形成された第2レバー32
との連結部33の中心線33Aとが、ワイパブレード1
0の幅方向にずれているため、ワイパアーム締結用クリ
ップ28を固定するビス29と第2レバー32、ヨーク
レバー42、バッキング49等との干渉を防止すること
ができ、ワイパーの高さを低くできる。
【0045】以上に於いては、本発明を特定の実施例に
ついて詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定
されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実
施例が可能であることは当業者にとって明らかである。
例えば、第2実施例では、第1レバー60と第2レバー
32とを連結する連結軸62の軸間距離L1を、バッキ
ング49の幅L2より大きくしたが、これに代えて、連
結軸62の軸間距離L1をヨークレバー42の幅より大
きくし、連結軸62の間にヨークレバー42を挿入する
構成としても良い。また、第2実施例では、連結軸6
2、64を独立部材としたが、これに代えて、連結軸6
2、64を各レバーと一体成形した構造としても良い。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、ブレードラバ
ーを直接又はヨークレバーを介して支持する複数の第2
レバーと、両端部に第2レバーが回動可能に連結されか
つ中間部がワイパアームに回動可能に保持された第1レ
バーと、を備え、第1レバーのワイパアームとの連結部
の中心線と第2レバーとの連結部の中心線を幅方向へず
らしたワイパーブレードにおいて、第1レバーに第2レ
バーの連結部の中心線に沿って穿設され第2レバーが進
入可能とされた切欠と、この切欠に沿って形成された一
対の縦壁部と、を有する構成としたので、剛性の低下を
防止するとともに高さを低くすることができるという優
れた効果を有する。
【0047】請求項2記載の本発明は、ブレードラバー
を直接又はヨークレバーを介して支持する複数の第2レ
バーと、両端部に第2レバーが回動可能に連結されかつ
中間部がワイパアームに回動可能に保持された第1レバ
ーと、を備え、各レバーの連結部分で各連結軸を同軸上
で分離して設けるとともに、その軸間距離をそれに取り
付く各レバー又はブレードラバーの幅より大きく形成
し、各軸間に各レバー又はブレードラバーを挿入可能と
したので、各連結軸が連結部分を貫通するものに比べ
て、ワイパーブレードの高さを低くできるという優れた
効果を有する。
【0048】請求項3記載の本発明は、請求項1記載又
は請求項2記載のワイパーブレードにおいて、第1レバ
ー、第2レバー及びヨークレバーをゴムカバーで覆うと
ともに、第1レバーの車両後方側上部にスポイラーを設
けた構成としたので、前方視界が良好で、且つ高速性能
の良いウインターブレードとすることができるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るワイパーブレードを
示す一部を分解した斜視図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るワイパーブレードの
作用説明図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るワイパーブレードを
示す一部を分解した斜視図である。
【図5】図4の5−5線断面図である。
【図6】図4の6−6線断面図である。
【図7】従来例に係るワイパーブレードを示す斜視図で
ある。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【符号の説明】
10 ワイパブレード 24 ブレードラバー 26 第1レバー 27 ワイパアームとの連結部 27A 中心線 32 第2レバー 33 第2レバーとの連結部 33A 中心線 34 切欠 35 縦壁部 36 縦壁部 42 ヨークレバー 43 ゴムカバー 48 ブレードラバー 40 スポイラ 49 バッキング 60 第1レバー 62 連結軸 64 連結軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレードラバーを直接又はヨークレバー
    を介して支持する複数の第2レバーと、両端部に前記第
    2レバーが回動可能に連結されかつ中間部がワイパアー
    ムに回動可能に保持された第1レバーと、を備え、前記
    第1レバーのワイパアームとの連結部の中心線と前記第
    2レバーとの連結部の中心線を幅方向へずらしたワイパ
    ーブレードにおいて、前記第1レバーに前記第2レバー
    の連結部の中心線に沿って穿設され前記第2レバーが進
    入可能とされた切欠と、この切欠に沿って形成された一
    対の縦壁部と、を有することを特徴とするワイパーブレ
    ード。
  2. 【請求項2】 ブレードラバーを直接又はヨークレバー
    を介して支持する複数の第2レバーと、両端部に前記第
    2レバーが回動可能に連結されかつ中間部がワイパアー
    ムに回動可能に保持された第1レバーと、を備え、前記
    各レバーの連結部分で各連結軸を同軸上で分離して設け
    るとともに、その軸間距離をそれに取り付く各レバー又
    はブレードラバーの幅より大きく形成し、各軸間に各レ
    バー又はブレードラバーを挿入可能としたことを特徴と
    するワイパーブレード。
  3. 【請求項3】 前記第1レバー、前記第2レバー及び前
    記ヨークレバーをゴムカバーで覆うとともに、前記第1
    レバーの車両後方側上部にスポイラーを設けたことを特
    徴とする請求項1記載又は請求項2記載のワイパーブレ
    ード。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100807334B1 (ko) * 2007-08-22 2008-02-28 에이디엠이십일 주식회사 와이퍼 블레이드
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JP2012224126A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Nippon Wiper Blade Co Ltd ワイパーブレード

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