JPH07242022A - パターン変換装置 - Google Patents

パターン変換装置

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JPH07242022A
JPH07242022A JP6031706A JP3170694A JPH07242022A JP H07242022 A JPH07242022 A JP H07242022A JP 6031706 A JP6031706 A JP 6031706A JP 3170694 A JP3170694 A JP 3170694A JP H07242022 A JPH07242022 A JP H07242022A
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JP
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pattern
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JP6031706A
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Hironori Yamamoto
浩憲 山本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パターン変換装置に関し、パターン変換時間
を短縮することを目的とする。 【構成】 一連のデータを単位のデータ群ごとにパター
ンデータに変換するパターン変換装置であって、該デー
タ群のパターンデータがそれぞれ格納される少なくとも
1つ以上の出力バッファ(21)と、該データ群の各データ
を順次パターンデータに変換し、指定された出力バッフ
ァ(21)に格納する変換部(20)と、パターン変換した該デ
ータ群のCRCデータを該データ群のパターンデータが
格納されている出力バッファに対応させて記憶するCR
C記憶部(22)と、パターン変換対象のデータ群のCRC
データと前記記憶したCRCデータとを比較し、一致し
た場合は、該データ群のパターン変換を中止して、対応
する出力バッファの内容を出力させる比較部(23)とを備
えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ等の出力装置
において、文字コードをパターンデータ(ドットパター
ン等)に変換するパターン変換装置に関する。
【0002】プリンタで印字する場合、プリンタ内にお
いて文字コードをパターンデータに変換しているが、近
年、プリンタのドットピッチが小さくなったことに伴
い、1文字を構成するドット数が48ドット×48ドッ
トや64ドット×64ドットというように飛躍的に多く
なっており、それに伴い変換時間が増大している。
【0003】また、最近は文字の輪郭のみを記憶したア
ウトラインフォントが用いられており、この場合はドッ
トパターンの生成のためにはスプライン関数などの複雑
な演算を必要とするため、変換時間は更に増大する。
【0004】このため、変換速度を向上させるパターン
変換装置が求められている。
【0005】
【従来の技術】図10は従来例の構成図で、プリンタの構
成例を示したものである。プリンタで印字する際、図示
省略したデータ処理装置は、印字対象の文字コードをプ
リンタに送信し、プリンタ側ではこの文字コードを受信
制御部1により受信して受信バッファ2に格納する。そ
して、単位のデータ群、例えば1行分のデータを受信バ
ッファ2に受信すると、パターン変換部3は各文字コー
ドを文字パターン発生メモリCG−ROM7を参照して
文字パターンに変換し、変換するごとに順次出力バッフ
ァ4に格納する。そして、1行分のデータのパターン変
換が終了すると、出力制御部5が出力バッファ4のパタ
ーンデータを印字機構制御部8に出力して印字させる。
【0006】ここで、キャッシュメモリ6は、変換時間
の短縮のために文字単位の変換結果を格納する専用のメ
モリであって、文字コードを文字パターンに変換する
際、キャッシュメモリ6に該当文字パターンが存在すれ
ばキャッシュメモリ6が参照され、存在しなければCG
−ROM7が参照される。この際、CG−ROM7から
読み出された文字パターンはキャッシュメモリ6に格納
される。キャッシュメモリ6としてCG−ROM7より
高速のものを使用すると、キャッシュメモリ6 からパタ
ーンデータが読み出される機会(ヒット率) が多くなれ
ば、パターン変換速度が改善される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来ではCG−ROM7を直接参照してパターンに変換
していたが、ドット構成が多くなるに伴い変換速度が遅
くなり、これを解決するためキャッシュメモリ6が使用
されるようになっている。しかし、キャッシュメモリ6
は高速のものを使用する必要から高価となり、またヒッ
ト率を上げるためには、メモリ容量を大きくしなければ
ならないという課題がある。
【0008】本発明は、上記課題に鑑み、パターンデー
タへの変換時間を低減し、処理性能を向上するパターン
変換装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のパターン変換装置は、一連のデータを単位
のデータ群ごとにパターンデータに変換するパターン変
換装置であって、 (1) 図1の本発明の原理(その1)を表す図に示すよう
に、該データ群のパターンデータがそれぞれ格納される
少なくとも1つ以上の出力バッファ21と、該データ群の
各データを順次パターンデータに変換し、出力バッファ
21のうちの指定の出力バッファ21に格納する変換部20
と、パターン変換したデータ群のCRCデータを該デー
タ群のパターンデータが格納されている出力バッファ21
に対応させて記憶するCRC記憶部22と、パターン変換
対象のデータ群のCRCデータと前記記憶したCRCデ
ータとを比較し、不一致の場合は、該データ群をパター
ン変換させるとともに対応するCRCデータとパターン
データの格納先出力バッファとをCRC記憶部22に記憶
させ、一致した場合は、該データ群のパターン変換を中
止して、対応する出力バッファの内容を出力させる比較
部23とを備えるように構成する。 (2) また、図2の本発明の原理(その2)を表す図に示
すように、変換された該パターンデータが単位のデータ
群ごとにそれぞれ格納される2つ以上の複数の出力バッ
ファ31,32 と、該データ群の各データをパターンデータ
に変換し、前記出力バッファ31,32 のうちの指定出力バ
ッファに順次格納する変換部30と、該データ群を所定の
文字列に分割する文字列分割部33と、分割した文字列の
情報と該文字列のパターンデータを格納した出力バッフ
ァ内アドレスとを記憶する記憶部34と、前記出力バッフ
ァ31,32 の内容を相互に複写する複写部36と、分割され
た変換対象の文字列と同一の文字列が該記憶部に存在す
るか否かを検索し、存在する場合は、対応する出力バァ
ファの対応するアドレスの内容を格納中の出力バッファ
に複写させる検索部35とを備えるように構成する。 (3) 上記(2) において、記憶部34には、分割した文字列
の情報として、文字列のCRCデータが記憶されるよう
に構成する。 (4) 上記(2) または(3) において、文字列分割方法を指
定する特定データを設け、文字列分割部33は特定データ
を検出したとき、その特定データ以降のデータ群をその
特定データが指定する方法に基づいて文字列に分割する
ものであるように構成する。 (5) 図3の本発明の原理(その3)を表す図に示すよう
に、パターン変換対象の該データ群が格納される第1の
バッファ40と、直前にパターン変換された該データ群が
格納される第2のバッファ41と、第1のバッファ40の各
データを順次パターンデータに変換する変換部42と、第
2のバッファ41のデータ群のパターンデータが保存さ
れ、第1のバッファ40のデータ群がパターン変換される
際、順次新パターンデータに置換される出力バッファ44
と、第1のバッファ40に格納された該データ群のうちの
変換対象のデータと、前記第2のバッファ41の対応する
アドレスのデータとを比較し、一致した場合は、変換処
理を次のデータに進める比較部43とを備えるように構成
する。
【0010】
【作用】本発明は、直前あるいはそれ以前に変換した結
果が出力バッファに残っている場合は、そのデータを利
用する方法を特徴とするものである。
【0011】前記(1) の手段による方法は、出力バッフ
ァ21に残っているパターンデータ全部をそのまま利用す
る方法で、今回変換対象の単位のデータ群(例えば1行
分のコードデータ)と、出力バッファ21にパターンデー
タが残っているデータ群とを比較する代わりに、それぞ
れのCRC(Cyclic Redundancy Check)データを比較し
て両方のデータ群が一致しているか否かを認識する。
【0012】このため、比較部23は、単位のデータ群を
パターン変換する際にCRC記憶部22を検索し、出力バ
ッファ21にパターンデータが残っているデータ群のCR
Cデータと比較する。
【0013】その結果、不一致の場合は、今回変換対象
のデータ群をパターン変換させ、且つそのデータ群のC
RCデータとパターンデータの格納先出力バッファとを
CRC記憶部22に記憶させる。
【0014】一致した場合は、そのデータ群のパターン
変換を中止して、対応する出力バッファ21の内容を出力
させる。以上のごとく、1行分のデータの代わりに対応
するCRCデータを用いて一致検証を行うので、比較デ
ータ量が少なくて済む。CRCデータは、例えばプリン
タの場合、データ送出側で生成してもよく、プリンタ側
で生成してもよい。
【0015】本方法によると、帳票等において、数行に
わたり同じ縦罫線が印字される場合に有効である。前記
(2) の手段による方法は、残っている単位のデータ群の
パターンデータをすべて利用するのではなく、文字列単
位に利用する方法である。
【0016】このため、2つ以上の出力バッファ31,32
を順番に切り替えて使用し、該当する文字列のパターン
データが使用出力バッファ以外の出力バッファに残って
いれば、そのパターンデータを複写する。
【0017】先ず、文字列分割部33は変換対象のデータ
群を所定の文字列に分割し、順次変換部30による変換を
開始する。この際、検索部35は記憶部34を検索し、変換
対象の文字列と同一の文字列が記憶部34に存在する場合
は、対応する出力バァファの対応するアドレスの内容を
パターン格納中の出力バッファの該当アドレスに複写部
36により複写せさる。
【0018】なお、存在しない場合はパターン変換を行
うが、その文字列の情報とパターンデータの格納先出力
バッファのアドレスを記憶部34に格納する。 (3) 上記において、分割した文字列の情報として、コー
ドデータの代わりに文字列のCRCデータを生成して記
憶部34に記憶する方法もある。 (4) 上記(2) または(3) において、文字列分割方法を指
定する特定データを設け、文字列分割部33は特定データ
を検出したとき、その特定データ以降のデータ群を該特
定データに基づく方法で文字列に分割する。これは、例
えば漢字,数字,カナ単位等に文字列を分割する、
連続する漢字+数字を文字列とする等、印字データの種
別により使い分けるための方法である。
【0019】上記(2),(3),(4) により、例えば帳票を印
字する場合で、同一項目名が次の行に出現したような場
合、前行で変換したパターンデータをそのまま複写する
ことができる。
【0020】前述(5) の手段による方法は、同じ出力バ
ッファ44を使用し、単位のデータ(桁)ごとパターンデ
ータが残っている直前のデータ群と比較して、一致した
ときその桁のパターン変換を行わず次の桁に進む。その
際、出力バッファへの格納先ポインタを1桁分進める。
【0021】以上により、複写の手間も省け、高速化さ
れる。なお、本方法は、帳票等において、文字列(項目
名等)の一部が一致したとき等の場合に有効である。以
上のごとく、直前またはそれ以前に変換したパターンデ
ータを単位のデータ群ごと、文字列ごと、データ
ごとにそのまま利用するので、高価なキャッシュメモリ
を使用しなくても、パターン変換速度が改善できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて詳細に説
明する。 〔第1の実施例〕図4は第1の実施例の構成図、図5は
第1の実施例の動作フローチャート図である。本実施例
は、プリンタにおいて、パターンデータを格納する1行
分(単位のデータ群)の出力バッファに、次の1行分の
パターンデータと同じパターンデータが残っている場合
は、つまり、前行と同一パターンを印字する場合は、そ
の行のパターン変換を行わずに出力バッファの内容をそ
のまま出力する例を示す。
【0023】なお、ここでは出力バッファを1つ使用す
る場合を示すが複数個でもよい。複数個の場合は、サイ
クリックに使用する。図4において、101 は受信制御部
で、図示省略した制御部より印字データを受信して受信
バッファ102 に格納する。102 は受信バッファで、例え
ば1行分の受信データ(コードデータ)が格納される。
109 はCRC生成部で、1行分の受信データのCRCデ
ータを生成する。110 はCRC記憶部で、前行のCRC
データが格納される。
【0024】107 はCG−ROM、111 はCRC比較部
で、CRC生成部109 で生成されたCRCデータとCR
C記憶部110 に格納されているCRCデータを比較す
る。つまり、現行と全行のCRCデータを比較する。そ
して、一致した場合は印字機構制御部108 に出力バッフ
ァ104 の内容を印字させ、不一致のときはパターン変換
部103 に通知して、受信バッファ102 のデータをパター
ン変換させる。この場合は、CRC記憶部110 のCRC
データを生成したCRCデータに置き換える。
【0025】103 はパターン変換部で、CG−ROM10
7 を参照しつつ受信バッファ102 に格納された印字デー
タ(コードデータ) のパターン変換を行い、出力バッフ
ァ104 に格納する。104 は出力バッファで、1行分の印
字データのパターンデータが格納される。108 は印字機
構制御部で、出力バッファ104 からパターンデータを読
み出して図示省略した印字機構にパターンデータを渡し
て印字させる。
【0026】以下、図4,図5を参照しつつ、パターン
変換動作を説明する。 (1) 受信制御部101 は、図示されていない制御部(例え
ばパーソナルコンピュータ等)からの印字データを受信
し、その受信データを受信バッファ102 の先頭より順次
格納する。 (2) CRC生成部109 は受信バッファ102 に格納される
データから生成多項式例えば X16+X12+X5 +1 を用いて、CRC(Cyclic Redundancy Check)方式によ
り、16ビットのビットデータを生成する。 (3) 受信が終わると、CRC比較部111 はCRC生成部
109 により生成されたCRCデータとCRC記憶部110
に記憶されているCRCデータとを比較し、不一致の場
合は、パターン変換部103 に変換を指示する。 (4) パターン変換部103 は、受信バッファ102 のデータ
を1バイトずつ読出し、文字コードに対応する文字パタ
ーンの格納されたCG−ROM107 の内容を読出し、出
力バッファ104 に格納する。 (5) 受信バッファ102 の変換を終了すると、パターン変
換部103 は印字機構制御部108 に印字出力指示を発行
し、出力バッファ104 の内容を印字出力させる。(6) 同
時にCRC生成部109 が生成したCRCデータをCRC
記憶部110 に格納する。 (7) CRC比較部111 がCRC生成部109 により生成さ
れたCRCデータとCRC記憶部110 に記憶されている
CRCデータと一致したと判断した場合は、直ちに印字
機構制御部108 に印字出力指示を発行し、出力バッファ
104 の内容を印字出力させる。
【0027】以上のごとく、変換対象の行の印字データ
が直前の行のものと同一か否かをCRCデータ(16 ビッ
ト) の比較で確認し、同一と判断した場合は、その行の
パターン変換を省略するため、処理速度が大幅に改善さ
れる。 〔第2の実施例〕図6は第2の実施例の構成図、図7は
第2の実施例の動作フローチャート図である。本実施例
は、図6に示すように、出力バッファを2つ用意し、前
行と同一文字列が存在すれば、そのパターンデータを複
写するもので、2 つの出力バッファ204,205 は、1行印
字ごとに交互に使用される。即ち、出力バッファ204 に
パターンデータ格納した後印字出力を開始すると、受信
バッファ202 に受信した次の行のデータは出力バッファ
205 に展開される。
【0028】図6において、209 は文字列分割部で、受
信バッファ202 に受信された印字データを、後述する方
法で所定の文字列に分割する。210 は記憶部で、出力バ
ッファ204 または出力バッファ205 に展開されている文
字列と、対応するパターンデータの出力バッファ内アド
レスとが格納される。
【0029】211 は検索部で、文字列分割部209 で分割
された変換対象の文字列と、記憶部210 に記憶されてい
る文字列とを比較し、不一致の場合はその文字列のパタ
ーン変換をパターン変換部203 に指示し、一致した場合
は、展開中の出力バッファに複写する。(検索部211 は
図2の複写部36を兼ねる) 以下、図6,図7を用いて変換動作を説明する。 (1) 先ず使用する出力バッファ(204とする) を指定す
る。 (2) 受信した印字データを受信バッファ202 に格納す
る。 (3) 1行分の受信が終わると, 文字列分割部209 は受信
データを一定の規則により文字列に分割する。一定の規
則とは、例えば 英数字、漢字、仮名など一般文字の空白, 記号(帳票
中の罫線等)で区切られる連続文字列で、費用1,費用
2,などは、「費用1」,「費用2」のごとく抽出され
る。
【0030】2バイト文字コード(全角/半角の区
別) のみの連続文字列 漢字のみ、片仮名のみのように同一種類の文字が連続
する文字列で、例えば費用1,費用2等の場合は「費
用」のごとく抽出される などである。 (4) パターン変換部203 は、通常は、受信バッファ202
のデータを1バイトずつ読出し、文字コードに対応する
文字パターンの格納されたCG−ROM207 の内容を読
出し、出力バッファ204 (前行では出力バッファ205)
に格納するが、 (5) 検索部211 が分割した文字列と同一の文字列を記憶
部210 に発見した場合は、記憶部210 に記憶されている
その文字列の出力バッファ(205) 内アドレスからその文
字列の長さに対応する分だけ、出力バッファ205 から出
力バッファ204 の現在の展開アドレスに複写する。この
ため、その文字列に対する変換処理が不要となる。ま
た、この際、検索部211 は、記憶部210 に格納されてい
るその文字列の出力バッファ(204) 内アドレスを現在の
出力バッファ(205) 内アドレスに更新する。 (6) 分割した文字列が、記憶部210 に記憶されていない
場合は、その文字列をパターン変換して出力バッファ20
4 の該当アドレスに格納するとともに、その文字列(コ
ード,またはCRCデータ)と、その文字列のパターン
データを格納した出力バッファ204 のアドレスを記憶部
210 に記憶する。 (7) 1行分のパターン展開が終了し、出力されると、次
に格納する出力バッファ205 を指定するとともに、記憶
部210 内を検索し、次に出力バッファとして使用される
出力バッファ205 のアドレスを含む文字列は全てクリア
する。
【0031】このようにして(2) 〜(7) を繰り返し全行
を印字する。以上により、受信データ中の文字列に対応
するパターンデータが出力バッファの他方に残っている
場合は、そのデータを複写するため、展開時間を省いて
処理を高速に行うことができる。
【0032】また、文字列の記憶の際に文字列そのもの
ではなく、第1の実施例のごとく、文字列のCRCデー
タを発生し、且つ記憶すれば、記憶領域の削減および検
索時間の削減が可能となる。
【0033】また受信バッファの中に特定データ(特定
シーケンスデータ)を検出した場合に、そのシーケンス
に応じて文字列への分割規則を変更することができ、よ
り効率的な文字列分割が可能となる。たとえば 変更シ
ーケンスを16進表示で、1B41303Xと規定し、 X=1 のときは前記規則 X=2 のときは前記規則 X=3 のときは前記規則 などのように切り換えれば、“高速プリンタA”という
ように漢字、仮名、英字が混じった単語が頻繁に現れる
データの場合は、X=1と指定して“高速プリンタA”
を一つの文字列と認識させ、“高速印字方式1、高速印
字方式2、..高速印字方式N”などの様に同一漢字単
語と異なる数字の合成単語が頻繁に現れるデータの場合
は、X=3と指定して“高速印字方式”を一つの文字列
と認識させることができる。
【0034】なお、本実施例では出力バッファが2つの
場合で説明したが、出力バッファが3つ以上の場合は、
さらに効果を上げることができる。 〔第3の実施例〕図8は第3の実施例の構成図、図9は
第3の実施例の動作フローチャート図である。本実施例
は桁単位に前行と比較し、同一桁が同一印字データの場
合は、変換を省略する例である。本例では、図8に示す
ように、受信バッファは2つ用意されており、交互に使
用される。即ち、受信バッファ302 にデータ受信後、次
のデータ受信は受信バッファ312 に行われる。
【0035】以下、図8,図9を参照しつつ、パターン
変換動作を説明する。 (1) 受信バッファ(302とする) を指定して、 (2) 印字データを受信バッファ302 に受信する。 (3) 受信が終わると, 比較部311 は二つの受信バッファ
311,312 のデータを1文字(桁) ずつ読出し比較する。 (4) 不一致の場合は、処理すべき文字コードをパターン
変換部303 に渡し、パターンに変換した結果を出力バッ
ファ304 に格納させる。 (5) 一致した場合は、出力バッファ304 の次に出力する
アドレスを1文字のドットパターンに相当する分だけ加
算する。この際、変換処理は行わない。
【0036】以上の動作を桁単位に繰り返し、1行分処
理した後に出力バッファ304 の内容を出力させる。以上
により、前回受信したデータと桁対応で一致する文字に
ついては変換処理が不要なため、処理が高速化できる。
【0037】以上のごとく、直前またはその前にパター
ンデータに展開し、且つ残っているパターンデータを、
単位のデータ群またはデータ単位に利用するため、変換
処理が不要となる部分が発生し、パターン変換速度が速
くなる。
【0038】なお、以上の実施例はプリンタについて説
明したが、表示装置等の他の出力装置に適用してもよ
く、また変換済みデータを出力するデータ処理装置にお
けるパターン変換に適用できることも勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上のごとく、本発明は、直前あるいは
それ以前に変換した結果が出力バッファに残っている場
合は、そのデータを利用するため、専用にキャッシュメ
モリ等を用意することなく、処理の高速化をはかること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理(その1)を表す図
【図2】 本発明の原理(その2)を表す図
【図3】 本発明の原理(その3)を表す図
【図4】 第1の実施例の構成図
【図5】 第1の実施例の動作フローチャート図
【図6】 第2の実施例の構成図
【図7】 第2の実施例の動作フローチャート図
【図8】 第3の実施例の構成図
【図9】 第3の実施例の動作フローチャート図
【図10】 従来例の構成図
【符号の説明】
1 受信制御部 2 受信バッフ
ァ 3 パターン変換部 4 出力バッフ
ァ 5 出力制御部 6 キャッシュ
メモリ 7 文字パターン発生メモリCG-ROM 8 印字機構制
御部 20 変換部 21 出力バッフ
ァ 22 CRC記憶部 23 比較部 30 変換部 31,32 出力バッ
ファ 33 文字列分割部 34 記憶部 35 検索部 36 複写部 40 第1のバッファ 41 第2のバッ
ファ 42 変換部 43 比較部 44 出力バッファ 101 受信制御部 102 受信バッフ
ァ 103 パターン変換部 104 出力バッフ
ァ 107 CG−ROM 108 印字機構制
御部 109 CRC生成部 110 CRC記憶
部 111 CRC比較部 201 受信制御部 202 受信バッフ
ァ 203 パターン変換部 204 出力バッフ
ァ 205 出力バッファ 207 CG−RO
M 208 印字機構制御部 209 文字列分割
部 210 記憶部 211 検索部 301 受信制御部 302 受信バッフ
ァ 303 パターン変換部 304 出力バッフ
ァ 307 CG−ROM 308 印字機構制
御部 312 受信バッファ 311 比較部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 11/20 9365−5L G06F 15/72 355 U

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連のデータを単位のデータ群ごとに
    パターンデータに変換するパターン変換装置であって、 該データ群のパターンデータがそれぞれ格納される少な
    くとも1つ以上の出力バッファ(21)と、 該データ群の各データを順次パターンデータに変換し、
    指定された出力バッファ(21)に格納する変換部(20)と、 パターン変換した該データ群のCRCデータを該データ
    群のパターンデータが格納されている出力バッファに対
    応させて記憶するCRC記憶部(22)と、 パターン変換対象のデータ群のCRCデータと前記記憶
    したCRCデータとを比較し、不一致の場合は該データ
    群をパターン変換させるとともに、対応するCRCデー
    タとパターンデータの格納先出力バッファとを該CRC
    記憶部に記憶させ、一致した場合は該データ群のパター
    ン変換を中止して、対応する出力バッファの内容を出力
    させる比較部(23)とを備えることを特徴とするパターン
    変換装置。
  2. 【請求項2】 一連のデータを単位のデータ群ごとに
    パターンデータに変換するパターン変換装置であって、 変換された該パターンデータが単位のデータ群ごとにそ
    れぞれ格納される複数の出力バッファ(31,32) と、 該データ群の各データをパターンデータに変換し、指定
    された出力バッファに順次格納する変換部(30)と、 該データ群を所定の文字列に分割する文字列分割部(33)
    と、 分割した文字列の情報と該文字列のパターンデータを格
    納した出力バッファ内アドレスとを記憶する記憶部(34)
    と、 前記出力バッファの内容を相互に複写する複写部(36)
    と、 分割された変換対象の文字列と同一の文字列が該記憶部
    に存在するか否かを検索し、存在する場合は、対応する
    出力バァファの対応するアドレスの内容を格納中の出力
    バッファに複写せさる検索部(35)とを備えることを特徴
    とするパターン変換装置。
  3. 【請求項3】 該記憶部は、分割した文字列の情報と
    して該文字列のCRCデータを記憶することを特徴とす
    る請求項2記載のパターン変換装置。
  4. 【請求項4】 文字列分割方法を指定する特定データ
    を設け、該文字列分割部は該特定データを検出したと
    き、該特定データ以降のデータ群を該特定データに基づ
    く方法に基づいて文字列に分割することを特徴とする請
    求項2または請求項3記載のパターン変換装置。
  5. 【請求項5】 一連のデータを単位のデータ群ごとに
    パターンデータに変換するパターン変換装置であって、 パターン変換対象の該データ群が格納される第1のバッ
    ファ(40)と、 直前にパターン変換された該データ群が格納される第2
    のバッファ(41)と、 第1のバッファの各データを順次パターンデータに変換
    する変換部(42)と、 第2のバッファのデータ群のパターンデータが保存さ
    れ、第1のバッファのデータ群がパターン変換される
    際、順次新パターンデータに置換される出力バッファ(4
    4)と、 第1のバッファに格納された該データ群のうちの変換対
    象のデータと、前記第2のバッファの対応するアドレス
    のデータとを比較し、一致した場合は、変換処理を次の
    データに進める比較部(43)とを備えることを特徴とする
    パターン変換装置。
JP6031706A 1994-03-02 1994-03-02 パターン変換装置 Withdrawn JPH07242022A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105398224A (zh) * 2015-11-25 2016-03-16 杭州旗捷科技有限公司 一种墨盒芯片、墨盒、打印机和墨盒认证方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105398224A (zh) * 2015-11-25 2016-03-16 杭州旗捷科技有限公司 一种墨盒芯片、墨盒、打印机和墨盒认证方法

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