JPH0724178A - 回転洗濯機 - Google Patents
回転洗濯機Info
- Publication number
- JPH0724178A JPH0724178A JP5194295A JP19429593A JPH0724178A JP H0724178 A JPH0724178 A JP H0724178A JP 5194295 A JP5194295 A JP 5194295A JP 19429593 A JP19429593 A JP 19429593A JP H0724178 A JPH0724178 A JP H0724178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing machine
- beater
- cylinder
- laundry
- inner case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外胴とその中で水平軸まわりに回転する内胴
とを備え、外胴に入れた洗浄液に内胴を半浸漬状態にし
て内胴を回転させる構造の回転洗濯機において、洗濯物
の洗浄効率を向上させることを目的としている。 【構成】 この発明の回転洗濯機では内胴6の内周面に
設けられる畝状ないしフィン状のビータ10の方向を内
胴6の回転軸7に対して斜めに交差する方向としかつビ
ータ10の内周側への突出高さHを内胴の回転軸7の軸
方向に変化させることにより、上記課題を解決してい
る。
とを備え、外胴に入れた洗浄液に内胴を半浸漬状態にし
て内胴を回転させる構造の回転洗濯機において、洗濯物
の洗浄効率を向上させることを目的としている。 【構成】 この発明の回転洗濯機では内胴6の内周面に
設けられる畝状ないしフィン状のビータ10の方向を内
胴6の回転軸7に対して斜めに交差する方向としかつビ
ータ10の内周側への突出高さHを内胴の回転軸7の軸
方向に変化させることにより、上記課題を解決してい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は外胴とその中で水平軸
まわりに回転する内胴とを備え、外胴に入れた洗浄液に
内胴を半浸漬状態にして内胴を回転させることにより、
内胴に収容した洗濯物を内胴内で転動させながら洗濯す
る洗濯機に関するものである。
まわりに回転する内胴とを備え、外胴に入れた洗浄液に
内胴を半浸漬状態にして内胴を回転させることにより、
内胴に収容した洗濯物を内胴内で転動させながら洗濯す
る洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の洗濯機は、通常、洗濯とそれに
続く脱水とを同一槽内で連続的に行う洗濯機(洗濯脱水
機とも言う。)として用いられており、図4に示すよう
に、内胴6の内周面に畝状ないしフィン状のビータ10
を設け、内胴6が回転したときに内胴6に収容した洗濯
物8がビータ10によってかき上げられ、ある程度かき
上げられたあと洗濯物がビータ10から外れて落下する
動作を繰り返すことによって洗濯物8を内胴6内で転動
させ、洗浄液5への洗濯物8の浸漬と引き上げとを繰り
返させることにより洗濯物を洗浄している。
続く脱水とを同一槽内で連続的に行う洗濯機(洗濯脱水
機とも言う。)として用いられており、図4に示すよう
に、内胴6の内周面に畝状ないしフィン状のビータ10
を設け、内胴6が回転したときに内胴6に収容した洗濯
物8がビータ10によってかき上げられ、ある程度かき
上げられたあと洗濯物がビータ10から外れて落下する
動作を繰り返すことによって洗濯物8を内胴6内で転動
させ、洗浄液5への洗濯物8の浸漬と引き上げとを繰り
返させることにより洗濯物を洗浄している。
【0003】従来のこの種の洗濯機におけるビータ10
は、内胴6の内周面に内胴6の回転軸と平行に取り付け
られており、洗濯物8は図5に示すように内胴6内で一
方向の(内胴の回転方向が一定の場合)または互いに往
復する方向の(内胴6が往復回転する場合)の比較的単
純な転動を繰り返すようになっていた。
は、内胴6の内周面に内胴6の回転軸と平行に取り付け
られており、洗濯物8は図5に示すように内胴6内で一
方向の(内胴の回転方向が一定の場合)または互いに往
復する方向の(内胴6が往復回転する場合)の比較的単
純な転動を繰り返すようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、回転洗濯
機における洗濯物の洗浄効率を向上させることを目的と
してなされたものである。
機における洗濯物の洗浄効率を向上させることを目的と
してなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では内胴6に設
けられるビータ10の方向および高さを従来構造のもの
と異なるものとすることにより、上記課題を解決してい
る。すなわちこの発明の回転洗濯機では内胴6の内周面
に設けられる畝状ないしフィン状のビータ10の方向を
内胴6の回転軸7に対して斜めに交差する方向としかつ
ビータ10の内周側への突出高さHを内胴の回転軸7の
軸方向に変化させることにより、上記課題を解決してい
る。
けられるビータ10の方向および高さを従来構造のもの
と異なるものとすることにより、上記課題を解決してい
る。すなわちこの発明の回転洗濯機では内胴6の内周面
に設けられる畝状ないしフィン状のビータ10の方向を
内胴6の回転軸7に対して斜めに交差する方向としかつ
ビータ10の内周側への突出高さHを内胴の回転軸7の
軸方向に変化させることにより、上記課題を解決してい
る。
【0006】
【作用】従来構造の回転洗濯機では内胴6の回転により
収容された洗濯物8に比較的単純な転動運動を起こさせ
ていただけであるが、この発明の上記構造ではビータ1
0の突出高さが内胴6の回転軸7の軸方向に変化してい
るため、内胴6の軸方向の位置の相違により、ビータ1
0が洗濯物8を持ち上げるときの係合力が相違すること
となる。従ってビータ10によって持ち上げられた洗濯
物は、ビータ10の高さが低い位置から順に落下してゆ
き、洗濯物をかき上げる力は突出高さの高い部分で大き
く、低い部分で小さくなる。
収容された洗濯物8に比較的単純な転動運動を起こさせ
ていただけであるが、この発明の上記構造ではビータ1
0の突出高さが内胴6の回転軸7の軸方向に変化してい
るため、内胴6の軸方向の位置の相違により、ビータ1
0が洗濯物8を持ち上げるときの係合力が相違すること
となる。従ってビータ10によって持ち上げられた洗濯
物は、ビータ10の高さが低い位置から順に落下してゆ
き、洗濯物をかき上げる力は突出高さの高い部分で大き
く、低い部分で小さくなる。
【0007】さらにビータ10が内胴の回転軸7に斜め
に交差するように設けられているため、内胴6がある角
度回転したときの各ビータ10の洗剤の壁面からの高さ
が内胴の回転中心軸方向に異なることとなり、洗濯物8
の落下タイミングが内胴6の軸方向の位置によって異な
ることとなり、また各ビータ10が螺旋の一部を形成す
るようになるために、回転によって洗濯物を回転軸方向
に移動させようとする力が生じ、内胴6の往復回転によ
って洗濯物8を前後(図3の紙面直角方向)に動かそう
とする力が加わる。従ってこの発明の回転洗濯機では内
胴の回転により、洗濯物8を上下方向に動かす力のみで
なく、前後方向に動かす力や捩じれ方向に動かす力が加
わり、これによって洗濯物8が内胴6内で複雑に運動
し、それによって洗濯効率を高めることができるのであ
る。
に交差するように設けられているため、内胴6がある角
度回転したときの各ビータ10の洗剤の壁面からの高さ
が内胴の回転中心軸方向に異なることとなり、洗濯物8
の落下タイミングが内胴6の軸方向の位置によって異な
ることとなり、また各ビータ10が螺旋の一部を形成す
るようになるために、回転によって洗濯物を回転軸方向
に移動させようとする力が生じ、内胴6の往復回転によ
って洗濯物8を前後(図3の紙面直角方向)に動かそう
とする力が加わる。従ってこの発明の回転洗濯機では内
胴の回転により、洗濯物8を上下方向に動かす力のみで
なく、前後方向に動かす力や捩じれ方向に動かす力が加
わり、これによって洗濯物8が内胴6内で複雑に運動
し、それによって洗濯効率を高めることができるのであ
る。
【0008】
【実施例】次に図面に示す実施例について説明する。図
2および図3において回転洗濯機1の外胴2には洗浄液
の供給口3と溢水口4が開口しており、洗浄液5が溢水
口4の位置で決まる一定の高さまで注入される。内胴6
は洗濯機の奥側で軸受により回転軸7まわりに回転自在
に支持され、前記軸受のさらに奥側の位置に設けたプー
リなどを介して、図示しない電動機により回転駆動され
る。洗濯時においては内胴6は一定の時間間隔で回転方
向を反転しながら定速で回転し、脱水を続けて行う場合
には洗浄液5を排出した後、高速で一方向に回転する。
内胴6の手前側には洗濯物8を投入排出するための開口
9が設けられており、外胴2の手前面には洗濯物を出し
入れするための扉が設けられる。
2および図3において回転洗濯機1の外胴2には洗浄液
の供給口3と溢水口4が開口しており、洗浄液5が溢水
口4の位置で決まる一定の高さまで注入される。内胴6
は洗濯機の奥側で軸受により回転軸7まわりに回転自在
に支持され、前記軸受のさらに奥側の位置に設けたプー
リなどを介して、図示しない電動機により回転駆動され
る。洗濯時においては内胴6は一定の時間間隔で回転方
向を反転しながら定速で回転し、脱水を続けて行う場合
には洗浄液5を排出した後、高速で一方向に回転する。
内胴6の手前側には洗濯物8を投入排出するための開口
9が設けられており、外胴2の手前面には洗濯物を出し
入れするための扉が設けられる。
【0009】内胴6に設けられるビータ10は図1、2
に示すようにその突出高さHが手前側で高く奥側で低く
なるように直線的に傾斜しており、また内胴6の回転軸
7に対して若干螺旋状になるように斜めに傾斜してい
る。この傾斜角αは大型の洗濯機においては約15度が
好ましく、小型のものではより小さい傾斜角とするのが
好ましいことが実験により確かめられている。
に示すようにその突出高さHが手前側で高く奥側で低く
なるように直線的に傾斜しており、また内胴6の回転軸
7に対して若干螺旋状になるように斜めに傾斜してい
る。この傾斜角αは大型の洗濯機においては約15度が
好ましく、小型のものではより小さい傾斜角とするのが
好ましいことが実験により確かめられている。
【0010】以上の実施例に示したビータ10は断面三
角形状の畝状のものであるが、1枚の板で形成されたフ
ィン状のビータにおいても、上記実施例と同様にその突
出高さHを内胴6の回転軸方向に変化させ、かつその装
着方向を傾斜させることにより同様な効果が得られる。
角形状の畝状のものであるが、1枚の板で形成されたフ
ィン状のビータにおいても、上記実施例と同様にその突
出高さHを内胴6の回転軸方向に変化させ、かつその装
着方向を傾斜させることにより同様な効果が得られる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したこの発明の回転洗濯機で
は、洗濯時の内胴の回転に伴い、内胴に収容された洗濯
物がより複雑な運動をし、これによって従来構造の洗濯
機に比べて洗浄効率を高めることができるという効果が
ある。そして構成が極めて簡単であるため、洗濯機の製
造コストを上昇させたり、制御を複雑にするというよう
なことがなく、簡単な構成で大きな効果が得られるとい
う特徴がある。
は、洗濯時の内胴の回転に伴い、内胴に収容された洗濯
物がより複雑な運動をし、これによって従来構造の洗濯
機に比べて洗浄効率を高めることができるという効果が
ある。そして構成が極めて簡単であるため、洗濯機の製
造コストを上昇させたり、制御を複雑にするというよう
なことがなく、簡単な構成で大きな効果が得られるとい
う特徴がある。
【図1】実施例のビータを示す部分斜視図
【図2】実施例の断面側面図
【図3】実施例の模式的な正面図
【図4】従来構造のビータを備えた装置の模式的な断面
側面図
側面図
【図5】従来装置における洗濯物の動きを模式的に示す
正面図
正面図
2 外胴 6 内胴 7 回転軸 10 ビータ H ビータの突出高さ
Claims (1)
- 【請求項1】 洗浄液の容器となる外胴(2) 内で水平軸
まわりに一方向回転または往復回転する内胴(6) を備
え、この内胴にはその内周面に内側に向った畝状ないし
フィン状のビータ(10)が設けられている回転洗濯機にお
いて、前記ビータ(10)が内胴(6) の回転軸(7) に対して
斜めに交差する方向で設けられ、かつその突出高さ(H)
が上記回転軸方向に変化していることを特徴とする、回
転洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5194295A JPH0724178A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 回転洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5194295A JPH0724178A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 回転洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0724178A true JPH0724178A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=16322223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5194295A Pending JPH0724178A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 回転洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724178A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0957195A2 (en) * | 1998-05-13 | 1999-11-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine |
WO2002052090A1 (en) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Arcelik A.S. | Washing machine |
KR100428507B1 (ko) * | 2002-01-18 | 2004-04-29 | 삼성전자주식회사 | 드럼세탁기 |
EP1770197A1 (de) * | 2002-04-06 | 2007-04-04 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Waschmaschine und Verfahren zum Waschen von Wäsche in einer Waschmaschine |
KR100807834B1 (ko) * | 2001-09-05 | 2008-02-27 | 주식회사 엘지이아이 | 건조기의 드럼장치 |
DE102012200449A1 (de) * | 2012-01-13 | 2013-07-18 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Wasserführendes Haushaltsgerät mit einer Querstrukturelemente umfassenden Trommel |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP5194295A patent/JPH0724178A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0957195A2 (en) * | 1998-05-13 | 1999-11-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine |
EP0957195A3 (en) * | 1998-05-13 | 1999-12-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine |
WO2002052090A1 (en) * | 2000-12-22 | 2002-07-04 | Arcelik A.S. | Washing machine |
KR100807834B1 (ko) * | 2001-09-05 | 2008-02-27 | 주식회사 엘지이아이 | 건조기의 드럼장치 |
KR100428507B1 (ko) * | 2002-01-18 | 2004-04-29 | 삼성전자주식회사 | 드럼세탁기 |
EP1770197A1 (de) * | 2002-04-06 | 2007-04-04 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Waschmaschine und Verfahren zum Waschen von Wäsche in einer Waschmaschine |
DE102012200449A1 (de) * | 2012-01-13 | 2013-07-18 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Wasserführendes Haushaltsgerät mit einer Querstrukturelemente umfassenden Trommel |
DE102012200449B4 (de) | 2012-01-13 | 2019-12-05 | BSH Hausgeräte GmbH | Wasserführendes Haushaltsgerät mit einer Querstrukturelemente umfassenden Trommel |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040805 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040806 |