JPH07241673A - 自動溶接方法および装置 - Google Patents

自動溶接方法および装置

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JPH07241673A
JPH07241673A JP3590094A JP3590094A JPH07241673A JP H07241673 A JPH07241673 A JP H07241673A JP 3590094 A JP3590094 A JP 3590094A JP 3590094 A JP3590094 A JP 3590094A JP H07241673 A JPH07241673 A JP H07241673A
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JP
Japan
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welding
groove
layer
weld bead
shape
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Application number
JP3590094A
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English (en)
Inventor
Shozo Hirano
野 正 三 平
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3590094A priority Critical patent/JPH07241673A/ja
Publication of JPH07241673A publication Critical patent/JPH07241673A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接ワークの溶接ビード形状に応じた、過不
足のない自動多層盛り溶接を実現すること。 【構成】 溶接前または溶接動作中の溶接ワーク(1
0)の開先位置および溶接ビード形状をリアルタイムに
検出し、検出された溶接ビードが凹形の時は溶接ビード
と開先壁面との接点位置から予め設定された距離だけ開
先内側の位置を溶接トーチ(9)の狙い位置とし、検出
された溶接ビードが凸形の時は溶接ビードと開先壁面と
の間の設定接点位置を溶接トーチ(9)の狙い位置とし
て多層盛り溶接を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接前または溶接中の
溶接ビード形状に検知しその検知形状に応じて多層溶接
を行う自動溶接方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動溶接装置の典型的な構成例を
図17に示し、それを参照して従来の溶接装置について
説明する。
【0003】図17の自動溶接装置においては、溶接施
工条件データを作成し蓄積する溶接データベース1と、
このデータベース1から所望のデータを格納し溶接の制
御および条件の指示を行う制御カード2および条件カー
ド3と、これらのカードによって指示された条件で溶接
制御を行う制御装置4と、この制御装置4からの指令に
基づいて溶接ワーク10に対して溶接作業を行う溶接ト
ーチ9を有する溶接ヘッド5と、制御装置4からの指令
に基づき溶接ヘッド5を介して溶接トーチ9と溶接ワー
ク10との間に溶接アークを発生させる溶接電源6と、
溶接ワーク10の溶接線WLを検知するセンサヘッド8を
有する溶接線倣いセンサ7とにより構成されている。
【0004】溶接データベース1には各種対象物、材質
および溶接種類毎の溶接シーケンス制御データおよび溶
接施工条件データが蓄積されており、その中から対象物
に適合した溶接シーケンス制御データおよび溶接施工条
件の指示データをそれぞれ制御カード2および条件カー
ド3に格納する。そのようなデータを書き込んだ制御カ
ード2および条件カード3を制御装置4に差し込むこと
により、そのデータを制御装置4に取り込む。制御装置
4は、制御カード2および条件カード3から取り込んだ
溶接シーケンス制御データおよび溶接施工条件データに
より、溶接ヘッド5の位置制御、および溶接電源6の出
力制御を通して、溶接アークの位置および出力を制御し
自動溶接を実行する。この時の溶接ヘッド5の動作軌跡
は溶接箇所を溶接線倣いセンサ7で検知して予め記憶し
ておくか、溶接ヘッド5に先行して記憶させ、その記憶
データに基づき溶接ヘッド5を再生動作させる。以上の
ようにして溶接ワーク10の溶接線WLに追従する自動溶
接を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の溶接装置では、
単に溶接線WLのみを倣いセンサ7により検出し溶接線WL
に追従する自動溶接を行っている。溶接作業を進める場
合、開先加工面の状態や条件の変化等により溶接ビード
の溶融状態が悪くなることがある。特に開先壁面と溶接
ビードの接点部が凸形になっている場合は、その部分で
溶接欠陥が発生するおそれが多い。また、溶接時の熱変
形により開先形状が変化すると、指示された通りの条件
では溶接肉盛量に過不足を生ずることがある。そのよう
な場合、従来は溶接ビードの状況を作業者が判断し、望
ましくない場合は溶接作業を中断して条件の修正を行わ
なければならなかった。また、多層溶接の場合、各層毎
のパス数を溶接条件として指示しなければならないが、
パス数を然るべく指示したとしても、その指示データ通
りでは熱変形等により所望の溶接結果を得ることができ
ない場合も生じていた。
【0006】したがって、本発明の目的は、溶接ワーク
の溶接ビード形状に応じた、過不足のない自動多層盛り
溶接を遂行しうる自動溶接方法および装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動溶接方法に
よれば、溶接前または溶接動作中の溶接ワークの開先位
置および溶接ビード形状をリアルタイムに検出し、検出
された溶接ビードが凹形の時は溶接ビードと開先壁面と
の接点位置から予め設定された距離だけ開先内側の位置
を溶接トーチの狙い位置とし、検出された溶接ビードが
凸形の時は溶接ビードと開先壁面との間の設定接点位置
を溶接トーチの狙い位置として多層盛り溶接を行うもの
とする。
【0008】また本発明の自動溶接装置は、各種の溶接
条件を記憶しているデータベースと、溶接前または溶接
動作中の溶接ワークの溶接ビード形状を検出する非接触
式形状センサと、この形状センサの検出データに基づい
て溶接ビードの形状を検知し、溶接ビード形状が凹形の
時は溶接ビードと開先壁面との接点位置から予め設定さ
れた距離だけ開先内側の位置を狙い位置とし、検出され
た溶接ビードが凸形の時は溶接ビードと開先壁面との間
の設定接点位置を狙い位置とするようにデータベースに
記憶されている溶接条件を自動修正しながら溶接トーチ
の多層盛り溶接の制御を行う溶接トーチ制御装置とを備
えている。
【0009】
【作用】本発明によれば、溶接前または溶接動作中の溶
接ワークの開先位置および溶接ビード形状をリアルタイ
ムに検出し、検出された溶接ビードが凹形の時は溶接ビ
ードと開先壁面との接点位置から予め設定された距離だ
け開先内側の位置を溶接トーチの狙い位置とし、検出さ
れた溶接ビードが凸形の時は溶接ビードと開先壁面との
間の設定接点位置を溶接トーチの狙い位置として多層盛
り溶接を行うことにより、溶接肉盛量に過不足を生じた
りすることがなく、溶接ビード形状に対応した自動多層
盛り溶接を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0011】図3は本発明を実施する装置の第1の構成
例を示すものである。なお、図3において、図17に示
す装置におけるものと同一の部品ないし対応部分には同
一符号を付し、それらの個々の説明は省略する。
【0012】図3の自動溶接装置においては、図17に
おける制御装置4、溶接線倣いセンサ7およびセンサヘ
ッド8の代わりに、溶接ヘッド5および溶接電源6の制
御を行う溶接トーチ制御装置12、溶接ワーク10の溶
接ビード形状を非接触で測定するためのセンサヘッド1
6を有する非接触式距離センサ15、この距離センサ1
5のスキャン動作を行うスキャン機構部13、および溶
接ビード形状計測制御を行うセンシング制御装置14が
設けられている。このセンシング制御装置14は、距離
センサ15のスキャン位置(x−y座標位置)として特
定可能な平面位置と、距離センサ15によって測定され
る各スキャン位置でのセンサからワーク開先面までの距
離(z軸方向位置)に基づいて溶接ビード形状を検知す
る。したがって、ここではセンシング制御装置14、距
離センサ15およびセンサヘッド16により本発明にい
う非接触式形状センサを構成する。外部記憶素子として
用意される制御カード2および条件カード3からなる指
示カードは、溶接データベース1と溶接トーチ制御装置
12との間のデータ授受のために使用される。
【0013】溶接データベース1はパソコン(パーソナ
ルコンピュータ)11を含み、そこには溶接に関する種
々のデータ、例えば共通データ、材料別のデータ、構造
物のデータ、継手別のデータ、製品別のデータ、規格別
のデータ、施工別のデータ、資格別のデータ等、目的別
の技術データおよび技量データがカードの形で格納され
るとともに、溶接対象物および溶接ヘッド等の仕様に応
じてこれらのデータの中からその都度適切なものを制御
カード2および条件カード3に書き込んだり、溶接作業
の完了時にこれらのカードの内容を読み出して格納され
たデータに対する修正および加工ができるようになって
いる。
【0014】図3の自動溶接装置の作用について、図1
および図2並びに図4〜6をも参照してより詳細に説明
する。
【0015】図2および図1は自動溶接運転および計測
データ処理を示すフローチャートであり、図4はセンシ
ング制御装置14および距離センサ15を介して行われ
るセンサヘッド16のスキャン動作、およびそれによっ
て得られる計測データDiを示すものである。なお、図
4の溶接ワーク10の開先は溶接ビードB1で埋められ
ているものとする。
【0016】制御カード2から制御データが、また条件
カード3から溶接条件データがそれぞれ溶接トーチ制御
装置12に読み込まれ、自動または手動で運転開始信号
が入力されることにより自動溶接運転が開始される。自
動溶接運転が開始されると、溶接トーチ制御装置12か
らセンシング制御装置14に対し溶接開始信号が送出さ
れ、センシング制御装置14により溶接ビード形状計測
が開始され、その計測信号が出力される(図2:ステッ
プ30)。センシング制御装置14は、距離センサ15
を取り付けたスキャン機構部13を、溶接ワーク10の
開先幅より広いスキャン幅Wsの範囲で予め設定された
一定のスキャン速度でセンサヘッド16を開先幅方向に
スキャン動作させる(ステップ31)。距離センサ15
はスキャン動作の開始と同時に距離の計測すなわち形状
の計測を開始し、スキャン動作終了まで数msec (ミリ
秒)毎にセンシング制御装置14により、開先幅方向に
連続した開先断面形状情報として計測データDi (図4
参照)を出力する(ステップ32)。この時、溶接ワー
ク10は開先長手方向に予め設定された溶接速度で進行
する。この形状計測に際して、溶接ワーク10の開先長
手方向の予め設定された間隔毎に開先断面形状計測が行
われる。この計測データをセンシング制御装置14でデ
ータ処理し(ステップ33)、開先位置および溶接ビー
ド形状(凹形か凸形か)を検知し、溶接トーチ制御装置
12にその検知データを計測が行われる毎に順次転送す
る(ステップ34)。
【0017】図1は、ステップ33において行われるデ
ータ処理の詳細を示すフローチャートである。計測デー
タDiに対しサンプリングデータ毎に前後の複数データ
間の傾きの差データに基づいて開先の角部を検出する
(ステップ331)と共に、開先幅、開先深さ、および
積層幅を計算し(ステップ332)、開先角度および開
先断面積を計算し(ステップ333)、さらに溶接ビー
ド形状が凹形か凸形かを検知する(ステップ334)。
【0018】このステップにおけるビード形状検知は次
のようにして行われる。図5に示すように溶接ワーク1
0の開先壁面と溶接ビードとの接点位置M1,M2を検
出し、その位置を基準として前後各数点の幅方向位置間
の角度を計算する。その場合、図5(a)に示すように
予め設定された値より大きい角度A1が得られた時は凹
形ビードであるものとし、図5(b)に示すように予め
設定された値より小さい角度A2が得られた時は凸形ビ
ードであるものと判断する。
【0019】このようにして検出された溶接ビード形状
が凹形か凸形かをチェックし(ステップ335)、凹形
(図5(a)参照)なら予め設定された凹形時の溶接ト
ーチ狙い位置をセットし(ステップ336)、凸形(図
5(b)参照)なら凸形時の溶接トーチ狙い位置をセッ
トする(ステップ337)。
【0020】ここで図6を参照し、溶接ビード形状に応
じた溶接トーチ狙い位置について説明する。なお図にお
いて、B2,B3は既に得られている溶接ビードである
とする。さて、1(パス/層)の場合、溶接ビード形状
が凹形なら、図示はしていないが開先中央位置を溶接ト
ーチ狙い位置とする。溶接ビード形状が凸形の場合は例
えばアラームを出力し、自動溶接を停止する。2(パス
/層)以上の場合、開先壁面と接するパスすなわち左右
端のパスは前層の溶接ビード形状に応じて溶接トーチ狙
い位置を決める。ただし、凸形部の角度が小さくて欠陥
が発生しそうな場合は上記と同様にアラームを出力し、
自動溶接を停止させる。図6(a)に示すように凹形形
状の溶接ビードB2の場合、開先壁との接点位置から数
mm内側の位置TP1,TP2を溶接トーチ狙い位置と
する。また、図6(b)に示すように凸形形状の溶接ビ
ードB3の場合、開先壁との接点位置TP3,TP4を
溶接トーチ狙い位置とする。
【0021】ステップ331〜337からなる計測デー
タ処理ステップ33の後、処理済データを溶接トーチ制
御装置12へと転送処理して(ステップ34)そこに溶
接トーチ動作軌跡を溶接トーチ狙い位置として記憶させ
る(ステップ35)。溶接トーチ制御装置12は、その
記憶データを再生出力し(ステップ36)、溶接ビード
形状に合った溶接ヘッド5(溶接トーチ9)の位置制御
を行うと共に、条件カード3の指示データに基づいて溶
接アーク指示データを溶接電源6に対し出力して(ステ
ップ37)溶接作業を進める。以上のステップ32〜3
7は1パス溶接についての処理内容を示すものであり、
それを全パス溶接の終了まで繰り返して(ステップ3
8)溶接運転を終了する。
【0022】以上の実施例によれば、溶接前および溶接
中の開先位置および溶接ビード形状を検出し、溶接ビー
ド形状が凹形か凸形かに応じた溶接トーチ9の位置制御
を行うことにより、溶接ビードの溶融状態が悪い場合で
も最適の溶接を行い、高品質の自動多層盛り溶接を行う
ことができる。
【0023】なお、図3における溶接トーチ制御装置1
2およびセンシング制御装置14は図7に示すように一
体の自動溶接制御装置17として構成することもでき
る。この自動溶接制御装置17は、制御カード2および
条件カード3から指示される制御データおよび条件デー
タにより溶接ヘッド5の位置制御および溶接電源6を介
しての溶接アーク制御を行うと共に、スキャン機構部1
3のセンシング制御を行う。
【0024】この実施例によれば、高品質の自動多層盛
り溶接を行いつつ、センサ計測データの転送処理を1段
省略することができる。
【0025】図8は本発明の他の実施例を示すものであ
る。この実施例は、以上述べたスキャン機構部13、距
離センサ15およびセンサヘッド16の代わりにCCD
カメラ19および画像処理装置18を設けたものであ
る。CCDカメラ19は溶接ワーク10の開先部分を断
面形状が分かるように撮像し、画像処理装置18はCC
Dカメラ19によって撮像された開先形状を表わす画像
信号を入力し画像処理を行って溶接ビード形状を検知す
る。
【0026】この実施例においては、センシング制御装
置14により計測が開始されると、CCDカメラ19か
らの撮像情報を画像処理装置18で画像処理して開先形
状を検知し、その検知データがセンシング制御装置14
に送出され溶接ビード形状が検知される。他は図3の装
置と変わりがない。
【0027】図8の実施例によれば、高品質の自動多層
盛り溶接を行うという本来の機能を達成しつつ、センサ
をスキャン動作させたりすることなく開先断面形状の計
測を高速に行うことができる。
【0028】次に、溶接ビード溶融量がバラついたりし
た場合であっても最適の多相盛り溶接を達成しうる実施
例について、図9〜11を参照して説明する。
【0029】この実施例においては、条件カード3に溶
接ビード高さの差に応じた溶接層とするための溶接層デ
ータを記憶させてあるものとする。図9は、この実施例
における溶接層条件チェック処理を示すフローチャート
であり、図10および図11は既に得られた溶接ビード
高さの差により次の溶接層データの変更状態を説明する
ために示した開先断面図である。
【0030】図10(a)に示すように、多層盛溶接層
を、1および2層目の裏波層Su、3層目以降の中間肉
盛層Sn、および最終層Syの3種類の溶接層に分類す
る。裏波層Suに対しては、開先突き合わせ部を開先裏
側まで十分に溶融させるための溶接条件が設定され、開
先形状に応じた溶接条件データは変更不可とする。最終
層Syに対しては、溶接部の外観を良くし機械加工によ
る仕上げが不要になるようにするための溶接条件が設定
され、同じく変更不可とする。中間肉盛層Snは開先を
埋めるための層であり、この層に対しては変更可能とす
る。
【0031】さて、距離センサ15またはCCDカメラ
19を介して得られた形状計測データをセンシング制御
装置14でデータ処理し、開先位置および溶接ビード高
さを検出して溶接トーチ制御装置12に対し処理データ
を計測が行われる毎に順次転送する。
【0032】図10(a)は条件カード3の溶接条件デ
ータによる開先断面の設定ビードを示すものである。同
図(b)は実際の溶接途中の断面形状を示すものであ
る。溶接トーチ制御装置12は、条件カード3の溶接条
件データから、図10(a)における第1層B10およ
び第2層B11の合計溶接ビード高さ、すなわち裏波層
Suの溶接ビード高さを設定値として計算し内部記憶し
ている。そして溶接トーチ制御装置12はその溶接ビー
ド高さの設定値と、図10(b)における第1層B12
と第2層B13の合計溶接ビード高さ、すなわち実際の
裏波層の溶接ビード高さのチェックを行い(図9:ステ
ップ40)、両者の差すなわち溶接ビード高さの偏差を
計算しその偏差に従い、中間層Snに属する次層以降の
溶接ビード高さの偏差を吸収するように変更処理を施
す。そこで裏波層の溶接ビード高さの設定値と測定値と
の大小比較を行う(ステップ41)。溶接ビード高さの
測定値とその設定値とが異なる場合、その偏差が所定値
(しきい値)の範囲内か否かのチェックを行う(ステッ
プ42,46)。測定された溶接ビード高さがその設定
値よりも低く偏差が負で、それが所定値内である場合
は、その偏差dT1を解消させるべく、図10(c)に
示すように裏波層B14の次層の溶接ビード高さを高く
するように次層S1のビード高さをより大きい値のデー
タと入れ替え(ステップ43)、偏差が負で、それが所
定値を超えるときは、図10(d)に示すように裏波層
B15の上の層数を1層増やし、2層S2で偏差を吸収
するように2層データを設定すればよい(ステップ4
4,45)。
【0033】図11(b)に示すように、測定された裏
波層B18,B19の溶接ビード高さが、図11(a)
に示す裏波層B16,B17の設定溶接ビード高さより
も高く(偏差が正)、それが所定値内である場合は、そ
の偏差dT2を解消させるべく、図11(c)に示すよ
うに、裏波層B20の次層の溶接ビード高さを高くする
ように次層S3のビード高さデータをより小さい値に変
更し(ステップ46,47)、偏差が正で、所定値を超
えるときは、図11(d)に示すように裏波層B21の
上の層数を1層減らし(ステップ48)、偏差に応じ2
層分の条件データS4を変更し2層で偏差を吸収するよ
うにすればよい(ステップ49)。溶接トーチ制御装置
12は、以上のようにして設定された溶接条件により、
溶接電源6に対し溶接アーク指示データを出力し溶接を
行う。
【0034】かくして、この実施例によれば、溶接中の
開先位置、溶接ビード形状および溶接ビード高さを検出
し、それらの検出値と設定値との間に偏差が生じた場
合、その偏差をなくすように次層以降の溶接層データを
変更するので、溶接ビード溶融量がバラついたりした場
合でも最適の溶接を行い、高品質の自動多層盛り溶接を
実現することができる。
【0035】高品質の自動多層盛り溶接を行うためにパ
ス位置調整を行う実施例について、図12〜14を参照
して説明する。
【0036】図12は溶接ビード接点位置に応じたパス
数の決定方法を説明するための図であって、同図
(a),(b)において、WS1,WS2は両開先壁面
間に既に得られているハッチングで示す溶接層の各開先
壁面と溶接ビードとの接点位置相互間の幅すなわち層
幅、Wb1,Wb2は多層盛りにおける下層の接点位置
と上層の下層に対するビード接点の位置との間の幅、す
なわちビード接点幅である。図12(a)に示すよう
に、各層の1パス目終了時に1パス目溶接ビードの開先
内側の接点位置に対応するビード接点幅Wb1が層幅W
S1の約2/3以上である時はパス数2と判断し、図1
2(b)に示すように、ビード接点幅Wb2が層幅WS
2の約2/3未満の時はパス数3以上と判断し、この接
点位置から次パスの位置を自動判断する。
【0037】図13はパス位置判断の処理内容を示すフ
ローチャートであり、図14は溶接ビードの接点位置に
応じて決定されたパス位置を示す開先断面形状図であ
る。
【0038】この実施例においては、計測データをセン
シング制御装置14により処理して開先位置および溶接
ビード接点位置の検出を行い(図13:ステップ5
0)、溶接ビード計測形状、1層あたりのパス数、およ
びパス順番により、次パスの位置を自動設定する。溶接
ビードの接点位置検出の結果、パス数が1(パス/層)
のときは、図14(a)に示すように、パスB30に続
く次パスの位置は中央位置TP11とする(ステップ5
1,52)。2(パス/層)以上で各層の1パス目の場
合は、図14(b)に示すように、パスB31に続く次
パスの位置は開先左端の位置TP12とする(ステップ
53,54)。2(パス/層)以上で各層の2パス目の
場合は、図14(c)に示すように、パスB32に続く
次パスの位置は開先右端の位置TP13とする(ステッ
プ55,56)。2(パス/層)以上で各層の最終パス
の場合は、図14(d)に示すように、パスB33に続
く次パスの位置は溶接ビード接点の内側間(層の空き部
分)の中央位置TP14とする(ステップ57,5
8)。2(パス/層)以上で各層の3パス以降の奇数パ
スの場合は、図14(e)に示すように、パスB34に
続く次パスの位置は両溶接ビード接点の内側間(層の空
き部分)の左端位置TP15とする(ステップ59,6
0)。さらに、2(パス/層)以上で各層の3パス以降
の偶数パスの場合は、図14(f)に示すように、パス
B35に続く次パスの位置は溶接ビード接点の内側間
(層の空き部分)の右端位置TP16とする(ステップ
59,61)。以上のように次パス位置を自動的に設定
し、その位置により溶接トーチ狙い位置を設定する(ス
テップ62)。溶接トーチ制御装置12は、その溶接ト
ーチ狙い位置データにより、溶接ヘッド5の位置決めを
行い、自動多層溶接を行う。
【0039】以上のようにして、溶接中の開先位置、溶
接ビード形状、および開先壁との溶接ビード接点位置を
検出し、溶接ビード計測形状、1層あたりのパス数およ
びパス順番に応じて次パスの位置を自動設定することに
より、溶接熱変形により開先形状が変化してパス数が設
定値と合わなくなるような場合であっても、溶接ビード
形状に合ったパス位置を自動設定して最適の溶接を行
い、高品質の自動多層盛り溶接を行うことができる。
【0040】次に図15を参照し、溶接ビードの接点位
置に応じたパス位置および溶接トーチ狙い位置に関する
変形実施例について説明する。
【0041】この実施例は溶接ビード形状計測結果、お
よび1層あたりのパス数に基づいて次パスの溶接トーチ
狙い位置を自動設定するものである。図15(a)〜
(d)において、ハッチングで示すB40,B41,B
42,B43はそれぞれ既に行われた溶接パスによる溶
接ビード部であり、その上に次パスの溶接ビードを形成
するものとする。
【0042】1(パス/層)の場合は、図15(a)に
示すように、開先の幅方向中央位置TP21を溶接トー
チ狙い位置とする。2(パス/層)の場合には、図15
(b)に示すように、1パス目は開先左壁面と溶接ビー
ドとの接点位置から予め設定された距離だけ開先内側に
ずらした位置TP22を溶接トーチ狙い位置とし、2パ
ス目は同様に開先右壁面と溶接ビードとの接点位置から
予め設定された距離だけ開先内側にずらした位置TP2
3を溶接トーチ狙い位置とする。3(パス/層)の場
合、図15(c)に示すように、最初の2パスは2(パ
ス/層)の場合と同様、1パス目および2パス目はそれ
ぞれ開先左壁面ないし右壁面と溶接ビードとの接点位置
から予め設定された距離だけ開先内側にずらした位置T
P24,TP25を溶接トーチ狙い位置とし、3パス目
は開先中央位置TP26を溶接トーチ狙い位置とする。
5(パス/層)の場合は、図15(d)に示すように、
最初の2パスは2(パス/層)の場合と同様に位置TP
27およびTP28、次の2パスは最初の2パスの内側
接点位置から予め設定された距離だけ開先外側にずらし
た位置TP29およびTP30、最後の5パス目は開先
中央位置TP31をそれぞれ溶接トーチ狙い位置とす
る。
【0043】このように、1層あたりのパス数により、
その層のパスの順番および溶接トーチ狙い位置を開先の
外側から内側に順番の位置で、奇数パスの時の最終パス
は開先中心位置を溶接トーチ狙い位置として自動的に設
定することにより、溶接状態の変化により溶接ビードの
大きさおよび位置が変化した場合でも、溶接ビード位置
に合った溶接トーチ狙い位置を自動設定して最適の多層
溶接を行い、高品質の自動多層盛り溶接を実現すること
ができる。
【0044】図16を参照してさらに他の実施例につい
て説明する。図16の溶接装置は、図3の溶接装置とほ
ぼ同様に構成されているが、溶接ワーク10の開先長さ
方向の走行位置を検出する走行位置検出器20を設け、
その検出位置信号を溶接トーチ制御装置12およびセン
シング制御装置14に導入している点を特徴とするもの
である。ここでは溶接ワーク10はリング状に形成さ
れ、しかも開先線が円周状に走っており、溶接時には溶
接ワーク10が溶接速度に合わせて矢印Qの方向に回動
する。図は溶接トーチ9、走行位置検出器20、および
センサヘッド16の溶接ワーク10に対する配置位置関
係を示すものである。ここではセンサヘッド16が溶接
トーチ9からかなり離れた位置に配置されているのが、
もう一つの特徴である。
【0045】図16に示す溶接装置において、溶接トー
チ制御装置12がセンサ検出開始指令をセンシング制御
装置14に送出すると、センシング制御装置14を通し
て、溶接トーチ9の配置位置に先行するセンサヘッド1
6の位置で開先断面形状(溶接ビード形状)計測および
データ処理が行われ、溶接トーチ狙い位置が求められ
る。同時に、走行位置検出器20によって得られる位置
信号により開先走行位置を検出する。このようにして得
られた開先走行位置データおよび溶接トーチ狙い位置デ
ータをセンシング制御装置14で走行位置の一定間隔毎
に1周分について順次記憶される。
【0046】溶接トーチ制御装置12が記憶データの転
送指令をセンシング制御装置14に送出すると、センシ
ング制御装置14は溶接トーチ制御装置12へ記憶デー
タを順次転送する。転送されたデータは溶接トーチ制御
装置12においても溶接ワーク10の1周分について順
次記憶される。溶接トーチ9とセンサヘッド16との間
の距離は予め溶接トーチ制御装置12に設定してあり、
溶接トーチ9の位置に同期させて記憶データにより溶接
ヘッド5を駆動して自動溶接を行う。
【0047】図16の実施例によれば、溶接トーチ9と
センサヘッド16とを別々に制御することにより、距離
センサを溶接位置からかなり離して配置することがで
き、距離センサを溶接アーク光および溶接熱の影響をな
くすか軽減することができ、測定精度向上および信頼性
向上を達成することができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
溶接前および溶接中の開先位置および溶接ビード形状を
リアルタイムに検出し、検出された溶接ビード形状に応
じた溶接トーチ位置制御および溶接条件の自動修正を行
いながら自動多層盛り溶接を行うので、設定条件通りに
積層できない場合および溶接熱変形が生じた場合でも、
溶接肉盛量に過不足を生じたりすることがなく、溶接ビ
ード形状に対応した自動多層盛り溶接を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による計測データ処理を示すフローチャ
ート。
【図2】本発明による自動溶接運転を示すフローチャー
ト。
【図3】本発明による自動溶接装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【図4】距離センサのスキャン動作および計測データの
関係を説明するための図。
【図5】溶接ビード溶融形状の判断内容を説明するため
の図。
【図6】溶接ビード形状に応じた溶接トーチ狙い位置を
説明するための図。
【図7】図3の装置に対する他の実施例を示すブロック
図。
【図8】図3の装置に対するさらに他の実施例を示すブ
ロック図。
【図9】層条件チェック処理の内容を示すフローチャー
ト。
【図10】溶接ビード高さの差による以降の溶接層デー
タの変更状態を説明するための開先断面図。
【図11】溶接ビード高さの差による以降の溶接層デー
タの変更状態を説明するための開先断面図。
【図12】溶接ビードの接点位置に応じたパス数の判断
内容を説明するための開先断面形状図。
【図13】パス位置判断処理を示すフローチャート。
【図14】溶接ビードの接点位置に応じたパス位置を示
す開先断面形状図。
【図15】溶接パス数に応じたパス位置および溶接トー
チ狙い位置を説明するための開先断面形状図。
【図16】溶接トーチと距離センサの位置関係を示すブ
ロック図。
【図17】従来の自動溶接装置の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1 溶接データベース 2 制御カード 3 条件カード 5 溶接ヘッド 6 溶接電源 9 溶接トーチ 10 溶接ワーク 12 溶接トーチ制御装置 13 スキャン機構部 14 センシング制御装置 15 非接触式距離センサ 16 センサヘッド 17 自動溶接制御装置 18 画像処理装置 19 CCDカメラ 20 走行位置検出器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接前または溶接動作中の溶接ワークの開
    先位置および溶接ビード形状をリアルタイムに検出し、
    検出された溶接ビードが凹形の時は溶接ビードと開先壁
    面との接点位置から予め設定された距離だけ開先内側の
    位置を溶接トーチの狙い位置とし、検出された溶接ビー
    ドが凸形の時は溶接ビードと開先壁面との間の設定接点
    位置を溶接トーチの狙い位置として多層盛り溶接を行う
    自動溶接方法。
  2. 【請求項2】溶接層を、1および2層目の裏波層、3層
    目以降の肉盛層、および最終層の3層に分類し、溶接前
    または溶接動作中に、多層溶接条件データから検出され
    る溶接ビード予想高さと実際に検出された溶接ビード高
    さとの間に差が生じた場合、その高さの差をなくすよう
    に前記肉盛層に属する次層以降の溶接層の溶接条件デー
    タを修正して多層盛り溶接を行う自動溶接方法。
  3. 【請求項3】溶接前または溶接動作中の溶接ワークの開
    先位置および溶接ビード形状をリアルタイムに検出し、
    検出された溶接ビード形状に基づき開先壁と溶接ビード
    との接点位置を検出し、各層の1パス目終了時に1パス
    目溶接ビードの開先内側の接点位置が層幅の約2/3以
    上である時はパス数2と判断し、約2/3未満の時はパ
    ス数3以上と判断し、前記接点位置から次パスの位置を
    自動判断して多層溶接を行う自動溶接方法。
  4. 【請求項4】溶接トーチから離れた先行位置で開先形状
    を先行計測し、その先行計測データに基づいて溶接トー
    チ狙い位置を設定・記憶し、その記憶データに基づき、
    溶接トーチの溶接線方向の位置情報に同期させて溶接ト
    ーチを位置制御し多層溶接を行う請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の自動溶接方法。
  5. 【請求項5】各溶接層に対する溶接パス数が1パスの時
    は開先中心位置とし、2パスの時は開先壁面と溶接ビー
    ドとの接点位置から予め設定された距離だけ開先内側の
    位置とし、3パスの時は最初の2パスを前記2パスの時
    と同様にして3パス目を開先中心位置とし、4パスの時
    は最初の2パスを前記2パスの時と同様にして3,4パ
    ス目を1,2パス目の内側接点位置から予め設定された
    距離だけ開先外側の位置とし、5パス以上の時は前記4
    パスの時と同様にして開先の外側から内側に順番の位置
    とし、奇数パスの時の最終パスは開先中心位置を溶接ト
    ーチの狙い位置として多層溶接を行う請求項1ないし4
    のいずれかに記載の自動溶接方法。
  6. 【請求項6】各種の溶接条件を記憶しているデータベー
    スと、溶接前または溶接動作中の溶接ワークの溶接ビー
    ド形状を検出する非接触式形状センサと、この形状セン
    サの検出データに基づいて溶接ビードの形状を検知し、
    溶接ビード形状に応じて前記データベースに記憶されて
    いる溶接条件を自動修正しながら溶接トーチの多層盛り
    溶接の制御を行う自動溶接制御装置とを備えた自動溶接
    装置。
  7. 【請求項7】前記自動溶接制御装置は、溶接トーチ制御
    装置は、前記非接触式形状センサの計測制御および計測
    データを処理してビード形状を検出するセンシング制御
    装置と、このセンシング制御装置から出力される計測デ
    ータに応じ前記データベースに記憶されている溶接条件
    を自動修正しながら溶接トーチを制御する溶接トーチ制
    御装置とからなっている請求項6に記載の自動溶接装
    置。
  8. 【請求項8】前記非接触式形状センサは、溶接ワークの
    溶接ビード部分をスキャン動作する距離センサからなっ
    ている請求項6または7に記載の自動溶接装置。
  9. 【請求項9】前記非接触式形状センサは、溶接ワークの
    溶接ビード部分を撮像するCCDカメラと、このCCD
    カメラの撮像データを処理して溶接ビード形状を検出す
    る画像処理装置とからなっている請求項6または7に記
    載の自動溶接装置。
  10. 【請求項10】前記形状センサは溶接トーチから離れた
    先行位置に配置されて溶接ワークの溶接ビード形状を先
    行計測するものであり、さらに、前記溶接ワークの溶接
    線方向の位置を検出する走行位置検出器を備え、前記溶
    接トーチ制御装置は前記形状センサによる先行計測デー
    タに基づいて溶接トーチ狙い位置を設定・記憶し、その
    記憶データに基づき、前記走行位置検出器によって検出
    された溶接トーチの溶接線方向の位置情報に同期させて
    溶接トーチの位置制御および多層溶接制御を行うもので
    ある請求項6ないし9のいずれかに記載の自動溶接装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010253511A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Nippon Steel & Sumikin Welding Co Ltd 固定鋼管の円周溶接方法
JP2014111263A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Ihi Corp 自動溶接装置及び自動溶接方法
JP2015182083A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 日立金属株式会社 金型表面への肉盛溶接方法
US11872657B2 (en) 2018-12-19 2024-01-16 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Welding system, and method for welding workpiece in which same is used

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