JP3937814B2 - 自動溶接装置 - Google Patents
自動溶接装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3937814B2 JP3937814B2 JP2001355592A JP2001355592A JP3937814B2 JP 3937814 B2 JP3937814 B2 JP 3937814B2 JP 2001355592 A JP2001355592 A JP 2001355592A JP 2001355592 A JP2001355592 A JP 2001355592A JP 3937814 B2 JP3937814 B2 JP 3937814B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- path
- automatic welding
- welding apparatus
- automatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は予め被溶接体上の溶接すべき経路上の各点の位置をサンプリングによって自動的に測定し、その測定した位置データから得られた溶接経路に沿い溶接トーチを多関節ロボットを介し自動的に移動して溶接を行う自動溶接装置であって、
特に溶接部における開先の有無やバリ,キズ等の存在の影響を受けずに適正な溶接経路を自動認識し、且つ溶接電極の消耗等による溶接ギャップ量の変化を防ぐ機能を備えた自動溶接装置に関する。
【0002】
なお、以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0003】
【従来の技術】
溶接の対象物には多種多様のものがあるが、ここでは図6に示す例で説明する。図6(a)は円柱1と半円柱2を破線部で溶接する前の状態を示す。また同図(b)はこの両者1と2を組み合わせて溶接した状態を示し、3が溶接部(溶接経路)である。
【0004】
このような溶接例の場合、従来は人が溶接トーチを溶接部3に当てがって溶接経路3に沿って溶接していた。
これをロボット等で自動的に溶接しようとすると溶接経路3を三次元的に認識する必要がある。このような技術の一例として、本出願人の先願になる特許願2000−303635号の技術がある。次に図4,図5を用いてこの先願発明の技術を説明する。
【0005】
図4は、溶接を行う前に溶接経路を自動認識する装置の構成を示す。本例では被溶接体を図6に示した円柱1と半円柱2として溶接経路3に沿って溶接を行うものとする。
図4において14は回転テーブルで、この回転テーブル14は水平なテーブル面14a上に被溶接体1と2を組合わせた状態で載せながら、鉛直な回転軸14bを中心とし、回転テーブルコントローラ15によって、所定の回転速度で回転されるものとする。
【0006】
7はカラーCCDカメラからなる画像センサ、9はレーザ光線10を発して対象物までの距離を測定するレーザ変位計であり、この画像センサ7とレーザ変位計9のそれぞれの光軸は回転テーブル14の回転軸14bを含む同一の鉛直面内に置かれているものとする。
画像センサ7は、被溶接体1、2側を撮像して被溶接体1と2との境界である溶接経路3を被溶接体1と2との色の差から認識し、前記鉛直面と溶接経路3が交わる点Pのテーブル面14aからの高さHを所定のサンプリング周期(例えば0.1秒)で測定する。
【0007】
また、レーザ変位計9は、本例ではレーザ変位計9の本体の位置から上記の点Pまでの水平距離Dを上記のサンプリングに同期して測定する。
なお、L1は前記鉛直面がテーブル面14aを含む平面と交わってできる線の一部でOはこの線L1と回転軸14bとの交点としての回転中心である。
また、L2は前記鉛直面が円柱1の外周面と交わってできる線で、本例では線L2の下端が点Pとなる。
【0008】
このようにして画像センサ7、レーザ変位計9、及び回転テーブルコントローラ15と接続された溶接経路認識装置11は、回転テーブル14の回転角度θに応じてサンプリングされた、溶接経路3上の点Pについての高さH及び水平距離Dのデータを、溶接経路3の位置の認識データとして受信し記憶する。この溶接経路3の位置認識は回転テーブル14が1回転すると完了する。
【0009】
図5は次に実際の溶接を行う装置の構成を示す。同図においては図4の画像センサ7、レーザ変位計9、経路認識装置11に代わって、多関節ロボット4(例えば5軸のアームを持つ)と、このロボット4の先端に取付けられた溶接トーチ5(例えばTIG方式)と、溶接トーチ5の電極6の先端6aにアークを発生させて溶接電流を流す溶接電源16と、多関節ロボット4、回転テーブルコントローラ15、溶接電源16を制御するロボットコントローラ17とが示されている。
【0010】
なおロボットコントローラ17には、予め図4の経路認識装置11から、回転テーブル14の回転角度θに応じた溶接経路3の三次元の位置データが送られている。
これにより、ロボットコントローラ17は回転テーブル14を回転テーブルコントローラ15を介して回転させつつ、多関節ロボット4及び溶接電源16を制御し、溶接トーチ5の電極先端6aをを溶接経路3に当てがってこの経路3に沿い自動的に溶接していく。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の溶接方式には次のような問題があった。
▲1▼被溶接体の溶接経路3の近傍にはバリやキズ等が存在することがあり、これらが原因で溶接経路の認識精度が低下することがある。
▲2▼溶接品質への影響が大きいトーチ電極6の先端6aと溶接箇所とのギャップが電極交換や溶接による電極先端の消耗により変化する。
【0012】
そこで本発明は、被溶接体上のバリ,キズ等による認識精度の低下を防いで自動的に溶接経路を認識すると共に、溶接用電極の交換や消耗による電極先端位置のズレを自動的に補正し、トーチ先端と被溶接体との間のギャップ量を一定に保つことができる自動溶接装置を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1の自動溶接装置は、
被溶接体(円柱1,半円柱2などの)上の溶接経路(3などの)上の複数の点をサンプリングしてこの各点の座標を計測し、溶接経路を認識する溶接経路認識手段(溶接経路認識装置12のうちエラーデータ補正機能を除いた部分)を備えた自動溶接装置において、
前記座標の計測データのうち、当該の座標と前記溶接経路を近似する連続曲線の式で表される経路との隔たりが所定のしきい値を(越える計測データの割合が所定値以下であるように)越えない計測データによって式を特定する定数値を決定し、この決定した曲線式で表される経路を、正規の溶接経路とする溶接経路補正手段(溶接経路認識装置12のうちエラーデータ補正機能の部分)を備えたものとする。
【0014】
また請求項2の自動溶接装置は、請求項1に記載の自動溶接装置において、
前記溶接経路が1または複数の区間に分けられ、該区間ごとに前記曲線式の座標の2次元分の座標の相互の関係が1次または複数次の代数式(cos2 θ=aZ2 +bZ+c(但し、θ:角度座標、Z:高さ座標、a,b,c:定数)など)で表現されてなるようにする。
【0015】
また請求項3の自動溶接装置は、請求項1または2に記載の自動溶接装置において、
溶接の開始にあたり溶接トーチ(5)の電極(6)の先端(6a)の位置を計測する手段(画像センサ8、先端位置検出装置13など)と、
この先端位置の計測データ用い、前記電極の先端に、前記の正規の溶接経路と所定長のギャップを保つ空間経路を辿らせて溶接を行わせる手段(ロボットコントローラ17など)とを備えたものとする。
【0016】
また請求項4の自動溶接装置は、請求項3に記載の自動溶接装置において、
前記溶接を行わせる手段が、前記溶接トーチを移動する多関節ロボット(4)を備えたものとする。
また請求項5の自動溶接装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の自動溶接装置において、
前記溶接経路認識手段が、被溶接体上の前記溶接経路を撮像し、少なくとも該溶接経路についての前記撮像の光軸に直交する方向の位置を求める第1の位置認識手段と、
前記溶接経路についての前記撮像の光軸方向の位置に関わる距離を非接触で求める第2の位置認識手段とを備えたものとする。
【0017】
また請求項6の自動溶接装置は、請求項5に記載の自動溶接装置において、
前記溶接経路の認識が該溶接経路を辿って行われるように、前記被溶接体と、少なくとも前記第1,第2の位置認識手段との相対位置を可変させる相対位置可変駆動手段を備えたものとする。
また請求項7の自動溶接装置は、請求項5または6に記載の自動溶接装置において、
前記第1の位置認識手段がカラー画像から前記溶接経路を識別する(画像センサ7である)ようにする。
【0018】
また請求項8の自動溶接装置は、請求項5ないし7のいずれかに記載の自動溶接装置において、
前記第2の位置認識手段がレーザ変位計(9)からなるようにする。
また請求項9の自動溶接装置は、請求項6ないし8のいずれかに記載の自動溶接装置において、
前記相対位置可変駆動手段が、前記被溶接体を所定の一軸(回転軸14b)を中心に回転させるもの(回転テーブル14,回転テーブルコントローラ15など)であるようにする。
【0019】
本発明の作用は次のごとくである。即ち、本発明では、予め複雑な溶接経路を認識させるためCCDカメラを用いたカラー画像センサと固定式レーザ変位計を用い、被溶接体を回転テーブル上で回転させてながら、被溶接体上の回転角度に応じた溶接箇所の位置を計測して溶接経路を認識するが、特にこの際、個々の位置計測値を直接に溶接経路上の位置とするのではなく、被溶接体の溶接部の形状を考慮した溶接経路を近似する連続曲線の代数式を定める定数を位置計測値によって決定し、この決定した近似式で表される連続曲線を正規の溶接経路として認識するようにする。
【0020】
なお、この式の決定にあたっては、式で表される連続曲線と実測された個々の位置計測値との隔たりをしらべ、バリ,キズ等による異常と推定される位置データ(エラーデータ)を判別し除去する。
さらに、溶接を実施する前に多関節ロボットに取付けた溶接トーチの電極の先端位置を画像センサで計測し、その計測データを、正規に認識した上述の溶接経路の三次元位置データと共に、多関節ロボットに送り込むことで、溶接トーチの電極先端と被溶接体とのギャップ量を一定に保ちつつ溶接経路に辿らせて溶接を自動的に行うようにする。
【0021】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は、本発明の1実施例としての、溶接前に必要な溶接経路の自動認識を行うシステムの構成を示す。同図において、回転テーブル14に載せられた被溶接体(本例では円柱1と半円柱2)の周辺には図4と同様に画像センサ7とレーザ変位計9が設置されている。
【0022】
回転テーブル14を回転テーブルコントローラ15によって回転させ、回転テーブル14、従って被溶接体を計測すべき回転角度θの位置で停止させ、図4の場合と同様に、画像センサ7およびレーザ変位計9の光軸と回転テーブル14の回転軸14bが含まれる鉛直面と溶接経路3とが交わる点P(計測点という)についての高さを画像センサ7で、同じく計測点Pについての水平距離をレーザ変位計9で順次計測し、この計測データをエラーデータ処理機能付きの溶接経路認識装置12ヘ送る。このような計測を回転テーブル14の回転角度θのいくつかのサンプリング角度、本例では回転角度θの10°きざみの角度毎に実施し、テーブル14が1回転すると計測は完了する。
【0023】
図2は、図1のエラーデータ処理機能付溶接経路認識装置12が計測値から正規の溶接経路を認識する手順を示し、S1〜S5はステップ番号を示す。
即ち、溶接経路認識装置12は上記のように溶接経路3についての全ての計測値を取得すると(ステップS1)、この各計測値から以下に述べる曲線近似の方法により溶接経路3を算出する(ステップS2)。
【0024】
即ち、この溶接経路の算出には,被溶接体の形状を考慮した式を使用している。本実施例では被溶接体が鞍型を呈しているため、回転テーブル14の回転角度θを4分割した後述の区間ごとに、回転角度θ、この場合cosθと高さZとの関係が、下式のような2次式で表される連続曲線により溶接経路3を近似することができる。
【0025】
【数1】
cos2 θ=aZ2 +bZ+c
但し、 a,b,c:定数
この式と計測データとから最小二乗法で定数a,b,cを定め、溶接経路3を表す式を算出する。
【0026】
この式の算出は、回転テーブル14の1周を4分割して、θ=0〜80°,90〜170°,180〜260°,270〜350°の区間毎に行う。
次に、計測値内のエラーデータを判別して(ステップS3)、エラーデータの除去を行う(ステップS4)。
このエラーデータの判別方法は、上記の全周を4つに分割した各区間毎に、計測値とこの計測値に対応する算出溶接経路上の点との差が最も大きな計測値を探して、前記の差がしきい値を越える場合は当該の計測値をエラーデータとして除去する。
【0027】
計測値を除去した場合は、再度、溶接経路を算出し直し、上記と同様に算出溶接経路と計測値の差を求めてエラーデータの有無を調べる。
ここで、エラーデータが無い場合には、この算出溶接経路を正規の溶接経路として溶接を行うが、再びエラーデータが存在する場合には、最初から計測をやり直す。
【0028】
つまり、溶接品質を確保するため、分割区間毎のエラーデータの除去は1個までとし、それ以上にエラーデータがあった場合には再度計測を行う。
このようにして全周分の正規の溶接経路3を決定する(ステップS5)。
(実施の形態2)
図3は本発明によって図1の被溶接体1,2に実際に溶接を行う際の構成を示す。図3では図5におけるロボットコントローラ17に図1で述べたエラーデータ処理機能付溶接経路認識装置12が接続され、さらに多関節ロボット4に取り付けた溶接トーチ5の電極6の先端6aの位置を画像センサ8を介して検出する先端位置検出装置13が接続されている。
【0029】
トーチ電極6の先端6aは、溶接による消耗や電極6の交換により位置(トーチ5からの突出し量)が変化する(例えば、1回の溶接による電極先端6aの消耗量は数10μm程度)。
トーチ電極先端6aのトーチ5からの突出し量は、電極6の交換時は治具を使用することで大まかには設定できる。
【0030】
一方,電極先端6aと被溶接体の溶接部とのギャップ量は、±0.1mm程度の精度が要求される。
本発明ではギャップ量を要求精度に保つために、ロボットコントローラ17へは溶接前に溶接経路認識装置12から実施の形態1で述べたように算出された溶接経路3のデータを送ると共に、別に画像センサ8と先端位置検出装置13によりトーチ電極先端6aの位置の計測も行って、この位置計測データも先端位置検出装置13からロボットコントローラ17へ送る。
【0031】
ロボットコントローラ17は、上記の2つのデータからトーチ電極先端6aが被溶接体の溶接箇所から設定したギャップ量だけ離れた空間座標を占めるように電極先端6aの初期の位置決めを行う。そして以後は回転テーブル14をコントローラ15で回転させつつ、このギャップ量を一定に保つようにトーチ電極先端6aを正規の溶接経路3に沿って移動しながら溶接電源16を働かせ、自動的に溶接していく。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、溶接経路上のサンプリングした複数の点についての、カラー画像センサとレーザ変位計を介し計測した位置計測値を用いて、溶接部の形状を考慮して溶接経路を近似する連続曲線の式を定める定数を決定し、この決定した式で表される連続曲線を正規の溶接経路と認識するようにしたので、
被溶接体上に位置認識上の特徴となる開先が無くても溶接経路が識別できて位置計測値が得られると共に、被溶接体上のバリ,キズ等の影響を受けることなく適正な溶接経路を認識することができる。
【0033】
さらに、溶接を実施する前に、多関節ロボットに取付けた溶接トーチの±0.1mmの位置決め精度が要求される電極先端位置を画像センサを介し±0.02mmの精度で計測し、トーチ電極先端と溶接経路とのギャップ量を補正して上記のように認識した正規の溶接経路をトーチ電極に辿らせて溶接するようにしたので、
溶接時におけるトーチ電極先端位置と被溶接体のギャップ量を一定に保ち、溶接品質を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に関わる発明の一実施例としての構成を示す図
【図2】図1の要部の動作手順を示すフローチャート
【図3】実施の形態2に関わる発明の一実施例としての構成を示す図
【図4】図1に対応する従来の構成図
【図5】図3に対応する従来の構成図
【図6】被溶接体の溶接前と溶接後の状態の例を示す図
【符号の説明】
1 円柱
2 半円柱
3 溶接部(溶接経路)
4 多関節ロボット
5 溶接トーチ
6 溶接電極
6a 電極先端
7,8 画像センサ
9 レーザ変位計
10 レーザ光線
12 エラーデータ処理機能付溶接経路認識装置
13 先端位置検出装置
14 回転テーブル
14a テーブル面
14b 回転軸
15 回転テーブルコントローラ
16 溶接電源
17 ロボットコントローラ
P 溶接経路上の点
H 点Pの高さ
D 点Pの水平距離
θ 回転テーブルの回転角
Claims (9)
- 被溶接体上の溶接経路上の複数の点をサンプリングしてこの各点の座標を計測し、溶接経路を認識する溶接経路認識手段を備えた自動溶接装置において、
前記座標の計測データのうち、当該の座標と前記溶接経路を近似する連続曲線の式で表される経路との隔たりが所定のしきい値を越えない計測データによって式を特定する定数値を決定し、この決定した曲線式で表される経路を、正規の溶接経路とする溶接経路補正手段を備えたことを特徴とする自動溶接装置。 - 請求項1に記載の自動溶接装置において、
前記溶接経路が1または複数の区間に分けられ、該区間ごとに前記曲線式の座標の2次元分の座標の相互の関係が1次または複数次の代数式で表現されてなることを特徴とする自動溶接装置。 - 請求項1または2に記載の自動溶接装置において、
溶接の開始にあたり溶接トーチの電極の先端の位置を計測する手段と、
この先端位置の計測データ用い、前記電極の先端に、前記の正規の溶接経路と所定長のギャップを保つ空間経路を辿らせて溶接を行わせる手段とを備えたことを特徴とする自動溶接装置。 - 請求項3に記載の自動溶接装置において、
前記溶接を行わせる手段が、前記溶接トーチを移動する多関節ロボットを備えたことを特徴とする自動溶接装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の自動溶接装置において、
前記溶接経路認識手段が、被溶接体上の前記溶接経路を撮像し、少なくとも該溶接経路についての前記撮像の光軸に直交する方向の位置を求める第1の位置認識手段と、
前記溶接経路についての前記撮像の光軸方向の位置に関わる距離を非接触で求める第2の位置認識手段とを備えたことを特徴とする自動溶接装置。 - 請求項5に記載の自動溶接装置において、
前記溶接経路の認識が該溶接経路を辿って行われるように、前記被溶接体と、
少なくとも前記第1,第2の位置認識手段との相対位置を可変させる相対位置可変駆動手段を備えたことを特徴とする自動溶接装置。 - 請求項5または6に記載の自動溶接装置において、
前記第1の位置認識手段がカラー画像から前記溶接経路を識別することを特徴とする自動溶接装置。 - 請求項5ないし7のいずれかに記載の自動溶接装置において、
前記第2の位置認識手段がレーザ変位計からなることを特徴とする自動溶接装置。 - 請求項6ないし8のいずれかに記載の自動溶接装置において、
前記相対位置可変駆動手段が、前記被溶接体を所定の一軸を中心に回転させるものであることを特徴とする自動溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001355592A JP3937814B2 (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | 自動溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001355592A JP3937814B2 (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | 自動溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003154456A JP2003154456A (ja) | 2003-05-27 |
JP3937814B2 true JP3937814B2 (ja) | 2007-06-27 |
Family
ID=19167271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001355592A Expired - Fee Related JP3937814B2 (ja) | 2001-11-21 | 2001-11-21 | 自動溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3937814B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5296624B2 (ja) * | 2009-07-10 | 2013-09-25 | ファナック株式会社 | 枝管を母管に配置して溶接する溶接方法および枝管を母管に配置する配置方法 |
KR101104052B1 (ko) | 2009-08-18 | 2012-01-06 | 한국항공우주산업 주식회사 | 항공기 날개 자동 접합 시스템 |
CN110643788B (zh) * | 2018-06-27 | 2021-07-23 | 上海赛科利汽车模具技术应用有限公司 | 一种拉延模r凸角激光淬火路径线选择方法 |
CN110560839A (zh) * | 2019-09-29 | 2019-12-13 | 河南省昊搏自动化设备有限公司 | 一种用于焊接的双轴向调节装置 |
JP7176148B1 (ja) | 2021-09-24 | 2022-11-21 | 株式会社ダイヘン | 溶接線検出システム |
CN114147494B (zh) * | 2021-12-07 | 2024-06-18 | 长沙联力实业有限公司 | 一种挖机底盘的自动化生产线 |
CN114643448B (zh) * | 2022-05-19 | 2022-09-27 | 先富斯技术(武汉)有限公司 | 一种焊缝特征提取装置及方法 |
CN116571845B (zh) * | 2023-07-13 | 2023-09-26 | 广东省特种设备检测研究院顺德检测院 | 焊缝跟踪检测机器人及其焊缝跟踪方法 |
-
2001
- 2001-11-21 JP JP2001355592A patent/JP3937814B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003154456A (ja) | 2003-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107860331B (zh) | 形状测定装置、形状测定方法、构造物制造方法 | |
KR100311663B1 (ko) | 여유축을이용하여물체의외형을추적하는장치및방법 | |
JP2006200899A (ja) | 開先計測方法、開先計測装置および開先計測システム | |
JP7422337B2 (ja) | リペア溶接制御装置およびリペア溶接制御方法 | |
JP3937814B2 (ja) | 自動溶接装置 | |
WO2021024540A1 (ja) | 可搬型溶接ロボットの溶接制御方法、溶接制御装置、可搬型溶接ロボット及び溶接システム | |
CN114714029A (zh) | 铝合金自动弧焊方法及装置 | |
JP2001141444A (ja) | V溝形状測定方法及び装置 | |
JP2018001186A (ja) | レーザ溶接焦点距離測定装置 | |
JP3880030B2 (ja) | V溝形状測定方法及び装置 | |
WO2017130412A1 (ja) | 加工装置の補正方法および加工装置 | |
JP2000326082A (ja) | レーザ加工機 | |
JP2895289B2 (ja) | 溶接自動倣い装置 | |
JP2602292B2 (ja) | 溶接システムおよび溶接方法 | |
JPH10175085A (ja) | 3次元レーザー加工機における倣い軸制御方法と装置 | |
JPH0813433B2 (ja) | 自動加工装置 | |
JPS63251182A (ja) | 加工線始端の開先位置検出方法 | |
JPS5991308A (ja) | 平面の検出方法 | |
JP2002103039A (ja) | 自動溶接装置 | |
JPH074672B2 (ja) | 開先位置検出の経路補正装置 | |
JP7349542B1 (ja) | 溶接ロボットシステム、溶接方法及びプログラム | |
JP7476814B2 (ja) | 検査装置 | |
JP5740201B2 (ja) | 幾何誤差同定装置 | |
JP5640479B2 (ja) | 自動溶接装置における溶接トーチ位置決め方法 | |
JPS58184071A (ja) | 溶接線検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040415 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060703 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070306 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070319 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |