JPH0724157Y2 - ビデオゲーム機 - Google Patents

ビデオゲーム機

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Publication number
JPH0724157Y2
JPH0724157Y2 JP3745190U JP3745190U JPH0724157Y2 JP H0724157 Y2 JPH0724157 Y2 JP H0724157Y2 JP 3745190 U JP3745190 U JP 3745190U JP 3745190 U JP3745190 U JP 3745190U JP H0724157 Y2 JPH0724157 Y2 JP H0724157Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitor
housing
video game
side wall
game machine
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3745190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03129187U (ja
Inventor
透 西田
正道 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Capcom Co Ltd
Original Assignee
Capcom Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Capcom Co Ltd filed Critical Capcom Co Ltd
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Publication of JPH03129187U publication Critical patent/JPH03129187U/ja
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、設置型のビデオゲーム機に関し、詳しく
は、筐体内にモニタを回転可能に取付け、モニタの向き
を変えうるように構成されたものに関する。
【従来の技術】 この種のビデオゲーム機は、テーブル式またはアップラ
イト式の筐体の上面または上部前面に形成した窓部に陰
極線管からなるモニタの画面を臨ませており、プレーヤ
はモニタに映し出された映像を見ながら操作具を操作し
てゲームを行うようになっている。 また、モニタに使用される陰極線管の表示面は、テレビ
受像機のブラウン管と同様、略長方形となっており、ゲ
ームの種類により、モニタを縦長方向あるいは横長方向
に配置して筐体に組み込んでいる。 ところで、最近の傾向として、ゲーム・プログラムを格
納した基板のみを交換することによってビデオゲームの
内容を変更できるようにビデオゲーム機を構成すること
が多くなっている。 また、この場合、モニタを、その方向を縦長方向あるい
は横長方向に固定して筐体内に組み込むと、交換しうる
ゲーム・プログラムの種類が限定されることになること
から、モニタを回転可能に取付けてその向きを適宜変え
うるように構成される。たとえば、モニタが縦長方向に
組み込まれたゲーム機においては、横長モニタ用のゲー
ム・プログラムを使用することができない。そこで、モ
ニタを回転可能に取り付け、これを筐体内で回転させる
ことで、モニタの方向を縦長配置と横長配置の両方を選
択できるようにするのである。
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このようなビデオゲーム機の場合、次のよう
な問題点があった。 モニタ固定型のビデオゲーム機においては、第7図に示
すように、筐体aの左右の側壁b,bの間隔は、モニタc
を組み込みうるだけのものがあれば足りる。 しかし、モニタを回転可能とするにあたっては、筐体内
に回転スペースを確保する必要があり、この場合、筐体
aの左右の側壁b,bの間隔は、少なくともモニタの対角
線長さよりも大きくとらなければならない。 そのため、筐体が大型化してしまうという問題があっ
た。また、筐体が大型化すれば、それだけゲーム機の設
置スペースも多く必要になる。 殊に最近においては、画面の見易さやゲームの迫力感な
どを考慮して大画面のモニアを採用する傾向が強くなっ
ていることから、上記問題は無視できないものとなって
いる。 本願考案は、以上のような事情の下で考え出されたもの
であって、筐体内にモニタを回転可能に取り付けるビデ
オゲーム機において、筐体を大型化させることなく、モ
ニタの回転スペースを確保しうるように構成することに
より、上記従来の問題を解決することをその目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願考案では、次の技術的手
段を講じている。 すなわち、本願考案は、筐体内に正面視略長方形状のモ
ニタをモニタ画面と直交する軸心回りに回転可能に取り
付けてなるビデオゲーム機において、上記筐体の左右の
各側壁の一部又は全部を、着脱可能もしくは外側へ倒し
込み可能とし、側壁を取り外した状態もしくは倒し込ん
だ状態において、モニタの左右両側にその回転スペース
が確保されるようになしている。
【考案の作用および効果】
筐体の左右の側壁の間隔がモニタの対角線長さよりも小
さい場合、側壁が邪魔になってモニタを回転させること
ができない。 しかし、本願考案のビデオゲーム機では、筐体の側壁
は、少なくともその一部が着脱可能あるいは外側へ倒し
込み可能となっており、側壁を取り外し、あるいは外側
へ倒し込むことにより、モニタの側方からその回転の邪
魔になるものを取り除くことができる。 したがって、本願考案の場合、モニタを回転可能に取り
付けるにあたり、筐体の左右の側壁間の間隔をモニタの
対角線長さよりも大きくする必要はなく、筐体を大型化
しなくて済む。また、これにより、ゲーム機の設置スペ
ースも少なくて済むことから、ユーザ側でのスペース効
率も良くなる。さらに、筐体を大型化しなくて済む分、
その形成材料も少なくて済み、コストの低減も図ること
ができる。
【実施例の説明】
以下、本願考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。 第1図に示すように、本例のビデオゲーム機1は、アッ
プライト型の筐体2を備える。筐体2内には、モニタ3
がその略長方形状の画面を外部に臨ませるようにして組
み込まれている。また、筐体2には、透明窓部4aからモ
ニタ画面を臨ませるモニタカバー4が上部ヒンジを中心
として開閉回動可能に取り付けられているとともに、そ
の下方には、ジョイスティックやスイッチ等の操作具5
を取り付けられた操作台6が付設されている。 上記モニタ3は、陰極線管7とこれに付設された基板
(図示略)とを備え、縦長配置と横長配置とを選択でき
るように、筐体2に回転可能に組み付けられている。 本例の場合、第2図ないし第4図に示すように、モニタ
3を、その裏側に配置されるモニタ画面よりも小さな円
板状の回転板8に連結ブラケット等を介して保持させて
いるともに、この回転板8を、これの背後に位置する、
筐体2に一体に組み付けた支持板9上に回転可能に支持
させている。 すなわち、上記支持板9の上面には、回転板8の外周に
接触する規制ローラ10が四箇所において回転可能に取付
けられている。この規制ローラ10は、支持板9に取り付
けたブラケット16,17に軸支されており、回転板8の上
下においてそれぞれ左右に離れた箇所に二つずつ配置さ
れている。また、回転板8には、上記支持板9上を転が
る転動ローラ11を、円周方向に90°間隔で四箇所に取り
付けている。回転板8は、上記規制ローラ10…によって
規制あれる同一軸心位置において、上記転動ローラ11…
の転がりにより、支持板9上において回転可能となって
いる。 なお、回転板8および支持板9には、陰極線管8の中間
胴部を通してその電極部および上記基板を支持板9の裏
側に潜らせるための穴8a,9aがそれぞれ形成されてい
る。また、第2図および第5図に示すように、上記ブラ
ケット16における回転板8上にオーバハングする部位に
は、回転板8の浮き上がりを防止するための押さえロー
ラ18を取り付けている。 さらに、図示はしないが、回転板8には、ストッパピン
等の係合体が取り付けられる一方、支持板9には、上記
ストッパピンが係合しうる係止孔等の係合部が上記係合
体の軌道上に90°間隔で形成される。上記係合体と係合
部の関係は、モニタ3が第1図に示すような横長配置と
この状態から90°回転させた縦長配置とをとるときに係
合するように設定され、モニタを横長配置と縦長配置と
においてそれぞれ固定できるように構成される。 本願考案では、このようにモニタ3を回転可能に取り付
けるビデオゲーム機1において、筐体2の左右の側壁1
2,12の一部または全部を、着脱可能あるいは外側へ倒し
込み可能とする。 本例の場合、第1図に示すように、左右の各側壁12,12
を筐体本体と別体構成とし、筐体2の側壁全体を取り外
し可能としている。側壁12の上下端部にはそれぞれ、突
片13を設けている一方、筐体2の上下の隔壁14,14に
は、その両側端部において、上記突片13がスライド可能
に嵌合しうる、前後方向に延びる係合溝15を設けてい
る。また、上記係合溝15は、その前方側端が開口させら
れており、この部下ら上記突片13を抜き外し、あるいは
係合溝15内に嵌め込みうるようになっている。側壁12を
取り外すには、モニタカバー4を開けた状態で、側壁12
を手前に引き抜けばよく、また、一旦取り外した側壁12
を組み付けるには、上記突片13を上記係合溝15内に嵌め
込んで側壁12を奥方に押し込めばよい。 本例では、このように筐体2の側壁12,12を取り外し可
能としたことから、筐体2の左右の側壁12,12間の間隔
を、モニタ画面の対角線長さよりも大きく設定する必要
がなくなる。そのように筐体2の大きさを設定しても、
モニタ3を回転させるにあたり左右の側壁12,12を取り
外せば、モニタ3を横長配置から縦長配置に、あるいは
縦長配置から横長配置にする際、側壁12が邪魔になって
モニタ3を回転させることができないといったことはな
いからである。 したがって、筐体2の左右の側壁12,12間の間隔は、モ
ニタ3を横長配置で組み込みうるだけのものさえ確保す
れば足りるので、筐体2を大型化させなくて済む。ま
た、これにより、ゲーム機の占有スペースも少なく済む
ので、ユーザ側におけるスペース効率も良くなる。しか
も、本例の場合、側壁12を手前に引き抜いて取り外すよ
うにしていることから、ゲーム機を設置するにあたり、
その側方に側壁12の着脱スペースも確保する必要もな
い。 また、筐体の側壁部分に、印刷やシールの粘着によっ
て、ゲームのタイトル名やキャラクタの漫画などのデザ
インを施す場合、従来は、嵩のある筐体本体の外面に、
直接、印刷するか、シールを貼るしかなかった。しか
し、本例では、側壁12を筐体と別体としていることか
ら、上記印刷やシール貼りを、筐体本体に対して直接行
わなくて済むので、これを容易に行える。側壁12を筐体
に組み付ける前に、上記印刷やシール貼りを側壁12に施
しておくのである。また、側壁12を筐体本体と異なる材
料で形成して、筐体のデザインにアクセントをつけるこ
とにより、意匠の向上を図ることもできる。 なお、本願考案の範囲は、上述の実施例に限定されるも
のではない。 たとえば、第6図に示すように、側壁12をヒンジ19を介
して筐体本体に取り付けて、側壁12を外側に倒し込み可
能とすることによっても、上記実施例と同様の作用効果
を達成できる。側壁12を外側へ倒し込むことにより、モ
ニタの側方にその回転の際に邪魔になるものがなくなる
からであ また、側壁は、モニタの回転の際これと干渉する部分に
おいてのみ、取り外し可能あるいは外側へ倒し込み可能
とするようにしてもよい。 さらに、モニタの回転支持構造が上記実施例のものに限
定されるものでないこともいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案の実施例に係るビデオゲーム機の外観
概略図、第2図は実施例に係るビデオゲーム機のモニタ
支持部を正面から見た図、第3図は第2図のIII−III線
断面図、第4図は第2図のIV−IV線断面図、第5図は第
2図のV−V線断面に相当する図、第6図は他の実施例
を示した図、第7図は従来例の問題点を説明するための
図である。 2…筐体、3…モニタ、12…側壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内に正面視略長方形状のモニタをモニ
    タ画面と直交する軸心回りに回転可能に取り付けてなる
    ビデオゲーム機において、 上記筐体の左右の各側壁の一部又は全部を、着脱可能も
    しくは外側へ倒し込み可能とし、側壁を取り外した状態
    もしくは倒し込んだ状態において、モニタの左右両側に
    その回転スペースが確保されるようになしたことを特徴
    とする、ビデオゲーム機。
JP3745190U 1990-04-06 1990-04-06 ビデオゲーム機 Expired - Lifetime JPH0724157Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3745190U JPH0724157Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 ビデオゲーム機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3745190U JPH0724157Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 ビデオゲーム機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03129187U JPH03129187U (ja) 1991-12-25
JPH0724157Y2 true JPH0724157Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=31544572

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3745190U Expired - Lifetime JPH0724157Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 ビデオゲーム機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016109851A1 (en) * 2015-01-04 2016-07-07 Thync, Inc. Methods and apparatuses for transdermal stimulation of the outer ear

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Publication number Publication date
JPH03129187U (ja) 1991-12-25

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