JP3248334B2 - 座標情報入力装置 - Google Patents

座標情報入力装置

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JP3248334B2 JP02900694A JP2900694A JP3248334B2 JP 3248334 B2 JP3248334 B2 JP 3248334B2 JP 02900694 A JP02900694 A JP 02900694A JP 2900694 A JP2900694 A JP 2900694A JP 3248334 B2 JP3248334 B2 JP 3248334B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等に接続
することにより、座標情報を入力するための座標情報入
力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような座標情報入力装置は、
例えば図8及び図9に示すように、構成されている。即
ち、図8及び図9において、座標情報入力装置1は、ケ
ース2の底面に一部が露出するように、ケース本体2b
内に配設されたフレーム部材2cにより回転可能に支持
された座標情報入力用のボール3と、フレーム部材2c
内に配設され且つ該ボール3に対して互いに直交する二
方向に当接する一対のローラ4,5と、これら一対のロ
ーラ4,5の回転を、回転軸4a,5aを介してそれぞ
れ該ボール3のX座標,Y座標の座標情報として検出す
るエンコーダ6a,6b等から成る検出部6,7とから
構成されている。図中2aは操作ボタンを備えたケース
2の上部カバー部である。
【0003】このように構成された座標情報入力装置1
によれば、上記ボール3は、ケース2のケース本体2b
の底面に取り外し可能に嵌合されたリテーナ8の貫通孔
8aから、その一部がケース2の底面に露出しており、
使用者が、本座標情報入力装置1を例えばテーブル等の
作業面の上に置いて、ケース底面を作業面に押し付ける
ようにして、該ケースを移動させることにより、ケース
の底面から露出したボール3を、該テーブル面との摩擦
により回転させる。これにより、該ボール3が所望の方
向に所望の回転量だけ回動せしめられることとなる。
【0004】尚、上記リテーナ8は、ケース本体2bの
底面への着脱の際には、外側に突出した係合突起8b
を、ケース本体2bの底面に設けられた挿入孔(図示せ
ず)の周囲に形成され且つケース外面に対して開口した
スロット部内に挿入した後、該リテーナ8全体を回動さ
せることにより、該係合突起8bが、このスロット部に
隣接して形成された係合部に係合する。これによって、
該リテーナ8は、ケース本体2bの底面に固定保持され
得るようになっている。
【0005】このようにして回転せしめられたボール3
の回転方向及び回転量は、ローラ4,5を介して各検出
部6,7により検出され、それぞれX方向,Y方向の座
標情報信号が、コンピュータ本体(図示せず)に送られ
る。かくして、該コンピュータ本体に接続されたCRT
等のディスプレイ装置の画面上にて、上記トラックボー
ル3の回転方向及び回転量に対応して、カーソル等が移
動せしめられるようになっている。
【0006】さらに、上記ボール3は、回転動作時に、
各検出部6,7のローラ4,5に対して当接することに
より、その回転運動が、空回りすることなく、確実に検
出部6,7のローラ4,5に対して伝達される必要があ
る。このため、該ボール3を各ローラ4,5の表面に対
して押圧付勢するためのガイドローラ部9が備えられて
いる。
【0007】ここで、上記各検出部6,7及びガイドロ
ーラ部9は、図9に示すように、フレーム部材2c上に
配設されており、回転部材が、フレーム部材2c上に形
成された軸受部分によって枢支されている。また、該フ
レーム部材2cは、ケース2のケース本体2bの底面の
全体を覆うように設けられたプリント基板2d上に取り
付けられており、上記各検出部6,7のエンコーダ6
a,7bの回転を検出するためのフォトセンサ等の検出
素子が、該プリント基板2d上に実装されている。さら
に、各検出素子からの信号を処理するための制御回路
が、該プリント基板上に構成されており、この制御回路
の出力が、ケーブルCを介して、コンピュータ等に接続
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された座標情報入力装置1においては、組立の
際には、前以てフレーム部材2cに対して、検出部6,
7,ガイドローラ部9を組み込んで、プリント基板2d
上に実装した後、該プリント基板2dをケース2のケー
ス本体2b内に取り付けることにより、組立が行なわれ
るが、部品点数が多く、従って組立作業が複雑で、時間
がかかると共に、組立コストが高くなってしまうという
問題があった。
【0009】本発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成に
より、組立が容易であると共に、外観を損なうことがな
いようにした、座標情報入力装置を提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、ケース内にて座標情報入力用のボールを回転可能
に収容する収容部と、該ボールの回転方向及び回転量を
検出する検出部と、前記ボールを該検出部に対して常時
押圧付勢するガイドローラ部と、該収容部内にボールを
挿脱するためにケース底面に設けられた挿入孔に対して
着脱可能に取り付けられるリテーナとを含んだ、座標情
報入力装置において、少なくとも該検出部及びガイドロ
ーラ部の軸受部分が、ケース本体内から立ち上がるよう
に一体成形されていて、該検出部及びガイドローラ部等
の一体成形部分の成形用の抜き孔が、ケース底面に開口
しており、該抜き孔が、リテーナ装着時には、該リテー
ナによって閉塞されることを特徴とする、座標情報入力
装置により、達成される。
【0011】
【作用】上記構成によれば、各検出部及びガイドローラ
部の軸受部分等が、それぞれケース本体の底面から立ち
上がるように、一体成形されているので、部品点数が少
なくて済み、組立が簡単に且つ短時間で行なわれ得る。
かくして、部品コスト及び組立コストが低減され得るこ
とになる。
【0012】さらに、ケース内に形成される検出部及び
ガイドローラ部等の成形のための抜き孔が、該挿入孔内
に開口していることにより、リテーナ装着時には、各開
口は、該リテーナによって閉塞され得る。従って、該開
口を通って、ケース内部に埃等が侵入するようなことは
なく、また外観上も、開口の存在によって美観が損なわ
れるようなことはない。
【0013】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、本発
明を詳細に説明する。図1は、本発明による座標情報入
力装置の一実施例を示しており、座標情報入力装置10
は、ケース本体10aの底面に一部が露出するように、
収容部11により回転可能に支持された座標情報入力用
のボール12と、該ボール12に対して互いに直交する
二方向に当接する一対のローラ13,14と、これら一
対のローラ13,14の回転を、それぞれ該ボール12
のX−Y座標の座標情報として検出するエンコーダ等か
ら成る検出部15,16と、上記ケース本体10を覆う
ように被せられるカバー10bとから構成されている。
【0014】さらに、上記ボール12が、回転動作時に
各検出部15,16に対応するローラ13,14に対し
て、収容部11の切欠11a及び11bを介して当接せ
しめられることにより、その回転運動が、空回りするこ
となく、確実にローラ13,14に対して伝達されるよ
うに、該ボール12を各ローラ13,14の表面に対し
て押圧付勢するためのガイドローラ部17が備えられて
いる。
【0015】以上の構成は、図8及び図9に示した従来
の座標情報入力装置1と同様の構成であるが、本発明実
施例による座標情報入力装置10においては、上記収容
部11は、上記ボール12を周囲から包囲する枠部11
c、該ボール12の上方への移動を阻止するボール抑え
部11dとから構成されていて、該枠部11cと上記検
出部15,16及びガイドローラ部17は、ケース本体
10aの低部内面に対して一体成形されている。以下に
詳細な構成を説明する。
【0016】即ち、座標情報入力用のボール12を回転
可能に収容支持する収容部11は、その枠部11cが、
ボール12を挿脱するための挿入口11eを有してお
り、該挿入口11eは、ボールの一部をケース本体10
aの底面から露出せしめるような大きさの中央開口を有
するリテーナ11g(図2参照)が着脱可能に取り付け
られて、閉塞される。さらに、該枠部11cには、検出
部15,16に対応するローラ13,14がボール12
に当接するための切欠11a,11bが、更にまたガイ
ドローラ部17の従動ローラ20(後述)に当接する切
欠11fがそれぞれ形成されて、ケース本体10aの低
部内面の略中央にて上方に向かって突出するように、一
体成形されている。尚、上記収容部11の枠部11c
は、ケース本体10aを形成する際に、上下に金型を抜
くことにより容易に成形できるようになっている。
【0017】また、収容部11のボール抑え部11d
は、図2に示すように、ケース本体10aの上方から被
せられるカバー10bの内面の略中央にて下方に向かっ
て突出するように、一体成形されており、実質的に中空
円筒状の形状を有しており、ケースカバー10bの形成
に際し、上下に金型を抜くことにより容易にボール抑え
部10dをも一体成形される。
【0018】上記検出部15は、図3に示すように、ボ
ール12に一方向から当接せしめられる円筒状のドライ
バシャフト兼用のローラ13と、該ローラ13の一端に
一体的に形成された円板状のエンコーダ23を含んでい
る。該ローラ13は、図4に詳細に示すように、その両
端面に、軸部13a,13bが形成されている。また、
該エンコーダ23は、放射状の多数のスリット23aを
備えていると共に、そのスリットの領域を挟むように、
発光部及び受光部から成るフォトセンサ24が配設され
ている。尚、上記ローラ13及びエンコーダ23は、例
えばPOM等のクリープ耐性,耐摩擦性,耐摩耗性に優
れた材料を黒色に着色したものから、一体成形されてい
る。
【0019】そして、該検出部15の領域の両側にて、
互いに対向するように配設された一対の軸受部25,2
6を備えている(図3参照)。ここで、第一の軸受部2
5は、ケース本体10aの底面から一体的に垂直に立ち
上がっていると共に、ローラ13の一端の軸部13bを
受容するための係合孔25aを備えている。また、第二
の軸受部26は、上方に向かって開放したU字状の溝部
26aと、該溝部26aの外側にて、溝部26aの方向
に突出した突起を有するフック部26bとから構成され
ている。
【0020】これにより、ローラ13は、一端の軸部1
3bが、第一の軸受部25の係合孔25a内に挿入され
た後、他端の軸部13aが、第二の軸受部26のフック
部26bを外側に向かって押しながら、溝部26aに挿
入されると共に、軸部13aがフック部26bに係止さ
れることにより、取り付けられる。
【0021】かくして、ローラ13は、第一の軸受部2
5及び第二の軸受部26の溝部26aによって、前後方
向及び側方,下方に対して、移動しないように保持され
ると共に、フック部26bの突起が、該軸部13aを上
方から抑えることにより、所定位置にて回転可能に保持
され得ることになる。
【0022】また、上記検出部16も、この検出部15
と同様に構成されており、そのローラ14は、検出部1
5のローラ13と、直角の方向から、該ボール12に当
接するように配設されている。この際ローラ13,14
は、図1及び図2に示すように、ボール12を回転可能
に支持する収容部11の切欠11a,11bを介してボ
ール12に当接するように構成されている。
【0023】この場合、検出部15におけるエンコーダ
27の回転を検出するためのフォトセンサ28は、ロー
ラ13が、検出部16のローラ14の回転軸線を越えて
延びていることにより、ケース本体10a内の前方領域
に配設されることになる(図1及び図2参照)。このた
め、各検出部15,16のフォトセンサ24,28は、
ケース本体10a内にて、円形収容部11より前方にあ
ることから、該フォトセンサ24,28を搭載し且つこ
れらのフォトセンサ24,28からの出力信号を処理す
るための回路が実装されるべきプリント基板28は、図
1及び図2に示すように、ケース本体10a内にて、前
方領域にのみ配設されている。
【0024】尚、上記検出部15,16は、その軸受部
25,26の係合孔25a及び溝部26a並びにフック
部26bが、形成の際に上下方向に金型を抜く方法と、
押し切り駒の方法によって成形が可能であるため、ケー
ス本体10aに対して容易に一体成形され得るようにな
っている。この際、抜き孔25c,26cがリテーナ1
1gの開口11eの周縁近くに形成される。
【0025】次にガイドローラ部17は、下端に設けら
れた横方向に突出する支軸18aがケース本体10aの
底面に一体成形された軸受部19に対して枢支されてい
て、且つ上部が揺動可能に配設されていると共に、その
下端から後述する従動ローラ20の前記ボール12とは
反対側に回り込むように湾曲して使用時に垂直になるよ
うに一体に形成された鍔部18bを備えた支持部材18
(図5及び図6一点鎖線参照)と、該支持部材18のボ
ール12側に回動可能に配設され、且つ収容部11の切
欠11fを介して該ボール12の表面に当接することに
より、該ボール12の回転運動に従動する従動ローラ2
0と、該支持部材18の外側に配設されたコイルバネ2
1とから構成されている。
【0026】ここで、上記軸受部19は、図5及び図6
に示すように、該支持部材18の両側にて、上方に向か
って開放したU字状の溝部19a,19bと、該溝部1
9a,19bの外側にて、溝部19a,19bの方向に
突出した突起を有するフック部19c,19dとから構
成されている。
【0027】これにより、支持部材18は、その支軸1
8aが、上記フック部19c,19dを外側に向かって
押しながら、溝部19a,19b内に挿入されることに
より、軸受部19に対して取り付けられる。
【0028】従って、該支持部材18は、該溝部19
a,19bによって、前後方向及び下方に対して、移動
しないように保持されると共に、フック部19c,19
dの突起が、該支軸18aを上方から抑えることによ
り、所定位置にて固定保持され得ることになる。
【0029】尚、上記軸受部19は、その溝部19a,
19b及びフック部19c,19dが、形成の際に上下
方向に金型を抜くことが可能であるため、ケース本体1
0aに対して容易に一体成形され得るようになってい
る。この際、前記抜き孔25c,26cと同様に、抜き
孔19e,19fがリテーナ11gの開口11eの周縁
近くに形成される。
【0030】上記コイルバネ21は、その一端部に、支
持部材18の鍔部18bに備えられた突起18cが嵌入
されると共に、その他端が、ケース本体10aから一体
的に垂直に立ち上がるように形成された係止部材22に
よって、係止され得るようになっている。この係止部材
22は、図5に示すように、上記軸受部19のボール1
2とは反対側にて、該ケース本体10aから垂直方向に
立ち上がっていると共に、両側の側壁及び上端の係止部
22aがボール12の方向に僅かに突出している。
【0031】このような係止部材22は、係止部22a
が、押し切り駒の方法によって、形成され得るが、他の
箇所の形成時の例えば傾斜ピン等との干渉がない場合に
は、傾斜ピンによっても形成され得る。
【0032】さらに、前述したリテーナ11gについて
詳述すると、図7に示すように、内面に、その中央開口
部の周縁から立ち上がる円形基部11hが設けられると
共に、この円形基部11hから半径方向外側に向かっ
て、互いに180度の角度間隔をもって、反対方向に突
出する一対の外向きフランジ11iが設けられている。
該一対の外向きフランジ11iには、それぞれ係止透孔
11jが形成されている。
【0033】これに対して、ケース本体10aに形成さ
れた挿入口11eには、図7に示すように、上記一対の
外向きフランジ11iが挿入され得る一対の挿入用スロ
ット部11kが形成されると共に、この挿入用スロット
部11kに外向きフランジ11iを挿入した状態にて、
リテーナ11gを下方から見て(即ち、図7のケース1
0aの底面側から見て)右回りに回転させることによ
り、該外向きフランジ11iがケース10aの内部側に
した状態で係合する一対の内向きフランジ11mが設け
られている。この一対の内向きフランジ11mには、上
記外向きフランジ11iに形成された係止透孔(図示せ
ず)が形成されている。
【0034】前述した検出部15,16及びガイドロー
ラ部17の各軸受部26,19は、図3,図5,図6
示すように、挿入口11eの周囲にて、それぞれケース
本体10aに対して一体成形されている。そして、各軸
受部26,19のフック部25b,26b,19c,1
9dの型抜き用の抜き孔25c,26c,19e,19
fが、図7に示すように、それぞれ挿入口11eの周縁
近くに開口するように、配置されている。
【0035】本発明による座標情報入力装置10は、以
上のように構成されており、ケース本体10aに対して
一体成形された座標情報入力装置10に対して、前以て
フォトセンサ24,27及びその他の必要な部品を実装
したプリント基板28を取り付けると共に、ローラ1
3,14を取り付け、さらにガイドローラ部17を組み
立てることによって、容易に組立が行なわれ得ることに
なる。
【0036】このようにして組み立てられた座標情報入
力装置10においては、ボール12は、ケース本体10
aの底面に取り外し可能に嵌合されたリテーナ11gの
貫通孔から、その一部がケース底面に露出した状態に
て、収容部11の枠部11cによって周囲及び下方に対
して脱落しないように保持され得ると共に、ケースカバ
ー10bの内面に設けられたボール抑え部11dによっ
て、上方に対して抑止され得ることにより、該収容部1
1内に確実に保持され得ることになる。従って、使用者
が、本座標情報入力装置10を例えばテーブル等の作業
面の上に置いて、ケース底面を作業面に押し付けるよう
にして、該ケースを移動させることにより、ケースの底
面から露出したボール12を、該テーブル面との摩擦に
より回転させる。これにより、該ボール12が所望の方
向に所望の回転量だけ回動せしめられることとなる。
【0037】ここで、検出部15,16及びガイドロー
ラ部17の各軸受部26,19は、そのフック部25
b,26b,19c,19dの抜き孔25c,26c,
19e,19fが、ケース本体10aの挿入口11e内
に開口しているが、これらの開口部は、リテーナ11g
が該挿入口11eに装着されたとき、該リテーナ11g
によって覆われることにより、閉塞され得ることにな
る。従って、該開口を介して、埃等が、ケース内に侵入
するようなことはなく、また外観上も、該開口の存在に
よって、美観が損なわれるようなことはない。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、簡
単な構成により、組立が容易であると共に、外観を損な
うことのない、極めて優れた座標情報入力装置が提供さ
れ得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による座標情報入力装置の一実施例を示
す分解斜視図である。
【図2】図1の座標情報入力装置の概略断面図である。
【図3】図1の座標情報入力装置における一方の検出部
の軸方向に沿った断面図である。
【図4】図3の検出部におけるローラを示し、(A)は
側面図、(B)は正面図である。
【図5】図1の座標情報入力装置におけるガイドローラ
部の支持部材の軸方向に垂直な断面図である。
【図6】図5のガイドローラ部の軸受部を示す軸方向に
沿った断面図である。
【図7】図1の座標情報入力装置におけるケース本体の
底面の分解斜視図である。
【図8】従来の座標情報入力装置の一例の概略斜視図で
ある。
【図9】図8の座標情報入力装置の内部を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
10 座標情報入力装置 10a ケース本体 10b カバー 11 収容部 11c 枠部 11d ボール抑え部 11e 挿入孔 11g リテーナ 11i フランジ部 11k スロット部 12 ボール 13,14 ローラ 15,16 検出部 17 ガイドローラ部 19,25,26 軸受部 19c,19d,25b,26b フック部 19e,19f,25c,26c 抜き孔 23 エンコーダ 24,27 フォトセンサ 28 プリント基板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内にて座標情報入力用のボールを
    回転可能に収容する収容部と、該ボールの回転方向及び
    回転量を検出する検出部と、前記ボールを該検出部に対
    して常時押圧付勢するガイドローラ部と、該収容部内に
    ボールを挿脱するためにケース底面に設けられた挿入孔
    に対して着脱可能に取り付けられるリテーナとを含ん
    だ、座標情報入力装置において、 少なくとも該検出部及びガイドローラ部の軸受部分が、
    ケース本体内から立ち上がるように一体成形されてい
    て、該検出部及びガイドローラ部等の一体成形部分の成
    形用の抜き孔が、ケース底面に開口しており、該抜き孔
    が、リテーナ装着時には、該リテーナによって閉塞され
    ることを特徴とする、座標情報入力装置。
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