JPH07241335A - 液体消臭剤や芳香剤等の拡散器 - Google Patents

液体消臭剤や芳香剤等の拡散器

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JPH07241335A
JPH07241335A JP6059910A JP5991094A JPH07241335A JP H07241335 A JPH07241335 A JP H07241335A JP 6059910 A JP6059910 A JP 6059910A JP 5991094 A JP5991094 A JP 5991094A JP H07241335 A JPH07241335 A JP H07241335A
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JP
Japan
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air
deodorant
container
jetting
ejector
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JP6059910A
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Shiyougo Miwa
正悟 三輪
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 本発明は、液体消臭剤や芳香剤等をガス状態
で拡散できる拡散器である。 [構成] 本発明の拡散器は、空気を空気ポンプで空気
排出口6から噴射し、容器の吸引口20aとエジェクタ
の吸引口17及び前記空気排出口6とエジェクタの噴射
口16と接続し、エジェクタの噴出口18と排風口21
を接続して、消臭剤等をガス状態(小さな粒子状)で排
出するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体消臭剤や芳香剤等
の拡散器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、室内、トイレ等の臭い消しや芳香
性をかもしだすために、種々の消臭剤や芳香剤が使用さ
れている。これら消臭剤や芳香剤等が固体の場合には、
その状態での自然昇華によって行われているし、液体の
消臭剤や芳香剤の場合にはプッシュ式のスプレーで行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】液体の消臭剤や芳香剤
の多くは、前記した様に、ノズルを液体容器内に付き込
む空気式ポンプの作用を利用する、所謂、プッシュ式ス
プレー(空気ポンプ)で行われているが、1回毎の噴霧
において、消臭剤等が霧状(大きな粒子を含有)となっ
た状態で噴霧する。そのため、噴霧される空気が衣服等
に当たると、消臭剤等の大きな粒子が付着して好ましく
ないので、この様な噴霧を回避する拡散器が望まれてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の拡散器は、空
気を空気ポンプで空気排出口から噴射し、容器の吸引口
とエジェクタの吸引口及び前記空気排出口とエジェクタ
の噴射口と接続し、エジェクタの噴出口と排風口を接続
して、消臭剤等を含有の空気を噴出するものである。
又、請求項2の拡散器は、空気を空気ポンプで空気排出
口から噴射し、この空気排出口からの空気を挿入管を介
して容器内に噴射し、排出口と排風口を接続して消臭剤
等を含有の空気を噴出するものである。請求項3の拡散
器は、空気排出口の出口側と排風口の入口側の各々に逆
止弁を設けて、容器内の消臭剤等の排出を防止する。請
求項4の拡散器は、空気を空気ポンプで空気排出口から
噴射し、この空気排出口からの空気を容器内に挿入の浸
透体に接触させた後、排風口から排出するものである。
【0005】
【作用】請求項1の拡散器は、空気ポンプの噴射空気を
介してエジェクタに吸引力が作用し、容器内のガスが吸
引されて、前記噴射空気と共に排風口から排出する。従
って、容器内の液体が吸引されず、噴出空気には霧滴
(大きな粒子)が含有しない状態で排出する。請求項2
の拡散器は、空気ポンプの空気が挿入管を介して容器内
の液体をバブリングする。そして、消臭剤等の臭気を含
有の空気は排風口から排出して、霧滴を含有しない状態
で噴出する。請求項3の拡散器には逆止弁が取り付けて
あるため、容器を逆にしても、逆止弁で停止して漏れを
防止することができる。請求項4の拡散器は、空気ポン
プから噴射する空気と消臭剤等を含有の浸透体と接触し
て、臭気を含有状態で排出する。そのため、霧滴を含有
しないで臭気を排出できるし、容器を逆にしても漏洩す
ることがない。
【0006】
【実施例】
(実施例1)図1は液体消臭剤や芳香剤等の拡散器をケ
ースに収納した正面図、図2は図1のA〜A矢視図、図
3は拡散器の系統断面図を示す。1はケース50の下部
に収納された空気ポンプの全体を示し、2はコイル、2
aはコイル2に挿入の磁石であって、交流電源によって
交番磁界を発生する。また、3はダイヤフラム弁5の中
心に固定の操作片であって、前記コイル側の端部に磁石
4が取着してある一方、他端部はダイヤフラム弁5に固
定してある。従って、前記コイル2に交流電源を供給す
ると、磁石2aと磁石4とで、吸引、弾発力が交互に作
用して、操作片3の往復動によって、ダイヤフラム弁5
の変形により弁作用をなして、圧縮空気が空気排出口6
から排出する。尚、ダイヤフラム弁5の往復動(変形)
によって、図示略の空気吸引口から空気を吸引した後、
空気吸引口を閉鎖して空気排出口6から排出し、逆の変
形によって、逆動作を行うものであって、よく知られた
構造であるため、説明を略す。
【0007】空気排出口6の出口側には逆止弁10がビ
ニールチューブ等を介して接続されていて、容器20か
ら、液体の消臭剤や芳香剤(本実施例では檜の樹液)の
漏洩を防止する。この逆止弁10は垂直方向に取付け、
上流側と下流側に通過孔11a、11bが穿設され、球
状の停止体12a、12bが形成してあり、その中に浮
遊体13が挿入してある。尚、この浮遊体13の重量
は、前記空気ポンプ1で空気を噴射したとき、下流側の
停止体12aに当接せず、浮遊状態のものを選定する。
15はよく知られた構造のエジェクタであって、噴射口
16は前記逆止弁10の上流側と接続してある。又、エ
ジェクタ15の吸引口17は容器20の吸引口20aと
キャップ36を介して着脱自在に取り付けてある。一
方、エジェクタ15の噴出口18は、逆止弁10(構造
は前記逆止弁と同じであるため説明を略す。)を介し
て、スリット21aを介して空気吸引が可能な排風口2
1に連通してある。尚、このスリット21aは、必ずし
も必要でなく、空気の排出量や消臭剤等の排出濃度によ
って適宜選択する。20bは消臭剤等を容器20に補充
するキャップである。又、前記エジェクタ15の構造
は、図3に示す構造に限定するものでなく、例えば、図
3の末広がり部を有しない、単に、T字状の形状であっ
てもよい。
【0008】前記構成の作用について説明すると、電源
を入れると、電磁石2a、4の吸引離脱力によって、ダ
イヤフラム弁5が往復動して、空気ポンプとして作用
し、圧縮空気は空気排出口6から逆止弁10に噴出す
る。逆止弁10は、前記噴射空気の浮力によって浮か
び、エジェクタの噴射ノズル16から噴出し、吸引口1
7に吸引力が得られる。この吸引力によって、容器20
から消臭材等の臭気を含有するガスが吸引されると共
に、負圧となり消臭剤等が蒸発し、エジェクタの噴出口
18に導かれる。そして、逆止弁10を通って、スリッ
ト21aから空気を吸引しながら、更に希釈された状態
で、排風口21から排出される。この様に、消臭剤等の
拡散器は、容器内のガスを排出することとなるため、霧
滴(大きな粒子)状態で排出されず、消臭剤等の感応値
が極僅かでも効果を奏する檜の樹液等に、特に有効であ
るし、この檜の香りによって、ダニ、ゴキブリ等に対す
る殺虫効果を発揮すると共に、芳香性によって気分を和
らげる効果も奏する。又、このように構成することによ
って、消臭剤等の大きな粒子で排出されないため、被服
等に付着する不都合を回避できるし、スリット21aか
らの吸引によって、多くの空気量の排出によって消臭剤
等の拡散を促すことができる。又、容器20を逆にする
と、消臭剤等はエジェクタ15の噴射口16と噴出口1
8から逆止弁10に流れる。この逆止弁10は、消臭剤
の液圧によって、浮遊体13が、前者では通過孔11
a、後者では通過孔11bに当接して、漏洩を防止す
る。
【0009】(実施例2)本実施例を図4に示す系統断
面図を参照して説明し、実施例1と同じ作用をなす部品
には同じ符号を附して説明を略す。空気ポンプ1から排
出の圧縮空気は、空気排出口6を介して、前記実施例1
と同じ構造の逆止弁10に接続されている。この逆止弁
10の下流側に接続のビニールチューブ製の挿入管35
の先端は、容器20の挿入口20dから、容器20内の
底部付近まで挿入した状態でキャップ36を介して固定
してある。一方、容器の排出口20cには、ビニールチ
ューブで逆止弁10と、更に、スリット21aから空気
の吸引が可能な排風口21に連通してある。前記構成の
消臭剤等の拡散器は、空気ポンプ1を介して圧縮空気を
送ると、逆止弁10内の浮遊体13は浮遊圧で浮かん
で、空気は下流の停止体に穿設の通過孔11bを通っ
て、挿入管35の端部から噴射する。この挿入管35か
らの空気は、液体消臭剤等をバブリングして、排出口2
0cから排出する。このため、排出空気は、消臭剤の臭
気(非常に小さな粒子)を含有し、排風口21から排出
される。この様に、圧縮空気を直接、液体消臭剤等に噴
射することによっても、極めて小さな粒子を含有状態で
排出でき、極、微量を排出する消臭剤等であっても効果
がある。例えば、檜の樹液を100パーセント濃度で排
出する場合に比して、非溶解性の水と10パーセント濃
度で適用したところ、香りがまろやに排出され、芳香性
に関しては好ましい結果となった。即ち、本実施例のバ
ブリング方式は、消臭剤濃度を薄める液が非溶解液であ
る場合であっても有効な手段となり、よりよい香りの状
態(濃度)で排出できる。尚、逆止弁10を取り付ける
ことによって、容器20を逆さにしたとしても、液漏れ
を防止することができる。
【0010】(実施例3)本実施例を図5参照して説明
する。尚、前記実施例と同じ作用をなす部品には同じ符
号を附して説明を略す。6aは空気ポンプの空気排出口
6に連結のチューブであって、後述の浸透体40と接触
して、スリット21aから空気の吸引可能な排風口21
に連通してある。容器20の挿入口20dには消臭剤等
を毛管減現象で浸透する浸透体40が立設され、この浸
透体40の頭部が前記チューブ6a内に突出した状態で
キャップ36を介して固定してある。この構成におい
て、浸透体40の頭部には消臭剤を含有した状態となっ
ていて、空気ポンプからの圧縮空気は、浸透体40の頭
部と接触した時、消臭剤の蒸発によって、臭気を含有し
て排風口21に排出する。そのため、排風口21から
は、適宜のガス状の消臭剤が排出されることとなり、極
て小さな粒子が散布されることとなる。尚、この方式は
浸透体40を介して行うため、容器からの漏れ防止のた
めに、前記した実施例のように逆止弁を付設する必要が
ない。前記の各実施例の構成において、排出空気には、
極微量の消臭剤等の粒子(ガス状)を含有させることが
できるため、衣服等に付着することなく、空気中に拡散
可能となる。尚、前記構成の消臭剤等の拡散器に、タイ
マを付設しておくことによって、室内に設置したとき、
随時の間だけ、排出可能となり、より使用し易くなる。
又、電源として、シガレットライタの電源で使用可能に
コイル等を変更すると、自動車のダッシュボードに載置
して使用可能となり、特に、檜の樹脂液に対しては、香
りの他に、眠気防止の役割も果たす。
【0011】
【発明の効果】本発明の液体消臭剤等の拡散器は、大き
な粒子状態で排出しないため、衣服等に付着することな
く、消臭剤や芳香剤の拡散が可能であるし、特に、極少
量の消臭剤等で消臭、芳香効果を発揮する場合には有効
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の拡散器をケースに収納した正面図で
ある。
【図2】図1のA〜A矢視図である。
【図3】実施例1の拡散器の系統断面図を示す。
【図4】実施例2の拡散器の系統断面図を示す。
【図5】実施例3の拡散器の系統断面図を示す。
【符号の説明】
1 空気ポンプ 10 逆止弁 15 エジェクタ 20 容器 21 排風口 35 挿入管 40 浸透体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を空気ポンプで空気排出口から噴射
    し、容器の吸引口とエジェクタの吸引口及び前記空気排
    出口とエジェクタの噴射口と接続し、エジェクタの噴出
    口と排風口を接続してなることを特徴とする液体消臭剤
    や芳香剤等の拡散器。
  2. 【請求項2】 空気を空気ポンプで空気排出口から噴射
    し、該空気排出口からの空気を挿入管を介して容器内に
    噴射し、容器の排出口と排風口を接続してなることを特
    徴とする液体消臭剤や芳香剤等の拡散器。
  3. 【請求項3】 空気排出口の排出口側及び排風口の入口
    側に各々逆止弁を設けてなることを特徴とする請求項1
    又は請求項2の液体消臭剤や芳香剤等の拡散器。
  4. 【請求項4】 空気を空気ポンプで空気排出口から噴射
    し、該空気排出口からの空気を容器内に挿入の浸透体に
    接触させた後、前記空気を排風口から排出することを特
    徴とする液体消臭剤や芳香剤等の拡散器。
JP6059910A 1994-03-04 1994-03-04 液体消臭剤や芳香剤等の拡散器 Pending JPH07241335A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030067846A (ko) * 2002-02-08 2003-08-19 주식회사 기가씨앤이 자연형 향기 발산장치
JP2009013526A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 It Sewing:Kk 筒状紐の内外反転装置及びその方法並びに筒状紐
CN112097360A (zh) * 2020-09-22 2020-12-18 铜陵学院 一种建筑节能通风设备

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