JPH07241220A - 競技観戦用座席 - Google Patents
競技観戦用座席Info
- Publication number
- JPH07241220A JPH07241220A JP3572394A JP3572394A JPH07241220A JP H07241220 A JPH07241220 A JP H07241220A JP 3572394 A JP3572394 A JP 3572394A JP 3572394 A JP3572394 A JP 3572394A JP H07241220 A JPH07241220 A JP H07241220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- fixed
- seat plate
- watching
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 座席そのものを回動できる構造とすることに
より、観戦時の疲労を防止でき、また外部操作によって
複数の座席を注目方向に一斉に回動できるようにする。 【構成】 両側の支持脚1上に固定された一対の支持管
2と、支持管2上に並列状態に固定された複数の固定座
板4と、各固定座板の上面に回動中心軸7を介して回動
可能に軸支された回動座板5と、該回動座板5の上部に
固定される座席本体6とを備えた。
より、観戦時の疲労を防止でき、また外部操作によって
複数の座席を注目方向に一斉に回動できるようにする。 【構成】 両側の支持脚1上に固定された一対の支持管
2と、支持管2上に並列状態に固定された複数の固定座
板4と、各固定座板の上面に回動中心軸7を介して回動
可能に軸支された回動座板5と、該回動座板5の上部に
固定される座席本体6とを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、視線方向に向けて回
動できるようにした競技観戦用座席に関するものであ
る。
動できるようにした競技観戦用座席に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、競技場などにおける観戦用座席
は、競技場内に向けて固定されている。
は、競技場内に向けて固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、競技内
容によっては観戦用座席に座っている身体方向と注目す
べき視線方向が一致しない場合があり、疲労の原因とな
る。
容によっては観戦用座席に座っている身体方向と注目す
べき視線方向が一致しない場合があり、疲労の原因とな
る。
【0004】例えば野球場などにおいては、通常ピッチ
ャーとキャッチャー間を凝視し、希にヒットやホームラ
ン等があればその打球方向や、走塁方向に目を転ずるの
で、競技場内の位置によっては、長時間注視する視線方
向に首や身体を捩ったままとしなければならない。
ャーとキャッチャー間を凝視し、希にヒットやホームラ
ン等があればその打球方向や、走塁方向に目を転ずるの
で、競技場内の位置によっては、長時間注視する視線方
向に首や身体を捩ったままとしなければならない。
【0005】この発明は以上の問題を解決するものであ
って、座席そのものを回動できる構造とすることによ
り、観戦時の疲労を防止できるようにした競技観戦用座
席を提供するものである。
って、座席そのものを回動できる構造とすることによ
り、観戦時の疲労を防止できるようにした競技観戦用座
席を提供するものである。
【0006】また、この発明は、外部操作によって複数
の座席を注目方向に一斉に回動できるようにした競技観
戦用座席を提供することを他の目的とする。
の座席を注目方向に一斉に回動できるようにした競技観
戦用座席を提供することを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
この発明は、一組の支持脚上に固定された一対の支持管
と、該支持管上に並列状態に固定された複数の固定座板
と、該各固定座板の上面に回動可能に軸支された回動座
板と、該回動座板の上部に固定される座席本体とを備え
たことを特徴とする。
この発明は、一組の支持脚上に固定された一対の支持管
と、該支持管上に並列状態に固定された複数の固定座板
と、該各固定座板の上面に回動可能に軸支された回動座
板と、該回動座板の上部に固定される座席本体とを備え
たことを特徴とする。
【0008】また、この発明では、前記各回動座板の後
部にはリンクロッドが連結され、該リンクロッドの進退
動作により前記各回動座板を一斉に回動させる構造が採
用できる。
部にはリンクロッドが連結され、該リンクロッドの進退
動作により前記各回動座板を一斉に回動させる構造が採
用できる。
【0009】
【作用】以上の構成によれば、座席本体は回動座板とと
もに回動可能であり、身体をその方向に向ければ、座席
本体もその方向に向き、首や身体を捩ることがない。
もに回動可能であり、身体をその方向に向ければ、座席
本体もその方向に向き、首や身体を捩ることがない。
【0010】請求項2の構成とした場合には、外部操作
により座席をその注目方向に回動させることができ、観
戦者自体が身体を視線方向に向ける必要もない。
により座席をその注目方向に回動させることができ、観
戦者自体が身体を視線方向に向ける必要もない。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を詳細に説明す
る。図1はこの発明にかかる競技観戦用座席の分解斜視
図、図2は同組立状態を示す側断面図である。
る。図1はこの発明にかかる競技観戦用座席の分解斜視
図、図2は同組立状態を示す側断面図である。
【0012】図における座席は、1つの席のみ図示して
いるが、実際は4席一体に連設されるものであり、左右
両側の支持脚1と、各支持脚1上に平行に掛け渡され固
定される一対の支持管2と、各支持管2上に連結ブロッ
ク3を介して一体に取付けられる4枚の固定座板4(実
際には1枚のみを示す)と、固定座板4の上部に回動可
能に軸支される回動座板5と、回動座板5上に固定され
る座席本体6とを備えている。
いるが、実際は4席一体に連設されるものであり、左右
両側の支持脚1と、各支持脚1上に平行に掛け渡され固
定される一対の支持管2と、各支持管2上に連結ブロッ
ク3を介して一体に取付けられる4枚の固定座板4(実
際には1枚のみを示す)と、固定座板4の上部に回動可
能に軸支される回動座板5と、回動座板5上に固定され
る座席本体6とを備えている。
【0013】固定座板4及び回動座板5の中央にはそれ
ぞれ軸孔4a,5aが開口され、この軸孔4a,5aに
中心軸となるボルト7を挿通し下部にスプリングワッシ
ャー8を介してナット9を締め付けることで、固定座板
4上に回動座板5を回動可能に支持している。
ぞれ軸孔4a,5aが開口され、この軸孔4a,5aに
中心軸となるボルト7を挿通し下部にスプリングワッシ
ャー8を介してナット9を締め付けることで、固定座板
4上に回動座板5を回動可能に支持している。
【0014】なお、固定座板4の上部には同心状に支持
突起4b,4cが突設され、この支持突起4a,4cを
前記回動座板5の下部に摺接させることで、回動時の摩
擦力を低減している。
突起4b,4cが突設され、この支持突起4a,4cを
前記回動座板5の下部に摺接させることで、回動時の摩
擦力を低減している。
【0015】回動座板5の後部にはこれに一体に接続さ
れた作動杆10が突出し、この作動杆10は前記支持管
2と平行に配置されたリンクロッド11に連結してい
る。
れた作動杆10が突出し、この作動杆10は前記支持管
2と平行に配置されたリンクロッド11に連結してい
る。
【0016】以上の構成において、リンクロッド11を
中立位置に固定しておいた場合には、図3(a)に示す
ように各4つの座席本体6は共に競技場内の正面に向け
て固定される。
中立位置に固定しておいた場合には、図3(a)に示す
ように各4つの座席本体6は共に競技場内の正面に向け
て固定される。
【0017】この状態からリンクロッド11を前進また
は後退させれば、図3(b)または(c)に示すよう
に、各座席本体6は一斉に右または左側に向きを変え
る。この場合における最大回動角度は各座席本体6同士
の離間間隔に応じて設定され、触れ合うことのないよう
にストッパ等の規制手段が設けられる。
は後退させれば、図3(b)または(c)に示すよう
に、各座席本体6は一斉に右または左側に向きを変え
る。この場合における最大回動角度は各座席本体6同士
の離間間隔に応じて設定され、触れ合うことのないよう
にストッパ等の規制手段が設けられる。
【0018】したがって、この実施例では最も視線の集
中する方向に各座席本体6を一斉に向けることができ
る。リンクロッド11の操作は競技場の係員が競技内容
に応じて予め行ない、その位置にリンクロッド11をロ
ックしておいても良いし、観客自身が見やすい方向に応
じて操作しても良い。
中する方向に各座席本体6を一斉に向けることができ
る。リンクロッド11の操作は競技場の係員が競技内容
に応じて予め行ない、その位置にリンクロッド11をロ
ックしておいても良いし、観客自身が見やすい方向に応
じて操作しても良い。
【0019】また、以上の場合には半固定式で姿勢変更
を行うのであるが、前記リンクロッド11を競技の進行
に応じて最も注目を集める方向に向けて自動的に操作す
る手段を設けても良い。例えば野球場などにおいて、前
記座席が右翼席内野側の場合において通常はピッチャー
−キャッチャー方向に座席本体6を向けておき(図3
(c)参照)、走者が出たら中立とし(図3(a)参
照)、ホームランが出たら、その打球方向に向ける(図
3(b)参照)等の制御を行なうこともできる。
を行うのであるが、前記リンクロッド11を競技の進行
に応じて最も注目を集める方向に向けて自動的に操作す
る手段を設けても良い。例えば野球場などにおいて、前
記座席が右翼席内野側の場合において通常はピッチャー
−キャッチャー方向に座席本体6を向けておき(図3
(c)参照)、走者が出たら中立とし(図3(a)参
照)、ホームランが出たら、その打球方向に向ける(図
3(b)参照)等の制御を行なうこともできる。
【0020】さらには、各座席毎に個々自由に回動する
ようにもできる。この場合には前記実施例において、作
動杆10とリンクロッド11を取り除けば各座席本体6
は自由に回動でき、個人で見たい方向に体を向ければ良
いものとなる。
ようにもできる。この場合には前記実施例において、作
動杆10とリンクロッド11を取り除けば各座席本体6
は自由に回動でき、個人で見たい方向に体を向ければ良
いものとなる。
【0021】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この発明による競技観戦用座席にあっては、座席本
体は回動座板とともに回動可能であり、身体をその方向
に向ければ、座席本体もその方向に向き、首や身体を捩
ることがないため、これらの捩りによる疲労を防止でき
る。
に、この発明による競技観戦用座席にあっては、座席本
体は回動座板とともに回動可能であり、身体をその方向
に向ければ、座席本体もその方向に向き、首や身体を捩
ることがないため、これらの捩りによる疲労を防止でき
る。
【0022】またリンクレバーにより一斉に複数の座席
本体を回動する構造では外部操作により各座席本体をそ
の注目方向に回動させることができ、観戦者自体が身体
を視線方向に向ける必要もない利点がある。
本体を回動する構造では外部操作により各座席本体をそ
の注目方向に回動させることができ、観戦者自体が身体
を視線方向に向ける必要もない利点がある。
【図1】この発明にかかる競技観戦用座席の実施例の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】同組立状態を示す断面図である。
【図3】(a),(b),(c)は同座席の中立位置と
左右回動操作時における回動方向を示す平面図である。
左右回動操作時における回動方向を示す平面図である。
1 支持脚 2 支持管 4 固定座板 5 回動座板 6 座席本体 7 回動中心軸 10 作動杆 11 リンクレバー
Claims (2)
- 【請求項1】 一組の支持脚上に固定された一対の支持
管と、該支持管上に並列状態に固定された複数の固定座
板と、該各固定座板の上面に回動可能に軸支された回動
座板と、該回動座板の上部に固定される座席本体とを備
えたことを特徴とする競技観戦用座席。 - 【請求項2】 前記各回動座板の後部にはリングロッド
が連結され、該リンクロッドの進退動作により前記各回
動座板を一斉に回動させるようにしたことを特徴とする
競技観戦用座席。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3572394A JPH07241220A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 競技観戦用座席 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3572394A JPH07241220A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 競技観戦用座席 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07241220A true JPH07241220A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12449781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3572394A Pending JPH07241220A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 競技観戦用座席 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07241220A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0894457A2 (de) | 1997-08-01 | 1999-02-03 | Horst Maier | Bestuhlungssystem für Tribünen |
WO2019220121A1 (en) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | Zoeftig Group Limited | A furniture system |
-
1994
- 1994-03-07 JP JP3572394A patent/JPH07241220A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0894457A2 (de) | 1997-08-01 | 1999-02-03 | Horst Maier | Bestuhlungssystem für Tribünen |
EP0894457A3 (de) * | 1997-08-01 | 2000-05-17 | Horst Maier | Bestuhlungssystem für Tribünen |
WO2019220121A1 (en) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | Zoeftig Group Limited | A furniture system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7322653B2 (en) | Integrated videogaming and computer workstation | |
US5423731A (en) | Exercise device with two seats | |
US20030218107A1 (en) | Adjustable game controller mount | |
US5575745A (en) | Self-rotational exerciser | |
US5547443A (en) | Rocking exercise device with two seats | |
JPH07241220A (ja) | 競技観戦用座席 | |
US20020107117A1 (en) | Shoulder press exercise machine | |
JPH07241219A (ja) | 競技観戦用座席 | |
US20030071508A1 (en) | Multifunctional rocking footstool | |
US20080020914A1 (en) | Waist exerciser | |
JPH07241381A (ja) | 遊技設備の肘掛け装置 | |
JP6550488B1 (ja) | ベッドおよび椅子に用いる台座 | |
JPH0139474Y2 (ja) | ||
JPH11206915A (ja) | ツイスター | |
US6059699A (en) | Medicine ball torso rack | |
WO2001077804A1 (en) | A device for controlling electronic game equipment | |
JP2579796Y2 (ja) | 遊技場用椅子 | |
JP3135028U (ja) | フィットネス椅子 | |
JP7328819B2 (ja) | 椅子型運動器具 | |
CN216702054U (zh) | 一种具有多自由度调节扶手的电竞椅 | |
CN2576093Y (zh) | 带联动装置的摇摆椅 | |
GB2432520A (en) | Foot massager | |
JPH06240896A (ja) | 観覧席 | |
KR200344444Y1 (ko) | 복합 운동기구 | |
KR200289518Y1 (ko) | 전신 운동기 |