JPH07241219A - 競技観戦用座席 - Google Patents
競技観戦用座席Info
- Publication number
- JPH07241219A JPH07241219A JP3572294A JP3572294A JPH07241219A JP H07241219 A JPH07241219 A JP H07241219A JP 3572294 A JP3572294 A JP 3572294A JP 3572294 A JP3572294 A JP 3572294A JP H07241219 A JPH07241219 A JP H07241219A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- fixed
- watching
- support tube
- seat plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 座席そのものを回動できる構造とすることに
より、観戦時の疲労を防止でき、また外部操作によって
複数の座席を注目方向に一斉に回動できるようにする。 【構成】 一組の支持脚1上に前後に一対並設され、後
部側が固定され、前部側が横方向にスライド自在に支持
された支持管2,3と、支持管2,3上に並列状態に配
置され、かつこれら支持管2,3上に回動可能に支持さ
れた複数の座板5と、各座板5の上面に固定される座席
本体6とを備えたものである。
より、観戦時の疲労を防止でき、また外部操作によって
複数の座席を注目方向に一斉に回動できるようにする。 【構成】 一組の支持脚1上に前後に一対並設され、後
部側が固定され、前部側が横方向にスライド自在に支持
された支持管2,3と、支持管2,3上に並列状態に配
置され、かつこれら支持管2,3上に回動可能に支持さ
れた複数の座板5と、各座板5の上面に固定される座席
本体6とを備えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、視線方向に向けて回
動できるようにした競技観戦用座席に関するものであ
る。
動できるようにした競技観戦用座席に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、競技場などにおける観戦用座席
は、競技場内に向けて固定されている。
は、競技場内に向けて固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、競技内
容によっては観戦用座席に座っている身体方向と注目す
べき視線方向が一致しない場合があり、疲労の原因とな
る。
容によっては観戦用座席に座っている身体方向と注目す
べき視線方向が一致しない場合があり、疲労の原因とな
る。
【0004】例えば野球場などにおいては、通常ピッチ
ャーとキャッチャー間を凝視し、希にヒットやホームラ
ン等があればその打球方向や、走塁方向に目を転ずるの
で、競技場内の位置によっては、長時間注視する視線方
向に首や身体を捩ったままとしなければならない。
ャーとキャッチャー間を凝視し、希にヒットやホームラ
ン等があればその打球方向や、走塁方向に目を転ずるの
で、競技場内の位置によっては、長時間注視する視線方
向に首や身体を捩ったままとしなければならない。
【0005】この発明は以上の問題を解決するものであ
って、座席そのものを見やすい位置に向きを変更できる
ことにより、観戦時の疲労を防止できるようにした競技
観戦用座席を提供するものである。
って、座席そのものを見やすい位置に向きを変更できる
ことにより、観戦時の疲労を防止できるようにした競技
観戦用座席を提供するものである。
【0006】また、この発明は、外部操作によって複数
の座席を注目方向に一斉に回動できるようにした競技観
戦用座席を提供することを他の目的とする。
の座席を注目方向に一斉に回動できるようにした競技観
戦用座席を提供することを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、一組の支持脚上に前後に一対並設さ
れ、後部側が固定され、前部側が横方向にスライド自在
に支持された支持管と、これら支持管上に並列状態に配
置され、かつこれら支持管上に回動可能に支持された複
数の座板と、該各座板の上面に固定される座席本体とを
備えたことを特徴とするものである。
め、この発明は、一組の支持脚上に前後に一対並設さ
れ、後部側が固定され、前部側が横方向にスライド自在
に支持された支持管と、これら支持管上に並列状態に配
置され、かつこれら支持管上に回動可能に支持された複
数の座板と、該各座板の上面に固定される座席本体とを
備えたことを特徴とするものである。
【0008】また、前記座板が、横方向に対してスライ
ド自在な前部側支持管に対して前後方向にスライド自在
に支持されて回動可能とされたことを特徴とする。
ド自在な前部側支持管に対して前後方向にスライド自在
に支持されて回動可能とされたことを特徴とする。
【0009】さらに、前記前部側支持管に、前記座板に
そのスライド方向から係合する係合部材を設けたことを
特徴とする。
そのスライド方向から係合する係合部材を設けたことを
特徴とする。
【0010】
【作用】以上の構成によれば、座席本体は座板とともに
回動し、最も注視したい方向に座席を向けることができ
る。具体的には、座板を、横方向にスライドする前部側
支持管に対して前後方向にスライド可能に構成すれば、
簡単な構造で座席本体の向きを変えることができる。ま
た請求項3の構成を採用した場合には、前部側支持管を
スライド操作することによって複数の座席を一斉に注視
したい方向に向けることができる。
回動し、最も注視したい方向に座席を向けることができ
る。具体的には、座板を、横方向にスライドする前部側
支持管に対して前後方向にスライド可能に構成すれば、
簡単な構造で座席本体の向きを変えることができる。ま
た請求項3の構成を採用した場合には、前部側支持管を
スライド操作することによって複数の座席を一斉に注視
したい方向に向けることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を詳細に説明す
る。図1はこの発明にかかる競技観戦用座席の分解斜視
図、図2は同組立状態を示す側断面図である。
る。図1はこの発明にかかる競技観戦用座席の分解斜視
図、図2は同組立状態を示す側断面図である。
【0012】図における座席は、1つの席のみ図示して
いるが、実際は4席一体に連設されるものであり、左右
両側の支持脚1と、各支持脚1上の後部側に掛け渡され
て固定される固定支持管2と、各支持脚1上の前部側に
スライド可能に支持された可動支持管3と、後部側を固
定支持管2に回動中心点となるボルト4を介して取付け
られるとともに、前部側を可動支持管3に連結した座板
5と、座板5上に固定される座席本体6とを備えてい
る。
いるが、実際は4席一体に連設されるものであり、左右
両側の支持脚1と、各支持脚1上の後部側に掛け渡され
て固定される固定支持管2と、各支持脚1上の前部側に
スライド可能に支持された可動支持管3と、後部側を固
定支持管2に回動中心点となるボルト4を介して取付け
られるとともに、前部側を可動支持管3に連結した座板
5と、座板5上に固定される座席本体6とを備えてい
る。
【0013】座板5の後部下面において、固定支持管2
の外周には半分割状の取付ブロック7が固定され、ボル
ト4は、前記座板5とこの取付ブロック7及び固定支持
管2を貫通し、その下端をスプリングワッシャー8を介
してナット9を締め付けることで全体を結合している。
また、取付ブロック7と座板5との間において、ボルト
4の周囲にはナイロン,デルリンなどからなる滑り材1
0が介在され、回動時の摩擦力を低減している。
の外周には半分割状の取付ブロック7が固定され、ボル
ト4は、前記座板5とこの取付ブロック7及び固定支持
管2を貫通し、その下端をスプリングワッシャー8を介
してナット9を締め付けることで全体を結合している。
また、取付ブロック7と座板5との間において、ボルト
4の周囲にはナイロン,デルリンなどからなる滑り材1
0が介在され、回動時の摩擦力を低減している。
【0014】さらに座板5の前部下面には半分割状のス
ライドブロック11が固定され、これに設けた長孔11
aを前記可動支持管3に直交させて配置している。
ライドブロック11が固定され、これに設けた長孔11
aを前記可動支持管3に直交させて配置している。
【0015】このスライドブロック11の左右におい
て、前記可動支持管3の外周には摺接ブロック12が固
定され、可動支持管3を左右にスライド操作した状態で
これらがスライドブロック11の側部に当接して座板5
を横方向に押圧することによって、これをボルト4を回
動中心として回動できるようにしている。
て、前記可動支持管3の外周には摺接ブロック12が固
定され、可動支持管3を左右にスライド操作した状態で
これらがスライドブロック11の側部に当接して座板5
を横方向に押圧することによって、これをボルト4を回
動中心として回動できるようにしている。
【0016】以上の構成において、可動支持管3を中立
位置に固定しておいた場合には、図3(a)に示すよう
に4つの座席本体6は全て競技場内の正面に向けて固定
される。
位置に固定しておいた場合には、図3(a)に示すよう
に4つの座席本体6は全て競技場内の正面に向けて固定
される。
【0017】この状態から可動支持管3を左右に移動さ
せることにより、図3(b)または(c)に示すよう
に、各座席本体6はボルト4を回動中心として一斉に右
または左側に向きを変える。この場合における最大回動
角度は各座席本体6同士の離間間隔に応じて設定され、
触れ合うことのないようにストッパ等の規制手段が設け
られる。
せることにより、図3(b)または(c)に示すよう
に、各座席本体6はボルト4を回動中心として一斉に右
または左側に向きを変える。この場合における最大回動
角度は各座席本体6同士の離間間隔に応じて設定され、
触れ合うことのないようにストッパ等の規制手段が設け
られる。
【0018】したがって、この実施例では最も視線の集
中する方向に各座席本体6を一斉に向けることができ
る。可動支持管3のスライド操作は競技場の係員が競技
内容に応じて予め行ない、その位置に可動支持管3をロ
ックしておいても良いし、観客自身が見やすい方向に応
じて操作しても良い。
中する方向に各座席本体6を一斉に向けることができ
る。可動支持管3のスライド操作は競技場の係員が競技
内容に応じて予め行ない、その位置に可動支持管3をロ
ックしておいても良いし、観客自身が見やすい方向に応
じて操作しても良い。
【0019】また、以上の場合には半固定式で向きの変
更を行うのであるが、前記可動支持管3を競技の進行に
応じて最も注目を集める方向に向けて自動的に操作する
手段を設けても良い。例えば野球場などにおいて、前記
座席が左翼席内野側の場合において通常はピッチャー−
キャッチャー方向に座席本体6を向けておき(図3
(c)参照)、走者が出たら中立とし(図3(a)参
照)、ホームランが出たら、その打球方向に向ける(図
3(b)参照)等の制御を行なうこともできる。
更を行うのであるが、前記可動支持管3を競技の進行に
応じて最も注目を集める方向に向けて自動的に操作する
手段を設けても良い。例えば野球場などにおいて、前記
座席が左翼席内野側の場合において通常はピッチャー−
キャッチャー方向に座席本体6を向けておき(図3
(c)参照)、走者が出たら中立とし(図3(a)参
照)、ホームランが出たら、その打球方向に向ける(図
3(b)参照)等の制御を行なうこともできる。
【0020】さらには、各座席毎に個々自由に回動する
ようにもできる。この場合には前記実施例において、摺
接ブロック12を取り除けば各座席本体6は自由に回動
でき、個人で見たい方向に体を向ければ良いものとな
る。
ようにもできる。この場合には前記実施例において、摺
接ブロック12を取り除けば各座席本体6は自由に回動
でき、個人で見たい方向に体を向ければ良いものとな
る。
【0021】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この発明による競技観戦用座席にあっては、座席本
体は回動可能であり、身体をその方向に向ければ、座席
本体もその方向に向き、首や身体を捩ることがないた
め、これらの捩りによる疲労を防止できる。
に、この発明による競技観戦用座席にあっては、座席本
体は回動可能であり、身体をその方向に向ければ、座席
本体もその方向に向き、首や身体を捩ることがないた
め、これらの捩りによる疲労を防止できる。
【0022】また前部側支持管により一斉に複数の座席
本体を回動する構造では外部操作により各座席本体をそ
の注目方向に回動させることができ、観戦者自体が身体
を視線方向に向ける必要もない利点がある。
本体を回動する構造では外部操作により各座席本体をそ
の注目方向に回動させることができ、観戦者自体が身体
を視線方向に向ける必要もない利点がある。
【図1】この発明にかかる競技観戦用座席の実施例の分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】同組立状態を示す断面図である。
【図3】(a),(b),(c)は同座席の中立位置と
左右回動操作時における回動方向を示す平面図である。
左右回動操作時における回動方向を示す平面図である。
1 支持脚 2 固定支持管 3 可動支持管 4 ボルト 5 座板 6 座席本体 11 スライドブロック 12 摺接ブロック
Claims (3)
- 【請求項1】 一組の支持脚上に前後に一対並設され、
後部側が固定され、前部側が横方向にスライド自在に支
持された支持管と、これら支持管上に並列状態に配置さ
れ、かつこれら支持管上に回動可能に支持された複数の
座板と、該各座板の上面に固定される座席本体とを備え
たことを特徴とする競技観戦用座席。 - 【請求項2】 前記座板が、横方向に対してスライド自
在な前部側支持管に対して前後方向にスライド自在に支
持されて回動可能とされたことを特徴とする請求項1に
記載の競技観戦用座席。 - 【請求項3】 前記前部側支持管に、前記座板にそのス
ライド方向から係合する係合部材を設けたことを特徴と
する請求項1または2に記載の競技観戦用座席。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3572294A JPH07241219A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 競技観戦用座席 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3572294A JPH07241219A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 競技観戦用座席 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07241219A true JPH07241219A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12449755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3572294A Pending JPH07241219A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | 競技観戦用座席 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07241219A (ja) |
-
1994
- 1994-03-07 JP JP3572294A patent/JPH07241219A/ja active Pending
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