JPH07240910A - スクランブル放送受信装置 - Google Patents

スクランブル放送受信装置

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Publication number
JPH07240910A
JPH07240910A JP6030073A JP3007394A JPH07240910A JP H07240910 A JPH07240910 A JP H07240910A JP 6030073 A JP6030073 A JP 6030073A JP 3007394 A JP3007394 A JP 3007394A JP H07240910 A JPH07240910 A JP H07240910A
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JP
Japan
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scrambled
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Application number
JP6030073A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Shigihara
秀郎 鴫原
Katsunori Tanaka
克則 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6030073A priority Critical patent/JPH07240910A/ja
Publication of JPH07240910A publication Critical patent/JPH07240910A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクランブル放送受信装置の前段にVTRを
配し、VTRの内部の選局手段にて選局する構成とした
場合にも、選局時に誤動作することなく、常に正常な映
像信号を復号できること。 【構成】 スクランブル放送受信装置の入力端子51の
前段に配したVTRで選局を行う場合にも、選局時に復
調回路53からのスクランブル放送信号の同期信号が途
切れることに着目し、同期検出回路63によって同期信
号が途切れた後再び入力したことが検出されたときにリ
セットパルスを発生させ、パケット処理回路61に対し
てリセットをかければ、デスクランブル回路57を通過
する新たに選局されたスクランブル放送に対して新たな
PN信号を供給でき、或いはノンスクランブル放送受信
時は、デスクランブル回路57を通過する新たに選局さ
れたノンスクランブル放送に対してPN信号を供給しな
いようにできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクランブル放送受信装
置に係り、特にRFのスクランブル放送信号を受信し復
調して得られるクランブル放送信号をデスクランブルし
て出力するスクランブル放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、スクランブル放送(特定の視聴者
のみに視聴が許可される放送)が開始され、このスクラ
ンブル放送を受信するための受信装置が普及しつつあ
る。このようなスクランブル放送装置を用いたスクラン
ブル放送においては、視聴契約をしている視聴者(以
下、視聴契約者という)以外の者(以下、非契約者とい
う)が視聴できないように放送局では映像,音声信号を
符号化あるいは暗号化(以下、スクランブルという)し
て送信するようにしている。また、視聴契約者は、この
スクランブルした信号を元の映像,音声信号に戻す復号
化(以下、デスクランブルという)するためのスクラン
ブルデコーダを有する受信装置を使用して信号を元に戻
して視聴することが可能であり、一方、非契約者はデス
クランブルできず視聴することができない。
【0003】このようなスクランブル放送システムの一
例を日本国内で現在運用されている有料衛星放送方式の
一つであるCOATEC(COATEC:Conditional Access
Technology研究所)方式を例に説明する。
【0004】送信側放送局の送信機では、スクランブラ
を用いて映像,音声信号をスクランブルする。そして、
送信機からは、受信側装置で受信中の番組がスクランブ
ル放送かノンスクランブル放送であるのかを判断できる
ようにするため、音声信号に多重してスクランブルフラ
グVSを受信側へ送出している。
【0005】また、このシステムでは、送信機と受信装
置は同一のPN(Pseudorandom Noise)信号(擬似ラン
ダム信号)を発生するPN発生器をそれぞれ持ち、その
PN発生器へ同じPN初期値を映像,音声信号に対し同
じタイミングでセットして全く同一のPN信号を得るよ
うにしている。
【0006】このPN初期値をセットするタイミング信
号として、スクランブルタイミングTSがある。送信機
では、スクランブルタイミングTSを音声信号に多重し
て受信側に送出している。
【0007】さらに、上述したシステムでは、暗号キー
と、関連情報パケット(番組情報,制御情報,個別情報
及びメッセージ情報)を用いて、不正視聴に対処する方
法が採用されている。
【0008】番組情報,制御情報,個別情報及びメッセ
ージ情報の詳細は、有料衛星放送の電気通信技術審議会
答申(第48頁乃至57頁参照)にあるため説明は省略
する。
【0009】これら、番組情報,制御情報,個別情報及
びメッセージ情報は、前述のスクランブルフラグVS及
びスクランブルタイミングTSと音声信号に時分割多重
され、さらに映像信号と周波数分割多重され受信側へ送
信される。
【0010】ところで、COATEC方式の有料衛星放
送の送信機から送信された電波を放送衛星(BSとい
う)を経由し、アンテナを介してCATV(Community
Antenna TV、Cable TV)や共聴受信システム等のヘ
ッドエンドに供給し、ヘッドエンドからケーブルを介し
て各視聴契約者の受信装置に個別に配信する共同受信シ
ステムが提案されている。該システムについては、本件
出願人が平成4年3月31日に特許出願した「有料放送
装置」(特願平4−77936号明細書)がある。
【0011】図13は上記の特許出願に関する有料衛星
放送システムを示している。送信機(放送局)100か
ら送信されたBS放送電波は、BS1を経由し、共同受
信用のBSアンテナ2で受信され、ヘッドエンド3に送
られる。
【0012】ヘッドエンド3では、BSチューナでFM
検波しさらにスクランブル映像信号とビットストリーム
の分離を行い、さらにビットストリームから、スクラン
ブル音声信号とデスクランブルに係る信号(スクランブ
ルタイミングTS及びスクランブルフラグVS)及び関
連情報パケット(番組情報,制御情報,個別情報及びメ
ッセージ情報)を分離した後、前記デスクランブルに係
る信号をパケット化し、このパケット化されたデスクラ
ンブルに係るパケットを前記関連情報パケットと時分割
多重した後、前記スクランブル映像信号の垂直ブランキ
ング期間(以下、VBIという)の特定の複数のライン
(例えば、映像信号の第1フィールドの第17,19ラ
イン及び第2フィールドの第280,282ライン)に
多重化(重畳)し、さらにこのVBI多重化したスクラ
ンブル映像信号と、前記スクランブル音声信号をデスク
ランブルした信号とをそれぞれ再変調しかつ周波数多重
して、高周波(RF)のスクランブル放送信号としてケ
ーブル4に送出する。
【0013】ケーブル4には各ユーザーの複数のVBI
多重化に対応するスクランブル放送受信装置5が接続し
ている。受信装置5では、ケーブル4からのRFのスク
ランブル放送信号をVHF・UHFチューナで選局した
後、AM検波を行いかつスクランブル映像信号と音声信
号の分離を行い、さらにスクランブル映像信号のVBI
に多重された情報パケットを分離した後、分離された情
報パケットに基づいて前記スクランブル映像信号をデス
クランブルする。なお、前記音声信号はさらに音声復調
される。復調された映像信号及び音声信号は図示しない
テレビジョン受像機(TV)に供給される。
【0014】図14は上記スクランブル放送受信装置5
の構成の一例を示している。図14において、前記ヘッ
ドエンド3からのRFのスクランブル放送信号が入力端
子51を経てチューナ52に入力されている。チューナ
52は、選局回路55からの選局データを用いて選局が
行う一方周波数変換して中間周波信号とし、復調回路5
3に供給する。復調回路53では、AM検波した後スク
ランブル映像信号と音声信号の分離を行い、スクランブ
ル映像信号をスクランブルデコーダ54に供給する。ス
クランブルデコーダ54は、復調された前記スクランブ
ル映像信号をA/D変換するA/D変換器56と、A/
D変換されたスクランブル映像信号をPN信号(擬似ラ
ンダム信号)を用いてデスクランブルするデスクランブ
ル回路57と、デスクランブルされた映像信号をD/A
変換するD/A変換器58と、復調回路53からのスク
ランブル映像信号を入力しそのVBI期間に重畳された
スクランブル情報を分離する文字多重処理回路60と、
分離されたスクランブル情報を解読し、この情報からス
クランブルタイミングTS,スクランブルフラグVS及
び関連情報パケットを分離し、分離されたこれらのデー
タをリセットパルスが供給されるまでの間保持し、リセ
ットパルス入力によって保持データを次段回路62に出
力するパケット処理回路61と、分離されたこれらのデ
ータに基づいてスクランブル解読のためのPN信号(擬
似ランダム信号)を発生し、前記デスクランブル回路5
7に供給するセキュリティ回路62とで構成されてい
る。なお、前記選局回路55は、図示しない操作手段か
らの選局リクエストに基づき前記チューナ52に対して
選局動作(チャンネルアップダウン選局或いはダイレク
ト選局)を行った場合には、選局回路55から選局デー
タのほかにリセットパルス(BSC信号)を出力し、前
記パケット処理回路61にリセットをかけるようになっ
ている。
【0015】次に、図14の動作を説明する。入力端子
51にRFのスクランブル放送信号が入力され、選局回
路55からの選局データによりチューナ52でスクラン
ブル放送信号のチャンネルが受信されている場合につい
て説明する。チューナ52からのスクランブル放送信号
は復調回路53で復調され、復調されたスクランブル映
像信号はA/D変換器56を介してデスクランブル回路
57に供給される一方文字多重処理回路60に供給され
る。文字多重処理回路60では、VBI期間に重畳され
たスクランブル情報を分離し、パケット処理回路61に
供給する。パケット処理回路61は、前述のように分離
されたスクランブル情報からスクランブルタイミングT
S,スクランブルフラグVS及び関連情報パケットを分
離する機能を有するが、図示しない操作手段からのチャ
ンネル切換え指示によって選局回路55に対して選局リ
クエストを生じた場合には、選局回路55からリセット
パルスが出力されてパケット処理回路61に印加され
る。これによってパケット処理回路61にリセットがか
かり、パケット処理回路61からセキュリティ回路62
に対して新たに選局したチャンネルのパケットデータが
転送され、セキュリティ回路62は更新され、セキュリ
ティ回路62からは新たなPN信号が出力されて、デス
クランブル回路57に供給される。デスクランブル回路
57では、そのPN信号を用いて、選局されたスクラン
ブル放送の映像信号をデスクランブル処理する。なお、
入力端子51に入力されるRF信号がスクランブル放送
信号でない場合は、チューナ52及び復調回路53にて
復調される映像信号にはVBI期間にスクランブル情報
を含んでいないため、セキュリティ回路62はPN信号
を生成せず、従って復調回路53からの映像信号はデス
クランブル回路57でデスクランブル処理されることな
くそのままま出力端子62に出力される。
【0016】ところで、いま、上記受信装置5の前段
に、図15に示すように例えばビデオテープレコーダ
(VTR)8を配し、VTR8の入力端子7に前記ヘッ
ドエンド3からのRF信号を入力し、VTR8から特定
の空きチャンネル(例えば2チャンネル)に周波数変換
したRF信号を出力させ、このRF出力を受信装置5の
入力端子51に入力する構成とし、選局はVTR8内の
選局手段にて行う場合には、次のような不具合が生じ
る。
【0017】このように受信装置5とVTR8とを組み
合わせた場合には、VTR8内の選局手段が使用され、
受信装置5内の選局回路55は選局手段として利用され
ない。このため、VTR8による選局を行っても受信装
置5内の選局回路55からはリセットパルスが出力され
ずセキュリテイ回路62は以前の状態を維持し続ける結
果、誤動作する。
【0018】例えば、現在、受信装置5にVTR8を通
してスクランブル放送信号が入力されている時に、VT
R8内の選局手段で現在のスクランブルのかかった放送
のチャンネルから、スクランブルのかかっていない放送
のチャンネルに切り換えた場合、パケット処理回路61
にはこのチャンネル切換え時にリセットパルスが供給さ
れないので、セキュリテイ回路62はチャンネル切換え
前と同様にPN信号を発生し続けてデスクランブル回路
57に供給する。このため、このときデスクランブル回
路57を通過するスクランブルのかかっていない映像信
号(ノンスクランブル映像信号)に対してスクランブル
をかけてしまい、画面が乱れるという問題があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のス
クランブル放送受信装置では、受信装置の前段にVTR
を配し、VTR内の選局手段にて選局する構成とした場
合には、受信装置内の選局回路は選局手段として利用さ
れないために、前段のVTRで選局を行っても受信装置
内の選局回路からはリセットパルスが出力されず、セキ
ュリテイ回路はリセットされないのでデスクランブル回
路が誤動作し、画面が乱れるという問題があった。
【0020】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、スク
ランブル放送受信装置の前段にVTRを配し、VTRの
内部の選局手段にて選局する構成とした場合にも、選局
時に誤動作することなく、常に正常な映像信号を復号で
きるスクランブル放送受信装置を提供することを目的と
するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
受信されるスクランブル放送信号をデスクランブルして
出力するスクランブル放送受信装置において、前記スク
ランブル放送信号に多重されている、当該スクランブル
放送信号をデスクランブルするためのデータを分離し、
該データに基づいてデスクランブル用信号を生成するデ
スクランブル用信号生成手段と、前記デスクランブル用
信号を用いて前記スクランブル放送信号をデスクランブ
ルするデスクランブル手段と、前記スクランブル放送信
号の同期信号の有無を検出し、前記デスクランブル用信
号生成手段をリセットするためのリセット信号を発生す
る同期検出手段とを具備したものである。
【0022】請求項2記載の発明は、受信されるスクラ
ンブル放送信号をデスクランブルして出力するスクラン
ブル放送受信装置において、前記スクランブル放送信号
に多重されている、当該スクランブル放送信号をデスク
ランブルするためのデータを分離し、該データに基づい
てデスクランブル用信号を生成するデスクランブル用信
号生成手段と、前記デスクランブル用信号を用いて前記
スクランブル放送信号をデスクランブルするデスクラン
ブル手段と、前記スクランブル放送信号に多重されてい
る前記データの有無を検出し、前記デスクランブル用信
号生成手段をリセットするためのリセット信号を発生す
るデータ検出手段とを具備したものである。
【0023】請求項3記載の発明は、受信されるスクラ
ンブル放送信号をデスクランブルして出力するスクラン
ブル放送受信装置において、前記スクランブル放送信号
に多重されている、当該スクランブル放送信号をデスク
ランブルするためのデータを分離し、該データに基づい
てデスクランブル用信号を生成するデスクランブル用信
号生成手段と、前記デスクランブル用信号を用いて前記
スクランブル放送信号をデスクランブルするデスクラン
ブル手段と、前記スクランブル放送信号の同期信号の有
無を検出し、前記デスクランブル用信号生成手段をリセ
ットするためのリセット信号を発生する同期検出手段
と、前記スクランブル放送信号に多重されているデータ
の有無を検出し、前記デスクランブル用信号生成手段を
リセットするためのリセット信号を発生するデータ検出
手段と、前記同期検出手段からのリセット信号と前記デ
ータ検出手段からのリセット信号との論理和をとり、前
記デスクランブル用信号生成手段に供給する手段とを具
備したものである。
【0024】請求項4記載の発明は、RFのスクランブ
ル放送信号を受信し復調して得られるスクランブル放送
信号をデスクランブルして出力するスクランブル放送受
信装置において、RFのスクランブル放送信号を受信し
選局を行い、かつ選局された放送信号を復調する復調手
段と、この復調手段からのスクランブル放送信号に多重
されている、当該スクランブル放送信号をデスクランブ
ルするためのデータを分離し、該データに基づいてデス
クランブル用信号を生成するデスクランブル用信号生成
手段と、前記デスクランブル用信号を用いて前記復調手
段からのスクランブル放送信号をデスクランブルするデ
スクランブル手段と、選局リクエストがあったときに、
選局データを発生して前記復調手段に供給する一方前記
デスクランブル用信号生成手段をリセットするためのリ
セット信号を発生する選局手段と、前記復調手段からの
スクランブル放送信号の同期信号の有無を検出し、前記
デスクランブル用信号生成手段をリセットするためのリ
セット信号を発生する同期検出手段と、前記選局手段か
らのリセット信号と前記同期検出手段からのリセット信
号との論理和をとり、前記デスクランブル用信号生成手
段に供給する手段とを具備したものである。
【0025】請求項5記載の発明は、RFのスクランブ
ル放送信号を受信し復調して得られるスクランブル放送
信号をデスクランブルして出力するスクランブル放送受
信装置において、RFのスクランブル放送信号を受信し
選局を行い、かつ選局された放送信号を復調する復調手
段と、この復調手段からのスクランブル放送信号に多重
されている、当該スクランブル放送信号をデスクランブ
ルするためのデータを分離し、該データに基づいてデス
クランブル用信号を生成するデスクランブル用信号生成
手段と、前記デスクランブル用信号を用いて前記復調手
段からのスクランブル放送信号をデスクランブルするデ
スクランブル手段と、選局リクエストがあったときに、
選局データを発生して前記復調手段に供給する一方前記
デスクランブル用信号生成手段をリセットするためのリ
セット信号を発生する選局手段と、前記復調手段からの
スクランブル放送信号に多重されている前記データの有
無を検出し、前記デスクランブル用信号生成手段をリセ
ットするためのリセット信号を発生するデータ検出手段
と、前記選局手段からのリセット信号と前記データ検出
手段からのリセット信号との論理和をとり、前記デスク
ランブル用信号生成手段に供給する手段とを具備したも
のである。
【0026】請求項6記載の発明は、RFのスクランブ
ル放送信号を受信し復調して得られるスクランブル放送
信号をデスクランブルして出力するスクランブル放送受
信装置において、RFのスクランブル放送信号を受信し
選局を行い、かつ選局された放送信号を復調する復調手
段と、この復調手段からのスクランブル放送信号に多重
されている、当該スクランブル放送信号をデスクランブ
ルするためのデータを分離し、該データに基づいてデス
クランブル用信号を生成するデスクランブル用信号生成
手段と、前記デスクランブル用信号を用いて前記復調手
段からのスクランブル放送信号をデスクランブルするデ
スクランブル手段と、選局リクエストがあったときに、
選局データを発生して前記復調手段に供給する一方前記
デスクランブル用信号生成手段をリセットするためのリ
セット信号を発生する選局手段と、前記復調手段からの
スクランブル放送信号の同期信号の有無を検出し、前記
デスクランブル用信号生成手段をリセットするためのリ
セット信号を発生する同期検出手段と、前記復調手段か
らのスクランブル放送信号に多重されている前記データ
の有無を検出し、前記デスクランブル用信号生成手段を
リセットするためのリセット信号を発生するデータ検出
手段と、前記選局手段からのリセット信号と前記同期検
出手段からのリセット信号と前記データ検出手段からの
リセット信号との論理和をとり、前記デスクランブル用
信号生成手段に供給する手段とを具備したものである。
【0027】
【作用】請求項1記載の発明によれば、スクランブル放
送受信装置の前段にVTRを配し、VTRからのビデオ
出力を入力してVTRで選局を行う場合にも、選局時に
は、スクランブル放送信号の同期信号が途切れることに
着目し、同期検出手段によって同期信号が途切れた後再
び入力したことが検出されたときにリセットパルスを発
生し、これによりデスクランブル用信号生成手段に対し
てリセットをかければ、デスクランブル手段を通過する
新たに選局されたスクランブル放送に対して新たなデス
クランブル用信号を供給でき、或いはノンスクランブル
放送受信時は、新たに選局されたノンスクランブル放送
に対してデスクランブル用信号を供給しないようにでき
る。
【0028】請求項2記載の発明によれば、スクランブ
ル放送受信装置の前段にVTRを配し、VTRからのビ
デオ出力を入力してVTRで選局を行う場合にも、選局
時には、スクランブル放送信号に多重されているスクラ
ンブル情報が途切れることに着目し、データ検出手段に
よってスクランブル放送信号に多重されているスクラン
ブル情報が途切れた後再び入力したことが検出されたと
きにリセットパルスを発生させ、これによりデスクラン
ブル用信号生成手段に対してリセットをかければ、デス
クランブル手段を通過する新たに選局されたスクランブ
ル放送に対して新たなデスクランブル用信号を供給でき
る。
【0029】請求項3記載の発明によれば、同期検出手
段からのリセット出力とデータ検出手段からのリセット
出力との論理和をとり、デスクランブル用信号生成手段
に供給するので、スクランブル放送受信装置の前段にV
TRを配してVTRで選局を行った時のリセットパルス
発生をより確実に行うことができる。これは、同期信号
検出とVBI期間のデータ検出とは、同じスクランブル
放送信号上における時間的に異なった部分を検出するも
のであり、ノイズ等の影響を受けにくくなるからであ
る。
【0030】請求項4記載の発明によれば、RFのスク
ランブル放送信号を入力するスクランブル放送受信装置
の前段にVTRを配し、VTRからのRF出力をスクラ
ンブル放送受信装置に入力し、VTRで選局を行う場合
にも、選局時には、復調手段で復調されたスクランブル
放送信号の同期信号が途切れることに着目し、同期検出
手段によって同期信号が途切れた後再び入力したことが
検出されたときにリセットパルスを発生し、これにより
デスクランブル用信号生成手段に対してリセットをかけ
れば、デスクランブル手段を通過する新たに選局された
スクランブル放送に対して新たなデスクランブル用信号
を供給でき、或いはノンスクランブル放送受信時は、新
たに選局されたノンスクランブル放送に対してデスクラ
ンブル用信号を供給しないようにできる。また、前段に
VTRを配しない状態では、受信装置内部の選局手段に
対して選局指示すれば、その選局手段からデスクランブ
ル用信号生成手段にリセットパルスが供給され、従来通
りに選局切換えが実行できる。
【0031】請求項5記載の発明によれば、RFのスク
ランブル放送信号を入力するスクランブル放送受信装置
の前段にVTRを配し、VTRからのRF出力をスクラ
ンブル放送受信装置に入力し、VTRで選局を行う場合
にも、選局時には、復調手段で復調されたスクランブル
放送信号に多重されているスクランブル情報が途切れる
ことに着目し、データ検出手段によってスクランブル放
送信号に多重されているスクランブル情報が途切れた後
再び入力したことが検出されたときにリセットパルスを
発生させ、これによりデスクランブル用信号生成手段に
対してリセットをかければ、デスクランブル手段を通過
する新たに選局されたスクランブル放送に対して新たな
デスクランブル用信号を供給できる。また、前段にVT
Rを配しない状態では、受信装置内部の選局手段に対し
て選局指示すれば、その選局手段からデスクランブル用
信号生成手段にリセットパルスが供給され、従来通りに
選局切換えが実行できる。
【0032】請求項6記載の発明によれば、同期検出手
段からのリセット出力とデータ検出手段からのリセット
出力との論理和をとり、デスクランブル用信号生成手段
に供給するので、スクランブル放送受信装置の前段にV
TRを配してVTRで選局を行った時のリセットパルス
発生をより確実に行うことができる。これは、同期信号
検出とVBI期間のデータ検出とは、同じスクランブル
放送信号上における時間的に異なった部分を検出するも
のであり、ノイズ等の影響を受けにくくなるからであ
る。また、前段にVTRを配しない状態では、受信装置
内部の選局手段に対して選局指示すれば、その選局手段
からデスクランブル用信号生成手段にリセットパルスが
供給され、従来通りに選局切換えが実行できる。
【0033】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の第1の実施例に係るスクランブル放送受信
装置を示すブロック図である。図14と同一部分には同
一符号を付記して説明する。
【0034】図1において、図示しないヘッドエンドか
らRFのスクランブル放送信号が入力端子51を経てチ
ューナ52及び復調回路53から成る復調手段に入力さ
れている。チューナ52は、RFのスクランブル放送信
号を入力し、選局回路55からの選局データを用いて選
局が行う一方RF信号を周波数変換して中間周波信号と
し、復調回路53に供給する。復調回路53では、チュ
ーナ52の出力を復調(AM検波)した後復調信号から
スクランブル映像信号と音声信号の分離を行い、スクラ
ンブル映像信号をスクランブルデコーダ54に供給し、
音声信号は図示しない音声復調回路に供給する。
【0035】スクランブルデコーダ54は、復調された
前記スクランブル映像信号をデスクランブルするデスク
ランブル手段と、復調された前記スクランブル放送信号
に多重されている、当該スクランブル放送信号をデスク
ランブルするためのデータを分離し、そのデータに基づ
いてデスクランブル用信号を生成するデスクランブル用
信号生成手段とから構成されている。
【0036】さらに、前記デスクランブル手段は、復調
された前記スクランブル映像信号をA/D変換するA/
D変換器56と、A/D変換されたスクランブル映像信
号をPN信号(擬似ランダム信号)を用いてデスクラン
ブルするデスクランブル回路57と、デスクランブルさ
れた映像信号をD/A変換するD/A変換器58とで構
成されている。また、前記デスクランブル用信号生成手
段は、復調回路53からのスクランブル映像信号を入力
しそのVBI期間に重畳されたスクランブル情報を分離
する文字多重処理回路60と、分離されたスクランブル
情報を解読し、この情報からスクランブルタイミングT
S,スクランブルフラグVS及び関連情報パケットを分
離し、分離されたこれらのデータをリセットパルスが供
給されるまでの間保持し、リセットパルス入力によって
保持データを次段回路62に出力するパケット処理回路
61と、パケット処理回路61からのデータを受けてス
クランブル解読のためのPN信号(擬似ランダム信号)
を発生し、前記デスクランブル回路57に供給するセキ
ュリティ回路62とで構成されている。
【0037】前記選局回路55は例えば選局用マイクロ
コンピュータで構成され、図示しない操作手段からの選
局リクエストに基づき前記チューナ52に対して選局動
作(チャンネルアップダウン選局或いはダイレクト選
局)を行うが、このとき、選局回路55はチューナ52
に対して選局データを出力するほかに前記パケット処理
回路61に対してリセットパルス(BSC信号)を出力
するようになっている。
【0038】さらに、本実施例では、同期検出回路63
を設けて、復調回路53からのスクランブル放送信号を
同期検出回路63に供給する構成としている。同期検出
回路63は、復調回路53からのスクランブル放送信号
に含まれる同期信号が無くなり再び新しく入力されたこ
とを検出した時に、前記パケット処理回路61に対して
リセットパルス(BSC信号)を出力するようになって
いる。
【0039】そして、前記選局回路55からのリセット
パルスと前記同期検出回路63からのリセットパルス
は、オア回路64の2つの入力端子に供給され、そのオ
ア出力(論理和出力)が前記パケット処理回路61のリ
セット端子に供給されるようになっている。
【0040】次に、図1の動作を図2のフローチャー
ト、図3及び図4のタイムチャートを参照して説明す
る。まず、図1のスクランブル放送受信装置の入力端子
51に、図示しないヘッドエンドから直接(VTRを介
さず)、RFのスクランブル放送信号が入力され、選局
回路55からの選局データによりチューナ52でスクラ
ンブル放送信号のチャンネルが受信されている場合につ
いて説明する。
【0041】チューナ52でチャンネル選局されている
スクランブル放送信号は復調回路53で復調され、復調
されたスクランブル映像信号はA/D変換器56を介し
てデスクランブル回路57に供給される一方文字多重処
理回路60に供給される。文字多重処理回路60では、
VBI期間に重畳されたスクランブル情報を分離し、パ
ケット処理回路61に供給する。パケット処理回路61
は、前述のように分離されたスクランブル情報からスク
ランブルタイミングTS,スクランブルフラグVS及び
関連情報パケットを分離し、分離されたこれらのデータ
をリセットパルスが供給されるまでの間保持し、リセッ
トパルス入力によって保持データを次段のセキュリテイ
回路62に供給する。
【0042】このときの動作は、図2のステップS1 〜
S4 に示される。図2のステップS1 に示すように、選
局回路55では、図示しない操作手段によるチャンネル
切換え等の選局リクエストがあるか否かを判定してお
り、選局リクエストがあると、ステップS2 に示すよう
に、音声ミュート信号及び映像ミュート信号を発生して
図示しない音声ミュート回路及び映像ミュート回路に供
給する一方リセット信号(BSC信号)としてハイレベ
ル信号(Hレベル)を出力しオア回路64を経てパケッ
ト処理回路61のリセット端子に供給する。同時に、選
局回路55は選局データをチューナ52のチューニング
端子に供給してチューナ52に選局動作を行わせる(ス
テップS3 )。前記リセット信号(BSC信号)につい
ては、一定時間経過後にローレベル(Lレベル)とし、
リセット期間を終了する(ステップS4 )。
【0043】このように、選局回路55に対して選局リ
クエストを生じた場合には、選局回路55からリセット
パルスが出力されてパケット処理回路61に印加され
る。これによってパケット処理回路61にリセットがか
かり、パケット処理回路61からセキュリティ回路62
に対して新たに選局したチャンネルのパケットデータが
転送され、セキュリティ回路62は更新され、このデー
タに基づいてセキュリティ回路62からは新たなPN信
号が出力されて、デスクランブル回路57に供給され
る。デスクランブル回路57では、そのPN信号を用い
て、選局されたスクランブル放送の映像信号をデスクラ
ンブル処理し、出力端子59に映像信号として出力す
る。
【0044】次に、図1のスクランブル放送受信装置の
前段に、VTRを配し、VTRの入力端子に図示しない
ヘッドエンドからのRFのスクランブル放送信号を入力
し、VTRから特定の空きチャンネル(例えば2チャン
ネル)に周波数変換したRF信号を出力させ、このRF
出力を受信装置の入力端子51に入力する構成とした場
合について説明する。このとき、受信装置内のチューナ
52は選局回路55により2チャンネルに固定されてお
り、選局(放送チャンネルの切換え)は前段のVTR内
の選局手段にて行う。いま、スクランブル放送信号のチ
ャンネルが受信されているとする。
【0045】このような場合は、たとえVTR側で選局
(チャンネル切換え)を行ったとしても、図1の選局回
路55は2チャンネルに固定されており選局回路55に
対しては選局リクエストを生じることがない。従って、
図2のステップS1 において、選局回路55に対しては
選局リクエストが無く、ステップS5 及びS6 の動作と
なる。ステップS5 及びS6 は、同期検出回路63で同
期信号が無くなり再び入力したことが検出されたとき
(即ち、VTR側で選局が行われたとき)、一定時間幅
のリセット信号(BSC信号)を出力することを示して
いる。ステップS5 で、同期信号が一旦途切れた後新し
く検出されなければ(VTR側で選局が行われなけれ
ば)、パケット処理回路61にはリセット信号が供給さ
れないので、セキュリテイ回路62は以前の状態を維持
し続ける。
【0046】図3に、図2のステップS1 〜S4 の動作
に対応した通常選局時のタイムチャートを示す。横軸は
時間tを、縦軸は信号レベルを示している。矢示(↑)
は選局リクエスト及び選局が行われたことを示す。図3
に示すように、「選局リクエスト」があってから、一定
時間経過後に「音声ミュート信号」,「映像ミュート信
号」及び「リセット信号(BSC信号)」が出力され、
その直後に「選局」が行われている。なお、音声ミュー
ト信号期間,映像ミュート信号期間及びリセット信号期
間はそれぞれ、予め定めた所定の時間となっている。
【0047】図4に、図2のステップS5 及びS6 の動
作に対応したVTR選局時のタイムチャートを示す。横
軸は時間tを、縦軸は信号レベルを示している。図4に
示すように、VTR側で選局(チャンネル切換え)が行
われると、同期検出回路63に入力される「同期検出信
号」は一旦途切れ、その後再び入力される。このとき、
同期検出回路63は、同期信号が新しく入力されたこと
を検出すると、一定時間幅の「リセット信号(BSC信
号)」を出力する。
【0048】図5は本発明の第2の実施例のスクランブ
ル放送受信装置を示すブロック図である。
【0049】図5に示す実施例は、図1における同期検
出回路63に代えて、データ検出回路65を設けた構成
とするものである。データ検出回路65は、前記文字多
重処理回路60で分離されたスクランブル情報を入力
し、前記復調回路53からのスクランブル放送信号のV
BI期間内の特定ライン(第17,19ライン及び第2
80,282ライン)に重畳されているデータの有無を
検出し、これに基づいて前記パケット処理回路61をリ
セットするためのリセット信号を発生するものである。
データ検出回路65からのリセット出力と選局回路55
からのリセット出力とは、オア回路64の2つの入力端
子に供給され、そのオア出力(論理和出力)がパケット
処理回路61に供給されるようになっている。その他の
構成は、図1の実施例と同様である。
【0050】このような構成によれば、スクランブル放
送受信装置の前段にVTRを配してVTRで選局を行う
場合であっても、選局時(チャンネル切換え時)には、
復調回路53からのスクランブル放送信号は途切れる、
即ちスクランブル放送信号にVBI多重されているデー
タは途切れるので、これをデータ検出回路65で検出す
る。データ検出回路65は、スクランブル放送信号のV
BI期間内の特定ラインに多重されているデータの有無
を見ており、該データが途切れた後再び入力したことが
検出されたときにリセットパルスを発生させ、パケット
処理回路61にリセットをかける。これにより、セキュ
リテイ回路62は、新たに選局されたスクランブル放送
信号に対応した新たなPN信号をデスクランブル回路5
7に対して供給することが可能となる。
【0051】一方、前段にVTRを配しない状態では、
受信装置内部の選局回路55に対して選局指示すれば、
その選局回路55からパケット処理回路61にリセット
パルスが供給され、従来通りに選局切換えが実行でき
る。
【0052】図6は本発明の第3の実施例のスクランブ
ル放送受信装置を示すブロック図である。
【0053】図6に示す実施例は、選局時に前記パケッ
ト処理回路61に対してリセット信号を供給する手段と
して、選局回路55のほかに、図1の実施例で示した、
復調回路53からのスクランブル放送信号に含まれる同
期信号の有無を検出し、リセット信号を発生する同期検
出回路63と、図5の実施例で示した、文字多重処理回
路60で分離したVBI期間内のスクランブル情報の有
無を検出し、リセット信号を発生するデータ検出回路6
5を配した構成とするもので、前記選局回路55からの
リセット出力と前記同期検出回路63からのリセット出
力と前記データ検出回路65からのリセット出力とを、
オア回路64の3つの入力端子に供給し、そのオア出力
(論理和出力)をパケット処理回路61に供給するよう
にしている。その他の構成は、図14と同様である。
【0054】このような構成によれば、スクランブル放
送受信装置の前段にVTRを配するか配しないかに関わ
らず、選局を行った時には必ずリセットパルスをパケッ
ト処理回路61に供給することができると共に、スクラ
ンブル放送受信装置の前段にVTRを配してVTRで選
局を行った時のリセットパルス発生をより確実に行うこ
とができる。これは、同期信号検出とVBI期間のデー
タ検出とは、同じスクランブル放送信号上における時間
的に異なった部分を検出するものであり、ノイズ等の影
響を受けにくくなるからである。
【0055】一方、前段にVTRを配しない状態では、
受信装置内部の選局回路55に対して選局指示すれば、
その選局回路55からパケット処理回路61にリセット
パルスが供給され、従来通りに選局切換えが実行でき
る。
【0056】尚、上記の図1,図5及び図6のいずれの
実施例においても、スクランブル放送受信装置の前段に
VTRを配するか配しないかに関わらず、入力端子51
に入力されるRF信号がスクランブル放送信号でない場
合は、チューナ52及び復調回路53にて受信復調され
る映像信号にはVBI期間にスクランブル情報を含んで
いないため、セキュリティ回路62はPN信号を生成せ
ず、従って復調回路53からの映像信号はデスクランブ
ル回路57でデスクランブル処理されることなくそのま
ま出力端子59に出力される。
【0057】以上述べた実施例は、RFのスクランブル
放送信号を入力するスクランブル放送受信装置の前段に
VTRを配し、VTRからのRF出力をスクランブル放
送受信装置に入力し、VTRで選局を行う場合について
説明したが、本発明はVTRのRF出力を入力とするス
クランブル放送受信装置に限らず、VTRのビデオ出力
端子からのビデオ出力を入力とするスクランブル放送受
信装置に対して適用することができる。
【0058】図7は本発明の第4の実施例のスクランブ
ル放送受信装置を示すブロック図である。
【0059】図7において、図示しないヘッドエンドか
らRFのスクランブル放送信号が図示しないVTRに供
給され、該VTRで復調されたスクランブル映像信号が
ビデオ出力端子を経て入力端子71に供給され、該スク
ランブル映像信号はスクランブルデコーダ54に供給さ
れている。VTRからの音声信号については図示してい
ないが、図示しない音声復調回路に供給されている。
【0060】スクランブルデコーダ54は、前記入力端
子71からのスクランブル映像信号をデスクランブルす
るデスクランブル手段と、前記入力端子71からのスク
ランブル放送信号に多重されている、当該スクランブル
放送信号をデスクランブルするためのデータを分離し、
そのデータに基づいてデスクランブル用信号を生成する
デスクランブル用信号生成手段とから構成されている。
【0061】さらに、前記デスクランブル手段は、前記
入力端子17からのスクランブル映像信号をA/D変換
するA/D変換器56と、A/D変換されたスクランブ
ル映像信号をPN信号(擬似ランダム信号)を用いてデ
スクランブルするデスクランブル回路57と、デスクラ
ンブルされた映像信号をD/A変換するD/A変換器5
8とで構成されている。また、前記デスクランブル用信
号生成手段は、前記入力端子71からのスクランブル映
像信号を入力しそのVBI期間に重畳されたスクランブ
ル情報を分離する文字多重処理回路60と、分離された
スクランブル情報を解読し、この情報からスクランブル
タイミングTS,スクランブルフラグVS及び関連情報
パケットを分離し、分離されたこれらのデータをリセッ
トパルスが供給されるまでの間保持し、リセットパルス
入力によって保持データを次段回路62に出力するパケ
ット処理回路61と、パケット処理回路61からのデー
タを受けてスクランブル解読のためのPN信号(擬似ラ
ンダム信号)を発生し、前記デスクランブル回路57に
供給するセキュリティ回路62とで構成されている。
【0062】さらに、本実施例では、同期検出回路63
を設けて、前記入力端子71からのスクランブル映像信
号を同期検出回路63に供給する構成としている。同期
検出回路63は、入力端子71からのスクランブル映像
信号に含まれる同期信号が無くなり再び新しく入力され
たことを検出した時に、前記パケット処理回路61に対
してリセットパルス(BSC信号)を出力するようにな
っている。
【0063】そして、前記同期検出回路63からのリセ
ットパルスは、前記パケット処理回路61のリセット端
子に供給されるようになっている。
【0064】このような構成では、VTR側で選局(チ
ャンネル切換え)が行われ、あるスクランブル放送チャ
ンネルを受信している状態から別のスクランブル放送チ
ャンネルに切り換えられたとき、同期検出回路63では
同期信号が一旦途切れ再び入力したことが検出され、同
期検出回路63からは一定時間幅のリセット信号(BS
C信号)が出力される。このリセット信号は、パケット
処理回路61に供給されるので、セキュリテイ回路62
の内容は新たに選局されスクランブル放送のスクランブ
ル情報に更新され、新たなPN信号がデスクランブル回
路57に供給される。デスクランブル回路57では、こ
のPN信号を用いて、新たに選局されスクランブル映像
信号をデスクランブルする。一方、VTR側で選局が行
われ無い場合は、同期検出回路63からパケット処理回
路61に対してリセット信号が出力されないので、セキ
ュリテイ回路62は以前の状態を維持し続ける。
【0065】また、VTR側で、あるスクランブル放送
チャンネルを受信している状態からノンスクランブル放
送チャンネルに切り換えられたときは、同期検出回路6
3からはリセット信号が出力され、パケット処理回路6
1はリセットされるが、入力される映像信号にはVBI
期間にスクランブル情報を含んでいないため、セキュリ
ティ回路62はPN信号を生成せず、従って入力端子7
1からの映像信号はデスクランブル回路57でデスクラ
ンブル処理されることなくそのまま出力端子62に出力
される。
【0066】図8は本発明の第5の実施例のスクランブ
ル放送受信装置を示すブロック図である。
【0067】図8において、図示しないヘッドエンドか
らRFのスクランブル放送信号が図示しないVTRに供
給され、該VTRで復調されたスクランブル映像信号が
ビデオ出力端子を経て入力端子71に供給され、該スク
ランブル映像信号はスクランブルデコーダ54に供給さ
れている。VTRからの音声信号については図示してい
ないが、図示しない音声復調回路に供給されている。
【0068】この実施例では、図7における同期検出回
路63に代えて、データ検出回路65を設けた構成とす
るものである。データ検出回路65は、文字多重処理回
路60で分離されたスクランブル情報を入力し、前記入
力端子71からのスクランブル映像信号のVBI期間内
の特定ライン(第17,19ライン及び第280,28
2ライン)に重畳されているデータの有無を検出し、こ
れに基づいてパケット処理回路61をリセットするため
のリセット信号を発生するものである。データ検出回路
65からのリセット出力は、パケット処理回路61に供
給されるようになっている。その他の構成は、図7の実
施例と同様である。
【0069】このような構成では、VTR側で選局(チ
ャンネル切換え)が行われ、あるスクランブル放送チャ
ンネルを受信している状態から別のスクランブル放送チ
ャンネルに切り換えられたとき、入力端子71からのス
クランブル映像信号は途切れる、即ちスクランブル映像
信号にVBI多重されているデータは途切れるので、こ
れをデータ検出回路65で検出する。データ検出回路6
5は、スクランブル映像信号のVBI期間内の特定ライ
ンに多重されているデータの有無を見ており、該データ
が途切れた後再び入力したことが検出されたときにリセ
ットパルスを発生させ、パケット処理回路61にリセッ
トをかける。これにより、セキュリテイ回路62は、新
たに選局されたスクランブル映像信号に対応した新たな
PN信号をデスクランブル回路57に対して供給するこ
とが可能となる。一方、VTR側で選局が行われ無い場
合は、データ検出回路65からパケット処理回路61に
対してリセット信号が出力されないので、セキュリテイ
回路62は以前の状態を維持し続ける。
【0070】図9は本発明の第6の実施例のスクランブ
ル放送受信装置を示すブロック図である。
【0071】図9において、図示しないヘッドエンドか
らRFのスクランブル放送信号が図示しないVTRに供
給され、該VTRで復調されたスクランブル映像信号が
ビデオ出力端子を経て入力端子71に供給され、該スク
ランブル映像信号はスクランブルデコーダ54に供給さ
れている。VTRからの音声信号については図示してい
ないが、図示しない音声復調回路に供給されている。
【0072】この実施例は、VTR選局時に前記パケッ
ト処理回路61に対してリセット信号を供給する手段と
して、前記入力端子71からのスクランブル映像信号に
含まれる同期信号の有無を検出し、リセット信号を発生
する同期検出回路63と、文字多重処理回路60で分離
したVBI期間内のスクランブル情報の有無を検出し、
リセット信号を発生するデータ検出回路65を配した構
成とするもので、前記同期検出回路63からのリセット
出力と前記データ検出回路65からのリセット出力と
を、オア回路64の2つの入力端子に供給し、そのオア
出力(論理和出力)をパケット処理回路61に供給する
ようにしている。その他の構成は、図7又は図8と同様
である。
【0073】このような構成によれば、VTR側で選局
を行った時には必ずリセットパルスをパケット処理回路
61に供給することができると共に、VTRで選局を行
った時のリセットパルス発生をより確実に行うことがで
きる。これは、同期信号検出とVBI期間のデータ検出
とは、同じスクランブル映像信号上における時間的に異
なった部分を検出するものであり、ノイズ等の影響を受
けにくくなるからである。
【0074】さらに、本発明の他の実施例として、図1
0,図11及び図12に示すように、第1図,第5図及
び第6図の各実施例に示したRF入力のスクランブル放
送受信装置において、スクランブルデコーダ54のA/
D変換器56及び文字多重処理回路60にベースバンド
の(即ち、復調された)スクランブル放送信号又はノン
スクランブル放送信号を入力可能とするビデオ入力端子
71を設けた構成としてもよい。このように構成するこ
とにより、スクランブル放送受信装置の前段にVTRを
配したとき、VTRのRF出力をRF入力端子51に接
続してもよいし、又はVTRのビデオ出力をビデオ入力
端子71に接続してもよいことになる。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、スク
ランブル放送受信装置の前段にVTRを配し、VTRの
内部の選局手段にて選局する構成とした場合にも、選局
時においてデスクランブル手段は誤動作することなく、
常に正常な映像信号を復号することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のスクランブル放送受信
装置を示すブロック図。
【図2】図1のスクランブル放送受信装置における選局
時の動作を説明するフローチャート。
【図3】図1の通常選局時のタイムチャート。
【図4】図1の装置の前段にVTRを配して選局すると
きのタイムチャート。
【図5】本発明の第2の実施例のスクランブル放送受信
装置を示すブロック図。
【図6】本発明の第3の実施例のスクランブル放送受信
装置を示すブロック図。
【図7】本発明の第4の実施例のスクランブル放送受信
装置を示すブロック図。
【図8】本発明の第5の実施例のスクランブル放送受信
装置を示すブロック図。
【図9】本発明の第6の実施例のスクランブル放送受信
装置を示すブロック図。
【図10】本発明の第7の実施例のスクランブル放送受
信装置を示すブロック図。
【図11】本発明の第8の実施例のスクランブル放送受
信装置を示すブロック図。
【図12】本発明の第9の実施例のスクランブル放送受
信装置を示すブロック図。
【図13】既出願の有料衛星放送システムを説明する
図。
【図14】従来のスクランブル放送受信装置を示すブロ
ック図。
【図15】図14の装置の前段にVTRを配した場合の
構成を示すブロック図。
【符号の説明】
5…スクランブル放送受信装置 8…VTR 51…RF信号入力端子 52…チューナ 53…復調回路 54…スクランブルデコーダ 55…選局回路 57…デスクランブル回路 59…映像信号出力端子 60…文字多重処理回路 61…パケット処理回路 62…セキュリテイ回路 63…同期検出回路 64…オア回路 65…データ検出回路 71…ベースバンド信号入力端子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信されるスクランブル放送信号をデスク
    ランブルして出力するスクランブル放送受信装置におい
    て、 前記スクランブル放送信号に多重されている、当該スク
    ランブル放送信号をデスクランブルするためのデータを
    分離し、該データに基づいてデスクランブル用信号を生
    成するデスクランブル用信号生成手段と、 前記デスクランブル用信号を用いて前記スクランブル放
    送信号をデスクランブルするデスクランブル手段と、 前記スクランブル放送信号の同期信号の有無を検出し、
    前記デスクランブル用信号生成手段をリセットするため
    のリセット信号を発生する同期検出手段とを具備したこ
    とを特徴とするスクランブル放送受信装置。
  2. 【請求項2】受信されるスクランブル放送信号をデスク
    ランブルして出力するスクランブル放送受信装置におい
    て、 前記スクランブル放送信号に多重されている、当該スク
    ランブル放送信号をデスクランブルするためのデータを
    分離し、該データに基づいてデスクランブル用信号を生
    成するデスクランブル用信号生成手段と、 前記デスクランブル用信号を用いて前記スクランブル放
    送信号をデスクランブルするデスクランブル手段と、 前記スクランブル放送信号に多重されている前記データ
    の有無を検出し、前記デスクランブル用信号生成手段を
    リセットするためのリセット信号を発生するデータ検出
    手段とを具備したことを特徴とするスクランブル放送受
    信装置。
  3. 【請求項3】受信されるスクランブル放送信号をデスク
    ランブルして出力するスクランブル放送受信装置におい
    て、 前記スクランブル放送信号に多重されている、当該スク
    ランブル放送信号をデスクランブルするためのデータを
    分離し、該データに基づいてデスクランブル用信号を生
    成するデスクランブル用信号生成手段と、 前記デスクランブル用信号を用いて前記スクランブル放
    送信号をデスクランブルするデスクランブル手段と、 前記スクランブル放送信号の同期信号の有無を検出し、
    前記デスクランブル用信号生成手段をリセットするため
    のリセット信号を発生する同期検出手段と、 前記スクランブル放送信号に多重されているデータの有
    無を検出し、前記デスクランブル用信号生成手段をリセ
    ットするためのリセット信号を発生するデータ検出手段
    と、 前記同期検出手段からのリセット信号と前記データ検出
    手段からのリセット信号との論理和をとり、前記デスク
    ランブル用信号生成手段に供給する手段とを具備したこ
    とを特徴とするスクランブル放送受信装置。
  4. 【請求項4】RFのスクランブル放送信号を受信し復調
    して得られるスクランブル放送信号をデスクランブルし
    て出力するスクランブル放送受信装置において、 RFのスクランブル放送信号を受信し選局を行い、かつ
    選局された放送信号を復調する復調手段と、 この復調手段からのスクランブル放送信号に多重されて
    いる、当該スクランブル放送信号をデスクランブルする
    ためのデータを分離し、該データに基づいてデスクラン
    ブル用信号を生成するデスクランブル用信号生成手段
    と、 前記デスクランブル用信号を用いて前記復調手段からの
    スクランブル放送信号をデスクランブルするデスクラン
    ブル手段と、 選局リクエストがあったときに、選局データを発生して
    前記復調手段に供給する一方前記デスクランブル用信号
    生成手段をリセットするためのリセット信号を発生する
    選局手段と、 前記復調手段からのスクランブル放送信号の同期信号の
    有無を検出し、前記デスクランブル用信号生成手段をリ
    セットするためのリセット信号を発生する同期検出手段
    と、 前記選局手段からのリセット信号と前記同期検出手段か
    らのリセット信号との論理和をとり、前記デスクランブ
    ル用信号生成手段に供給する手段とを具備したことを特
    徴とするスクランブル放送受信装置。
  5. 【請求項5】RFのスクランブル放送信号を受信し復調
    して得られるスクランブル放送信号をデスクランブルし
    て出力するスクランブル放送受信装置において、 RFのスクランブル放送信号を受信し選局を行い、かつ
    選局された放送信号を復調する復調手段と、 この復調手段からのスクランブル放送信号に多重されて
    いる、当該スクランブル放送信号をデスクランブルする
    ためのデータを分離し、該データに基づいてデスクラン
    ブル用信号を生成するデスクランブル用信号生成手段
    と、 前記デスクランブル用信号を用いて前記復調手段からの
    スクランブル放送信号をデスクランブルするデスクラン
    ブル手段と、 選局リクエストがあったときに、選局データを発生して
    前記復調手段に供給する一方前記デスクランブル用信号
    生成手段をリセットするためのリセット信号を発生する
    選局手段と、 前記復調手段からのスクランブル放送信号に多重されて
    いる前記データの有無を検出し、前記デスクランブル用
    信号生成手段をリセットするためのリセット信号を発生
    するデータ検出手段と、 前記選局手段からのリセット信号と前記データ検出手段
    からのリセット信号との論理和をとり、前記デスクラン
    ブル用信号生成手段に供給する手段とを具備したことを
    特徴とするスクランブル放送受信装置。
  6. 【請求項6】RFのスクランブル放送信号を受信し復調
    して得られるスクランブル放送信号をデスクランブルし
    て出力するスクランブル放送受信装置において、 RFのスクランブル放送信号を受信し選局を行い、かつ
    選局された放送信号を復調する復調手段と、 この復調手段からのスクランブル放送信号に多重されて
    いる、当該スクランブル放送信号をデスクランブルする
    ためのデータを分離し、該データに基づいてデスクラン
    ブル用信号を生成するデスクランブル用信号生成手段
    と、 前記デスクランブル用信号を用いて前記復調手段からの
    スクランブル放送信号をデスクランブルするデスクラン
    ブル手段と、 選局リクエストがあったときに、選局データを発生して
    前記復調手段に供給する一方前記デスクランブル用信号
    生成手段をリセットするためのリセット信号を発生する
    選局手段と、 前記復調手段からのスクランブル放送信号の同期信号の
    有無を検出し、前記デスクランブル用信号生成手段をリ
    セットするためのリセット信号を発生する同期検出手段
    と、 前記復調手段からのスクランブル放送信号に多重されて
    いる前記データの有無を検出し、前記デスクランブル用
    信号生成手段をリセットするためのリセット信号を発生
    するデータ検出手段と、 前記選局手段からのリセット信号と前記同期検出手段か
    らのリセット信号と前記データ検出手段からのリセット
    信号との論理和をとり、前記デスクランブル用信号生成
    手段に供給する手段とを具備したことを特徴とするスク
    ランブル放送受信装置。
  7. 【請求項7】請求項2,3,5又は6記載のスクランブ
    ル放送受信装置において、 前記データ検出手段は、スクランブル放送信号の垂直ブ
    ランキング期間の所定のラインに重畳されているデータ
    の有無を検出して、リセット信号を発生することを特徴
    とする。
  8. 【請求項8】請求項4,5又は6記載のスクランブル放
    送受信装置において、 前記デスクランブル手段の入力端にベースバンドの放送
    信号を入力可能とするビデオ入力手段を設けたことを特
    徴とする。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004056113A1 (ja) * 2002-12-13 2004-07-01 Sony Corporation 映像信号処理システム、映像信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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