JPH07240852A - フォーカス電圧可変回路 - Google Patents

フォーカス電圧可変回路

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JPH07240852A
JPH07240852A JP5332394A JP5332394A JPH07240852A JP H07240852 A JPH07240852 A JP H07240852A JP 5332394 A JP5332394 A JP 5332394A JP 5332394 A JP5332394 A JP 5332394A JP H07240852 A JPH07240852 A JP H07240852A
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JP
Japan
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voltage
resistors
focus
circuit
variable circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5332394A
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English (en)
Inventor
Yukio Takatori
幸夫 高取
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Priority to CN 95103228 priority patent/CN1118546A/zh
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧が変動しても最適なフォーカス電圧を得
ることができるフォーカス電圧可変回路を提供する。 【構成】 高圧トランス1の高圧端子と接地間に抵抗R
1〜R4よりなる直列回路と抵抗R6,R7よりなる直
列回路を接続し、抵抗R1,R2の接続点よりフォーカ
ス電圧Vfを取り出す。抵抗R3,R4の接続点の電圧
V1と電圧Vz1とが一致するようにオペアンプOP1
によって閉ループを構成する。基準電圧可変回路2は抵
抗R6,R7の接続点の電圧によって基準電圧Vzを変
化させて電圧Vz1として出力する。そして、基準電圧
Vzを可変することによりフォーカス電圧Vfを可変す
る。高圧Vaが変動しても基準電圧Vzを変化させて電
圧Vz1とするので常に最適なフォーカス電圧Vfとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【0001】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管(CRT)を
用いたテレビジョン受像機,ディスプレイ装置等におい
て使用されるフォーカス電圧可変回路に関する。
【0003】
【0002】
【0004】
【従来の技術】図4は従来のフォーカス電圧可変回路の
一例を示す回路図である。図4において、1次巻線L
1,2次巻線L2を備えた高圧トランス1の高圧(2次
巻線L2)側には整流ダイオードD1及び平滑コンデン
サC1よりなる整流平滑回路が接続されて直流電圧Va
が得られる。直流電圧Vaが取り出される高圧端子と接
地間には、抵抗R1,R2,R3,R4よりなる直列回
路が接続されている。抵抗R2,R3の接続端子はNP
NトランジスタQ1のコレクタに接続され、抵抗R3,
R4の接続端子はオペアンプOP1の非反転入力端子に
接続されている。
【0005】
【0003】オペアンプOP1の反転入力端子には基準
電圧Vzが印加されており、その出力端子はトランジス
タQ1のベースに接続されている。トランジスタQ1の
エミッタは抵抗R5を介して接地されている。なお、抵
抗R3,オペアンプOP1,トランジスタQ1は閉ルー
プを構成している。そして、このような構成において、
抵抗R1,R2の接続点の電圧が後述の如くフォーカス
電圧Vfとして取り出される。
【0006】
【0004】ここで、基準電圧Vzを可変することによ
り、フォーカス電圧Vfが制御されることを説明する。
抵抗R3,R4の接続端子の電圧V1が基準電圧Vzに
比べて大きい場合、トランジスタQ1のベースの電圧が
上がってコレクタ電圧E1が下がり、電圧V1が下が
る。逆に電圧V1が基準電圧Vzに比べて小さい場合
は、トランジスタQ1のベースの電圧が下がってコレク
タ電圧Vcが上がり、電圧V1が上がる。よって、電圧
V1が基準電圧Vzに等しくなるよう安定する。
【0007】
【0005】即ち、Vc×R4/(R4+R3)=Vz
となり、 Vf=Va×R2/(R1+R2)+Vc×R1/(R1+R2) となるから、 …(1) Vf=Va×R2/(R1+R2)+(R3+R4)×R1×Vz/{(R1 +R2)/R4} …(2) となり、基準電圧Vzを可変することにより、フォーカ
ス電圧Vfが制御されることとなる。
【0008】
【0006】なお、この図4に示す従来のフォーカス電
圧可変回路は、本出願人が平成6年2月22日に出願し
た「フォーカス電圧可変回路」(整理番号405001
267)に記載のものであり、機械的な可変抵抗によっ
てフォーカス電圧の調整を行うものと比較して、フォー
カス電圧の自動調整化が容易で、フォーカス電圧を調整
しやすく、かつ信頼性に優れているという特長を有す
る。
【0009】
【0007】
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フォーカス
電圧Vfはアノード電圧Vaと比例関係にある必要があ
る。しかしながら、上述した従来のフォーカス電圧可変
回路においては、上記のようにフォーカス電圧Vfは
(2)式の如く表され、(2)式の第1項はアノード電
圧Vaに比例しているが、第2項は基準電圧Vzに比例
しているため、上記の条件には合わない。従って、高圧
(直流電圧)Vaが変動すると、フォーカス電圧Vfの
最適電圧が変化してしまうという問題点があった。
【0011】即ち、ビーム電流が多いと高圧Vaが低下
し、ビーム電流が少ないと高圧Vaが上昇するので、例
えば、黒い画面でフォーカス電圧Vfを調整すると白い
画面でフォーカスが悪く、逆に白い画面でフォーカス電
圧Vfを調整すると黒い画面でフォーカスが悪くなって
しまう。
【0012】
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、高圧が変動しても最適なフォーカス電圧を
得ることができるフォーカス電圧可変回路を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【0009】
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、高圧トランスを備え、こ
の高圧トランスの高圧端子よりフォーカス電圧を可変し
て取り出すフォーカス電圧可変回路であり、前記高圧ト
ランスの高圧端子と接地間に第1〜第4の抵抗よりなる
第1の直列回路を接続して、この第1及び第2の抵抗の
接続点よりフォーカス電圧を取り出し、前記第2及び第
3の抵抗の接続点と前記第3及び第4の抵抗の接続点と
の間に、前記第3及び第4の抵抗の接続点の電圧と基準
電圧とが一致するように閉ループを構成し、前記基準電
圧を可変することにより前記フォーカス電圧を可変する
ようにしたフォーカス電圧可変回路において、前記高圧
トランスの高圧端子と接地間に第5及び第6の抵抗ある
いは第1及び第2のコンデンサよりなる第2の直列回路
を接続し、この第2の直列回路における前記第5及び第
6の抵抗あるいは前記第1及び第2のコンデンサの接続
点の電圧に応じて前記基準電圧を変化させる基準電圧可
変回路を設けたことを特徴とするフォーカス電圧可変回
路を提供するものである。
【0015】
【0010】
【0016】
【実施例】以下、本発明のフォーカス電圧可変回路につ
いて、添付図面を参照して説明する。図1は本発明のフ
ォーカス電圧可変回路の一実施例を示す回路図、図2は
本発明のフォーカス電圧可変回路の他の実施例を示す回
路図、図3は図1及び図2中の基準電圧可変回路2の具
体的構成を示す回路図である。なお、図1及び図2にお
いて、図4と同一部分には同一符号が付してある。
【0017】
【0011】図1において、1次巻線L1,2次巻線L
2を備えた高圧トランス1の高圧(2次巻線L2)側に
は整流ダイオードD1及び平滑コンデンサC1よりなる
整流平滑回路が接続されて直流電圧Vaが得られる。直
流電圧Vaが取り出される高圧端子と接地間には、抵抗
R1,R2,R3,R4よりなる直列回路が接続されて
いる。抵抗R1,R2の接続点の電圧は従来と同様、フ
ォーカス電圧Vfとして取り出される。抵抗R2,R3
の接続端子はNPNトランジスタQ1のコレクタに接続
され、抵抗R3,R4の接続端子はオペアンプOP1の
非反転入力端子に接続されている。
【0018】
【0012】オペアンプOP1の反転入力端子には基準
電圧可変回路2によって後述の如く可変された基準電圧
Vz1が印加されており、その出力端子はトランジスタ
Q1のベースに接続されている。トランジスタQ1のエ
ミッタは抵抗R5を介して接地されている。なお、抵抗
R3,オペアンプOP1,トランジスタQ1は閉ループ
を構成している。
【0019】
【0013】ここで、前述の(2)式の第2項が直流電
圧(高圧)Vaに応じて可変されれば、高圧値に比例し
たフォーカス電圧Vfが得られることになる。即ち、K
を比例定数として、Vz=KVaとなればよい。そこ
で、本発明のフォーカス電圧可変回路においては、高圧
端子と接地間に抵抗R6,R7の直列回路を設け、この
抵抗R6,R7の接続点の電圧Va1を基準電圧可変回
路2に入力している。基準電圧可変回路2は基準電圧V
zを電圧Va1に応じて可変して基準電圧Vz1として
オペアンプOP1に入力している。
【0020】
【0014】他の実施例として、図2に示すように、高
圧端子と接地間にコンデンサC2,C3の直列回路を設
け、このコンデンサC2,C3の接続点の電圧Va1を
基準電圧可変回路2に入力してもよい。この場合、Va
1=C2/(C2+C3)となり、その他の動作は第1
実施例と全く同様である。
【0021】
【0015】図1及び図2中の基準電圧可変回路2は、
一例として図3に示すように構成される。基準電圧可変
回路2は、PNPトランジスタQ21,Q22,Q2
6、NPNトランジスタQ23,Q24,Q25、抵抗
R21〜R27より構成された、一般的なゲインコント
ロール回路である。トランジスタQ26のベースには高
圧Vaを抵抗R6,R7で分割した電圧Va1が入力さ
れ、トランジスタQ22に流れる電流は電圧Va1に比
例する。トランジスタQ21,Q22はカレントミラー
回路を構成しており、トランジスタQ21に流れる電流
はトランジスタQ22に流れる電流と同一であるため、
出力される電圧Vz1はトランジスタQ21に流れる電
流をIとして、Vz1=R21×Iとなる。従って、V
z1=kVa1(kは定数)となり、Vz1=KVaと
なって高圧Vaに応じた値となる。
【0022】
【0016】
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のフ
ォーカス電圧可変回路は、高圧トランスの高圧端子と接
地間に、第1〜第4の抵抗よりなる第1の直列回路と第
5及び第6の抵抗あるいは第1及び第2のコンデンサよ
りなる第2の直列回路を接続し、この第1及び第2の抵
抗の接続点よりフォーカス電圧を取り出し、第2及び第
3の抵抗の接続点と第3及び第4の抵抗の接続点との間
に、第3及び第4の抵抗の接続点の電圧と基準電圧とが
一致するように閉ループを構成し、さらに、第2の直列
回路における第5及び第6の抵抗あるいは第1及び第2
のコンデンサの接続点の電圧に応じて上記の基準電圧を
変化させる基準電圧可変回路を設け、この基準電圧を可
変することによりフォーカス電圧を可変するように構成
したので、フォーカス電圧の自動調整化が容易で、フォ
ーカス電圧を調整しやすく、かつ信頼性に優れるという
特長に加え、高圧端子に得られる高圧が変動しても、フ
ォーカス電圧が高圧に応じて変化して常に最適なフォー
カス電圧を得ることができるという特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図3】図1及び図2中の基準電圧可変回路2の具体的
構成を示す回路図である。
【図4】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 高圧トランス 2 基準電圧可変回路 C1〜C3 コンデンサ D1 ダイオード L1,L2 巻線 OP1 オペアンプ Q1 NPNトランジスタ R1〜R7 抵抗 Vz 基準電圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧トランスを備え、この高圧トランスの
    高圧端子よりフォーカス電圧を可変して取り出すフォー
    カス電圧可変回路であり、 前記高圧トランスの高圧端子と接地間に第1〜第4の抵
    抗よりなる第1の直列回路を接続して、この第1及び第
    2の抵抗の接続点よりフォーカス電圧を取り出し、 前記第2及び第3の抵抗の接続点と前記第3及び第4の
    抵抗の接続点との間に、前記第3及び第4の抵抗の接続
    点の電圧と基準電圧とが一致するように閉ループを構成
    し、 前記基準電圧を可変することにより前記フォーカス電圧
    を可変するようにしたフォーカス電圧可変回路におい
    て、 前記高圧トランスの高圧端子と接地間に第5及び第6の
    抵抗あるいは第1及び第2のコンデンサよりなる第2の
    直列回路を接続し、 この第2の直列回路における前記第5及び第6の抵抗あ
    るいは前記第1及び第2のコンデンサの接続点の電圧に
    応じて前記基準電圧を変化させる基準電圧可変回路を設
    けたことを特徴とするフォーカス電圧可変回路。
JP5332394A 1994-02-22 1994-02-25 フォーカス電圧可変回路 Pending JPH07240852A (ja)

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US08/392,167 US5633581A (en) 1994-02-22 1995-02-22 Focusing voltage adjusting circuit and flyback transformer installing the same
KR1019950003407A KR0178820B1 (ko) 1994-02-22 1995-02-22 포커스 전압 가변회로 및 그 가변회로를 내장한 플라이백 변압기
CN 95103228 CN1118546A (zh) 1994-02-22 1995-02-22 可变的聚焦电压电路及将其内置其中的回扫变压器
TW084101755A TW327264B (en) 1994-02-22 1995-02-23 Focusing voltage adjusting circuit and flyback transformer installing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0287874A (ja) * 1988-09-26 1990-03-28 Toshiba Corp 高圧・フォーカス電圧発生回路
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