JPH07240216A - 円筒型固体電解質燃料電池 - Google Patents

円筒型固体電解質燃料電池

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JPH07240216A
JPH07240216A JP6029930A JP2993094A JPH07240216A JP H07240216 A JPH07240216 A JP H07240216A JP 6029930 A JP6029930 A JP 6029930A JP 2993094 A JP2993094 A JP 2993094A JP H07240216 A JPH07240216 A JP H07240216A
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JP
Japan
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interconnector
fuel cell
solid electrolyte
power generation
film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6029930A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kanzaki
潤一 神前
Osao Kudome
長生 久留
Katsumi Nagata
勝巳 永田
Koji Ikeda
浩二 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07240216A publication Critical patent/JPH07240216A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、支持管の製造歩留りが100%と
なるとともに、インタコネクタに必要な十分な導電率が
得られることを主要な目的とする。 【構成】多孔質の支持管(11)と、この支持管(11)の外表
面に順次焼結法により成膜された、互いに発電部を構成
する燃料極(12),電解質(13)及び空気極(14)と、前記発
電部間の支持管(11)上に溶射法により成膜された、前記
発電部同士を接続させる導電率の高い合金系材料からな
るインタコネクタ(15)と、このインタコネクタ(15)上に
設けられた保護膜(16)とを具備することを特徴とする円
筒型固体電解質燃料電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は円筒型固体電解質燃料
電池に関し、高温水蒸気電解等に適用可能なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、円筒型固体電解質燃料電池として
は、図1(A)〜(E)のように製造されている。ま
ず、図1(A)に示すようにインタコネクタ管1,絶縁
性中間材2,絶縁管3を順次配置し、これらを高温状態
下で加圧接合し、支持管4とする(図1(B)参照)。
つづいて、この支持管4の外表面に、燃料極5を焼結法
により成膜する(図1(C)参照)。更に、前記支持管
4の外表面に燃料極5を覆うように電解質6を焼結法に
より成膜する(図1(D)参照)。この後、前記支持管
4の外表面に電解質6を覆うように空気極7を焼結法に
より成膜し、図1(E)に示すような円筒型固体電解質
燃料電池を製造する。
【0003】このようにして製造される円筒型固体電解
質燃料電池は、図1(E)に示すようにインタコネクタ
管1,絶縁性中間材2,絶縁管3を順次加圧接合してな
る支持管4と、この支持管4の外表面に順次焼結法によ
り成膜されて発電部を構成する燃料極5,電解質6及び
空気極7とを具備した構成になっており、全ての構成材
料を焼結法で成膜するという特徴を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の円筒型固体電解質燃料電池は全ての構成材料を焼結法
で成膜しているので、材料の成膜歩留まりは100%で
あり、経済性に優れた燃料電池である。しかし、燃料電
池の構成材料がセラミック材料であるため、材料のバラ
ツキが多く、支持管の製造歩留りが低いという欠点あ
る。
【0005】また、全ての構成材料を焼結法により成膜
するため、構成材料の線膨脹係数をほぼ一致させる必要
がある。このため、発電部をつなぐインタコネクタの材
料も、LaCrO3 系のセラミック材料を用いていた。
しかしながら、このセラミック材料では、インタコネク
タに必要な導電率が得られないという欠点がある。
【0006】この発明はこうした事情を考慮してなされ
たもので、支持管を接合することなく予め多孔質の支持
管を用いるとともに、前記支持管の外表面に焼結法によ
り成膜されて発電部を互いに構成する燃料極,電解質及
び空気極を設け、更に発電部同士をつなぐインタコネク
タとしては導電率の高い合金系の材料を溶射法により設
けることにより、支持管の製造歩留りが100%となる
とともに、インタコネクタに必要な十分な導電率が得ら
れ、かつ電池性能を向上できる円筒型固体電解質燃料電
池を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、多孔質の支
持管と、この支持管の外表面に順次焼結法により成膜さ
れた、互いに発電部を構成する燃料極,電解質及び空気
極と、前記発電部間の支持管上に溶射法により成膜され
た、前記発電部同士を接続させる導電率の高い合金系材
料からなるインタコネクタと、このインタコネクタ上に
設けられた保護膜とを具備することを特徴とする円筒型
固体電解質燃料電池である。
【0008】この発明において、支持管の材質として
は、例えばCSZ(CaO−ZrO2:カルシア安定化
ジルコニア)が挙げられる。この発明において、燃料極
の材質としては、例えばNiO/YSZが挙げられる。
ここで、YSZとは、Y23 −ZrO2 (イットリア
安定化ジルコニア)のことをいう。この発明において、
電解質の材質としては、例えばYSZが挙げられる。
【0009】この発明において、空気極の材質として
は、例えばLa0.9 Sr0.1 MnO3が挙げられる。こ
の発明において、インタコネクタの材質としては、例え
ばNiAl/Al23 サーメット+NiCr/Al2
3 サーメット等の導電率の高い合金系材料が挙げられ
る。但し、上記各構成部材の材質は、上述したものに限
定されないことは勿論のことである。
【0010】
【作用】この発明において、円筒型固体電解質燃料電池
は次のようにして製造される。即ち、まず、多孔質の支
持管を製作する。つづいて、この支持管の外表面に燃料
極,電解質及び空気極を焼結法により成膜する。次に、
発電部同士を接続する導電率の高い合金系の材料からな
るインタコネクタを、発電部間の前記支持管上に溶射法
により成膜する。更に、このインタコネクタ上に保護膜
を溶射法により成膜し、円筒型固体電解質燃料電池を製
造する
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例に係る円筒型固体
電解質燃料電池を図2(A)〜(F)を参照して製造工
程順に説明する。まず、CSZ(CaO−ZrO2 :カ
ルシア安定化ジルコニア)を材料とした焼結体の支持管
11を製作する(図2(A)参照)。つづいて、この支持
管11の外表面にNiO/YSZからなる燃料極12を焼結
法により成膜する(図2(B)参照)。この後、前記支
持管11の外表面及び燃料極12上に、YSZからなる電解
質13を焼結法により成膜する(図2(C)参照)。さら
に、La0.9 Sr0.1 MnO3 からなる空気極14を前記
電解質13上に焼結法により成膜する(図2(D)参
照)。ここで、前記燃料極12,電解質13及び空気極14に
より発電部が構成されている。
【0012】次に、発電部同士を接続するインタコネク
タ15を、発電部間の前記支持管11上に溶射法により成膜
する(図2(E)参照)。ここで、インタコネクタ15の
材質は、NiAl/Al23 とNiCr/Al23
からなる。つづいて、このインタコネクタ15上に、保護
膜としてのAl23 膜16を溶射法により成膜し、円筒
型固体電解質燃料電池を製造する(図2(F)参照)。
【0013】このようにして製造される円筒型固体電解
質燃料電池は、図2(F)に示す如く、焼結体の支持管
11と、この支持管11の外表面に順次焼結法により成膜さ
れた、互いに発電部を構成する燃料極12,電解質13及び
空気極14と、前記発電部間の支持管11上に溶射法により
成膜された、前記発電部同士を接続させる導電率の高い
合金系材料からなるインタコネクタ15と、このインタコ
ネクタ15上に設けられたAl23 膜(保護膜)16とを
具備した構成になっている。
【0014】従って、従来技術では支持管の部分が使用
する材料のバラツキによって破損するケースが多かった
が、上記実施例の場合材料の多少のバラツキがあっても
製造歩留りは100%となる。また、インタコネクタ材
料に導電率の大きい合金系の材料、即ち、NiAl/A
23 とNiCr/Al23 を溶射法により成膜す
ることが可能であるので、図3に示す如く、従来の円筒
焼結型固体電解質燃料電池と比べセル抵抗を小さくで
き、セル全体の性能を向上できる。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
支持管を接合することなく予め多孔質の支持管を用いる
とともに、前記支持管の外表面に焼結法により成膜され
て発電部を互いに構成する燃料極,電解質及び空気極を
設け、更に発電部同士をつなぐインタコネクタとしては
導電率の高い合金系の材料を溶射法により設けることに
より、支持管の製造歩留りが100%となるとともに、
インタコネクタに必要な十分な導電率が得られ、かつ電
池性能を向上できる円筒型固体電解質燃料電池を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の円筒型固体電解質燃料電池を製造工程順
に示す概略斜視図。
【図2】この発明の一実施例に係る円筒型固体電解質燃
料電池を製造工程順に示す概略斜視図。
【図3】従来及びこの発明に係る円筒型固体電解質燃料
電池のセル抵抗を示す特性図。
【符号の説明】
11…支持管、 12…燃料極、 13
…電解質、14…空気極、 15…インタコネク
タ、 16…保護膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 浩二 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔質の支持管と、この支持管の外表面
    に順次焼結法により成膜された、互いに発電部を構成す
    る燃料極,電解質及び空気極と、前記発電部間の支持管
    上に溶射法により成膜された、前記発電部同士を接続さ
    せる導電率の高い合金系材料からなるインタコネクタ
    と、このインタコネクタ上に設けられた保護膜とを具備
    することを特徴とする円筒型固体電解質燃料電池。
  2. 【請求項2】 前記保護膜がAl23 を溶射させるこ
    とにより得られるものであることを特徴とする請求項1
    記載の円筒型固体電解質燃料電池。
JP6029930A 1994-02-28 1994-02-28 円筒型固体電解質燃料電池 Withdrawn JPH07240216A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997004494A1 (de) * 1995-07-21 1997-02-06 Siemens Aktiengesellschaft Hochtemperatur-brennstoffzelle und hochtemperatur-brennstoffzellenstapel mit verbundleiterplatten, die eine kontaktschicht aus chromspinell tragen
JP2000195535A (ja) * 1998-12-28 2000-07-14 Agency Of Ind Science & Technol 組立式円筒直列型固体電解質燃料電池
KR20030052106A (ko) * 2001-12-20 2003-06-26 현대자동차주식회사 고체 산화물 연료 전지용 금속간 화합물 접속자
CN110890570A (zh) * 2019-11-19 2020-03-17 西安交通大学 双层连接极串联管状固体氧化物燃料电池的制备方法

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