JPH07239987A - 中継器の取付構造 - Google Patents

中継器の取付構造

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JPH07239987A
JPH07239987A JP2970394A JP2970394A JPH07239987A JP H07239987 A JPH07239987 A JP H07239987A JP 2970394 A JP2970394 A JP 2970394A JP 2970394 A JP2970394 A JP 2970394A JP H07239987 A JPH07239987 A JP H07239987A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中継器の製造、中継器盤等への取付け及び端
子群への電線の接続が容易でコストを低減することので
きる中継器の取付構造を得ること。 【構成】 火災受信機及び端末機器が接続される端子群
と、これらの信号を処理する信号処理部が設けられたプ
リント基板とを有し、ケースの前後壁に取付腕が設けら
れた中継器7と、中継器盤等1に取付けられ、中継器7
の取付腕の取付部が設けられたレール8を備え、中継器
7の少なくとも一方の取付腕をレール8の取付部に嵌入
して中継器7を中継器盤等1に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災報知設備に用いら
れる中継器の中継器盤等への取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】火災報知設備は、通常、天井等に取付け
られて火災の発生を監視する火災感知器、火災が発生し
た際に火災感知器からの火災信号を受信して火災の発生
を報知する火災受信機、地区ごとに設けられ鳴動するこ
とにより火災の発生を知らせる地区音響装置、及び煙を
外部に排出する排煙機器などから構成されている。
【0003】そして、上記のような火災報知設備には、
さらに中継器が設けられており、この中継器は、例え
ば、実開平2−126299号公報に示すように、ケー
スから露出して火災受信機からの信号線や電源線(以
下、電線という)が接続される一次端子群、及び火災感
知器や排煙機器などの端末機器からの電線が接続される
二次端子群と、ケース内に収容されてこれらからの信号
を処理する信号処理部が設けられたプリント基板とを備
えており、火災受信機と火災感知器、地区音響装置、排
煙機器などとの間に設置されて相互間の信号のやりとり
を中継するもので、必要に応じてディップスイッチなど
によりアドレスを設定できるようになっている。そし
て、この中継器を現場等に設置する場合は、通常、中継
器盤と呼ばれる筐体内に複数台の中継器をまとめて取付
け、この中継器盤を壁面等に取付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
中継器は、ケースにカバーを取付ける際に、カバーを押
え板と二次端子群にねじで固定しているため、多くのね
じが必要なのでコストが上昇し、また、カバーの着脱が
面倒で多くの時間を要する。また、二次端子群にはねじ
により電線を接続するようにしているので、接続に時間
がかかるばかりでなく、誤配線のおそれがある。
【0005】さらに、中継器自体も4本のねじで中継器
盤等に取付けるようになっているので、多数の中継器を
着脱する場合はきわめて面倒である。また、一次端子群
と二次端子群は近接して設けられているので、誤配線を
生じ易く、その上結線時に電線がからまったりして結線
しにくいなど、種々問題がある。
【0006】本発明は上記の課題を解決すべくなされた
もので、中継器の製造、中継器盤等への取付け及び端子
群への電線の接続が容易でコストを低減することのでき
る火災報知設備の中継器の取付構造を得ることを目的と
したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る中継器の取
付構造は、次の通りである。 (1)火災受信機及び端末機器が接続される端子群と、
これらの信号を処理する信号処理部が設けられたプリン
ト基板とを有し、ケースの前後壁にそれぞれ取付腕が設
けられた中継器と、中継器盤等に設けられ、中継器の取
付部が設けられたレールとを備え、中継器の少なくとも
一方の取付腕をレールの取付部に嵌入して中継器を中継
器盤等に取付けるようにしたものである。
【0008】(2)ケースから露出して火災受信機が接
続される一次端子群及び端末機器が接続される二次端子
群と、ケース内に収容されこれら火災受信機及び端末機
器からの信号を処理する信号処理部が設けられたプリン
ト基板とを有し、ケースの前後壁にそれぞれ取付腕が設
けられた中継器と、中継器盤等に取付けられ、中継器の
取付腕が嵌入する取付部が設けられたレールとを備え、
中継器の一方の取付腕をレールの取付部に嵌入し、他方
の取付腕を中継器盤等にねじ止めするようにしたもので
ある。
【0009】(3)上記(1),(2)の中継器の取付
構造において、中継器の他方の取付腕にだるま穴を設け
ると共に、このだるま穴に対応して中継器盤等に固定ね
じを設けたものである。
【0010】(4)前記(2)の中継器と、中継器盤等
に取付けられ、中継器の一方の取付腕の嵌合部及びこの
嵌合部の近傍に設けられたストッパ部からなる取付部を
有する第1のレールと、この第1のレールと対向して設
けられ、中継器の他方の取付腕の嵌合部及びこの嵌合部
の近傍に設けられたストッパ部からなる取付部を有する
第2のレールとを備え、中継器の一方の腕を第1のレー
ルの嵌合部に嵌入すると共に、他方の取付腕を第2のレ
ールの嵌合部に嵌入し、中継器を摺動させて取付腕をそ
れぞれストッパ部に当接させるようにしたものである。
【0011】(5)上記(1),(2)又は(4)の中
継器の取付構造において、レール又は第1、第2のレー
ルに取付部をそれぞれ複数組設けたものである。
【0012】(6)上記(5)の中継器の取付構造にお
いて、第1のレールと第2のレールとの間に複数台の中
継器を取付けた際に、各中継器の間にすき間が生じるよ
うに取付部の間隔を設定したものである。
【0013】(7)上記(5)又は(6)の中継器の取
付構造において、中継器の一次端子群をコネクタ方式と
し、中継器盤等に取付けた複数台の中継器間をコネクタ
により渡り配線するようにしたものである。
【0014】
【作用】
(1),(2)中継器の一方の取付腕をレールの取付部
に嵌入し、他方の取付腕をねじ等により中継器盤等の底
板に固定する。これにより1本のねじ等により中継器を
簡単に中継器盤等に取付けることができ、取外しもまた
きわめて容易である。
【0015】(3)中継器の一方の取付腕をレールの取
付部近傍に位置させると共に、他方の取付腕のだるま穴
の大径部を固定ねじに嵌入し、中継器を底板上に載置す
る。ついで、中継器をレール側に摺動させて取付腕をレ
ール内に挿入し、固定ねじをだるま穴の小径部内に位置
させる。この状態で固定ねじを締付ければ、中継器は所
定の位置に確実に固定される。中継器を取外すには、固
定ねじを緩めて中継器を反対方向に移動させ、固定ねじ
をだるま穴の大径部内に位置させて持上げればよい。
【0016】(4)中継器の一方の取付腕を第1のレー
ルの取付部の嵌合部に嵌入すると共に、他方の取付腕を
第2のレールの取付部の嵌合部に嵌入する。そして、手
を離すと中継器は自重により(又は手で移動させて)下
降し、両取付腕がストッパ部に当って停止し、中継器は
その位置で中継器盤等に取付けられる。中継器を取外す
には、中継器を上方に移動させて各取付腕を嵌合部と整
合させ、持上げればよい。
【0017】(5)上記(1)〜(4)において、複数
組設けた取付部にそれぞれ中継器を取付け、中継器盤等
に複数台の中継器を装着する。 (6)上記(4)の取付部を複数組設けて複数台の中継
器を取付けるためにあたり、各中継器の間にすき間を生
じるように構成して下方の中継器も上方に移動可能にし
たことにより、下方に取付けた中継器も自由に取外すこ
とができる。
【0018】(7)中継器の一次端子群をコネクタ方式
とすることにより、複数台の中継器盤に複数台の中継器
を取付けた際に、1台の中継器を火災受信機に接続すれ
ば、他の中継器はコネクタにより渡り配線を行なうこと
により容易に接続することができる。
【0019】
【実施例】
実施例1 図1は本発明に係る中継器の取付構造を説明するための
斜視図である。図において、1は中継器盤で、筐体2に
はヒンジ4を介して扉3が開閉可能に取付けられてい
る。7は筐体2の底板5に固定されたレール8を介して
筐体2に取付けられた複数台の中継器、6は中継器7の
近傍において底板5に設けられた電線の挿通穴である。
【0020】次に、図2、図3により中継器7について
説明する。図において、10はケース本体、30はプリ
ント基板、40はカバーである。ケース本体10におい
て、11は底板で、その長手方向の両側には側壁12
a,12bが立設されており、図の左側(以下前面側と
いう)には、中央に凹部14を有する前壁13が設けら
れ、図の右側(以下後面側という)は開放されている。
そして、側壁12a,12bの後面側には突起部15
a,15bが突設され、その下部には凹状(又は貫通
穴)の係止部16a,16b(但し、16bは図示せ
ず)が設けられている。17a,17bは突起部15
a,15bの前面側に設けた切欠き部である。
【0021】18a,18bは前壁13に貫設又は凹状
に形成された嵌合部、19a,19bは前壁13の下端
部に設けられ、一端が開口されたねじ挿入穴20a,2
0bを有する一対の取付腕である。21は後面側中央の
下端部に設けられた取付腕で、だるま穴22が設けられ
ている。23は底板11の上方において四周に設けら
れ、後述のプリント基板を載置する載置台で、後面側に
は一対のねじ穴24a,24b(但し、24bは図示し
てない)が設けられており、前面側の両隅部には、図2
(a),(c)に示すように、載置台23の上方に突設
した突片25a,25bにより、載置台23との間に一
対のプリント基板挿入部26a,26bが形成されてい
る(但し、25b,26bは図示していない)。なお、
このプリント基板挿入部は、ケース10の前壁13の中
央部に設けてもよい。
【0022】30は多数の電気部品が搭載され、火災受
信機や端末機器からの信号を処理する信号処理部として
の電気回路(図示せず)が設けられたプリント基板で、
長手方向の一方の端部(前面側)には火災受信機からの
電線が接続されるコネクタ31a,31b(一次端子
群)が取付けられており、他方の端部(後面側)には、
複数の単位端子を結合して所望の大きさに形成され、排
煙機器、地区音響装置などの端末機器からの電線が接続
される差込式の端子台32(二次端子群)が取付けられ
ている。なお、コネクタ31a,31bに代えて、差込
式の端子台32と同じ構造の差込式の端子台を取付けて
もよい。33はアドレスを設定するロータリーディップ
スイッチ、34a,34bはケース本体10のねじ穴2
4a,24bに対応して設けられたねじ挿通穴で、ねじ
35a,35bが挿通される。
【0023】40はカバーで、前面側にはプリント基板
30に設けたコネクタ31a,31bが位置するコ字状
の切欠き部41が設けられており、後面側には端子台3
2が位置するコ字状の切欠き部44が設けられていて、
両切欠き部41,44の下部には、外方を開放して側壁
42,45が垂下している。なお、この側壁42,45
は省略てもよい。43a,43bは切欠き部41の両側
下方に設けられ、ケース本体10の嵌合部18a,18
bに嵌合する嵌合片である(図3(c)参照)。
【0024】46a,46bはカバー40の後面側の側
縁に設けられ、ケース本体10の突起部15a,15b
が嵌合する嵌合部、47a,47b(但し図には47a
は示してない)は嵌合部46a,46bの内縁に沿って
垂下した係止片で、ケース本体10の係止部16a,1
6bに係止する係止爪48a,48bが設けられている
(図3(b),(c)参照)。49はプリント基板30
に設けたロータリーディップスイッチ33の表示窓であ
る。
【0025】次に、上記のような中継器の組立順序の一
例を説明する。なお、プリント基板30には電気回路が
形成され、コネクタ31a,31b、端子台32等が取
付けられているものとする。 (1)ケース本体10の後面側の開口部からケース本体
10内にプリント基板30を挿入し、その先端部の両隅
部をケース本体10の前面側両隅部に設けたプリント基
板挿入部26a,26bに挿入し、プリント基板30を
載置台23上に載置する。 (2)ついで、プリント基板30のねじ挿通穴34a,
34bをケース本体10のねじ穴24a,24bに整合
させ、ねじ35a,35bを挿入して螺入し、プリント
基板30をケース本体10に固定する。
【0026】(3)次に、カバー40の嵌合片43a,
43bをケース本体10の嵌合部18a,18bに嵌入
し、その後面側を圧下する。これにより、カバー40に
設けた係止片47a,47bが下降し、その係止爪48
a,48bがケース本体10の係止部16a,16bに
係止すると共に、その嵌合部46a,46bがケース本
体10の突起部15a,15bに嵌合し、カバー40は
ケース本体10に一体的に結合される。このとき、コネ
クタ31a,31bはカバー40の切欠き部41内に、
また、端子台32は切欠き部44内に位置し、さらに、
ロータリーディップスイッチ33は表示窓49内に位置
する。
【0027】保守、点検等のため中継器を分解するとき
は、先ず、ケース本体10に形成された切欠き部17
a,17bにマイナスドライバ等を差込んで回転する。
これにより、カバー40の後面側が上昇して係止爪48
a,48bが係止部16a,16bから外れるので、カ
バー40の後面側を持ち上げながら後方に引けば、カバ
ー40を容易にケース本体10から取外すことができ
る。以後組立時の反対の順序で取外せば、図1の状態に
分解される。
【0028】上記のように構成した中継器においては、
ケース本体10へのプリント基板30の取付けは、プリ
ント基板30の一端をケース本体10に設けたプリント
基板挿入部26a,26bに挿入し、他方の側をねじ3
5a,35bで固定するだけなので、ねじの数を減らす
ことができ、その上取付けが容易で取付時間を短縮する
ことができる。また、カバー40も一端に設けた嵌合片
43a,43bをケース本体10に設けた嵌合部18
a,18bに嵌入し、他端を圧下して係止爪48a,4
8bをケース本体1の係合部16a,16bに係止させ
てワンタッチで結合するようにしたので、ねじが全く不
要になり、操作も簡単でその上確実に固定することがで
きる。
【0029】さらに、中継器には、火災受信機と端末機
器の多数の電線が接続されるが、これらの電線が接続さ
れる端子部は、前面側(一次端子群)と後面側(二次端
子群)とに離れて設けられ、例えば、2本の取付腕19
a,19bが設けられた側の端子(一次端子群)に火災
受信機の電線を接続し、1本の取付腕21が設けられた
側の端子(二次端子群)に端末機器の電線を接続するこ
とにより、誤配線のおそれがなく、確実に電線を接続す
ることができ、電線がからまったりすることもない。ま
た、差込式端子台を用いたので、電線の着脱がきわめて
容易で、着脱時間を大幅に短縮することができる。
【0030】また、二次端子群に接続される電線の数
は、接続される端末機器の数や種類によって異なるの
で、上述のような容易に所望数の変更が可能な端子台3
2が使用される。これに対して、一次端子群に接続され
る火災受信機の電線の数は、基本的に定まっている(実
施例では4本)。また、この中継器は通常複数台まとめ
て設置され、火災受信機からの電線はそれぞれ送り配線
になるように接続される。このため、一次端子群にコネ
クタ式の端子台31a,31bを利用すると、結線作業
を容易に行うことができる。
【0031】次に、レール8について説明する。図4は
中継器盤1の要部を示す斜視図で、2は筐体、5はその
底板である。8はレールで、断面ほぼコ字状の本体81
と取付片82とからなり、取付片82はねじ、リベッ
ト、溶接等により底板5に固定されている。そして、本
体81の取付片82の反対側には、幅L8 の垂下片83
と、幅L9 の切欠き部84とが長手方向に交互に設けら
れている。
【0032】上記レール8の垂下片83の幅L8 は、ケ
ース本体10の取付腕19a,19bの内縁部間の間隔
1 (図2参照)とほぼ等しく、L8 ≦L1 に形成され
ており、また、切欠き部84の幅L9 は、取付腕19
a,19bの内縁部から、ケース本体10の幅方向の外
縁部までの幅L2 (図2参照)の2倍の長さとほぼ等し
く、L9 ≧2L2 に形成されている。但し、切欠き部8
4の幅L9 はこれに限定するものではなく、2L2 より
広ければよい。
【0033】85はレール8の垂下片83の幅方向の中
心部からレール8と直交し、かつ、垂下片83からL7
隔てた位置において、底板5に設けたねじ穴(図示せ
ず)に螺入された固定ねじである。この距離L7 は、ケ
ース本体10の取付腕19a,19bの先端部から、取
付腕21のだるま穴22の大径部の中心までの長さL5
(図2参照)とほぼ等しくL7 ≧L5 に形成されてい
る。
【0034】上記のようなレール8を有する中継器盤1
に中継器7を取付けるには、図5に示すように、取付腕
19a,19bをレール8の垂下片83の両側近傍に位
置させると共に、取付腕21のだるま穴22の大径部を
固定ねじ85に嵌入し、中継器7を底板5上に載置す
る。ついで、図6に示すように、中継器7を底板5に沿
って矢印a方向に摺動させると、取付腕19a,19b
は垂下片83の両側、つまり、切欠き部からレール8内
に挿入され、固定ねじ85はだるま穴21の小径部内に
位置する。この状態で固定ねじ85を締付ければ、中継
器7は所定の位置に確実に固定される。このようにし
て、複数の中継器7をレール8の垂下片83ごとに取付
けることができる。中継器8を中継器盤1から取外すに
は、固定ねじ85を緩めて中継器7を矢印b方向に摺動
させ、固定ねじ85をだるま穴22の大径部内に位置さ
せて持上げればよい。
【0035】実施例2 図7は本発明の第2の実施例のレールの斜視図である。
なお、中継器7は第1の実施例と同じである。本実施例
においては、レールは第1のレール8aと第2のレール
9とからなり、それぞれその取付片82a,92は中継
器盤1の底板5に固定されている。
【0036】第1のレール8aの本体81aには、一端
に先端部が下方に折曲げられてL字状に形成されたスト
ッパ部85aと、このストッパ部85aに連続しかつそ
れより内側に形成された凹部86と、この凹部86に連
続した凹状の第1の嵌合部87aと、突片88を隔てて
形成された第2の嵌合部87bとからなり、これらによ
り第1の取付部Iを構成している。
【0037】そして、第1の嵌合部87bに連続してス
トッパ部85bが設けられ、以下第1の取付部Iと同様
に凹部86、第1の嵌合部87a、突片88、第2の嵌
合部87bにより第2の取付部IIが形成され、同様にし
て、第3、第4、…の取付部III,IV ,…が連続して設
けられている。
【0038】上記第1のレール8aの凹部86の幅
11、第1、第2の嵌合部87a,87bの幅L12は、
中継器7の取付腕19a,19bの幅L3 (図2参照)
とほぼ等しくL11,L12≧L3 に形成されており、ま
た、突片88の幅L13は取付腕19a,19bの内縁部
間の間隙L1 とほぼ等しく、L13≦L1 に形成されてい
る。
【0039】第2のレール9は第1のレール8aと距離
10を隔てて対向配置されており、第1のレール8aの
各突片88に対向してそれぞれ凹状の嵌合部93が設け
られ、これに連続して浅い凹部94が形成されており、
嵌合部93と凹部94以外の部分の前縁は下方に折曲げ
られていて、凹部94との間にストッパ部95が形成さ
れている。なお、第1、第2のレール8a,9間の間隔
10は中継器7の長さL6 (図2参照)とほぼ等しくL
10≧L6 に選ばれており、嵌合部93の幅L14は中継器
7の取付腕21の幅L4 とほぼ等しくL14≧L4 に、ま
た、凹部94の幅L15は取付腕21の幅L4 とほぼ等し
く、L15≧L4 に形成されている。
【0040】次に、上記のような第1、第2のレール8
a,9に中継器7を取付ける手順を、図8,図9により
説明する。なお、中継器盤1は、通常壁面等に垂直に取
付けられている。 (1)図8に示すように、中継器7の取付腕19a,1
9bを正面から第1のレール8aの第1、第2の嵌合部
87b,87aに嵌入すると共に、取付腕21を第2の
レール9の嵌合部93に嵌入する。
【0041】(2)この状態で中継器7から手を離す
と、中継器7は自重により下降し(又は手で移動させ
て)、取付腕19bが第1のレール8aのストッパ部8
5aに、取付腕21が第2のレール9のストッパ部95
に当接して停止し、中継器7はその位置で中継器盤1に
取付けられる。以下、順次第2、第3、…の取付部II,
III,…に中継器7を取付けることにより、複数台の中
継器7を連続して中継器盤1に取付けることができる。
なお、中継器7を収納したまま中継器盤1を運搬したり
すると、中の中継器7が動くおそれがあるので、最上部
に取付けられた中継器7を例えばクランク型の金具で固
定してもよい。
【0042】中継器7を中継器盤1から取外すには、中
継器7を2本の指で上方に摺動させ、その取付腕19
a,19bを第1のレール8aの第2、第1の嵌合部8
7b,87aと、また、取付腕21を第2のレール9の
嵌合部93とそれぞれ整合させて持上げれば、簡単に取
出すことができる。
【0043】実施例3 ところで、上記のように、第1〜第nの取付部I〜nに
中継器7を取付けると、図10に示すように、中継器盤
1に高密度実装することができるが、保守点検等のため
下方の中継器7a,7bを第1、第2のレール8a,9
から取外そうとしても、密に実装されているため上方に
摺動させることができないので、取外すことができず、
上から順番に取外さなければならない。
【0044】そこで本実施例においては、図11に示す
ように、第1のレール8aのストッパ部85a,85
b,85c,…の幅L16を広く形成すると共に、これに
対応して第2のレール9の嵌合部93a,93b,93
c,…及びストッパ部95a,95b,95c,…の位
置を定め、実装時において隣接する中継器の間(7aと
7b,7bと7c,…)に間隙Gが形成されるようにし
たものである。このように形成することにより、下方あ
るいは中間の中継器(例えば7a)を取出したいとき
は、図に破線で示すように、中継器7aを上方に摺動さ
せて取付腕19a,19b及び21をそれぞれ第2、第
1の嵌合部87b,87aと嵌合部93aに整合させる
ことにより、容易に取出すことができる。
【0045】実施例4 上記の各実施例では、前面側に2つの取付腕19a,1
9bを有し、後面側に1つの取付腕21を有する中継器
について説明したが、本実施例は、図12示すように、
中継器1の前面側と後面側にそれぞれ1つの取付腕1
9,21を設けたものである。本実施例に係る中継器7
を中継器盤等に取付けるには、図12に示すように、レ
ール8bに取付腕19の幅とほぼ等しい幅の切欠き部9
0を設け、この切欠き部90に取付腕19を挿入し、取
付腕21のだるま穴22に挿入した固定ねじ9を締付け
ればよい。
【0046】実施例5 本実施例は、上記第4の実施例において、第1のレール
8bと対向して第2の実施例の第2のレール9(図7)
を設け、第1のレール8bの切欠き部90の幅を広く成
形してストッパ部を設け、必要に応じて第1のレール8
bの切欠き部90の間隔、及び第2のレール9の嵌合部
93の間隔をそれぞれ大きくすることにより、第2、第
3の実施例と同様に、両レール8a,9間に中継器7を
簡単に取付けることができる。
【0047】上記のようにして中継器盤1に取付けられ
た中継器7には、火災受信機及び各端末機器からの電線
が、図1の筐体2の背面から電線挿入穴6に挿通されて
筐体2内に導かれ、火災受信機からの電線はその端部に
取付けたコネクタにより中継器7のコネクタ31a(又
は31b)に接続され、各端末機器からの電線は端子台
32にそれぞれ差込み接続される。この場合、中継器7
の他方のコネクタ(例えば31b)と、隣接する中継器
7のコネクタ(例えば31a)とをコネクタにより順次
渡り配線すれば、火災受信機と中継器7との接続がきわ
めて簡単になる。
【0048】このように、本発明によれば、中継器1の
一方の取付腕を中継器盤等に設けたレールの取付部に嵌
入し、他方の取付腕をねじ止めし又は第2のレールの取
付部に嵌入して取付けるようにしたので、固定ねじを全
く使用しないか又は使用する場合でも1本でよいので、
中継器盤等への取付けがきわめて容易であり、短時間で
着脱することができる。なお、本発明に係る中継器1
も、従来通り取付腕19,19a,19bのねじ挿通部
20,20a,20bにねじを挿通し、また、取付腕2
1のだるま穴22にねじを挿通して、中継器盤等にねじ
止めしてもよい。この場合も、ねじは2本又は3本でよ
いので従来よりもねじを減らすことができ、取付作業が
簡単になる。
【0049】以上の説明では、2つの取付腕19a,1
9b側(レール78に取付けられる側)に一次端子群を
設け、その反対側に二次端子群を設けた場合を示した
が、レール78に取付けられる側に二次端子群を設け、
その反対側に一次端子群を設けてもよい。また、二次端
子群(及び一次端子群)を構成する差込式端子台32
(32a)は図示のものに限定するものではなく、差込
方式のものであれば他の構造のものを用いてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
次のような効果を得ることができる。 (1)中継器盤等に設けたレールの取付部に中継器の一
方の取付腕を嵌入して中継器を中継器盤等に取付けるよ
うにしたので、着脱がきわめて容易になり、コストを低
減することができる。
【0051】(2)中継器盤等に設けたレールの取付部
に中継器の一方の取付腕を嵌入し、他方の取付腕を中継
器盤等にねじ止めして固定するようにしたので、固定ね
じは1本でよく、着脱がきわめて容易で作業性を向上す
ることができる。
【0052】(3)上記(1),(2)の他方の取付腕
にだるま穴を設け、中継器盤等に設けたレールの取付部
の近傍に中継器の一方の取付腕を位置させ、他方の取付
腕のだるま穴に中継器盤に設けた固定ねじを挿入し、中
継器を摺動させて一方の取付腕をレールの取付部に嵌入
すると共に、固定ねじをだるま穴の小径部に位置させて
締付けるようにしたので、固定ねじは1本でよいばかり
でなく、中継器の位置決め及び着脱がきわめて容易であ
る。
【0053】(4)中継器盤等に、嵌合部とストッパ部
からなる取付部を有する第1、第2ののレールを対向配
置し、中継器の一方の取付腕を第1のレールの嵌合部
に、他方の取付腕を第2のレールの嵌合部にそれぞれ嵌
入したのち、これら取付腕をストッパ部に当接させてそ
の位置に保持させるようにしたので、中継器の取付にあ
たっては1本の固定ねじも使用せず、着脱がきわめて容
易でコストを低減することができる。
【0054】(5)上記(1),(2),(4)におい
て、レールに複数組の取付部を設けることにより、複数
台の中継器を中継器盤等に容易に取付けることができ
る。 (6)上記(4)又は(5)の中継器盤等に複数台の中
継器を取付けるにあたり、各中継器の間にすき間が生じ
るようにして移動可能に構成したので、任意の位置にあ
る中継器を容易に取外すことができる。
【0055】(7)中継器の一次端子群をコネクタ方式
とし、中継器盤等に取付けた複数台の中継器間をコネク
タにより渡り配線して接続するようにしたので、火災受
信機の接続が容易になり、接続工数を低減できると共
に、誤配線をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る中継器の取付構造の説明図であ
る。
【図2】第1の実施例の中継器の分解斜視図である。
【図3】図2の組立状態を示すもので、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図4】第1の実施例のレール等を説明するための斜視
図である。
【図5】第1の実施例の作用説明図である。
【図6】第1の実施例の作用説明図である。
【図7】第2の実施例のレール等を説明するための斜視
図である。
【図8】第2の実施例の作用説明図である。
【図9】第2の実施例の作用説明図である。
【図10】第2の実施例に複数台の中継器を取付けた状
態を示す説明図である。
【図11】第3の実施例の説明図である。
【図12】第4の実施例を説明するための斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 中継器盤 2 筐体 3 扉 5 底板 7 中継器 8 レール 8a,8b 第1のレール 9 第2のレール 10 ケース本体 19a,19b,21 取付腕 22 だるま穴 30 プリント基板 31a,31b コネクタ 32 差込式の端子台 40 カバー 83 垂下片 84,87a,87b,90,93 嵌合部 85 固定ねじ 85a,85b,95 ストッパ部 86,94 凹部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災受信機及び端末機器が接続される端
    子群と、これらの信号を処理する信号処理部が設けられ
    たプリント基板とを有し、ケースの前後壁にそれぞれ取
    付腕が設けられた中継器と、 中継器盤等に取付けられ、前記中継器の取付腕の取付部
    が設けられたレールとを備え、 前記中継器の少なくとも一方の取付腕を前記レールの取
    付部に嵌入して該中継器を前記中継器盤等に取付けるこ
    とを特徴とする中継器の取付構造。
  2. 【請求項2】 ケースから露出して火災受信機が接続さ
    れる一次端子群及び端末機器が接続される二次端子群
    と、ケース内に収容されこれら火災受信機及び端末機器
    からの信号を処理する信号処理部が設けられたプリント
    基板とを有し、ケースの前後壁にそれぞれ取付腕が設け
    られた中継器と、 中継器盤等に取付られ、前記中継器の取付腕が嵌合する
    取付部が設けられたレールとを備え、 前記中継器の一方の取付腕を前記レールの取付部に嵌入
    し、他方の取付腕を前記中継器盤等にねじ止めすること
    を特徴とする中継器の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記中継器の他方の取付腕にだるま穴を
    設けると共に、該だるま穴に対応して前記中継器盤等に
    固定ねじを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載
    の中継器の取付構造。
  4. 【請求項4】 ケースから露出して火災受信機が接続さ
    れる一次端子群及び端末機器が接続される二次端子群
    と、ケース内に収容されこれら火災受信機及び端末機器
    からの信号を処理する信号処理部が設けられたプリント
    基板とを有し、ケースの前後壁にそれぞれ取付腕が設け
    られた中継器と、 中継器盤等に取付けられ、前記中継器の一方の取付腕の
    嵌合部及び該嵌合部の近傍に設けられたストッパ部から
    なる取付部を有する第1のレールと、 該第1のレールと対向して設けられ、前記中継器の他方
    の取付腕の嵌合部及び該嵌合部の近傍に設けられたスト
    ッパ部からなる取付部を有する第2のレールとを備え、 前記中継器の一方の取付腕を前記第1のレールの嵌合部
    に嵌入すると共に、他方の取付腕を前記第2のレールの
    嵌合部に嵌入し、前記中継器を摺動させて前記取付腕を
    それぞれストッパ部に当接させることを特徴とする中継
    器の取付構造。
  5. 【請求項5】 前記レール又は第1のレールと第2のレ
    ールに前記取付部をそれぞれ複数組設けたことを特徴と
    する請求項1,2又は4記載の中継器の取付構造。
  6. 【請求項6】 前記第1のレールと第2のレールとの間
    に複数台の中継器を取付けた際に、各中継器の間にすき
    間が生じるように取付部の間隔を設定したことを特徴と
    する請求項4又は5記載の中継器の取付構造。
  7. 【請求項7】 中継器の一次端子群をコネクタ方式と
    し、中継器盤等に取付た複数台の中継器間をコネクタに
    より渡り配線したことを特徴とする請求項5又は6記載
    の中継器の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002170169A (ja) * 2000-12-05 2002-06-14 Nohmi Bosai Ltd 火災報知設備の中継器
JP2003248874A (ja) * 2002-02-25 2003-09-05 Matsushita Electric Works Ltd 火災受信システム用中継器
JP2008226172A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Nohmi Bosai Ltd 分散型火災報知システム
JP2011154623A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Nittan Co Ltd 火災感知器用点検ボックス
KR200475574Y1 (ko) * 2013-08-30 2014-12-10 김유열 통신용 분배기

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