JP2000059043A - 機器群取付装置 - Google Patents

機器群取付装置

Info

Publication number
JP2000059043A
JP2000059043A JP10228044A JP22804498A JP2000059043A JP 2000059043 A JP2000059043 A JP 2000059043A JP 10228044 A JP10228044 A JP 10228044A JP 22804498 A JP22804498 A JP 22804498A JP 2000059043 A JP2000059043 A JP 2000059043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal blocks
terminal block
lock
fixing
adjacent terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10228044A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiminori Ishizuka
公則 石塚
Mitsuhiro Shinohara
充裕 篠原
Mitsugi Ueno
貢 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10228044A priority Critical patent/JP2000059043A/ja
Publication of JP2000059043A publication Critical patent/JP2000059043A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】固定金具を無くし、端子台間の信号接続を確実
に行うことができる機器群取付装置を提供すること。 【解決手段】レールにスライド可能に配設した電子機器
を備えた少なくとも2個の端子台を、連結する端子台連
結装置として、スライド溝1と、連結板係合用切欠き溝
2と、スライダ3とからなり、スライド溝1は、各端子
台51,52の上下端部近くであって、該端子台51,
52のスライド方向と一致する方向にそれぞれ形成され
たものであり、連結板係合用切欠き溝2はスライド溝1
の底面の所望の位置に、該各スライド溝1と直交する方
向に形成された断面三角状の溝であり、スライダ3は各
スライド溝1にそれぞれ挿入されるスライダ本体10と
該スライダ本体10に直交するように固定され、両端部
に連結板係合用切欠き溝2に係合可能な突起部4aを有
する連結板4が一体的に構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばDIN(ド
イツ工業品標準規格)レールに、スライド可能な2つ以
上の端子台を備え、かつ各端子台にそれぞれ電子機器を
取付け、各端子台同士を連結し、かつ各電子機器相互間
を電気的に接続するようにした機器群取付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の機器群取付装置の例とし
て、図8(a)の斜視図及び(b)の斜視図に示すもの
がある。図示しない制御盤本体に固定され、ほぼ水平に
固定された断面ほぼコ字状のDINレール6に、複数
(ここでは2個)の端子台51,52が、各端子台5
1,52にそれぞれ形成されている溝(図示せず)にス
ライド可能に支持され、各端子台51,52にはコント
ローラのごとき電子機器11,12が取り付けられてい
る。各端子台51,52の一方の側面には、それぞれ雄
側コネクタ62が取り付けられ、また各端子台51,5
2の他方の側面には、図示しない雌側コネクタが取り付
けられ、図8(a)の状態から図8(b)に示すように
隣接する端子台51,52を接近させた状態で、隣接す
る端子台51,52の雄側コネクタ62および雌側コネ
クタを同士を接続することにより、機器11,12が電
気的に接続されるようになっている。端子台51,52
には、図示しないケーブルにより電気的に接続されてい
る。
【0003】このような構成にあっては、機器11,1
2に力が加わらない場合は、雄側コネクタ62と雌側コ
ネクタは外れることはないが、端子台51,52に接続
されるケーブルの応力や、振動等で外れる場合がある。
これを防止するために、機器11,12の両側であっ
て、DINレール6にそれぞれ固定金具64をネジ止め
するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、このように固定
金具64を使用しているので、端子台51,52に有す
る雄側コネクタ62と雌側コネクタの挿入状態が解かれ
ることはないが、次のような問題点がある。すなわち、
隣接する機器11,12の対向する側壁とは反対側の側
壁にそれぞれ固定金具64を設けなければならないこと
から、固定金具64を端子台51,52に付属する必要
があり、また固定金具64の分、スペースがとられてい
た。
【0005】さらにまた、固定金具64の固定の仕方が
悪い場合には、例えば数mmの隙間は発生してしまう。
この隙間分接続コネクタが抜け、雄側コネクタ62と雌
側コネクタの接触抵抗を大きくすることもある。微少信
号や高周波信号を扱う場合は接触抵抗も重要になるた
め、接続の確実性が望まれる。
【0006】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、固定金具を無くし、端子台間の信号接続を
確実に行うことができる機器群取付装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を実現するた
め、請求項1に対応する発明は、制御盤本体にほぼ水平
に取り付けられ、所定の規格寸法の断面ほぼコ字状のレ
ールと、前記レールにそれぞれスライド可能に取り付け
られ、それぞれ電子機器が固定されかつ該各電子機器と
それぞれ電気的に接続された少くとも2個の端子台と、
前記端子台相互間を電気的に接続するものであって、該
隣接する端子台の対向面にいずれか一方が取り付けられ
た雄側コネクタおよび雌側コネクタとを備えた機器群取
付装置において、前記端子台に端子台連結装置を一体的
に形成し、前記雄側コネクタと前記雌側コネクタを接続
し前記電子機器相互間を電気的に接続した状態で、前記
端子台相互間を前記端子台連結装置により連結した機器
群取付装置である。
【0008】前記目的を実現するため、請求項2に対応
する発明は、前記端子台連結装置として、スライド溝
と、連結板係合用切欠き溝と、スライダとからなり、前
記スライド溝は、前記各端子台の上下端部近くであっ
て、該端子台のスライド方向と一致する方向にそれぞれ
形成されたものであり、前記連結板係合用切欠き溝は前
記スライド溝の底面の所望の位置に、該各スライド溝と
直交する方向に形成されたものであり、前記スライダは
前記各スライド溝にそれぞれ挿入されるスライダ本体と
該スライダ本体に直交するように固定され、両端部に前
記連結板係合用切欠き溝に係合可能な突起部を有する連
結板からなり、前記雄側コネクタと前記雌側コネクタを
接続し前記電子機器を電気的に接続した状態で、前記ス
ライダを隣接する端子台の一方から他方にかけて配置
し、前記連結板の突起部を前記連結板係合用切欠き溝に
係合させて前記隣接する端子台相互間を連結するように
した請求項1記載の機器群取付装置である。
【0009】前記目的を実現するため、請求項3に対応
する発明は、前記端子台連結装置として、錠と、鍵と、
引掛け溝からなり、前記錠は前記隣接する端子台の一方
に回動可能に取り付けられ、先端に引っ掛け部を有し、
かつ後端に回動支持部を有すると共に鍵挿入穴を有する
ものであり、前記鍵は前記鍵挿入穴に挿入され、前記錠
を所定範囲だけ回動させるものであり、前記引掛け溝は
前記隣接する端子台の他方に形成され、前記錠の引っ掛
け部が引っ掛かかるものであり、前記雄側コネクタと前
記雌側コネクタを接続し前記電子機器を電気的に接続し
た状態で、前記錠の鍵挿入穴に鍵を挿入して前記錠をほ
ぼ90度回動させて錠の引っ掛け部が前記引掛け溝に嵌
まるように構成し、これにより前記隣接する端子台相互
間を連結するようにした請求項1記載の機器群取付装置
である。
【0010】前記目的を実現するため、請求項4に対応
する発明は、前記端子台連結装置として、第1の磁石
と、第2の磁石または磁性体からなり、前記第1の磁石
は、前記隣接する端子台の一方に配設されるものであ
り、前記第2の磁石または磁性体は前記隣接する端子台
の他方に前記第1の磁石により吸着される磁石または磁
性材料からなるものであり、前記雄側コネクタと前記雌
側コネクタを接続し前記電子機器を電気的に接続した状
態で、前記第1の磁石により前記第2の磁石または前記
磁性体を吸着させるようにし、これにより前記隣接する
端子台相互間を連結する請求項1記載の機器群取付装置
である。
【0011】前記目的を実現するため、請求項5に対応
する発明は、前記端子台連結装置として、ロック片と、
ロック片係合部からなり、前記ロック片は前記隣接する
端子台の一方に形成され、先端が先細状であって係合凹
部を有するものであり、前記ロック片係合部は前記隣接
する端子台の他方に形成され、前記ロック片の係合凹部
が係合するものであり、前記雄側コネクタと前記雌側コ
ネクタを接続し前記電子機器を電気的に接続した状態
で、前記ロック片の係合凹部を前記ロック片係合部に係
合させ、これにより前記隣接する端子台相互間を連結す
るようにした請求項1記載の機器群取付装置である。
【0012】前記目的を実現するため、請求項6に対応
する発明は、前記端子台連結装置として、固定用プラグ
と、固定用ジャックからなり、前記固定用プラグは前記
隣接する端子台の一方であってこの上下端部にそれぞれ
突出するように形成され、該各突出部の所定位置に係合
用穴を有するものであり、前記固定用ジャックは前記隣
接する端子台の他方の内部に配設され、前記各固定用プ
ラグの突出部が挿抜可能な断面ほぼU字のプラグ受をそ
れぞれ有し、かつ該各固定用プラグが該プラグ受に挿入
された状態で該固定用プラグの係合用穴に係合する突起
部を前記各プラグ受に有するものであり、かつ前記各固
定用プラグおよび前記各固定用ジャックは電源ライン等
の電気的接続を兼ねたものであり、前記雄側コネクタと
前記雌側コネクタを接続し前記電子機器を電気的に接続
した状態で、前記固定用プラグの係合用穴と前記固定用
ジャックの突起部を係合させ、これにより前記隣接する
端子台相互間を連結するようにした請求項1記載の機器
群取付装置である。請求項1〜6のいずれかに記載の発
明によれば、従来必要としていた固定金具を無くし、端
子台間の信号接続を確実に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。本発明の機器群取付装置
の実施形態は、概略次のように構成されている。すなわ
ち、図示しない制御盤本体にほぼ水平に取り付けられ、
所定の規格寸法(DIN)の断面ほぼコ字状のレール6
と、レール6にそれぞれスライド可能に取り付けられ、
それぞれ電子機器11,12が固定されかつ該各電子機
器11,12とそれぞれ電気的に接続された少くとも2
個の端子台51,52と、端子台51,52相互間を電
気的に接続するものであって、該隣接する端子台51,
52の対向面にいずれか一方が取り付けられた信号接続
用の雄側コネクタ8および雌側コネクタ7とを備えたも
のにおいて、端子台51,52に、以下に述べる構成の
端子台連結装置を一体的に形成し、雄側コネクタ8と雌
側コネクタ7を接続し電子機器11,12相互間を電気
的に接続した状態で、端子台51,52相互間を端子台
連結装置により連結したものである。
【0014】<第1の実施形態> (構成)図1は本発明の第1の実施形態を説明するため
の図であり、(a)は一部を示す斜視図で、(b)は
(a)の要部のみを示す斜視図で、(c)は機器が連結
された状態を示す側面図である。端子台連結装置は、ス
ライド溝1と、連結板係合用切欠き溝2と、スライダ3
とからなり、スライド溝1は、各端子台51,52の上
下端部近くであって、該端子台51,52のスライド方
向と一致する方向にそれぞれ形成されたものであり、連
結板係合用切欠き溝2はスライド溝1の底面の所望の位
置に、該各スライド溝1と直交する方向に形成された断
面三角状の溝であり、スライダ3は各スライド溝1にそ
れぞれ挿入されるスライダ本体10と該スライダ本体1
0に直交するように固定され、両端部に連結板係合用切
欠き溝2に係合可能な突起部4aを有する連結板4が一
体的に構成されたものである。
【0015】このような構成の端子台連結装置を、端子
台51,52の上下端部に有し、図1(c)に示すよう
に、雄側コネクタ8と雌側コネクタ7を接続し電子機器
11,12を電気的に接続した状態で、スライダ3を隣
接する端子台52の一方から他方51にかけて配置し、
連結板4の突起部4aを連結板係合用切欠き溝2に係合
させて隣接する端子台51,52相互間を連結するよう
にしたものである。
【0016】(作用)このように構成された第1の実施
形態の作用について説明する。図1(c)に示すよう
に、端子台51,52を連結した状態では、2枚の連結
板4が図のような位置に配置されている。この状態で
は、端子台51,52は雌側コネクタ7と雄側コネクタ
8により電気的に接続されている。機器11側にあるス
ライダ3の連結板4は、スライダ3によりスライド溝1
の中をスライドさせ、端子台52側のスライド溝1に入
り、端子台51側の連結板係合用切欠き溝2まで移動さ
せる。これは、端子台52の反対側も同じ構造なので、
同様の作用(動作)となる。
【0017】(効果)第1の実施形態によれば、連結板
4の突起4aが連結板係合用切欠き溝2にはめ込まれ、
両側面にて行われ、端子台51,52は連結される。こ
の場合、端子台51,52は、図1(c)のように当接
した状態にあると、連結板4の両端部の突起4aが、連
結板係合用切欠き溝2にそれぞれはまり、これにより端
子台51,52はスライダ3の連結板4に連結される。
【0018】逆に、端子台51,52が、図1(c)の
ように当接しない状態では、切欠き溝2に連結板4の両
端部の突起4aがはまらない。このようなことから、従
来必要としていた図8の固定金具64を無くし、端子台
51,52同士は、振動等が生じても外れることがなく
なり、雌側コネクタ7と雄側コネクタ8の接触性が向上
する。
【0019】<第2の実施形態> (構成)図2(a)は第2の実施形態を示す斜視図であ
り、図2(b)は図2(a)の要部の内部構造を示す図
である。この場合の端子台連結装置は、錠14と、鍵
と、引掛け溝13からなり、錠14は隣接する端子台5
1,52の一方52に回動可能に取り付けられ、先端に
引っ掛け部14aを有し、かつ後端に回動支持部14b
を有すると共に鍵挿入穴14cを有するものである。
【0020】鍵は図示しないが鍵挿入穴14cに挿入さ
れ、錠14を所定範囲(90度)だけ回動させるもので
あり、引掛け溝13は隣接する端子台51の他方に形成
され、錠14の引っ掛け部14aが引っ掛かかるもので
ある。
【0021】端子台51,52を、図2(b)に示すよ
うに当接されると共に、雄側コネクタ8と雌側コネクタ
7を接続し、これにより電子機器11,12を電気的に
接続した状態で、錠14の鍵挿入穴14cに鍵を挿入し
て錠14をほぼ90度回動させて錠14の引っ掛け部1
4aが引掛け溝13に嵌まるように構成し、これにより
隣接する端子台51,52相互間を連結するようにした
ものである。
【0022】(作用)このような構成のものにおいて、
錠14の鍵挿入穴14cにドライバのような鍵を挿入し
て錠14を回転することにより、錠14は垂直方向(図
2の破線位置)から、水平方向(図2の実線位置)に回
動させることにより、錠14の引っ掛け部14aが引っ
掛け溝13にはまる。
【0023】(効果)このように錠14を水平方向にす
ることにより、隣接する機器の引っ掛け溝13に入り、
端子台51,52同士の連結が確実に行われる。
【0024】端子台51,52同士の連結を解くには、
鍵を鍵挿入穴14cに挿入して錠14を反時計方向に回
転させればよい。すると、錠14が引掛け溝13から外
れることから、端子台51,52を自由に引き離すこと
が可能になる。このように端子台51,52同士の着脱
に鍵が必要なためセキュリティ機能も有することにな
る。
【0025】<第3の実施形態> (構成)図3は第3の実施形態を示す示す斜視図であ
る。端子台連結装置として、第1の永久磁石(N極)2
3と、第2の永久磁石(S極)24からなり、永久磁石
23は隣接する端子台51,52の一方51の側面であ
って端子台52の側面と対向する面に上下端部にそれぞ
れ配設されるものである。永久磁石24は端子台51,
52の他方52の側面であって端子台51の側面と対向
する面に上下端部にそれぞれ配設されるものである。
【0026】(作用)このように端子台連結装置が構成
されているので、端子台51,52を互いに接近させる
と共に、雄側コネクタ8と雌側コネクタ7を互いに挿入
接続することにより、端子台51,52の上下端部に有
する永久磁石23,24同士が吸着され、この結果、隣
接する端子台51,52相互間が連結される。
【0027】(効果)第3の実施形態によれば、雄側コ
ネクタ8と雌側コネクタ7が接続されると同時に、上下
の永久磁石23と24同士が磁力により吸着されるの
で、端子台51,52同士の連結が確実に行われる。従
って、誤って端子台51,52を連結することを忘れる
ことが少なくなる。
【0028】<第4の実施形態> (構成)図4(a)は第4の実施形態を示す斜視図であ
り、図4(b)は図4(a)の電磁石の概略構成を示す
図である。この場合の端子台連結装置は、前述の第3の
実施形態の永久磁石23,24を、それぞれ電磁石N極
33と、電磁石S極34に代えた点のみが異なり、それ
以外の点は図3と同一である。電磁石N極33、電磁石
S極34は、いずれも鉄心36と、鉄心36に巻回され
たコイル37からなり、各コイル37には共通の直流電
源に電気的に接続されている。機器11、機器12に接
続コネクタ7より、機器の電源が供給されると、コイル
37に電流が流れ鉄心36は電磁石として動作する。
【0029】(作用)以上のような構成のものにおい
て、端子台51,52に供給された電源は、雌側コネク
タ7と雄側コネクタ8を介して機器11,12に供給さ
れる。一方、電磁石に直流電源を印加すると、コイル3
7に電流が流れ、鉄心36は励磁され、電磁石となる。
この場合、端子台51,52の対向する側面に形成され
る電磁石は、一方側がN極、他方側がS極になり、お互
いが磁力により吸引される。
【0030】(効果)第4の実施形態によれば、機器1
1と、機器12に電源が入力されると、鉄心36が電磁
石になり、磁力により端子台51,52同士の連結が確
実に行われる。この結果、端子台51,52を連結する
ことを忘れるということがなくなるとともに電源を切る
ことによって簡単に連結を外すことができる。
【0031】<第5の実施形態> (構成)図5(a)は、本発明の第5の実施形態を説明
するための斜視図であり、図5(b)は、図5(a)の
要部を説明するための図である。第5の実施形態の端子
台連結装置は、ロック片27と、ロック片係合部25か
らなり、ロック片27は隣接する端子台51,52の一
方52の側面に形成され、先端が先細状であって係合凹
部27aを有するものである。また、ロック片係合部2
5は隣接する端子台51,52の他方51の対向面側の
角部に、ロック片27の係合凹部27aが係合するよう
に形成されたものであり、具体的には端子台51,52
の上端部の角部であって上端面ならびに側面を連通する
ようにロック片挿入口28を形成することにより得られ
たロック片係合部25であり、また端子台51,52の
下端部の角部であって下端面ならびに側面を連通するよ
うにロック片挿入口28を形成することにより得られた
ロック片係合部25である。
【0032】(作用)このような構成のものにおいて、
端子台51,52を連結するには、端子台51,52を
互いに接近させると共に、雄側コネクタ8と雌側コネク
タ7を挿入接続し、これにより電子機器11,12を電
気的に接続した状態で、ロック片27の係合凹部27a
をロック片係合部25に係合させればよい。
【0033】図5(b)はロック片27とロック片係合
部25の関係を説明するための図であり、(1)は端子
台51,52が接近し、ロック片27の係合凹部27a
がロック片係合部25に係合する直前の状態であり、
(2)は端子台51,52の側面が当接し、ロック片2
7の係合凹部27aがロック片係合部25に完全に係合
した状態である。図5(b)の(2)の状態、つまり端
子台51,52の連結状態を解くには、図5(b)の
(3)のようにロック片27の先端を何らかの治具によ
り押し下げ、係合凹部27aをロック片係合部25との
係合を解くと共に、端子台51,52を互いに遠ざかる
方向に移動させればよい。
【0034】(効果)以上述べた第5の実施形態によれ
ば、端子台51,52の連結時にはロック片27の係合
凹部27aがロック片係合部25に係合することによ
り、機器11,12同士の連結が確実に行われる。機器
11,12の連結を解くには、ロック片27を押し下げ
るための治具が必要なため、簡単に端子台51,52の
連結を解くことができないという利点がある。
【0035】<第6の実施形態> (構成)図6および図7は、第6の実施形態を説明する
ための図であり、図6(a)は隣接する端子台の連結を
解いた状態を示す斜視図であり、図6(b)は隣接する
端子台を連結した状態を示す斜視図であり、図7
(a),(b)は図6の固定用プラグ、固定用ジャック
の詳細を説明するための断面図ならびに斜視図である。
【0036】端子台連結装置は、導電体からなる固定用
プラグ44と、導電体からなる固定用ジャック45から
なり、固定用プラグ44は隣接する端子台51,52の
一方52であってこの上端部および下端部にそれぞれ突
出するように形成され、該各突出部の所定位置に係合用
穴44aを有するものである。
【0037】固定用ジャック45は隣接する端子台5
1,52の他方51の内部に配設され、各固定用プラグ
44の突出部が挿抜可能な断面ほぼU字のプラグ受をそ
れぞれ有し、かつ該各固定用プラグが該プラグ受に挿入
された状態で固定用プラグ44の係合用穴44aに係合
する突起部45aを各プラグ受45に有するものであ
り、かつ各固定用プラグ44および各固定用ジャック4
5は電源46のラインと電気的接続を兼ねたものであ
る。
【0038】(作用)図6(a)の状態から端子台5
1,52を互いに接近させ、図6(b)に示すように端
子台51,52を連結させるには、次のように行えばよ
い。端子台51,52を互いに接近させていき、両者の
側面が当接する直前に、各固定用プラグ44を各固定用
ジャック45に挿入させると共に、雄側コネクタ8と雌
側コネクタ7を挿入接続させながら、端子台51,52
の側面が当接するまで接近させる。
【0039】この状態では、固定用プラグ44の係合用
穴44aと固定用ジャック45の突起部45aが係合す
る。 (効果) 第6の実施形態によれば、端子台51,52の側面が当
接した状態では、固定用プラグ44の係合用穴44a
に、固定用ジャック45の突起部45aがはまるので、
隣接する端子台51,52相互間を確実に連結すること
ができ、また固定用ジャック45と固定用プラグ44を
電源46に接続することができる。
【0040】<変形例>図3の実施形態において、隣接
する端子台51,52の対向する側面に配設した永久磁
石23,24、または図4の実施形態において隣接する
端子台51,52の対向する側面に配設した電磁石3
3,34は、いずれか一方のみとし、他方の磁石の代り
に鉄などの磁性材料からなる磁性体を配設したり、この
場合端子台51,52に残す磁石の極性はN極、S極の
どちらでもよいことはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、固定金具を
無くし、端子台間の信号接続を確実に行うことができる
機器群取付装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機器群取付装置の第1の実施形態を説
明するための図。
【図2】本発明の機器群取付装置の第2の実施形態を説
明するための図。
【図3】本発明の機器群取付装置の第3の実施形態を説
明するための図。
【図4】本発明の機器群取付装置の第4の実施形態を説
明するための図。
【図5】本発明の機器群取付装置の第5の実施形態を説
明するための図。
【図6】本発明の機器群取付装置の第6の実施形態を説
明するための図。
【図7】図6の実施形態の固定用プラグと固定用ジャッ
クを説明するための図。
【図8】従来の機器群取付装置の例を説明するための
図。
【符号の説明】
1…スライド溝 2…連結板係合用切欠き溝 3…スライダ 4…突起部4aを有する連結板 6…DINレール 7…雌側コネクタ 8…雄側コネクタ 10…スライダ本体 11,12…電子機器 13…引っ掛け溝 14…錠 23,24…永久磁石 25…ロック片係合部 27…ロック片 28…ロック片挿入口 33,34…電磁石 44…固定用プラグ 45…固定用ジャック 51,52…端子台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 貢 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 4E360 AB23 AB24 AB25 EA05 EC01 EC13 ED17 ED19 ED23 ED28 ED29 GA03 GA07 GA08 GA31 GA53 GB89 GB94

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御盤本体にほぼ水平に取り付けられ、
    所定の規格寸法の断面ほぼコ字状のレールと、 前記レールにそれぞれスライド可能に取り付けられ、そ
    れぞれ電子機器が固定されかつ該各電子機器とそれぞれ
    電気的に接続された少くとも2個の端子台と、 前記端子台相互間を電気的に接続するものであって、該
    隣接する端子台の対向面にいずれか一方が取り付けられ
    た雄側コネクタおよび雌側コネクタと、 を備えた機器群取付装置において、 前記端子台に端子台連結装置を一体的に形成し、前記雄
    側コネクタと前記雌側コネクタを接続し前記電子機器相
    互間を電気的に接続した状態で、前記端子台相互間を前
    記端子台連結装置により連結したことを特徴とする機器
    群取付装置。
  2. 【請求項2】 前記端子台連結装置は、スライド溝と、
    連結板係合用切欠き溝と、スライダとからなり、 前記スライド溝は、前記各端子台の上下端部近くであっ
    て、該端子台のスライド方向と一致する方向にそれぞれ
    形成されたものであり、前記連結板係合用切欠き溝は前
    記スライド溝の底面の所望の位置に、該各スライド溝と
    直交する方向に形成されたものであり、 前記スライダは前記各スライド溝にそれぞれ挿入される
    スライダ本体と該スライダ本体に直交するように固定さ
    れ、両端部に前記連結板係合用切欠き溝に係合可能な突
    起部を有する連結板からなり、 前記雄側コネクタと前記雌側コネクタを接続し前記電子
    機器を電気的に接続した状態で、前記スライダを隣接す
    る端子台の一方から他方にかけて配置し、前記連結板の
    突起部を前記連結板係合用切欠き溝に係合させて前記隣
    接する端子台相互間を連結するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の機器群取付装置。
  3. 【請求項3】 前記端子台連結装置は、錠と、鍵と、引
    掛け溝からなり、 前記錠は前記隣接する端子台の一方に回動可能に取り付
    けられ、先端に引っ掛け部を有し、かつ後端に回動支持
    部を有すると共に鍵挿入穴を有するものであり、 前記鍵は前記鍵挿入穴に挿入され、前記錠を所定範囲だ
    け回動させるものであり、 前記引掛け溝は前記隣接する端子台の他方に形成され、
    前記錠の引っ掛け部が引っ掛かかるものであり、 前記雄側コネクタと前記雌側コネクタを接続し前記電子
    機器を電気的に接続した状態で、前記錠の鍵挿入穴に鍵
    を挿入して前記錠をほぼ90度回動させて錠の引っ掛け
    部が前記引掛け溝に嵌まるように構成し、これにより前
    記隣接する端子台相互間を連結するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の機器群取付装置。
  4. 【請求項4】 前記端子台連結装置は、第1の磁石と、
    第2の磁石または磁性体からなり、 前記第1の磁石は、前記隣接する端子台の一方に配設さ
    れるものであり、 前記第2の磁石または磁性体は前記隣接する端子台の他
    方に前記第1の磁石により吸着される磁石または磁性材
    料からなるものであり、 前記雄側コネクタと前記雌側コネクタを接続し前記電子
    機器を電気的に接続した状態で、前記第1の磁石により
    前記第2の磁石または前記磁性体を吸着させるように
    し、これにより前記隣接する端子台相互間を連結するこ
    とを特徴とする請求項1記載の機器群取付装置。
  5. 【請求項5】 前記端子台連結装置は、ロック片と、ロ
    ック片係合部からなり、 前記ロック片は前記隣接する端子台の一方に形成され、
    先端が先細状であって係合凹部を有するものであり、 前記ロック片係合部は前記隣接する端子台の他方に形成
    され、前記ロック片の係合凹部が係合するものであり、 前記雄側コネクタと前記雌側コネクタを接続し前記電子
    機器を電気的に接続した状態で、前記ロック片の係合凹
    部を前記ロック片係合部に係合させ、これにより前記隣
    接する端子台相互間を連結するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の機器群取付装置。
  6. 【請求項6】 前記端子台連結装置は、固定用プラグ
    と、固定用ジャックからなり、 前記固定用プラグは前記隣接する端子台の一方であって
    この上下端部にそれぞれ突出するように形成され、該各
    突出部の所定位置に係合用穴を有するものであり、 前記固定用ジャックは前記隣接する端子台の他方の内部
    に配設され、前記各固定用プラグの突出部が挿抜可能な
    断面ほぼU字のプラグ受をそれぞれ有し、かつ該各固定
    用プラグが該プラグ受に挿入された状態で該固定用プラ
    グの係合用穴に係合する突起部を前記各プラグ受に有す
    るものであり、かつ前記各固定用プラグおよび前記各固
    定用ジャックは電源ライン等の電気的接続を兼ねたもの
    であり、 前記雄側コネクタと前記雌側コネクタを接続し前記電子
    機器を電気的に接続した状態で、前記固定用プラグの係
    合用穴と前記固定用ジャックの突起部を係合させ、これ
    により前記隣接する端子台相互間を連結するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の機器群取付装置。
JP10228044A 1998-08-12 1998-08-12 機器群取付装置 Pending JP2000059043A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10228044A JP2000059043A (ja) 1998-08-12 1998-08-12 機器群取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10228044A JP2000059043A (ja) 1998-08-12 1998-08-12 機器群取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000059043A true JP2000059043A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16870331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10228044A Pending JP2000059043A (ja) 1998-08-12 1998-08-12 機器群取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000059043A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006114908A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Rockwell Automation Technologies Inc Dinレール・ラッチ・システム及び方法
JP2011249740A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 M-System Co Ltd 電子機器のレール取り付け構造
JP2013115419A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 M-System Co Ltd 電子機器の結合構造
JP2013120925A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 M-System Co Ltd 電子機器のレール取り付け構造

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006114908A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Rockwell Automation Technologies Inc Dinレール・ラッチ・システム及び方法
JP4576507B2 (ja) * 2004-10-13 2010-11-10 ロックウェル オートメーション テクノロジーズ, インコーポレーテッド Dinレール・ラッチ・システム及び方法
JP2011249740A (ja) * 2010-05-27 2011-12-08 M-System Co Ltd 電子機器のレール取り付け構造
JP2013115419A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 M-System Co Ltd 電子機器の結合構造
JP2013120925A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 M-System Co Ltd 電子機器のレール取り付け構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7252534B2 (en) Electrical connection arrangement with simplified fastening device for electrical connection of an electrical device
US7336497B2 (en) Electronics housing
US7204695B1 (en) Fastener structure
JP2013165074A (ja) 電気的差込接続システム
JP3174760U (ja) 磁力電子コネクタ
US8951074B2 (en) Socket, a plug, and an assembly
CN110277278B (zh) 插座
JP2002324612A (ja) 電気的な端子
JP2013538422A (ja) 壁貫通型電気端子
JP2008277292A (ja) プリント基板等のコネクタ装置
US9613761B2 (en) Contact element
JP2000059043A (ja) 機器群取付装置
US5476386A (en) Base structure for an electrical relay
WO2015190827A2 (ko) 안전 콘센트
CN210182660U (zh) 多种装配方式的电子连接器
US20220393393A1 (en) Power adapter
JPH0220550Y2 (ja)
JP5615200B2 (ja) 配電盤用表示・操作シート
US11276973B2 (en) Multi-jack adapter that cradles electronic device
CN204558731U (zh) 一种板对线连接器
JP2004335322A (ja) 端子取付構造
JPH0412617Y2 (ja)
JP2011044344A (ja) ソケット
CN116093664A (zh) 一种新型连接器结构
US20090017675A1 (en) Stereo connector assembly with rear terminal block