JPH07239976A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JPH07239976A
JPH07239976A JP2853394A JP2853394A JPH07239976A JP H07239976 A JPH07239976 A JP H07239976A JP 2853394 A JP2853394 A JP 2853394A JP 2853394 A JP2853394 A JP 2853394A JP H07239976 A JPH07239976 A JP H07239976A
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JP
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data
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JP2853394A
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Kenji Nagai
健司 永井
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クレジット支払処理を望む顧客がクレジットカ
ードの真の所有者であるか否かを迅速かつ正確に目視確
認することができ、もってクレジット支払処理の業務能
率を飛躍的に向上できる商品販売登録データ処理装置を
提供する。 【構成】クレジット支払処理機能中のクレジット支払会
計処理機能を確認信号が入力されるまで実行不能に形成
するとともに、顔画像データ記憶手段(30)と,顔画
像データ選択手段(12,13)と,顔画像表示制御手
段(12,13)と,確認信号出力手段(16K)とを
設け、クレジット支払処理に際しクレジットカード21
CRから読出したクレジットデータに対応する顔画像デ
ータを読出すとともに当該顔画像FIを表示器(17C
HR)に表示しかつ確認信号が入力された場合にクレジ
ット支払会計処理機能を実行する構成である。また、顔
画像データをクレジットカード自体に記憶させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】クレジットカードを用いたクレジ
ット支払処理機能を有する商品販売登録データ処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】商品販売登録データ処理装置の基本的機
能は、入力データに基づく商品登録処理機能および登録
商品に関する支払処理機能である。そして、支払処理機
能には、現金支払処理機能のみならずクレジット支払処
理機能等が選択的に併設され、適用性の拡大が図られて
いる。
【0003】図5に、上記クレジット支払処理機能を具
備する商品販売登録データ処理装置の一例を示す。同図
において、10は電子キャッシュレジスタからなるター
ミナル機で、制御部11に接続されたスキャナ15,キ
ーボード16,キャッシャー用表示器17CHR,顧客
用表示器17CST,プリンタ18,ドロワ自動開放装
置19を含み、商品登録処理機能,各種の支払処理機能
を実行可能に形成されている。また、クレジット支払処
理に用いるクレジットカードのリーダ21,プリペイド
支払処理に用いるプリペイドカードのリーダライタ22
やポイント付与サービス処理に用いるポイントカードの
リーダライタ23が付設されている。
【0004】50は、ファイルコントローラ(乃至スト
アコントローラ)で各ターミナル機10の全体管理を行
う。また、ファイルコントローラ50には商品データを
格納させたマスターファイルを設けている。各ターミナ
ル機10の商品データファイルには、このマスターファ
イルの商品データがロードされる。但し、各ターミナル
機10は、自機内に商品データファイルを持たずマスタ
ーファイルを共通利用する場合もあるが、構築上の相異
だけで商品登録処理機能上の本質は変らない。
【0005】60は、例えばチェーンストア本部に設置
されるホストコンピュータで、各ファイルコントローラ
50を介して広域集中管理を行う。100は、クレジッ
ト会社内に設置されるクレジットの管理コンピュータで
クレジット決済処理機能を有し、データ通信回線1,
2,3を介して各ターミナル機10とデータ通信可能で
ある。なお、ターミナル機10側から見れば、ファイル
コントローラ50,ホストコンピュータ60およびクレ
ジット管理コンピュータ100のいずれも上位機器とな
る。
【0006】かかる商品販売登録データ処理装置では、
図6において、オペレータ(店員)がターミナル機10
内のデータ入力手段であるスキャナ15またはキーボー
ド16を用いて商品コード(データ)を入力(ST10
0のYES)すると、制御部11は商品データファイル
を検索(ST101)して商品データ(商品名,単価
等)を求めつつ商品登録処理(ST102)を行う。こ
の商品登録処理によって、商品データは登録ファイルに
登録記憶される。さらに、取引合計額として取引合計額
メモリに累積加算記憶(ST103)されかつ表示器1
7CHR,17CSTに表示(ST104)される。顧
客買上商品の全てについての商品登録処理が終了(ST
105のYES)すると、制御部11は税額等を含む合
計金額を算出(ST106)して一時記憶する。
【0007】ここに、ポイント付与サービス処理機能
は、合計金額に対応するポイントを算出して記憶する
(ST107)。このポイント算出は、商品登録処理
(ST102)の際に商品単価に対しあるいは登録商品
の種別に対して行われる場合もある。そして、算出され
たポイントは、リーダライタ23に挿入(図7のST1
18のYES)されているポイントカードに制御部11
が加算記憶する(ST119)。
【0008】登録終了後に、オペレータは顧客申出の支
払処理をキーボード16上のキー操作等により選択す
る。基本的な現金支払処理(図7のST112)の他
に、上記のクレジット支払処理(ST108),プリペ
イド支払処理(ST110),商品券等々を取扱うその
他支払処理(ST115)がある。制御部11は、選択
された支払処理を実行する(ST109,ST111,
ST113,ST116)。残額が零(0)となるまで
行われる(ST117)。ST114は、現金支払処理
の際にドロワ自動開放装置19がドロワを自動開放する
ことを意味する。
【0009】ここに、クレジット支払処理(図7のST
109)は、例えば図9,図10の手順で実行される。
すなわち、リーダ21にクレジットカードが挿入(ST
1090のYES)されていると、制御部11は会員コ
ード等を含むクレジットデータを読出し(ST109
1)、かつ上位機器(100)に有効性等の照会(確認
問合せ)を行う(ST1092)。この際、表示器17
CHRには図11に示す如く問合せ中の表示がなされる
(ST1093)。そして、その管理コンピュータ10
0から応答を受信(ST1094のYES)すると、制
御部11が応答クレジットデータを記憶(ST109
5)しかつ図12に示すように顧客氏名等を含む応答ク
レジットデータの一部を表示器17CHRに表示(ST
1096)する。
【0010】なお、例えば磁気カードからなるクレジッ
トカード(21CR)は、図14に示す如く、合成樹脂
製の基板21Vの表面側に顧客氏名(TARO TOK
YO)が突出形成され、かつ裏面側のデータ記憶部21
Wにクレジットデータが目読不能に記憶された構造とさ
れている。
【0011】かくして、オペレータは、キーボード16
上のキー操作によりクレジットにより支払われる金額や
支払区分等々のその他事項を入力する(図9のST10
97,1098)。これにより、制御部11は、クレジ
ット支払会計処理(図10のST1099)を行って、
クレジット支払会計処理データを記憶(ST1100)
し、かつ上位機器(100)へ決済問合せ(ST110
1)を行う。なお、この問合せと図9のST1092の
問合せとを、同時に行うように構築する場合もある。
【0012】クレジット決済した上位機器(100)か
らの応答を受信(ST1102のYES)すると、制御
部11はそのクレジット決済データをRAMに一時記憶
(ST1103)するとともに、クレジット支払処理済
データを作成(ST1104)し、しかる後にクレジッ
トカードを排出(ST1105)する。このクレジット
決済データには、クレジット会社コード,会員コード
(顧客氏名),取扱日,支払区分,利用額,利用合計,
利用可能額等々が含まれる。また、クレジット支払処理
済データには、上記クレジット決済データに基づく事項
の他に非食品か否かの識別データ,ターミナル機10に
おける取引番号等々が含まれる。なお、現金支払処理等
は、周知ゆえ説明を省略する。
【0013】図7に戻り、選択された支払処理の実行が
終了(ST117のYES)すると、制御部11は上記
サービスポイント付与機能(ST118,ST119)
を実行した後に、プリンタ18を駆動制御してレシート
を発行する(ST120)。ここに、1取引内の商品販
売登録データ処理が完了する。
【0014】しかし、クレジット支払処理が選択実行
(図8のST121のYES)されているので、制御部
11がクレジット支払処理済データを取込み(ST12
2)かつプリンタ18を駆動制御して、クレジット売上
票としての客控用売上票,クレジット会社控用売上票お
よび店控用売上票を順次に印字・発行する(ST12
3,124,125)。なお、プリンタ18を用いずに
伝票専用プリンタを用いて一括して印字・発行する場合
もある。
【0015】クレジット会社控用売上票(21CO)
は、図13に示す如く形態とされ、クレジット決済デー
タ(乃至クレジット支払処理済データ)の他に、“御署
名”欄等が印字されている。
【0016】かくして、オペレータは図12に示すよう
に表示器17CHRに表示(図9のST1096)され
た顧客氏名(東京太郎)およびクレジットカード21C
Rに突出形成された顧客氏名(TARO TOKYO)
と、クレジット会社控用売上票21COの署名欄に顧客
が署名した氏名とを比較して、当該顧客がクレジットカ
ード21CRの真の所有者であることを確認してから、
客控用売上票とともに買上商品を手渡している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように複雑なクレ
ジット支払処理を正確に実行できるが、ターミナル機1
0における商品登録処理と各種の支払処理との全体を考
えると、クレジット支払処理に関してはより多くの手間
と時間が掛るので改善の余地が大きい。
【0018】特に、上記の従来比較確認方法ではクレジ
ットカード21CRを使用した顧客が当該クレジットカ
ード21CRの真の所有者であるかどうかの判別確認に
多大な労力と時間を要している。しかも、真の所有者で
ないと判別された場合には、クレジットカード21CR
の不正使用となるので一旦終了したクレジット支払処理
やその基礎となる商品登録処理を取消さなければなら
ず、現品の処置にも手間が掛る。さらに、上位機器(1
00)への取消手続もしなければならないので一段と煩
わしい。
【0019】かくして、クレジット支払処理を望む顧客
が当該クレジットカード21CRの真の所有者であるか
否かを迅速かつ正確に確認できるなら、上位機器(10
0)への無駄な問合せを削減することが可能となり、図
8のST124で署名を要するために発行していたクレ
ジット会社控用伝票を発行しないですむように構築で
き、顧客による署名作業とオペレータの比較確認作業と
の一掃が可能となる。しかも、一旦選択実行したクレジ
ット支払処理の取消作業も一掃できる。したがって、ク
レジットカード20CRを用いてのクレジット支払処理
業務能率を飛躍的に向上できる筈である。
【0020】ここに本発明の目的は、商品登録処理しか
つクレジット支払処理を望む顧客がクレジットカードの
真の所有者であるか否かを迅速かつ正確に目視確認する
ことができ、もってクレジット支払処理の業務能率を飛
躍的に向上できる商品販売登録データ処理装置を提供す
ることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】クレジットカードに形成
された氏名,クレジットカードから読取ったクレジット
データに含まれる氏名,上位機器から応答された氏名等
を表示や印字によって比較確認していたのでは手間が掛
りかつ確実な判別が至難であること、一方においてクレ
ジットカードの真の所有者にとっては他人による不正使
用は許し難いことから不正防止策については協力を惜し
まないとする顧客が多いこと、および人の判別は顔を一
見するだけで確実に行えること等に着目し、本発明はク
レジットカードの真の所有者のビデオ,写真あるいはイ
ラスト等による顔画像データを予め登録記憶しておき、
クレジット支払処理に際してクレジットカードから読出
したクレジットデータに対応する顔画像を選択表示でき
る構成とし、前記課題を解消するものである。
【0022】すなわち、請求項1の発明に係る商品販売
登録データ処理装置は、商品登録処理機能および登録商
品に関するクレジットカードを用いたクレジット支払処
理機能を実行可能に形成された商品販売登録データ処理
装置において、前記クレジット支払処理機能に含まれる
クレジット支払会計処理機能を確認信号が入力されるま
で実行不能に形成し、各クレジットデータに対応させた
顔画像データを記憶する顔画像データ記憶手段と,この
顔画像データ記憶手段を検索して前記クレジットカード
から読出したクレジットデータに対応する顔画像データ
を選択する顔画像データ選択手段と,選択された顔画像
データに基づく顔画像を表示器に表示させる顔画像表示
制御手段と,オペレータの操作によって該確認信号を出
力可能に形成された確認信号出力手段とを設けた、こと
を特徴とする。
【0023】また、請求項2の発明に係る商品販売登録
データ処理装置は、商品登録処理機能および登録商品に
関するクレジットカードを用いたクレジット支払処理機
能を実行可能に形成された商品販売登録データ処理装置
において、前記クレジット支払処理機能に含まれるクレ
ジット支払会計処理機能を確認信号が入力されるまで実
行不能に形成するとともに、前記クレジットカードを当
該クレジットカードの所有者の顔画像データを記憶可能
に形成し、該クレジットカードから読出した当該顔画像
データに基づく顔画像を表示器に表示する顔画像表示制
御手段と,オペレータの操作によって該確認信号を出力
可能に形成された確認信号出力手段とを設けた、ことを
特徴とする。
【0024】
【作用】上記構成による請求項1の発明の場合、クレジ
ット支払処理の実行に際してクレジットカードからクレ
ジットデータが読出されると、顔画像データ選択手段が
顔画像データ記憶手段を検索して当該クレジットデータ
に対応する顔画像データを選択する。すると、顔画像表
示制御手段が選択された顔画像データに基づく顔画像を
表示器に表示する。かくして、オペレータは表示された
顔画像を参照して当該クレジットカードを提出した顧客
の顔を一見すれば、その同異性を迅速かつ正確に判別確
認できる。したがって、当該クレジットカードの真の所
有者を確認した後に、確認信号出力手段を用いて確認信
号を出力することによりクレジット支払会計処理機能が
実行可能となる。なお、真の所有者であると判別確認で
きない場合は、例えば現金支払処理等に切替える。
【0025】また、請求項2の発明の場合、クレジット
カードに記憶されていた顔画像データは当該クレジット
データとともに読出される。すると、顔画像表示制御手
段が、当該顔画像を表示器に表示する。よって、請求項
1の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る。さらに、
顔画像データがクレジットカード自体に記憶されている
ので、真の所有者であることをより確実に判別できる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1実施例)本商品販売登録データ処理装置は、図1
に示す如く、基本的構成(10,50,60,100)
が従来例と同様とされているが、クレジット支払処理機
能に含まれるクレジット支払会計処理機能を確認信号が
入力されるまで実行不能に形成するとともに、顔画像デ
ータ記憶手段(30)と,顔画像データ選択手段(1
2,13)と,顔画像表示制御手段(12,13)と,
確認信号出力手段(16K)とを設け、クレジット支払
処理に際しリーダ21に挿入されたクレジットカード2
1CRから読出されたクレジットデータに対応する顔画
像をキャッシャー用表示器17CHRに表示し、オペレ
ータがその表示器を見ることによって当該顧客がクレジ
ットカード21CRの真の所有者であるか否かを迅速か
つ容易に判別確認できるように、かつ真の所有者と確認
できた場合にクレジット支払会計機能が実行できるよう
に構成されている。
【0027】まず、図5の場合に比較してファイルコン
トローラ50,ホストコンピュータ60を図示省略した
図1において、ターミナル機10は、制御部11を形成
するCPU12,ROM13,RAM14と、データ入
力手段を形成するハンディタイプのスキャナ15(スキ
ャナ回路15C)およびキーボード16(キーボード回
路16C)と、表示回路17Cを介して接続されたキャ
ッシャー用表示器17CHRおよび顧客用表示器17C
STと、レシートを印字発行するプリンタ18(プリン
タ回路18C)と、入出力ポート(I/O)19Cを介
して接続されかつドロワを自動開放させるドロワ自動開
放装置19と、通信用のインターフェース(I/F)2
0等を含み、入力データに基づく商品登録処理機能と,
登録商品に関する各種の支払処理機能とを実行可能に形
成されている。
【0028】また、制御部11には、従来例(図14)
と同じクレジットカード21CRのリーダ21(ドライ
バ21D),プリペイドカードのリーダライタ22(ド
ライバ22D)およびポイントカードのリーダライタ2
3(ドライバ23D)が設けられている。なお、入出力
ポート(I/O)24に2点鎖線で示す伝票用プリンタ
180を設け、クレジット払込処理済データを例えば4
枚綴りのクレジット払込票に一度に印字できるように構
成してもよい。
【0029】さて、基本的機能は従来例(図6〜図8)
の場合と同じであるが、クレジット支払処理機能に含ま
れるクレジット支払会計処理機能(図10のST109
9)は、確認信号が入力されるまで実行不能に形成され
ている。この確認信号は、オペレータが確認信号出力手
段を操作することによって出力される。
【0030】したがって、確認信号出力手段は、図9の
ST1097における金額入力手段やST1098にお
けるその他入力手段等を用いて兼用構成してもよいが、
この実施例では一層の取扱容易化と,クレジットカード
21CRの所持者が真の所有者でなかった場合における
上位機器(100)への無駄な確認問合せ(図9のST
1092)等を一掃するためにキーボード16上に設け
た確認キー16Kから形成してある。
【0031】すなわち、図2において、ST17とST
18との間には図9のST1093〜図10のST11
04と同じステップが入るが、この図2では点線表示に
より図示省略している。したがって、オペレータが確認
キー16Kを押下操作(ON)することによって確認信
号を出力しない限りクレジット支払会計処理(図10の
ST1099)は実行不能である。
【0032】次に、顔画像データ記憶手段は、従来例
(図14)と同じクレジットカード21CRのデータ記
憶部21Wに記憶されているクレジットデータに対応さ
せた顔画像データを記憶するもので、この実施例では図
1に示すイメージRAM(イメージファイル)30から
形成してある。顔画像データは、ビットイメージデータ
として格納記憶されている。
【0033】すなわち、予めクレジットカード21CR
の所有者の協力と了解のもとにその顔写真を撮影してビ
ットイメージデータに変換してイメージRAM30に格
納しておく。顔のイラストからビットイメージデータに
変換してもよい。なお、顔画像データ記憶手段は、ビデ
オカセット,フロッピーディスク,ハードディスク等々
の他の記憶媒体から構成しても実施することができる。
【0034】また、顔画像データ選択手段は、この顔画
像データ記憶手段(30)を検索してクレジットカード
21CRから読出したクレジットデータに対応する当該
顔画像データを選択する手段で、選択プログラムを格納
させたROM13とCPU12とから形成され図2のS
T12,13で実行される。選択された顔画像データ
は、RAM14のワークエリアに一時記憶される。
【0035】顔画像表示制御手段は、選択された顔画像
データに基づく顔画像をキャッシャー用表示器17CH
Rに表示させる手段で、表示制御プログラムを格納させ
たROM13とCPU12とから形成され図2のST1
4で実行される。すなわち、CPU12はRAM14の
ワークエリアに記憶されている顔画像データを読出しつ
つ表示回路17Cに信号を送ってキャッシャー用表示器
17CHRに例えば図3に示すように当該顔画像FIを
表示させる(ST14)。なお、顧客用表示器17CS
Tに表示することもできる。
【0036】図1に示すキーボード16上のキャンセル
キー16Cは、一旦選択したクレジット支払処理(図7
のST109)をキャンセルする場合に用いる。
【0037】次に、この第1実施例の作用を説明する。
図7のST109の詳細を示す図2において、商品登録
しかつクレジット支払処理を望む顧客から受取ったクレ
ジットカード21CRが挿入されていると、リーダ21
がそのデータ記憶部21Wから会員コード等を含むクレ
ジットデータを読出す(ST10のYES,ST1
1)。
【0038】すると、顔画像データ選択手段(12,1
3)が働き、顔画像データ記憶手段(イメージRAM3
0)を検索(ST12)して当該クレジットデータに対
応する顔画像データを選択する(ST13)。このビッ
トイメージデータは、RAM14のワークエリアに一時
記憶される。
【0039】ここに、顔画像表示制御手段(12,1
3)がビットイメージデータを読出しつつ表示回路17
Cに信号を送ってキャッシャー用表示器17CHRに顔
画像FIを図3に示す如く表示する(ST14)。
【0040】かくして、オペレータは表示された顔画像
FIとの関係において顧客の顔を一見すれば、当該顧客
が当該クレジットカード21CRの真の所有者か否かを
迅速かつ正確に知ることができる。
【0041】真の所有者であると確認できた場合は、オ
ペレータがキーボード16上の確認キー16Kを押下操
作(ON)する(ST15のYES)。すると、CPU
12は上位機器(100)へ与信残高等の確認問合せを
行い(ST17)、引続き図9のST1093〜ST1
098を経て図10のクレジット支払会計処理を実行す
る(ST1099)。したがって、その後(図8のST
124)に発行された図13に示すクレジット会社控用
売上票21COへの署名も省略することも可能となる。
クレジット会社控用売上票21COの発行そのものも省
略でき得る。
【0042】真の所有者でないと判別した場合、オペレ
ータはキャンセルキー16Cを押下操作(ON)する
(ST16のYES)。すると、クレジットカード21
CRがリーダ21から排出される(ST18)。したが
って、上位機器(100)への無駄な問合せ(ST1
7)等を一掃できる。この場合、図7のST117では
NO判断されるので、例えば現金支払処理(ST11
2,113)に選択切替することができるから、取扱が
容易で不正行為を完全に防止できる。
【0043】しかして、この第1実施例によれば、クレ
ジット支払処理機能中のクレジット支払会計処理機能を
確認信号が入力されるまで実行不能に形成するととも
に、顔画像データ記憶手段(30)と,顔画像データ選
択手段(12,13)と,顔画像表示制御手段(12,
13)と,確認信号出力手段(16K)とを設け、クレ
ジット支払処理に際しクレジットカード21CRから読
出したクレジットデータに対応する顔画像データを読出
すとともに当該顔画像FIを表示器17CHRに表示し
かつ確認信号が入力された場合にクレジット支払会計処
理機能を実行するものと構成されているので、オペレー
タは表示された顔画像を参照しつつ顧客の顔を一見すれ
ば当該クレジットカード21CRの真の所有者か否かを
迅速かつ正確に確認することができる。よって、クレジ
ット支払処理の業務能率を飛躍的に向上できる。
【0044】また、顔画像データ記憶手段がイメージR
AM30から形成されかつ顔画像データがビットイメー
ジデータとして記憶されるものと形成されているので、
キャッシャー用表示器17CHRにその顔画像FIを迅
速かつ鮮明に表示できる。
【0045】また、顔画像FIをキャッシャー用表示器
17CHRのみに表示すれば、顧客に対して秘密裡に真
の所有者か否かを判別できる。一方において顧客用表示
器17CSTにも表示するようにすれば、真の所有者で
ないものがそのクレジットカード21CRを使用するこ
と自体を未然防止することが可能となる。
【0046】また、確認信号出力手段がキーボード16
上の確認キー16Kから形成されているので、取扱いが
容易でかつ上位機器(100)への無用な確認問合せ等
をより確実に一掃できる。
【0047】また、キャンセルキー16Cを設けて不正
使用者によるクレジット支払処理をキャンセルできるよ
うに形成してあるので、取扱いが一段と簡単となりかつ
現金支払処理等へ迅速に切替えられる。
【0048】(第2実施例)第2実施例は、基本的構成
が第1実施例(図1)の場合と同様とされているが、顔
画像データをクレジットカード21CRのデータ記憶部
21Wにクレジットデータとともに記憶させた構成とさ
れている。
【0049】すなわち、図4に示す如く、顔画像データ
は、CPU12がリーダ21に挿入(ST20のYE
S)されたクレジットカード21CRからクレジットデ
ータを読出すと同時に読出され(ST21)、RAM1
4のワークエリアに一時記憶される。
【0050】すると、顔画像表示制御手段(12,1
3)が、第1実施例の場合と同様に図3に示すように顔
画像FIを表示する(ST22)。ST23以下は、第
1実施例の場合と全く同じである。
【0051】しかして、この第2実施例によれば、顧客
が真の所有者であるか否かを迅速かつ正確に確認できる
等の第1実施例の作用効果と同様の作用効果を奏し得る
他、さらに第1実施例の顔画像データ記憶手段(3
0),顔画像データ選択手段(12,13)を省略でき
るので、コストを大幅に引下げられかつ一層の高速処理
ができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、クレジット支
払処理機能に含まれるクレジット支払会計処理機能を確
認信号が入力されるまで実行不能に形成するとともに、
顔画像データ記憶手段と,顔画像データ選択手段と,顔
画像表示制御手段と,確認信号出力手段とを設け、クレ
ジット支払処理に際しクレジットカードから読出したク
レジットデータに対応する顔画像データを読出すととも
に当該顔画像を表示器に表示しかつ確認信号が入力され
た場合にクレジット支払会計処理機能を実行するものと
構成されているので、次のような優れた効果を奏するこ
とができる。
【0053】 オペレータは表示された顔画像を参照
しつつ顧客の顔を一見すれば当該クレジットカードの真
の所有者か否かを迅速かつ正確に確認することができる
から不正使用を防止しつつクレジット支払処理の業務能
率を飛躍的に向上できる。
【0054】 真の所有者でないと判別した場合にお
いて確認信号を出力しなければクレジット支払会計処理
機能が実行されないので、上位機器への無駄な確認問合
せや、一旦実行した商品登録処理およびクレジット支払
処理の取消作業等を一掃できる。
【0055】 真の所有者でないと判別した場合にお
いて確認信号を出力しなければクレジット支払会計処理
機能が実行されないので、現金支払処理等に迅速に切替
えられる。したがって、登録商品の返却処理を軽減でき
るととともに商品販売登録業務能率を向上できる。
【0056】 表示された顔画像と顧客の顔を一見し
ただけで真の所有者か否かを簡単に判別できるから、上
位機器からの応答クレジトデータに基く表示氏名,その
後に発行されるクレジット会社控用売上票への署名やク
レジットカードに形成された氏名等の目読照合確認作業
に対してミスが少く飛躍的高速に不正使用か否かを判別
できる。
【0057】 クレジット会社控用売上票への署名や
クレジット会社控用売上票自体の発行を省略することが
可能となるので、商品販売登録業務全体の高速処理化も
達成可能となる。
【0058】また、請求項2の発明によれば、クレジッ
ト支払処理機能に含まれるクレジット支払会計処理機能
を確認信号が入力されるまで実行不能に形成するととも
に、クレジットカードを当該クレジットカードの所有者
の顔画像データを記憶可能に形成し、かつ顔画像表示制
御手段と,確認信号出力手段とを設け、クレジットカー
ドから読出した顔画像データに基く顔画像を表示器に表
示しかつ確認信号が入力された場合にクレジット支払会
計処理機能を実行するものと構成されているので、請求
項1の場合と同様の効果〜を奏し得る他、さらに装
置コストを低減できかつ高速表示処理ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体構成図である。
【図2】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図3】同じく、顔画像の表示態様を説明するための図
である。
【図4】第2実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図5】従来例を説明するための概略図である。
【図6】従来動作を説明するためのフローチャート
(1)である。
【図7】従来動作を説明するためのフローチャート
(2)である。
【図8】従来動作を説明するためのフローチャート
(3)である。
【図9】従来のクレジット支払処理動作を説明するため
のフローチャート(1)である。
【図10】従来のクレジット支払処理動作を説明するた
めのフローチャート(2)である。
【図11】従来の上位機器への確認問合せ中の表示内容
を説明するための図である。
【図12】従来の上位機器から応答クレジットデータを
受信した場合における表示内容を説明するための図であ
る。
【図13】従来のクレジット会社控用売上票を説明する
ための図である。
【図14】本発明および従来のクレジットカードを説明
するための図である。
【符号の説明】
10 ターミナル機 11 制御部 12 CPU(顔画像データ選択手段,顔画像表示制
御手段) 13 ROM(顔画像データ選択手段,顔画像表示制
御手段) 14 RAM 15 スキャナ 16 キーボード 16K 確認キー(確認信号出力手段) 16C キャンセルキー 17CHR キャッシャー用表示器 17CST 顧客用表示器 18 プリンタ 19 ドロワ自動開放装置 21 クレジットカード用のリーダ 21CR クレジットカード 21V 基板 21W データ記憶部 22 プリペイドカード用のリーダライタ 23 ポイントカード用のリーダライタ 30 イメージRAM(顔画像データ記憶手段) 50 ファイルコントローラ 60 ホストコンピュータ 100 管理用コンピュータ(上位機器) FI 顔画像

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品登録処理機能および登録商品に関す
    るクレジットカードを用いたクレジット支払処理機能を
    実行可能に形成された商品販売登録データ処理装置にお
    いて、 前記クレジット支払処理機能に含まれるクレジット支払
    会計処理機能を確認信号が入力されるまで実行不能に形
    成し、各クレジットデータに対応させた顔画像データを
    記憶する顔画像データ記憶手段と,この顔画像データ記
    憶手段を検索して前記クレジットカードから読出したク
    レジットデータに対応する顔画像データを選択する顔画
    像データ選択手段と,選択された顔画像データに基づく
    顔画像を表示器に表示させる顔画像表示制御手段と,オ
    ペレータの操作によって該確認信号を出力可能に形成さ
    れた確認信号出力手段とを設けた、ことを特徴とする商
    品販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 商品登録処理機能および登録商品に関す
    るクレジットカードを用いたクレジット支払処理機能を
    実行可能に形成された商品販売登録データ処理装置にお
    いて、 前記クレジット支払処理機能に含まれるクレジット支払
    会計処理機能を確認信号が入力されるまで実行不能に形
    成するとともに、前記クレジットカードを当該クレジッ
    トカードの所有者の顔画像データを記憶可能に形成し、
    該クレジットカードから読出した当該顔画像データに基
    づく顔画像を表示器に表示する顔画像表示制御手段と,
    オペレータの操作によって該確認信号を出力可能に形成
    された確認信号出力手段とを設けた、ことを特徴とする
    商品販売登録データ処理装置。
JP2853394A 1994-02-25 1994-02-25 商品販売登録データ処理装置 Pending JPH07239976A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010098561A (ko) * 2000-04-12 2001-11-08 김충일 생체정보를 이용한 신용카드 결제 시스템 및 그 방법
KR100397382B1 (ko) * 2001-04-19 2003-09-17 주식회사 안에스티 지문인식 스마트 카드 시스템
JP2016167244A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 株式会社日本総合研究所 カード、カード決済装置、カード決済処理プログラムおよびカード決済処理方法

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