JPH0723982Y2 - 電子機器筐体 - Google Patents

電子機器筐体

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JPH0723982Y2
JPH0723982Y2 JP1987175268U JP17526887U JPH0723982Y2 JP H0723982 Y2 JPH0723982 Y2 JP H0723982Y2 JP 1987175268 U JP1987175268 U JP 1987175268U JP 17526887 U JP17526887 U JP 17526887U JP H0723982 Y2 JPH0723982 Y2 JP H0723982Y2
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JP
Japan
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plate
housing
side plates
electronic device
bottom plate
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JP1987175268U
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泰宏 村松
義夫 宇津木
嘉孝 岸
勝男 田中
紀久 高橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 電子機器を収容する電子機器筐体に関し、 簡易構成にして製造の合理化が行なえコストダウンなら
びに小型化の図れることを目的とし、 箱形の筐体となるべき合成樹脂製の両側板と底板および
天井板のそれぞれに両端に連結用の結合部を有して連続
した導電材が埋設されてなり、上記両側板と底板および
天井板とは上記結合部により隣接間相互が連結結合され
た構成。
〔産業上の利用分野〕
電子機器を収容する電子機器筐体に関する。
電子計算機などの電子装置は、一般に複数の電子機器を
筐体内に収容し、相互間ならびに外部装置との電気的接
続により機能するように構成される。このような筐体
は、最近、外観デザイン上と、小型化ならびに軽量化を
図ることの要求から合成樹脂材で形成されるようになっ
てきている。
このように筐体内に収容された電子機器は、障害時ある
いは保守点検時に際して容易に電子機器のチエックがで
きるように構成されていることが必要である。したがっ
て、このような場合に収容されている電子機器が筐体か
ら容易に取り出し得るよう構成されていることが肝要で
ある。
〔従来の技術〕
従来の電子機器筐体は、第3図の斜視図に示されるよう
に構成されていた。図(a)は全体構成、図(b),図
(c)は要部、がそれぞれに示される。
図(a)に示されるように、両側板11,12、底板13、天
井板14によって箱形の周囲が構成され、図示されない背
面板とによって箱形となる。このような箱形の筐体の前
面側開口から挿入されて取り付けられ、電子機器9A,9B,
9Cがそれぞれ収容される。
収容される電子機器9A,9Bの両側面には棒状のガイド15
が取り付けられており、このガイド15が筐体の側板11,1
2内面側に設けられているレールと嵌まり合って、電子
機器9A,9Bは筐体から図示される矢印A方向へ円滑に引
き出され、また挿入され得るように構成されている。
両側板11,12と、底板13および天井板14はそれぞれが合
成樹脂によって別体に形成されており、側板11,12、底
板13、天井板14相互の結合にはL形のL金具が用いられ
る。
代表的に、側板12と天井板14との結合構造を図(b)に
示してあるが、L金具16のそれぞれの脚部を両方の隣接
間相互の端部内面に当てがい、それぞれネジ止めするこ
とで結合される。その他の部分に対しても同様にして結
合される。
側板内面にレールを取り付けるには図(c)に示される
ように、側板12の内面に広幅な補強板17をネジ止めなど
して取り付け、この補強板17にレール18をネジなどで取
り付けることにより、レール18は補強板17を介して側板
12に安定強固に取り付けられる。このようにして取り付
けられるレール18は、対向する側板11に対しても同様に
行なわれる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の構成によると、両側板11,12と底板13および
天井板14相互の結合組み立てに、それぞれの隣接箇所に
L金具16を取り付け結合するために、多くの組み立て工
数を要する。レール18の取り付けについても、一旦補強
板17を取り付け、この補強板17にレール18を取り付ける
ことから、同様に組み立て工数を要し、全体としてコス
トアップになるといった問題点があった。
そのほか、側板11,12、底板13、天井板14を合成樹脂材
によって、それぞれを単体に成形することは、必要な強
度を得るために実質的な板厚Tを厚くすることが必要で
あり、このために筐体全体の幅Bが増大し外形が大きく
なる。
本考案は以上のような従来技術の問題点にかんがみて、
電子機器筐体を簡易構成にして製造の合理化が行なえコ
ストダウンならびに小型化の図れることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案電子機器筐体の構成要
旨とするところは、箱形の筐体となるべき合成樹脂製の
両側板と底板および天井板のそれぞれに両端に連結用の
結合部を有して連続した導電材が埋設されてなり、上記
両側板と底板および天井板とは上記結合部により隣接間
相互が連結結合された構成とすることにより、上記目的
は達せられる。
〔作用〕
上記本考案の構成要旨によれば、箱形の筐体となるべき
合成樹脂製の両側板と底板および天井板のそれぞれに両
端に連結用の結合部を有して連続した導電材が埋設され
ていることにより、両側板と底板および天井板の結合部
を隣接相互間を連結結合させることで筐体の枠組みがで
きる。
この導電材は相互間の結合を行なうものであるから、相
当の強度を有しており、このために両側板、底板、天井
板それぞれの補強部材としての機能を有する。このこと
は筐体全体の強度向上、ならびに電子機器支持用のレー
ル部材の取り付けにも十分に耐えられる。導電材は連続
していることから、枠組み全体に確実な電気的接続が行
なわれることとなり、アース(接地)電位とすることで
適宜箇所で電子機器へのアース接続が可能となる。
〔実施例〕
以下本考案の電子機器筐体について、構成要旨にもとづ
いた実施例について図面を参照しながら詳細に説明す
る。なお、全図を通じて同一部分には同一の符号を付し
て示してある。
第1図は本考案電子機器筐体の一実施例の正面図であ
り、第2図にその要部を斜視図に示してある。第1図に
示されるように、電子機器筐体は、概略的には、箱形の
筐体となるべき合成樹脂製の両側板1,2と底板3および
天井板4のそれぞれに、両端に連結用の結合部を有して
連続した導電材5,6,7,8それぞれが埋設されてなる。こ
れらの導電材5,6,7,8両端の結合部の隣接間相互が連結
結合されることにより組み立てられ、電子機器9A,9B,9C
が筐体内に収容されている。
それぞれの導電材5,6,7,8は、第3図に示されるよう
に、概略帯状の金属材料であり、第2図の図(a)によ
く示されるように、表面が側板1,2、底板3、天井板4
の内面と同一となるようそれぞれに埋設されている。
この導電材5,6,7,8はそれぞれの側板1,2、底板3、天井
板4の両端間に連続しており、その両端には結合部がそ
れぞれに形成されている。結合部は側板2の導電材6の
場合、L形の折り曲げとこの折り曲げ面に形成された取
付穴6Aであり、底板の導電材7の場合、取付ネジ穴7Aで
ある。
この結合部である導電材7の端部上に導電材6のL形の
折り曲げ部を重ね合わせて、取付穴6Aから取付ネジ穴7A
にボルトなどを挿入し締め付けることで、側板2と底板
3の隣接間相互が強固に連結結合される。
その他の部分についても、同様にして側板1と底板3、
側板1,2と天井板4の隣接間相互を連結結合させること
ができ、組み立てが容易に行なえる。
第3図の図(c)に示されるようなレール18の取り付け
は、第2図の図(b)に示されるように、側板2の内面
側に側板2の厚さTに対して、T1となるような溝10を形
成するのであるが、この溝10の部分については導電材6
を溝10に一致するような凹状に形成しておくことで可能
となる。導電材6の溝状の凹部底面には取付ネジ穴6Bを
設けておき、溝10内にレール18を挿入し嵌め込み、ネジ
を用いてレール18を取付ネジ穴6Bに対して取り付ける。
このようにして取り付けられたレール18は溝10内に嵌ま
り合って支持されるから、格別な補強板などを必要とす
ることなく、直接導電材6に取り付けることで、安定強
固な取り付け状態が得られるものとなる。
レール18を側板1,2の厚さをT1とした溝10内に取り付け
ることで、第1図に示されるように電子機器9A,9Bの両
側面を側板1,2内壁面に接近し得るから、側板1,2の板厚
が同じTであっても筐体幅を従来のBよりも狭いB1とす
ることができる。
導電材5,6,7,8は以上のような形状に成形した鋼板材
に、適宜な導電性と防錆性を有するめっき処理を行な
い、側板1,2、底板3、天井板4の成型時それぞれへイ
ンサート成形により埋設し一体化し得る。
この導電材5,6,7,8は、箱形の筐体を形成する周囲を囲
むように連結結合されることから、これをアース(接
地)電位に接続することにより、大容量なアース母線と
することができる。したがって、第2図の図(a)に示
されるように、適宜な任意箇所にラグ端子20を取り付け
てアース線を接続することで、電子機器9A,9B,9Cの筐体
部分などに接続し、これら電子機器を確実なアース電位
とすることができる。
このようなアース接続は、従来アース接続の配線材を特
定箇所のアース端子から引き回して布設していたことを
大幅に簡略化し、最短距離で接続することができるよう
になる。もちろん、アース線の長さは電子機器9A,9B,9C
の引き出し、挿入に支障のない長さ付与することが必要
なことである。
上記説明において、図示ならびに説明を省略したが、当
然に筐体には背面板が取り付けられ一体化されて箱形に
構成されることにより、側板1,2、底板3、天井板4は
相互間ならびに背面板とも結合されて強固なものとな
り、変形したりすることはない。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したように本考案になる電子機器筐体
によれば、箱形の筐体となるべき合成樹脂製の両側板と
底板および天井板のそれぞれに、両端に連結用の結合部
を有して連続した導電材が埋設されてなることから、こ
れらの両側板と底板および天井板とを結合部によりそれ
ぞれの隣接間相互を連結結合するようにしたものであっ
て、組み立ての工数削減はもとより、強固な構造となる
ことから電子機器収容のためのレールの取り付けも簡易
となし得るから、小型化を図ることができる。また、導
電材は筐体内面を取り囲むように連結結合されることか
ら、これをアース(接地)電位として電子機器へのアー
ス接続を最短かつ容易に行なえるなど、種々な実用上の
効果はきわめて顕著なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例の正面図、 第2図は本考案の説明図、 第3図は従来の説明図、 である。 各図において、符号の、 1,2は側板、3は底板、4は天井板、5,6,7,8は導電材、
9A,9B,9Cは電子機器、10は溝、15はガイド、18はレー
ル、20はラグ端子、B,B1は筐体幅、Tは板厚、をそれぞ
れ示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 勝男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)考案者 高橋 紀久 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−183678(JP,U) 実開 昭60−92871(JP,U) 実開 昭61−206264(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱形の筐体となるべき合成樹脂製の両側板
    と底板および天井板のそれぞれに両端に連結用の結合部
    を有して連続した導電材が埋設されてなり、上記両側板
    と底板および天井板とは上記結合部により隣接間相互が
    連結結合されたことを特徴とする電子機器筐体。
JP1987175268U 1987-11-17 1987-11-17 電子機器筐体 Expired - Lifetime JPH0723982Y2 (ja)

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JP1987175268U JPH0723982Y2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17 電子機器筐体

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JP1987175268U JPH0723982Y2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17 電子機器筐体

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JPH0179879U JPH0179879U (ja) 1989-05-29
JPH0723982Y2 true JPH0723982Y2 (ja) 1995-05-31

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ID=31467073

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JP1987175268U Expired - Lifetime JPH0723982Y2 (ja) 1987-11-17 1987-11-17 電子機器筐体

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JPH0179879U (ja) 1989-05-29

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