JPH07239272A - 光波長計 - Google Patents

光波長計

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JPH07239272A
JPH07239272A JP6054586A JP5458694A JPH07239272A JP H07239272 A JPH07239272 A JP H07239272A JP 6054586 A JP6054586 A JP 6054586A JP 5458694 A JP5458694 A JP 5458694A JP H07239272 A JPH07239272 A JP H07239272A
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JP
Japan
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signal
motor
moving mirror
moving
mirror
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Application number
JP6054586A
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English (en)
Inventor
Shinya Nagashima
伸哉 長島
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/389,397 priority patent/US5486918A/en
Priority to FR9502245A priority patent/FR2716716B1/fr
Priority to DE19506954A priority patent/DE19506954C2/de
Publication of JPH07239272A publication Critical patent/JPH07239272A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J9/00Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength
    • G01J9/02Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength by interferometric methods
    • G01J9/0246Measuring optical wavelength

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定スタート、ストップ間の距離較正をする
ことにより高確度な光波長計を提供すること。 【構成】 周波数安定化レーザにより測長器6のスケー
ル中心から移動ミラー4の任意移動距離までの距離較正
をし、測定スタート、ストップ間の距離精度を上げ、さ
らには移動ミラーがベルトの弾性力によって戻り状態に
あることを検出する検出部15と、移動ミラー4の行き
過ぎ量と戻り量を測定して相殺するUP/DOWNカウ
ント部14を備えることにより、正確な波長測定スター
ト、ストップ点の検出を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光波長計、より具体的
には被測定光の波長を干渉計を用いて測定する光波長計
に関する。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術による光波長計を図4お
よび図5を用いて説明する。図4は従来技術を用いた光
波長計の構成図である。また、図5は測長器6の距離精
度特性図であり、縦軸は測定誤差、横軸は移動距離を示
す。
【0003】図4において、1は被測定光源、2はビー
ムスプリッタ、3は固定ミラー、4は移動ミラー、5は
直動機構、6は測長器、7と8はプーリ、9はベルト、
10はモータ、11は受光部、12は位置検出部、13
はモータ制御部、16は干渉縞カウント部、17と18
は距離カウント部、19は演算部、20は表示部であ
る。
【0004】被測定光源1から出力され波長が未知であ
る被測定光23はビームスプリッタ2により反射光23
aと通過光23bに2分岐され、反射光23aは固定ミ
ラー3(例えばコーナーキューブプリズム)で反射され
てビームスプリッタ2を通過し、受光器11に入射され
る。また、通過光23bは移動ミラー4(例えばコーナ
ーキューブプリズム )で反射され、さらにビームス
プリッタ2で反射されて受光器11に入射される。
【0005】受光器11に入射される反射光23aと通
過光23bとでは干渉を生じるため、受光器11からは
干渉光の強度に応じた電気信号24が出力され、干渉縞
カウント部16に入力される。
【0006】モータ10が回転するとプーリ7、8に張
られたベルト9(例えばゴムベルト)が光軸方向に動
き、ベルト9に接続された直動機構5のステージ部とス
テージ部に設置された移動ミラー4が光軸方向に動く。
移動ミラー4が光軸方向で移動すると、受光器11から
の電気信号24は干渉による周期的に繰り返す光強度変
化に対応した電気信号となる。また、電気信号24の波
長は被測定光23の波長に相当する。
【0007】スケールとセンサで構成される測長器6は
移動ミラー4が動くとセンサの距離分解能毎にパルス信
号21を位置カウント部12と距離カウント部18に出
力するとともにパルス信号21に対して位相が90゜遅
れたパルス信号22を距離カウント部17に出力する。
【0008】位置検出部12は測長器6からのパルス信
号21の波形数を任意数計数し、移動ミラー4が任意距
離だけ移動したことを検出すると、位置信号25をモー
タ制御部13と干渉縞カウント部16と距離カウント部
17と距離カウント部18に出力する。モータ制御部1
3は位置信号25が入力される度にモータ10の回転方
向を逆転させる。
【0009】干渉縞カウント部16は位置検出部12か
らの位置信号25が入力されると電気信号24の波形数
を計数し始め、再度位置検出部12からの位置信号25
が入力されると計数を終了し、計数結果Kを演算部19
に出力する。
【0010】距離カウント部17は位置検出部12から
の位置信号25が入力されると測長器6からのパルス信
号21を計数を開始し、再度位置検出部12からの位置
信号25が入力されると計数を終了し、計数結果N1を
演算部19に出力する。距離カウント部18は位置検出
部12からの位置信号25が入力されると測長器6から
のパルス信号21を計数し始め、再度位置検出部12か
らの位置信号25が入力されると計数を終了し、計数結
果N2を演算部19に出力する。
【0011】演算部19は距離カウント部17、18か
らの計数結果N1、N2から以下に示す(a)式の処理
を行い、移動ミラー4の移動距離Lを計算するとともに
移動距離Lと干渉縞カウント部16からの干渉光波形数
から(b)式の処理により被測定光の波長λを求め、被
測定光の波長データを表示部20に出力する。
【0012】 L = (N1+N2) × 測長器分解能/2 ・・・(a) λ = L / K ・・・(b) 表示部20は演算部19からの被測定光の波長データ表
示する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す構成の光波
長計では、被測定光の波長を高確度に測定するために精
度の高い測長器を用いる必要がある。しかしながら、現
有する測長器の測長精度は100 nm程度であり図5の様
な特性となる。
【0014】また、測長器にはスケールの中心をセンサ
が通過するとスケールの中心を示す原点信号を出力する
機能もある。このような測長器の誤差特性では波長測定
スタート、ストップ点が測定毎に変わるので光波長計の
確度も測定毎に変わる。この場合でも空気の揺らぎや干
渉計を構成する光学部品の精度を無視すれば、光波長計
の確度は測長器の精度で決まる。
【0015】また、周波数安定化レーザ等を用いて移動
ミラーの任意移動距離を較正し、測定スタート、ストッ
プ間の距離精度を上げても、モータがモータ反転信号入
力されて停止する際に、モータの慣性力により生じる移
動ミラーの行き過ぎとモータの停止時にベルトの弾性力
により生じる移動ミラーの戻りがある。このように、正
確な波長測定スタート、ストップ点の検出ができないこ
とから、較正した測定スタート、ストップ間で波長の測
定はできない。
【0016】この発明は、周波数安定化レーザにより測
長器のスケール中心から移動ミラーの任意移動距離まで
の距離を較正し、測定スタート、ストップ間の距離精度
を上げ、さらには移動ミラーがベルトの弾性力によって
戻り状態にあることを検出する検出器と、移動ミラーの
行き過ぎ量と戻り量を測定して相殺するUP/DOWN
カウント部を用いて正確な波長測定スタート、ストップ
点の検出をすることにより、高確度な光波長計を提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するために、被測定光の波長を干渉計を用いて測定
する光波長計は、被測定光源1の光を2分岐するビーム
スプリッタ2を介して分岐された一方の被測定光を入射
し、これをビームスプリッタ2に反射する移動ミラー4
と、移動ミラー4をモータ10により光軸方向に移動さ
せる線形移動機構5と、スケールとセンサで構成され、
移動ミラー4が動くとセンサの距離分解能毎に位相が異
なるパルス信号21と22を出力するとともに、スケー
ルの中心をセンサが通過すると原点信号35を出力する
測長器6と、測長器6からの原点信号35をトリガにし
てパルス信号21の波形数を任意数計数し、移動ミラー
4が任意距離だけ移動したことを検出すると位置信号2
5を出力する位置検出部12と、位置検出部12より位
置信号25を入力するとモータ10に反転信号27を出
力するとともに、現在のモータ回転方向信号26を検出
部15に出力するモータ制御部13と、モータ制御部1
3からの回転方向信号26と測長器6からのパルス信号
21及び22から移動ミラー4が戻り状態にあることを
検出し、検出信号32,33を出力する検出部15と、
測長器6からのパルス信号21と検出部15からの検出
信号32,33を入力することで、モータ10がモータ
制御部13からの反転信号27を入力して停止する際に
モータ10の慣性力により生じる移動ミラー4の行き過
ぎ量とモータ10の停止時に生じる移動ミラー4の戻り
量を計数するとともに、モータ10が回転方向を変えて
回転する際に前記の行き過ぎ量と戻り量を逆算してモー
タ10に反転信号26が入力された位置まで移動ミラー
4が進むと測定スタート信号を出力するUP/DOWN
カウント部14とを有する。
【0018】また、この発明によれば、被測定光源1か
らの光を2分岐するビームスプリッタ2と、ビームスプ
リッタ2から出力される一方の光をビームスプリッタ2
に再入力する固定ミラー3と、ビームスプリッタ2で2
分岐された他方の光をビームスプリッタに再入力する移
動ミラー4と、移動ステージ部とガイドレール部で構成
され移動ミラー4を光軸方向に移動させる線形移動機構
5と、スケールとセンサで構成され、前記移動ミラー4
が動くとセンサの距離分解能毎に位相が90゜異なるパ
ルス信号21と22を出力するとともにスケールの中心
をセンサが通過すると原点信号35を出力する測長器6
と、前記ガイドレール部の両端に配置されるプーリ7、
プーリ8と、前記プーリ7、8間に張られるとともに前
記移動ステージ部に接続されるベルト9と、前記プーリ
8を回転させてベルト9を光軸方向に動かすことにより
移動ミラー4を線形移動させるモータ10と、固定ミラ
ー3からの光と移動ミラー4からの光の合成により生じ
る干渉光を光電変換する受光器11と、測長器6からの
原点信号35をトリガにしてパルス信号21の波形数を
任意数計数して移動ミラー4が任意距離だけ移動したこ
とを検出する位置検出部12と、モータ10に反転信号
27を出力るとともに現在のモータ回転方向を検出部1
5に出力するモータ制御部13と、モータ10がモータ
制御部13からの反転信号26を入力されて停止する際
にモータ10の慣性力により生じる移動ミラー4の行き
過ぎ量とモータ10の停止時にベルト9の弾性力により
生じる移動ミラー4の戻り量を計数するとともにモータ
10が回転方向を変えて回転する際に前記の行き過ぎ量
と戻り量を逆算してモータ10に反転信号27が入力さ
れた位置まで移動ミラー4が進むと測定スタート信号を
出力するUP/DOWNカウント部14と、モータ制御
部13からの回転方向信号と測長器6からのパルス信号
21及びパルス信号22から前記移動ミラー4がベルト
の弾性力によって戻り状態にあることを検出する検出器
15と、移動ミラー4の移動で生じる干渉光の波形数を
計数する干渉縞カウント部16と、測長器6から出力さ
れ位相が90゜異なる2つのパルス信号21と22の波
形数を計数する距離カウント部17、18と、干渉縞カ
ウント部16により計数した干渉光波形数と距離カウン
ト部17と18により計数したパルス波形数から被測定
光源1の波長を算出する演算部19と、演算部19から
の波長演算値を表示する表示部20とを備える。
【0019】
【作用】この発明によれば、被測定光源1の光はビーム
スプリッタ2で2分岐され、一方の光は移動ミラー4で
ビームスプリッタ2に再入力される。移動ミラー4が線
形移動機構5で光軸方向に移動すると、測長器6はセン
サの距離分解能毎に位相が異なる2つのパルス信号21
・22を出力する。位置検出部12は原点信号35とパ
ルス信号21により移動ミラー4が任意距離だけ移動し
たことを検出すると位置信号25を出力する。モータ制
御部13は、位置信号25を入力すると、モータ10を
反転させるとともにモータ回転方向を検出部15に出力
する。検出部15は、測長器6からのパルス信号21・
22およびモータ制御部13からの回転方向信号を入力
し移動ミラー4が戻り状態にあることを検出する。UP
/DOWNカウント部14は、測長器6からのパルス信
号21と検出部15からの検出信号32・33を入力す
ることで、移動ミラー4の行き過ぎ量と戻り量を計数
し、相殺する。
【0020】また、この発明によれば、被測定光源1の
光はビームスプリッタ2で2分岐され、一方の光は固定
ミラー3でビームスプリッタ2に再入力される。他方の
光は移動ミラー4でビームスプリッタ2に再入力する。
移動ミラー4が線形移動機構5で光軸方向に移動する
と、測長器6はセンサの距離分解能毎に位相が90゜異
なる2つのパルス信号21・22を出力する。モータ1
0は線形移動機構5を駆動する。受光器11は干渉光を
光電変換する。位置検出部12は移動ミラー4が任意距
離だけ移動したことを検出し、モータ制御部13はモー
タ10を反転させるとともにモータ回転方向を検出部1
5に出力する。UP/DOWNカウント部14は移動ミ
ラー4の行き過ぎ量と戻り量を計数し、相殺する。検出
器15は移動ミラー4が戻り状態にあることを検出す
る。干渉縞カウント部16は干渉光の波形数を計数す
る。距離カウント部17・18は測長器6のパルス信号
21・22の波形数を計数する。演算部19は干渉光波
形数とパルス波形数から被測定光源1の波長を算出し、
波長演算値を表示部20に表示する。
【0021】
【実施例】次に添付図面を参照してこの発明による光波
長計の実施例を詳細に説明する。
【0022】図1は、この発明による光波長計の実施例
を示す構成図である。また、図2は図1における検出部
15の詳細図である。さらに、図3は図2の波形図であ
り、縦軸は電流、横軸は移動ステージの移動距離を示
す。なお、図3に示した各符号の波形は図2内の同一符
号に表れる波形であり、図3内実線矢印と点線矢印の方
向は図1内の移動ミラー4の動作を示す実線矢印と点線
矢印方向に対応する。
【0023】図1の14はUP/DOWNカウント部、
15は検出部、16は干渉縞カウント部であり、その他
は図4と同じものである。
【0024】被測定光源1から出力され波長が未知であ
る被測定光23はビームスプリッタ2により反射光23
aと通過光23bに2分岐され、反射光23aは固定ミ
ラー3(例えばコーナーキューブプリズム)で反射され
てビームスプリッタ2を通過し、受光器11に入射され
る。
【0025】また、通過光23bは移動ミラー4(例え
ばコーナーキューブプリズム)で反射され、さらにビー
ムスプリッタ2で反射されて受光器11に入射される。
この時、受光器11に入射される反射光23aと通過光
23bとでは干渉を生じるため、受光器11からは干渉
光の強度に応じた電気信号24が出力され、干渉縞カウ
ント部16に入力される。
【0026】ここで、モータ10が回転するとプーリ7
・8に張られたベルト9(例えばゴムベルト)が光軸方
向に動き、ベルト9に接続された直動機構5のステージ
部とステージ部に設置された移動ミラー4が光軸方向に
動くと、電気信号24は干渉による周期的に繰り返す光
強度変化に対応した電気信号となる。また、この電気信
号24の波長は被測定光23の波長に相当する。
【0027】スケールとセンサで構成される測長器6は
移動ミラー4が動くとセンサの距離分解能毎にパルス信
号21を位置カウント部12とUP/DOWNカウント
部と検出部15と距離カウント部17に出力するととも
にパルス信号21に対して位相が90゜遅れたパルス信
号22を検出部15と距離カウント部18に出力する。
また、測長器6内のセンサはスケール中心を通過すると
原点信号35を位置検出部12に出力する。
【0028】位置検出部12は測長器6からの原点信号
35をトリガにしてパルス信号21の波形数を任意数計
数して移動ミラー4が任意距離だけ移動したことを検出
し、位置信号25をモータ制御部13とUP/DOWN
カウント部14に出力する。
【0029】モータ制御部13は位置信号25が入力さ
れる度にモータの回転方向を反転させる反転信号27を
モータ10に出力するとともに検出部15に現在のモー
タ回転方向を示す回転方向信号26出力する。また、回
転方向信号26は、図1中の矢印方向に動く場合をモー
タ10の正回転信号とする。モータ10はモータ制御部
13からの反転信号27が入力されると回転方向を反転
し回転する。
【0030】ここで、検出器15を図2と図3により説
明する。なお、図3では実線矢印方向から移動ミラー4
が動く場合の信号は実線の信号で示し、点線矢印方向か
ら移動ミラー4が動く場合の信号は点線の信号で示して
いる。
【0031】パルス信号21は微分器15aにより微分
され、微分信号28となり加算器15cに入射される。
加算器15cはパルス信号22と微分信号28を加算
し、加算信号30をコンパレータ15eに入射する。コ
ンパレータ15eは移動ミラー4が点線矢印方向に動く
ときパルス信号32をセレクタ15gに出力する。
【0032】同様に、パルス信号22は微分器15bに
より微分され、微分信号29となり加算器15dに入射
される。加算器15dはパルス信号21と微分信号29
を加算し、加算信号31をコンパレータ15fに入射す
る。
【0033】コンパレータ15fは移動ミラー4が点線
矢印方向に動くときパルス信号33をセレクタ15gに
出力する。セレクタ15gはモータ制御部13からのモ
ータ回転方向信号26が逆転信号の時パルス信号33を
選択してUP/DOWNカウント部14に出力すること
で、移動ミラー4がベルト9の弾性力によって戻り状態
にあることをUP/DOWNカウント部14知らせる。
【0034】また、モータ回転方向信号が正転信号の時
パルス信号32を選択してUP/DOWNカウント部1
4に出力することで、移動ミラー4がベルト9の弾性力
によって戻り状態にあることをUP/DOWNカウント
部14に知らせる。
【0035】UP/DOWNカウント部14は位置検出
部12からの検出信号25が入力されると、測長器6か
らのパルス信号21をUP計数することでモータ10の
慣性力により生じる移動ミラー4の行き過ぎ量を測定す
る。さらに、UP/DOWNカウント部14は、検出部
15からのパルス信号32またはパルス信号33がセレ
クタ15gを介して入力されると、測長器6からのパル
ス信号21をDOWN計数することでモータ10の停止
時にベルト9の弾性力により生じる移動ミラー4の戻り
量測定する。また、UP/DOWNカウント部14は、
モータ10が回転方向を変えて再起動する際に前記の行
き過ぎ量と戻り量を逆算してモータ反転信号26がモー
タ10に入力された位置まで移動ミラー4が進むと、測
定スタート信号34を干渉縞カウント部16と距離カウ
ント部17と距離カウント部18に出力する。
【0036】干渉縞カウント部16はUP/DOWNカ
ウント部14からの測定スタート信号34が入力される
と電気信号24の波形数を計数し始め、位置検出部から
の位置信号25が入力されると計数を終了し、計数結果
Kを演算部19に出力する。距離カウント部17はUP
/DOWNカウント部14からの測定スタート信号34
が入力されると測長器6からのパルス信号21を計数し
初め、位置検出部からの位置信号25が入力されると計
数を終了し、計数結果N1を演算部19に出力する。
【0037】距離カウント部18はUP/DOWNカウ
ント部14からの測定スタート信号34が入力されると
測長器6からのパルス信号22を計数し初め、位置検出
部からの位置信号25が入力されると計数を終了し、計
数結果N2を演算部19に出力する。
【0038】演算部19は距離カウント部17、18か
らの計数結果N1、N2から(c)式の処理を行い、移
動ミラー4の移動距離Lを計算するとともに移動距離L
と干渉縞カウント部からの干渉縞波形数から(d)式の
処理により被測定光の波長λを求め、被測定光の波長デ
ータを表示部20に出力する。
【0039】 L = (N1+N2) × 測長器分解能/2 ・・・(c) λ = L / K ・・・(d) 表示部20は演算部19からの被測定光の波長データ表
示する。
【0040】
【発明の効果】この発明の光波長計によれば、測長器の
距離較正を周波数安定化レーザ等により行い、波長測定
のスタート、ストップ間の距離精度を上げるとともにモ
ータ停止時に、モータの慣性力により生じる移動ミラー
の行き過ぎとベルトの弾性力により生じる移動ミラーの
戻りがある場合でも移動鏡ミラーの行き過ぎ量と戻り量
を測定して相殺し、測長器の距離較正を有効にすること
で、高確度な光波長計ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による光波長計の実施例を示す構成図
である。
【図2】図1に示した光波長計の検出部の詳細を示す構
成図である。
【図3】図2に示した各符号における波形図である。
【図4】従来技術による光波長計の構成図である。
【図5】測長器の距離精度特性図である
【符号の説明】 1 被測定光源 2 ビームスプリッタ 3 固定ミラー 4 移動ミラー 5 直動機構 6 測長器 7 プーリ 8 プーリ 9 ベルト 10 モータ 11 受光部 12 位置検出部 13 モータ制御部 14 UP/DOWNカウント部 15 検出部 16 干渉縞カウント部 17 距離カウント部 18 距離カウント部 19 演算部 20 表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定光の波長を干渉計を用いて測定す
    る光波長計において、 被測定光源(1) の光を2分岐するビームスプリッタ(2)
    を介して分岐された一方の被測定光を入射し、これをビ
    ームスプリッタ(2) に反射する移動ミラー(4)と、 移動ミラー(4) をモータ(10)により光軸方向に移動させ
    る線形移動機構(5) と、 スケールとセンサで構成され、移動ミラー(4) が動くと
    センサの距離分解能毎に位相が異なるパルス信号(21)と
    (22)を出力するとともに、スケールの中心をセンサが通
    過すると原点信号(35)を出力する測長器(6) と、 測長器(6) からの原点信号(35)をトリガにしてパルス信
    号(21)の波形数を任意数計数し、移動ミラー(4) が任意
    距離だけ移動したことを検出すると位置信号(25)を出力
    する位置検出部(12)と、 位置検出部(12)より位置信号(25)を入力するとモータ(1
    0)に反転信号(27)を出力するとともに、現在のモータ回
    転方向信号(26)を検出部(15)に出力するモータ制御部(1
    3)と、 モータ制御部(13)からの回転方向信号(26)と測長器(6)
    からのパルス信号(21)及び(22)から移動ミラー(4) が戻
    り状態にあることを検出し、検出信号(32,33)を出力す
    る検出部(15)と、 測長器(6) からのパルス信号(21)と検出部(15)からの検
    出信号(32,33) を入力することで、モータ(10)がモータ
    制御部(13)からの反転信号(27)を入力して停止する際に
    モータ(10)の慣性力により生じる移動ミラー(4) の行き
    過ぎ量とモータ(10)の停止時に生じる移動ミラー(4) の
    戻り量を計数するとともに、モータ(10)が回転方向を変
    えて回転する際に前記の行き過ぎ量と戻り量を逆算して
    モータ(10)に反転信号(26)が入力された位置まで移動ミ
    ラー(4) が進むと測定スタート信号を出力するUP/D
    OWNカウント部(14)とを有することを特徴とする光波
    長計。
  2. 【請求項2】 被測定光源(1) の光を2分岐するビーム
    スプリッタ(2) と、 ビームスプリッタ(2) から出力される一方の光をビーム
    スプリッタ(2) に再入力する固定ミラー(3) と、 ビームスプリッタ(2) で2分岐された他方の光をビーム
    スプリッタに再入力する移動ミラー(4) と、 移動ステージ部とガイドレール部で構成され、移動ミラ
    ー(4) を光軸方向に移動させる線形移動機構(5) と、 スケールとセンサで構成され、前記移動ミラー(4) が動
    くとセンサの距離分解能毎に位相が90゜異なるパルス
    信号(21)と(22)を出力するとともにスケールの中心をセ
    ンサが通過すると原点信号(35)を出力する測長器(6)
    と、 前記ガイドレール部の両端に配置されるプーリ(7) 、プ
    ーリ(8) と、 前記プーリ(7) 、(8)間に張られるとともに前記移動ス
    テージ部に接続されるベルト(9) と、 前記プーリ(8) を回転させてベルト(9) を光軸方向に動
    かすことにより移動ミラー(4) を線形移動させるモータ
    (10)と、 固定ミラー(3) からの光と移動ミラー(4) からの光の合
    成により生じる干渉光を光電変換する受光器(11)と、 測長器(6) からの原点信号(35)をトリガにしてパルス信
    号(21)の波形数を任意数計数して移動ミラー(4) が任意
    距離だけ移動したことを検出する位置検出部(12)と、 モータ(10)に反転信号(26)を出力するとともに現在のモ
    ータ回転方向を検出部(15)に出力するモータ制御部(13)
    と、 モータ(10)がモータ制御部(13)からの反転信号(27)を入
    力されて停止する際にモータ(10)の慣性力により生じる
    移動ミラー(4) の行き過ぎ量とモータ(10)の停止時にベ
    ルト(9)の弾性力により生じる移動ミラー(4) の戻り量
    を計数するとともにモータ(10)が回転方向を変えて回転
    する際に前記の行き過ぎ量と戻り量を逆算してモータ(1
    0)に反転信号(27)が入力された位置まで移動ミラー(4)
    が進むと測定スタート信号を出力するUP/DOWNカ
    ウント部(14)と、 モータ制御部(13)からの回転方向信号と測長器(6) から
    のパルス信号(21)及びパルス信号(22)から前記移動ミラ
    ー(4) がベルトの弾性力によって戻り状態にあることを
    検出する検出器(15)と、 移動ミラー(4) の移動で生じる干渉光の波形数を計数す
    る干渉縞カウント部(16)と、 測長器(6) から出力され位相が90゜異なる2つのパル
    ス信号(21)と(22)の波形数を計数する距離カウント部
    (17)、(18)と、 干渉縞カウント部(16)により計数した干渉光波形数と距
    離カウント部(17)と(18)により計数したパルス波形数か
    ら被測定光源(1) の波長を算出する演算部(19)と、 演算部(19)からの波長演算値を表示する表示部(20)とを
    有することを特徴とする光波長計。
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DE19506954A1 (de) 1995-08-31
US5486918A (en) 1996-01-23
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DE19506954C2 (de) 1997-09-18

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