JPH072384Y2 - スクータ型車両 - Google Patents

スクータ型車両

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JPH072384Y2
JPH072384Y2 JP667288U JP667288U JPH072384Y2 JP H072384 Y2 JPH072384 Y2 JP H072384Y2 JP 667288 U JP667288 U JP 667288U JP 667288 U JP667288 U JP 667288U JP H072384 Y2 JPH072384 Y2 JP H072384Y2
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JP
Japan
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type vehicle
fuel
oil
oil tank
fuel tank
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JP667288U
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雅史 横山
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスクータ型車両における燃料タンクとオイルタ
ンクの配設構造に関する。
(従来の技術) スクータ型車両では、操向ハンドルと座席との間に足載
せフロアが設けられる。
一方、このようなスクータ型車両では、従来、燃料タン
ク及びオイルタンクを上下方向に離間させて配設してい
る。
例えば、特開昭60-154969号公報では、燃料タンクの前
部を足載せフロアの下方に位置させ、後部を足載せフロ
アの後方で起立させてその上端に燃料注入口を設け、ま
た、この燃料注入口の上方で座席の下方に上下に縦長の
オイルタンクを配設し、その上部にオイル注入口を設け
ている。
(考案が解決しようとする課題) そのため従来のスクータ型車両はで、オイルタンクが足
載せフロアの上方に配設されるためその分車両の低重心
化を図れず、また、燃料注入口とオイル注入口とが上下
方向に大きく離間しているので清掃作業性及びメンテナ
ンス性に劣り、また、座席の下方に物入れを設ける場合
等にはオイルタンクが位置するため物入れの容量が小さ
くなる等の不都合があった。
本考案は前記事情に鑑み案出されたものであって、本考
案の目的は、車両の低重心化を図れ、また、清掃作業性
及びメンテナンス性に優れ、更には、座席の下方の物入
れを設ける場合等には物入れの容量を大きくできるスク
ータ型車両を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため本考案の構成は、 操向ハンドルと座席19との間に足載せフロア21が設けら
れるスクータ型車両1において、 燃料タンク41及びオイルタンク43を足載せフロア21の下
方に配設すると共に、 燃料タンク41及びオイルタンク43双方の注入口51、59
を、足載せフロア21の後方に並設した、 ことを特徴とする。
(作用) オイルタンク43は燃料タンク41と共に足載せフロア21の
下方に位置するため、車両の低重心化を図れる。
燃料注入口51とオイル注入口59は足載せフロア21の後方
に並設されるので、その清掃作業性、メンテナンス性に
優れる。
座席19の下方に物入れ27を設ける場合には、座席19の下
方にタンク類が位置しないので、物入れ27の容量を大き
くできる。
(実施例) 以下、本考案の好適一実施例を添付図面に従って説明す
る。
第1図はスクータ後部の要部断面図、第2図は燃料タン
ク及びオイルタンク部分の要部平面図、第3図は同・断
面正面図を示す。
1はスクータ型車両で、スクータ型車両1は不図示の前
輪と、後輪3を備え、スクータ型車両1の走行は動力ユ
ニット5により後輪3を駆動して行われる。
スクータ型車両1の車体フレーム7は、上下方向に延出
し上部でハンドルを支持する前パイプ9と、前パイプ9
の下端から二股状に延出する左右のフレームメンバー11
と、左右のフレームメンバー11間を連結するクロスメン
バー13、15、17等を備える。
座席19は左右のフレームメンバー11の後部上方に配設
し、ハンドルと座席19との間で左右のフレームメンバー
11の前部上に足載せフロア21を設ける。
足載せフロア21は前パイプ9と左右のフレームメンバー
11の前部上を覆うフロントカバー23により構成し、左右
のフレームメンバー11の前部下方はアンダーカバー25で
覆う。
座席19の下方で左右のフレームメンバー11の後部間には
物入れ27を設け、座席19は物入れ27上を開閉する如く揺
動自在に配設する。
座席19の下方で物入れ27の外側にはリヤカバー29を配設
し、リヤカバー29により物入れ27と、左右のフレームメ
ンバー11の後部と、後輪3の上方を覆う。リヤカバー29
は足載せフロア21の後部から上方に延出するカバー部分
29Aを備える。
動力ユニット5は実施例ではエンジンとミッション等か
らなる。
動力ユニット5は前部をリンク機構31、プレート33を介
して左右のフレームメンバー11の中間部に連結し、左側
のフレームメンバー11後部と動力ユニット5後部間に緩
衝器35を介設する。
37はサイドスタンド、38はメインスタンドで、サイドス
タンド37は足載せフロア21の下方で車体フレーム7の左
側部に配設する。
第2図に示すように燃料タンク41とオイルタンク43は足
載せフロア21の下方に並設し、オイルタンク43は、第2
図の斜線の部分で足載せフロア21の下方に位置する。
又、第3図に示すように、燃料タンク41とオイルタンク
43の左右側方と下方はフロントカバー23の側面部とアン
ダーカバー25により覆い、図中45はアンダーガードを示
す。
燃料タンク41は左右のフレームメンバー11間にわたって
配設し、燃料タンク41は左右の縁部47を左右のフレーム
メンバー11上の取付片49に取着することで取付ける。
燃料タンク41の後部の右部分はカバー部分29Aの後方で
上方に膨出させ、該部分に燃料供給口51を設け、燃料供
給口51にキャップ53を取着する。
燃料タンク41の後部の左角部には凹所55を設け、オイル
タンク43はこの凹所55に配設する。
オイルタンク43の後部の右部分にはカバー部分29Aの後
方で上方に突出する筒部57を形成し、筒部57の上端にオ
イル注入口59を設け、オイル注入口59にキャップ61を取
着し、第2図において63はオイルレベルゲージを示す。
実施例では筒部57にオイル溜め用の凹状の受け皿131を
固定し、この受け皿131に、車体側端の前記プレート33
に沿いメインスタンド38の近傍で地面に向けて開口する
チューブ133を連結している。
前記カバー部分29Aの下部左右には燃料供給口51とオイ
ル注入口59に対応させて窓65、67を夫々設け、窓65、67
には開閉自在に蓋体69、71を取着する。
燃料タンク41は燃料ポンプ75を介して気化器77に接続
し、オイルタンク43は管体79を介してオイルポンプ81に
接続する。尚第1図において、76はストレーナ、83はス
ロットルケーブル、85はオイルポンプ81の操作ケーブル
を示す。
第4図は燃料ポンプの断面側面図、第5図は同・要部断
面平面図を示す。
燃料ポンプ75は燃料タンク41に管体101を介して接続さ
れた流入室103と、管体105を介して気化器77側に接続さ
れた流出室107と、流入室103と流出室107を一方向弁10
9、111を介して接続する加圧室113の三つの流体室を備
える。加圧室113には管体115によりエンジン側と接続さ
れエンジンの負圧により作動するダイアフラム117を配
設し、ダイアフラム117の作動により夫々一方向弁109、
111を開閉させ、燃料タンク41側から気化器77側に燃料
を供給する。尚、第4図において、119は流入室103の一
側と流出室107の一側を画成するダイアフラム、121はリ
リーフ弁を示す。
実施例では前記ダイアフラム117、119を樹脂材により形
成している。また、ダイアフラム117、119は第6図に示
すように、夫々ケーブル123の合せ部分により室側に突
出する張り出し部125′を有するゴムシール125を介して
挟みケース123に取付けており、ゴムシール125で挟むこ
とでダイアフラム117、119の耐久性を高めている。ま
た、リリーフ弁121のスプリング装入用孔131と、流入室
103のインレットパイプ装入用孔133を同一軸心上で同一
径で形成し、双方の孔131、133の同時加工を行えるよう
にしている。
次に作用について説明する。
オイルタンク43は燃料タンク41と共に足載せフロア21の
下方に位置するため、従来の如く座席19の下方にオイル
タンク43が位置する場合に比べて車両の低重心化を図れ
る。
また、燃料注入口51とオイル注入口59はカバー部分29A
の後方で左右に並設さえており、従って、燃料とオイル
の注入作業等は簡易迅速になされ、清掃作業性やメンテ
ナンス性に優れる。
また、座席19の下方に物入れ27を設ける場合等には、座
席19の下方には従来の如くオイルタンク43が位置せず、
従って、物入れ27の容量を大きくできる。
また、足載せフロア21の下方に燃料タンク41及びオイル
タンク43を配設したので、燃料タンク41及びオイルタン
ク43と動力ユニット5間を接続する管体79、105、115は
動力ユニット5の揺動中心であるリンク機構31近傍を通
り、従って、動力ユニット5の揺動に対処するための管
体部分の長さを短縮でき、各管体79、105、115の全長を
短縮できる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案によれば、車両の
低重心化を図れ、また、燃料タンクとオイルタンクの注
入口を足載せフロアの後方に並設したので、清掃作業
性、メンテナンス性に優れるスクータ型車両を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はスクータ後部の要部断面図、第2図は燃料タン
ク及びオイルタンク部分の要部平面図、第3図は同・断
面正面図、第4図は燃料ポンプの断面側面図、第5図は
同・要部断面平面図、第6図はダイアフラムの取付け状
態を示す拡大断面図である。 尚図中1はスクータ型車両、3は後輪、5は動力ユニッ
ト、19は座席、21は足載せフロア、41は燃料タンク、43
はオイルタンク、51は燃料注入口、59はオイル注入口で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操向ハンドルと座席との間に足載せフロア
    が設けられるスクータ型車両において、 燃料タンク及びオイルタンクを足載せフロアの下方に配
    設すると共に、 燃料タンク及びオイルタンク双方の注入口を、足載せフ
    ロアの後方に並設した、 ことを特徴とするスクータ型車両。
JP667288U 1988-01-22 1988-01-22 スクータ型車両 Expired - Lifetime JPH072384Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP667288U JPH072384Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 スクータ型車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP667288U JPH072384Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 スクータ型車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01111087U JPH01111087U (ja) 1989-07-26
JPH072384Y2 true JPH072384Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=31211035

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JP667288U Expired - Lifetime JPH072384Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22 スクータ型車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2530849Y2 (ja) * 1989-09-29 1997-04-02 スズキ株式会社 スクータ型車両用2サイクルエンジンの潤滑装置

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Publication number Publication date
JPH01111087U (ja) 1989-07-26

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